JP2005200864A - 玄関前柵 - Google Patents
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Abstract
【課題】 住宅の玄関前に設置して防犯効果を高めると共に、間口幅の異なる玄関であっても容易に設置することのできる玄関前柵を提供する。
【解決手段】 住宅の玄関前に複数の縦桟3を配設して柵1を形成し、縦桟3の上下部は上レールと下レールに夫々案内して横方向に移動自在とし、前記柵1は隣接する縦桟3を離間した閉成状態と、隣接する縦桟3を近接させた開成状態とを選択することによって、人の通行を規制した。
【選択図】 図1
【解決手段】 住宅の玄関前に複数の縦桟3を配設して柵1を形成し、縦桟3の上下部は上レールと下レールに夫々案内して横方向に移動自在とし、前記柵1は隣接する縦桟3を離間した閉成状態と、隣接する縦桟3を近接させた開成状態とを選択することによって、人の通行を規制した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、住宅における防犯効果を高める柵に関するものであり、より詳しくは玄関前に柵を設けることにより人の通行を規制して防犯効果を高めることができ、玄関の間口サイズに容易に対応し得る玄関前柵に関するものである。
従来技術として特許文献1には、集合住宅における居住室の扉と、共用部分である外廊下との間に第二の扉を設け、二重扉とすることにより防犯効果を高めると共に、外廊下側の採光や換気を可能とした玄関構造が開示されている。
特許文献1に記載された玄関構造は、通常設けられる玄関扉の他に、新たに第二の扉を設けるため、コスト高を招くものであった。また、間口幅が異なる玄関前に設置する場合、予め複数の幅を有する扉を用意しておかなければならないものであった。
さらに、玄関扉と外廊下との間に第二の扉を設けたに過ぎないので、人が通行する出入口は明らかであり、ピッキング等の抑止効果はあまり期待できないものである。
さらに、玄関扉と外廊下との間に第二の扉を設けたに過ぎないので、人が通行する出入口は明らかであり、ピッキング等の抑止効果はあまり期待できないものである。
本発明の目的は、住宅の玄関前に設置して防犯効果を高めると共に、間口の異なる玄関にも容易に設置することのできる安価な玄関前柵を提供することにある。
本発明者は、このような事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、住宅の玄関前に複数の縦桟を配設して柵を形成し、該柵は隣接する縦桟を離間した閉成状態と、隣接する縦桟を近接させた開成状態とを選択することによって、人の通行を規制し、所期の目的を達成したものである。
さらに、上レールと下レールを対向して配置し、縦桟の上下部を上レールと下レールに夫々案内したことにより、上下レールを配設するだけで、柵の設置が完了するので、玄関前への取付けを簡単に行うことができる。
また、隣接する縦桟は水平パンタグラフ機構によって連結したので、玄関の間口幅が異なっても、水平パンタグラフ機構を伸縮することにより間口幅に合わせることができ、また縦桟も均等間隔で配置されるので、外観を良くすることができる。
本発明玄関前柵によれば、複数の縦桟を配設して柵を形成し、該柵は隣接する縦桟を離間した閉成状態と、隣接する縦桟を近接させた開成状態とを選択できるので、通常の玄関扉の他に柵の追加による防犯効果を高めることができる。また、縦桟からなる柵の形態を呈しているので、出入口が何処にあるのか分かり難く防犯効果をより一層高めることができる。さらに、隣接する縦桟の間隔を変更して閉成状態と開成状態を選択するので、異なる間口幅の玄関にも取付けることができ、開成状態における柵の収納幅も小さくすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づき説明する。
図1乃至図10は本発明玄関前柵の実施例であり、図中1は柵を表わし、柵1は住宅の玄関扉2の前方に設けられる。柵1は、玄関前庇の軒下等に取付けられるが、庇が無い場合は、簡易構築物の玄関前ポーチとセット化して設ければ良い。
図1乃至図10は本発明玄関前柵の実施例であり、図中1は柵を表わし、柵1は住宅の玄関扉2の前方に設けられる。柵1は、玄関前庇の軒下等に取付けられるが、庇が無い場合は、簡易構築物の玄関前ポーチとセット化して設ければ良い。
柵1は、複数の縦桟3が平行状に配設されており、縦桟3の上下部は上レール4と下レール5に案内されている。上レール4は玄関前庇の屋根下面に取付けられ、上レール4と対向する床面に下レール5が取付けられている。上レール4は、下面が開口した断面コ字状を呈しており、内部に二列のローラ走行面41が形成されている。各縦桟3の上端には、一対のローラ31が設けられており、該ローラ31がローラ走行面41上を転動する。
下レール5には凹溝51が形成されており、縦桟3の下端に設けた水平ローラ32が凹溝51内に嵌合している。
よって、各縦桟3は上レール4に吊持状態で支持され、上レール4と下レール5に案内されて移動可能である。
下レール5には凹溝51が形成されており、縦桟3の下端に設けた水平ローラ32が凹溝51内に嵌合している。
よって、各縦桟3は上レール4に吊持状態で支持され、上レール4と下レール5に案内されて移動可能である。
縦桟3の上部には水平パンタグラフ機構6が設けられており、各縦桟3は水平パンタグラフ機構6によって連結されている。X字状に交差するリンク部材61、61の交差部が縦桟3に枢着されており、リンク部材61の自由端が隣接する他の縦桟3に枢着した他のリンク部材61の自由端と回動自在に連結している。
各縦桟3は、水平パンタグラフ機構6によって連結されているので、隣接する縦桟3間の距離は全て均等に変化する。
各縦桟3は、水平パンタグラフ機構6によって連結されているので、隣接する縦桟3間の距離は全て均等に変化する。
図5において、右端にある縦桟3Rはその位置が固定され、左端に位置する縦桟3Lには錠装置7が設けられている。錠装置7は縦桟3Lに内蔵されており、縦桟3Lの側面に設けられたサムターン71を回転(図7において時計回り)することにより、屈曲していたリンク72が直線状となり、縦桟3Lの上下端からリンク72の先端に接続されたストッパー軸73が突出する。突出したストッパー軸は上レール4と下レール5内に形成した係合孔(不図示)と係合し、縦桟3Lの位置が固定される。そして、水平パンタグラフ機構6によって連結された縦桟3が上下レール4,5に沿って移動不能となり、柵1による閉成状態が維持される。
次に、柵1を開成状態とするには、サムターン71を施錠した時とは逆の方向に回転し、リンク72を屈曲させると、縦桟3Lの上下から突出していたストッパー軸73が係合孔から抜け出て、縦桟3Lと上下レール4,5の係合状態が解除される。そして、縦桟3Lを図6に示すように右方向へ移動すると、隣接する各縦桟3が近接して開成状態となり、人の通行が可能となる。
図10は、下レール5の他の実施例を表わす。図4の下レール5は玄関前の床に埋め込んで設置する構成であるが、下レール5を設置する際、床に下レール5を埋め込む穴を掘穿しなければならず、施工に手間を要するものである。そこで、図10に示す下レール5は、床を掘穿することなく、下レール5を床の上面に定着したものである。下レール5の断面形状は、図10に示すように蒲鉾形状としているので、下レール5をそのまま床に設置しても、通行の際に下レール5は障害となり難く、設置作業を簡略化することができる。
なお図中8は、水平パンタグラフ機構6を収納するカバー体であり、パンタグラフ機構6を塵や埃から保護し、機構部を覆い隠すことにより外観を良好とするものであるが、特に設けなくても構わない。
なお図中8は、水平パンタグラフ機構6を収納するカバー体であり、パンタグラフ機構6を塵や埃から保護し、機構部を覆い隠すことにより外観を良好とするものであるが、特に設けなくても構わない。
本発明玄関前柵1によれば、玄関前に設けた柵1は複数の縦桟3によって形成され、隣接する縦桟3を離間することにより、玄関通路を閉成状態とし、縦桟3を近接することにより、玄関通路を開成状態とするので、扉のように玄関間口の寸法に合わせて形成しなくても、縦桟3の本数あるいは隣接する縦桟間の距離を調整することにより、異なる間口サイズに対応することができる。
また、閉成状態における柵1は扉のように出入口が何処にあるのか分かり難いので、防犯効果をより一層高めることができる。開成状態においては、隣接する縦桟3間の距離を小さくすることにより、柵1をコンパクトに収納することができ、開口部を大きくすることができる。さらに、縦桟3によって形成される柵1なので、玄関の採光、換気性能を悪化することもない。
また、閉成状態における柵1は扉のように出入口が何処にあるのか分かり難いので、防犯効果をより一層高めることができる。開成状態においては、隣接する縦桟3間の距離を小さくすることにより、柵1をコンパクトに収納することができ、開口部を大きくすることができる。さらに、縦桟3によって形成される柵1なので、玄関の採光、換気性能を悪化することもない。
上記実施例において、柵1は手動操作にて開閉するものとしたが、駆動装置を用いて開閉することも可能である。縦桟3の形状は丸棒としたが、角棒あるいは平板としても構わない。また、一側端に位置する縦桟3を他側端に向けて開閉可能としたが、中央部より両側に向けて開成する構成としても構わない。
1 柵
2 玄関扉
3 縦桟
4 上レール
5 下レール
6 水平パンタグラフ機構
2 玄関扉
3 縦桟
4 上レール
5 下レール
6 水平パンタグラフ機構
Claims (3)
- 住宅の玄関前に複数の縦桟を配設して柵を形成し、該柵は隣接する縦桟を離間した閉成状態と、隣接する縦桟を近接させた開成状態とを選択することによって、人の通行を規制したことを特徴とする玄関前柵。
- 上レールと下レールを対向して配置し、縦桟の上下部を上レールと下レールに夫々案内したことを特徴とする請求項1に記載の玄関前柵。
- 隣接する縦桟は水平パンタグラフ機構によって連結したことを特徴とする請求項1または2に記載の玄関前柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006177A JP2005200864A (ja) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | 玄関前柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006177A JP2005200864A (ja) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | 玄関前柵 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005200864A true JP2005200864A (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=34820219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004006177A Pending JP2005200864A (ja) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | 玄関前柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005200864A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008013972A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Sekisui House Ltd | 玄関構造 |
-
2004
- 2004-01-14 JP JP2004006177A patent/JP2005200864A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008013972A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Sekisui House Ltd | 玄関構造 |
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