JPH0591644A - 過電流保護装置 - Google Patents

過電流保護装置

Info

Publication number
JPH0591644A
JPH0591644A JP24997791A JP24997791A JPH0591644A JP H0591644 A JPH0591644 A JP H0591644A JP 24997791 A JP24997791 A JP 24997791A JP 24997791 A JP24997791 A JP 24997791A JP H0591644 A JPH0591644 A JP H0591644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
magnetic field
circuit
pattern
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24997791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Wada
等 和田
Yoshihiko Tachikawa
義彦 立川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP24997791A priority Critical patent/JPH0591644A/ja
Publication of JPH0591644A publication Critical patent/JPH0591644A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は過電流保護装置に関し、消耗部品を
用いない自動復帰が可能な過電流保護装置を実現するこ
とにある。 【構成】 基板上に形成され電流を磁界に変換するパタ
ーンと、該パターンの近傍に配置され該パターンで変換
される磁界を検出する磁界検出センサと、前記パターン
の出力端子に接続され磁界検出センサの出力信号に従っ
てオフ駆動される電流遮断回路と、該電流遮断回路の出
力端子に接続され電流が供給される素子または回路とで
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過電流保護装置に関し、
更に詳しくは、消耗部品を用いない過電流保護装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】通常、基板上に実装された回路に流れる
電流を制限し、素子の破壊等を防ぐのにあたっては、例
えば図3に示すように電流に制限のある素子や回路2の
入力側にヒューズ1を接続し、一定値以上の電流Iが流
れた場合にヒューズ1が溶断して電流Iを遮断するよう
に構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような構成によれば、過電流が流れる毎にヒューズ
1が切れることから、その都度ヒューズ1を交換しなけ
ればならない。
【0004】また、電流に対する保護を必要とする経路
が複数になった場合、その経路毎にヒューズを接続しな
ければならないことから、容積的にも大きくなり、作動
後の初期状態復帰のための処置も繁雑になる。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、消耗部品を用いない自動
復帰が可能な過電流保護装置を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る発明は、基板上に形成され、電流を磁界に変換するパ
ターンと、該パターンの近傍に配置され、該パターンで
変換される磁界を検出する磁界検出センサと、前記パタ
ーンの出力端子に接続され、磁界検出センサの出力信号
に従ってオフ駆動される電流遮断回路と、該電流遮断回
路の出力端子に接続され、電流が供給される素子または
回路、とで構成されたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】パターンに電流が流れることにより磁界が発生
し、該磁界が所定値を越えることにより磁界検出センサ
は電流遮断回路をオフ駆動する。
【0008】これにより、素子または回路に過電流が流
れるのを防止する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図、
図2は図1の要部の断面図であり、図3と共通するもの
には同一の番号を付けている。図において、3は電流経
路パターンであり、電流を磁界に変換する複数ターンの
コイルパターンとして基板4の上に形成されていて、一
端は基板の裏面から取り出されている。5は磁界検出セ
ンサであり、パターン3で変換される磁界を検出するよ
うに該パターン3の近傍(本実施例では上部)に配置さ
れている。6は電流遮断回路であり、駆動制御回路7と
トランジスタ8とで構成されている。駆動制御回路7は
例えばアンプやラッチなどで構成されていて、磁界検出
センサ5の出力信号に従ってトランジスタ8をオフ駆動
し、外部から加えられるリセット信号によりトランジス
タ8をオン駆動する。トランジスタ8のコレクタはパタ
ーン3の出力端子に接続され、エミッタは電流に制限が
ある素子または回路2に接続されている。
【0010】このような構成において、パターン3に電
流が流れることにより電流の大きさに応じた磁界が発生
し、該磁界の大きさは磁界検出センサ5で検出される。
該磁界検出センサ5の出力信号は、駆動制御回路7に入
力される。そして、該駆動制御回路7は、磁界検出セン
サ5の出力信号が素子または回路2の制限電流として予
め設定された電流の大きさに対応した値に達した時点で
トランジスタ8をオフにし、素子または回路2への電流
供給を遮断する。この遮断状態は駆動制御回路7に外部
からリセット信号が入力されることによって解除され、
素子または回路2への電流供給が再開される。
【0011】このように構成することにより、ヒューズ
を用いることなく素子または回路を保護しているので、
故障からの復帰にあたってはヒューズ交換の手間等が不
要になり、ヒューズをストックしておく必要もなくな
る。
【0012】また、動作速度はヒューズの場合よりも速
くなり、保護性能が高い。また、回路を故障検出状態か
ら復帰させるのに部品の交換を必要としないので、遠隔
操作による復帰や、ソフトウェアやシーケンス制御によ
る自動復帰も可能である。
【0013】なお、パターンのターン数やパターンの形
状は任意でよい。また、パターンを基板の両面に形成す
る例を示したが、多層基板にすればパターンの形状の自
由度はさらに高くなる。そして、例えば多層にわたって
パターンを接続してターン数を増やすことにより、微小
電流に対する検出感度を高めることができる。
【0014】また、パターンのターン数を選択できるよ
うにすれば、臨界電流の設定が可能になる。また、パタ
ーンの中心部に磁界が集中するように磁性材料を挿入す
ることにより、さらに安定した制限電流の検出が可能に
なる。
【0015】また、磁界検出センサの出力信号を受けて
回路を遮断する方法は任意であり、リレーや半導体スイ
ッチを用いてもよい。また、電流遮断回路のリセットに
あたって、実施例では外部からリセット信号を加えてい
るが、機械的にリセットしてもよい。
【0016】また、電流制限は上限に限るものではな
く、下限を制限するようにしてもよい。また、パターン
や磁界検出センサの周辺をケイ素鋼板等の磁性体でシー
ルドすることにより、外乱に対して安定な検出が行え
る。
【0017】さらに、複数の回路がまとまって機能でき
る場合には、例えば電流検出センサを組み込んだリレー
として構成してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、消耗部品を用いない自動復帰が可能な小型で操作
性の優れた過電流保護装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の要部の断面図である。
【図3】従来の装置の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
2 素子または回路 3 電流・磁界検出パターン(電流経路パターン) 4 基板 5 磁界検出センサ 6 電流遮断回路 7 駆動制御回路 8 トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成され、電流を磁界に変換す
    るパターンと、 該パターンの近傍に配置され、該パターンで変換される
    磁界を検出する磁界検出センサと、 前記パターンの出力端子に接続され、磁界検出センサの
    出力信号に従ってオフ駆動される電流遮断回路と、 該電流遮断回路の出力端子に接続され、電流が供給され
    る素子または回路、とで構成されたことを特徴とする過
    電流保護装置。
JP24997791A 1991-09-30 1991-09-30 過電流保護装置 Pending JPH0591644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24997791A JPH0591644A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 過電流保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24997791A JPH0591644A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 過電流保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0591644A true JPH0591644A (ja) 1993-04-09

Family

ID=17201005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24997791A Pending JPH0591644A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 過電流保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0591644A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204375A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Nec Corp 過電流保護回路および携帯通信端末装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204375A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Nec Corp 過電流保護回路および携帯通信端末装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5347418A (en) Fuse blowout detector circuit
US4109161A (en) Memory circuit with protection circuit
JP2531812B2 (ja) 電源異常監視回路
US4093977A (en) Ground fault protective device
JPH0591644A (ja) 過電流保護装置
US4987512A (en) Solid state circuit protector
JP2003189467A (ja) 入出力装置の保護回路
JPH06152354A (ja) カレントセンシング機能付半導体装置の制御回路装置
JP2000354322A (ja) 保護継電装置
JPH02219421A (ja) 半導体装置の保護装置、過電流検出回路、ラッチアップ検出装置
JPS5832420B2 (ja) プログラム制御電子装置
JPH06233445A (ja) 過電流防止回路
US7054124B2 (en) Method for switching over a reference voltage potential for overvoltage protection devices
JPH1075523A (ja) 電源供給装置
JPS5846886B2 (ja) 進行波管装置の動作状態変更制御装置
KR900007581B1 (ko) I.c등을 사용하는 전자회로 보호장치
US3930207A (en) Amplifier with overload protection
JPH0865876A (ja) 過電流保護装置
JPH06343222A (ja) 保護リレーのダイナミックレンジ拡大方法
JPH04372517A (ja) 過電流保護回路
JPS5851636B2 (ja) プラズマ真空容器ベロ−部保護装置
JPH06311634A (ja) 保護継電器
JPH0319007A (ja) 電源装置
JPH06318824A (ja) 電力制御部保護装置
JPH1189079A (ja) 遮断器