JPH04372517A - 過電流保護回路 - Google Patents

過電流保護回路

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JPH04372517A
JPH04372517A JP3150220A JP15022091A JPH04372517A JP H04372517 A JPH04372517 A JP H04372517A JP 3150220 A JP3150220 A JP 3150220A JP 15022091 A JP15022091 A JP 15022091A JP H04372517 A JPH04372517 A JP H04372517A
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JP
Japan
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load
load current
transistor
current
overcurrent
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Withdrawn
Application number
JP3150220A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Goto
誠司 後藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源から負荷に供給す
る負荷電流が過電流状態となった時に、負荷電流を遮断
する過電流保護回路に関する。安定化直流電源や電池パ
ック等の電源に於いては、負荷に印加する電圧の変動を
少なくし、且つ負荷に大きい電流を供給できるように、
出力インピーダンスはできるだけ小さいことが望まれて
いる。このような出力インピーダンスの小さい電源に於
いては、負荷短絡等の異常状態に於いて過大な電流を供
給することになり、従って、負荷及び電源に重大な損傷
を与える可能性が大きくなる。従って、このような過電
流を検出して負荷及び電源を保護することが必要となる
【0002】
【従来の技術】従来例の過電流保護回路は、例えば、規
定電流以上の負荷電流によって溶断するヒューズによる
構成や、規定電流以上の負荷電流による電磁力で機械的
に接点を開放し、それにより負荷電流を遮断する電磁ス
イッチ等による構成が一般的である。又負荷電流を抵抗
の電圧降下として検出し、規定電流に対応する基準電圧
と抵抗の両端の電圧とを比較して過電流検出を行い、過
電流検出信号により負荷電流を遮断する構成や、安定化
直流電源の場合には、過電流検出信号により直流出力電
圧を低下させる構成等も知られている。又小型の電源と
して電池パックを用いた場合に、過電流状態による電池
の温度上昇で温度ヒューズを溶断させる構成も知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】携帯電子機器用の電
源は小型且つ軽量であることが必要であり、二次電池を
用いた電池パック等が比較的多く採用されている。この
ような電池パックは、端子が露出した構成が一般的であ
り、電子機器に装着することにより、その端子と電子機
器の端子とが接触して、電池パックから電子機器に動作
電流を供給できる状態となる。従って、電子機器に装着
前の電池パックの端子を誤って短絡する場合がある。そ
れによって、電池パックから大きな短絡電流が流れるこ
とになる。又電子機器の内部障害により短絡状態となる
場合があり、その場合にも電池パックから短絡電流が流
れることになる。
【0004】前述のような短絡電流が流れると、電池パ
ックは発熱等により損傷したり、又は過放電により寿命
が短くなる。従って、過電流を検出して遮断することが
要望される。その為に過電流保護回路が用いられること
になるが、過電流保護回路としての前述のヒューズは、
一旦溶断すると、これを取替える必要があるから、取扱
いが煩雑となる欠点がある。又前述の電磁スイッチは大
型化するから、携帯電子機器用の電源に適用することは
不可能である。又抵抗等の電圧降下として過電流を検出
して過電流を遮断する構成の場合、負荷電流遮断によっ
て過電流状態でなくなることにより電源投入状態となり
、電源投入状態となると再び過電流状態となるから遮断
動作を繰り返す問題があったり、又は負荷電流を遮断し
た後、リセット操作により再投入させる必要が生じるも
のであった。本発明は、過電流を検出して負荷電流を遮
断した後、負荷の状態が正常状態に復帰した時に自動的
に負荷電流の供給を再開させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の過電流保護回路
は、図1を参照して説明すると、安定化直流電源や電池
パック等の電源1から電子機器等の負荷2に供給する負
荷電流を遮断するトランジスタ等の半導体スイッチング
素子からなる負荷電流遮断部3と、負荷電流が所定値以
上の時に過電流検出信号を出力し、この過電流検出信号
により前記負荷電流遮断部3をオフ状態として負荷電流
を遮断し、負荷2に微小電流を供給して負荷2が短絡状
態から正常状態に復帰したか否かを検出し、負荷2が正
常状態に復帰した時に負荷電流遮断部3をオン状態とし
て、負荷電流の供給を再開させる負荷電流検出部4とを
備えたものである。
【0006】又負荷電流遮断部3を電界効果トランジス
タにより構成し、負荷電流検出部4を、電界効果トラン
ジスタの電圧降下を検出し、且つベース電流を負荷2に
微小電流を供給する第1のトランジスタと、この第1の
トランジスタによる過電流検出信号によりオンとなる第
2のトランジスタと、この第2のトランジスタがオンと
なることによりオフとなって電界効果トランジスタをオ
フとする第3のトランジスタとから構成することができ
る。
【0007】
【作用】電源1から負荷2に供給する負荷電流を負荷電
流検出部4により検出し、負荷電流が過電流状態の時の
過電流検出信号により負荷電流遮断部3を制御してオフ
状態とし、負荷電流を遮断する。そして、負荷電流検出
部4又は負荷電流遮断部3を介して負荷2に微小電流を
供給し、負荷2が短絡状態から正常状態に復帰したか否
か検出する。この微小電流が零となった場合は、負荷2
が開放状態となった場合であるから、負荷電流遮断部3
をオン状態として、電源1の電圧を負荷2に印加し、負
荷2を動作状態とすることができる。
【0008】電界効果トランジスタはオン抵抗が比較的
小さいから、電源等のスイッチング素子として用いると
、負荷電流による損失が比較的小さくなる。この電界効
果トランジスタに過電流が流れた時の電圧降下を第1の
トランジスタにより検出し、この第1のトランジスタに
よる過電流検出信号により第2のトランジスタをオンと
し、この第2のトランジスタにより第3のトランジスタ
をオフとし、この第3のトランジスタがオフとなること
により、電界効果トランジスタをオフとして負荷電流を
遮断する。負荷電流を遮断した後は、第1のトランジス
タのベース電流を負荷2に微小電流として供給し、負荷
2が開放状態等になると、このベース電流が減少又は零
となるから、第1のトランジスタはオフとなって、元の
状態に復帰し、電界効果トランジスタがオンとなって、
負荷電流の供給が再開される。
【0009】
【実施例】図2は本発明の実施例の回路図であり、11
は安定化直流電源や電池パック等の電源、12は電子機
器等の負荷、13は負荷電流遮断部、Q1は電界効果ト
ランジスタ(FET)、Q2は負荷電流検出用の第1の
トランジスタ、Q3,Q4は過電流検出信号により動作
する第2,第3のトランジスタ、R2〜R9は抵抗、T
1,T2は端子である。
【0010】電源11の正極側と端子T1との間に負荷
電流遮断部13を構成する電界効果トランジスタQ1を
接続し、この電界効果トランジスタQ1のゲートと電源
11の正極側との間に抵抗R9を接続し、又電源11の
負極側を接地し、正極側の端子T1と接地側の端子T2
との間に負荷12を接続する。又電界効果トランジスタ
Q1のゲートに第3のトランジスタQ4のコレクタを接
続し、この第3のトランジスタQ4のエミッタを接地し
、そのベースに抵抗R6を介して第2のトランジスタQ
3のコレクタを接続し、抵抗R6と第2のトランジスタ
Q3のコレクタとの接続点と電源11の正極側との間に
抵抗R8を接続する。
【0011】又第2のトランジスタQ3のベースに抵抗
R4を介して第1のトランジスタQ2のコレクタを接続
し、この第1のトランジスタQ2のコレクタと接地との
間に抵抗R3を接続する。又第2のトランジスタQ3の
ベースと接地との間に抵抗R5を接続し、第1のトラン
ジスタQ2のエミッタを電源11の正極側に接続し、ベ
ースを抵抗R2を介して端子T1側に接続する。従って
、常時は、第1,第2のトランジスタQ2,Q3がオフ
で、抵抗R8,R6,R7により分圧された電圧が第3
のトランジスタQ4のベースに加えられ、この第3のト
ランジスタQ4はオン状態となる。電界効果トランジス
タQ1のゲートはオン状態のトランジスタQ4を介して
接地電位となるからオン状態となる。従って、電源11
から電界効果トランジスタQ1を介して負荷12に負荷
電流が供給される。
【0012】電界効果トランジスタQ1のオン抵抗は約
0.1〜0.2Ω程度であり、例えば、このオン抵抗を
0.2Ωとすると、負荷電流が3A以上となった時に、
電界効果トランジスタQ1の電圧降下が0.6V以上と
なる。この電圧が抵抗R2を介してトランジスタQ2の
エミッタ・ベース間に加えられるから、ベース電流が流
れて、トランジスタQ2はオン状態となり、抵抗R4を
介してトランジスタQ3のベース電流が供給されるから
、このトランジスタQ3はオンとなり、トランジスタQ
4のベースをアース電位とし、このトランジスタQ4を
オフとする。従って、電界効果トランジスタQ1はオフ
となり、負荷電流を遮断する。
【0013】前述のように、3A以上を過電流とすると
、正常な負荷電流は数100mA〜1A程度とすること
ができる。そして、端子T1,T2間の短絡や負荷12
の短絡状態によって負荷電流が3A以上流れると、この
過電流を、電界効果トランジスタQ1の電圧降下により
オン状態となる第1のトランジスタQ2によって検出し
、この第1のトランジスタQ2による過電流検出信号に
より第2のトランジスタQ3をオンとし、それにより第
3のトランジスタQ4をオフとして電界効果トランジス
タQ1をオフとし、負荷電流を遮断することにより、電
源11及び負荷12を保護することができる。
【0014】過電流検出により電界効果トランジスタQ
1をオフ状態とすると、第1のトランジスタQ2のエミ
ッタ・ベース間を介して抵抗R2から負荷12に微小電
流が供給される。従って、負荷12に過電流が流れる状
態であると、第1のトランジスタQ2をオン状態に維持
するベース電流が流れるから、電界効果トランジスタQ
1はオフ状態を継続することになる。
【0015】又端子T1,T2間又は負荷12が開放状
態等の正常状態に復帰すると、第1のトランジスタQ2
のベース電流が減少するか又は零となり、このトランジ
スタQ2はオフとなる。それによって、第2のトランジ
スタQ3はオフとなるから、第3のトランジスタQ4は
オンとなって電界効果トランジスタQ1のゲートを接地
電位とすることになり、電界効果トランジスタQ1はオ
ン状態となって、負荷12に負荷電流を供給することが
できる。即ち、負荷12が短絡状態となって過電流が流
れたことを検出し、電界効果トランジスタQ1をオフと
して負荷電流を遮断した後、負荷12に微小電流を供給
して負荷12が正常状態に復帰したか否かを検出し、正
常状態に復帰した時は、第1のトランジスタQ2がオフ
となるから、第2のトランジスタQ3もオフとなり、そ
れにより第4のトランジスタQ4がオンとなるから、電
界効果トランジスタQ1もオンとなり、負荷電流供給を
再開することができる。従って、自動復旧機能を有する
ことになる。
【0016】負荷電流を電界効果トランジスタQ1の電
圧降下により検出する場合に、電界効果トランジスタQ
1のオン抵抗の温度特性の影響を受けることがある。こ
のような場合は、電界効果トランジスタQ1と直列に負
荷電流検出用の抵抗を接続し、その抵抗の両端の電圧を
第1のトランジスタQ2のエミッタ・ベース間に加える
ように構成し、電界効果トランジスタQ1がオフ状態の
時に、第1のトランジスタQ2のエミッタ・ベース間を
介して負荷12に微小電流が流れるように、端子T1側
にベースを抵抗等を介して接続すれば良いことになる。 又負荷電流遮断部13を構成するトランジスタは、電界
効果トランジスタQ1以外のサイリスタ等の半導体スイ
ッチング素子を用いることも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、半導体
スイッチング素子からなる負荷電流遮断部3と、過電流
検出により負荷電流遮断部3をオフ状態として負荷電流
を遮断し、ベース電流等による微小電流を負荷2に供給
して、負荷2に過電流が流れる短絡状態から正常状態に
復帰したか否かを検出し、負荷2が正常状態に復帰した
時に、負荷電流遮断部3をオン状態として負荷電流の供
給を再開する負荷電流検出部4とを有するもので、端子
の短絡や負荷の短絡状態による過電流を検出して遮断す
ると共に、端子の短絡が開放された時や負荷が正常状態
に復帰した時には、自動的に負荷電流の供給を再開でき
る利点があり、又各部は電子回路により構成されるから
小型化を図ることができ、例えば、電池パックに内蔵さ
せることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例の回路図である。
【符号の説明】
1  電源 2  負荷 3  負荷電流遮断部 4  負荷電流検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電源(1)から負荷(2)に供給する
    負荷電流を遮断する半導体スイッチング素子からなる負
    荷電流遮断部(3)と、前記負荷電流が所定値以上の時
    に過電流検出信号を出力し、該過電流検出信号により前
    記負荷電流遮断部(3)をオフ状態として負荷電流を遮
    断し、且つ前記負荷(2)に微小電流を供給して該負荷
    (2)が短絡状態から正常状態に復帰したか否かを検出
    し、該負荷(2)が正常状態に復帰した時に前記負荷電
    流遮断部(3)をオン状態として前記負荷電流の供給を
    再開させる負荷電流検出部(4)とを備えたことを特徴
    とする過電流保護回路。
  2. 【請求項2】  前記負荷電流遮断部(3)を電界効果
    トランジスタにより構成し、前記負荷電流検出部(4)
    を、前記電界効果トランジスタの電圧降下を検出し、且
    つベース電流を前記負荷(2)に微小電流として供給す
    る第1のトランジスタと、該第1のトランジスタによる
    過電流検出信号によりオンとなる第2のトランジスタと
    、該第2のトランジスタがオンとなることによりオフと
    なって前記電界効果トランジスタをオフとする第3のト
    ランジスタとから構成したことを特徴とする請求項1記
    載の過電流保護回路。
JP3150220A 1991-06-21 1991-06-21 過電流保護回路 Withdrawn JPH04372517A (ja)

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JP3150220A JPH04372517A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 過電流保護回路

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JPH04372517A true JPH04372517A (ja) 1992-12-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004032613A1 (de) * 2004-07-05 2006-02-16 Endress + Hauser Wetzer Gmbh + Co. Kg Vorrichtung zur Schaltung und Überwachung eines Laststromes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004032613A1 (de) * 2004-07-05 2006-02-16 Endress + Hauser Wetzer Gmbh + Co. Kg Vorrichtung zur Schaltung und Überwachung eines Laststromes

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903