JP2005204375A - 過電流保護回路および携帯通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
電源供給部から供給される電源電流を制御する過電流保護回路において、電圧降下が極めて少なく、使用状況に応じてきめ細やかな設定条件が可能な回路を提供する。
【解決手段】
電源回路20から電流制限回路21を介して電力増幅器12に供給される電源電流15の値に対応する信号を、電源電流15が流れるプリントパターン30に近接して配置したホール素子22で検出する。検出した信号は、増幅回路23およびローパスフィルタ24を介し、所定の閾値と比較する比較回路25に入力される。比較回路25は、閾値設定手段27および閾値変更回路26により決められた閾値と比較した結果を保持回路28に出力する。保持回路28は、比較の結果に応じて、電源供給部10から電力増幅器12に供給される電流量を制限するように電流制限回路21を動作させる。
【選択図】
図2

Description

本発明は、過電流保護回路に関し、特に電源供給部から供給される電源電流を制御する過電流保護回路およびその過電流保護回路を備える携帯通信端末装置に関する。
電気機器の破損、故障、操作ミス等により、電気機器内の回路に異常な電流が流れることがある。さらに、電源供給部から供給される電源電流が増大し、機器内に二次的な損傷を引き起こす場合がある。そこで、異常な電源電流の発生を防止するために、電源供給部から供給される電源電流を制御する過電流保護回路を設けることがよく行われている。
例えば、特許文献1には、モータの異常などによる過電流に対する制御に加え、制御部の暴走などの障害があった場合でも確実に過電流を防止する過電流保護制御装置が開示されている。この装置は、電源から電流を制御部の制御信号により駆動されるスイッチング素子を介して制御対象に供給し、供給電流が過電流である場合に電流値を許容範囲内に抑える装置であり、次のように動作する。検出した過電流信号をラッチ部に通知し、ラッチ部は、過電流信号を制御部に出力保持し、制御部のスイッチング素子への制御を遮断し、供給電流を遮断する。制御部は、電源を遮断し、電圧検知部が電源の電圧を検知して、制御部による電源遮断が確認できればラッチ部のラッチ動作を解除する。
一方、例えば、特許文献2には、ホール素子を備えた電流検出装置が開示されている。この電流検出装置は、ホール素子を使用して電流を高感度に検出するための装置である。また、特許文献3にも、ホール素子を備え、車載用に適した電流検出装置が開示されている。この電流検出装置は、小型化が可能で、電流バーの取り付け工程を省略すると共に、製造工程が簡略化され、低コスト化を図ったものである。
特開2000−23345号公報 (図1) 特開2003−4774号公報 (図1) 特開2003−167009号公報 (図1)
携帯電話機等の携帯通信端末装置の電源供給回路には、バッテリなどが用いられ、電力増幅器などを含む回路に電源を供給している。この電源供給回路は、数V程度と電源電圧が低く、供給電流が数百mA程度である。また、製造工程の試験での場合と実使用の場合とで装置内の電源供給回路の供給電流が変動することがある。さらに、実使用の場合であっても、バッテリの充電状況、周囲の温度、待機状態か通話状態か等の種々の使用状況に応じて、供給電流が変動する。したがって、携帯通信端末装置に搭載されている電源供給回路に対する過電流保護回路には、状況に応じたきめ細やかな設定条件を備えるものが必要である。
しかしながら、従来の知られた過電流保護回路は、例えば特許文献1に示すような、いわば強電に関係する機器において使われることが多く、携帯通信端末装置に必要とされるような小電力を扱うものとはなっていない。また、状況に応じたきめ細やかな設定が可能となるような構成とはなっていない。
一方、携帯通信端末装置に搭載されている電源供給回路は、電源電圧が低く、また、バッテリ動作ではバッテリの使用時間が制約されるために、過電流を検知する検知回路における電圧降下や電力消費が極めて少なく、しかも応答が鋭敏であることが望まれる。したがって、従来の強電系で既知の過電流保護回路では不都合である。
なお、特許文献2および特許文献3には、電流を検知するためのホール素子が開示されているが、これらのホール素子は、いわば強電に関係する機器に用いることを目的としており、携帯通信端末装置における過電流検知には不適当である。
したがって、従来の技術では、携帯通信端末装置に適するような過電流保護回路を実現することが困難であった。
本発明の目的は、携帯通信端末装置に搭載されている電源供給部から供給される電源電流を制御する過電流保護回路において、電圧降下が極めて少なく、使用状況に応じてきめ細やかな設定条件が可能な過電流保護回路とその過電流保護回路を備える携帯通信端末装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る過電流保護回路は、第1の視点によれば、小電力を消費する所定の回路に電源を供給する電源供給部と、電源供給部から回路に供給される電流により生ずる磁束密度を磁気感応式に検出して電流値に対応する信号を出力する電流検出部と、信号の値と所定の閾値とを比較する比較部を備える。さらに、比較の結果に応じて、電源供給部から回路に供給される電流量を制限するように電源供給部を制御する制御部を備える。
本発明において、好ましくは、電流検出部は、電源供給部から回路に供給される電流が流れるプリント基板上のプリントパターンに近接して配置されたホール素子を含んでもよい。
また、好ましくは、ホール素子は、プリント基板上において、プリントパターンの少なくとも一方の側に、プリントパターンと非接触で、且つ接近して並設されるよう構成してもよい。
さらに、好ましくは、電流検出部は、電流値にローパスフィルタを介して信号を出力するよう構成してもよい。
また、好ましくは、制御部は、比較の結果が所定の時間以上、同一の結果を継続した場合に電源供給部を制御するようにしてもよい。
さらに、好ましくは、制御部は、比較の結果、信号の値が閾値を上回っている場合に、電流量を制限するように電源供給回路を制御するようにしてもよい。
また、好ましくは、制御部は、電流量が制限されたならば、解除手段からの指示入力がない限り、電流量の制限を継続するように電源供給部を制御し続けるようにしてもよい。
さらに、好ましくは、制御部が電流量を制限するように電源供給部を制御している場合に、閾値を変更するようにしてもよい。
また、好ましくは、電流量の制限は、電流の遮断であってもよい。
さらに、好ましくは、閾値は、閾値設定手段により設定変更される値であってもよい。
また、好ましくは、設定変更される値は、所定の回路に供給される電流値に対応する信号の基準値に、所定のオフセット値を加える値であるようにしてもよい。
さらに、好ましくは、設定変更される値は、所定の回路に供給される電流値に対応する信号の基準値に対し、所定の回路が実装される装置内の温度変化に基づく補正を施した値であってもよい。
また、好ましくは、設定変更される値は、所定の回路に供給される電流値に対応する信号の基準値に対し、所定の回路が実装される装置の検査保守時における電流値の変動分に基づく補正を施した値であってもよい。
さらに、好ましくは、電源供給部は、バッテリを含んでもよい。
また、好ましくは、所定の回路は、電力増幅回路を含んでもよい。
さらに、好ましくは、携帯通信端末装置は、過電流保護回路を備える構成とされる。
本発明によれば、電圧降下が極めて少なく、鋭敏な応答を示すと共に、携帯通信端末装置の使用状況に応じてきめ細やかな設定条件が可能となる、携帯通信端末装置に好適な過電流保護回路が構成される。特に本発明によれば、プリント配線基板に並設配置される過電流保護回路が実現される。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る過電流保護回路のブロック図である。図1において、過電流保護回路は、電源供給部10、電流検出部11、比較部13、制御部14を備える。電源供給部10は、電源電流15を電流検出部11を介して電力増幅器12に供給する。電流検出部11は、電源電流15の電流値を検出し、電流値に対応する信号を比較部13に出力する。比較部13は、電流検出部11から入力される信号の値と所定の閾値とを比較する。制御部14は、比較部13の出力する比較の結果に応じて、電源供給部10から電力増幅器12に供給される電流量を制限するように電源供給部10を制御する。
ここで、電流検出部11は、電源電流15の電流値を無接触で検知するものが望ましい。また、電力増幅器12は、電源供給部10からの電源電流15が供給される小電力(数W以下)を消費する回路であって、電力増幅器で無くともよく、また他の回路を含んでいてもよい。
過電流保護回路は、以上のように構成され、電源供給部10から供給される電源電流の値に対応する信号と所定の閾値とを比較し、比較の結果に応じて、電源電流を制限するように電源供給部10を制御することで、電源電流における過電流の発生を防止するように動作する。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図2は、本発明の実施例に係る過電流保護回路のブロック図である。電源供給部10は、電源回路20と電流制限回路21とからなる。電源回路20は、バッテリあるいは直流安定化電源により構成され、数V、例えば2〜5V程度の電圧を供給する。電流制限回路21は、制御部14からの制御信号によって電源回路20から出力される電源電流15を制限する回路であり、電源電流15をオンするか、オフするか、あるいは制限された電流を流すか、のいずれかに設定する。なお、電源電流15は、最大で、例えば数百mAから数A程度である。
電流検出部11は、ホール素子22、増幅回路23、ローパスフィルタ24から構成される。電源電流15は、プリント基板上のプリントパターン30を通り、電力増幅器12に流れる。ホール素子22は、プリントパターン30に近接して配置され、電源電流15により発生する磁界を検出して、磁界の大きさに応じた電圧を出力する。
この様子を詳細に説明する。図3は、ホール素子の回路配置を説明する図である。図3において、電流制限回路21から供給される電源電流15は、プリント基板32に設けられたプリントパターン30を通って電力増幅器12に流れる。電源電流15によって磁界31が発生し、磁界31の磁束量は、電源電流15の値に比例する。
一方、ホール素子22は、プリント基板32上において、プリントパターン30の一方の側に、プリントパターン30と非接触で、且つ接近して配設され、プリントパターン30に流れる電源電流15により生成される磁界31に鋭敏に感応するように並設されている。磁界31がホール素子22を通過することで、ホール素子22には、磁界31の磁束量に比例する電圧が発生する。したがって、電源電流15の値に比例する電圧値が、ホール素子22から出力されることとなる。なお、ホール素子22をプリントパターン30の一方の側に配設することで十分であるが、必要に応じて反対側にも配設することができる。
ホール素子22から出力される電圧は、増幅回路23で増幅され、ローパスフィルタ24に入力される。ローパスフィルタ24は、不要な外乱ノイズなどによって過電流保護回路が誤動作しないように、増幅回路23から出力される信号に含まれるノイズ分を除去する。
この様子を詳細に説明する。図4は、ローパスフィルタによるノイズ分の除去を説明する図である。ローパスフィルタ24に入力される電圧は、Pのように変動するものとする。例えば、A点およびB点では、ノイズによって、後に説明する閾値を越えている。本来は、C点において閾値を越え、過電流制限の動作がなされるべきであるが、A点およびB点でも、閾値を越えて過電流制限が動作してしまうこととなる。これに対し、Pの電圧の信号をローパスフィルタ24を介して出力した信号は、Qに示す信号となり、A点およびB点では、ノイズ分が除去される。したがって、A点およびB点で、閾値を越えて過電流制限が動作してしまうことがなくなり、C点において閾値を越え、過電流制限の動作がなされる。また、電源投入時の過渡的な過電流の検出をローパスフィルタ24により防ぐこともできる。
一方、比較部13は、比較回路25、閾値変更回路26、閾値設定手段27を備える。ローパスフィルタ24の出力は、比較回路25の入力の一方に入力され、他方には閾値変更回路26の出力が入力される。比較回路25は、ローパスフィルタ24の出力と閾値変更回路26の出力とを比較して、比較の結果の信号を保持回路28に出力する。
閾値設定手段27は、閾値を設定するためのもので、例えばスイッチ、あるいは不図示の他の回路により閾値を設定する。閾値の設定方法は、基準値、例えば電力増幅器12が最大のパワーを出力する時の電源電流15の電流値に対応する値に所定のオフセット値を加える値とする方法がある。
オフセット値の例として、過電流検出の閾値と正常動作時の最大電流との差、すなわち、装置を正常に使用した場合に過電流検出とならないためのマージンを一定に取り、装置の個別のばらつきを吸収して最適な閾値を設定する。
また、他のオフセット値の例として、電力増幅器12等が実装される装置内の温度変化に基づく補正がある。通常、温度が上昇すると抵抗値は増加するので、温度上昇の程度に応じて、閾値を小さくする、すなわちオフセット値を負にする。
さらに、他のオフセット値の例として、過電流保護回路および電力増幅器12等が実装される装置の保守検査等を生産ライン等で行う際に、保守検査等で発生する電源電流の変動分により過電流検出とならないように補正を行う。
以上説明したように、閾値設定手段27において設定された閾値が閾値変更回路26に入力される。装置が過電流状態に無い通常の動作を行っている場合、閾値変更回路26は、設定された閾値をそのまま比較回路25に出力する。一方、過電流保護が行われて保持回路28から閾値変更指令が送られる場合には、閾値変更回路26は、比較回路25に出力する閾値を変更する。
一方、制御部14は、保持回路28と解除手段29からなる。保持回路28は、比較回路25が出力する比較結果を制御信号として、電流制限回路21に出力する。すなわち、電源電流15の値が、閾値に相当する値を超えたならば電流制限回路21によって電源回路20から出力される電源電流15を制限する(オフする、あるいは制限された電流を流す)。
この様子を図で説明する。図5は、電源供給部から電力増幅器に供給される電圧電流特性をを示す図である。通常の動作では、電力増幅器12がK0点で動作しているものとする。図5(a)は、何らかの要因で電源電流がK1に示すように増加し、閾値1に達すると電流制限回路21が動作してK2に示すように移動することを示す。すなわち、比較回路25は、電源電流15が閾値1を超えたことを示す比較結果を保持回路28に出力し、電流制限回路21は、保持回路28が出力する比較結果に基づいて電源電流15を制限するように動作する。電源電流15が制限されることで電力増幅器12への供給電圧が低下する。
その後、電流制限回路21が動作したことで、K3方向に移動しようとする。しかし、電源電流が閾値1を下回ると、比較回路25は、下回った旨の比較結果を保持回路28に出力する。電流制限回路21は、保持回路28が出力する比較結果に基づいて電源電流15の電流制限を止め、K2の逆方向に移動することとなる。ここで過電流の生じた要因に変化が無いとすると、閾値1においてK2方向とK2の逆方向との移動を繰り返す発振現象が生じる虞がある。
この発振現象を防止する一方法は、図5(b)に示すように、K2方向に移動した場合に閾値を閾値1から閾値2に変更し、電源電流15が閾値2を下回らない限り、保持回路28が出力する比較結果を保持するように動作させることである。いわゆるヒステリシスを設け、K2方向に移動後は、K3方向に移動させ、閾値2を下回った場合に、K4方向に移動させて、通常の動作に復帰させるものである。
保持回路28が出力する比較結果を保持するように動作させるには、保持回路28の出力に基づいて閾値を変更するように構成する。すなわち、比較回路25が、電源電流15が閾値1を上回ったことを示す比較結果を保持回路28に出力した場合に、保持回路28は、この比較結果を電流制限回路21に出力すると共に、閾値変更指令を閾値変更回路26に出力する。閾値変更回路26は、閾値変更指令に従い、閾値を閾値1から閾値2に変更する。これによって、電力増幅器12において示される電圧電流特性は、ヒステリシス特性を持ち、閾値1あるいは閾値2において発振現象を生じることがなくなる。
発振現象を防止する他の方法は、図5(c)に示すように、何らかの要因で電源電流がJ1に示すように増加し、閾値1に達すると電流制限回路21が動作して電源電流15を遮断(オフ)する方法である。すなわち、J2に示すように電圧電流特性の原点Oに移動させる方法である。この場合、比較回路25が出力する、電源電流15が閾値1を超えたことを示す比較結果を保持回路28で保持し、電源電流15が閾値1を下回っても、電流制限回路21の遮断状態を継続できるようにする。なお、保持回路28の保持状態は、例えばスイッチ、あるいは不図示の他の回路により実現される解除手段29によって解除される。この方法では、電流制限回路21の遮断状態を継続し、電源回路20からの供給電流が遮断され続けるので、バッテリ等の消耗を押さえることができる。
以上の説明のように、保持回路28は、比較回路25が出力する比較結果を電流制限回路21に出力すると共に保持している。さらに、比較結果が所定の時間以上、同一の結果を継続した場合に、比較結果を出力し、あるいは保持するように保持回路28あるいは比較回路25を構成してもよい。このように構成することで、ノイズなどの影響あるいは電源投入時などによって、比較回路25が短時間出力する比較結果によって生じる無用な電流制限回路21の動作を防止することができる。
以上説明したように本発明の過電流保護回路は、ホール素子を用いて電源電流を検知するので、電源電圧の電圧降下が極めて少ない。また、携帯通信端末装置の使用状況に応じた閾値を設定することができ、さらに、電源電流の遮断状態を保持するようにもできるので、きめ細やかな過電流保護の設定が可能となる。
使用状況に応じてきめ細やかな設定条件が可能な過電流保護回路を備える携帯通信端末装置が提供される。
本発明の実施形態に係る過電流保護回路のブロック図である。 本発明の実施例に係る過電流保護回路のブロック図である。 ホール素子の回路配置を説明する図である。 ローパスフィルタによるノイズ分の除去を説明する図である。 電源供給部から電力増幅器に供給される電圧電流特性をを示す図である。
符号の説明
10 電源供給部
11 電流検出部
12 電力増幅器
13 比較部
14 制御部
15 電源電流
20 電源回路
21 電流制限回路
22 ホール素子
23 増幅回路
24 ローパスフィルタ
25 比較回路
26 閾値変更回路
27 閾値設定手段
28 保持回路
29 解除手段
30 プリントパターン
31 磁界
32 プリント基板

Claims (16)

  1. 小電力を消費する所定の回路に電源を供給する電源供給部と、
    前記電源供給部から前記回路に供給される電流により生ずる磁束密度を磁気感応式に検出して電流値に対応する信号を出力する電流検出部と、
    前記信号の値と所定の閾値とを比較する比較部と、
    前記比較の結果に応じて、前記電源供給部から前記回路に供給される電流量を制限するように前記電源供給部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする過電流保護回路。
  2. 前記電流検出部は、前記電源供給部から前記回路に供給される電流が流れるプリント基板上のプリントパターンに近接して配置されたホール素子を含むことを特徴とする請求項1記載の過電流保護回路。
  3. 前記ホール素子は、前記プリント基板上において、前記プリントパターンの少なくとも一方の側に、前記プリントパターンと非接触で、且つ接近して並設されることを特徴とする請求項2記載の過電流保護回路。
  4. 前記電流検出部は、前記電流値にローパスフィルタを介して前記信号を出力することを特徴とする請求項1記載の過電流保護回路。
  5. 前記制御部は、前記比較の結果が所定の時間以上、同一の結果を継続した場合に、前記電源供給部を制御することを特徴とする請求項1記載の過電流保護回路。
  6. 前記制御部は、前記比較の結果、前記信号の値が前記閾値を上回っている場合に、前記電流量を制限するように前記電源供給回路を制御することを特徴とする請求項1記載の過電流保護回路。
  7. 前記制御部は、前記電流量が制限されたならば、解除手段からの指示入力がない限り、前記電流量の制限を継続するように前記電源供給部を制御し続けることを特徴とする請求項1または6のいずれか一記載の過電流保護回路。
  8. 前記制御部が前記電流量を制限するように前記電源供給部を制御している場合に、前記閾値を変更することを特徴とする請求項1、6または7のいずれか一記載の過電流保護回路。
  9. 前記電流量の制限は、電流の遮断であることを特徴とする請求項1、6、7または8のいずれか一記載の過電流保護回路。
  10. 前記閾値は、閾値設定手段により設定変更される値であることを特徴とする請求項1、6または8のいずれか一記載の過電流保護回路。
  11. 前記設定変更される値は、前記回路に供給される電流値に対応する信号の基準値に、所定のオフセット値を加える値であることを特徴とする請求項10記載の過電流保護回路。
  12. 前記設定変更される値は、前記回路に供給される電流値に対応する信号の基準値に対し、前記回路が実装される装置内の温度変化に基づく補正を施した値であることを特徴とする請求項10記載の過電流保護回路。
  13. 前記設定変更される値は、前記回路に供給される電流値に対応する信号の基準値に対し、前記回路が実装される装置の検査保守時における電流値の変動分に基づく補正を施した値であることを特徴とする請求項10記載の過電流保護回路。
  14. 前記電源供給部は、バッテリを含むことを特徴とする請求項1記載の過電流保護回路。
  15. 前記所定の回路は、電力増幅回路を含むことを特徴とする請求項1記載の過電流保護回路。
  16. 請求項1〜15のいずれか一記載の過電流保護回路を備えることを特徴とする携帯通信端末装置。
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