JP2005199600A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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哲志 青木
Fujio Miyamoto
不二夫 宮本
Takeshi Yamazaki
健 山崎
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Abstract

【課題】 ダンパに蓄積された空気量に基づいてダンパから空気を抜くことで、吐出不良を防止する。
【解決手段】 このインクジェット記録装置には、ノズルから記録媒体に向けてインクを吐出する記録ヘッドと、インクを貯留するインクタンクと、インクタンクから記録ヘッドまでインクを導くインク流路とが設けられている。そして、インク流路の途中には、インクを一旦貯留することでインクの圧力変動を吸収するダンパが配置されている。また、インクジェット記録装置には、ダンパ内の空気量を検出する空気量検出手段と、ダンパ内の空気を除去する空気除去手段とが設けられている。そして、インクジェット記録装置の制御部は、空気量検出手段の検出結果が所定量以上である場合に、空気除去手段を駆動させるように制御している。
【選択図】 図5

Description

本発明は、インクジェット記録装置に係り、特に、記録ヘッドに空気が進入することを防止するインクジェット記録装置に関する。
紙やフィルムなどの記録媒体に対してインクを吐出し、当該記録媒体上に画像を記録するインクジェット記録装置には、インクを貯留するインクタンクからインクを吐出する記録ヘッドまでインクを導くインク流路が設けられている。ここで、記録ヘッド内に空気が進入しているとその空気が記録ヘッドのノズルに達して吐出不良を誘発させるおそれがあるために、例えば記録ヘッド内に設けられた気泡捕捉部によってノズルまで空気が達することを防止するインクジェット記録装置(例えば特許文献1参照)や、或いは所定期間毎にノズルからインクを吸引することで吐出状態を回復し、さらに記録ヘッド内の気泡を除去するインクジェット記録装置(例えば特許文献2参照)が開発されている。
特開平10−315459号公報 特許第2733358号公報
ところで、インクジェット記録装置においては、インク流路の途中にインクの圧力変動を吸収するダンパが備えられていて、このダンパによってインクを記録ヘッドに安定供給できるようになっている。ダンパは、インクの圧力変動を吸収するために一旦インクを貯留するようになっているが、長期にわたってインクジェット記録装置を使用していると、インク流路を構成する配管の壁面や結合部から進入した空気や、インクタンクの交換時などに進入した空気、元々インクに含有されていた空気が積算されて、ダンパ内に空気が蓄積してしまう。ダンパ内の空気は、適当な量までは緩衝効果を増すものであるが、その空気が所定量を超えるとインクの流れにのってダンパから流出し記録ヘッドに進入し吐出不良を起こす原因になってしまう。
ここで、上述した特許文献1に記載されるインクジェット記録装置であると、気泡捕捉部が記録ヘッド内の気泡を捕捉することで、ノズルまで空気が達することを防止しているが、ダンパから流出する空気量によっては気泡捕捉部で捕捉できる量を超えてしまい、結果として吐出不良が発生する場合も考えられる。
一方、特許文献2に記載されるインクジェット記録装置であると、所定期間毎に吐出状態を回復させることで、記録ヘッド内の気泡を除去しているが、通常、吐出状態を回復するための吸引ではダンパ内の空気を除去できないために、吐出状態を回復させた直後であってもダンパから空気が流出して、吐出不良が発生する場合も考えられる。
本発明の課題は、ダンパに蓄積された空気量に基づいてダンパから空気を抜くことで、吐出不良を防止することである。
請求項1記載の発明におけるインクジェット記録装置は、
ノズルから記録媒体に向けてインクを吐出する記録ヘッドと、
インクを貯留するインクタンクと、
前記インクタンクから前記記録ヘッドまでインクを導くインク流路と、
前記インク流路の途中に配置され、インクを一旦貯留することでインクの圧力変動を吸収するダンパと、
前記ダンパ内の空気量を検出する空気量検出手段と、
前記ダンパ内の空気を除去する空気除去手段と、
前記空気量検出手段の検出結果が所定量以上である場合に、前記空気除去手段を駆動させるように制御する制御部とを備えることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、空気量検出手段の検出結果が所定量以上になると、空気除去手段が駆動して、ダンパ内の空気が除去されるので、記録ヘッドに空気が進入することを防止して、吐出不良が発生することを防止することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のインクジェット記録装置において、
前記空気除去手段は、前記記録ヘッドの前記ノズルからインクを吸引することで、吐出状態回復を行うインク吸引部であり、
前記制御部は、
前記空気量検出手段の検出結果が所定量以上である場合には、前記吐出状態回復時における吸引よりも、強力な吸引若しくは長時間の吸引を行うように、前記インク吸引部を制御することを特徴としている。
請求項2記載の発明によれば、空気量検出手段の検出結果が所定量以上である場合には、インク吸引部が、吐出状態回復時における吸引よりも、強力な吸引若しくは長時間の吸引を行うので、ダンパ内に蓄積された空気をより確実に除去することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のインクジェット記録装置において、
前記インク流路における前記ダンパの上流側には、前記インクタンクから前記ダンパへのインクの供給を制限するためのピンチ弁が設けられ、
前記制御部は、前記ピンチ弁を開閉するように制御することで、前記インク吸引部の吸引力を調整することを特徴としている。
請求項3記載の発明によれば、インク吸引部の稼働状態を一定にしていてもピンチ弁を開閉させることで、急峻で強い吸引圧をダンパから記録ヘッド間に与えることができるため、ダンパ内に蓄積された空気をより確実に除去できる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のインクジェット記録装置において、
前記空気除去手段は、前記ダンパの上部から前記ダンパ内部の空気を抜く空気吸引部であることを特徴としている。
請求項4記載の発明によれば、空気除去手段が、ダンパの上部からダンパ内部の空気を抜く空気吸引部であるので、ダンパ内部の空気を直接抜くことが可能となる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記ダンパの少なくとも一側面には、前記ダンパ内部が透過される透過部が設けられており、
前記空気量検出手段は投受光センサであって、前記ダンパの外側から前記透過部を介して前記ダンパ内部の空気量を検出することを特徴としている。
請求項5記載の発明によれば、空気量検出手段が投受光センサであっても、ダンパの少なくとも一側面に透過部が設けられているので、ダンパ内の空気量を検出することができる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記ダンパの両側面には、前記ダンパ内部が透過される一対の透過部が互いに対向するように設けられており、
前記空気量検出手段は、前記ダンパの外側から一方の前記透過部に向けて投光する投光部と、一対の透過部を通過した前記投光部の光を受光する受光部とにより前記ダンパ内部の空気量を検出することを特徴としている。
請求項6記載の発明によれば、空気量検出手段が投光部と受光部とを備えていて、ダンパの両側面に透過部が設けられていることで、ダンパ内の空気量を検出することができる。
請求項7記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記空気量検出手段は、前記ダンパ内部の上部に配置された一対の電極であることを特徴としている。
請求項7記載の発明によれば、空気量検出手段が、ダンパ内部の上部に配置された一対の電極であるので、一対の電極がインクに浸れば通電されて空気量を検出できる。このため、例えば、無色インクなどの光の透過性の高いインクのように、光学式の空気量検出手段では検出しにくいインクであっても、一対の電極が通電させられれば、空気量を検出することが可能となる。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記制御部は、画像記録停止時における前記空気量検出手段の検出結果を基に、前記空気除去手段を制御することを特徴としている。
ここで、画像記録時であると、記録ヘッドが稼動しているためにダンパ内のインクが揺れ空気量を正確に検出できない。しかしながら、請求項8記載の発明のように、制御部が、画像記録停止時における空気量検出手段の検出結果を基に空気除去手段を制御していれば、ダンパ内のインクが比較的安定しているときに検出することにより、ダンパ内の空気量を正確に検出できる。
本発明によれば、空気量検出手段の検出結果が所定量以上になると、空気除去手段が駆動して、ダンパ内の空気が除去されるので、記録ヘッドに空気が進入することを防止して、吐出不良が発生することを防止することができる。
図1は、本発明が適用された実施形態のインクジェット記録装置の要部構成を示した斜視図である。
図1に示す通り、インクジェット記録装置1には、記録媒体Pを下方から支持するプラテン2が水平となるように配置されている。このプラテン2の上方には、水平に延在するガイドレール3に沿って、記録媒体Pの搬送方向Aに直交する走査方向Bに複数の記録ヘッド4を走査させるキャリッジ5が設けられている。また、キャリッジ5は、上下方向に移動することで、記録ヘッド4を昇降させるようになっている。
複数の記録ヘッド4は、インクジェット記録装置1で使用される各色毎のインクをそれぞれ記録媒体Pに向けて吐出するものであり、各記録ヘッド4の吐出面41(図2参照)にはインクを吐出するための多数のノズルが配列されている。これらの記録ヘッド4には、ライトイエロー(LY)、ライトマゼンタ(LM)、ライトシアン(LC)、ライトブラック(LK)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインクを貯留する複数のインクタンク6が、インクを導くインク流路7を介して接続されている。
インク流路7の途中には、インクを一旦貯留するサブタンク8が設けられている。このサブタンク8には、サブタンク8が満タンであるか否かを検出する満タン検出センサ81が設けられている。そして、サブタンク8の上流側には、サブタンク8内に流入するインクを調整するためのインク供給弁82が設けられている。一方、サブタンク8の下流側には、インク流路7を開閉して、インクの供給を制限するピンチ弁83が設けられている。そして、このピンチ弁83の下流側には、インクが記録ヘッド4に流入する以前に、インクを一旦貯留することでインクの圧力変動を吸収するダンパ9が設けられている。このダンパ9はキャリッジ5に搭載されていて、キャリッジ5の走査等が基で吐出時のインクに生じる圧力変動を吸収して、インクの吐出が不安定になることを防止するようになっている。
図3はダンパ9の全体図を表す斜視図である。このダンパ9には、インクを一旦貯留する貯留部91と、貯留部91の上部でインク流路7に接続され、インクを貯留部91まで導入する導入部92と、貯留部91の下部でインク流路7に接続され、貯留部91内のインクを流出させる流出部93とが備えられている。
貯留部91の一側面には、透過性フィルムからなる透過部94が設けられていて、この透過部94によって貯留部91の内部が透過できるようになっている。透過部94の内側には、インクが貯まる凹部95が形成されていて、この凹部95の下部からは、凹部95と導入部92とを連通させるための溝96が、導入部92に向けて形成されている。また、凹部95の下部における溝96の反対側には、凹部95と流出部93とを連通させるための連通口97が設けられている。この連通口97には、インクに含まれるゴミや、硬化したインクなどが流出しないようにフィルタ98が取り付けられている。また、凹部95の中央部には、透過部94に対して所定の張力を与えるバネ99が設けられている。つまり、導入部92からダンパ9内部に流入したインクは、溝96を通って凹部95に至り、そこで一旦蓄えられる。この際、凹部95に貯まったインクの圧力変動は、バネ99の伸縮による透過部94の張力変動に伴って吸収されることになる。その後、記録ヘッド4からインクが吐出されることによって、記録ヘッド4内部及びダンパ9の下流側のインク流路7が負圧となり、凹部95に貯まったインクは、流出部93から流れ出るようになっている。
図2及び図4に示すように、ダンパ9の透過部94の近傍には、空気量検出手段としての投受光センサ10が、ダンパ9の外側から凹部95内部に向けて投光するように設けられている。ここで、投受光センサ10と対向する部分、すなわち投受光センサ10によって光が投光される部分にインクがなく空気がある場合には、凹部95の内面によって光が反射されるために、投受光センサ10は反射光を受光する。一方、投受光センサ10と対向する部分にインクがある場合には、インクによって光が反射されるために、投受光センサ10は、インクがない場合とは反射率の異なる反射光を受光する。つまり、投受光センサ10は、受光した反射光の反射率の異なりを基に、投受光センサ10と対向する部分に空気があるか否かを判断して、ダンパ9内の空気量を検出している。本実施形態では、使用される全てのインクが、白よりも反射率の低い色となっているので、例えば、ダンパ9を白色樹脂で形成してその内面を白色としていれば、投受光センサ10は、反射率の高い場合に投受光センサ10と対向する部分が空気であると判断し、反射率が低い場合にはインクであると判断することになる。
このとき、投受光センサ10の高さ位置は、凹部95のうち、少なくとも連通口97の上端よりも上側部分に対して光が照射されるように設定されていなければならないが、さらに、ダンパ9内部のインクの揺れ幅が最大になった場合でも、連通口97内に空気が入らない高さ位置に設定されていることが好ましい。
そして、図1に示すように、プラテン2の一側方には、待機時に各記録ヘッド4の吐出面41を覆って、ノズルの保湿状態を維持する複数の保湿キャップ11が設けられている。一方、プラテン2の他側方には、記録ヘッド4のメンテナンスを行うメンテナンスユニット12が設けられている。
メンテナンスユニット12には、上方に向かって延出する可撓性のワイプ13が設けられていて、このワイプ13と記録ヘッド4の吐出面41とが接触した状態で、メンテナンスユニット12自体を水平方向に移動させれば、ワイプ13が記録ヘッド4の吐出面41を摺擦し、吐出面41に付着したインクやごみ等を除去するようになっている。
また、メンテナンスユニット12には、記録ヘッド4のノズル内のインクを吸引するインク吸引部14が設けられている。インク吸引部14には、図2に示すように、キャリッジ5の昇降に応じて、記録ヘッド4の吐出面41に接離される吸引キャップ15が設けられている。この吸引キャップ15は、ノズル内のインクを吸引する際にはキャリッジ5の下降に伴って吐出面41に密着するまで近接されて、吐出面41に備わる全てのノズルを覆い、吸引が完了するとキャリッジ5の上昇に伴って吐出面41から離間されるようになっている。そして、吸引キャップ15には、吐出面41に密着した際に、吸引キャップ15と吐出面41との内部空間を吸引するための吸引ポンプ16が、廃インク流路17を介して接続されている。廃インク流路17における吸引キャップ15と吸引ポンプ16との間には、廃インク流路17内に大気を連通させる大気連通弁18が接続されている。また、廃インク流路17の最下流には、排出された廃インクを貯留する廃インクタンク19が設けられている。
図5は、インクジェット記録装置1の主制御構成を表すブロック図である。この図5に示すように、インクジェット記録装置1には、各駆動部を制御する制御部20が設けられている。制御部20には、記録媒体Pを搬送方向Aに沿って搬送させるための搬送部21と、キャリッジ5を走査させる走査用モータ22と、キャリッジ5を上下動させる昇降用モータ23と、メンテナンスユニット12を水平方向に移動させるメンテナンスユニット用モータ24と、画像記録開始指示などの各種指示が入力される入力部25と、インク供給弁82と、ピンチ弁83と、大気連通弁18と、吸引ポンプ16と、満タン検出センサ81と、記録ヘッド4と、投受光センサ10と、記憶部26が電気的に接続されている。なお、制御部20には、これら以外にもインクジェット記録装置1の各駆動部などが接続されている。そして、制御部20は、記憶部26中に書き込まれている制御プログラムや制御データに従い各種機器を制御するようになっている。
次に、インクジェット記録装置1による画像形成時における動作について説明する。
画像記録開始時になると、作業者は画像記録開始指示を入力する。
制御部20は、画像記録開始指示の入力に伴って、搬送部21を制御して、記録媒体Pを搬送方向Aに間欠に搬送させる。搬送中に記録媒体Pが停止されると、制御部20は、走査用モータ22を制御して、キャリッジ5を主走査方向Bに走査させる。この走査に対応して、制御部20は画像データに基づいて記録ヘッド4を制御し、記録媒体P上にインクを吐出して画像を記録する。
そして、記録ヘッド4の吐出状態を回復するためのメンテナンスタイミングになると、図6のタイミングチャートに示す通りに、制御部20は、各部を制御して記録ヘッド4のメンテナンスを行わせる。詳細に説明すると、制御部20は、メンテナンスタイミングに伴って走査用モータ22を制御し、記録ヘッド4と吸引キャップ15とが対峙する位置までキャリッジ5を移動させる。記録ヘッド4と吸引キャップと15とが対峙すると、制御部20は、昇降用モータ23を制御して、記録ヘッド4の吐出面41と吸引キャップ15とが密着するまでキャリッジ5を下降させる。ここで、制御部20は、キャリッジ5の下降中においては、大気連通弁18を開状態に制御して、廃インク流路17内に大気を連通させていて、下降が完了すると、大気連通弁18を閉状態に制御している。
キャリッジ5の下降完了及び大気連通弁18の閉状態への切り替えが行われてから、所定時間T20が経過すると、制御部20は、所定時間T21だけ吸引キャップ15内部が吸引されるように吸引ポンプ16を制御する。吸引が終了されてから所定時間T22が経過すると、制御部20は、大気連通弁18を開状態に制御して、記録ヘッド4の吐出面41と吸引キャップ15との内部空間に大気を連通させる。これにより、吐出面41と吸引キャップ15との離間が可能なるために、制御部20は、所定時間T23経過すると、昇降用モータ23を制御して、吐出面41が吸引キャップ15から離間して、ワイプ13の上端よりも上位に位置するまでキャリッジ5を上昇させる。つまり、キャリッジ5の上昇が完了すれば、メンテナンスユニット12が水平移動したとしても、ワイプ13が吐出面41から退避しているために、両者が接触しないことになる。
なお、制御部20は、キャリッジ5の上昇中においては、大気連通弁18を開状態に制御して、廃インク流路17内に大気を連通させていて、上昇が完了すると、大気連通弁18を閉状態に制御している。
キャリッジ5の上昇完了及び大気連通弁18の閉状態への切り替えが行われると、制御部20は、ワイプ13が吐出面41に対して非接触で通過するまで、図2における右方向に向けて移動するように、メンテナンスユニット用モータ24を制御する。ワイプ13が吐出面41を通過すると、制御部20は、吐出面41がワイプ13の上端よりも下位に位置するまでキャリッジ5が下降するように、昇降用モータ23を制御する。その後、制御部20は、ワイプ13が吐出面41を摺擦しながら通過するまで、図2における左方向に向けて移動するように、メンテナンスユニット用モータ24を制御する。これにより、吐出面41に付着していたインクやゴミはワイプ13によって除去されることになる。このとき、ワイプ13が右方向に移動したときよりも移動量が大きく、ワイプ13は初期位置からずれているために、ワイプ13を初期位置に戻す必要がある。したがって、制御部20は、左方向への移動が終了してから、所定時間T24経過すると、ワイプ13が初期位置に戻るまで図2における右方向に移動するように、メンテナンスユニット用モータ24を制御する。
そして、ワイプ13が初期位置から移動して、吐出面41を摺擦後、再度初期位置に復帰するまでの間には、制御部20は、吸引ポンプ16を制御して、吸引キャップ15内のインクを除去する空吸引を行わせている。
なお、メンテナンス時においては、ピンチ弁83は常に開状態に制御されている。
画像記録やメンテナンスが終了して待機時になると、制御部20は、走査用モータ22及び昇降用モータ23を制御して、各記録ヘッド4の吐出面41が保湿キャップ11によって覆われるように、キャリッジ5を移動させる。ここで待機時においては、キャリッジ5が停止してダンパ9内部のインクが安定しているために、制御部20は、投受光センサ10を制御して、ダンパ9内部の空気量を検出させる。制御部20は、投受光センサ10の検出結果が、所定量未満である場合にはそのままの状態で待機することを決定し、所定量以上である場合にはインク吸引部14を駆動してダンパ9内部の空気を除去することを決定する。
図7は、空気除去時のタイミングチャートである。この図7に示す通り、制御部20は、空気除去タイミングに伴って走査用モータ22を制御し、記録ヘッド4と吸引キャップ15とが対峙する位置までキャリッジ5を移動させる。記録ヘッド4と吸引キャップと15とが対峙すると、制御部20は、昇降用モータ23を制御して、記録ヘッド4の吐出面41と吸引キャップ15とが密着するまでキャリッジ5を下降させる。ここで、制御部20は、キャリッジ5の下降中においては、大気連通弁18を開状態に制御して、廃インク流路17内に大気を連通させていて、下降が完了すると、大気連通弁18を閉状態に制御している。
キャリッジ5の下降完了及び大気連通弁18の閉状態への切り替えが行われてから、所定時間T1が経過すると、制御部20は、吸引キャップ15内部が吸引されるように吸引ポンプ16を制御する。ここで、吸引開始から所定時間T2、ピンチ弁83は開いた状態とする。この所定時間T2においては、ダンパ9内部の空気がフィルタ98側に引き寄せられることになる。
さらに吸引を続けた状態で、制御部20は、所定時間T3だけ、ピンチ弁83を閉じた状態にする(第1ステップ)。この間に、ピンチ弁83の下流側の負圧は、吐出状態回復時よりも大きくなる。
さらに吸引を続けた状態で、制御部20は、所定時間T4だけ、ピンチ弁83を開いた状態にする(第2ステップ)。所定時間T4は、所定時間T3より短くする。負圧を大きくした状態で弁を開くので、ピンチ弁83の下流側では高速のインク流が生じる。このインク流とともに、ダンパ9内部や記録ヘッド4内の気泡等がノズルから排出される。
さらに吸引を続けた状態で、制御部20は、所定時間T5だけ、ピンチ弁83を閉じた状態にする(第3ステップ)。所定時間T5は、所定時間T3より短く、所定時間T4より長くする。この間に、再びピンチ弁83の下流側の負圧は吐出状態回復時よりも大きくなる。
さらに吸引を続けた状態で、制御部20は、第2ステップと第3ステップとを交互に繰り返し実行する。本実施形態では、第2ステップと第3ステップとを交互に4回繰り返し実行した場合を示している。所定時間T6,T8,T10は、所定時間T3より短くする。所定時間T7,T9,T11は、所定時間T3より短く、所定時間T4,T6,T8,T10より長くする。
制御部20は、最後の第3ステップを実行後、さらに吸引を続けた状態で、ピンチ弁83を開く。ピンチ弁83を開いてから所定時間T12、ピンチ弁83を開けた状態で吸引ポンプ16により吸引した後、吸引を終了させる。ここで、空気除去時における総吸引時間は、所定時間T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8,T9,T10,T11,T12全ての積算となるが、この総吸引時間は少なくとも吐出状態回復時における総吸引時間(所定時間T21)よりも長時間に設定しておけば、ダンパ9内部の空気除去がより確実となるために好ましい。
その後の工程においては、図6に示したメンテナンス時における吸引の終了後に所定時間T22だけ経過されてからの工程と同様の工程が行われるために、その説明は省略する。
以上のように、本実施形態のインクジェット記録装置1によれば、ダンパ9内部の空気量が所定量以上になると、インク吸引部14が駆動して、ダンパ9内の空気が除去されるので、記録ヘッド4に空気が進入することを防止して、吐出不良が発生することを防止することができる。
また、吸引ポンプ16の稼働状態を一定にしていてもピンチ弁83を開閉させれば、ピンチ弁83よりも下流側の負圧を吐出状態回復時よりも大きくなるように吸引力が調整でき、急峻で強い吸引圧をダンパ9から記録ヘッド4間に与えることができる。このため、ダンパ9内に蓄積された空気をより確実に除去できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。以下の説明において本実施形態と同一の部分においては同一の符号を付してその説明を省略する。
例えば、本実施形態では、ダンパ内の空気量を検出する空気量検出手段が投受光センサ10からなる場合を例示しているが、空気量検出手段としてはこれに限らず、例えば、図8に示すように、ダンパ9A内部が透過される一対の透過部94A,94Bがダンパ9Aの両側面に互いに対向するように設けられている場合においては、空気量検出手段を、ダンパ9Aの外側から一方の透過部94Aに向けて投光する投光部30と、一対の透過部94A,94Bを通過した投光部30の光を受光する受光部31とにより構成してもよい。これであれば、受光部31が受光した光量によってダンパ9A内部の空気量を検出することが可能である。
なお、1つの空気量検出手段で、複数のダンパ9全ての空気量を検出することも可能である。例えば空気量検出手段が反射型の場合には、キャリッジ5の走査時に外側に向けて露出される位置に透過部94を配置し、なおかつ走査中の透過部94に対向するように投受光センサ10をインクジェット記録装置1の本体に配置していれば、キャリッジ5の走査に伴って、各ダンパ9の透過部94が順次投受光センサ10に対向し、ダンパ9内部の反射率を検出ことができる。これにより、1つの投受光センサ10で全てのダンパ9の空気量を検出することが可能となる。
また、透過部94がキャリッジ5の外側に向けて露出されていなくても、投受光センサ10を走査経路上に進退するように移動自在な構成とし、各ダンパ9の透過部94の側方に、走査経路上の投受光センサ10が進入する空間を設けておけば、各ダンパ9脇の空間と投受光センサ10とが対向した際に、キャリッジ5の走査を停止させながら投受光センサ10を走査経路上に進入させると、各ダンパ9の透過部94と投受光センサ10とが対向して、ダンパ9の空気量を検出することができる。これを各ダンパ9に対して繰り返して行えば、1つの投受光センサ10で全てのダンパ9の空気量を検出できる。
一方、空気量検出手段が透過型の場合には、キャリッジ5の走査時に外側に向けて露出される位置に一対の透過部94A,94Bを配置し、なおかつ走査中の透過部94A,94Bを介して対向するように投光部30及び受光部31をインクジェット記録装置1の本体に配置すれば、キャリッジ5の走査に伴って、各ダンパ9Aの透過部94A,94Bが順次投光部30及び受光部31に挟まれることになって、ダンパ9A内部に光を通過させることができる。これにより、一対の投光部30及び受光部31で全てのダンパ9Aの空気量を検出することが可能となる。
また、一対の透過部94A,94Bがキャリッジ5の外側に向けて露出されていなくても、投光部30及び受光部31を走査経路上に進退するように移動自在な構成とし、各ダンパ9Aの透過部94A,94Bの側方に、走査経路上の投光部30及び受光部31が進入する空間を設けておけば、各ダンパ9A両脇の一対の空間と投光部30及び受光部31とが対向した際に、キャリッジ5の走査を停止させながら投光部30及び受光部31を走査経路上に進入させると、各ダンパ9Aの透過部94A,94Bが投光部30及び受光部31の間に配置されて、ダンパ9Aの空気量を検出することができる。これを各ダンパ9Aに対して繰り返して行えば、一対の投光部30及び受光部31で全てのダンパ9の空気量を検出できる。
また、導電性のインクを用いる場合には、空気量検出手段を上記したような光学式のセンサを用いなくとも、例えば、図9に示すように、空気量検出手段を、ダンパ9B内部の上部に配置された一対の電極32A,32Bにしてもよい。このように、空気量検出手段が、ダンパ9B内部の上部に配置された一対の電極32A,32Bであれば、一対の電極32A,32Bがインクに浸ると通電されることになり、ダンパ9B内部の空気量を検出できる。このため、例えば、無色インクなどの光の透過性の高いインクのように、光学式の空気量検出手段では検出しにくいインクであっても、一対の電極32A,32Bが通電させられれば、空気量を検出することが可能となる。
また、本実施形態では、ダンパ9内部の空気を除去する空気除去手段がインク吸引部14である場合を例示したが、空気除去手段としてはこれに限らず、例えば図10及び図11に示すように、ダンパ9Cの上部からダンパ9C内部の空気を抜く空気吸引部50であってもよい。こうした場合、ダンパ9Cには、貯留部91の凹部95の上部に連通する副連通口95aが形成されていて、この副連通口95aに空気吸引部50が接続されている。空気吸引部50には、ダンパ9Cの副連通口95aに接続される空気管51と、空気管51を介してダンパ9C内部の空気を抜く空気用吸引ポンプ52と、空気管51の途中で空気管51の連通状態を切り替える空気弁53とが設けられている。この空気吸引部50は、画像記録時においては、空気弁53が閉状態となって、空気用吸引ポンプ52が停止しているが、ダンパ9Cの空気除去時になると、空気弁53が開状態になって空気用吸引ポンプ52が稼動し、ダンパ9C内部の空気が副連通口95aから空気管51を介して排出されるようになっている。
また、本実施形態では、空気量が所定量以上と判断されると制御部20がダンパ9内部の空気除去を行わせる場合を例示したが、例えば、制御部20に報知手段を接続していれば、空気量が所定量以上と判断されるとその旨を報知手段に報知させて、作業者に知らせることが可能となる。この報知を基として作業者に空気除去が必要であるか否かを判断させれば、例えば急ぎの印刷物を仕上げてから空気除去を開始することもできる。
本実施形態のインクジェット記録装置の概略構成を表す斜視図である。 図1のインクジェット記録装置に備わるインクタンクから記録ヘッドまでのインク流路を表す説明図である。 図2のインク流路の途中に設けられるダンパを表す斜視図である。 図3のダンパと、ダンパ内部の空気量を検出する投受光センサとの位置関係を表す側面図である。 図1のインクジェット記録装置の主制御構成を表すブロック図である。 図1のインクジェット記録装置で行われる記録ヘッドの吐出状態を回復する際のタイミングチャートである。 図1のインクジェット記録装置で行われるダンパ内部の空気を除去する際の際のタイミングチャートである。 図4のダンパに備わる空気量検出手段の変形例を表す側面図である。 図4のダンパに備わる空気量検出手段の変形例を表す斜視図である。 図4のダンパの変形例を表す斜視図である。 図10のダンパに設けられる空気吸引部を表す正面図である。
符号の説明
1 インクジェット記録装置
4 記録ヘッド
6 インクタンク
7 インク流路
9 ダンパ
10 投受光センサ(空気量検出手段)
14 インク吸引部(空気除去手段)
20 制御部
83 ピンチ弁

Claims (8)

  1. ノズルから記録媒体に向けてインクを吐出する記録ヘッドと、
    インクを貯留するインクタンクと、
    前記インクタンクから前記記録ヘッドまでインクを導くインク流路と、
    前記インク流路の途中に配置され、インクを一旦貯留することでインクの圧力変動を吸収するダンパと、
    前記ダンパ内の空気量を検出する空気量検出手段と、
    前記ダンパ内の空気を除去する空気除去手段と、
    前記空気量検出手段の検出結果が所定量以上である場合に、前記空気除去手段を駆動させるように制御する制御部とを備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
    前記空気除去手段は、前記記録ヘッドの前記ノズルからインクを吸引することで、吐出状態回復を行うインク吸引部であり、
    前記制御部は、
    前記空気量検出手段の検出結果が所定量以上である場合には、前記吐出状態回復時における吸引よりも、強力な吸引若しくは長時間の吸引を行うように、前記インク吸引部を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 請求項2記載のインクジェット記録装置において、
    前記インク流路における前記ダンパの上流側には、前記インクタンクから前記ダンパへのインクの供給を制限するためのピンチ弁が設けられ、
    前記制御部は、前記ピンチ弁を開閉するように制御することで、前記インク吸引部の吸引力を調整することを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
    前記空気除去手段は、前記ダンパの上部から前記ダンパ内部の空気を抜く空気吸引部であることを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記ダンパの少なくとも一側面には、前記ダンパ内部が透過される透過部が設けられており、
    前記空気量検出手段は投受光センサであって、前記ダンパの外側から前記透過部を介して前記ダンパ内部の空気量を検出することを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記ダンパの両側面には、前記ダンパ内部が透過される一対の透過部が互いに対向するように設けられており、
    前記空気量検出手段は、前記ダンパの外側から一方の前記透過部に向けて投光する投光部と、一対の透過部を通過した前記投光部の光を受光する受光部とにより前記ダンパ内部の空気量を検出することを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記空気量検出手段は、前記ダンパ内部の上部に配置された一対の電極であることを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記制御部は、画像記録停止時における前記空気量検出手段の検出結果を基に、前記空気除去手段を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
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