JP2005200844A - 自走式トンネル内作業用台車 - Google Patents

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憲 塚田
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Abstract

【課題】 道路トンネル内の車両の走行を妨げることなく、照明器具、送風機、電光掲示板、道路標識等のトンネル内の設備の点検、補修、交換、及び取付け等の作業を行うことができる自走式トンネル内作業用台車を提供する。
【解決手段】 道路トンネル13内の上部に配置される作業デッキ20と、作業デッキ20の幅方向の両側にそれぞれ設けられ、下部に車輪21〜24を備えた複数の脚部25〜28と、車輪21〜24の動力を供給する駆動部29とを有し、道路トンネル13の幅方向の両側部に跨って、しかも、道路トンネル13内の車両通行領域17を除く領域に配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、道路トンネル内の車両の走行を妨げることなく、照明器具、送風機、電光掲示板、道路標識等のトンネル内の設備の点検、補修、交換、及び取付け等の作業を行うことができる自走式トンネル内作業用台車に関する。
従来、道路トンネル内の照明器具、送風機、電光掲示板、道路標識等のトンネル内の設備の点検、補修、交換、及び取付け等の作業は、道路トンネル内に足場を組んで行っていた。また、道路トンネルの一部の車線を走行しながら作業を行う、例えば、バケット付きの高所作業車、また、特許文献1に開示されている作業架台を備えた作業車も知られている。更に、特許文献2には、道路トンネル上部の車両通行領域外に、道路トンネルの幅方向に掛け渡す横断ビームを設け、この横断ビームを移動可能な作業架台を設けたトンネル換気設備及びその保守装置が開示されている。
特開2002−284492号公報 特開平11−22399号公報
しかしながら、足場を組んで作業を行うには、足場用の資材等を道路トンネル内に持ち込み、更にそれを組み立てなければならず、作業時間以外にも多くの時間がかかっていた。しかも、足場を組むために、道路トンネルを全面通行止めにすると、車両は道路トンネルを迂回しなければならず、非常に不便であった。
また、足場を組むことなく作業が可能なバケット付きの高所作業車は、バケットが小さく、作業性が劣るという問題があった。この問題を解決した特許文献1の発明では、作業架台により作業性の向上が見られたが、バケット付きの高所作業車と同様に、一部の車線を通行止めに(規制)して作業を行うので、車道の幅員減少によって、渋滞が起こり易くなっていた。
また、特許文献2の発明では、作業中は道路トンネルを通行止めにしなくてもよいが、複数の作業現場において、作業者が作業架台に乗らなければならず、それぞれの作業現場では一時的に通行止めにしなければならなかった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、道路トンネル内の車両の走行を妨げることなく、照明器具、送風機、電光掲示板、道路標識等のトンネル内の設備の点検、補修、交換、及び取付け等の作業を行うことができる自走式トンネル内作業用台車を提供することを目的とする。
前記目的に沿う請求項1記載の自走式トンネル内作業用台車は、道路トンネル内の側壁及び天井に設置される設備の点検、補修、交換、及び取付け時の作業用の足場として使用され、その内側を車両が通行可能な自走式トンネル内作業用台車であって、
前記道路トンネル内の上部に配置される作業デッキと、
前記作業デッキの幅方向の両側にそれぞれ設けられ、下部に車輪を備えた複数の脚部と、
前記車輪の動力を供給する駆動部とを有し、
前記道路トンネルの幅方向の両側部に跨って、しかも、前記道路トンネル内の車両通行領域を除く領域に配置されている。
ここで、道路トンネルとは、特に車両の通行可能な道路を通すため山腹、河底、海底もしくは地下に貫く通路である。また、車両通行領域とは、自動車等の車両が通行できる空間であり、道路法(昭和27年法律第180号)第30条第1項及び第2項の規定に基づき制定された道路構造令第12条に記載されている道路トンネルの建築限界のことをいう。なお、通常の建築限界は、幅が車道の幅員(道路構造令の第5条第4項に記載されている)、高さが4.5mである。
また、道路構造令第34条によって道路トンネルには、自動車等の車両の排気ガスをトンネルの外に排出するための換気設備、照明設備、通報設備、警報設備、消火設備、その他の非常用設備が必要に応じて設けられている。ここで、道路トンネル内の側壁及び天井に設置される設備としては、例えば、ジェットファンと呼ばれる大型扇風機(送風機)等の換気設備、ナトリウムランプ、白色ランプ等の照明設備、電光掲示板等の通報設備、道路標識等がある。自走式トンネル内作業用台車は、これらの設備の点検、補修、交換、及び取付け等の作業を行う場合の足場として使用される。
作業デッキとしては、作業者が設備に近づいて安全に作業できる幅、また、作業に必要な機材を載せる広い場所(面積)が必要である。また、作業デッキは、道路トンネル内の車両通行領域の上方であり、設備に接触しない高さに設置される。
また、車輪としては、通常のタイヤが使用できる。更に、車輪の駆動部としては、例えば、発電機付きのエンジン駆動の油圧ユニットによる油圧ポンプ、エンジン駆動の発電機による電気モータ等が使用できる。また、エンジン駆動の代わりに、道路トンネル内又は道路トンネル外に設置された配電盤、作業デッキに配置したバッテリや燃料電池等から電気を供給してもよい。
また、作業デッキの幅方向の端部には、作業デッキへの昇降が安全にできるように、梯子を脱着自在に取付けてもよい。更に、道路トンネルを通過する車両の進入側に、自走式トンネル内作業用台車の存在を示す工事中、作業中等の標識を設けて、進入前の車両に自走式トンネル内作業用台車を認識させ、自走式トンネル内作業用台車への追突等の事故を防止してもよい。
請求項2記載の自走式トンネル内作業用台車は、請求項1記載の自走式トンネル内作業用台車において、前記道路トンネルを通過する前記車両の進入側の前記脚部には、前記道路トンネル内の車両通行領域の端部を示すガイド部材が、前記道路トンネルの長さ方向の外側に突出して設けられている。
請求項2記載の自走式トンネル内作業用台車において、複数車線、例えば、2車線の道路トンネルで作業する自走式トンネル内作業用台車の脚部に取付けられるガイド部材は、車両が進入してくる方向(進入側)が同一である場合、作業デッキの道路トンネルの長さ方向の端部で幅方向両側に設置された脚部、すなわち、自走式トンネル内作業用台車に進入する車両から見て、自走式トンネル内作業用台車の一番手前の左右両側の脚部に設けられ、また、片側1車線ずつで左側通行の場合、自走式トンネル内作業用台車に進入する車両から見て、自走式トンネル内作業用台車の一番手前の左側の脚部に設けられている。
また、ガイド部材は、車両が認識できる大きさであればよく、例えば、高さ50〜200cm、長さ1〜5mであり、プラスチック、金属、木等を、パイプ状、板状等に形成して製造することができる。また、水平面を有する板に工事用のコーン(パイロン)を載置して、ガイド部材を形成してもよい。更に、ガイド部材に、白熱球、赤熱球、高輝度のLED等のランプを備えて視認性を高めてもよく、ガイド部材の車道側(内側)に、軟質のゴム、発泡樹脂等の保護部を設けて、車両がガイド部材に接触して傷が付くのを防止してもよい。
請求項3記載の自走式トンネル内作業用台車は、請求項1及び2記載の自走式トンネル内作業用台車において、前記作業デッキには、前記道路トンネルの側壁上部、天井、及び車両通行領域のいずれか1又は2以上を照らす照明装置が備えられている。
請求項3記載の自走式トンネル内作業用台車において、道路トンネルの照明設備の交換作業時や、作業デッキにより道路トンネルの照明が遮られる時等の車両通行領域内(車道)が暗くなる際には、車両通行領域内(車道)を照らす照明装置によって、車両を安全に通過させることができる。また、側壁上部、天井を照らす照明装置によって、作業をし易くすることができる。照明装置の電力は、駆動部から得てもよく、また、台車に搭載したバッテリ等から得てもよい。
請求項4記載の自走式トンネル内作業用台車は、請求項1〜3記載の自走式トンネル内作業用台車において、前記駆動部は、発電機付きのエンジン駆動の油圧ユニット及びエンジン駆動の発電機のいずれか1で構成されている。
請求項4記載の自走式トンネル内作業用台車において、エンジン駆動の油圧ユニットは、動力源となるエンジンに連結された油圧制御装置及び油圧モータを備えている。また、エンジン駆動の発電機は、減速機と電気モータとを備えている。
請求項5記載の自走式トンネル内作業用台車は、請求項1〜4記載の自走式トンネル内作業用台車において、前記複数の車輪の一部又は全部は、リモコンによって操作され、前記道路トンネル内を走行する。
請求項5記載の自走式トンネル内作業用台車において、リモコンによって、簡単に自走式トンネル内作業用台車を操作することができる。また、リモコンとは別に、自走式トンネル内作業用台車に道路トンネル壁面との距離を測定し、自走式トンネル内作業用台車が道路トンネル壁面に接触しないように、自動的に車輪を制御させる制御装置を設けてもよい。
請求項6記載の自走式トンネル内作業用台車は、請求項1〜5記載の自走式トンネル内作業用台車において、前記作業デッキ、前記脚部、及び前記駆動部は、分解及び組立が可能である。
請求項6記載の自走式トンネル内作業用台車において、作業デッキ、脚部、駆動部をそれぞれ分解して輸送し、作業現場又はその近傍で組み立てることができる。作業終了後は、自走式トンネル内作業用台車を分解することもできる。また、作業デッキ、脚部、駆動部も、それぞれ更に分解及び組立可能としてもよい。
請求項1〜6記載の自走式トンネル内作業用台車は、道路トンネルの車両通行領域を除く領域に配置されるので、その内側を車両が通行可能であり、道路トンネルが使用中の場合でも、車両の通行を阻止せずに作業できる。また、車輪を備えた複数の脚部と車輪の動力を供給する駆動部とを有した自走式であるので、車輪を駆動させる動力をトンネル外部から供給しなくてもよく、ケーブル等が必要なくなる。また、作業デッキ上で作業するので、作業性が向上する。
特に、請求項2記載の自走式トンネル内作業用台車は、道路トンネルを通過する車両の進入側の脚部には、道路トンネル内の車両通行領域の端部を示すガイド部材が、道路トンネルの長さ方向の外側に突出して設けられているので、道路トンネル内を車両が安全に通行でき、脚部への車両の追突等の事故を防止することができる。
請求項3記載の自走式トンネル内作業用台車は、作業デッキには、道路トンネルの側壁上部、天井、及び車両通行領域のいずれか1又は2以上を照らす照明装置が備えられているので、安全に作業できる。
請求項4記載の自走式トンネル内作業用台車は、駆動部は、発電機付きのエンジン駆動の油圧ユニット及びエンジン駆動の発電機のいずれか1で構成されているので、駆動部をエンジン駆動の油圧ユニットとした場合には低速回転でも大トルクが得られ、流量を変えることにより回転数を容易に変化させることができ、また、エンジン駆動の発電機とした場合には電流を大きくすることにより大トルクを得ることができると共に、装置が簡単となる。
請求項5記載の自走式トンネル内作業用台車は、複数の車輪の一部又は全部は、リモコンによって操作され、道路トンネル内を走行するので、自走式トンネル内作業用台車の操作が簡単である。
請求項6記載の自走式トンネル内作業用台車は、作業デッキ、脚部、及び駆動部が、分解及び組立が可能であるので、自走式トンネル内作業用台車のそれぞれのパーツを作業現場及びその近傍まで輸送可能であり、自走式トンネル内作業用台車をパーキングエリア等の遠くの基地から作業現場まで自走させるよりも輸送時間が短くなる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係る自走式トンネル内作業用台車の使用状態を示す説明図、図2は同自走式トンネル内作業用台車の平面図である。
図1及び図2を参照して、本発明の一実施の形態に係る自走式トンネル内作業用台車10について説明する。
自走式トンネル内作業用台車10は、2車線でしかも、車両11、12が同一方向(図1において、車両は手前から奥に進行し、車両11は左車線、車両12は右車線を走行している)に進行している道路トンネル13内の側壁に設置される照明設備の一例であるナトリウムランプ14、15、及び天井に設置される換気設備の一例であるジェットファン16、また、図示しない電光掲示板及び道路標識等の設備の点検、補修、交換、及び取付け時の作業用の足場として使用される。
しかも、自走式トンネル内作業用台車10は、道路トンネル13内の車両通行領域(建築限界)17外に配置され、その内側を車両11、12が通行可能となり、車両11、12の通行を阻止せずに作業できる。なお、道路トンネル13の車両通行領域17は、道路構造令第12条によって、例えば、高さAが4.5m、また、道路構造令第5条第4項によって、例えば、幅Bがそれぞれ、車道の幅員(3.5m×2=7m)となっている。
また、自走式トンネル内作業用台車10は、道路トンネル13内の上部に配置され、作業者が設備に近づいて安全に作業できる幅、また、設備の点検、補修、交換、及び取付け等の作業に必要な機材を載せる場所(面積)が確保され、例えば、幅6〜10m、長さ2〜10mの平面視して断面矩形の作業デッキ20を有している。
また、自走式トンネル内作業用台車10は、作業デッキ20の幅方向の両端部の前後(道路トンネルの長さ方向の前側、後側)に、例えば2つずつ設けられた脚部25〜28を有している。また、脚部25〜28の下部には、図示しない垂直軸を介して、車輪21〜24がそれぞれ取付けられている。作業デッキ20と、その幅方向の両側にそれぞれ設けられた脚部25〜28とが一体となって、道路トンネル13の幅方向の両側部に跨って配置されている。
更に、自走式トンネル内作業用台車10は、作業デッキ20の上方に車輪21〜24を駆動させる動力を供給する駆動部29を有し、道路トンネル13内を自走可能となっている。これによって、車輪21〜24を駆動させる動力を自走式トンネル内作業用台車10の外部、つまり、道路トンネル13の内部又は外部から供給しなくてもよく、電力供給用のケーブル等が必要なくなる。
駆動部29は、発電機付きのエンジン30駆動の油圧ユニットを有している。油圧ユニットは、動力源となるエンジン30に連結された油圧制御装置31、車輪21〜24にそれぞれ配置される油圧モータ32〜35、及び油圧モータ32〜35に供給する油を供給する図示しない油供給管を備えている。油圧ユニットによって、低速回転でも大トルクが得られ、流量を変えることにより油圧モータ32〜35のそれぞれの回転数(車輪21〜24の回転数、自走式トンネル内作業用台車10の速度)を容易に変化させることができる。
更に、自走式トンネル内作業用台車10は、作業デッキ20の幅方向両端部に、それぞれ梯子36、37が設けられ、作業デッキ20への昇降が安全にできる。また、自走式トンネル内作業用台車10は、道路トンネル13を通過する車両の進入側に、自走式トンネル内作業用台車10の存在を示す「工事中」等の電光掲示板を設けて、自走式トンネル内作業用台車への車両の追突事故を防止してもよい。また、作業デッキ20の周囲には、作業者が作業デッキ20から落下しないように、また、工事器材を走行車線に落下させないように柵を設けてもよい。
また、作業デッキ20には、道路トンネル13の側壁上部及び天井を照らす照明装置を備え、作業をし易くしてもよく、また、車両通行領域17内、つまり、車道を照らす照明装置を備え、作業デッキ20によって遮られるナトリウムランプ14、15の代わりとすることもできる。また、これらの照明装置の電力は駆動部29から得ることが好ましい。
更に、車輪21〜24の回転数を制御するリモコン38が、作業デッキ20に取付けられている。自走式トンネル内作業用台車10は、リモコン38の操作によって、道路トンネル13内を走行可能となっている。また、車輪21〜24を垂直軸周りに旋回させて、自走式トンネル内作業用台車10を道路トンネル13のカーブに沿って走行させることができる。また、自走式トンネル内作業用台車10に道路トンネル13の壁面との距離を測定し、自走式トンネル内作業用台車10が道路トンネル13の壁面に接触しないように、自動的に車輪21〜24を制御させる制御装置を設けてもよい。
図2に示すように、自走式トンネル内作業用台車10は、道路トンネル13を通過する車両11、12の進入側の脚部27、28に、道路トンネル13内の車両通行領域17の端部を示すガイド部材40、41がそれぞれ外側に突出して設けられ、車両11、12の脚部27、28への追突(衝突、接触)事故を防止している。ガイド部材40、41は、車両通行領域17を除く領域に設置され、車両11、12において認識できる大きさであればよく、例えば、高さ50〜200cm、長さ1〜5mに形成されている。
更に、ガイド部材40、41は、プラスチックで板状に形成され、しかも、車道側(内側)には、軟質のゴムで形成された保護部42、43がそれぞれ設けられ、車両11、12がガイド部材40、41に接触した際に、車両11、12に傷が付くのを防止している。更に、ガイド部材40、41には白熱球、赤熱球、高輝度のLED等のランプを備えて、ガイド部材40、41の視認性を高めて、ガイド部材40、41への車両11、12の衝突事故を防止することもできる。
自走式トンネル内作業用台車10は、作業デッキ20、脚部25〜28、駆動部29に分解して作業現場まで輸送し、作業現場で自走式トンネル内作業用台車10に組み立てることができ、作業現場までの輸送時間が短くなる。また、作業終了後は、自走式トンネル内作業用台車10を分解して、輸送することもできる。なお、作業デッキ20、脚部25〜28、駆動部29は、それぞれ更に分解及び組立可能としてもよい。
本発明は、前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記した実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の自走式トンネル内作業用台車を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
例えば、前記実施の形態の自走式トンネル内作業用台車において、車輪を駆動する駆動部として、発電機付きのエンジン駆動の油圧ユニットを用いたが、エンジン駆動の発電機を用いてもよく、また、エンジン駆動の代わりに、道路トンネル内又は道路トンネル外に設置された配電盤、作業デッキに配置したバッテリや燃料電池等から電気を供給してもよい。
また、ガイド部材は、金属製、木製等のいずれで形成されてもよく、パイプ状等の形状でもよい。水平面を有する板上にパイロン(コーン)を載置して、ガイド部材を形成してもよい。
また、道路トンネルが片側1車線ずつで、しかも、左側通行である場合には、自走式トンネル内作業用台車に取付けるガイド部材は、車両から見て、それぞれ進入側で左側の脚部に取付けられる。また、この場合には、自走式トンネル内作業用台車の存在を示す「工事中」等の電光掲示板等の標識は、作業デッキの長さ方向の両端部に設けることが好ましい。
本発明の一実施の形態に係る自走式トンネル内作業用台車の使用状態を示す説明図である。 同自走式トンネル内作業用台車の平面図である。
符号の説明
10:自走式トンネル内作業用台車、11、12:車両、13:道路トンネル、14、15:ナトリウムランプ、16:ジェットファン、17:車両通行領域、20:作業デッキ、21〜24:車輪、25〜28:脚部、29:駆動部、30:エンジン、31:油圧制御装置、32〜35:油圧モータ、36、37:梯子、38:リモコン、40、41:ガイド部材、42、43:保護部

Claims (6)

  1. 道路トンネル内の側壁及び天井に設置される設備の点検、補修、交換、及び取付け時の作業用の足場として使用され、その内側を車両が通行可能な自走式トンネル内作業用台車であって、
    前記道路トンネル内の上部に配置される作業デッキと、
    前記作業デッキの幅方向の両側にそれぞれ設けられ、下部に車輪を備えた複数の脚部と、
    前記車輪の動力を供給する駆動部とを有し、
    前記道路トンネルの幅方向の両側部に跨って、しかも、前記道路トンネル内の車両通行領域を除く領域に配置されていることを特徴とする自走式トンネル内作業用台車。
  2. 請求項1記載の自走式トンネル内作業用台車において、前記道路トンネルを通過する前記車両の進入側の前記脚部には、前記道路トンネル内の車両通行領域の端部を示すガイド部材が、前記道路トンネルの長さ方向の外側に突出して設けられていることを特徴とする自走式トンネル内作業用台車。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の自走式トンネル内作業用台車において、前記作業デッキには、前記道路トンネルの側壁上部、天井、及び車両通行領域のいずれか1又は2以上を照らす照明装置が備えられていることを特徴とする自走式トンネル内作業用台車。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自走式トンネル内作業用台車において、前記駆動部は、発電機付きのエンジン駆動の油圧ユニット及びエンジン駆動の発電機のいずれか1で構成されていることを特徴とする自走式トンネル内作業用台車。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の自走式トンネル内作業用台車において、前記複数の車輪の一部又は全部は、リモコンによって操作され、前記道路トンネル内を走行することを特徴とする自走式トンネル内作業用台車。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の自走式トンネル内作業用台車において、前記作業デッキ、前記脚部、及び前記駆動部は、分解及び組立が可能であることを特徴とする自走式トンネル内作業用台車。
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