JP2005205830A - ネットワーク・プリンタ群からなる省電力システムおよびネットワーク・プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 同一ネットワーク上における複数のネットワーク・プリンタ間で各々の使用頻度レベル情報を交換する事で最小使用頻度レベルのプリンタを省電力モードに移行する省電力環境を目的とする。
【解決手段】 ネットワーク・プリンタにて使用頻度レベル登録・確認・比較、稼動停止移行、起動タイマ、代替応答、の各手段から構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、同一のネットワーク上に接続されたプリンタおよびプリンタ群において、複数のネットワーク・プリンタを有するシステムとしての省電力環境を提供するものである。
従来、ネットワーク上に接続されたプリンタおよびプリンタ群は、各々に省電力機能を有しており、各プリンタに与えられた仕様で独自に省電力モードとしてスリープ状態への移行を行なっていた。
またクライアント・コンピュータ上で稼動するアプリケーションにより、各プリンタの状態監視を行ない、アプリケーションからのプリンタへの省電力動作移行指示にて省電力制御が行なわれている場合もあった(特許文献1参照)。
特開2000−218894号公報
しかしながら、上記従来例では次のような欠点があった。
ネットワーク上で各々のプリンタが各々独自の仕様で省電力モードへの移行が行なわれる場合には、その各プリンタ間の使用頻度の差異が鑑みられず、システムとしての最適な省電力が行なわれていなかった。
またサーバやクライアント・コンピュータで各プリンタの省電力モード制御のためのアプリケーションを動作する場合には、専用のサーバやクライアント・コンピュータの設置・運用が必要であり、クライアント・コンピュータでは本来の使用の有無に関わらず24時間動作させる必要があるという欠点も生じていた。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、同一ネットワーク上における複数のネットワーク・プリンタ間で各々の使用頻度レベル情報を交換する事で最小使用頻度レベルのプリンタを省電力モードに移行する省電力環境を目的とする。
本発明によれば、ネットワーク上に接続されたプリンタおよびプリンタ群において、複数のネットワーク・プリンタを有するシステムとしての省電力環境を最適化する。
(1)ネットワーク・プリンタは、サーバまたはクライアント・コンピュータから得られたネットワーク上のプリンタの時刻毎のスリープ・レベルを比較する。
(2)ネットワーク・プリンタは、サーバまたはクライアント・コンピュータから得られたパラメータであるクライアント情報(優先値)と算出式を元に、クライアント毎の印刷量と時刻情報から、時刻毎の使用頻度をスリープ・レベルとして算出・更新し、ネットワーク上の他のプリンタと比較する。
(3)ネットワーク・プリンタは、ネットワーク上のプリンタのスリープ・レベルとして使用頻度レベルが最小であると判定した場合に省電力モードとして稼動停止(スリープ)状態に移行する。この際にネットワーク上の他の稼動プリンタ(群)に状態、及び起動予定時刻を通知する。
(4)稼動中のネットワーク・プリンタは、稼動停止(スリープ)状態にあるプリンタに対する応答要求(印刷指示等)がある際には、応答要求を発行した機器に対しての応答として該当プリンタの状態(印刷不可、起動時刻)および自プリンタ状態(代行印刷の可否)を通知する。
すなわち、本発明の技術内容は以下の構成を備えることにより前記課題を解決できた。
(1)サーバおよびサーバ群とクライアント・コンピュータおよびコンピュータ群とネットワーク・プリンタ群が接続されたネットワーク・システムにおいて、スリープ・レベル情報としての使用頻度・時刻相関情報を格納する手段、前記ネットワーク上のプリンタ(群)に対してスリープ・レベル情報を問い合わせる手段、前記ネットワーク上のプリンタ(群)のスリープ・レベル問い合わせに応答する手段、前記ネットワーク上のプリンタ(群)のスリープ・レベル値を比較・判定する手段、省電力モードとしての稼動停止(スリープ状態)に移行する手段、また省電力モードとしての稼動停止(スリープ状態)から自動起動する手段、を設けた事を特徴とするネットワーク・プリンタ群からなる省電力システム。
(2)前記(1)に記載のネットワーク・プリンタおよびプリンタ群において、前記サーバまたはクライアント・コンピュータから各プリンタのスリープ・レベル情報としての使用頻度・時刻相関情報を受け取る手段、前記サーバまたはクライアント・コンピュータから得た前記スリープ・レベル情報を格納する手段、を設けたことを特徴とするネットワーク・プリンタ。
(3)前記(1)に記載のネットワーク・プリンタおよびプリンタ群において、個々のプリンタにおけるクライアント毎の印刷量と時間相関情報を検出・格納する手段、前記サーバまたはクライアント・コンピュータから各スリープ・レベル情報としての使用頻度・時刻相関情報を算出するための、パラメータとしてクライアント毎の優先値、及びスリープ・レベル算出式を受け取る手段、前記サーバまたはクライアント・コンピュータから得た前記クライアント毎の優先値と算出式を元に当該プリンタのスリープ・レベル情報を算出・更新・格納する手段、を設けたことを特徴とするネットワーク・プリンタ。
(4)前記(1)に記載のネットワーク・プリンタおよびプリンタ群において、省電力モードとしての稼動停止(スリープ)状態から起動する手段として、起動時刻を設定し設定時刻に電源を入れる事でプリンタを稼動状態に移行するタイマ、を設けた事を特徴とするネットワーク・プリンタ。
(5)前記(1)に記載のネットワーク・プリンタおよびプリンタ群において、ネットワーク上のサーバ(群)、クライアント・コンピュータ(群)、ネットワーク・プリンタ(群)に対して、省電力モードとしての稼動停止(スリープ)状態に移行する事をネットワークを介して通知する手段、を設けた事を特徴とするネットワーク・プリンタ。
(6)前記(1)に記載のネットワーク・プリンタおよびプリンタ群において、ネットワーク上のサーバ(群)、クライアント・コンピュータ(群)、から省電力モードの稼動停止(スリープ)状態にあるプリンタへの応答要求を検出する手段、応答要求を発行したサーバ(群)、クライアント・コンピュータ(群)に対しての代行応答として、稼動停止プリンタおよび自プリンタの動作状態の通知を行なう手段、を設けた事を特徴とするネットワーク・プリンタ。
本発明によれば、ネットワーク・プリンタ同士によりスリープ・レベル情報である使用頻度の比較を行なう事で、ネットワーク・プリンタ・システムとしての最適な省電力環境が整備できる。またネットワーク上のサーバ、クライアント・コンピュータの介在する事なしでシステムの構築を図れる事により省電力システムの導入・運用負荷を軽減できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明するものである。
図1は、本実施例において省電力モードとしての稼動停止(スリープ)状態に入るネットワーク・プリンタの動作を示すフローチャートである。
S101においてネットワーク上のプリンタが起動して、S102の印刷待機に入る。この印刷待機状態では、印刷指示(S103)があった場合には、印刷処理(S104)を行なった後に、印刷ジョブに関する情報としてユーザ情報及び印刷量をプリンタ内に格納(S105)して、待機に戻る。またサーバ、クライアント・コンピュータからのスリープ設定(S106)があった場合にはスリープ設定処理(S107)を行なう。このスリープ設定は、当該プリンタのスリープ・レベル(本実施例では各プリンタの使用頻度・時刻相関テーブルまたはスリープ・レベルを算出するためのパラメータと算出式)の登録やスリープ・モードの稼動・停止が設定される。この印刷待機にてスリープ・レベル判定に移行するか否かの判定を行なうのがS108である。このタイミングは、印刷指示がないままに一定時間が経過した場合や、ある一定時間内における印刷処理頻度が少ない事、ネットワーク上の稼動クライアント・コンピュータの数、印刷履歴および時刻から前記当該プリンタの使用予測が少ない、といった要因から判断される。
ここでスリープ・レベル判定(S109)へと移行して、S110のスリープ・レベル判定が開始、省電力モードに移行するプログラムが起動される。この起動は図5のシーケンス図においてはネットワーク・プリンタ1の動作として行われている。
本実施例では、まず最初にS111にて前記プリンタにて登録(認識)されているクライアントに対してネットワーク上で稼動中であるか否か、印刷要求の有無を再度確認しているが、前記S108で全て行なっても良い。ここでのクライアント接続情報を元にスリープ・レベルの算出を行ない、このレベル値を元に同じネットワーク上に存在する他のプリンタに対してスリープ・レベル問い合わせが発信される(S112)と、他のネットワーク・プリンタ、図5のシーケンス図におけるプリンタ2および3は自プリンタ宛の問い合わせかどうかを判別して、自アドレス宛であれば自プリンタに登録されているスリープ・レベルを問い合わせ要求を行なったプリンタに対して返信する。問い合わせたプリンタは他のプリンタのスリープ・レベルを受信して(S113)、一定時間内で同一ネットワーク上で稼動する全てのプリンタからの返信が来る事を確認して(S114)、スリープ・レベルの判定を行なう(S115)。ここでスリープ・レベルが他のプリンタのレベルに優先しない場合には、稼動停止(スリープ)状態には移行せず、印刷待機に戻る(S119)。もしスリープ・レベルが他のプリンタのレベルに比較して優先度が最大である場合には稼動停止(スリープ)状態に移行するために、起動タイマの起動予定時刻を設定して(S116)、スリープ・レベルを問い合わせたプリンタおよび同一ネットワーク上の機器に対して、稼動停止(スリープ)状態への移行、および起動設定時刻を通知(S117)して稼動を停止(スリープ)する(S118)。
このタイマに設定した起動時刻になった際(S120)には、タイマからの指示にてプリンタが自動起動して(S121)、同一ネットワーク上に対して起動を通知(S122)して印刷待機に戻る(S123)。
ここではタイマに設定した時刻での起動を行なっているが、プリンタのパネルでの操作による起動も可能であり、この場合にも同一ネットワーク上の機器に対しての起動通知を行なう。
図2は、図1におけるフローチャートを補足するもので、スリープ・レベル・テーブルの更新(S201〜S206)、スリープ・レベル算出(S211〜S216)、起動時刻算出(S221〜S227)を示したものである。まずスリープ・レベル・テーブルは、本実施例では図4に示す使用頻度・時刻相関を用いて実現しており、図1のスリープ設定処理(S107)で当該テーブルの更新が行なわれる。ここでスリープ・レベルのためのパラメータとして、クライアント優先値と使用頻度レベル判定値が設定されている。ここでは当該プリンタに格納されているユーザ・印刷量・時刻情報から各時刻帯毎に(クライアントの印刷量*クライアント優先値)を集計し(S202)、使用頻度レベル判定値を元に判定(S203)して0〜5までのレベル値としてスリープ・レベル・テーブルに格納する事で当テーブルを更新(S204)している。全ての曜日・時刻帯について更新が行なわれれば(S205)、本テーブルの更新は完了する(S206)。ここで使用する本パラメータおよび算出方法は、プリンタ上のファームウエアとしてネットワークやFD等各種メディアにより提供されるものである。
次のスリープ・レベル算出(S211〜S216)は、図1におけるS111の動作を詳細に説明するものである。スリープ・レベル・テーブルを元にスリープ・レベル・判定が開始されると、判定時点でのスリープ・レベルの算出を行なう。まずS212にてネットワーク上で稼動するクライアントを確認、稼動する全クライアントについて(クライアント毎の優先値*当時刻帯での印刷量)を集計して(S213,S214)、当該時刻帯のスリープ・レベル値を算出する(S215)。図1において各プリンタ1から3は、ここで説明した当該時刻帯のスリープ・レベル値を元に比較している。
最後の起動時刻(Tw)の算出(S221〜S227)は、図1の起動タイマのセット(S116)で用いる起動時刻を算出する一例を示したものである。まず、スリープ判定を行なう時刻帯Tsからそれ以降の時刻帯Ts+nのレベル値に関してS223にてスリープ・レベル閾値Lth1と比較し、閾値Lth1より大ならその時刻を起動時間Twとして設定する(S226)。またスリープ判定を行なう時刻から以降の時刻帯のレベル値を積算して積算スリープ・レベル閾値Lth2を越えた時点においてもその時刻を起動時間Twとして設定する(S226)。
L(Ts):スリープ判定を行なっている時刻帯Tsのスリープ・レベル値
L(Ts+N):Ts以降の時刻帯のスリープ・レベル値(N=0〜)
Lth1:スリープ・レベル閾値
Lth2:積算スリープ・レベル閾値
Tw:起動時刻
図3は、本実施例におけるスリープ・レベル設定パラメータを示したもので、各プリンタ毎に、クライアントの優先値、使用頻度レベルの判定値を持っている。ここではスリープ・レベルとしての使用頻度を0から5までとして判定するものとして、図2で説明したスリープ・レベル・テーブル更新で使われている。
図4は、本実施例におけるスリープ・レベル・テーブルとして使用頻度・時刻相関情報を登録した表を示したものである。各々プリンタ1から3は自らのスリープ・レベル情報を保持しており、クライアント・コンピュータからの通知、あるいはクライアント・コンピュータからのパラメータと算出方法を使ってのテーブルの生成・更新、操作パネルからの設定、などによりスリープ・レベル・テーブルを登録するものである。ここではレベル値を0〜5で表しており、0が最小使用頻度、5が最高使用頻度を意味する。また、時刻情報については各曜日毎に2時間の時間帯でスリープ・レベル・テーブルを構成しているが、レベル値、時刻、時間帯は様々に定義する事ができるものであり、本実施例が実現される同一ネットワークで一意的に定められるものである。
図5は、本実施例における、クライアント・コンピュータとネットワーク・プリンタ、ネットワーク・プリンタ同士のシーケンスの一例を表現した図である。
クライアント・コンピュータはネットワーク・プリンタ(群)に省電力モードの開始する指示を送り、その際にスリープ・レベル情報として図4の使用頻度・時刻相関テーブル、または図3の使用頻度・時刻電力レベル情報を算出するためのパラメータおよび算出方法を通知する。ネットワーク・プリンタではこのスリープ・レベル情報(使用頻度・時刻相関レベル情報あるいはパラメータと算出方法)を得た時点で、ネットワークに対する省電力モードへの移行要因として、印刷指示がない時間の計測、一定時間内における印刷処理頻度、ネットワーク上の稼動クライアント・コンピュータの数、印刷履歴および時刻から前記当該プリンタの使用予測といった要因の監視を始める。
また、この監視の最中にクライアント・コンピュータからのスリープ・レベル(使用頻度・時刻相関レベル情報あるいはパラメータと算出方法)情報の更新があった場合には、受信した新しい情報でプリンタのメモリ上に格納してあるスリープ・レベル・テーブルを更新する。ここではクライアント・コンピュータからの省電力モードへの移行やスリープ・レベル情報の登録が行なわれているが、プリンタ内部のクライアント・印刷量・時刻情報を使って、クライアント・コンピュータからの制御を受けないでスリープ・レベルとしての使用頻度・時刻相関情報の作成・更新、更に省電力モードへの移行に入る事も可能である。
次にネットワーク・プリンタ1が稼動停止(スリープ)状態への移行する場合には、他のネットワーク・プリンタ(ここでプリンタ2とプリンタ3)に対してスリープ・レベル問い合わせを行ない、各プリンタからのスリープ・レベルを受け取る。スリープ・レベル問い合わせ要求したプリンタ1では受け取った他のプリンタのスリープ・レベルより自レベルが優先すると判断すると、プリンタ2および3、ネットワーク上にあるクライアント・コンピュータに対して、稼動停止(スリープ)状態への移行と起動時刻を通知して、稼動停止(スリープ)になる。プリンタ1からのスリープ通知を受けたプリンタ2およびプリンタ3は、プリンタ1宛のパケットも監視するモードに入る。ここでスリープ状態にあるプリンタ1への応答要求(印刷指示)があった場合には、プリンタ2およびプリンタ3は、プリンタ1への応答要求(印刷指示)を発行したクライアント・コンピュータに対してプリンタ1の状態(スリープ)通知と起動時刻、自プリンタ状態(印刷の可否)を返信する。ここでクライアント・コンピュータからの印刷指示を受けた場合には、プリンタ1に代わって印刷を行なう事も可能である。
プリンタ1が設定・通知した起動時刻になった際には、プリンタ1ではタイマからの稼動指示で電源が入る事でプリンタ動作を開始し、まず起動通知をプリンタ2、プリンタ3およびクライアント・コンピュータに送り、印刷待機状態に戻る。また、プリンタ2、プリンタ3では起動時刻またはプリンタ1からの起動通知を受け取るとプリンタ1宛のデータ・パケット監視も止める。
この作業は、当該プリンタのパネルからの省電力モード停止操作か、クライアント・コンピュータからの省電力モード停止通知が来るまで続けられる。
図6は、本実施例における一般的なネットワーク構成、すなわちサーバ(群)とクライアント・コンピュータ(群)とネットワーク・プリンタ(群)を示した図であり、サーバ601、クライアント・コンピュータ602、ネットワーク・プリンタ603〜605はネットワーク606で接続されている。このネットワーク606はゲートウェイ607で外部ネットワーク、ここではインターネットもしくはイントラネット608に接続されている。図1におけるネットワーク・プリンタの動作は本図におけるネットワーク・プリンタ603〜605での動作を示したものである。
図7は、図6におけるネットワーク・プリンタ603〜605の内部構成の一例である。
LAN701はネットワークの一例であり、本実施例では図6におけるネットワーク606と同等である。このLAN701上を流れるデータ・パケットは、LANインターフェース702で受信され、内部バス706を介してCPU705にて解読される。メモリ703はCPUのプログラムやデータ領域として使用されるとともに、LAN701から得られたデータ・パケットを格納するのにも用いられる。またスリープ・レベル情報、ここでは使用頻度レベル・テーブル情報704として本メモリ703に格納されている。
本ネットワーク・プリンタで印刷処理が行われる際には、印刷データはプリンタ・エンジン・インターフェース707を介してプリンタ・エンジン708に送られて印刷される。
本プリンタでは電源709にてAC電源710からの電力をプリンタ内の各モジュールに電源供給線711で供給している。また電源709は起動タイマ713からの稼動・停止指示信号712により起動・停止動作への移行を行なう。起動タイマ713は電源709またはバッテリー714からの電源供給を受けて動作するものであり、CPU705から起動時刻など設定を行なう事ができる。
なお、ネットワーク・プリンタは種々の構成を取り得るので図7はあくまでも一例である。
図8は、クライアント・コンピュータの表示画面の一例である。
図5のシーケンス図でネットワーク・プリンタ1に対する応答要求(印刷指示)を発行した際に、プリンタ2およびプリンタ3からの応答を受けて、プリンタ1は完全休止状態で印刷不可、プリンタ2はプリンタ・エンジンが省電力状態で印刷開始まで1分を要する、プリンタ3は完全稼動状態で即時印刷可能である事を示している。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のCPUやMPUが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する事になる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
またCPUやMPUが読み出したプログラムコードを実行する事によって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、OSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体から、通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
本実施例のネットワーク・プリンタの動作を示すフローチャート 本実施例のネットワーク・プリンタの動作の一例を示すフローチャート 本実施例において登録する設定パラメータの一例を示した図 本実施例におけるスリープ・レベル・テーブルの一例を示した図 本実施例におけるクライアント・コンピュータ、ネットワーク・プリンタ間、のシーケンスの一例を示す図 本実施例におけるサーバ、クライアント・コンピュータ、ネットワーク・プリンタのネットワーク構成を示した図 本実施例のネットワーク・プリンタの内部構成の一例を示した図 本実施例におけるクライアント・コンピュータのモニタ画面の一例を示す図
符号の説明
601 サーバ
602 クライアント・コンピュータ
603〜605 ネットワーク・プリンタ
701 LAN
702 LANインターフェース
703 メモリ
704 使用頻度レベル・テーブル
705 CPU
706 内部バス
707 プリンタ・エンジン・インターフェース
708 プリンタ・エンジン
709 電源
713 起動タイマ
714 バッテリー(タイマ用)
801 クライアント・コンピュータ・モニタ

Claims (6)

  1. サーバおよびサーバ群とクライアント・コンピュータおよびコンピュータ群とネットワーク・プリンタ群が接続されたネットワーク・システムにおいて、
    スリープ・レベル情報としての使用頻度・時刻相関情報を格納する手段、
    前記ネットワーク上のプリンタ(群)に対してスリープ・レベル情報を問い合わせる手段、
    前記ネットワーク上のプリンタ(群)のスリープ・レベル問い合わせに応答する手段、
    前記ネットワーク上のプリンタ(群)のスリープ・レベル値を比較・判定する手段、
    省電力モードとしての稼動停止(スリープ状態)に移行する手段、
    また省電力モードとしての稼動停止(スリープ状態)から自動起動する手段、
    を設けた事を特徴とするネットワーク・プリンタ群からなる省電力システム。
  2. 前記請求項1に記載のネットワーク・プリンタおよびプリンタ群において、
    前記サーバまたはクライアント・コンピュータから各プリンタのスリープ・レベル情報としての使用頻度・時刻相関情報を受け取る手段、
    前記サーバまたはクライアント・コンピュータから得た前記スリープ・レベル情報を格納する手段、
    を設けたことを特徴とするネットワーク・プリンタ。
  3. 前記請求項1に記載のネットワーク・プリンタおよびプリンタ群において、
    個々のプリンタにおけるクライアント毎の印刷量と時間相関情報を検出・格納する手段、
    前記サーバまたはクライアント・コンピュータから各スリープ・レベル情報としての使用頻度・時刻相関情報を算出するための、パラメータとしてクライアント毎の優先値、及びスリープ・レベル算出式を受け取る手段、
    前記サーバまたはクライアント・コンピュータから得た前記クライアント毎の優先値と算出式を元に当該プリンタのスリープ・レベル情報を算出・更新・格納する手段、
    を設けたことを特徴とするネットワーク・プリンタ。
  4. 前記請求項1に記載のネットワーク・プリンタおよびプリンタ群において、
    省電力モードとしての稼動停止(スリープ)状態から起動する手段として、
    起動時刻を設定し設定時刻に電源を入れる事でプリンタを稼動状態に移行するタイマ、
    を設けた事を特徴とするネットワーク・プリンタ。
  5. 前記請求項1に記載のネットワーク・プリンタおよびプリンタ群において、
    ネットワーク上のサーバ(群)、クライアント・コンピュータ(群)、ネットワーク・プリンタ(群)に対して、省電力モードとしての稼動停止(スリープ)状態に移行する事をネットワークを介して通知する手段、
    を設けた事を特徴とするネットワーク・プリンタ。
  6. 前記請求項1に記載のネットワーク・プリンタおよびプリンタ群において、
    ネットワーク上のサーバ(群)、クライアント・コンピュータ(群)、から省電力モードの稼動停止(スリープ)状態にあるプリンタへの応答要求を検出する手段、
    応答要求を発行したサーバ(群)、クライアント・コンピュータ(群)に対しての代行応答として、稼動停止プリンタおよび自プリンタの動作状態の通知を行なう手段、
    を設けた事を特徴とするネットワーク・プリンタ。
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