JP2005203424A - データ作成方法、データ作成装置、スクリーン印刷検査方法、スクリーン印刷検査装置およびスクリーン印刷機 - Google Patents

データ作成方法、データ作成装置、スクリーン印刷検査方法、スクリーン印刷検査装置およびスクリーン印刷機 Download PDF

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Abstract

【課題】検査データの作成を容易に行うことができるデータ作成方法、データ作成装置、スクリーン印刷検査方法、スクリーン印刷検査装置およびスクリーン印刷機を提供することを目的とする。
【解決手段】対応付け作成部78は、各検査ポイントの基本データと、印刷後の基板10に搭載されるデバイスとを対応付ける。これにより、基板10に搭載されるデバイスの種類毎に、各検査ポイントの基本データを特定することが可能になる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スクリーン印刷の検査に関し、特にクリームハンダ等がスクリーン印刷された電子回路基板またはスクリーン印刷に用いるマスクの検査に用いるデータの作成方法および作成装置、そのデータを用いて検査を行うスクリーン印刷検査方法およびスクリーン印刷検査装置並びにクリームハンダ等を電子回路基板に印刷するスクリーン印刷機に関するものである。
パッケージやチップ等のデバイスを電子回路基板(以下、基板という)に実装する場合、ハンダの不足・過多・ずれ・ブリッジなどの印刷不良が生じた基板に部品を実装すると、部品の浮き・立ち・ブリッジ・傾き・ずれなどのハンダ付け不良が発生する。このようなハンダ付け不良を回避するためにも、スクリーン印刷機によりハンダが印刷された基板の検査(印刷検査)およびハンダを印刷するのに不可欠なスクリーンマスクの検査(マスク検査)は重要である。このため、近年では、検査工程を実装したスクリーン印刷機や、印刷装置とは独立した印刷検査装置を備えた基板の実装ラインが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
なお、印刷後の印刷基板の印刷要否を検査する印刷検査も、スクリーンマスクの開口裏側へハンダが回って付着した状態で印刷すると印刷不良を起こすので、スクリーンマスクを撮像するマスク検査によっても、間接的に印刷良否を検査することができる。すなわち、印刷後の印刷基板を撮像し直接的に印刷良否を検査する印刷検査も、マスク検査も広義の印刷検査と言うことができる。
従来の印刷検査工程においては、印刷された基板を撮像し、この撮像データから検査すべき箇所(検査ポイント)に印刷されたハンダの2次元形状や印刷位置を抽出し、この抽出したハンダの形状と基準となるハンダの形状や印刷位置とをパターンマッチングすることで、正常に印刷されたか否かを判定している。
また、同様にマスク検査工程においても、印刷後のスクリーンマスクを撮像し、この撮像データから検査ポイントの状態を抽出し、この抽出したスクリーンマスクの状態と、基準となるスクリーンマスクの状態とをパターンマッチングすることで、スクリーンマスクの清掃が必要か否かを判定している。
このような印刷検査やマスク検査では、基板の印刷パターンやスクリーンマスクの開口パターンなど、検査をすべき箇所(以下、検査ポイントという)毎にパターンマッチングをする際に基準となる、各検査ポイントのハンダの形状やサイズまたはスクリーンマスクの印刷孔の形状やサイズに関するデータ(以下、基本データという)、その検査ポイントを画像処理するための条件や検査の判定条件等に関するデータ(以下、条件データという)などの各種データを対応付けた検査データを設定する。この設定方法について以下に説明する。
印刷検査の場合、まず、基板上に検査ポイントを設定し、この検査ポイント全ての基本データ、例えば印刷されるハンダの形状やサイズ等に関するデータを、印刷検査に先行して基準となる印刷基板上のハンダパターンやスクリーンマスクを撮像し、この撮像データのうち検査ポイントに対応するハンダやマスク開口について画像処理し、あるいはマスクの作成に用いたデータからのデータ変換等により取得する。続いて、印刷検査におけるその検査ポイントを撮像する際の照明設定、画像処理に関連する各種しきい値、判定をする際に用いる許容値等の条件データを、全ての検査ポイントについて設定する。
マスク検査の場合も同様に、スクリーンマスク上に検査ポイントを設定し、この検査ポイント全ての基本データ、例えばマスクの開口形状や開口サイズ等に関するデータを、マスク検査に先行して実施するスクリーンマスクの撮像データに基づく画像処理、あるいはマスクの作成に用いたデータからのデータ変換等により取得する。続いて、その検査ポイントを撮像する際の照明設定、画像処理に関連する各種しきい値、判定をする際に用いる許容値等の条件データを、全ての検査ポイントについて設定する。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開平8−118596号公報
上述した印刷検査やマスク検査を行う場合、カメラにより撮像した検査対象の画像を画像処理して特徴部分を抽出し、予め設定された許容値と比較判定することにより不良や異常の検出を行うが、このときに用いる画像処理パラメータや判定許容値を含む条件データは、それらの検査ポイントに対応する実装パターンが属するデバイス単位で設定するケースが多い。しかしながら、上述したように基本データは、ハンダや印刷孔単位で取得するので、同じように見える印刷または開口パターンであっても、その検査ポイントにいつも同じデバイスが搭載されるとは限らない。すなわち、ハンダの印刷パターンや印刷孔のパターンとデバイスとは、必ずしも1対1に関連しない。したがって、基本データと条件データとを1対1に対応付けることができなかった。このため、従来では、基本データ毎に条件データを設定していたので、検査データの作成が容易ではなかった。
そこで、本発明は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、検査データの作成を容易に行うことができるデータ作成方法、データ作成装置、スクリーン印刷検査方法、スクリーン印刷検査装置およびスクリーン印刷機を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために本発明にかかるデータ作成方法は、スクリーン印刷機により所定の印刷材料がスクリーンマスクに穿設された開口部を介して印刷された基板の検査に用いるデータの作成方法において、基板上に設定された検査ポイントの印刷パターンに関する基本データを取得する第1のステップと、基板上に搭載されるデバイスに関する情報を取得する第2のステップと、検査ポイント毎の基本データとこの検査ポイントに搭載されるデバイスとを対応付けて記憶する第3のステップと、検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する第4のステップとを備えることを特徴とする。
本発明にかかる他の形態のデータ作成方法は、所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して基板に印刷するスクリーン印刷機のスクリーンマスクの検査に用いるデータの作成方法において、スクリーンマスク上に設定された検査ポイントの開口パターンに関する基本データを取得する第1のステップと、基板上に搭載されるデバイスに関する情報を取得する第2のステップと、検査ポイント毎の基本データと、この検査ポイントの開口パターンに対応する基板上の箇所に搭載されるデバイスとを対応付ける第3のステップと、検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する第4のステップとを備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるデータ作成装置は、スクリーン印刷機により所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して印刷された基板の検査に用いるデータの作成装置において、基板上に設定された検査ポイントの印刷パターンに関する基本データとこの検査ポイントに搭載されるデバイスとを対応付ける対応付け作成手段と、この対応付け作成手段により対応付けられた基本データとデバイスとを記憶する記憶手段と、検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる他の形態のデータ作成装置は、所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して基板に印刷するスクリーン印刷機のスクリーンマスクの検査に用いるデータの作成装置おいて、スクリーンマスク上に設定された検査ポイントの開口パターンに関する基本データと、この検査ポイントの開口パターンに対応する基板上の箇所に搭載されるデバイスとを対応付ける対応付け作成手段と、この対応付け作成手段により対応付けられた基本データとデバイスとを記憶する記憶手段と、検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるスクリーン印刷検査方法は、スクリーン印刷機により所定の印刷材料がスクリーンマスクに穿設された開口部を介して印刷された基板を検査するスクリーン印刷検査方法において、基板上に設定された検査ポイントの印刷パターンに関する基本データを取得する第1のステップと、基板上に搭載されるデバイスに関する情報を取得する第2のステップと、検査ポイント毎の基本データとこの検査ポイントに搭載されるデバイスとを対応付けて記憶する第3のステップと、検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する第4のステップと、任意のデバイスと対応付けられた基本データと任意のデバイスに設定された条件データとに基づいて基板の印刷状態を検査する第5のステップとを備えることを特徴とする。
本発明にかかる他の形態のスクリーン印刷検査方法は、所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して基板に印刷するスクリーン印刷機のスクリーンマスクを検査するスクリーン印刷検査方法において、スクリーンマスク上に設定された検査ポイントの開口パターンに関する基本データを取得する第1のステップと、基板上に搭載されるデバイスに関する情報を取得する第2のステップと、検査ポイント毎の基本データと、この検査ポイントの開口パターンに対応する基板上の箇所に搭載されるデバイスとを対応付ける第3のステップと、検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する第4のステップと、任意のデバイスと対応付けられた基本データと任意のデバイスに設定された条件データとに基づいて、スクリーンマスクの状態を検査する第5のステップとを備えることを特徴とする。
本発明にかかるスクリーン印刷検査装置は、スクリーン印刷機により所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して印刷された基板を検査するスクリーン印刷検査装置において、基板上に設定された検査ポイントの印刷パターンに関する基本データと、この検査ポイントの印刷パターンに対応する箇所に搭載されるデバイスとを対応付ける対応付け作成手段と、この対応付け作成手段により対応付けられた基本データとデバイスとを記憶する記憶手段と、検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する設定手段と、任意のデバイスと対応付けられた基本データと任意のデバイスに設定された条件データとに基づいて基板の印刷状態を検査する検査判定手段とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる他の形態のスクリーン印刷検査装置は、所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して基板に印刷するスクリーン印刷機のスクリーンマスクを検査するスクリーン印刷検査装置おいて、スクリーンマスク上に設定された検査ポイントの開口パターンに関する基本データと、この検査ポイントの開口パターンに対応する基板上の箇所に搭載されるデバイスとを対応付ける対応付け作成手段と、この対応付け作成手段により対応付けられた基本データとデバイスとを記憶する記憶手段と、検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する設定手段と、任意のデバイスと対応付けられた基本データと任意のデバイスに設定された条件データとに基づいてスクリーンマスクの状態を検査する検査判定手段とを備えることを特徴とする。
本発明にかかるスクリーン印刷機は、上記スクリーン印刷検査装置を備えたことを特徴とするスクリーン印刷機。
本発明によれば、各検査ポイントの基本データが、デバイス毎に対応付けられる。したがって、基本データと対応付けられる条件データの設定を、デバイス単位で一括して行うことが可能となるので、検査データの作成を容易に行うことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかるスクリーン印刷機を備えた電子回路基板の実装ラインの構成を示す模式図である。
図1において、実装ライン1は、基板にクリームハンダを印刷するスクリーン印刷機2と、このスクリーン印刷機2によりハンダが印刷された基板上にチップやパッケージ等の各種デバイスを搭載するマウンター3,4と、このマウンター3,4によりデバイスが搭載された基板を加熱するリフロー炉5と、基板を順送りにする基板搬送コンベア6とから構成される。ここで、スクリーン印刷機2、マウンター3,4およびリフロー炉5は、それぞれネットワークにより接続されている。また、マウンター3,4の数量は適宜自由に設定することができる。
本実施の形態は、このような実装ライン1において、スクリーン印刷機2の印刷検査またはマスク検査に用いる検査データの作成方法に特徴を有するものである。
次に、図2、3を参照して、本実施の形態にかかるスクリーン印刷機2の構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかるスクリーン印刷機2の要部構成を示す斜視図、図3は、本実施の形態にかかるスクリーン印刷機2のハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかるスクリーン印刷機2は、基板10を規正して所定の位置まで移動させるテーブル20と、基板10に印刷するハンダの印刷パターンに対応して開口部が形成されたスクリーンマスク30と、スクリーンマスク30の開口部へクリームハンダを充填するためのスキージ装置40と、テーブル20上方に配設され、印刷前の基板を撮像する基板認識カメラ50と、テーブル20上方に配設され、印刷後の基板10を撮像する印刷検査カメラ60と、スクリーン印刷機2全体の動作を制御する制御装置70とを少なくとも備える。
テーブル20は、基板10を規正して所定の位置まで移動させるものである。このようなテーブル20は、図2に示すように、スクリーン印刷機2の下部を構成し工場床に設置される基台21上において、第1Y軸モータ26によりY方向に移動可能に配設されるベース22と、このベース22の上方において、第1Z軸モータ27によりベース22と平行のままZ方向に移動可能に配設される第1中間プレート23と、この第1中間プレート23上において、X軸モータ28によりX方向に移動可能に配設される第2中間プレート24と、この第2中間プレート24上にθ軸モータ29によりθ方向に回動可能に支持されるステージ25とから構成される。このステージ25上には、基板10を固定するための公知の機構が設けられている。
ここで、X方向とは、基板10の搬送に沿った方向、すなわち図2における横方向とし、図2を正面視した状態で右側を正の方向、左側を負の方向とする。また、Y方向とは、基板10の搬送方向に対向する方向、すなわち図2における奥行き方向とし、図2を正面視した状態で奥側を正の方向、手前側を負の方向とする。また、Z方向とは、鉛直方向、すなわち図2における縦方向とし、図2を正面視した状態で上側を正の方向、下側を負の方向とする。また、θ方向とは、Z軸回りに回転する方向であり、上方を見て右回りを正の方向とする。
なお、ベース22と第1中間プレート23の間、第1中間プレート23と第2中間プレート24の間、第2中間プレート24とステージ25にそれぞれ順々に配置するモータの組合せは、上記のように、Z軸モータ、X軸モータ、θ軸モータの順のみの組合せだけでなく、例えば、X軸モータ、θ軸モータ、Z軸モータの順等、自由な順番の組合せが可能である。
また、ステージ25上には、基板10を搭載する位置とは別の所定の位置に、スクリーンマスク30の裏面を撮像するマスク認識カメラ80が取り付けられている。このマスク認識カメラ80は、公知のCCD(Charge Coupled Device)カメラ等から構成されており、スクリーンマスク30を撮像し、この撮像データを制御装置70に送出する。
スクリーンマスク30は、図2に示すように、例えばアルミニウム合金等の金属の略矩形の薄板からなり、テーブル20の上方において水平に取り付けられている。このようなスクリーンマスク30には、基板10に印刷するハンダの印刷パターンに対応した開口からなる印刷孔31が多数形成されている。印刷範囲は大きなものでは380mm×330mm程度であり、印刷孔31の寸法は小さなものでは0.2mm×0.2mm程度であり、各印刷孔31間のX方向またはY方向のピッチは小さなものでは0.1mm程度である。
スキージ装置40は、スクリーン印刷機2の上部に配置され、基台21に連結固定されるフレーム部材41に対し、第2Y軸モータ46によりY方向に移動可能に支持されるブラケット部材42と、このブラケット部材42に、Y方向両側において各々第2Z軸モータ47、第3Z軸モータ48によりZ方向に移動可能に支持される第1スキージヘッド43、第2スキージヘッド44とから構成される。第1スキージヘッド43および第2スキージヘッド44の下部は、それぞれX方向左右に伸びた形状をし、下端に可撓性を有する高分子や、ステンレス製のへらである不図示のスキージがそれぞれ取り付けられている。このようなスキージ装置40は、第1,2スキージヘッド43,44がスクリーンマスク30の上面に沿って移動することにより、スクリーンマスク30上に供給されたクリームハンダをスクリーンマスク30の印刷孔31を介して基板10上の各ランド(部品をハンダ付けする電極部分)に供給して印刷するものである。
基板認識カメラ50は、テーブル20をY方向における正の方向に移動しスクリーンマスク30下方域から外れた状態におけるステージ25上方に設けられた公知のCCDカメラ等から構成されており、印刷前の基板10を撮像し、この撮像データを制御装置70に送出する。
印刷検査カメラ60は、テーブル20をY方向における正の方向に移動しスクリーンマスク30下方域から外れた状態におけるステージ25上方に設けられた公知のCCDカメラ等から構成されており、クリームハンダが印刷された基板10を撮像し、この撮像データを制御装置70に送出する。
なお、基盤認識カメラ50,印刷検査カメラ60,マスク認識カメラ80には、それぞれ照明が併せて設けられており、撮像時の照明の設定については、条件データに基づいて行われる。
制御装置70は、CPU等の演算装置と、メモリ、HDD(Hard Disc Drive)等の記憶装置と、キーボード、マウス、ポインティングデバイス、ボタン、タッチパネル等の外部から情報の入力を検出する入力装置と、外部との情報の送受を行うI/F装置と、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)またはFED(Field Emission Display)等の表示装置を備えたコンピュータまたはコントローラーと、このコンピュータまたはコントローラーにインストールされたプログラムとから構成される。すなわちハードウェア装置とソフトウェアとが協働することによって、上記ハードウェア資源がプログラムによって制御され、図3に示すモータ駆動部71、記憶部72、画像処理部73、I/O処理部74、検査判定部75、表示部76、I/F77、対応付け作成部78および制御部79が実現される。
モータ駆動部71は、第1Y軸モータ26、第1Z軸モータ27、X軸モータ28、θ軸モータ29、第2Y軸モータ46、第2Z軸モータ47および第3Z軸モータ48を含むスクリーン印刷機2が有する各モータと接続されており、制御部77の指示に基づいて各モータに制御信号を送出し、各モータの駆動を制御する。
なお、第1Y軸モータ26、第1Z軸モータ27、X軸モータ28、θ軸モータ29、第2Y軸モータ46、第2Z軸モータ47および第3Z軸モータ48の各々にはエンコーダが組み込まれており、回転位置を制御装置70にフィードバックして、基板10や第1スキージヘッド43、第2スキージヘッド44を正確に位置決めできるようにしている。
記憶部72は、スクリーン印刷機2の動作に関する各種プログラム、印刷検査またはマスク検査を行うための検査データ等を記憶する。また、記憶部72は、後述する画像処理部73から入力される認識データを記憶してもよい。
ここで、検査データとは、印刷検査の場合、基板10の印刷パターン単位で、少なくとも検査すべきハンダが存在する基板10上の位置に関する情報である検査ポイントと、この検査ポイントに印刷すべきハンダの形状やサイズ等に関するデータである基本データと、その検査ポイントを撮像するカメラの照明の設定や2値化レベル等の画像処理に関するパラメータおよび面積許容値や位置許容値等の検査判定に関するパラメータ等からなる条件データとを検査ポイント毎に対応付けて設定したものである。また、マスク検査の場合の検査データとは、スクリーンマスク30単位で、少なくとも検査をすべき印刷孔31のスクリーンマスク30上の位置に関する情報である検査ポイントと、この検査ポイントの開口形状や開口サイズ等に関するデータである基本データと、その検査ポイントを撮像するカメラの照明の設定や2値化レベル等の画像処理に関連するパラメータおよび面積許容値や一許容値等の検査判定に関するパラメータ等からなる条件データとを、検査ポイント毎に対応付けて設定したものである。
なお、本実施の形態では、印刷検査の場合、各検査ポイントの基本データと、この検査ポイントに搭載されるデバイスとが対応付けて記憶される。マスク検査の場合は、各検査ポイントの基本データと、この検査ポイントの開口パターンに対応する基板上に搭載されるデバイスとが対応付けて記憶される。
画像処理部73は、基板認識カメラ50、印刷検査カメラ60およびマスク認識カメラ80と接続されており、制御部79の指示に基づいてこれらのカメラに撮像指示を出す。また、この指示に基づいて各カメラにより撮像された撮像データから、基板10上に設けられている位置決めマーク、基板10に印刷されたハンダの状態、スクリーンマスク30上に設けられている位置決めマーク、スクリーンマスク30の状態等を抽出した認識データを生成し、制御部79に送出する。これらの画像処理部73の動作は、条件データに基づいて行われる。
なお、画像処理部73が抽出した認識データは、記憶部72に記憶されるようにしてもよい。
I/O処理部74は、スクリーン印刷機2に設けられているエアシリンダやレギュレータなどの各種アクチュエータ81や各種センサ82と接続されており、センサ82から入力されるデータを制御部79に送出するとともに、制御部79の指示に基づいてアクチュエータ81に対して制御信号を送出する。この制御信号に基づいて、アクチュエータ81は動作する。
検査判定部75は、印刷検査およびマスク検査における判定動作を行う。
印刷検査の場合、検査判定部75は、制御部79の指示により、印刷検査カメラ60の撮像データに基づいて画像処理部73が生成した認識データと、記憶部72に記憶されている検査データとに基づいて判定動作を行う。例えば、検査判定部75は、認識データから検査ポイントに印刷されたハンダのサイズおよび平面形状等を検出し、この検出したハンダとその検査ポイントと対応付けられた基本データと比較し、この比較結果をその基本データと対応付けられた条件データと照らし合わせることにより、正常にハンダが印刷されたか否かを判定する。
マスク検査の場合、検査判定部75は、制御部79の指示により、マスク認識カメラ80の撮像データに基づいて画像処理部73が生成した認識データと、記憶部72に記憶されている検査データとに基づいて判定動作を行う。例えば、検査判定部75は、認識データから検査ポイントのスクリーンマスク30の印刷孔31のサイズおよび平面形状等の状態を検出し、この検出した印刷孔31の状態とその検査ポイントと対応付けられた基本データとを比較し、この比較結果をその基本データと対応付けられた条件データと照らし合わせることにより、スクリーンマスク30の清掃が必要か否かを判定する。
表示部76は、CRT、LCDまたはFED等の公知の表示装置83と接続されており、制御部79の指示に基づいて、検査データおよび検査データの作成工程を含むスクリーン印刷機2の動作に関する各種情報を表示する。
I/F77は、LAN(Local Area Network)等の公知のネットワークにより接続された実装ライン1を構成するマウンター3,4およびリフロー炉5と接続され、各種情報の送受信を行う。なお、I/F77は、基板搬送コンベア6と接続することもできる。
対応付け作成部78は、基本データと、マウンター3,4が印刷後の基板10に搭載するデバイスの搭載位置に関する情報である搭載位置データと、マウンター3,4が印刷後の基板10に搭載するデバイスの種類に関する情報である部品データとに基づいて、各検査ポイントの基本データと、印刷後の基板10のその検査ポイントに対応する箇所に搭載されるデバイスとを対応付ける。
なお、搭載位置データおよび部品データについては、I/F77を介してマウンター3,4から、または、予め記憶部72に記憶しておき、この記憶部72から取得するようにすることができる。
制御部79は、記憶部72に記憶された各種プログラムに基づいて、検査データの作成、基板の搬入、基板とスクリーンマスクの位置決め、印刷、検査、基板の搬出等のスクリーン印刷機2の各動作を制御する。また、本実施の形態では、基本データと条件データとを対応付けることにより、設定手段としても機能する。
次に、図1〜図4を参照して、本実施の形態にかかるスクリーン印刷機2の印刷検査を伴う各動作について説明する。図4は、本実施の形態にかかるスクリーン印刷機2の印刷検査を伴う各動作を示すフローチャートである。
[基板の搬入]
まず、基板10にハンダを印刷する場合、スクリーン印刷機2は、第1Y軸モータ26、第1Z軸モータ27およびX軸モータ28を駆動してステージ25を所定の位置に移動させ、例えばスクリーン印刷機2の図2におけるX方向における正の方向側に設けられた図示しない搬送コンベアから、基板10をステージ25上に搬入し、固定する(ステップS401)。
[位置決め]
ステージ25上に基板10を固定すると、スクリーン印刷機2は、第1Y軸モータ26を駆動して、ステージ25をY方向における正の方向に移動させるとともに、必要に応じてX軸モータ28を駆動させることにより、ステージ25を基板認識カメラ50下方の所定の位置、例えば基板認識カメラ50の撮像範囲に基板10全体が含まれる位置に配置する。続いて、基板認識カメラ50により基板10を撮像し、この撮像データに基づく認識データから基板10に設けられている位置決めマークの位置を認識し、基板10をステージ25上に固定する基準となる位置と、実際に基板10がステージ25上に固定された位置とのずれ(基板固定ずれ)を検出する(ステップS402)。
基板固定ずれを検出すると、スクリーン印刷機2は、第1Y軸モータ26を駆動して、ステージ25をY方向における負の方向に移動させるとともに、必要に応じて第1Z軸モータ27、あるいは、およびX軸モータ28を駆動させることにより、ステージ25上に設けられているマスク認識カメラ80を、スクリーンマスク30下方の所定の位置、例えばマスク認識カメラ80の撮像範囲にスクリーンマスク30全体が含まれる位置に配置する。続いて、マスク認識カメラ80によりスクリーンマスク30を撮像し、この撮像データに基づく認識データからスクリーンマスク30に設けられている位置決めマークの位置を認識し、スクリーンマスク30が固定されるべき基準となる位置と、実際にスクリーンマスク30が固定されている位置とのずれ(マスク固定ずれ)を検出する(ステップS403)。スクリーン印刷機2は、第1Y軸モータ26を所定量駆動するとともに、検出された基板固定ずれとマスク固定ずれに基づいて、必要に応じてX軸モータ28およびθ軸モータ29のうち少なくとも1つを駆動し、場合によっては第1Y軸モータ26をさらに駆動して、基板10の回路パターンとスクリーンマスク30の開口とが一致するスクリーンマスク30下方の所定の位置へステージ25を移動させ、第1Z軸モータ27を駆動してステージ25をZ方向における正の方向に移動させる、すなわちステージ25を上昇させることにより、基板10とスクリーンマスク30とを当接させる(ステップS404)。
[印刷]
基板10とスクリーンマスク30とが当接されると、スクリーン印刷機2は、図示しないハンダ供給口からスクリーンマスク30上にクリームハンダを供給し、スキージ装置40をスクリーンマスク30上面に沿って所定方向(本実施の形態ではY方向)に往復移動させて、クリームハンダをスクリーンマスク30の印刷孔31に充填する(ステップS405)。
具体的には、例えば、スクリーン印刷機2は、第2Y軸モータ46および第2Z軸モータ47を駆動して、第1スキージヘッド43をスクリーンマスク30上の所定の位置、図2に示すスクリーンマスク30のY方向における負の方向側の端部近傍に、この端部の辺と第1スキージヘッド43の長手方向が平行になるように下端のスキージを当接させる。このとき、第2スキージヘッド44は、上方に位置されている。
続いて、スクリーン印刷機2は、スクリーンマスク30上の第1スキージヘッド43が当接している位置と印刷孔31が設けられている位置の間に、クリームハンダを供給する。クリームハンダが供給されると、スクリーン印刷機2は、第2Y軸モータ46を駆動して、第1スキージヘッド43下端のスキージを、スクリーンマスク30に当接させた状態で図2のY方向における正の方向に移動させる。これにより、スクリーンマスク30上に供給されたクリームハンダは、第1スキージヘッド43によりスクリーンマスク30上においてY方向における正の方向に移動させられることにより、印刷孔31に充填される。なお、このとき第2スキージヘッド44は、上方位置されているので、クリームハンダに接触しない。
第1スキージヘッド43がスクリーンマスク30に設けられた全ての印刷孔31を通過すると、第2Y軸モータ46が停止させられるとともに、スクリーン印刷機2は、第3Z軸モータ48を駆動して、第2スキージヘッド44を下降させ、スクリーンマスク30上の所定の位置、図2に示すスクリーンマスク30のY方向における正の方向側の端部近傍に、この端部の辺と第2スキージヘッド44の長手方向が平行になるようにし、下端のスキージを当接させる。このとき、スクリーン印刷機2は、第2Z軸モータ47を駆動し、第1スキージヘッド43を上方位置まで移動させる。
続いて、スクリーン印刷機2は、第2Y軸モータ46を駆動して、第2スキージヘッド44の下端のスキージをスクリーンマスク30に当接させた状態で図2のY方向における負の方向に移動させる。これにより、第1スキージヘッド43により移動させられたクリームハンダは、第2スキージヘッド44によりスクリーンマスク30上においてY方向における負の方向に移動させられることにより、印刷孔31に充填される。なお、このとき第1スキージヘッド43は、上方に位置されているので、クリームハンダに接触しない。
このようにしてクリームハンダがスクリーンマスク30の印刷孔31に充填押圧されて印刷された後、スクリーン印刷機2は、第1Z軸モータ27を駆動してステージ25をZ方向における負の方向に降下させ、基板10とスクリーンマスク30とを離間させて(ステップS406)、印刷が完了する。
[検査]
印刷を終えると、スクリーン印刷機2は、第1Y軸モータ26を駆動して、ステージ25をY方向における正の方向に移動させるとともに、必要に応じて第1Z軸モータ27、X軸モータ28およびθ軸モータ29のうち少なくとも1つを駆動させることにより、ステージ25を印刷検査カメラ60下方の所定の位置、例えば印刷検査カメラ60の撮像範囲に基板10全体が含まれる位置に移動させて、印刷検査を行う(ステップS407)。本実施の形態にかかるスクリーン印刷機2は、この印刷検査に用いる検査データの作成方法に特徴を有するものである。
まず、スクリーン印刷機2は、図5に示すように、印刷検査カメラ60によりクリームハンダが印刷された基板10を撮像する。この撮像する際の照明等の各種設定は、条件データに基づいてなされる。
撮像データは、例えば図6に示すように、基板10に搭載されるデバイスや検査ポイント毎に視野11a〜11fが割り付けられる。このような撮像データと記憶部72に予め記憶された基板10を検査するための条件データに基づいて、画像処理部73は、それぞれの検査ポイントの印刷ハンダのサイズや平面形状を含む認識データを作成する。
検査判定部75は、認識データから検査ポイントに印刷されたハンダのサイズや平面形状を抽出する。また、記憶部72に予め記憶されたその基板10の印刷検査に用いる検査データから、基本データを抽出する。そして、検査ポイントそれぞれについて、認識データから抽出したハンダのサイズおよび形状と、その基本データに基づく検査ポイントに印刷されるべきハンダのサイズおよび形状に関する情報とを比較やパターンマッチングし、この結果をその検査ポイントと対応付けられた条件データと照らし合わせることにより、印刷が正常になされたか否かを判定する。
[基板の搬出]
上述した印刷検査により印刷不良が発見されない、すなわち正常に印刷された場合(ステップS408:NO)、スクリーン印刷機2は、第1Y軸モータ26と、必要に応じてさらに第1Z軸モータ27、X軸モータ28およびθ軸モータ29を駆動してステージ25を所定の位置に移動させ、例えば図2におけるX方向の負の方向側に設けられたマウンター3に搬出する。搬出された基板10は、マウンター3、4およびリフロー炉5に続く工程、すなわちデバイスの搭載および焼成がなされる。
一方、印刷検査により印刷不良が発見されると(ステップS408:YES)、スクリーン印刷機2は、印刷不良が発見された基板10をスクリーン印刷機2外部に搬出し(ステップS410)、その基板の撤去を要請する旨の指示を表示装置83に表示させる(ステップS411)。ここで、スクリーン印刷機2は、印刷不良が発見された基板のみを収集する容器を備えるようにしてもよい。この場合、印刷不良が発見されると、スクリーン印刷機2は、その印刷不良が発見された基板を、自動的にその容器に搬出する。これにより、印刷不良が発見された基板を取り除くオペレータの手間を省くことができるので、とても使い勝手がよい。
次に、図7を参照して、本実施の形態にかかるスクリーン印刷機2のマスク検査を伴う各動作について説明する。図7は、本実施の形態にかかるスクリーン印刷機2のマスク検査を伴う各動作を示すフローチャートである。
図7において、基板の搬入、位置決め、印刷および基板の搬出の工程を示すステップS701〜S706は、図4を参照して説明した印刷検査と同一であるので、説明を省略する。
[検査]
ハンダを印刷した基板10を次の工程に搬出すると(ステップS707)、スクリーン印刷機2は、マスク検査を行う(ステップS708)。
スクリーン印刷機2は、第1Y軸モータ26を駆動して、ステージ25をY方向における正の方向に移動させるとともに、必要に応じて第1Z軸モータ27、X軸モータ28およびθ軸モータ29のうち少なくとも1つを駆動させることにより、ステージ25をスクリーンマスク30下方の所定の位置、例えばマスク認識カメラ80の撮像範囲に基板10全体が含まれる位置に移動させて、マスク認識カメラ80により、スクリーンマスク30を撮像する。この撮像する際の照明設定等の各種設定は、条件データに基づいてなされる。
マスク認識カメラ80による撮像データとそのスクリーンマスク30を検査するための条件データに基づいて、画像処理部73は、例えば図6を参照して説明した基板10の場合と同様の方法で、認識データを作成する。検査判定部75は、検査ポイントのスクリーンマスク30の状態、特に印刷孔31のサイズや形状を抽出する。また、記憶部72に予め記憶されたそのスクリーンマスク30のマスク検査に用いる検査データから、基本データを抽出する。検査判定部75は、検査ポイントそれぞれについて、認識データから抽出したスクリーンマスク30の印刷孔31の形状およびサイズと、その基本データに基づく検査ポイントの印刷孔31の形状およびサイズに関する情報と比較やパターンマッチングし、この結果をその基本データと対応付けられた条件データと照らし合わせることにより、スクリーンマスク30の状態が正常か否かを判定する。この判定は、例えば、スクリーンマスク30の開口への異物やハンダの詰まり、スクリーンマスク30裏面のフラックスやハンダのにじみ等が検出された場合、検査判定部75は、スクリーンマスク30の状態が異常であると判定する。
[マスク清掃]
上述したマスク検査によりスクリーンマスク30の異常が発見されると(ステップS709:YES)、スクリーン印刷機2は、スクリーンマスク30を清掃する旨の指示を表示装置83に表示させる(ステップS710)。ここで、スクリーン印刷機2は、スクリーンマスク30を自動的に清掃する機構を設けるようにしてもよい。この場合、マスクの異常が発見されると、スクリーン印刷機2は、自動的にスクリーンマスク30の清掃を行うようにしてもよい。これにより、スクリーンマスク30を清掃するオペレータの手間を省くことができるので、とても使い勝手がよい。
マスク検査によりスクリーンマスク30の異常が発見されない場合(ステップS709:YES)、スクリーン印刷機2は、ステップS701に戻り、次の基板10の印刷を行う。
次に、上述したような印刷検査またはマスク検査に用いられる検査データの作成方法について図8を参照して説明する。図8は、本実施の形態にかかるスクリーン印刷機2の検査データの作成動作を示すフローチャートである。
課題の欄で前述したようにハンダの印刷パターンや印刷孔のパターンとデバイスとは、必ずしも1対1に関連しないが、その逆、すなわち、デバイスのリードの先端部とハンダの印刷パターンや印刷孔のパターンとは、必ず1対1に関連する。したがって、本実施の形態では、基本データと条件データとをデバイスを介して対応付けて設定することにより、デバイス単位での条件データの設定を可能にしている。
[基本データ取得]
印刷検査またはマスク検査の検査データを作成する場合、まず、ユーザが基板10またはスクリーンマスク30上に検査ポイントを設定し、この検査ポイントの位置や形状に関する基本データを作成する(ステップS801)。この基本データは、スクリーンマスク30を作成する際に用いたデータからデータ変換によって取得する方法、実際にハンダが印刷された基板10を基準とし、この基板10上に印刷されたハンダパターンを画像処理することによって検出する方法、スクリーンマスク30の印刷孔31を撮像し、この撮像データを画像処理することによって検出して取得する方法等により取得することが可能である。
なお、基本データを作成した後に、検査ポイントを設定するようにしてもよい。例えば、データ変換や画像処理により、図9(a)に示すような基板10上に印刷すべきハンダ11a〜11cやスクリーンマスク30の印刷孔31の形状やサイズに関する基本データを作成した後に、それぞれのハンダや印刷孔に検査ポイントを設定するようにしてもよい。
[対応付け作成]
基本データを取得すると、対応付け作成部78は、各検査ポイントの基本データと、印刷後の基板10に搭載されるデバイスとを対応付ける。この対応付けの具体例について、図9を参照して以下に説明する。
例えば、基板検査の場合、図9(a)に示すような、基板10上に設定された検査ポイント11a〜11cに印刷されるべきハンダの形状やサイズに関する基本データを取得すると、対応付け作成部78は、その基板10に関連する搭載位置データと部品データを取得する。
搭載位置データからは、基板10に搭載されるデバイスの位置や形状に関する情報、部品データからは、基板10に搭載されるデバイスの種類に関する情報が得られる。したがって、このような搭載位置データおよび部品データに基づいて、対応付け作成部78は、図9(b)に示すような、基板10に搭載されるデバイス90a〜90cの位置および形状と、デバイスの種類とを関連づけたデータ(以下、デバイスデータという)を作成する。このデバイスデータは、同じ種類のデバイス毎に関連づけがなされている。一例として、図9(b)では、デバイス90aとデバイス90bが種類A、デバイス90c〜90eが種類B、デバイス90eとデバイス90fが種類Cとして、それぞれ関連づけがなされている。
デバイスデータを作成すると、対応付け作成部78は、基本データとデバイスデータとを対比して、各検査ポイントの基本データと、基板10に搭載するデバイスとを対応付ける。具体的には、図9(a)に示すような基本データと、図9(b)に示すようなデバイスデータとを重ね合わせて、それぞれの検査ポイントの基本データと、この基本データに対応する基板10上の印刷パターンに搭載されるデバイスとを特定する。例えば、図9(a)の基本データに図9(b)のデバイスデータのデバイス毎の関連づけを重ね合わせると、図9(c)に示すようなデバイス毎の関連づけがなされた基本データが作成される。図9(c)よれば、検査ポイント11aの基本データは種類Aのデバイス、検査ポイント11bの基本データは種類Bのデバイス、検査ポイント11cの基本データは種類Cのデバイスにそれぞれ対応することがわかる。各デバイスに対応する検査ポイントの基本データが特定されると、対応付け作成部78は、そのデバイスと、その検査ポイントの基本データと対応付ける。この対応付けは、記憶部72に記憶される。
このようにして各検査ポイントの基本データと、この基本データに対応する基板10上の印刷パターンに対応する箇所に搭載されるデバイスとが対応付けて記憶部72に記憶される。換言すると、基板10に搭載されるデバイスと、このデバイスの全ての検査ポイントの基本データとが対応付けられて記憶部72に記憶される。
なお、マスク検査の場合についても、上述した基板検査の場合と同様の方法で、スクリーンマスク上の各検査ポイントの基本データと、そのスクリーンマスクによりハンダが印刷される基板10に搭載されるデバイスとの対応付けが行われる。
[検査視野割り付け]
次に、複数の検査ポイントを同じ撮像データで一括して検査判定するために、図6で示すように、検査ポイント毎に検査視野の割り付けを行う(ステップS803)。
[条件データ作成]
検査視野の割り付けを行うと、制御部79は、条件データを設定する(ステップS804)。具体的には、検査を行う基板10に搭載するデバイス、または、検査を行うスクリーンマスク30により印刷される基板上に搭載されるデバイス毎に条件データを設定し、記憶部72に記憶させる。すると、記憶部72には各デバイス毎に全ての検査ポイントの基本データが対応付けられているので、基本データと条件データとがそれぞれ1対1に対応して、同じデバイスの各検査ポイントの基本データにはそれぞれ同じ条件データが対応付けられて記憶部72に記憶される。
このように、本実施の形態によれば、デバイス毎に条件データを設定すると、このデバイスの全ての検査ポイントの基本データに一括して条件データが対応付けられるので、検査データの作成を容易に行うことができる。
このような条件データの設定は、ユーザの手入力により行うようにしてもよい。また、記憶部72に予めデバイス毎の条件データを登録しておき、この中から基板10上に搭載されるデバイスの条件データを設定するようにしてもよい。
[検査実行条件設定]
全ての検査ポイントの条件データの設定が終了すると、ユーザは、作成した検査データの印刷検査またはマスク検査を、連続生産中にどのような条件で実行するかを決定する(ステップS805)。この条件としては、例えば間引きして行う、スクリーンマスク30の清掃後に行う等が挙げられる。
[検査試行]
ここまでのステップで検査データの作成は完了するが、この検査データが正しく作成されたか否かを確認するために、実際にスクリーン印刷機2で印刷を行った場合の印刷状態のばらつきを検査データに反映させて適切なデータに修正する目的で、作成した検査データによる検査の試行を行う(ステップS806)。
この試行により、検査データが正しく作成されていないことが判明した場合(ステップS807:NO)、ユーザは、その検査データを修正する(ステップS808)。ここで、条件データを修正する場合、条件データはデバイス単位で設定されているので、任意の条件データを修正すると、この任意の条件データと対応付けられているデバイスの全ての検査ポイントの条件データが一括して修正されることになる。したがって、本実施の形態によれば、検査ポイント毎ではなく、デバイス毎に条件データの修正を行うことができるので、検査データの修正を容易に行うことも可能となる。
この試行により作成した検査データが正しく作成されたことが確認されると(ステップS807:YES)、検査データの作成は終了する。
上述したように、本実施の形態によれば、各検査ポイントの基本データがデバイス毎に対応付けられており、条件データがデバイス毎に対応付けられるので、条件データの設定や修正をデバイス単位で一括して行うことができる。したがって、検査データの作成を容易に行うことができる。
上述したような検査データの作成方法は、本実施の形態のようにスクリーン印刷機2に内蔵した形態のみならず、スクリーン印刷機とは独立した装置、実装ライン1全体を制御する装置、マウンター3,4、リフロー炉5および基板搬送コンベア6のような実装ライン1を構成するスクリーン印刷機2以外の装置に適用することが可能である。
基板検査のデータ作成における基礎データ取得のために実施される印刷された基準となる基板10の撮像や、マスク検査の検査データの作成における基礎データ取得のために実施されるスクリーンマスク30の撮像は、検査工程を実装したスクリーン印刷機2や、印刷装置とは別の独立した印刷検査装置により行うようにしてもよい。この場合、印刷後の印刷検査のように、ステージ25に基準となる基板10を載置固定し、基板認識カメラ50または印刷検査カメラ60で基板上のハンダパターンを撮像することにより可能となる。また、スクリーン印刷機2や印刷装置とは独立した別の印刷検査装置にスクリーンマスク30を設置し、印刷検査装置に設けたマスク認識カメラ80でスクリーンマスク30を撮像する。これらにより得られる撮像データは、スクリーン印刷機2や印刷検査装置の制御装置70の記憶部72に記憶され、制御装置70により図8のステップS801〜S805およびS811が実施される。
なお、マスクの作成に用いるデータからのデータ変換等により基板10やスクリーンマスク30上の検査ポイントの基本データおよび条件データの設定をする場合、上記ステップS801〜S805は、スクリーン印刷機2や印刷装置とは別の独立した印刷検査装置のみならず、これらとは別の独立したコンピュータなどの情報処理装置で実施するようにしてもよい。この場合、情報処理装置は、上述した制御装置70の記憶部72、画像処理部73、表示部76、対応付け作成部78および制御部79と同等の構成を少なくとも有し、マスク作成に用いるデータに基づいて、基板10やスクリーンマスク30上の各検査ポイントの基本データと条件データとを設定する。これにより、スクリーン印刷機2や印刷装置とは別の独立した印刷検査装置のみならず、これらとは別の独立した情報処理装置により検査ポイントの基本データと条件データの設定が可能となる。
撮像データを利用して基板10やスクリーンマスク30の検査ポイントの基本データおよび条件データの設定をする場合も、スクリーン印刷機2や印刷装置とは別の独立した印刷検査装置のみならず、上述した情報処理装置で実施するようにしてもよい。この場合、スクリーン印刷機2あるいは印刷装置とは別の独立した印刷検査装置からLAN等の通信回線により撮像データを情報処理装置に送信する、あるいは、スクリーン印刷機2や印刷検査装置とは独立した撮像装置で標準となる印刷基板10やスクリーンマスク30を撮像し、この撮像データを情報処理装置に送信する。すると、情報処理装置は、受信した撮像データに基づいて、基板10やスクリーンマスク30上の各検査ポイントの基本データと条件データとを設定する。これにより、撮像データを利用する場合であっても、スクリーン印刷機2や印刷装置とは別の独立した印刷検査装置のみならず、これらとは別の独立した情報処理装置により検査ポイントの基本データと条件データの設定が可能となる。
上述した情報処理装置によりステップS801〜S805を実施して得られる検査データは、相変化型光ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、磁気ディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体やLAN等の通信回線などにより、スクリーン印刷機2に取り込まれ、制御装置70の記憶部72に記憶される。
また、図8のステップS806〜S808は、スクリーン印刷機2または印刷装置とは別の独立した印刷検査装置において実施される。すなわち、スクリーン印刷機2または印刷検査装置に備えられている表示装置に検査試行結果を表示し、スクリーン印刷機2または印刷検査装置に備えられているキーボードやマウス等の公知の入力装置を介してユーザにより検査データが修正されるか、検査試行結果に基づき記憶部72に予め記憶されたプログラムにより自動的に検査データの修正が実施される。最終的に修正が終了した検査データは、記憶部72に登録され、図4や図7に示す印刷工程および広義の印刷検査が実施される。
さらに、検査工程を実施するスクリーン印刷機2、印刷装置とは別の独立した印刷検査装置、実装装置およびリフロー炉のうち複数を制御する情報処理装置で図8のステップS801〜S805を実施し、その情報処理装置がスクリーン印刷機2や印刷装置とは別の独立した印刷検査装置も制御する場合、図8のステップS806〜S808や、図4や図7に示す印刷工程および広義の印刷検査も、その情報処理装置で実施するようにしてもよい。
本実施の形態にかかるスクリーン印刷機を備えた電子回路基板の実装ラインの構成を示す模式図である。 本実施の形態にかかるスクリーン印刷機の要部構成を示す斜視図である。 本実施の形態にかかるスクリーン印刷機のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかるスクリーン印刷機の印刷検査を伴う各動作を示すフローチャートである。 印刷検査カメラの視野サイズを示す模式図である。 基板の検査ポイントを説明する図である。 本実施の形態にかかるスクリーン印刷機のマスク検査を伴う各動作を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるスクリーン印刷機の検査データの作成動作を示すフローチャートである。 (a)基本データの一例を示す模式図、(b)デバイスデータの一例を示す模式図、(c)デバイス毎の関連づけがなされた基本データの一例を示す模式図である。
符号の説明
1…実装ライン、2…スクリーン印刷機、3,4…マウンター、5…リフロー炉、6…基板搬送コンベア、10…基板、11a〜11f…視野、20…テーブル、21…基台、22…ベース、23…第1中間プレート、24…第2中間プレート、25…ステージ、26…第1Y軸モータ、27…第1Z軸モータ、28…X軸モータ、29…θ軸モータ、30…スクリーンマスク、31…印刷孔、40…スキージ装置、41…フレーム部材、42…ブランケット部材、43…第1スキージヘッド、44…第2スキージヘッド、46…第2Y軸モータ、47…第2Z軸モータ、48…第3Z軸モータ、50…基板認識カメラ、60…印刷検査カメラ、70…制御装置、71…モータ駆動部、72…記憶部、73…画像処理部、74…I/O処理部、75…検査判定部、76…表示部、77…I/F、78…対応付け作成部、79…制御部、80…マスク認識カメラ、81…アクチュエータ、82…センサ、83…表示装置、90a〜90g…デバイス。

Claims (9)

  1. スクリーン印刷機により所定の印刷材料がスクリーンマスクに穿設された開口部を介して印刷された基板の検査に用いるデータの作成方法において、
    基板上に設定された検査ポイントの印刷パターンに関する基本データを取得する第1のステップと、
    前記基板上に搭載されるデバイスに関する情報を取得する第2のステップと、
    前記検査ポイント毎の基本データとこの検査ポイントに搭載されるデバイスとを対応付けて記憶する第3のステップと、
    検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する第4のステップと
    を備えることを特徴とするデータ作成方法。
  2. 所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して基板に印刷するスクリーン印刷機の前記スクリーンマスクの検査に用いるデータの作成方法において、
    スクリーンマスク上に設定された検査ポイントの開口パターンに関する基本データを取得する第1のステップと、
    前記基板上に搭載されるデバイスに関する情報を取得する第2のステップと、
    前記検査ポイント毎の基本データと、この検査ポイントの開口パターンに対応する前記基板上の箇所に搭載されるデバイスとを対応付ける第3のステップと、
    検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する第4のステップと
    を備えることを特徴とするデータ作成方法。
  3. スクリーン印刷機により所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して印刷された基板の検査に用いるデータの作成装置において、
    基板上に設定された検査ポイントの印刷パターンに関する基本データとこの検査ポイントに搭載されるデバイスとを対応付ける対応付け作成手段と、
    この対応付け作成手段により対応付けられた基本データとデバイスとを記憶する記憶手段と、
    検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する設定手段と
    を備えることを特徴とするデータ作成装置。
  4. 所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して基板に印刷するスクリーン印刷機の前記スクリーンマスクの検査に用いるデータの作成装置おいて、
    スクリーンマスク上に設定された検査ポイントの開口パターンに関する基本データと、この検査ポイントの開口パターンに対応する前記基板上の箇所に搭載されるデバイスとを対応付ける対応付け作成手段と、
    この対応付け作成手段により対応付けられた基本データとデバイスとを記憶する記憶手段と、
    検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する設定手段と
    を備えることを特徴とするデータ作成装置。
  5. スクリーン印刷機により所定の印刷材料がスクリーンマスクに穿設された開口部を介して印刷された基板を検査するスクリーン印刷検査方法において、
    基板上に設定された検査ポイントの印刷パターンに関する基本データを取得する第1のステップと、
    前記基板上に搭載されるデバイスに関する情報を取得する第2のステップと、
    前記検査ポイント毎の基本データとこの検査ポイントに搭載されるデバイスとを対応付けて記憶する第3のステップと、
    検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する第4のステップと、
    任意のデバイスと対応付けられた基本データと前記任意のデバイスに設定された前記条件データとに基づいて前記基板の印刷状態を検査する第5のステップと
    を備えることを特徴とするスクリーン印刷検査方法。
  6. 所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して基板に印刷するスクリーン印刷機の前記スクリーンマスクを検査するスクリーン印刷検査方法において、
    スクリーンマスク上に設定された検査ポイントの開口パターンに関する基本データを取得する第1のステップと、
    前記基板上に搭載されるデバイスに関する情報を取得する第2のステップと、
    前記検査ポイント毎の基本データと、この検査ポイントの開口パターンに対応する前記基板上の箇所に搭載されるデバイスとを対応付ける第3のステップと、
    検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する第4のステップと、
    任意のデバイスと対応付けられた基本データと前記任意のデバイスに設定された前記条件データとに基づいて前記前記スクリーンマスクの状態を検査する第5のステップと
    を備えることを特徴とするスクリーン印刷検査方法。
  7. スクリーン印刷機により所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して印刷された基板を検査するスクリーン印刷検査装置において、
    基板上に設定された検査ポイントの印刷パターンに関する基本データとこの検査ポイントに搭載されるデバイスとを対応付ける対応付け作成手段と、
    この対応付け作成手段により対応付けられた基本データとデバイスとを記憶する記憶手段と、
    検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する設定手段と、
    任意のデバイスと対応付けられた基本データと前記任意のデバイスに設定された前記条件データとに基づいて前記基板の印刷状態を検査する検査判定手段と
    を備えることを特徴とするスクリーン印刷検査装置。
  8. 所定の印刷材料をスクリーンマスクに穿設された開口部を介して基板に印刷するスクリーン印刷機の前記スクリーンマスクを検査するスクリーン印刷検査装置おいて、
    スクリーンマスク上に設定された検査ポイントの開口パターンに関する基本データと、この検査ポイントの開口パターンに対応する前記基板上の箇所に搭載されるデバイスとを対応付ける対応付け作成手段と、
    この対応付け作成手段により対応付けられた基本データとデバイスとを記憶する記憶手段と、
    検査ポイントの検査条件に関する条件データをデバイス毎に設定する設定手段と、
    任意のデバイスと対応付けられた基本データと前記任意のデバイスに設定された前記条件データとに基づいて前記スクリーンマスクの状態を検査する検査判定手段と
    を備えることを特徴とするスクリーン印刷検査装置。
  9. 請求項7または8に記載されたスクリーン印刷検査装置を備えたことを特徴とするスクリーン印刷機。
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