JP2005204839A - マッサージ器用フットレスト - Google Patents

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隆雄 寺田
Akihiro Fukao
明広 深尾
Akitoshi Miki
章利 三木
Hitoshi Kitaura
均 北浦
Eiji Kasai
英治 笠井
Kentaro Mori
堅太郎 森
Rika Asai
里佳 浅井
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Abstract

【課題】 利用者の脚部を載せたままで状態遷移を行うことが可能なマッサージ器用フットレストを提供する。
【解決手段】 マッサージ器用フットレストは、筐体102と、筐体102の凹部に構成され、上面に利用者の脚部を配置し、利用者がマッサージを受けない場合に膨張し、利用者がマッサージを受ける場合に縮退する空気袋104とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、利用者の下腿部をマッサージするマッサージ器等に用いられるフットレストに関する。
従来、利用者の下腿部をマッサージするとともに、マッサージが行われない場合には、フットレストをできるだけ平坦にして座り心地を向上させたマッサージ器が提案されている(例えば、特許文献1及び2)。
従来の第1のマッサージ器の外観図を図1に示す。図1(a)及び図1(b)に示すように、支持アーム31が、座部22の前方端に備えられた枢軸34を回転軸として回転自在に取り付けられている。更に、フットレスト25が、支持アーム31のうち、後方から前方に延在するアームの中心に備えられた枢軸26を回転軸として回転自在に取り付けられている。
従来の第1のマッサージ器におけるフットレストの外観図を図2に示す。図2(a)に示すように、フットレスト25の一方の面は凹凸形状のマッサージ面24となっており、図2(b)に示すように、フットレスト25の他方の面は平坦な足載せ面35となっている。利用者は、マッサージを受ける場合には、マッサージ面24が上面となるようにフットレスト25を回転させ、マッサージを受けない場合には、足載せ面35が上面となるようにフットレスト25を回転させる。これにより、利用者がマッサージを受けない場合には下腿部が足載せ面35によって支持される。
また、従来の第2のマッサージ器におけるフットレストの平面図を図3に示す。図3(a)に示すように、フットレスト5は、一体に形成された底壁部17及び中央壁部19と、支持軸28を回転軸として回転自在に取り付けられた一対の側壁部18によって構成される。この側壁部18は、利用者がマッサージを受けない場合には、図3(b)に示すように、内方に折り畳まれる。
特開2003−62024号公報 特開2001−204777号公報
しかしながら、前述した従来の第1のマッサージ器では、利用者がフットレスト25に下腿部を載せたまま、そのフットレスト25を回転させることができない。また、前述した従来の第2のマッサージ器では、利用者がフットレスト5に下腿部を載せたまま、側壁部18を折り畳むことができない。即ち、利用者が下腿部を載せたままで、マッサージを行う場合と行わない場合とにおけるフットレストの状態遷移を行うことができなかった。
本発明は従来の問題を解決するためになされたもので、利用者の下腿部を載せたままで状態遷移を行うことが可能なマッサージ器用フットレストを提供することを目的とする。
本発明のマッサージ器用フットレストは、凹部を形成し、前記凹部に利用者の下腿部を配置可能な脚部配置体と、前記凹部内部の面に配置され、加圧空気の注入及び排出によって膨張及び縮退し、膨張時には縮退時に対して前記凹部深さを低減する第1の空気袋とを有する構成となる。
この構成により、利用者がマッサージを受ける場合には、第1の空気袋が縮退して、利用者の下腿部が脚部配置体の凹部に配置される一方、利用者がマッサージを受けない場合には、利用者の下腿部が脚部配置体の凹部に配置された状態で第1の空気袋が膨張して、その第1の空気袋の上面と脚部配置体の壁部の上面とをできるだけ同一の高さにして座り心地を向上させることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記第1の空気袋の上部に配置され、上面が略平坦な板状体を有し、前記第1の空気袋が、加圧空気の注入及び排出によって膨張及び縮退することにより、前記板状体を前記脚部配置体に対して相対的に移動させる構成とすることができる。
この構成により、第1の空気袋の上部に上面が略平坦な板状体が配置されることにより、第1の空気袋が膨張した際に利用者の下腿部が配置される箇所の平坦性が向上し、安定性が増す。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記板状体が、前記脚部配置体の凹部を形成する側壁のいずれかの上方端を回転軸として揺動自在である構成とすることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記板状体が、前記利用者の下腿部上方が配置される側の端部を回転軸として揺動自在である構成とすることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、凹部を形成し、前記凹部に利用者の下腿部を配置可能な脚部配置体と、前記利用者の下腿部下方が配置される側の端部を回転軸として前記脚部配置体が揺動自在に結合される板状体と、加圧空気の注入及び排出によって膨張及び縮退し、前記回転軸を中心に前記板状体との間で前記脚部配置体における前記利用者の下腿部上方が配置される側を回転し、前記凹部底面に前記板状体を載置する状態と前記板状体から傾斜した状態との間を遷移させる第2の空気袋とを有する構成とすることができる。
この構成によっても、第2の空気袋が膨張あるいは縮退し、前記脚部配置体が上昇あるいは下降している間において、利用者の下腿部の高さまたは傾きが維持される。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、利用者が着座する座面の前端に配設され、前記板状体の上面における前記利用者の下腿部上方側の端部は、前記利用者が着座する座面と略同一の高さであるとすることができる。
この構成により、座面と板状体における前記利用者の下腿部上方が配置される側との段差をできるだけ小さくして、座り心地を向上させることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記脚部配置体の側壁内部に形成され、加圧空気の注入及び排出によって膨張及び縮退することにより、前記脚部配置体を前記凹部側壁の高さ方向に対して上下に駆動させる第3の空気袋を有する構成とすることができる。
この構成により、第3の空気袋が膨張あるいは縮退している間において、利用者の下腿部の高さが維持されるため、快適性を向上させることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記第1の空気袋が縮退したときに前
記脚部配置体が前記凹部側壁の高さ方向に上昇し、前記第1の空気袋が膨張したときに前記脚部配置体が下降する、連動手段をさらに有する構成としてもよい。
この構成によっても、第3の空気袋が膨張あるいは縮退し、前記脚部配置体が上昇あるいは下降している間において、利用者の下腿部の高さの変動を低減できる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、利用者の下腿部をマッサージするマッサージ用空気袋をさらに備え、前記第1の空気袋とマッサージ用空気袋との間で相互に加圧空気の出入を行う加圧空気出入機構を有する構成とすることができる。
この構成により、利用者がマッサージを受ける場合には、第1の空気袋を縮退させてマッサージ用空気袋を膨張させる一方、利用者がマッサージを受けない場合には、第1の空気袋を棒了させてマッサージ用空気袋を縮退させることを簡易に行うことが可能となる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記脚部配置体の側壁が、高さが可変である構成とすることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記脚部配置体の凹部側壁の高さ方向に対する中央水平線に沿って両端部が固定され、前記第1の空気袋の膨張とともに上方へ張り出し、前記第1の空気袋の縮退とともに前記中央水平線以下の側壁内面と前記凹部底面とを被覆する、そのような被覆材をさらに有する構成とすることができる。
この構成により、第1の空気袋の縮退時における被覆材のたるみをなくすことができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記凹部底面の中央を縦断する中央縦断線部分と前記脚部配置体の側壁外面を高さ方向に対して水平に縦断する部分とに固定され、前記第1の空気袋が膨張し前記側壁の高さが縮退した状態で前記第1の空気袋と前記側壁とにより上方へ張り出し、前記第1の空気袋が縮退し前記側壁が突出した状態で前記側壁および前記凹部底面を被覆する、そのような被覆材をさらに有する構成とすることができる。
この構成により、第1の空気袋と側壁とが縮退した場合においても、被覆材が前記側壁および前記凹部底面を被覆するので、被覆材のたるみをなくすことが可能となる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、利用者の下腿部を配置可能な脚部配置体と、前記脚部配置体の上面に配置される利用者の両方の下腿部間に延在する中央線部と前記両方の下腿部を外側から挟み込む両側部とにおいて、前記脚部配置体内に埋設される状態と、前記脚部配置体上面から突出した状態との間で遷移可能な移動壁と、前記移動壁を移動する駆動部とを有する構成となる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記脚部配置体が、前記中央線部分および両側部に前記移動壁を収容する溝部を有し、前記移動壁が、前記脚部配置体の溝部の内部と上方との間を移動可能である構成としてもよい。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記駆動部は前記移動壁の下部に配置され、加圧空気の注入及び排出によって膨張及び縮退することにより、前記移動壁を前記脚部配置体に対して相対的に移動させる構成とすることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記移動壁が、前記脚部配置体の上方に移動した場合に前記利用者の脚部が配置される側に湾曲する形状である構成とすることができる。
この構成により、板状体が利用者の下腿部を上方から押さえることが可能になるため、その利用者の下腿部の安定性が増す。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記移動壁が、扇形であり、前記扇形の要の近傍を回転軸として回転自在である構成とすることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、凹部を形成し、前記凹部に利用者の下腿部を配置可能な脚部配置体と、前記凹部内に配置される上面が略平坦な板状体と、前記板状体を前記脚部配置体に対して相対的に移動させる駆動部とを有する構成となる。
この構成により、利用者がマッサージを受ける場合には、駆動部により板状体が下方に移動して利用者の下腿部が脚部配置体の凹部に配置される一方、利用者がマッサージを受けない場合には、利用者の下腿部が脚部配置体の凹部に配置された状態で駆動部により板状体が上方に移動して、その板状体の上面と脚部配置体の壁部の上面とをできるだけ同一の高さにして座り心地を向上させることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記駆動部が、前記板状体を前記凹部側壁の高さ方向に上下に移動させる駆動機構を有する。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記駆動部が、前記脚部配置体を前記板状体面に対して上下方向に移動させる駆動機構を有する構成とすることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記板状体が、前記脚部配置体の側壁のいずれかの上方端を回転軸として回転自在である構成とすることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記駆動部が、前記脚部配置体が2つの凹部を有し、前記2つの凹部内のそれぞれに前記板状体が配置される場合に、前記2つの凹部の間の側壁内に構成され、前記2つの板状体の双方を回転させる構成とすることができる。
この構成により、1つの駆動部が2つの板状体の双方を回転させることが可能となる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、前記駆動部が前記板状体を移動させる移動範囲の限界位置を検出する2つの検出手段と、前記板状体を第1の限界位置から第2の限界位置または第2の限界位置から第1の限界位置に移動させることにより前記マッサージ用フットレストの使用状態と非使用状態とを切り換える制御手段とをさらに備える構成とすることができる。
また、本発明のマッサージ器用フットレストは、第1の布材と第2の布材からなり、第1の布材が立体的に縫製され、加圧空気の注入及び排出によって膨張および縮退し、膨張時には凹部を形成し、前記凹部に利用者の下腿部を配置可能な脚部配置体を構成し、縮退時には布材の厚み相当の略平坦な面を構成し、前記凹部内面には前記第1の布材よりも柔軟性を有する第2の布材が縫製された構成とすることができる。このような構成により、利用者の脚部、特に、下腿部に柔らかい布材が当接されてマッサージがなされるので、利用者はより快適にマッサージを受けることができる。
本発明は、利用者がマッサージを受ける場合と受けない場合とにおけるマッサージ器用フットレストの状態遷移を、利用者がそのフットレストに下腿部を載せたままで行うこと
が可能となる。
以下、本発明の実施の形態のマッサージ器用フットレストについて、図面を用いて説明する。なお、以下において、同一の部材には、同一の符号が付されている。
まず、本発明の第1の実施の形態を説明する。本発明の第1の実施の形態に係るマッサージ器用フットレストの正面図を図4に示す。図4に示すマッサージ器用フットレストは、筐体102及び空気袋104を有する。筐体102には、利用者の脚部(例えばふくらはぎ)を配置するための一対の凹部が形成されている。この2つの凹部のそれぞれの底面には、空気袋104が構成されている。利用者の脚部(図示せず)は、空気袋104の上面に配置される。
利用者がマッサージを受けない場合、空気袋104は、図示しない空気供給器により発生する加圧空気によって図4(a)に示すように膨張する。そして、この空気袋104の上面と、筐体102の側壁の上面とが略同一の高さになる(空気袋104が第1の空気袋に相当する。また、空気袋104の上面と、筐体102の側壁の上面とが略同一の高さになることが凹部深さを低減することに相当する)。これにより、利用者の脚部は、筐体102の凹部に拘束されることがないため、利用者は、快適な着座が可能となる。一方、利用者がマッサージを受ける場合、空気袋104の内部の加圧空気が抜かれ、図4(b)に示すように縮退する。これにより、利用者の脚部は、筐体102の凹部に拘束され、利用者は、その凹部の内壁面に形成されたマッサージ機能を有する空気袋(図示せず)により、マッサージを受けることができる。このように、図4(a)と図4(b)との間の状態の遷移は、利用者の脚部が空気袋104の上面に配置されたまま、空気袋104の内部への加圧空気の注入及び排出が行われることによってなされる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本発明の第2の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの正面図を図5に示す。図5に示すマッサージ器用フットレストは、第1の実施の形態において図4に示すマッサージ器用フットレストと比較すると、各空気袋104の上面に、利用者の脚部を支持するための上面が略平坦な板状の脚部支持材106を有する。利用者の脚部(図示せず)は、脚部支持材106の上面に配置される。
利用者がマッサージを受けない場合、第1の実施の形態と同様、空気袋104は、加圧空気によって図5(a)に示すように膨張する。そして、この空気袋104の上面に配置された脚部支持材106の上面と、筐体102の側壁の上面とが略同一の高さになる。これにより、利用者の脚部は、筐体102の凹部に拘束されることがないため、利用者は、快適な着座が可能となる。一方、利用者がマッサージを受ける場合、空気袋104内の加圧空気が抜かれ、図5(b)に示すように縮退する。これにより、利用者の脚部は、筐体102の凹部に拘束され、利用者は、その凹部の内壁面に形成されたマッサージ部(図示せず)により、マッサージを受けることができる。このように、図5(a)と図5(b)との間の状態の遷移は、利用者の脚部が脚部支持材106の上面に配置されたまま、空気袋104の内部への加圧空気の注入及び排出が行われることによってなされる。また、利用者の脚部が脚部支持材106における略平坦な上面に配置されるため、平坦性が向上し、利用者の脚部の安定性が増す。
なお、空気袋104以外の機構により脚部支持材106が上下方向に移動するようにすることもできる。本発明の第2の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストの斜視図を図6に示す。図6に示すマッサージ器用フットレストは、筐体102の中央の側壁内にモータ152、伝動ベルト154、送りネジ156、送りナット158及び長手方
向が送りネジ156の長手方向と同一のガイドシャフト160を有する。モータ152の回転は伝動ベルト154を介して送りネジ156に伝えられ、この送りネジ156が回転する。送りナット158は、脚部支持材106を固定する。この送りナット158は、送りネジ156の回転により、上下方向に移動する。これにより、脚部支持材106は、上下方向に移動し、図6(a)と図6(b)との間の状態の遷移が可能となる。
また、本発明の第2の実施の形態に係る第3のマッサージ器用フットレストの斜視図を図7に示す。図7に示すマッサージ器用フットレストでは、フレーム162により2つの脚部支持体106及び送りナット158が一体化され、不図示のマッサージチェア本体に固定される。2つの脚部支持体106及び送りナット158は、高さ(マッサージチェア本体との距離)を維持したままで、モータ152の回転が伝動ベルト154を介して送りネジ156に伝えられ、この送りネジ156が回転することにより、筐体102が上下方向(筐体102の側壁の高さ方向に上下)に移動する。これにより、図7(a)と図7(b)との間の状態の遷移が可能となる。この場合、筐体102の上下方向の移動の間も脚部支持材106の高さが維持され、更には利用者の脚部の高さが維持されるため、利用者の快適性を向上させることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。本発明の第3の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの正面図を図8に示す。図8に示すマッサージ器用フットレストは、筐体102、脚部支持材106、支持材108及び空気袋110を有する。利用者の脚部(図示せず)は、脚部支持材106の上面に配置される。
筐体102は、底面部109と、底面部109の中央部分に立設され、マッサージされる人の両脚に沿って延びる中央の側壁103と、中央の側壁103に略平行に底面部109の両側に立設される2つの側壁105を有する。この中央の側壁103と側壁105によって、マッサージ対象の脚部を挟む凹部を構成する。
支持材108は、筐体102の中央の側壁103内に構成されている。この支持材108は、脚部支持材106と一体化されており、かつ、不図示のマッサージチェア本体に固定されている。空気袋110は、支持材108の上面と中央の側壁103の上端部103Aとの間に埋設されている。空気袋110は、膨張することにより中央の側壁103の上端部103Aを図8の図中の上方向に押し上げる。この上方向の押圧力により、筐体102は、支持材108および脚部支持材106に対して相対的に上方向に移動する。このとき、支持材108は中央の側壁103に沿って摺動することになる。
利用者がマッサージを受けない場合、図8(a)に示すように空気袋110は縮退した状態である。この場合、脚部支持材106の上面と、筐体102の側壁103、105の上面とが略同一の高さになる。これにより、利用者の脚部は、筐体102の凹部に拘束されることがないため、利用者は、快適な着座が可能となる。一方、利用者がマッサージを受ける場合、空気袋110は、加圧空気によって図8(b)に示すように徐々に膨張し、脚部支持材106の高さが維持された状態で(A矢印参照)、筐体102の中央の側壁を押し上げる。これにより、筐体102の全体が押し上げられる。更に、空気袋110が膨張すると、脚部支持材106の高さが維持された状態で(B矢印参照)、最終的には、図8(c)に示すように、脚部支持材106が筐体102に形成された凹部の底面に接した状態となる。これにより、利用者の脚部は、筐体102の凹部に拘束され、利用者は、その凹部の内壁面に形成されたマッサージ機能を有する空気袋(図示せず)により、マッサージを受けることができる。このように、図8(a)と図8(c)との間の状態の遷移は、利用者の脚部が脚部支持材106の上面に配置されたまま、空気袋110の内部への加圧空気の注入及び排出が行われることによってなされる。また、空気袋110が膨張あるいは縮退している間において、脚部支持材106の高さが維持され、更には利用者の脚部
の高さが維持されるため、利用者の快適性を向上させることができる。
なお、ここでは、空気袋110の膨張と縮退とにより、筐体102を支持材108および脚部支持材106に対して相対的に上下方向に移動させた。しかし、空気袋110に代えて、または、空気袋110とともに、図5に示した空気袋104によって筐体102を支持材108および脚部支持材106に対して相対的に上下方向に移動させてもよい。その場合、空気袋104は、脚部支持材106の下面と筐体102の凹部底面とに固定し、空気袋の伸縮により筐体102を脚部支持材106に対して相対的に移動するようにすればよい。
また、脚部支持材106には、例えばABS樹脂やポリプロピレン等が用いられるが、底面に補強用のリブを設けることにより、上面に利用者の脚部が配置された場合においても強度を確保することが可能となる。
また、本発明の第3の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストの正面図を図9に示す。図9に示すマッサージ器用フットレストは、筐体102、空気袋104、支持材108及び空気袋110を有する。空気袋110は、図8の場合と同様と、筐体102を上下に移動する駆動部として機能する。一方、空気袋104は、第1の実施の形態(図4)に示したものと同様、図9の上下方向(マッサージ対象の脚部に対して前後方向)に膨張および縮退する脚部支持部として機能する。ただし、本実施の形態では、空気袋104は、空気袋110と同期して伸縮し、筐体102の移動時に、空気袋104の上面(C矢印およびD矢印で示される位置)が不図示のマッサージチェア本体に対して略同一の位置に維持される。
第1のマッサージ器用フットレスト(図8)の場合と同様、筐体102の中央の側壁内に構成された支持材108の上面には、空気袋110が構成されている。利用者がマッサージを受けない場合、図9(a)に示すように空気袋104は膨張した状態であり、空気袋110は縮退した状態であって、空気袋104の上面と筐体102の側壁の上面とが略同一の高さになる。これにより、利用者の脚部は、筐体102の凹部に拘束されることがないため、利用者は、快適な着座が可能となる。一方、利用者がマッサージを受ける場合、図9(b)に示すように、空気袋104は徐々に縮退し、空気袋110は、加圧空気によって徐々に膨張し、空気袋104の上面の高さが維持された状態で(C矢印参照)、筐体102の中央の側壁を押し上げる。このとき、支持材108は、中央の側壁上を相対的に摺動下降することになる。これにより、筐体102の全体が押し上げられる。このとき、空気袋104は、空気袋110の膨張と連動して縮退し、その上面の高さ(不図示のマッサージチェア本体からの距離)は一定の位置に維持される。
更に、空気袋104が縮退し、空気袋110が膨張すると、空気袋104の上面の高さが維持された状態で(D矢印参照)、最終的には、図9(c)に示す状態となる。これにより、利用者の脚部は、筐体102の凹部に拘束され、利用者は、その凹部の内壁面に形成されたマッサージ機能を有する空気袋(図示せず)により、マッサージを受けることができる。このように、図9(a)と図9(c)との間の状態の遷移は、利用者の脚部が空気袋104の上面に配置されたまま、空気袋104及び空気袋110の内部への加圧空気の注入及び排出が行われることによってなされる。また、空気袋104及び空気袋110が膨張あるいは縮退している間において、空気袋104の上面の高さが維持され、更には利用者の脚部の高さが維持されるため、利用者の快適性を向上させることができる。
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。本発明の第4の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの正面図を図10に示す。図10に示すマッサージ器用フットレストは、第2の実施の形態において図5に示すマッサージ器用フットレストと比較す
ると、筐体102の中央の側壁の上端に、その筐体102と各脚部支持材106とを接続し、脚部支持材106が揺動する際の回転軸となる蝶番112を有する。また、本実施の形態においては、マッサージ器用フットレスト使用中、すなわち、空気袋104が縮退した状態では、脚部支持材106は、蝶番112から垂下し、筐体102の中央の側壁に沿って位置する。この状態で、空気袋104は筐体102の中央の側壁と脚部支持材106との間に収納される。
利用者がマッサージを受けない場合、図10(a)に示すように空気袋104は加圧空気によって膨張する。そして、この空気袋104の上面に配置された脚部支持材106の上面と、筐体102の側壁の上面とが略同一の高さになる。利用者の脚部(図示せず)は、脚部支持材106の上面に配置される。一方、利用者がマッサージを受ける場合、空気袋104内の加圧空気が抜かれて徐々に縮退すると、この空気袋104の上面に配置された脚部支持材106は、蝶番112を回転軸として下方に回転し、最終的には、図10(b)に示すように筐体102の中央の側壁に接する。このとき、空気袋104は、筐体102の中央の側壁と脚部支持材106との間に挟まれて収納される。これにより、利用者の脚部は、筐体102の凹部に拘束され、利用者は、例えば脚部支持材106の露出面に形成されたマッサージ部(図示せず)により、マッサージを受けることができる。このように、図10(a)と図10(b)との間の状態の遷移は、利用者の脚部が脚部支持材106の上面に配置されたまま、空気袋104の内部への加圧空気の注入が行われることによってなされる。なお、脚部支持材106が揺動する際の回転軸となる蝶番112は、図11に示す本発明の第4の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストのように、筐体102の端部の側壁の上端に形成されていても良い。
また、図10において構成を概念的に明示するために蝶番112を大きく描いたが、実際の構成では利用者に違和感を与えない程度の薄い構成とすることができる。
また、図10および図11においては、筐体102の中央の側壁と脚部支持材106との間に挟まれて収納される空気袋104を明確に示すために、筐体102の中央の側壁と脚部支持材106との間を大きき描いている。しかし、実際には、空気が抜かれた状態で空気袋104はその布材の厚みまで縮退するため、脚部支持材106は、筐体102の中央の側壁に略並行に沿った位置に移動することができる。したがって、利用者が脚部を筐体102の凹部に挿入する際に、縮退した空気袋104によって違和感を受けることは少ない。
なお、空気袋104以外の機構により脚部支持材106が回転するようにすることもできる。本発明の第4の実施の形態に係る第3のマッサージ器用フットレストの斜視図を図12に示す。図12に示すマッサージ器用フットレストは、筐体102の中央の側壁の上端に、蝶番112を有するものである。このマッサージ器用フットレストは、筐体102の中央の側壁内にモータ152、伝動ベルト154、送りネジ156、送りナット158及びリンク164を有する。モータ152の回転は伝動ベルト154を介して送りネジ156に伝えられ、この送りネジ156が回転する。送りナット158は、送りネジ156の回転により、上下方向に移動し、この送りナット158によって支持されたリンク164の末端も上下方向に移動する。リンク164は、上昇するに従い、長手方向が水平に近付き、先端に接している脚部支持材106を上方に回転させ、下降するに従い、長手方向が垂直に近付き、先端に接している脚部支持材106を下方に回転させる。これにより、脚部支持材106は上下方向に移動し、図12(a)と図12(b)との間の状態の遷移が可能となる。
また、本発明の第4の実施の形態に係る第4のマッサージ器用フットレストの斜視図を図13に示す。図13に示すマッサージ器用フットレストは、筐体102の端部の側壁の
上端に蝶番112を有するものである。このマッサージ器用フットレストは、筐体102の中央の側壁内にモータ152を有し、筐体102の端部の2つの側壁内のそれぞれに送りネジ156、送りナット158及びリンク164を有するとともに、筐体102の中央から端部にかけて伝動ベルト154を有する。図12に示すマッサージ器用フットレストと同様、モータ152の回転は伝動ベルト154を介して送りネジ156に伝えられ、この送りネジ156が回転する。送りナット158は、送りネジ156の回転により、上下方向に移動し、この送りナット158によって支持されたリンク164の末端も上下方向に移動する。リンク164は、上昇するに従い、長手方向が水平に近付き、先端に接している脚部支持材106を上方に回転させ、下降するに従い、長手方向が垂直に近付き、先端に接している脚部支持材106を下方に回転させる。これにより、脚部支持材106は上下方向に移動し、図13(a)と図13(b)との間の状態の遷移が可能となる。
なお、図12に示すマッサージ器用フットレストは、図13に示すマッサージ器用フットレストと比較すると、脚部支持材106を回転させる機構が筐体102の中央の側壁内のみに配置され、且つ、送りネジ156及び送りナット158はそれぞれ1つずつ配置されるだけでよいため、構成の簡略化及び小型化の点で優位である。
次に、本発明の第5の実施の形態を説明する。本発明の第5の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの正面図を図14に示す。図14に示すマッサージ器用フットレストは、筐体102及び可動壁114(移動壁に相当)を有する。利用者の脚部(図示せず)は、筐体102の上面に配置される。
可動壁114は、筐体102の中央及び端部の側壁内に構成されている。利用者がマッサージを受けない場合、図14(a)に示すように、可動壁114は、筐体102の内部に配置されたままである。一方、利用者がマッサージを受ける場合、図14(b)に示すように、可動壁114は、上昇し、筐体102の側壁の上面から突出する。これにより、利用者の脚部は、筐体102及び可動壁114によって形成される凹部に拘束され、利用者は、その凹部の内壁面に形成されたマッサージ機能を有する空気袋(図示せず)により、マッサージを受けることができる。このように、図14(a)と図14(b)との間の状態の遷移は、利用者の脚部が筐体102の凹部に配置されたまま、可動壁114の上昇及び下降が行われることによってなされる。なお、筐体102は、図15に示す本発明の第5の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストのように凹部が形成されていない形状であっても良い。この場合には、図15(a)に示すように、利用者がマッサージを受けない場合、その利用者の脚部が配置される筐体102の上面が略平坦となるため、利用者の脚部は拘束されることがなく、利用者は、快適な着座が可能となる。
また、本発明の第5の実施の形態に係る第3のマッサージ器用フットレストの正面図を図16に示す。図16に示すマッサージ器用フットレストは、図14に示すマッサージ用フットレストと比較すると、筐体102の中央及び端部の側壁内であって、各可動壁114の下部に空気袋116を有する。この空気袋116は、上部の可動壁114を上昇及び下降させる役割を有する。具体的には、利用者がマッサージを受けない場合、図16(a)に示すように、空気袋116は縮退し、可動壁114は、筐体102の内部に配置されたままとなる。一方、利用者がマッサージを受ける場合、図16(b)に示すように、空気袋116は膨張し、これにより、可動壁114は、上昇して、筐体102の側壁の上面から突出する。
なお、空気袋116以外の機構により可動壁114が上下方向に移動するようにすることもできる。本発明の第5の実施の形態に係る第4のマッサージ器用フットレストの斜視図を図17に示す。図17に示すマッサージ器用フットレストは、筐体102の内部にモータ152、伝動ベルト154、送りネジ156、送りナット158、フレーム166、
リンク168及び長手方向が送りネジ156の長手方向と同一のガイドシャフト170を有する。モータ152の回転は伝動ベルト154を介して送りネジ156に伝えられ、この送りネジ156が回転する。送りナット158は、送りネジ156の回転により、前後方向に移動し、この送りナット158に固定されたフレーム166も前後方向に移動する。フレーム166には、リンク168の一端が回転自在に取り付けられている。更に、可動壁114の下部には、リンク168の他端が回転自在に取り付けられている。フレーム166が後方に移動する場合、リンク168の他端が徐々に持ち上がり、これによって可動壁114が徐々に上昇して筐体102の側壁の上面から突出する。一方、フレーム166が前方に移動する場合、リンク168の他端が徐々に下がり、これによって可動壁114が徐々に下降して筐体102の側壁内に収まる。このようにして可動壁114は上下方向に移動し、図17(a)と図17(b)との間の状態の遷移が可能となる。
また、本発明の第5の実施の形態に係る第5のマッサージ器用フットレストの斜視図を図18に示す。図18(a)に示すマッサージ器用フットレストでは、筐体102の端部内の可動壁114(2)が湾曲している。そして、この可動壁114(2)は、図18(b)に示すように、筐体102の上面からと出した場合に、上方に向かうに従って、内側即ち利用者の脚部が配置される側に湾曲するような形状となっている。このため、可動壁114(2)が利用者の脚部を上方から押さえることが可能になるため、その利用者の脚部の安定性が増す。この場合、可動壁114の上下方向の移動は、図19に示すように蛇腹状の空気袋172の加圧空気の排出による圧縮(図19(a))、及び、加圧空気の注入による伸張(図19(b))により実現される。ただし、本発明の実施は、このような構成に限定されるものではなく、蛇腹状の空気袋172に代えて、図17に示すようなモータ、送りネジ、リンク等の機構により可動壁114を上下に移動してもよい。
更に、可動壁114の形状を扇形とすることもできる。本発明の第5の実施の形態に係る第6のマッサージ器用フットレストの斜視図を図20に、第7のマッサージ器用フットレストの斜視図を図21にそれぞれ示す。利用者がマッサージを受けない場合、図20(a)及び図21(a)に示すように、扇形の可動壁114は、筐体102の内部に配置されたままである。一方、利用者がマッサージを受ける場合、図20(b)及び図21(b)に示すように、可動壁114は、要(中心)の近傍を回転軸として回転する。回転軸は、筐体102の内部における上面の近傍に存在する。これにより、可動壁114は、筐体102の上面から突出する。なお、図20(b)と図21(b)とを比較すると、図20に示す可動壁114の方が表面積、換言すれば、利用者の脚部に接する面積が広い。従って、可動壁114がマッサージ部(図示せず)を有する場合には、図20(b)に示す可動壁114の方がマッサージの効果を高めることができる。
さらに、本発明の第5の実施の形態に係るマッサージ器用フットレストで示した可動壁114(図14、図16、図17等を参照)を本発明の第1の実施の形態(図4参照)、第2の実施の形態に係るマッサージ器用フットレスト(図5、図6、図7等参照)に組み込むようにしてもよい。その場合には、脚部支持体106と筐体102の側壁とが相対変位することで、筐体102の凹部の深さが変化し、さらに、可動壁114の移動により側壁の高さを変化させることができる。このような構成により、マッサージ器用フットレストの深さの可変範囲を広くとることができる。
次に、本発明の第6の実施の形態を説明する。本発明の第6の実施の形態に係るマッサージ器用フットレストの正面図を図22に示す。図22に示すマッサージ器用フットレストは、筐体102及び空気袋180を有する。また、空気袋180は、布地182と、この布地182よりも軟らかい布地184とにより構成される。布地182は、加圧空気で膨張したときに、図18(b)の形状となるように立体的に縫製されており、両凹部の内面に相当する部分には、より柔らかい布地184が縫製されている。利用者の脚部(図示
せず)は、空気袋180の上面に配置される。
利用者がマッサージを受けない場合、空気袋180は、内部の加圧空気が抜かれて、図22(a)に示すように縮退し、上面が略平坦になる。このため、利用者は、快適な着座が可能となる。一方、利用者がマッサージを受ける場合、空気袋180は、加圧空気により、図22(b)に示すように膨張して凹部を形成する。この場合、凹部の内壁面は布地184により形成される。利用者の脚部は、形成された凹部に拘束され、利用者は、その凹部の内壁面に形成されたマッサージ部(図示せず)により、マッサージを受けることができる。このように、図22(a)と図22(b)との間の状態の遷移は、利用者の脚部が空気袋180の上面に配置されたまま、空気袋180の内部への加圧空気の注入及び排出が行われることによってなされる。また、空気袋180における利用者の脚部が接触する面は、軟らかい布地184によって形成されるため、利用者の快適性を向上させることができる。
次に、本発明の第7の実施の形態を説明する。本発明の第7の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの斜視図を図23に示す。本実施の形態において、脚部支持材106は、枢軸106Aにより、筐体102の後方(利用者の脚部上方が配置される側)上面の端部付近に揺動自在に連結される。利用者がマッサージを受けない場合、図23(a)に示すように、脚部支持材106の上面と、筐体102の側壁の上面とが略同一の高さになる。一方、利用者がマッサージを受ける場合、図23(b)に示すように、脚部支持材106は、後方(利用者の脚部上方が配置される側)の端部の枢軸106Aを回転軸として矢印E方向に回転することにより、前方(利用者の脚部下方が配置される側)が下方に移動する。
本発明の第7の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストを用いたマッサージチェアの斜視図を図24に示す。利用者がマッサージを受けない場合、図24(a)に示すように、脚部支持材106の下部に配置された空気袋206が膨張することにより、脚部支持材106が枢軸106Aを回転軸として矢印F方向に回転し、前方(利用者の脚部下方が配置される側)が持ち上がり、脚部支持材106の上面と、筐体102の側壁の上面とが略同一の高さになる。一方、利用者がマッサージを受ける場合、図24(b)に示すように、空気袋206が縮退することにより、脚部支持材106が後方の端部の枢軸106Aを回転軸として矢印G方向に回転し、前方が下方に移動する。
このため、利用者がマッサージを受ける際における筐体102の凹部の深さを深くすることができ、マッサージの効果を高めることが可能となる。また、図24(a)と図24(b)との間の状態遷移において、脚部支持材106の後方端は、座面204と略同一の高さに維持される。このため、座面204と脚部支持材106における後方端との段差をできるだけ小さくして、座り心地を向上させることができる。
また、本発明の第7の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストの斜視図を図25に示す。このマッサージ器用フットレストは、第1のマッサージ器用フットレスト(図23参照)と同様、マッサージを受ける脚部を載置する脚部支持材106と、脚部支持材106と相対的に揺動可能な筐体102とを有する。ただし、第2のマッサージ器用フットレストは、図25に示すように、脚部支持材106の下端(利用者の脚部下方が配置される側)において筐体102の底面付近において枢軸106Aに揺動自在に枢支される。
利用者がマッサージを受けない場合、図25(a)に示すように、脚部支持材106の後方(利用者の脚部上方が配置される側)の端部が筐体102の側壁の上面と略同一の高さになる。また、脚部支持材106の前方(利用者の脚部下方が配置される側)の端部は
枢軸106Aにより筐体102の凹部の底面に維持されている。このとき、筐体102の凹部の底面は、脚部支持材106から傾斜した状態にある。一方、利用者がマッサージを受ける場合、筐体102は、前方の枢軸106Aを回転軸としてH矢印方向に回転し、筐体102の凹部の底面が脚部支持材106下面の全体と接する。このとき、筐体102凹部底面は、脚部支持材106を載置する状態となる。
本発明の第7の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストを用いたマッサージチェアの斜視図を図26に示す。利用者がマッサージを受けない場合、図26(a)に示すように、脚部支持材106の下部に配置された空気袋208が縮退することにより、枢軸106Aを回転軸として筐体102が矢印I方向に回転する。これにより、筐体102の側壁の上面が脚部支持材106の後方の端部と略同一の高さになる。また、脚部支持材106の前方の端部は枢軸106Aにより筐体102の凹部の底面に維持される。一方、利用者がマッサージを受ける場合、脚部支持材106の下部に配置された空気袋208が膨張することにより、利用者の脚部上方が配置される側を筐体102が前方の枢軸106Aを回転軸として矢印J方向に回転し、筐体102の凹部の底面が脚部支持材106の下面の全体と接する。これにより、マッサージを受ける利用者の両脚部は、筐体102の凹部に収容されることになる。
これら図26(a)と図26(b)との間の状態遷移において、筐体102の下部に配置された空気袋208が膨張及び縮退することにより、筐体102は、枢軸106Aを中心に揺動する。一方、脚部支持材106は、その傾きおよび位置がそのままの位置に維持される。このため、マッサージを受ける場合と受けない場合とで、利用者の脚部が載置される位置と傾きの変化をできるだけ小さくして、座り心地を向上させることができる。
次に、本発明の第8の実施の形態を説明する。本発明の第8の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの正面図を図27に示す。図27に示すマッサージ器用フットレストは、筐体102、空気袋104、筐体102の端部の側壁内に配置される空気袋210、及び、空気袋104および筐体102の側壁を被覆する被覆材111(いわゆるカバー)とを有する。また、被覆材111は、一端105(1)が筐体102の端部の側壁の外端上で高さ方向に対して水平に縦断する水平線に沿ってに固定され、他端105(2)が筐体102の凹部の底面中央部(横断線部分に相当)に沿って固定されている。
利用者がマッサージを受けない場合、空気袋104は、図27(a)に示すように膨張する。ここで、筐体102の凹部底面の幅をa、深さをc、筐体102の端部の側壁の幅をbとすると、被覆材111の一端105(1)から他端105(2)までの長さは、(1/2)a+c+a+b=(3/2)a+b+cとなる。一方、利用者がマッサージを受ける場合、空気袋104は、図27(b)に示すように縮退する。この場合、空気210は膨張し、高さが(1/2)a増加する。被覆材111の一端105(1)から他端105(2)までの筐体102及び空気袋210に沿った距離は、(1/2)a+c+(1/2)a+b+(1/2)a=(3/2)a+b+cとなり、空気袋104が膨張し、空気袋210が縮退した場合の長さと一致する。即ち、空気袋104が縮退した場合におけるたるみをなくすことができる。
また、本発明の第8の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストの正面図を図28に示す。図28に示すマッサージ器用フットレストでは、被覆材111は、一端105(3)が筐体102の端部の側壁の内端中央線に沿って固定され、他端105(4)が筐体102の中央の側壁内面を凹部底面に略平行に延びる内壁中央線に沿って固定されている。
利用者がマッサージを受けない場合、空気袋104は、図28(a)に示すように膨張
する。ここで、筐体102の凹部底面の幅をa、深さをcとすると、被覆材111の外周の長さは、(a+c)×2となる。一方、利用者がマッサージを受ける場合、空気袋104は、図28(b)に示すように縮退する。この場合、被覆材111の一端105(3)から他端105(4)までの筐体102に沿った距離は、a+(1/2)c×2=a+cとなり、空気袋104が膨張したときに被覆材111が被覆すべき空気袋104の外周の長さの2分の1と一致する。このため、空気袋104が縮退した場合におけるたるみをなくすことができる。
なお、上記第8の実施の形態では、空気袋104と被覆材111とを別部材として説明した。しかし、空気袋104と被覆材111とが一体で構成されていてもよい。例えば、図27の構成において、被覆材111を省略し、空気袋104の一端が105(1)の位置に、また、他端が105(2)の位置に固定されるようにしてもよい。この場合、空気袋104の外周の1/2が図27に示す(3/2)a+b+cの長さになるように設定すればよい。また、図28の構成において、被覆材111を省略し、空気袋104の一端が105(3)の位置に、また、他端が105(4)の位置に固定されるようにしてもよい。この場合、空気袋104の外周の1/2が図28に示すa+cの長さになるように設定すればよい。さらに、図28の105(3)の位置から空気袋104の外面部分を通って105(4)の位置に至る部分にだけ被覆材111を設けるようにしてもよい。
次に、本発明の第9の実施の形態を説明する。本発明の第9の実施の形態に係る加圧空気出入機構のブロック図を図29に示す。図29に示す加圧空気出入機構は、電源302、制御PCB(基板)304、CPU305、ポンプ306、バルブ308及び310、施療用空気袋312、形状変化用空気袋314を有する。この加圧空気出入機構は、前述の図4、図5、図9、図10、図11、図23及び図25に示すマッサージ用フットレストに適用可能である。
制御PCB304内のCPU305は、電源302からの電力供給により起動する。具体的には、CPU305は、ポンプ306を駆動させる一方、バルブ308及びバルブ310を開く制御を行う。当初、利用者がマッサージを受けておらず、形状変化用空気袋314(図4等における空気袋104が該当)が膨張し、施療用空気袋312が縮退していると想定する。利用者がマッサージを受ける場合には、ポンプ306から空気がバルブ308を介して施療用空気袋312に送り込まれる。一方、形状変化用空気袋314は、所定の収納位置に収納される(不図示の押圧手段、例えば、図5に示した脚部支持体106等により利用者が押圧するようにしてもいいし、縮退用の吸引ポンプを設けてもよい)。これにより、形状変化用空気袋314が縮退する一方、施療用空気袋312が膨張し、利用者がマッサージを受ける状態となる。
また、利用者がマッサージを終了後、形状変化用空気袋314が縮退し、施療用空気袋312が膨張している場合には、ポンプ306から空気がバルブ310を介して形状変化用空気袋314に送り込まれる。一方、施療用空気袋312は、排気され所定の収納位置に収納される。これにより、利用者がマッサージを受けない状態となる。
なお、施療用空気袋312内部の空間と形状変化用空気袋314内部の空間とを接続する接続管318と、その接続管318の通気状態を開閉制御する通気バルブ316とを設けることにより、施療用空気袋312内の空気と形状変化用空気袋314内の空気とを互いに移動させるようにしてもよい。例えば、マッサージ中は、施療用空気袋312が膨張する程度まで空気が送り込まれている。一方、形状変化用空気袋314は空気が抜かれた状態にある。
マッサージ終了後、まず、通気バルブ316が開口され、膨張した状態の施療用空気袋
312内の空気が形状変化用空気袋314に移動する。その後、通気バルブ316が閉じられ、ポンプ306から空気がバルブ310を介して形状変化用空気袋314に送り込まれる。一方、施療用空気袋312の空気は、不図示のバルブを介して空気を抜かれ、所定の収納位置に収納される。これにより、利用者がマッサージを受けない状態となる。
次に、利用者がマッサージを受ける場合には、通気バルブ316が開口され、膨張した状態の形状変化用空気袋314内の空気が施療用空気袋312に移動する。その後、通気バルブ316が閉じられ、ポンプ306から空気がバルブ308を介して施療用空気袋312に送り込まれる。一方、形状変化用空気袋314は、不図示のバルブを介して空気を抜かれ、所定の収納位置に収納される。これにより、利用者がマッサージを受ける状態となる。
このように、マッサージ器用フットレストの形状変化時、すでに施療用空気袋312(または形状変化用空気袋314)が膨張した状態で蓄えている空気を形状変化用空気袋314(または施療用空気袋312)に移動させるため、すべての空気を新たにポンプから供給する場合に比較して効率的に空気を移動できる。すなわち、空気袋の膨張と縮退に必要なエネルギーを節約できる。また、施療用空気袋312と形状変化用空気袋314とを兼用すれば、空気袋の数を低減できる。
次に、本発明の第10の実施の形態を説明する。本発明の第10の実施の形態に係る駆動機構のブロック図を図30に示す。図30に示す駆動機構は、電源302、制御PCB(基板)304、CPU305、ポンプ306、バルブ308、施療用空気袋312、モータ320、リミットスイッチ322及び324を有する。この駆動機構は、前述の図6、図7、図12、図13及び図17に示すマッサージ用フットレストに適用可能である。
制御PCB304内のCPU305は、電源302からの電力供給により起動する。具体的には、CPU305は、ポンプ306を駆動させる一方、バルブ308を開く制御を行う。これにより、施療用空気袋312が膨張あるいは縮退する。また、CPU305は、マッサージ器用フットレストの状態を変化させるべく、モータ320を駆動させる。リミットスイッチ322及び324は、モータ320の駆動により移動する部分(例えば、図6における脚部支持材106)の移動を監視しており、その移動量があらかじめ定められた最大量に達したことを検知し、CPU305へ通知する。CPU305は、この通知を受けた場合に、モータ320の駆動を停止させる制御を行う。
以上のように、本発明に係るマッサージ器用フットレストは、利用者がマッサージを受ける場合と受けない場合とにおける状態遷移を、利用者がそのマッサージ器用フットレストに脚部を載せたままで行うことを可能とするという効果を有し、マッサージ器用フットレストとして有用である。また、マッサージを受けないときはオットマン(足のせ台)として使用できる、足用マッサージ機にも有用である。
従来の第1のマッサージ器の外観図 従来の第1のマッサージ器におけるフットレストの外観図 従来の第2のマッサージ器におけるフットレストの平面図 本発明の第1の実施の形態に係るマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第2の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第2の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストの斜視図 本発明の第2の実施の形態に係る第3のマッサージ器用フットレストの斜視図 本発明の第3の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第3の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第4の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第4の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第4の実施の形態に係る第3のマッサージ器用フットレストの斜視図 本発明の第4の実施の形態に係る第4のマッサージ器用フットレストの斜視図 本発明の第5の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第5の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第5の実施の形態に係る第3のマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第5の実施の形態に係る第4のマッサージ器用フットレストの斜視図 本発明の第5の実施の形態に係る第5のマッサージ器用フットレストの斜視図 本発明の第5の実施の形態に係る第5のマッサージ器用フットレストの断面図 本発明の第5の実施の形態に係る第6のマッサージ器用フットレストの斜視図 本発明の第5の実施の形態に係る第7のマッサージ器用フットレストの斜視図 本発明の第6の実施の形態に係るマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第7の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの斜視図 本発明の第7の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストを用いたマッサージチェアの斜視図 本発明の第7の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストの斜視図 本発明の第7の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストを用いたマッサージチェアの斜視図 本発明の第8の実施の形態に係る第1のマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第8の実施の形態に係る第2のマッサージ器用フットレストの正面図 本発明の第9の実施の形態に係る加圧空気出入機構のブロック図 本発明の第10の実施の形態に係る駆動機構のブロック図
符号の説明
102 筐体
104、110、116、172、180、208、210 空気袋
106 脚部支持材
108 支持材
112 蝶番
114 可動壁
152、320 モータ
154 伝動ベルト
156 送りネジ
158 送りナット
160、170 ガイドシャフト
162、166 フレーム
164、168 リンク
182、184 布地
204 座部
302 電源
304 制御用PCB
305 CPU
306 ポンプ
308、310 バルブ
312 施療用空気袋
314 形状変化用空気袋
322、324 リミットスイッチ

Claims (24)

  1. 凹部を形成し、前記凹部に利用者の下腿部を配置可能な脚部配置体と、
    前記凹部内部の面に配置され、加圧空気の注入及び排出によって膨張及び縮退し、膨張時には縮退時に対して前記凹部深さを低減する第1の空気袋とを有することを特徴とするマッサージ器用フットレスト。
  2. 前記第1の空気袋の上部に配置され、上面が略平坦な板状体を有し、
    前記第1の空気袋は、加圧空気の注入及び排出によって膨張及び縮退することにより、前記板状体を前記脚部配置体に対して相対的に移動させることを特徴とする請求項1記載のマッサージ器用フットレスト。
  3. 前記板状体は、前記脚部配置体の凹部を形成する側壁のいずれかの上方端を回転軸として揺動自在であることを特徴とする請求項2記載のマッサージ器用フットレスト。
  4. 前記板状体は、前記利用者の下腿部上方が配置される側の端部を回転軸として揺動自在であることを特徴とする請求項2記載のマッサージ器用フットレスト。
  5. 凹部を形成し、前記凹部に利用者の下腿部を配置可能な脚部配置体と、
    前記利用者の下腿部下方が配置される側の端部を回転軸として前記脚部配置体が揺動自在に結合される板状体と、
    加圧空気の注入及び排出によって膨張及び縮退し、前記回転軸を中心に前記板状体との間で前記脚部配置体における前記利用者の下腿部上方が配置される側を回転し、前記凹部底面に前記板状体を載置する状態と前記板状体から傾斜した状態との間を遷移させる第2の空気袋とを有することを特徴とするマッサージ器用フットレスト。
  6. 前記フットレストは、利用者が着座する座面の前端に配設され、前記板状体の上面における前記利用者の下腿部上方側の端部は、前記利用者が着座する座面と略同一の高さであることを特徴とする請求項4または5に記載のマッサージ器用フットレスト。
  7. 前記脚部配置体の側壁内部に形成され、加圧空気の注入及び排出によって膨張及び縮退することにより、前記脚部配置体を前記凹部側壁の高さ方向に対して上下に駆動させる第3の空気袋を有することを特徴とする請求項1記載のマッサージ器用フットレスト。
  8. 前記第1の空気袋が縮退したときに前記脚部配置体が前記凹部側壁の高さ方向に上昇し、前記第1の空気袋が膨張したときに前記脚部配置体が下降する、連動手段をさらに有する請求項7記載のマッサージ器用フットレスト。
  9. 凹部を形成し、前記凹部に利用者の下腿部を配置可能な脚部配置体と、
    前記脚部配置体の側壁内部に形成され、加圧空気の注入及び排出によって膨張及び縮退することにより、前記脚部配置体を前記凹部側壁の高さ方向に上下に駆動させる第3の空気袋とを有することを特徴とするマッサージ器用フットレスト。
  10. 利用者の下腿部をマッサージするマッサージ用空気袋をさらに備え、前記第1の空気袋とマッサージ用空気袋との間で相互に加圧空気の出入を行う加圧空気出入機構を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のマッサージ器用フットレスト。
  11. 前記脚部配置体の側壁は、高さが可変であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載のマッサージ器用フットレスト。
  12. 前記脚部配置体の凹部側壁の高さ方向に対する中央水平線に沿って両端部が固定され、前記第1の空気袋の膨張とともに上方へ張り出し、前記第1の空気袋の縮退とともに前記中央水平線以下の側壁内面と前記凹部底面とを被覆する、そのような被覆材をさらに有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のマッサージ器用フットレスト。
  13. 前記凹部底面の中央を縦断する中央縦断線部分と前記脚部配置体の側壁外面を高さ方向に対して水平に縦断する部分とに固定され、前記第1の空気袋が膨張し前記側壁の高さが縮退した状態で前記第1の空気袋と前記側壁とにより上方へ張り出し、前記第1の空気袋が縮退し、前記側壁が突出した状態で前記側壁および前記凹部底面を被覆する、そのような被覆材をさらに有する請求項11記載のマッサージ器用フットレスト。
  14. 利用者の下腿部を配置可能な脚部配置体と、
    前記脚部配置体の上面に配置される利用者の両方の下腿部間に延在する中央線部と前記両方の下腿部を外側から挟み込む両側部とにおいて、前記脚部配置体内に埋設される状態と、前記脚部配置体上面から突出した状態との間で遷移可能な移動壁と、
    前記移動壁を移動する駆動部と
    を有することを特徴とするマッサージ器用フットレスト。
  15. 前記駆動部は前記移動壁の下部に配置され、加圧空気の注入及び排出によって膨張及び縮退することにより、前記移動壁を前記脚部配置体に対して相対的に移動させる空気袋である請求項14記載のマッサージ器用フットレスト。
  16. 前記移動壁は、前記脚部配置体の上方に移動した場合に前記利用者の下腿部が配置される側に湾曲する形状であることを特徴とする請求項14または15に記載のマッサージ器用フットレスト。
  17. 前記移動壁は、扇形であり、前記扇形の要の近傍を回転軸として回転自在であることを特徴とする請求項14または15に記載のマッサージ器用フットレスト。
  18. 凹部を形成し、前記凹部に利用者の下腿部を配置可能な脚部配置体と、
    前記凹部内に配置される上面が略平坦な板状体と、
    前記板状体を前記脚部配置体に対して相対的に移動させる駆動部とを有することを特徴とするマッサージ器用フットレスト。
  19. 前記駆動部は、前記板状体を前記凹部側壁の高さ方向に上下に移動させる駆動機構を有することを特徴とする請求項18記載のマッサージ器用フットレスト。
  20. 前記駆動部は、前記脚部配置体を前記板状体面に対して上下方向に移動させる駆動機構を有することを特徴とする請求項18記載のマッサージ器用フットレスト。
  21. 前記板状体は、前記脚部配置体の側壁のいずれかの上方端を回転軸として回転自在であることを特徴とする請求項18記載のマッサージ器用フットレスト。
  22. 前記駆動部は、前記脚部配置体が2つの凹部を有し、前記2つの凹部内のそれぞれに前記板状体が配置される場合に、前記2つの凹部の間の側壁内に構成され、前記2つの板状体の双方を回転させることを特徴とする請求項21記載のマッサージ器用フットレスト。
  23. 前記駆動部が前記板状体を移動させる移動範囲の限界位置を検出する2つの検出手段と、
    前記板状体を第1の限界位置から第2の限界位置または第2の限界位置から第1の限界位置に移動させることにより前記マッサージ用フットレストの使用状態と非使用状態とを
    切り換える制御手段とをさらに備える請求項18から22のいずれかに記載のマッサージ器用フットレスト。
  24. 第1の布材と第2の布材からなり、第1の布材が立体的に縫製され、加圧空気の注入及び排出によって膨張および縮退し、膨張時には凹部を形成し、前記凹部に利用者の下腿部を配置可能な脚部配置体を構成し、縮退時には布材の厚み相当の略平坦な面を構成し、前記凹部内面には前記第1の布材よりも柔軟性を有する第2の布材が縫製されたマッサージ器用フットレスト。
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