JP2005205121A - 携帯用噴射注入具 - Google Patents

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將人 竹下
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Abstract

【課題】 薬液や潤滑剤を人の特定部位である女性の性器や人の肛門に噴射(ジェット噴射を含む)してその部位を洗浄すると共に必要に応じてその内部に直接注入することができ、且つ病気の感染や衛生面を考慮した携帯用噴射注入具を提供すること。
【解決手段】 先端に形成された噴射ノズル11、薬液や潤滑剤を収容する装填部15及び当該装填部15に隣接する空間部13を有するシリンダー1と、前記シリンダー1内において装填部15に充填された薬液や潤滑剤を封止するピストン部5と、前記シリンダー1の内部に挿入され且つ押し込み力が生じればピストン部5を噴射ノズル11に向かって移動させる押し込み棒7とから成り、シリンダー1の長手部の内周面に係止突起19を、押し込み棒7の外周面に係止突起14’を、それぞれ備え、シリンダー1に押し込み棒7が移動不能となるまで押し込まれたときに両方の係止突起19,14’相互の係止によりシリンダー1に対して押し込み棒7が抜け止め状態になる。
【選択図面】 図2

Description

この発明は、薬液や潤滑剤の注入具に関するもので、特に、その内部の装填部に予め装填した所定の薬液や潤滑剤を人の特定部位である女性の性器や人間の肛門に噴射(圧力をうけて、ゆっくりと流れ出るものから勢い良く飛び出すものまで含む、ジェット噴射を含む)してその部位を洗浄し、必要に応じて膣内や肛門内に薬液や潤滑剤を直接注入することができる携帯用噴射注入具に関するものである。
なお、上記薬液には避妊剤、麻酔剤、浣腸剤、解熱剤等があり、潤滑剤には潤滑ローション、潤滑ジェル、潤滑ゼリー等があり、目的に応じて選択される。
現代は生活が複雑で、且つ忙しい日々が続く社会になってきている。こうした現代を過ごしていくため、生活人の忙しい日々を解決する器具が多く開発され使用されてきた。
それにもかかわらず、衛生や人の特定部位に関わり、女性の避妊や治療薬の人体内挿入のための簡便な器具の開発はまだ不十分であるといえる。即ち、女性の性器や膣周辺の衛生、避妊薬液の挿入、人の肛門周囲の清潔を保つことは、疾病予防のために非常に大切であるにもかかわらず、女性用避妊薬や肛門に注入する浣腸薬等、所定の薬液注入は直接人の手でなされてきた。このような作業は非常にわずらわしく容易ではない。
よく知られているように、女性の性器や膣、人の肛門は非常に敏感で弱い部分なのでかなりの注意が必要である。特に、女性の性器や膣内には、性交のための潤滑剤及び避妊薬、性病の治療や予防のための薬液の注入、肛門内の所定の浣腸薬等の注入にはさらに注意が必要である。
しかしながら、女性の性器や人の肛門を効果的に洗浄し、その内部に所定の薬液を注入する簡単で安全な器具が未だに開発されていないのが実情である。
ところで、この種の薬液注入器具としては、例えば特許文献1において開示されている。この薬液注入具は、先端に潤滑液流出口が形成されたプラスチックシリンダーを備えると共に前記シリンダ−内に設けた押し込み棒を潤滑液流出口に向かって押し込む形式を採用しており、前記シリンダーの先端に充填した潤滑液を潤滑液流出口から流出させるようにしたものである。よって、これを用いると容易に女性性器に潤滑剤が塗布できる。
しかしながら、上記薬液注入具は、一度使用したものがそのまま再度使用することが可能であるが故に、再使用された場合には不衛生であり、病気が感染する可能性があるという問題がある。
特開2001−187151号
そこで、この発明では、薬液や潤滑剤を人の特定部位である女性の性器や人の肛門に噴射してその部位を洗浄すると共に必要に応じて内部に直接注入することができ、且つ病気の感染や衛生面を考慮した携帯用噴射注入具を提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明の携帯用噴射注入具は、女性の性器及び人の肛門の洗浄や、これらの内部に薬液や潤滑剤を噴射注入する器具であって、先端に形成された噴射ノズル、薬液や潤滑剤を収容する装填部及び当該装填部に隣接する空間部を有するシリンダーと、前記シリンダー内において装填部に充填された薬液や潤滑剤を封止するピストン部と、前記シリンダーの内部に挿入され且つ押し込み力が生じればピストン部を噴射ノズルに向かって移動させる押し込み棒とから成り、シリンダーの長手部の内周面に係止突起を、押し込み棒の外周面に係止突起を、それぞれ備え、シリンダーに押し込み棒が移動不能となるまで押し込まれたときに両方の係止突起相互の係止によりシリンダーに対して押し込み棒が抜け止め状態になる。
(請求項2記載の発明)
この発明の携帯用噴射注入具は、上記請求項1記載の発明に関し、シリンダーに対して押し込み棒が抜け止め状態になるタイミングを、シリンダーに押し込み棒の全体が収容されるまで押し込まれたときに設定してある。
(請求項3記載の発明)
この発明の携帯用噴射注入具は、女性の性器及び人の肛門の洗浄や、これらの内部に薬液や潤滑剤を噴射注入する器具であって、先端に形成された噴射ノズル、薬液や潤滑剤を収容する装填部及び当該装填部に隣接する空間部を有するシリンダーと、前記シリンダー内において装填部に充填された薬液や潤滑剤を封止するピストン部と、前記シリンダーの内部に挿入され且つ押し込み力が生じればピストン部を噴射ノズルに向かって移動させる押し込み棒とから成り、シリンダーの長手部の内周面に係止突起を、押し込み棒の外周面に係止突起を、それぞれ備え、前記ピストン部をエラストマーで構成すると共に噴射ノズルの対向するピストン部分を破れやすくすべく薄肉としてある。
(請求項4記載の発明)
この発明の携帯用噴射注入具は、上記請求項3記載の発明に関し、押し込み棒の上端から下端にかけて、中空としてある。
(請求項5記載の発明)
この発明の携帯用噴射注入具は、女性の性器及び人の肛門の洗浄や、これらの内部に薬液や潤滑剤を噴射注入する器具であって、先端に形成された噴射ノズル、薬液や潤滑剤を収容する装填部及び当該装填部に隣接する空間部を有するシリンダーと、前記シリンダー内において装填部に充填された薬液や潤滑剤を封止するピストン部と、前記シリンダーの内部に挿入され且つ押し込み力が生じればこれの先端に取り付けられたピストン部を噴射ノズルに向かって移動させる押し込み棒とから成り、押し込み棒によりピストン部を噴射ノズル又はその近傍まで押し込んだ後に押し込み棒を引き抜いたときには、ピストン部はシリンダーの内壁との係止により前記噴射ノズル又はその近傍で残留している。
この発明の携帯用噴射注入具では、薬液や潤滑剤を人の特定部位である女性の性器や人の肛門に噴射してその部位を洗浄すると共に必要に応じて内部に直接注入することができ、且つ病気の感染が起こらず又、衛生的である。
以下にこの発明の携帯用噴射注入具を実施するための最良の形態としての実施例について詳細に説明する。
図1はこの実施例の携帯用噴射注入具の分解斜視図、図2は前記携帯用噴射注入具の先端側部の断面図、図3は前記携帯用噴射注入具の作動を示す断面図を示している。
(この携帯用噴射注入具10の基本的構成について)
この携帯用噴射注入具10は、図1に示すように、先端部に噴射ノズル11を有するシリンダ−1内にピストン部5を内装してあり、前記ピストン部5を押し込み棒7により後端部から噴射ノズル11へ押し込み移動させるようにして薬液や潤滑剤 (以下、薬液等という)を噴射ノズル11から噴射させるようにするものである。
(シリンダー1の構成について)
シリンダ−1は、図1や図2に示すように、先端部が断面円形又は楕円形状の挿入部2と、前記挿入部2から延設された直線状の長手部3と、前記長手部3の後端部の漏斗状部8とを具備しており、噴射ノズル11から後端部に到る全長にわたって同じ径の空洞が形成されていると共に長手部3と後端側部分には薬液等が注入されたゲル状のカプセル4が収容される装填部15が形成されている。
挿入部2は、図2に示すように、先端から後端に向かって徐々に太くなって最大位置では長手部3よりも太い流線形状になっており、人体の特定部位への挿入に際して痛みを伴うことなく円滑に行えるようになっている。また、この挿入部2には、その先端から後端への一定範囲に薬液等を噴射する噴射ノズル11が形成されており、前記噴射ノズル11の後端側には切断部12(噴射ノズルと一体成形された刃)が設けられている。また、装填部15は、図2に示すように、上述した如く所定の薬液等を有するゲル状のカプセル4がシリンダ−1の漏斗状部8を介して予め充填される。なお、この装填部15は、ピストン部5によってその容積が決定される。
長手部3は、図2に示すように、その内周壁であってピストン位置決め用の後述する環状突起17よりも少し後端側に、断面三角形状の係止突起19が形成されている。前記係止突起19は、突起の頂部を頂角とした場合における三角形の先端側傾斜面の角度が80°程度(大角度)であるのに対して後端側傾斜面の角度が20°から30°程度(小角度)としてある。
(ピストン部5の構成について)
ピストン部5は、図2に示すように、外周面に複数の周溝6を有する厚肉板状に形成されて成るものであり、上記した装填部15に隣接する位置に設けられている。このピストン部5の周溝6には図2に示すように、弾性部材(エラストマー材)より成る封止部材16が挿入され、下部の溝6にはシリンダー1の内周壁に形成された環状突起17が嵌合されている。つまり、このピストン部5では、封止部材16により薬液等の押し出し時におけるシリンダー1の内周壁とピストン部5の外周壁との間の流体密性を確保し、環状突起17と溝6との係合によりシリンダ−1内におけるピストン部5の位置決めがなされている。
(押し込み棒7の構成について)
押し込み棒7は、図1に示すように直線状の棒体(筒状)により構成されていると共にその後端には押し込み終了時に上記漏斗状部8内に入り込んで係合する拡張部9が形成されている。
また、押し込み棒7は、図2に示すように、その外周面に係止突起19と係合状態となる係止突起14を設けてあり、この係止突起14の突起の頂部を頂角とした場合における三角形の先端側傾斜面の角度が20°から30°程度(小角度)であるのに対して後端側傾斜面の角度が80°(大角度)程度としてある。
ここで、この押し込み棒7をシリンダー1の長手部3に挿入して押し込むと、係止突起19を係止突起14が乗り越えて所定位置(ピストン部5の位置から少し離れた位置)にで抜け止め状態に支持される。したがって、携帯用噴射注入具10は、図3に示すように、装填部15にカプセル4が充填され、押し込み棒7がピストン部5に対して向かって押し込まれれば、切断部12によってカプセル4の上端が切り込まれて薬液等が噴射ノズル11から噴射することになる。
さらに、この押し込み棒7には図2に示すように、もう一つの係止突起14’が上記係止突起14より後端側に設けてあり、前記係止突起14’が係止突起19を越えたときに、漏斗状部8内に拡張部9が入り込む押し込み終了となるようにしてある。なお、係止突起14’は係止突起14と同じ形状としてあり、係止突起14’は押し込み棒7の押し込み時においては係止突起19を越えることができるが、一旦係止突起14’が係止突起19を通過すると、係止突起14’と係止突起19との係止により押し込み棒7はシリンダー1から非常に抜けにくいか又は抜けないようになっている。
(この携帯用噴射注入具10に使用される薬剤について)
この携帯用噴射注入具10に使用される薬剤としては、潤滑剤、洗浄剤、麻酔剤等が挙げられる。
(この携帯用噴射注入具10の使用方法について)
この携帯用噴射注入具10を使用すると、女性の性器や人の肛門に薬液を内部に直接注入することができる。その使用方法を如何に述べる。
(1) 先ず、シリンダ−1の先端部分を女性の性器(膣内)や人の肛門内に挿入する。このシリンダ−1の先端部分は先端先細の流線形状になっているから、挿入時に痛みを伴うことは少ない。その後、シリンダ−1を人指し指で中指で挟み、押し込み棒7を親指で押し込む。すると、環状突起17と溝6との係合が解かれて、押し込み棒7の先端部がピストン部5が先端側に押し出される。
(2) 上記(1) の状態から更に押し込み棒7を押し込むと、ピストン部3と共に薬液等が充填されたカプセル4が先端側に押し込まれ、カプセル4の先端側が切断部12により切断される。
(3) 上記(2) の状態から更に押し込み棒7を押し込むと、薬液等が噴射ノズル11から噴射(ジェット噴射含む)される。
(4) 上記(3) の状態が継続されて、漏斗状部8内に拡張部9が入り込んで押し込み棒7の押し込みが終了すると、カプセル4内に充填された薬液等のほとんどが噴射ノズル11から噴射されると同時に、係止突起14’が係止突起19を通過する。すると、係止突起14’と係止突起19との係止により押し込み棒7はシリンダー1から非常に引き抜きにくいか又は抜けないようになる。つまり、携帯用噴射注入具10は再使用できず、よって病気の感染が起こらず又、衛生的である。
この実施例2の携帯用噴射注入具10は基本的には実施例1と同じ構成であるが、図4や図5に示すように、ピストン部5の中央部に凹部5’を設けている点のみが相違している。
即ち、この携帯用噴射注入具10では、図4や図5に示すように、ピストン部5の下面中央に凹部5’が形成されて薄肉となっている。
したがって、この携帯用噴射注入具10では、一旦ピストン部5が押し込まれると、再使用は不能である。何故ならば、噴射ノズル11から針等を突っ込みピストン部5を押し戻そうとしても中央部が薄肉になっているので孔が開いてしまい、押し戻せないからである。
なお、図2、図4、図5に示すように、押し込み棒の上端から下端にかけて中空としてあるので、噴射ノズル11から突っ込んだ針等はピストン部5を通過し、その後押し込み棒の中空部分に到るので、前記針等で押し込み棒7を使用前の位置に押し出すことができない。つまり、この携帯用噴射注入具10は再使用できず、よって病気の感染が起こらず又、衛生的である。
この実施例3の携帯用噴射注入具10は基本的には実施例1と同じ構成であるが、図6に示すように、切断部12が噴射ノズル11に有していない点でのみ相違している。
この携帯用噴射注入具10では、図6に示すように、装填部15がピストン部5によって限定されて所定の容積が決定されるが、装填部15への薬液等の充填は噴射ノズル11を封止しない状態でシリンダー1に一定の量を挿入し、ピストン部5と押し込み棒7を用いて充填するか、または空間部13を用いて別の針付き注入器を挿入して充填することもできる。
上記のようにして薬液等が装填部15に充填されて、図6に示すように、押し込み棒7がピストン部5に当接して所定の力で押し込まれれば、薬液等は噴射ノズル11を介してジェット噴射される。
この実施例4の携帯用噴射注入具10は、基本的な考え方は上記実施例1と同様であるが、図7に示すように、挿入部2と長手部3との二分割してなるものとし、両者をネジ結合により一体化してシリンダー1を構成している点、また挿入部2を円柱状に形成している点で実施例1と相違している。つまり、この実施例4では、挿入部2がキャップ状に形成されたキャップ部20で構成され、キャップ部20の後端内側に雌ネジ部18が、長手部3の先端外側に雄ネジ部24が、それぞれ形成されている。
キャップ部20は、図7に示すように、その後端部にメンブレイン部材23で閉蓋されて成るもので、先端中央に所定の深さで延長される噴射ノズル21が形成されていると共に前記噴射ノズル21と連通する装填部22が形成されている。なお、装填部22に薬液等が充填された後、噴射ノズル21の流出口を接着テープやキャップで封止するようにすればよい。
長手部3は、図7に示すように、ピストン部5を最先端部に位置決めするようにしてあり、その他は実施例1と同じ構成である。
上記のような構成とすることにより、好みや使用目的等に応じていろいろな形状のキャップ部20を使用することが可能になる。例えば、図7に示すような正面視四角形(円筒形状)のキャップ部の他、図8に示す如き上部が半球状のキャップ部、図9に示す如き上部が正面視三角形状(円錐状)のキャップ部、図10に示す如き上部が円錐台形状のキャップ部とすることができる。
この携帯用噴射注入具10では、押し込み棒7を先端側に押し込むことで、メインブレイン部材23を破って薬液等を噴射ノズル21を介して噴射(ジェット噴射含む)することができる。
図11はこの携帯用噴射注入具10の押し込み棒7を先端側へ移動する直前の断面図、図12は前記押し込み棒7を先端側へ押し込んでピストン部5を噴射ノズル11又はその近傍へ移動させた状態の断面図、図13は図12の状態から押し込み棒7を引き抜いた状態の断面図を示している。
この実施例5の携帯用噴射注入具10は、基本的な考え方は上記実施例1と同様であるが、図11〜図13に示すように、押し込み棒7によりピストン部5を噴射ノズル11又はその近傍まで押し込んだ後に押し込み棒7を引き抜いたときには、ピストン部5はシリンダー1の内壁との係止により前記噴射ノズル11又はその近傍で残留するようにしている。このため、ピストン部5、押し込み棒7及びシリンダー1の内壁面を以下のような構成としてある。
ピストン部5は、図11に示すように下部開放のキャップ状のものであり、開放部近傍の内周部に係止突起50を、外周部に係止突起51を、それぞれ設けている。
シリンダー1の内壁面には、図12に示すように、ピストン部5が装填部15の最先端位置(噴射ノズル11又はその近傍)に移動したときに係止突起51が嵌まり込む凹み部100を設けてある。
押し込み棒7は、図11〜図13に示すようにその先端側に、ピストン部5の開放端側を受ける受け皿部71と、前記受け皿部71に延設したピストン支持部70とを具備させてあり、前記ピストン支持部70を先端側の頭部72と、当該頭部72の最大径よりも細い径の首部73とから構成されている。
ここで、上記したキャップ状のピストン部5は、図11に示すように、頭部72から首部73にかけて被せてあるが、頭部72は係止突起50を押し広げるようにして強制嵌入してある。したがって、ピストン部5が押し込み棒7から不用意に外れるようなことはない。なお、この携帯用噴射注入具10では、頭部72と係止突起50との係止力は、係止突起51と凹み部100の構成壁との係止力よりも小さく設定してある。
したがって、この携帯用噴射注入具10では、図12に示す如く押し込み棒7の押し込み時においてはピストン部5は噴射ノズル11又はその近傍まで押し込まれ、図13に示す如く押し込み棒7の引き抜き時においてはピストン部5は噴射ノズル11又はその近傍で残留する。つまり、この携帯用噴射注入具10は再使用できないので、病気の感染が起こらず又、衛生的である。
(他の実施の形態について)
上記した全ての実施例ではシリンダー1の先端に噴射ノズル11を設けてあるが、前記噴射ノズル11にかえて、シリンダー1の先端壁面に穿設された孔でもよい。
この発明の実施例1の携帯用噴射注入具の分解斜視図。 前記携帯用噴射注入具において、上段の図は前記携帯用噴射注入具の先端側部の断面図、下段の図は押し込み棒を押し込んで拡張部が漏斗状部に入り込んだ状態の断面図。 前記携帯用噴射注入具の作動を示す断面図。 この発明の実施例2の携帯用噴射注入具の断面図。 図4のA部の拡大図。 この発明の実施例3の携帯用噴射注入具の断面図。 この発明の実施例4の携帯用噴射注入具の先端側部の断面図。 前記実施例4に類似する携帯用噴射注入具の先端側部の断面図。 前記実施例4に類似する携帯用噴射注入具の先端側部の断面図。 前記実施例4に類似する携帯用噴射注入具の先端側部の断面図。 この発明の実施例5の携帯用噴射注入具の押し込み棒を先端側へ移動する直前の断面図。 前記押し込み棒を先端側へ押し込んでピストン部を噴射ノズル又はその近傍へ移動させた状態の断面図。 図12の状態から押し込み棒を引き抜いた状態の断面図。
符号の説明
1 シリンダー
5 ピストン部
7 押し込み棒
10 携帯用噴射注入具
11 噴射ノズル
13 空間部
14’ 係止突起
15 装填部
19 係止突起
50 係止突起
51 係止突起
70 ピストン支持部
71 受け皿部
72 頭部
73 首部

Claims (5)

  1. 女性の性器及び人の肛門の洗浄や、これらの内部に薬液や潤滑剤を噴射注入する器具であって、先端に形成された噴射ノズル、薬液や潤滑剤を収容する装填部及び当該装填部に隣接する空間部を有するシリンダーと、前記シリンダー内において装填部に充填された薬液や潤滑剤を封止するピストン部と、前記シリンダーの内部に挿入され且つ押し込み力が生じればピストン部を噴射ノズルに向かって移動させる押し込み棒とから成り、シリンダーの長手部の内周面に係止突起を、押し込み棒の外周面に係止突起を、それぞれ備え、シリンダーに押し込み棒が移動不能となるまで押し込まれたときに両方の係止突起相互の係止によりシリンダーに対して押し込み棒が抜け止め状態になることを特徴とする携帯用噴射注入具。
  2. シリンダーに対して押し込み棒が抜け止め状態になるタイミングを、シリンダーに押し込み棒の全体が収容されるまで押し込まれたときに設定してあることを特徴とする請求項1記載の携帯用噴射注入具。
  3. 女性の性器及び人の肛門の洗浄や、これらの内部に薬液や潤滑剤を噴射注入する器具であって、先端に形成された噴射ノズル、薬液や潤滑剤を収容する装填部及び当該装填部に隣接する空間部を有するシリンダーと、前記シリンダー内において装填部に充填された薬液や潤滑剤を封止するピストン部と、前記シリンダーの内部に挿入され且つ押し込み力が生じればピストン部を噴射ノズルに向かって移動させる押し込み棒とから成り、噴射ノズルの対向するピストン部分を破れやすくすべく薄肉としてあることを特徴とする携帯用噴射注入具。
  4. 押し込み棒の上端から下端にかけて、中空としてあることを特徴とする請求項3記載の携帯用噴射注入具。
  5. 女性の性器及び人の肛門の洗浄や、これらの内部に薬液や潤滑剤を噴射注入する器具であって、先端に形成された噴射ノズル、薬液や潤滑剤を収容する装填部及び当該装填部に隣接する空間部を有するシリンダーと、前記シリンダー内において装填部に充填された薬液や潤滑剤を封止するピストン部と、前記シリンダーの内部に挿入され且つ押し込み力が生じればこれの先端に取り付けられたピストン部を噴射ノズルに向かって移動させる押し込み棒とから成り、押し込み棒によりピストン部を噴射ノズル又はその近傍まで押し込んだ後に押し込み棒を引き抜いたときには、ピストン部はシリンダーの内壁との係止により前記噴射ノズル又はその近傍で残留していることを特徴とする携帯用噴射注入具。
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