JP2005201014A - 手押式スノーブロワー - Google Patents
手押式スノーブロワー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005201014A JP2005201014A JP2004010920A JP2004010920A JP2005201014A JP 2005201014 A JP2005201014 A JP 2005201014A JP 2004010920 A JP2004010920 A JP 2004010920A JP 2004010920 A JP2004010920 A JP 2004010920A JP 2005201014 A JP2005201014 A JP 2005201014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- engine
- frame
- shaft
- impeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Abstract
【解決手段】 エンジン1と、エンジン1を保持するフレーム2と、フレーム2の下端22に設けられた車輪3と、フレーム2の上端23に設けられたハンドル4と、車輪3の前方に設けられエンジン1の回転力により積もった雪Sを取り除く除雪部30と、を備える。そして、スクリュ部31とインペラ部32を回転させる除雪部30の軸33と、エンジン1とは、フレーム2から前方下傾状に延伸した延伸筒15内に挿入された動力伝達軸13にて、連結される。
【選択図】 図1
Description
この除雪装置は、雪を掻き取るためのオーガ及びオーガを包囲状に保持するオーガハウジング(カバー)と、掻き取られた雪を上方へ飛ばすためのインペラと、インペラで飛ばされた雪を放出するためのシュートと、を備え、オーガ・インペラは、エンジンから伝えられる回転力により回転する。
しかし、車体が、上記のようなクローラで走行するものであり、進行方向を変更する際等に、小回りが利かない。
そして、除雪作業中に、進行方向や、オーガ・インペラの回転速度や、シュートの向きの変更等の、複雑な操作を操作レバーで行わなければならず、熟練を要する。
しかも、除雪装置の幅が大きいので、家の庭等の狭い場所では除雪しづらい。
このように、老人や女性等にとって操作するのが困難であり、かつ、狭い場所の除雪を行うには不適当である。
さらに、上記除雪部の上記軸と、上記エンジンとは、上記フレームから前方下傾状に延伸した延伸筒内に挿入された動力伝達軸にて、連結されている。
ハンドルを持って手押しするので小回りが利き、狭い場所でも簡単に、かつ大きな労力を要することなく、除雪作業を行うことができる。
よって、女性や老人等、熟練者でない者にも操作し易く、至便である。
また、除雪部は、エンジンからの回転力により、スクリュ部とインペラ部とを同時に回転することができるので、除雪部のガード部内に於て、雪を一方側へ集められると共に、その集められた雪を掻いて飛ばすことができる。そして、除雪部とエンジンとが動力伝達軸を有する1本の延伸筒で連結された構造であり全体の重量も小さく、簡易な構成でありながら、効率よく、確実に除雪作業を行い得る。
図1,図2,図3に示すように、手押式スノーブロワーは、エンジン1と、エンジン1を保持するフレーム2と、フレーム2の下端22に設けられた車輪3と、フレーム2の上端23に設けられたハンドル4と、車輪3の前方に設けられエンジン1の回転力により積もった雪Sを取り除く除雪部30と、を備えたものである。
フレーム2は、パイプ体を側面視略V字状(又は略U字状)に折り曲げられた形状であり、フレーム2の下端22に、車軸10を介して1個のビア樽型の(中空プラスチック製)車輪3が回転自在に取付けられている。
なお、上記車輪3には、図示省略の左右一対の補助輪を付設するも、姿勢安定の上で好ましい。
また、前側フレーム部9と後側フレーム部6の間に、バッテリ等の重量物16を配設して、前後のバランスが良くなるように構成してもよい。
図例では、軸33は、一方側33aに、孔部を有する側板部29を有する円筒形状である。そして、伝達軸49に形成されたボルト部を、インペラ部32の円盤状板部28に形成された孔部と、上記側板部29の孔部に差込み、軸33の内部でナットにより固定するように構成されている。
具体的には、補助シュート部36は、後方板部36aと一対の側板部36b,36bとから成る略C型鋼形状で、一方、筒形シュート部35は、ガード部34から上方へ突設状の筒部25と、筒部25の上部に於て上記開口部18を形成する側板部35b,35b及び後方板部35aと、を有する。そして、補助シュート部36の側板部36b,36bが、筒形シュート部35の両側板部35b,35bに、夫々ボルトナットやリベット等の枢結具37,37にて、左右方向軸心Y廻りに揺動固定自在に取り付けられる。
なお、筒形シュート部35は、図示のものに限定されず設計変更自在であり、例えば、筒形シュート部35の筒部25に、筒部25を回転固定自在として飛雪方向を左右・前方斜め方向へも変更可能とする飛雪方向変更手段を、設けてもよい。このように構成すれば、除雪作業中前進しながら、側方へ雪Sを飛ばすことが可能となる。
具体的には、動力伝達機構8は、上記前側フレーム部9の前方側に取付られるクラッチケース14と、基端15bがクラッチケース14に連結されると共に先端15aが(後述の)ギヤ部21に連結される前方下傾状の延伸筒15と、延伸筒15内に挿入されエンジン1の回転力を除雪部30の軸33に伝える動力伝達軸13と、動力伝達軸13の回転を軸33の上記軸心X廻りの回転に変換するギヤ部21と、を備える。
ギヤ部21は、内部に、動力伝達軸13から上記伝達軸49へ回転力を伝えるベベルギヤ等を、有する。
あるいは、手押式機械が、エンジン1と、エンジン1を保持するフレーム2と、フレーム2の下端22に設けられた車輪3と、フレーム2の上端23に設けられたハンドル4と、フレーム2の前側フレーム部9の前方側に取付られるクラッチケース14と、を備えたものであって、先端15aに除雪部30が付設されると共に(上述した)支持体38が付設された延伸筒15と、先端15aに刈り刃装置が付設されると共に支持体38が付設された延伸筒15とを、択一的に、上記クラッチケース14に連結可能としてもよい。
図1,図2,図3に於て、作業者はハンドル4を握って前方へ歩きながら除雪作業を行う。
エンジン1が回転すると、除雪部30の軸33は、動力伝達機構8によりエンジン1の回転力を受け、矢印20のように前方へ転がる回転方向に回転する。すると、地面G上に積もった雪Sが、スクリュ部31により矢印24のように一方側33aへ集まり、同様に回転するインペラ部32が、雪Sを掻いて上方へと飛ばす。
そして、飛ばされた雪Sが、筒形シュート部35の筒部25を通って、開口部18及び補助シュート部36の前面から矢印19のように放出される。
この補助シュート部36を、軸心Y廻りに揺動させて、角度を変更すると、雪Sが補助シュート部36の後方板部36aを滑ることにより、放出角度が変更される(図3参照)。
よって、女性や老人等、熟練者でない者にも操作し易く、至便である。
このように、簡易な構成でありながら、効率よく、確実に除雪作業を行い得て至便である。
2 フレーム
3 車輪
4 ハンドル
13 動力伝達軸
15 延伸筒
22 下端
23 上端
30 除雪部
31 スクリュ部
32 インペラ部
33 軸
33a 一方側
34 ガード部
35 筒形シュート部
36 補助シュート部
S 雪
X 軸心
Y 軸心
Claims (4)
- エンジン(1)と、該エンジン(1)を保持するフレーム(2)と、該フレーム(2)の下端(22)に設けられた車輪(3)と、上記フレーム(2)の上端(23)に設けられたハンドル(4)と、上記車輪(3)の前方に設けられ上記エンジン(1)の回転力により積もった雪(S)を取り除く除雪部(30)と、を備えたことを特徴とする手押式スノーブロワー。
- 上記除雪部(30)は、上記エンジン(1)の回転力により左右方向水平軸心(X)廻りに回転する軸(33)と、該軸(33)廻りに付設され上記雪(S)を左右方向の一方側(33a)へ集めるスクリュ部(31)と、上記軸(33)の上記一方側(33a)に配設され上記軸心(X)廻りの回転により上記雪(S)を掻いて上方へ飛ばすインペラ部(32)と、該インペラ部(32)及び上記スクリュ部(31)を包囲状として配設される前方及び下方開口横長筒状のガード部(34)と、上記インペラ部(32)の上方に於て該ガード部(34)に上向きに突設され上記インペラ部(32)で飛ばされた上記雪(S)を送り出すための筒形シュート部(35)と、を備えた請求項1記載の手押式スノーブロワー。
- 上記シュート部(35)は、上部に於て左右方向水平軸心(Y)廻りに揺動固定自在に取り付けられて飛雪方向を変更するための補助シュート部(36)を、有する請求項2記載の手押式スノーブロワー。
- 上記除雪部(30)の上記軸(33)と、上記エンジン(1)とは、上記フレーム(2)から前方下傾状に延伸した延伸筒(15)内に挿入された動力伝達軸(13)にて、連結された請求項1,2又は3記載の手押式スノーブロワー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004010920A JP4169703B2 (ja) | 2004-01-19 | 2004-01-19 | 手押式スノーブロワー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004010920A JP4169703B2 (ja) | 2004-01-19 | 2004-01-19 | 手押式スノーブロワー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005201014A true JP2005201014A (ja) | 2005-07-28 |
JP4169703B2 JP4169703B2 (ja) | 2008-10-22 |
Family
ID=34823500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004010920A Expired - Fee Related JP4169703B2 (ja) | 2004-01-19 | 2004-01-19 | 手押式スノーブロワー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4169703B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007309050A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Viv Engineering Inc | 除雪装置 |
JP2010101148A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Mitsutoshi Suda | 既存農耕機を用いた除雪方法及びその装置 |
CN102286952A (zh) * | 2011-08-08 | 2011-12-21 | 王起梅 | 一种两用清雪铲装置 |
KR101250590B1 (ko) | 2011-09-28 | 2013-04-03 | 현대다이모스(주) | 혼수 방지 구조를 갖는 철도차량용 감속장치 |
JP2014161233A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Sumio Uehara | 除雪ユニット |
-
2004
- 2004-01-19 JP JP2004010920A patent/JP4169703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007309050A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Viv Engineering Inc | 除雪装置 |
JP4624305B2 (ja) * | 2006-05-22 | 2011-02-02 | ブイアイブイエンジニアリング株式会社 | 除雪装置 |
JP2010101148A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Mitsutoshi Suda | 既存農耕機を用いた除雪方法及びその装置 |
CN102286952A (zh) * | 2011-08-08 | 2011-12-21 | 王起梅 | 一种两用清雪铲装置 |
KR101250590B1 (ko) | 2011-09-28 | 2013-04-03 | 현대다이모스(주) | 혼수 방지 구조를 갖는 철도차량용 감속장치 |
JP2014161233A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Sumio Uehara | 除雪ユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4169703B2 (ja) | 2008-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4097829B2 (ja) | 除雪機 | |
JP4169703B2 (ja) | 手押式スノーブロワー | |
JP3117896B2 (ja) | 歩行型除雪機 | |
JP2004254518A (ja) | 手押式刈払機 | |
US6640919B1 (en) | Motorized device for pulling a skater | |
JP3741633B2 (ja) | 管理機 | |
GB2455164A (en) | Vehicle tyre and axle clearer | |
JP3141112U (ja) | リモートコントロール型除雪機 | |
JP4489655B2 (ja) | 除雪機 | |
JP7130612B2 (ja) | 転圧車両 | |
RU105915U1 (ru) | Мотометла-щетка | |
JP3125951U (ja) | 堆積物の吸引搬出装置 | |
JPH08317703A (ja) | ロータリの尾輪収納装置 | |
JP6575982B2 (ja) | 歩行型ブレード除雪機 | |
JP2006254808A (ja) | 作業機 | |
CN217870239U (zh) | 北方冬季小区域用除雪机 | |
JP6168772B2 (ja) | 自走式多用途作業装置 | |
JPH04237710A (ja) | 移動路面清掃機 | |
JPH11266647A (ja) | 草刈機の走行装置 | |
JP4465803B2 (ja) | 残幹処理装置 | |
JP3049668U (ja) | 草刈り機 | |
JP3108675U (ja) | プラウ除雪装置 | |
CN112878260A (zh) | 一种电动式市政道路用除冰装置 | |
JPS598481Y2 (ja) | 浮動式ハンドトラクタ− | |
JPH0437370Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080729 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080805 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140815 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |