JP2010208276A - 液体供給装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液滴吐出ヘッドの液滴吐出部分から液滴が漏れるのを抑制すると共に、液体を流動させる装置を用いずに液滴吐出ヘッド内の液体を流動させること。
【解決手段】密閉された第1インク室62と、多孔質体66が収納され大気連通口68が設けられた第2インク室64と、記録ヘッド50のヘッド内流路へ第1インク室62のインクを送る第1流路70と、第2インク室64へヘッド内流路のインクを送ると共にインク滴吐出時には多孔質体66に吸収保持されたインクをヘッド内流路へ戻す第2流路72と、多孔質体66に吸収保持されたインクの液面が決められた位置まで下がると、多孔質体66を通じて第2インク室64の空気を第1インク室62へ送る空気流路78と、を液体供給装置が備えることで記録ヘッド50のノズル59からインク滴が漏れるのを抑制できると共にインクを流動させる装置を用いずにヘッド内流路のインクを流動できる。
【選択図】図5
【解決手段】密閉された第1インク室62と、多孔質体66が収納され大気連通口68が設けられた第2インク室64と、記録ヘッド50のヘッド内流路へ第1インク室62のインクを送る第1流路70と、第2インク室64へヘッド内流路のインクを送ると共にインク滴吐出時には多孔質体66に吸収保持されたインクをヘッド内流路へ戻す第2流路72と、多孔質体66に吸収保持されたインクの液面が決められた位置まで下がると、多孔質体66を通じて第2インク室64の空気を第1インク室62へ送る空気流路78と、を液体供給装置が備えることで記録ヘッド50のノズル59からインク滴が漏れるのを抑制できると共にインクを流動させる装置を用いずにヘッド内流路のインクを流動できる。
【選択図】図5
Description
本発明は、液体供給装置、及び画像形成装置にかかり、特には、液滴吐出ヘッド内の液体を流動させる液体供給装置、及び画像形成装置に関する。
画像形成装置としては、例えば、記録ヘッドのノズルからインクなどの液滴を吐出して用紙などの記録媒体に画像を形成するインクジェットプリンタがある。インクジェットプリンタは、通常、記録ヘッドのヘッド内流路にインクを供給するためのインクタンクを有している。
一方、インクジェットプリンタの中には、印刷中及び印刷待機中に、ノズル近傍のインク粘度上昇の抑制や、気泡の除去を目的として、ポンプなどを用いてインクをインクタンクとヘッド内流路の間で強制的に循環(流動)させるものがある(例えば、特許文献1〜3参照)。
しかし、インクの循環(流動)にポンプなどを用いた場合には、ポンプがスペースを取るため、画像形成装置の小型化が難しいなどの問題がある。
また、インクジェットプリンタの中には、インクタンク内に、インクを貯留する第1インク室と、ノズルからインクが洩れないようにインクに負圧を作用させるインク吸収保持体を内部に収容した第2インク室と、が設けられたものがある(例えば、特許文献4、5参照)。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、液滴吐出ヘッドの液滴吐出部分から液滴が漏れるのを抑制すると共に、液体を流動させる装置を用いることなく液滴吐出ヘッド内の液体を流動させる液体供給装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、液体を貯留する密閉された第1の液体貯留部と、前記液体を吸収保持する液体吸収保持体が内部に収納され、大気連通口が設けられた第2の液体貯留部と、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドのヘッド内流路へ前記第1の液体貯留部に貯留された前記液体を送る第1の流路と、前記第2の液体貯留部へ前記ヘッド内流路の前記液体を送ると共に、液滴吐出時には前記液体吸収保持体に吸収保持された前記液体を前記ヘッド内流路へ戻す第2の流路と、を備える液体流路と、前記液体吸収保持体に吸収保持された前記液体の液面が決められた位置まで下がると、前記液体吸収保持体を通じて前記第2の液体貯留部の空気を前記第1の液体貯留部へ送る空気流路と、を備える液体供給装置である。
請求項1に記載の発明によれば、第1の液体貯留部と第2の液体貯留部は液体流路及びヘッド内流路を通じて接続されている。また、液体は、液体流路及びヘッド内流路を満たし、第2の液体貯留部に収納された液体吸収保持体によって吸収保持されている。ここで、液体には、液体吸収保持体による負圧(液体吸収保持体が液体を吸引する力)が作用しているため、液滴吐出ヘッドの吐出部分からの液滴漏れが抑制される。
一方、液滴吐出ヘッドからの液滴吐出時には、ヘッド内流路の液体が消費される。このため、液体吸収保持体に吸収保持された液体が第2の流路を通じてヘッド内流路に戻され(送られ)、液体吸収保持体に吸収保持された液体の液面が下がる。このとき、液体吸収保持体に吸収保持された液体の液面が決められた位置まで下がると、大気連通している第2の液体貯留部から密閉により大気圧よりも低圧状態となっている第1の液体貯留部へ液体吸収保持体を通じて第2の液体貯留部内の空気が流れる(送られる)。第1の液体貯留部へ流れた空気は、第1の液体貯留部の上部に空気層を形成又は、形成された空気層に合流し、第1の液体貯留部に貯留された液体を押圧する。押圧された液体は液体流路及びヘッド内流路を通じて第2の液体貯留部へと流れる。これにより、例えば、ポンプなどの液体を流動させる装置を用いなくてもヘッド内流路の液体を流動させられる。
請求項2に記載の発明は、前記第1の液体貯留部に設けられた前記空気流路の開口は、前記第1の液体貯留部に貯留された前記液体の液面よりも上方に位置すると共に、前記決められた位置よりも上方に位置する、液体供給装置である。
請求項2に記載の発明によれば、空気流路を通じて第1の液体貯留部に貯留された液体が、第2の液体貯留部へ流れ込むのが抑制される。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の液体供給装置を有する、画像形成装置である。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、請求項1又は請求項2の各々の発明と同様に、液滴吐出ヘッドの吐出部分からの液滴漏れが抑制され、ポンプなどの液体を流動させる装置を用いなくてもヘッド内流路の液体を流動させられる。
以上説明したように本発明の液体供給装置、及び画像形成装置によれば、液滴吐出ヘッドの液滴吐出部分から液滴が漏れるのを抑制することができると共に、液体を流動させる装置を用いることなく液滴吐出ヘッド内の液体を流動させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、ここでは、本発明の画像形成装置をインクジェット記録装置とした場合について説明する。
図1には、本実施の形態に係るインクジェット記録装置10の全体構成が示されている。同図に示すように、インクジェット記録装置10は、インク滴を吐出して記録媒体の一例としての記録紙14上に画像を形成(記録)する装置であり、記録紙14を供給する給紙部16と、供給された記録紙14のカールを除去するデカール処理部18と、カールが除去された記録紙14を搬送するベルト搬送部20と、搬送される記録紙14にインク滴を吐出して記録紙14上に画像を形成する画像形成部12と、記録紙14に形成された画像を読み取る画像読取部44と、画像を読み取った後の記録紙14を排紙する排紙部22と、を備えている。
なお、本実施形態では、給紙部16として、ロール紙(連続紙)のマガジンを適用しているが、これに限らず、カット紙が積層装填されたカセットを適用してもよく、ロール紙のマガジンとカット紙のカセットを併用してもよい。
また、複数種類の記録紙14を利用可能な構成にした場合、記録紙14の種類情報を記録したバーコード、又は無線タグなどの情報記録体をマガジンに取り付け、その情報記録体の情報を所定の読取装置によって読み取り、使用される記録紙14の種類を自動的に判別して当該種類に応じた適切なインク滴の吐出が実現されるようにインク滴の吐出制御を行うようにしてもよい。
給紙部16から送り出される記録紙14はマガジンに装填されていたことによる巻きクセが残り、カールする。このカールを除去するために、デカール処理部18において記録紙14を巻きクセ方向と逆方向に反らすように加熱ドラム24に巻き掛け、熱を与える。このとき、記録紙14の画像が形成される画像形成面が外側に弱いカールとなるように加熱温度を制御することで好適な画像形成が行える。
また、本実施形態では、ロール紙を使用するため、図1に示すように、デカール処理部18よりも搬送方向下流(以下、記録紙14の搬送方向の下流を適宜搬送方向下流、記録紙14の搬送方向の上流を適宜搬送方向上流と記載する。)に裁断用のカッター26が設けられている。ロール紙はこのカッター26によって所望のサイズにカットされる。なお、ロール紙ではなく、カット紙を使用する場合には、カッター26は不要である。
カッター26によってカットされた記録紙14は、カッター26よりも搬送方向下流に設けられたベルト搬送部20へと送られる。
ベルト搬送部20は、ローラ28、及びローラ28よりも搬送方向下流に配置されたローラ30に無端状のベルト32が巻き掛けられて構成されている。これらのローラ28及びローラ30の少なくとも一方には、図示しないモータが接続されており、このモータの動力が伝達されることにより、ベルト32が回転するようになっている。なお、ベルト32の回転方向は図1では時計回りであり、ベルト32上に保持された記録紙14は左から右へと搬送される。以下、記録紙14の搬送方向を矢印Gで示す。
また、ベルト32の幅は、記録紙14の幅よりも広く設定されており、ベルト面には多数の吸引穴(不図示)が形成されている。同図に示されるように、ローラ28及びローラ30に掛け渡されたベルト32の内側には、画像形成部12のインク吐出面に対向するように吸着チャンバ34が設けられている。この吸着チャンバには、内部の空気を吸引するファン36が取付けられており、ベルト32で記録紙14を搬送する際には、吸着チャンバ34内の空気をファン36で吸引し負圧を発生させて記録紙14をベルト32上に吸着保持させる。なお、本実施形態では、記録紙14をベルト32に保持させる構成として、吸着チャンバ34を用いた構成を適用したが、これに限らず、記録紙14をベルト32に静電的に吸着保持させる構成を適用してもよい。
また、画像形成部12よりも記録紙14の搬送方向上流には、加熱ファン38が設けられている。加熱ファン38は、画像形成前の記録紙14に加熱空気を吹き付け、記録紙14を加熱する。このように画像形成直前に記録紙14を加熱しておくことで、インク滴が記録紙14に着弾した後乾き易くなる。
画像形成部12よりも搬送方向下流には加熱ファンを備えた後乾燥部40が設けられている。後乾燥部40は、画像が形成された記録紙14の画像形成面に熱風を吹き付けてインクを乾燥させる。
後乾燥部40よりも搬送方向下流には画像読取部44が設けられている。画像読取部44は、固体撮像素子を有しており、この固体撮像素子は、記録紙14の画像形成面に固体撮像素子の撮像面が対向するように設けられている。画像読取部44では、搬送されてくる記録紙14に形成された画像を固体撮像素子によって読み取って画像形成状況(インク滴吐出の有無、インク滴着弾位置の誤差、ドット形状、光学濃度など)を検出し、インクジェット記録装置10を制御する制御部(図示省略)に検出結果を提供するようになっている。
なお、本実施の形態では、上記固体撮像素子として、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサを適用しているが、これに限らず、CCDエリアセンサ、或いはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等、他の固体撮像素子を適用してもよい。
さらに、本実施形態では、上記固体撮像素子の配設位置を固定して搬送されてくる記録紙14に形成された画像を読み取る構成を適用しているが、これに限らず、記録紙14が画像読取部44の配設位置に搬送されたときに、記録紙14の搬送を一旦停止し、上記固体撮像素子を記録紙14の搬送方向に移動させることで、記録紙14に形成された画像を読み取る構成を適用してもよい。
そして、画像読取部44を通過した記録紙14は、排紙部22から排紙される。
また、ベルト32の表面には、画像形成部12から吐出されたインク滴が付着する場合がある。このため、ベルト32の表面の記録紙14を搬送する領域外に当該表面に付着したインク滴を清掃するベルト清掃部42が設けられている。なお、本実施形態では、ベルト清掃部42としてブラシ・ロールを適用しているが、これに限らず、吸水ロール、清浄エアーを吹き掛けるエアーブロー、又はこれらの組合せ等を適用してもよい。
図2には、本実施の形態に係るインクジェット記録装置10の画像形成部12及びその周辺部位が上面図で示されている。
同図に示すように、画像形成部12は、イエロー(Y)のインクを用いて記録紙14に画像を形成する記録ヘッド50Yと、マゼンタ(M)のインクを用いて記録紙14に画像を形成する記録ヘッド50Mと、シアン(C)のインクを用いて記録紙14に画像を形成する記録ヘッド50Cと、及びブラック(K)のインクを用いて記録紙14に画像を形成する記録ヘッド50Kと、これらの記録ヘッド50Y,50M,50C,50Kを搭載するキャリッジ51と、キャリッジ51を主走査方向(搬送方向と交差する方向)へ往復移動させる移動機構48を備えている。
また、画像形成部12は、記録ヘッド50Y,50M,50C,50Kの上部にそれぞれ設けられたサブタンク60Y,60M,60C,60Kを備えている。これらのサブタンク60Y,60M,60C,60Kには、それぞれ対応する記録ヘッド50Y,50M,50C,50Kに供給するためのインクが充填(貯留)されている。なお、以下の説明において、対応する色を区別する場合は、符号の末尾に対応するY,M,C,Kのいずれかを付して説明し、対応する色を区別しない場合は、Y,M,C,Kを省略する。
移動機構48は、主走査方向に対して平行に配置されキャリッジ51をスライド可能に支持するガイドレール52と、ガイドレール52と平行に配置されベルト接続部53を介してキャリッジ51に接続されたキャリッジベルト54と、このキャリッジベルト54を回転させるための主動プーリ55A及び従動プーリ55Bとを備えている。
キャリッジベルト54は、主動プーリ55Aと従動プーリ55Bに巻き掛けられており、主動プーリ55Aは、キャリッジモータ56の回転軸に機械的に連接され、キャリッジモータ56の正回転(図2に示される矢印A方向)及び逆回転(図2に示される矢印B方向)に合わせて正回転及び逆回転するようになっている。これにより、キャリッジモータ56を正回転させると、キャリッジ51がガイドレール52に沿って主走査方向に往路移動し、キャリッジモータ56を逆回転させると、キャリッジ51がガイドレール52に沿って主走査方向に往路移動し、キャリッジモータ56を逆回転させると、キャリッジ51がガイドレール52に沿って主走査方向に復路移動する。
また、本実施の形態では、キャリッジ51を主走査方向に往復移動させるのに移動機構48を用いる構成としているが、この構成に限らず、キャリッジ51を主走査方向に往復移動させられれば、どのような構成でもよい。例えば、キャリッジベルト54の代りにボールねじを用いてキャリッジ51を主走査方向に往復移動させる移動機構を用いる構成でもよい。
ここで、本実施形態の画像形成部12を用いた記録紙14への画像形成動作について簡単に説明する。画像形成部12では、ベルト搬送部20で搬送される記録紙14に対して、記録ヘッド50がキャリッジ51と一体となって移動機構48により主走査方向に往路移動する。このとき、記録ヘッド50から記録紙14へ入力された画像データに基づいてインク滴が選択的に吐出される。これにより、入力された画像データに基づく画像の主走査方向の1ラインが形成される。
そして、主走査方向への1回の往路移動が終了すると、記録紙14は、ベルト搬送部202によって副走査方向(搬送方向)に搬送され、再び記録ヘッド50がキャリッジ51と一体となって移動機構48により主走査方向に復路移動する。このとき、記録ヘッド50から記録紙14へ入力された画像データに基づいてインク滴が選択的に吐出される。これにより、入力された画像データに基づく画像の主走査方向の次の1ラインが形成される。このような動作を複数回繰り返すことによって、入力された画像データに基づく全体画像が記録紙14にフルカラーで形成される。
図2に示すように、画像形成部12は、主走査方向の復路移動の端部(図2では左側端部)が非画像形成時の待機位置となっている。この待機位置は、記録ヘッド50が記録紙14の画像形成面から外れる位置に設定されている。
インクジェット記録装置10は、画像形成部12が待機位置にあるときに、この画像形成部12を間に挟むように対向して配置された接続ユニット80及び閉塞ユニット96を備えている。
接続ユニット80は、画像形成部12が待機位置にあり、且つ後述する第1インク室62に対してインク補充命令が出ているときに、画像形成部12に接近(矢印C方向)してサブタンク60の後述する第1インク室62と後述するメインタンク82とを接続させると共に、第1インク室62と後述する排気ポンプ92とを接続させるようになっている。そして、詳細は後述するが、接続ユニット80によって各部位が接続された後は、排気ポンプ92が動作してメインタンク82内に貯留されたインクが第1インク室62に供給(補充)される。なお、接続ユニット80は、第1インク室62へのインク供給が完了した後は、画像形成部12から離間(矢印D方向)して、画像形成部12の主走査方向の往路上から退避するようになっている。
また、接続ユニット80が画像形成部12に接近する動作に合わせて閉塞ユニット96が接続ユニット80の接近方向と反対方向から画像形成部12に接近(矢印E方向)して、サブタンク60の後述する大気連通口68を閉塞する。この閉塞ユニット96による大気連通口68の閉塞は、排気ポンプ92によるメインタンク82から第1インク室62へのインク供給を効果的に行うためのものである。なお、閉塞ユニット96は、第1インク室62へのインク供給が完了した後は、画像形成部12から離間(矢印F方向)して、画像形成部12の主走査方向の往路上から退避するようになっている。
また、インクジェット記録装置10は、画像形成部12が待機位置にあるときに、画像形成部12のインク吐出面に対向して配置されたキャップ94を備えている(図7参照)。このキャップ94は、画像形成部12が待機状態のときに、画像形成部12に接近して記録ヘッド50のインク吐出面を覆うようになっている。これにより、記録ヘッド50の後述するノズル59のインクが乾燥して粘度上昇するのが抑制される。また、キャップ94には、インクを後述するノズル59から吸引するための吸引装置(図示省略)が接続されている。この吸引装置は、記録ヘッド50のインク吐出面とキャップ94との間の空間を負圧にし、ノズル59からインクを吸引して、記録ヘッド50から吐出されるインクを後述するヘッド液室58内のインクと交換させる。これにより、待機状態から回復した直後の画像形成部12から吐出されるインクの粘度状態が良好に保たれる。
なお、本実施形態では、上述した第1インク室62へのインク供給を行うインク補充動作、及びインク粘度上昇を抑制し且つインク交換を行うメンテナンス動作などの各種動作を画像形成部12の待機位置で行う構成としているが、これに限らず、主走査方向の往路移動の端部や、それ以外の位置で各種動作が行えるように、各ユニット及びキャップ94を配置する構成としてもよい。
記録ヘッド50は、図3に示すように、インク滴を吐出するノズル59と、ノズル59へ充填されるインクが一時的に貯留されるヘッド液室58と、を備えている。また、記録ヘッド50は、ヘッド液室58のインクを各ノズル59へ供給するためのノズル共通流路(図示省略)と、ノズル59からインクを吐出させるためのインク吐出機構(図示省略)と、を備えている。ここで、ノズル59からインクが吐出されてインクが消費されると、ノズル59の毛細管力によって、ヘッド液室58からノズル共通流路を通じてノズル59にインクが充填される。なお、本実施形態では、インク吐出機構として従来公知のピエゾ(圧電素子)を用いる構成を適用しているが、これに限らず、インク吐出機構としては従来公知のサーマル、静電型など何れの技術を適用してもよい。また、本実施形態では、ヘッド液室58及びノズル共通流路によって本発明のヘッド内流路が構成されている。
ヘッド液室58の上部には、サブタンク60の第1インク室62の下部から延びる後述する第1流路70が接続されており、接続口に第1フィルタ71が配置されている。また、ヘッド液室58の上部には、サブタンク60の第2インク室62の下部から延びる後述する第2流路72が接続されており、接続口に第2フィルタ73が配置されている。これらのフィルタは、インク中に含まれるゴミ、粗大粒子等がヘッド液室58内に入らないように除去している。なお、本実施形態では、第1流路70及び第2流路72によって本発明の液体流路が構成されている。
サブタンク60は、インクを貯留する密閉された第1インク室62と、第1インク室62に隣接して配置された第2インク室64とを備えている。第1インク室62と第2インク室64との間には隔壁65が設けられており、これらのインク室は隔壁65に仕切られて別室として構成されている。なお、サブタンク60は、透湿性、気体透過性を十分に抑制できる材料(例えば、ポリプロピレンなど)で外郭が形成されている。
また、第1インク室62の下部には、前述した第1流路70が接続されており、第2インク室64の下部には前述した第2流路72が接続されている。
第2インク室64には、大気に開放された大気連通口68が上部に形成されており、通常状態においては、第2インク室64が大気開放されている。これに対して、第1インク室62は、通常状態において密閉空間とされている。
また、第2インク室64の内部には、インク(液体)を吸収保持する液体吸収保持体の一例としての多孔質体66が収容されている。この多孔質体66には、多数の微小孔が形成されており、この微小孔にインクを保持するようになっている。すなわち、多孔質体66は、微小孔による毛細管力によってインクに負圧を作用させて保持するものである。
また、多孔質体66としては、多孔質な高分子フォーム(例えば、ポリウレタン、メラミン、ポリプロピレン、アクリルなど)が好適に用いられるが、適度な毛細管力をインクとの間に発揮して、インクに負圧を作用させられるものであれば何れのものを用いてもよい。
図3に示すように、サブタンク60には、第2インク室64の下部から隔壁65を抜けて第1インク室62の上部に延びる空気流路78が設けられている。具体的には、第2インク室64に設けられた開口78Bは、多孔質体66が吸収保持するインクの液面よりも下方となるように位置が決められており、第1インク室62に設けられた開口78Aは、開口78Bよりも上方で、且つ第1インク室62の液面よりも上方となるように位置が決められている。これにより、空気流路78を介して第1インク室62のインクが第2インク室64へ移動するのが抑制されている。なお、本実施形態では、第1インク室62、第2インク室64、液体流路、及び空気流路78によって本発明の液体供給装置が構成されている。
また、第1インク室62には、第1インク室62に貯留されるインクの残量を検知する検知センサが設けられている。検知センサは、例えば、プリズムを備えた光学式液面センサ76,77で構成されている。
光学式液面センサ76,77は、第1インク室62の側面に配置されたプリズムに対して発光ダイオードからの光を照射し、反射光をフォトトランジスタに入射させることによって液面検知を行なっている。
すなわち、プリズムの反射面にインクが存在するときは、入射光は第1インク室62内を透過し反射せず、プリズムの反射面にインクがない場合には、反射面が入射光に対して全反射するように設計されており、反射光がフォトトランジスタに入射することによってインクの液面がプリズムよりも低下したことを検知するようになっている。
光学式液面センサ76は、第1インク室62の側面の光学式液面センサ77よりも上方に配置されており、インク補充動作時のインクの液面の上限を検知するために用いられる。光学式液面センサ77は、第1インク室62の側面の光学式液面センサ76よりも下方に配置されており、インク補充が必要な高さまでインクの液面が低下した、すなわち、インク残量が減少したことを検知するために用いている。
なお、第1インク室62内のインクの残量を検知するための検知センサは、光学式液面センサに限られず、種々のセンサを用いることができる。
一方、第1インク室62の隔壁65と反対側の側面には、接続ユニット80に設けられたパイプ84が挿入された場合にパイプ84の外周面に密着してシールしつつ開口する第1スリットバルブ74と、接続ユニット80に設けられたパイプ86が挿入された場合にパイプ86の外周面に密着してシールしつつ開口する第2スリットバルブ75と、がそれぞれ設けられている。なお、これらのスリットバルブは、配管の挿入時以外はスリットが閉塞しているため、第1インク室62が気密(密閉)状態となっている。
第1スリットバルブ74は光学式液面センサ76よりも上方に配置されている。これは、第1スリットバルブ74に挿入されるパイプ84の基端部に排気管90が接続され、この排気管90に排気ポンプ92が接続され排気管90を介して空気が排出されることから、インクの液面の上限よりも上方にパイプ84が挿入されるようにするためである。
また、第2スリットバルブ75は光学式液面センサ77よりも下方に配置されており、インクの液面の下限よりも下方にパイプ86が挿入されるようになっている。これは、第2スリットバルブ75に挿入されるパイプ86の基端部に後述するインク供給配管88が接続されこのインク供給配管88がメインタンク82に接続されインク供給配管88を介してインクが供給されることから、パイプ86を介してインク中に直接インクが供給されるようにするためである。
ここで、図7に示すように、画像形成部12にインク補充動作を行う場合、接続ユニット80が画像形成部12に接近して、パイプ84が第1スリットバルブ74を通って第1インク室62の空気中に挿入され、パイプ86が第2スリットバルブ75を通って第2インク室64のインク中に挿入される。
この状態で排気ポンプ92を駆動すると、第1インク室62内の空気がパイプ84及び排気管90を介して外部に排出される。これにより、第1インク室62の負圧が増加し、メインタンク82からインク供給配管88及びパイプ86を介してインクが第1インク室62へ吸引(供給)される。このように負圧でメインタンク82からインクを供給するため、パイプ86が挿入される第2スリットバルブ75からインクが漏れにくい。
また、インク補充動作時には、第2インク室64の大気連通口68が、閉塞ユニット96に設けられたキャップ部98により閉塞されると共に、記録ヘッド50のノズル59はキャップ94によりキャッピングされるようになっている。これにより、排気ポンプ92の駆動による第1インク室62の負圧増大に伴って大気連通口68や記録ヘッド50のノズル59から空気が進入することが抑制される。
次に本実施形態の作用について説明する。
図4に示すように、画像形成時に記録ヘッド50のノズル59から記録紙14へインク滴を吐出すると、ヘッド液室58のインクが消費される。このとき、第2インク室64の多孔質体66が吸収保持しているインクが第2流路72を通じてヘッド液室58へ流れ、多孔質体66に吸収保持されたインクの液面が下がる。ここで、ヘッド液室58のインクが消費されると、第2インク室64のインクがヘッド液室58へ流れるのは、大気連通口68を介して大気連通している第2インク室64よりも密閉された第1インク室62が低圧状態となるためである。
図4に示すように、画像形成時に記録ヘッド50のノズル59から記録紙14へインク滴を吐出すると、ヘッド液室58のインクが消費される。このとき、第2インク室64の多孔質体66が吸収保持しているインクが第2流路72を通じてヘッド液室58へ流れ、多孔質体66に吸収保持されたインクの液面が下がる。ここで、ヘッド液室58のインクが消費されると、第2インク室64のインクがヘッド液室58へ流れるのは、大気連通口68を介して大気連通している第2インク室64よりも密閉された第1インク室62が低圧状態となるためである。
インク滴が吐出されて第2インク室64の多孔質体66が吸収保持しているインクの液面が決められた位置(開口78Bの位置)よりも下がると、図5に示すように、第2インク室64から第1インク室62へ多孔質体66を通じて第2インク室64内の空気が流れる(送られる)。
第1インク室62へ流れた空気は、第1インク室62の上部に空気層を形成又は、形成された空気層に合流し、第1インク室62に貯留されたインクを押圧する。押圧されたインクは第1流路70、ヘッド液室58、及び第2流路72を通じて第2インク室64へと流れる。これにより、例えば、ポンプなどの液体を流動させる装置を用いなくてもヘッド内流路(ヘッド液室58及びノズル共通流路)のインクを流動させられ、ヘッド内流路のインクの粘度上昇、特にノズル周りのインクの粘度上昇を抑制することができる。また、第2インク室64から第1インク室62へ空気流路78を通じて空気が流れ込んだ後で、インクの吐出を停止した場合、第1インク室62から第2インク室64への記録ヘッド50を介したインクの流動がしばらく継続するため、ヘッド内流路のインクの粘度上昇に掛かる時間を緩和することができる。結果、メンテナンス動作におけるインク吐出回復のためのインク交換の頻度を少なくすることができる。なお、図6は、インクの吐出を停止した後に、第1インク室62から第2インク室64へヘッド内流路を通じてインクが流動し、第2インク室64のインクが所定量戻った状態(多孔質体66が所定量インクを吸収保持した状態)を示している。
また、多孔質体66の毛細管力による負圧(背圧)は、第2インク室64内のインクを通じて、記録ヘッド50のヘッド内流路のインクに作用するため、記録ヘッド50のノズル59からのインク漏れが抑制され、インクのメニスカス(ノズル59内のインクの液面)の形状が良好に維持される。
また、第1インク室62は密閉されていることから、環境温度変化によって第1インク室62の上方に形成される空気層が膨張収縮をして、その膨張収縮によってインクに作用する圧力が変化して第1流路70を介して記録ヘッド50のヘッド内流路のインクが流動する。すなわち、非画像形成時においても、環境温度の変化でヘッド内流路のインクを流動することができ、インクの粘度上昇に掛かる時間を緩和することができる。
さらに、第2インク室64は大気連通口68を通じて大気連通していることから、大気圧変動によって第2インク室64の圧力が変化した場合、その圧力変化によって第2インク室64の多孔質体66に吸収保持されたインクに作用する圧力も変化して第2流路70を介して記録ヘッド50のヘッド内流路のインクが流動する。すなわち、非画像形成時においても、大気圧の変化でヘッド内流路のインクを流動することができ、インクの粘度上昇に掛かる時間を緩和することができる。
また、上述したように、インクジェット記録装置10では、ポンプなどの液体を流動させる装置を用いなくてもヘッド内流路のインクを流動させられることから、画像形成部12自体を省スペースにでき、且つコストダウンも可能となる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
また、上述の実施形態では、インクを吐出するインクジェット記録装置の記録ヘッドを例に挙げて説明したが、これに限るものではなく、例えば、高分子フィルム上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成、プリント基板等の作成時に溶液を吐出してエッチング処理を行うなど、様々な工業的用途を対象とした液滴吐出装置一般に対して適用可能である。
また、上述の実施形態では、インクを吐出するインクジェット記録装置の記録ヘッドを例に挙げて説明したが、これに限るものではなく、例えば、高分子フィルム上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成、プリント基板等の作成時に溶液を吐出してエッチング処理を行うなど、様々な工業的用途を対象とした液滴吐出装置一般に対して適用可能である。
10 インクジェット記録装置(画像形成装置)
50 記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
58 ヘッド液室(ヘッド内流路)
62 第1インク室(第1の液体貯留部)
64 第2インク室(第2の液体貯留部)
66 多孔質体(液体吸収保持体)
68 大気連通口
70 第1流路(第1の流路)
72 第2流路(第2の流路)
78 空気流路
78A 開口(第1の液体貯留部に設けられた開口)
78B 開口(第2の液体貯留部に設けられた開口)
50 記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
58 ヘッド液室(ヘッド内流路)
62 第1インク室(第1の液体貯留部)
64 第2インク室(第2の液体貯留部)
66 多孔質体(液体吸収保持体)
68 大気連通口
70 第1流路(第1の流路)
72 第2流路(第2の流路)
78 空気流路
78A 開口(第1の液体貯留部に設けられた開口)
78B 開口(第2の液体貯留部に設けられた開口)
Claims (3)
- 液体を貯留する密閉された第1の液体貯留部と、
前記液体を吸収保持する液体吸収保持体が内部に収納され、大気連通口が設けられた第2の液体貯留部と、
液滴を吐出する液滴吐出ヘッドのヘッド内流路へ前記第1の液体貯留部に貯留された前記液体を送る第1の流路と、前記第2の液体貯留部へ前記ヘッド内流路の前記液体を送ると共に、液滴吐出時には前記液体吸収保持体に吸収保持された前記液体を前記ヘッド内流路へ戻す第2の流路と、を備える液体流路と、
前記液体吸収保持体に吸収保持された前記液体の液面が決められた位置まで下がると、前記液体吸収保持体を通じて前記第2の液体貯留部の空気を前記第1の液体貯留部へ送る空気流路と、
を備える液体供給装置。 - 前記第1の液体貯留部に設けられた前記空気流路の開口は、前記第1の液体貯留部に貯留された前記液体の液面よりも上方に位置すると共に、前記決められた位置よりも上方に位置する、請求項1に記載の液体供給装置。
- 請求項1又は請求項2に記載の液体供給装置を有する画像形成装置。
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-
2009
- 2009-03-12 JP JP2009059476A patent/JP2010208276A/ja active Pending
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