JP2005204403A - モータ駆動装置 - Google Patents

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英明 森
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Abstract

【課題】 過変調による駆動電流の波形歪みにより発生する騒音を低減し、起動時間や加速時間も短くすることが可能なモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】 電流検出信号Vcsと指令信号Vecの差分を増幅する差動増幅器90と、差動増幅出力を制限する第1制限器100とをスイッチング制御器50A内に設ける。スイッチング制御器50Aは、第1制限器100を介して出力される差動増幅信号Vrlimと、正弦波発生器40からの正弦波信号SIN1〜SIN3とを乗算して入力指令信号Vuin,…を生成し、入力指令信号Vuin,…と搬送波Vtriの比較結果に基づきスイッチング制御信号UU,VU,WU,…によりモータ10を駆動させる。その際、第1制限器100は、搬送波Vtriの振幅に対する入力指令信号Vuin,…の振幅の比の最大値が、1より大きくかつ2以下の所定値になるように差動増幅出力を制限する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搬送波を用いたパルス幅変調(PWM)制御によりモータを駆動するモータ駆動装置に関する。
図17に従来のモータ駆動装置を示す。モータ10は永久磁石による界磁部を有するロータと、3相コイル11,12,13がY結線されたステータとで構成される。電力供給器20は3個の上側パワートランジスタ21,22,23および3個の下側パワートランジスタ25,26,27によりブリッジ構成され、3相コイル11,12,13への電力供給を行う。
位置検出器30はロータ位置を検出し、正弦波発生器40は位置検出器30の位置検出信号に基づいた3相正弦波信号SIN1〜SIN3をスイッチング制御器50に出力する。また、電力供給器20とGND間に接続された電流検出器70は電流供給器20に流れる電流を検出し、電流検出信号Vcsを出力する。差動増幅器90は端子80より入力される指令信号Vecと電流検出信号Vcsとの差を増幅し、差動増幅信号Vrを出力する。乗算器51,52,53は正弦波発生器40の3相正弦波信号SIN1〜SIN3と差動増幅器90の差動増幅信号Vrとの乗算を行い、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinとして出力する。
比較器56,57,58は入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinと端子55より入力される所定周波数の搬送波(三角波Vtri)とを比較し、パルス幅変調を行う。ゲート駆動回路60は比較回路56,57,58のPWM信号PWMU、PWMV、PWMWに応動して、電力供給器20の各パワートランジスタをスイッチング制御する上側パワートランジスタ制御信号UU,VU,WUおよび下側パワートランジスタ制御信号UL,VL,WLを出力する。これにより電力供給器20の各パワートランジスタはオン・オフ動作を行い、3相コイル11,12,13に電力を供給しモータを駆動する。
このように、指令信号Vecと電流検出信号Vcsとの差分により入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅を制御し、3相コイル11,12,13に流れる駆動電流の制御を行う。したがって、指令信号Vecと電流検出信号Vcsの差分が大きいような場合は、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅も大きくなり、3相コイル11,12,13に流れる駆動電流も大きくなる。
以上のように指令信号と電流検出信号との差分を正弦波信号に乗算することにより入力指令信号を作成し、搬送波との比較を行うパルス幅変調により各パワートランジスタのスイッチング制御行うモータ駆動装置は、例えば特許文献1において開示されている。
特開平4−101694号公報
上記の従来の構成では、入力指令信号は3相正弦波信号と差動増幅信号との乗算結果であり、差動増幅信号に応じて変調率α(搬送波の振幅に対する入力指令信号の振幅の割合)が変化する。また、変調率αには制限がない。つまり、起動時や加速時等、また最高回転数で駆動している場合は、変調率αが非常に大きくなる場合があり、変調率αが1より大きい過変調となった場合は、駆動電流波形が歪み、それに起因して振動や騒音が発生していた。
また、変調率αを1以下に制限して駆動する場合もあるが、この場合、駆動トルクが制限されるため、起動時間や加速時間が長くなるという課題、また、最高回転数が抑えられるという課題があった。特に情報機器用モータ駆動においては、騒音を抑えつつ、起動時間や加速時間がより短いことが望まれている。
本発明は上記問題に鑑みたもので、その目的とするところは、過変調による駆動電流の波形歪みにより発生する騒音を低減し、起動時間や加速時間を短くすることが可能なモータ駆動装置を提供することにある。
本発明に係るモータ駆動装置は、回転位置を検出して位置検出信号を生成する位置検出手段と、位置検出手段の位置検出信号に応じて振幅一定の正弦波信号を生成する正弦波発生手段と、複数のスイッチング素子で構成され、モータに電力を供給する電力供給手段と、電力供給手段に流れる電流を検出し、電流検出信号を生成する電流検出手段と、電流検出信号と指令信号との差分を増幅して差動増幅信号を生成する差動増幅手段と、差動増幅手段からの差動増幅信号と前記正弦波発生手段からの正弦波信号とを乗算して入力指令信号を生成し、入力指令信号と所定の搬送波との比較結果に応じて、スイッチング素子を制御するためのスイッチング制御信号を生成するスイッチング制御手段とを備える。スイッチング制御手段において、搬送波の振幅に対する入力指令信号の振幅の比が、1より大きくかつ2以下の所定値を超えないように制限される。
このように構成することにより、起動時や加速時、または最高回転数で駆動している場合の駆動電流の波形歪みが小さくなり、それに起因する振動や騒音の低減が可能となる。また、変調率αを1未満で駆動する場合と比較し、入力指令信号の振幅が大きく電圧利用率が向上するため、最高回転数を伸ばすことが可能となる。さらに、起動時や加速時において、駆動トルクが改善されるため、起動時間や加速時間を短くすることも可能となる。
本発明のモータ駆動装置において、スイッチング制御手段は、搬送波の振幅に対する入力指令信号の振幅の比が、1より大きくかつ2以下の所定値を超えないようにするために、入力指令信号の振幅を制限する第2の制限手段をさらに含んでもよい。これにより、電源電圧の振幅に対する搬送波の振幅の比率を高めることができ、比較精度を向上できる。
また、本発明のモータ駆動装置において、位置検出手段はホール素子で構成され、かつ、正弦波発生手段は、ホール素子の出力信号の極性切り替わりタイミングに応じてディジタル処理して疑似正弦波信号を出力するようにしてもよい。ホール出力信号の極性切り替わりタイミングに応動してディジタル処理するため、ホール素子出力波形による影響が少なく、駆動電流の波形歪みをより小さくすることが可能となる。さらに、ホール素子を1個で構成した場合には低コスト・省配線といった効果も期待できる。
本発明のモータ駆動装置によれば、過変調による駆動電流の波形歪みにより発生する騒音を低減し、起動時間や加速時間も短くすることが可能となる。
以下、本発明に係るモータ駆動装置の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に本発明に係る実施の形態1におけるモータ駆動装置の構成を示す。本実施形態のモータ駆動装置の制御対象であるモータ10は永久磁石による界磁部を有するロータと、3相コイル11,12,13がY結線されたステータとで構成される。
モータ駆動装置は、電力供給器20と、位置検出器30と、正弦波発生器40と、スイッチング制御器50Aと、電流検出器70とを備える。
電力供給器20は3個の上側パワートランジスタ21,22,23および3個の下側パワートランジスタ25,26,27によりブリッジ構成され、モータ10の3相コイル11,12,13へ電力供給を行う。また、上側パワートランジスタ21,22,23にはそれぞれ逆並列に上側パワーダイオード21d、22d、23dが接続され、下側パワートランジスタ25,26,27にもそれぞれ逆並列に下側パワーダイオード25d、26d、27dが接続されている。なお、上側パワートランジスタ21,22,23および下側パワートランジスタ25,26,27はN形電界効果トランジスタを用い、上側パワーダイオード21d、22d、23dおよび下側パワーダイオード25d、26d、27dは寄生ダイオードを用いて構成してもよい。
図2に位置検出器30と正弦波発生器40の基本構成図を示す。
位置検出器30はロータ位置の検出を行う。位置検出器30は3個のホール素子(磁気センサ)33,34,35と、3個のホールアンプ36,37,38とを含み、それぞれの各ホール出力(H1HとH1L、H2HとH2L、H3HとH3L)を差動増幅し、位置検出信号H1〜H3として正弦波発生器40に出力する。ホール素子は電気的に120deg相当ずらして配置される。
正弦波発生器40はAGC回路41と、位相シフト回路42とを含む。AGC回路41は位置検出器30からの位置検出信号H1〜H3の振幅を一定値となるように振幅を制御する。位相シフト回路42は、位置検出信号H1〜H3の位相シフトを行う。正弦波発生器40の出力信号である3相正弦波信号SIN1〜SIN3はスイッチング制御器50Aに入力する。なお、位相シフト回路42は例えばベクトル演算で処理し、基本的には位置検出器30の位置検出信号H1〜H3に対して30degだけ位相シフトさせて3相正弦波信号SIN1〜SIN3とする。このように、位相シフトを行うのは、位置検出信号H1〜H3と、その信号を用いた実際の制御タイミングとのずれを修正するためである。なお、位相シフト量は30degに限定されるわけではなく、回転数に応動して変化させてもよい。
図3は位置検出器30および正弦波発生器40の各部の信号波形図である。このように、正弦波発生器40は、位置検出器30の位置検出信号H1〜H3から、振幅値一定の3相正弦波信号SIN1〜SIN3を生成し、スイッチング制御器50Aに出力する。
図1に戻り、電流検出器70が電力供給器20とGND間に接続される。電流検出器70は電力供給器20に流れる電流を検出し、電流検出信号Vcsをスイッチング制御器50Aに出力する。電流検出器70の基本構成図を図4に示す。図5は、電流検出器70の動作を説明する信号波形図である。図4より、電流検出器70は電流検出抵抗71と、抵抗72およびコンデンサ73で構成されるフィルタ75を含む。電流検出抵抗71により電力供給器20に流れる電流を検出し、フィルタ75を介して電流検出信号Vcsとして出力する。図5より、電流検出抵抗71により検出される信号Rcsは後述するようにPWM駆動しているためパルス状波形となり、また、電流検出信号Vcsは電力供給器20に流れる電流のほぼ平均直流電圧となる。なお、電流検出手段は抵抗に限定されず、電流センサ等により検出を行ってもよい。
図1を参照し、スイッチング制御器50Aは、差動増幅器90と、第1制限器100と、乗算器51,52,53と、比較器56,57,58と、ゲート駆動回路60とを含む。
スイッチング制御器50Aは、指令信号Vecを入力する指令信号入力端子80と、PWM変調に用いる高周波の搬送波Vtriを入力する搬送波入力端子55とを含む。
差動増幅器90は指令信号入力端子80から入力される指令信号Vecと、電流検出信号Vcsとの差分を増幅して差動増幅信号Vrを生成し、第1制限器100に出力する。第1制限器100は差動増幅器90の差動増幅信号Vrの振幅が所定値以下となるよう制限を行う(その動作の詳細は後述)。乗算器51,52,53は正弦波発生器40からの3相正弦波信号SIN1〜SIN3と、第1制限器100からの出力信号Vrlimとの乗算を行い入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinを生成し、出力する。
比較器56,57,58の一方の入力端子には乗算器51,52,53の出力である入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinがそれぞれ入力され、他方の入力端子には搬送波入力端子55から入力される高周波な搬送波Vtriが入力される。ここで、入力する搬送波は、例えば可聴領域以上の20kHz以上で200kHz以下の三角波である。比較器56,57,58は入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinと三角波Vtriとの比較によりパルス幅変調を行い、PWM信号PWMU,PWMV,PWMWを生成し、ゲート駆動回路60に出力する。
ゲート駆動回路60は、PWM信号PWMU、PWMV、PWMWに応じて動作し、電力供給器20の上側パワートランジスタ21,22,23のゲートを制御する制御信号UU,VU,WUと、下側パワートランジスタ25,26,27のゲートを制御する制御信号UL,VL,WLとを出力する。
図6にゲート駆動回路60の基本構成図を示す。説明の便宜上、図6にはU相に対する構成のみを示すが、他の2相についても同様である。遅延回路61は例えばRC回路等により構成され、比較器56によりパルス幅変調されたPWM信号PWMUを所定時間Tdだけ遅延させる。その遅延させられた信号(PWMUd)は論理積ゲート62の一方の入力端子に入力され、他方の入力端子にはPWM信号PWMUが入力される。論理積ゲート62の出力は制御信号UUとして電力供給器20の上側パワートランジスタ21のゲートに入力する。また、遅延信号PWMUdは論理和反転ゲート63の一方の入力端子にも入力し、他方の入力端子にはPWM信号PWMUが入力される。論理和反転ゲート63の出力は制御信号ULとして電力供給器20の下側パワートランジスタ25のゲートに入力する。
図7は、ゲート駆動回路60における各部の動作を説明するタイミングチャート(U相のみ)である。比較器56において、入力指令信号Vuinと三角波Vtriの比較が行われPWM信号PWMUが出力される。遅延信号PWMUdはPWM信号PWMUを遅延回路61により所定時間Td遅延した信号である。UU,ULはそれぞれ上側パワートランジスタ21および下側パワートランジスタ25のゲートを制御する制御信号である。なお、上述の遅延時間Tdは上下パワートランジスタの同時オンによる貫通防止を行うためのデッドタイムである。以上より、電力供給器20のそれぞれのパワートランジスタはゲート駆動回路60からの制御信号UU,VU,WUおよびUL,VL,WLに応じたオンオフ動作を行う。これにより、3相コイル11,12,13に電力を供給しモータを駆動する。
ここで、スイッチング制御器50Aの詳細な動作を説明する。以下の説明では、一定値に制御された正弦波発生器40の3相正弦波信号SIN1〜SIN3の振幅値をAとし、搬送波入力端子55より入力される三角波Vtriの振幅値をBとする。さらに、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅値をXとする。
第1制限器100は図8に示すような入出力特性を有する。すなわち、第1制限器100は制限値limを有し、差動増幅信号Vrの振幅が制限値lim内に収まるように差動増幅信号Vrの振幅を制限する。ここで、制限値limは後述するように、三角波Vtriの振幅値(B)に対する入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅値(X)の比(α)が所定範囲になるように設定される。
乗算器51,52,53は正弦波発生器40の3相正弦波信号SIN1〜SIN3と第1制限器100の出力信号Vrlimとの乗算を行い入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinとして比較器55,56,57の一方の入力端子に入力する。比較器55,56,57は入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinと三角波Vtriとの比較を行うことによりパルス幅変調を行う。PWM信号PWMU,PWMV,PWMWはゲート駆動回路60を介して電力供給器20の上下パワートランジスタをオンオフ動作させ、3相コイル11,12,13に電力を供給する。このように、第1制限器100の出力信号Vrlimにより入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅値を制御し、3相コイル11,12,13に流れる駆動電流を制御する。よって、指令信号入力端子80から入力される指令信号Vecに応動して、駆動電流が3相コイル11,12,13に流れる。
指令信号Vecに対して電流検出器70の電流検出信号Vcsが小さい場合、差動増幅器90の差動増幅信号Vrは大きくなり、第1制限器100の出力信号Vrlimも大きくなる。よって、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅値Xが大きくなり、3相コイル11,12,13に流れる駆動電流がより大きくなる。ここで、起動時や加速時、または最高回転数で駆動している場合を考える。この場合、指令信号Vecに対して電流検出器70の電流検出信号Vcsがかなり小さく、差動増幅器90の差動増幅信号Vrはかなり大きくなる。この時、第1制限器100の入力信号Vrが制限値lim以上であると、第1制限器100は、出力信号Vrを制限値limに制限して出力する(図8参照)。つまり、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅値Xは、3相正弦波信号SIN1〜SIN3の振幅値Aと、第1制限器100の制限値limとの乗算結果であるA*limに制限される。
三角波Vtriの振幅値Bに対する入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅値Xの割合を変調率α(=X/B)とし、図9に、変調率αがそれぞれ1,2,3の場合における入力信号Vuin,Vvin,Vwinと三角波Vtriとの関係を示す。なお、実際の制御においては入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinに対する三角波Vtriの周波数は3桁ほど大きいが、説明の便宜上、三角波Vtriの周波数を低くして示している。
図9(a)は変調率α=1の場合であり、変調率αが1未満(α<1)では、三角波Vtriに対して入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅が小さく、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの全ての区間(360deg)において三角波Vtri毎にパルス幅変調が行われ、3相コイル11,12,13には正弦波状の駆動電流が流れる。
図9(c)は変調率α=3の場合であり、このように変調率αが大きく過変調となると、三角波Vtriに対して入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅も大きくなり、三角波Vtriの振幅値B以上の入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの区間(例えば、図9(c)の区間P)では三角波Vtri毎にパルス幅変調は行われない。この場合、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinが3相ともパルス幅変調されない区間(例えば、図9(c)の区間Q)が存在し、その区間においては電力供給器20の各パワートランジスタがフル・オン動作でモータを駆動していることになる。すなわち、3相コイル11,12,13に流れる駆動電流はモータ定数で決まり、波形歪みが大きくそれに起因して振動や騒音が発生する。
図9(b)は変調率α=2の場合であり、この時、各相の入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの交点は三角波Vtriの振幅と一致する(X/2=B)。正弦波発生器40の出力信号SIN1〜SIN3が振幅値一定の3相正弦波信号であるため、ぞれぞれの信号SIN1〜SIN3の交点は振幅値Aの1/2倍の位置となる。入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinは3相正弦波信号SIN1〜SIN3と第1制限器100の出力信号Vrlimの乗算結果であるため、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの交点も振幅値Xの1/2倍の位置となる。
すなわち、変調率α=2の場合に、変調率α=3の場合のように電力供給器20の各パワートランジスタがフルオン動作でモータを駆動する状態(Q区間)がなくなり、必ず少なくとも1相がパルス幅変調されて駆動されることになり、3相コイル11,12,13には正弦波上の駆動電流が流れる。したがって、変調率αを最大で2となるように第1制限器100の制限値limを設定すれば、3相コイル11,12,13に流れる駆動電流波形も正弦波状を保つことができ、駆動電流の波形歪みによる振動や騒音を防ぐことが可能となる。
図10は、変調率αが1,2,3の場合における駆動電流波形のシミュレーション結果を示した図である。図10(a)の変調率α=1の場合、駆動電流波形はほぼ正弦波状であるのに対し、図10(c)の変調率α=3の場合、過変調となり、駆動電流波形は歪んでいる。一方、図10(b)の変調率α=2の場合は、上述のように正弦波状の駆動電流波形を保持している。
図11は、変調率αに対する達成可能な最高回転数をシミュレーションした結果を示した図である。同図より、変調率αの増加に伴い、達成可能な最高回転数が増加しているのが分かる。例えば、変調率α=2の場合、変調率α=1の場合に比して最高回転数が10%程度増加している。なお、変調率αが1.5以上では、最高回転数の増加率は減少し、ほぼ横ばいとなっているのが分かる。
以上のように、本実施形態では、変調率αが2以下となるように入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅を制限するのが好ましい。これにより、起動時や加速時、または最高回転数で駆動している場合(過変調時)の駆動電流の波形歪みを少なくでき、それに起因する振動や騒音の低減が可能となる。
本実施形態では、変調率αを最大2まで許容することにより、変調率αが1以下で駆動する場合と比較し、正弦波状の駆動電流波形を保持しつつ、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅を大きくでき、電圧利用率も向上でき、最高回転数を伸ばすことが可能となる。またさらに、起動時や加速時において、変調率αが1以下で駆動する場合と比較し、駆動トルクが改善されるため、起動時間や加速時間を短くすることも可能となる。よって、起動時や加速時、または最高回転数で駆動している場合の振動や騒音を低減でき、変調率αが1以下で駆動するものに対して、起動時間や加速時間を短くすることが可能となる。
なお、本実施の形態では、第1制限器100における変調率αの上限を2以下の所定値に設定したが、より好ましくは変調率αの上限を、1より大きく2以下の値に設定するのがよい。これは変調率αの上限を1未満に設定することは最高回転数の低下や起動時間、加速時間の低下に繋がるからである。さらに変調率αの上限を1より大きく1.8以下(1<α≦1.8)の値に設定してもよい。これは比較器55,56,57のバラツキやオフセットによる影響を考慮し、また、ヒステリシスを持つ比較器を用いた場合のヒステリシス幅による影響を考慮してのことである。つまり、変調率αの上限を2と設定した場合、上記影響により、必ずどれか1相が三角波Vtri毎にパルス幅変調されるとは限らなくなり、駆動電流の波形歪みが生じる可能性があるからである。また、変調率αの上限を1より大きく1.5以下(1<α≦1.5)の値に設定してもよい。つまり、図11より、変調率αの上限が1.5以上では、最高回転数の増加がさほど期待できないことから、変調率αの上限を1.5以下に設定してもよい。
なお、図1に示す構成要素のうちモータ10及びホール素子33、34、35を除く構成要素のいくつかを1つの集積回路内に収めてもよい。
(実施の形態2)
図12に実施の形態2のモータ駆動装置の全体構成図を示す。実施の形態1とはスイッチング制御器50Bの構成が異なる。すなわち、スイッチング制御器50B内に第2制限器110を設けた点が異なる。それ以外の構成、動作は実施の形態1で説明したものと同様である。
第2制限器110は乗算器51,52,53と比較器55,56,57との間に接続され、乗算器51,52,53の出力信号である入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅制限を行う。図13に、第2制限器110の入出力特性(U相のみ)を示す。第2制限器110は、第1制限器100と同様に所定の制限値(ここでは、B+Y)を有しており、その制限値を超えないように、入力信号を制限して出力する。すなわち、第2制限器110は、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの上限を制限し、入力指令信号Vuinl,Vvinl,Vwinlとして出力する。制限した入力指令信号Vuinl,Vvinl,Vwinlと三角波Vtriとは比較器56,57,58にて比較され、パルス幅変調が行われ、モータ駆動のためのPWM信号PWMU,PWMV,PWMWが生成される。
ここで、第2制限器110により、入力指令信号Vuinl,Vvinl,Vwinlを制限する理由を説明する。スイッチング制御器50Bは一般に半導体集積回路で構成され、一定電圧(例えば5V)の電源が駆動電圧として供給される。入力指令信号Vuin,Vvin,Vwin、三角波Vtriの振幅はともに、電源電圧の振幅の範囲内に収まる必要がある。よって、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅が大きいと、相対的に三角波Vtriの振幅は小さくなり、PWM信号の精度が低下する。この点から、入力指令信号の振幅を三角波Vtriの振幅にほぼ等しくするのが好ましい。
一方、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinが三角波Vtriの振幅値より大きい区間では、比較器56,57,58によりデューティー100%の信号が生成される。この場合、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅値が、三角波Vtriの振幅値より大きいか否かということによりデューティーの値が決定され、それらの電圧差はデューティーの値には関係しない。すなわち、この区間においては、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅を制限しても、制限された入力指令信号の振幅が三角波Vtriの振幅値よりも大きければ、本来のデューティー値が得られる。
以上より、本実施形態では、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinが三角波Vtriの振幅値より大きい区間において、第2制限器110により、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅を適宜制限して、入力指令信号の最大振幅値を抑えることにより、電源電圧に対する三角波の振幅の割合を高め、制御精度を向上する。
図14は第2制限器110の動作を説明するための図である。図14には、変調率α=2(X/2=B)の場合における、第2制限器110に入力する入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinと、第2制限器110の出力信号である、制限された入力指令信号Vuinl,Vvinl,Vwinlと、三角波Vtriとが示されている。
図14において、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinが三角波Vtriの振幅値Bより大きい区間は、比較器56,57,58による比較結果はデューティー100%である。したがって、第2制限器110により入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅を制限した制限入力指令信号Vuinl,Vvinl,Vwinlを用いてパルス幅変調を行ってもデューティー100%という結果は変わらない。ここで、設計上、比較器56,57,58のバラツキやオフセット、またはヒステリシスを構成した場合を考慮し、第2制限器110による制限値は、三角波Vtriの振幅値Bに対して所定値Yだけ上乗せした値に設定するのが好ましい。これは、所定値Yを考慮しない場合、本来比較器56,57,58による比較結果がデューティー100%であるはずのタイミングでデューティーが100%を切ってしまうような場合が存在するからである。
以上のように、第2制限器110で入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅を制限することにより、制限しない場合と比較して、三角波の振幅を相対的に大きく取ることが可能となり、比較器56,57,58による比較精度を向上させることができる。具体的には、図14を参照し、比較器56,57,58の電源電圧Vccに対して入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅値Xを考慮した場合の三角波Vtriの振幅値Bと、制限入力指令信号Vuinl,Vvinl,Vwinlの振幅値B+Yを考慮した場合の三角波Vtriの振幅値Bとでは、後者の方がより大きい振幅値Bの三角波Vtriを用いることが可能である。つまり、第2制限器110を用いない場合と比較して、本実施の形態2では、より電圧レンジの広い比較動作が可能となり、比較精度を向上させることが可能となる。
(実施の形態3)
図15に本発明に係る実施の形態3のモータ駆動装置の全体構成図を示す。実施の形態1のものとは、位置検出器30A及び正弦波作成器40Aの構成が異なる。それ以外の構成、動作は、実施の形態1で説明したものと同様である。
図16(a)に、本実施形態の位置検出器30Aと正弦波発生器40Aの基本構成図を示す。本実施形態の位置検出器30Aは例えば電気的に120deg相当ずらして配置された3個のホール素子等の磁気センサで構成され、ロータ位置の検出を行う。位置検出器30Aは3個のホール素子33,34,35と、3個の比較器36A,37A,38Aとを含む。位置検出器30Aは、各ホール素子33,34,35からの2つの出力(H1HとH1L、H2HとH2L、H3HとH3L)を比較し、位置検出比較信号H1A〜H3Aを正弦波発生器40Aに出力する。ここで、位置検出比較信号H1A〜H3Aは、極性切り替わり毎(電気的に180deg毎)に、“H”または“L”に切り替わる信号である(図16(b)参照)。
正弦波発生器40Aは計測回路43と、DA変換回路44とを含み、位置検出器30Aの位置検出比較信号H1A〜H3Aのエッジ間を計測回路43により所定のクロックで計測し、その計測結果を所定倍数に定倍する。このとき、計測に使用するエッジは、同一相におけるエッジでもよいし、異なる相のエッジ間を計測してもよい。また、連続して発生するエッジ間を測定してもよいし、一定間隔毎に発生するエッジ間を測定してもよい。
DA変換回路44は、計測回路43からのデジタル信号を正弦波状波形のアナログ信号に変換する。この時に位相シフトも同時に行う。アナログ変換された信号は3相正弦波状信号SIN1A〜SIN3Aとして乗算器51に入力する。この3相正弦波信号SIN1A〜SIN3Aを用いて実施の形態1と同様の動作を行う。
このように3相正弦波状信号SIN1A〜SIN3Aをディジタル処理を介して生成することにより、実施の形態1のようにアナログ的に生成する場合と比較して、生成される正弦波状信号SIN1A〜SIN3Aがホール素子の出力波形の歪に影響されにくくなる。
例えば、アナログ的に処理を行う場合、ホール素子の出力波形が高調波を多く含んだ信号である場合は、正弦波発生器40より出力される3相正弦波信号SIN1〜SIN3は正弦波ではなく高調波を含んだ歪みを持った信号となってしまう。したがってその信号を基にパルス幅変調を行い、モータを駆動すると、3相コイル11,12,13の駆動電流には波形歪みが生じてしまう。これに対し、本実施形態では、ホール素子の出力の極性切り替わりタイミングのみを用いて3相正弦波状信号SIN1A〜SIN3Aをディジタル的に作成するため、ホール素子の出力波形の歪による影響は少なく、正弦波発生器40Aの3相正弦波状信号SIN1A〜SIN3Aはほぼ正弦波状の信号として出力できる。よって、ホール素子出力波形に影響されず、3相コイル11,12,13に歪みの少ない正弦波状の駆動電流を流すことが可能となる。
なお、本実施の形態では、位置検出器30Aを3個のホール素子を用いて構成した場合について説明を行ったが、1個のホール素子出力の極性切り替わりタイミングを基に3相分の正弦波状信号SIN1A〜SIN3Aを作成するよう構成してもよい。この場合、3個のホール素子を使う構成と比較し、ホール素子の取付誤差による影響が少なくなる。具体的には取付誤差があるとホール素子出力をアナログ的に処理して3相正弦波信号SIN1〜SIN3を作成すると歪みを持った信号波形となってしまい、それに起因して3相コイル11,12,13の駆動電流の波形も歪む可能性があるからである。また、ホール素子を2個削減出来るため、その分の低コスト・省配線が可能となる。
本実施形態の構成は、実施の形態1及び2にも適用できることは言うまでもない。
なお、以上説明した本発明に対し、その趣旨を変えずして種々の変更が可能であり、そのような構成は本発明の思想に含まれることはいうまでもない。
本発明にかかるモータ駆動装置は、過変調による駆動電流の波形歪みにより発生する騒音を低減し、起動時間や加速時間も短くできるという効果を有し、パルス幅変調で駆動するモータ駆動装置等として有用である。
本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置の全体構成を示す図である。 位置検出器と正弦波作成器の回路構成図である。 位置検出器と正弦波発生器の各部の動作を説明するためのタイミング図である。 電流検出器の回路構成図である。 電流検出器の各部の動作を説明するためのタイミング図である。 ゲート駆動回路の回路構成図である。 ゲート駆動回路の各部の動作を説明するためのタイミング図である。 第1制限器の入出力特性を示した図である。 第1制限器の動作と変調率の関係を説明するための図である。 3つの変調率における駆動電流波形のシミュレーション結果である。 変調率と実現できる最高回転数の関係を示した図である。 本発明の実施の形態2におけるモータ駆動装置の全体構成を示す図である。 第2制限器の入出力特性を示した図である。 第2制限器の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態3におけるモータ駆動装置の全体構成を示す図である。 実施の形態3の位置検出器と正弦波発生器の回路構成図である。 従来のモータ駆動装置の全体構成を示す図である。
符号の説明
1:直流電源
10:モータ
11,12,13:コイル
20:電力供給器
30,30A:位置検出器
40,40A:正弦波発生器
50,50A、50B:スイッチング制御器
51,52,53:乗算器
56,57,58:比較器
60:ゲート駆動回路
70:電流検出器
90:差動増幅器
100:第1制限器
110:第2制限器

Claims (10)

  1. 回転位置を検出して位置検出信号を生成する位置検出手段と、
    該位置検出手段の位置検出信号に応じて振幅一定の正弦波信号を生成する正弦波発生手段と、
    複数のスイッチング素子で構成され、モータに電力を供給する電力供給手段と、
    前記電力供給手段に流れる電流を検出し、電流検出信号を生成する電流検出手段と、
    前記電流検出信号と指令信号との差分を増幅して差動増幅信号を生成する差動増幅手段と、
    該差動増幅手段からの差動増幅信号と前記正弦波発生手段からの正弦波信号とを乗算して入力指令信号を生成し、該入力指令信号と所定の搬送波との比較結果に応じて、前記スイッチング素子を制御するためのスイッチング制御信号を生成するスイッチング制御手段とを備え、
    該スイッチング制御手段において、前記搬送波の振幅に対する前記入力指令信号の振幅の比が、1より大きくかつ2以下の所定値を超えないよう制限される、ことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記スイッチング制御手段は、前記搬送波の振幅に対する前記入力指令信号の振幅の比が、1より大きくかつ2以下の所定値を超えないようにするために、前記差動増幅信号の振幅を制限する制限手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記所定値を2とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記スイッチング制御手段は、前記搬送波の振幅に対する前記入力指令信号の振幅の比が、1より大きくかつ2以下の所定値を超えないようにするために、前記入力指令信号の振幅を制限する第2制限手段を含むことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のモータ駆動装置。
  5. 前記第2制限手段は、前記入力指令信号を前記搬送波の振幅に所定値を加えた値を閾値とし、前記入力指令信号が該閾値を超えたときに、前記入力指令信号を該閾値以下に制限することを特徴とする請求項4に記載のモータ駆動装置。
  6. 前記位置検出手段はホール素子で構成され、前記正弦波発生手段は前記ホール素子の出力信号をアナログ処理して出力することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のモータ駆動装置。
  7. 前記位置検出手段はホール素子で構成され、前記正弦波発生手段は、前記ホール素子の出力信号の極性切り替わりタイミングに応じてディジタル処理して疑似正弦波信号を出力することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のモータ駆動装置。
  8. 前記位置検出手段は1個のホール素子で構成したことを特徴とする請求項7に記載のモータ駆動装置。
  9. 前記電流検出手段は、電流検出抵抗と、該電流検出抵抗の両端電圧を平滑するフィルタとを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載のモータ駆動装置。
  10. 前記正弦波発生手段、前記電力供給手段、前記電流検出手段、前記差分増幅手段及び前記スイッチング制御手段を1つの集積回路内に収めたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のモータ駆動装置。
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