JP2005203665A - 放熱モジュールの構造およびその製造方法 - Google Patents

放熱モジュールの構造およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】良品率を高め、生産コストを下げることができる放熱モジュールの構造およびその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、複数の放熱フィン21、ヒートパイプ22、ベース板23によって構成する。前記複数の放熱フィン21に貫通孔211,212を設け、そこにヒートパイプ22を貫通させた後、前記ヒートパイプ22と同様の材料であるベース板23と接合することによって、ベース板23は複数の放熱フィン22と接合する必要がなく、前記複数の放熱フィン22に接触させることができ、熱は素早くベース板23からヒートパイプ22へと移動し、さらに複数の放熱フィン22へと移動し放熱される。
【選択図】図3

Description

本発明は放熱モジュールの構造およびその製造方法に係り、特にヒートパイプとベース板の結合による放熱モジュールの構造、およびその製造方法に関わる。
ヒートパイプは、簡単に言うと、一本の細長く、中空で、両端を封止した金属の管で、その形状に制限はなく、理論上、如何なる形状の設計も可能であり、パイプの内壁には一層のウィックが形成されており、そこは作動液と呼ばれる液体によって湿らされており、ヒートパイプの構造は、熱量、および温度の違いによって異なる。
現在のヒートパイプは、黄銅、ニッケル、ステンレス、タングステン、およびその他の合金によって外殻が作られており、ヒートパイプの一端を高温の場所に置き、もう一端を比較的低温の場所に置いた時、伝熱現象が始まり、熱は高温の場所から金属管壁を通りウィック内に進入し、ウィック内の作動液は熱を受け蒸発し始める。ヒートパイプの高温の場所に置かれる部分は蒸発部と呼ばれ、蒸発後の気体は蒸発部の中空管内に集まり、同時にヒートパイプのもう一端に流動し、ヒートパイプのもう一端は比較的温度の低い場所に接触しているので、気体は比較的低い温度のもう一端に到達した時、凝縮し始める。この時、熱量は、気体がウィック、作動液、金属管壁を通ることにより、温度の比較的低い場所に伝わり、そのためヒートパイプの比較的温度の低い部分は凝縮部と呼ばれ、凝縮部内においては、先ず蒸発部で蒸発した気体が凝縮され液体となり、この凝縮後の液体は、毛細管現象の作用により凝縮部から蒸発部へと戻っていく。このように流体は絶えず循環し、これがヒートパイプの伝熱原理であり、熱量は高温の場所から低温の場所へと伝わっていく。
ヒートパイプの優れている点は多く、主には、ヒートパイプの構造上、および原理上具有する独特の性能によるものであり、構造上から見ると、ヒートパイプは中空の管であり、同体積の金属棒と比べると大いに軽く、外観は単純であり、これを他の器械と連用した時、装置の構造上における多くの不都合を無くすことができ、また、封止された管であり、作動液を添加する必要はなく、可動する部品はないので、磨耗することはなく、それによりヒートパイプは耐久性を持ち、無騒音であり、原理上から見れば、ヒートパイプ内部の蒸発、および凝縮現象により、高効率で等温に近い熱伝導性能を具有している。
このほか、毛細管現象の応用により、ヒートパイプ内部の流体は外部の力の作用によらなくても無重力状態の下において循環させ続けることができ、このようにヒートパイプには多くの優れた点があるために、放熱器との組み合わせに広く応用されており、日々増加している電子製品の使用効果を高めている。
図1,2は公知構造による放熱モジュールであり、図に示すように、複数の放熱フィン、ベース板、およびヒートパイプによって構成されており、前記複数の放熱フィン上には貫通孔が設けられており、放熱フィンを配列した後、前記U字型に形成したヒートパイプが放熱フィン上の貫通孔に貫通されており、ヒートパイプと放熱フィンが結合され、さらに複数の放熱フィンの下方、およびベース板上に半田が塗られ、ベース板とヒートパイプとが接合されており、さらに前記ベース板の面積は複数の放熱フィンによって構成される接合表面部分より大きいか、あるいは同等である。
また、上述の公知構造による放熱モジュールは下記のように二種類に分けられる。
(1)放熱フィンの材料はアルミ金属であり、ベース板の材料は銅合金であり、二者を溶接する前に放熱フィンはニッケルメッキが必要である。
(2)放熱フィンとベース板の材料は共に銅合金であり、二者は直接溶接される。
上述の公知構造は実施上問題があり、(1)の放熱モジュールの放熱フィンとベース板は異なる材料であり、さらに半田によって接合しており、二種類の異なる材料の伝導速度の違いにより、熱伝導効率を悪くしており、さらに一層の媒質、つまり半田によっての接合により、放熱効果に影響を与えており、さらに材料がアルミである放熱フィンとベース板を接合する前に、ニッケルメッキ処理をする必要があるため、製造コストを引き上げており、同時に良品率が下がってしまう。
(2)の放熱モジュールは、媒質、つまり半田によって放熱効果が下がる以外に、ベー
ス板が銅合金で、体積が比較的大きいために、放熱モジュールの重量が過重になってしまい、さらに銅質の放熱フィンにより、全体の重量がアルミ金属製のものと比べて600〜700g重くなり、実用的ではない。
以上の公知構造の欠点を解決するために、本発明の発明者は、研究と改良を重ね、ついに本案件の発明に成功した。
特公平5−5580号公報
前記公知構造の欠点を解決するために、本発明の主な目的は、ベース板とヒートパイプを直接接合し、ベース板と複数の放熱フィンを接合する必要を無くし、放熱モジュールの製造工程を簡単にすることによって、良品率を高め、生産コストを下げることである。
本発明のもう一つの目的は、同一の材質のベース板とヒートパイプを接合し、熱伝導率を高めた放熱モジュールの構造を提供することである。
本発明のさらにもう一つの目的は、ベース板の面積を複数の放熱フィンによって構成される表面部分の面積よりも小さくし、放熱モジュールの重量、およびコストを下げることである。
前記課題を解決するために、
請求項1の発明は、放熱モジュールの製造方法であり、その製造工程は、
(A)複数の放熱フィン上にそれぞれ分けて同軸の貫通孔を設け、前記貫通孔の片側には凸出した環縁を形成し、
(B)複数の放熱フィンを平行に配列し、フィンとフィンの間には環縁の幅を持たせ、さらに前記複数の放熱フィンの貫通孔は通道を形成し、
(C)ヒートパイプは前記貫通孔を経由し、前記通道内に貫通させ、前記複数の放熱フィンとヒートパイプを固定し、
(D)ベース板を前記ヒートパイプに接合させ、さらに複数の放熱フィンで構成される表面部分に接触させる
工程であることを特徴とする放熱モジュールの製造方法である。
請求項2の発明は、前記工程(D)におけるベース板とヒートパイプ間は、接合物質によって接続することを特徴とする請求項1に記載の放熱モジュールの製造方法である。
請求項3の発明は、前記接合物質の材料は、半田、金、あるいは銀にすることができることを特徴とする請求項2に記載の放熱モジュールの製造方法である。
請求項4の発明は、記複数の放熱フィンの材料はアルミであり、前記ベース板とヒートパイプの材料は銅であることを特徴とする請求項1に記載の放熱モジュールの製造方法である。
請求項5の発明は、放熱モジュールの構造であり、少なくとも、
複数の放熱フィンと、ヒートパイプと、ベース板とから構成され、
前記放熱フィンには、貫通孔が設けられており、
前記ヒートパイプは、複数の放熱フィンに設けられた貫通孔に貫通しており、
前記ベース板は、ヒートパイプと接合しており、さらに前記複数の放熱フィンで構成される表面部分に接触しており、
ベース板とヒートパイプの結合によって、熱をすばやくヒートパイプに移動させ、さらに前記複数の放熱フィンによって放熱させることを特徴とする放熱モジュールの構造である。
請求項6の発明は、前記ベース板の面積は、複数の放熱フィンで構成される表面部分よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項7の発明は、前記複数の放熱フィンの材料は、アルミであり、前記ヒートパイプとベース板の材料は銅であることを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項8の発明は、前記複数の放熱フィンで構成される表面部分には下部凹部が設けられており、ベース板を嵌入するのに用いられることを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項9の発明は、前記ヒートパイプには、少なくとも一つの湾曲部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項10の発明は、前記ヒートパイプは複数であることを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項11の発明は、前記ベース板とヒートパイプ間は、接合物質によって接続されていることを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項12の発明は、前記接合物質は、半田、金、あるいは銀であることが可能な請求項11に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項13の発明は、放熱モジュールの構造であり、少なくとも、
複数の放熱フィンと、ヒートパイプと、ベース板とから構成され、
前記放熱フィンには、貫通孔が設けられており、さらに表面には凹溝が設けられており、
前記ヒートパイプは、複数の放熱フィンに設けられた貫通孔に貫通しており、一部分は、前記複数の放熱フィンの凹溝に嵌合されており、
前記ベース板は、ヒートパイプと接合しており、さらに前記複数の放熱フィンで構成される表面部分に接触しており、
ベース板とヒートパイプの接合によって、熱をすばやくヒートパイプに移動させ、さらに前記複数の放熱フィンによって放熱させることを特徴とする放熱モジュールの構造である。
請求項14の発明は、前記ベース板の面積は、複数の放熱フィンで構成される表面部分よりも小さいことを特徴とする請求項13に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項15の発明は、前記複数の放熱フィンの材料は、アルミであり、前記ヒートパイプとベース板の材料は銅であることを特徴とする請求項13に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項16の発明は、前記ヒートパイプには、少なくとも一つの湾曲部が設けられていることを特徴とする請求項13に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項17の発明は、前記ヒートパイプは複数であることを特徴とする請求項13に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項18の発明は、前記ベース板とヒートパイプ間は、接合物質によって接続されていることを特徴とする請求項13に記載の放熱モジュールの構造である。
請求項19の発明は、前記接合物質は、半田、金、あるいは銀であることが可能な請求項18に記載の放熱モジュールの構造である。
ベース板を公知構造のものよりも小さくしたために、重量を公知構造のものよりも軽くすることができ、またベース板とヒートパイプを接合しており、複数の放熱フィンと接合する必要がないので、複数の放熱フィンを接合する前に行う、ニッケルメッキ処理の工程を省くことができ、製造工程を簡単にすることができ、良品率を高めることができ、製造コストも大幅に下げることができた。
本発明の目的、その構造、および機能上の特性を比較的好適な実施例として図に沿って説明する。
図3,4,5は本発明の第一の好適な実施例であり、図に示す放熱モジュールの構造においては、少なくとも、複数の放熱フィン21、ヒートパイプ22、ベース板23によって構成されており、前記複数の放熱フィン21には同軸の上部貫通孔211、および同軸の下部貫通孔212が設けられており、その孔縁部の片側には凸出した環縁2111,2121が設けられており、平行に配列されたフィンとフィンの間には環縁2111,2121の幅の流路213が開けられていることにより気体が流動し、前記上部貫通孔211、および下部貫通孔212は通道を形成しており、前記ヒートパイプ22は複数本であり、それぞれ少なくとも一つの湾曲部221を持つU字型をしており、ヒートパイプ22の両端はそれぞれ複数の放熱フィン21に設けられた上部貫通孔211、および下部貫通孔212によって形成された通道に貫通しており、それにより複数の放熱フィン21とヒートパイプ22は接合されており、前記ベース板23はヒートパイプ22と同一の材料であって、その片面は平面であり、もう一方の面には窪んだ凹溝が設けられており、さらに半田、金、あるいは銀等の熱伝導性の優れた接合物質によって、ベース板23の凹溝の一面とヒートパイプ22は接合されており、さらに前記ベース板23は複数の放熱フィン21によって構成される表面部分に接触しており、さらに前記ベース板23の面積は複数の放熱フィン21によって構成される表面部分より小さい。
前記複数の放熱フィン21によって構成される表面部分には局部的に下部凹部214が設けられており、下部貫通孔212に貫通している前記ヒートパイプ22は局部的に露出し、ベース板23とヒートパイプ22と接合しており、さらにベース板23は下部凹部214の場所に嵌入しており、さらに前記複数の放熱フィン21の材料はアルミであり、前記ベース板23とヒートパイプ22の材料は銅であり、ベース板23とヒートパイプ22の材料は共に同一である銅であるので、熱は素早く伝導され、さらに複数の放熱フィン21によって放熱される。
上述の放熱モジュールの製造方法を下記に示す。
(A)複数の放熱フィン21上にそれぞれ分けて同軸の上部貫通孔211、下部貫通孔212を設け、前記貫通孔211,212の片側には凸出した環縁2111,2121を形成する。
(B)複数の放熱フィン21は平行に配列し、フィンとフィンの間には環縁2111,2121の幅を持たせ、さらに前記複数の放熱フィン21の貫通孔211,212は通道を形成する。
(C)ヒートパイプ22は前記貫通孔211,212を経由し、前記通道内に貫通させ、前記複数の放熱フィン21とヒートパイプ22を固定する。
(D)前記ヒートパイプ22と同一の材料であるベース板23を前記ヒートパイプ22に接続する。
さらにベース板23を公知構造のものよりも小さくしたために、重量を公知構造のものよりも軽くすることができ、またベース板23とヒートパイプ22を接合しており、複数の放熱フィン21と接合する必要はないので、複数の放熱フィン21を接合する前に行う、ニッケルメッキ処理の工程を省くことができ、製造工程を簡単にすることができ、良品率を高めることができ、製造コストも大幅に下げることができる。
図6,7,8は本発明の第二の比較的好適な実施例を示すものであり、全体の構造、機能、実施状態は、前述の実施例と同様であるが、異なる点として、ベース板33は両面が平面であり、さらに側面から貫通孔331が設けられており、前記複数の放熱フィン21には上部貫通孔211が設けられており、複数の放熱フィン21の表面部分には凹溝312が設けられており、ヒートパイプ22の一部分は前記複数の放熱フィン21に設けられた上部貫通孔211を貫通しており、一部分は前記複数の放熱フィン21の凹溝312に嵌入しており、凹溝312に嵌入している部分のヒートパイプ22は半分露出した状態であり、さらにベース板33に設けられている貫通孔331に貫通しており、それによりヒートパイプ22とベース板33は接合している。
図9,10,11は本発明の第三の比較的好適な実施例を示すものであり、全体の構造、機能、実施状態は、前述の実施例と同様であるが、異なる点として、ヒートパイプ43は二つの湾曲部431を具有しており、S字型を呈しており、パイプ上段432、パイプ中段433、パイプ下段434を形成しており、複数の放熱フィンは二組になっており、前記第一組の複数の放熱フィン41には、貫通孔411と凹溝412が設けられており、さらに前記貫通孔411の片側には凸出した環縁4111が形成されており、平行に配列する第一組の複数の放熱フィン41間に環縁4111の幅の流路を形成させており、前記第二組の複数の放熱フィン42には、貫通孔421と凹溝422、および下部凹部423が設けられており、さらに前記貫通孔421の片側には凸出した環縁4211が形成されており、平行に配列する第二組の複数の放熱フィン42間に環縁4211の幅の流路を形成させており、前記ヒートパイプ43のパイプ上段422は第一組の複数の放熱フィン41における貫通孔411に貫通しており、前記第一組の複数の放熱フィン41における凹溝412はヒートパイプ43のパイプ中段433上半部に嵌合しており、ヒートパイプ43のパイプ下段434は第二組の複数の放熱フィン42に設けられている貫通孔421に貫通しており、前記第二組の複数の放熱フィン42における凹溝422はヒートパイプ43のパイプ中段433下半部を嵌合しており、前記第一組の複数の放熱フィン41と第二組の複数の放熱フィン42はヒートパイプ43と接合しており、さらに前記ヒートパイプ43のパイプ下段434は第二組の複数の放熱フィン42における下部凹部423において、局部的に露出し、ベース板23とヒートパイプ43とが接合されている。
上記実施の形態は、単に本発明の比較的好適な実施例であり、本発明における方法、形状、構造、装置を利用した各種の変化等も本発明の権利範囲内に含まれる。
公知構造による放熱モジュールの分解図である。 公知構造による放熱モジュールの組立後の斜視図である。 本発明の第一の比較的好適な実施例における分解図である。 本発明の第一の比較的好適な実施例における組立後の斜視図である。 本発明の第一の比較的好適な実施例における断面図である。 本発明の第二の比較的好適な実施例における分解図である。 本発明の第二の比較的好適な実施例における組立後の斜視図である。 本発明の第二の比較的好適な実施例における断面図である。 本発明の第三の比較的好適な実施例における分解図である。 本発明の第三の比較的好適な実施例における組立後の斜視図である。 本発明の第三の比較的好適な実施例における断面図である。
符号の説明
11 複数の放熱フィン
111 貫通孔
12 ベース板
13 ヒートパイプ
21 複数の放熱フィン
211 上部貫通孔
2111 環縁
212 下部貫通孔
2121 環縁
213 流路
214 下部凹部
22 ヒートパイプ
221 湾曲部
23 ベース板
33 ベース板
331 貫通孔
312 凹溝
41 第一組の複数の放熱フィン
411 第一組の複数の放熱フィンにおける貫通孔
4111 第一組の複数の放熱フィンにおける環縁
412 第一組の複数の放熱フィンにおける凹溝
42 第二組の複数の放熱フィン
421 第二組の複数の放熱フィンにおける貫通孔
4211 第二組の複数の放熱フィンにおける環縁
422 第二組の複数の放熱フィンにおける凹溝
423 第二組の複数の放熱フィンおける下部凹部
43 ヒートパイプ
431 湾曲部
432 パイプ上段
433 パイプ中段
434 パイプ下段

Claims (19)

  1. 放熱モジュールの製造方法であり、その製造工程は、
    (A)複数の放熱フィン上にそれぞれ間隔を設けて同軸の貫通孔を設け、前記貫通孔の片側には凸出した環縁を形成し、
    (B)複数の放熱フィンを平行に配列し、フィンとフィンの間には環縁の幅を持たせ、さらに前記複数の放熱フィンの貫通孔は通道を形成し、
    (C)ヒートパイプは前記貫通孔を経由して前記通道内に貫通させて、前記複数の放熱フィンとヒートパイプを固定し、
    (D)ベース板を前記ヒートパイプに接合させると共に、複数の平行に配列された放熱フィンで構成される表面部分に接触させる、
    工程からなることを特徴とする放熱モジュールの製造方法。
  2. 前記工程(D)におけるベース板とヒートパイプ間を接合物質によって接続することを特徴とする請求項1に記載の放熱モジュールの製造方法。
  3. 前記接合物質の材料は、半田、金、あるいは銀であることを特徴とする請求項2に記載の放熱モジュールの製造方法。
  4. 前記複数の放熱フィンの材料はアルミであり、前記ベース板とヒートパイプの材料は銅であることを特徴とする請求項1に記載の放熱モジュールの製造方法。
  5. 放熱モジュールの構造であり、少なくとも、
    複数の放熱フィンと、ヒートパイプと、ベース板とから構成され、
    前記放熱フィンには、貫通孔が設けられており、
    前記ヒートパイプは、複数の放熱フィンに設けられた貫通孔に貫通しており、
    前記ベース板は、ヒートパイプと接合すると共に前記複数の放熱フィンで構成される表面部分に接触しており、
    ベース板とヒートパイプの結合によって、熱をすばやくヒートパイプに移動させ、さらに前記複数の放熱フィンによって放熱させるようにしてなることを特徴とする放熱モジュールの構造。
  6. 前記ベース板の面積は、複数の放熱フィンで構成される表面部分よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造。
  7. 前記複数の放熱フィンの材料は、アルミであり、前記ヒートパイプとベース板の材料は銅であることを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造。
  8. 前記複数の放熱フィンで構成される表面部分には下部凹部が設けられており、ベース板を嵌入するのに用いられることを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造。
  9. 前記ヒートパイプには、少なくとも一つの湾曲部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造。
  10. 前記ヒートパイプは複数であることを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造。
  11. 前記ベース板とヒートパイプ間は、接合物質によって接続されていることを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュールの構造。
  12. 前記接合物質は、半田、金、あるいは銀であることを特徴とする可能な請求項11に記載の放熱モジュールの構造。
  13. 放熱モジュールの構造であり、少なくとも、
    複数の放熱フィンと、ヒートパイプと、ベース板とから構成され、
    前記放熱フィンには、貫通孔が設けられており、さらに表面には凹溝が設けられており、
    前記ヒートパイプは、複数の放熱フィンに設けられた貫通孔に貫通しており、一部分は、前記複数の放熱フィンの凹溝に嵌合されており、
    前記ベース板は、ヒートパイプと接合しており、さらに前記複数の放熱フィンで構成される表面部分に接触しており、
    ベース板とヒートパイプの接合によって、熱をすばやくヒートパイプに移動させ、さらに前記複数の放熱フィンによって放熱させるようにしてなることを特徴とする放熱モジュールの構造。
  14. 前記ベース板の面積は、複数の放熱フィンで構成される表面部分よりも小さいことを特徴とする請求項13に記載の放熱モジュールの構造。
  15. 前記複数の放熱フィンの材料は、アルミであり、前記ヒートパイプとベース板の材料は銅であることを特徴とする請求項13に記載の放熱モジュールの構造。
  16. 前記ヒートパイプには、少なくとも一つの湾曲部が設けられていることを特徴とする請求項13に記載の放熱モジュールの構造。
  17. 前記ヒートパイプは複数であることを特徴とする請求項13に記載の放熱モジュールの構造。
  18. 前記ベース板とヒートパイプ間は、接合物質によって接続されていることを特徴とする請求項13に記載の放熱モジュールの構造。
  19. 前記接合物質は、半田、金、あるいは銀であることを特徴とする請求項18に記載の放熱モジュールの構造。
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