JP2005199438A - 筆記具のクリップ固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】
高い寸法精度での加工を必要とすることなく軸体やキャップ本体に設けられた樹脂製または金属製の取付け部に金属製のクリップを容易に固定可能とする。
【解決手段】
クリップ後端の基部を軸体の外面に突設して設けられた取付け部に係合してなる筆記具のクリップの固定構造に於いて、
クリップは、金属製で函形を成し、クリップ基部の下端両側に突片が形成されると共に突片の所定位置に段部が形成されて、一方、軸体の側面には外方に突出した取付け部が設けられ、その取付け部の下方部両側に係合溝が形成され、クリップを前方に摺動して、下端両側に形成された突片を取付け部の係合溝に弾性的に嵌入して、前記突片の前端と段部との間を係合溝の前後で係止して軸体にクリップを固定可能とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、筆記具の軸体等に設けられた取付け部にクリップを固定する構造に関する。
特開2000−318374号公報 従来、この種の筆記具用のクリップ固定構造(取付け構造)として、特開2000−318374号公報に記載された構成のものが知られている。 このクリップ固定構造は、キャップ本体の外周面上に設けた、係止溝又は係止突起からなる係合部を側面に有する直方体状の突出部にクリップの脚部に設けられかつクリップの表面側に貫通した嵌合孔に挿着し、該嵌合孔の内壁面に設けた、係止突起又は係止溝からなる被係合部に前記係合部を係合することにより、キャップ本体の色とは異なる色のクリップをキャップ本体に組付けてなるものである。 上記従来のクリップ固定構造(取付け構造)において、キャップ本体にクリップを組み付けるには、そのクリップに形成した嵌合孔にキャップ本体の突出部を嵌合し、キャップ本体の係合部とクリップの被係合部を互いを乗り越えて係合することにより、クリップをキャップ本体に組み付けて、筆記具用キャップを組み立てるようになっている。
しかしながら、上記従来のクリップ固定構造は、キャップ本体の係合部とクリップの被係合部をいわば圧入させることによって固定しているので、相互の部材が弾性のある樹脂成形品である必要がある。即ち、クリップが金属製の場合、相互間の嵌合部分の寸法精度を極めて高くしたとしても、嵌合部が変形したり、削られてしまい安定した固定が得られない問題がある。
そこで本発明は、高い寸法精度での加工を必要とすることなく軸体やキャップ本体に設けられた樹脂製または金属製の取付け部に金属製のクリップを容易に固定することが可能となる筆記具のクリップ固定構造の提供を課題とする。
本発明は、上記課題を達成する為に以下の構成を有する。
請求項1に記載の発明に係る筆記具のクリップ固定構造は、クリップ後端の基部を軸体の外面に突設して設けられた取付け部に係合してなる筆記具のクリップの固定構造に於いて、クリップは、金属製で函形を成し、クリップ基部の下端両側に突片が形成されると共に突片の所定位置に段部が形成されて、一方、軸体の側面には外方に突出した取付け部が設けられ、その取付け部の下方部両側に係合溝が形成され、クリップを前方に摺動して、下端両側に形成された突片を取付け部の係合溝に弾性的に嵌入して、前記突片の前端と段部との間を係合溝の前後で係止して軸体にクリップを固定したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る筆記具のクリップ固定構造は、請求項1に記載の筆記具のクリップ固定構造に於いて、クリップは、上面に窓部が設けられると共に窓部の後端に後方に向かって切欠部が形成されて、その切欠部に対面するクリップ基部の下端両側に突片が形成され、また、取付け部の上方部両側に嵌入溝が形成され、前記クリップの窓部に軸体の取付け部を挿通すると共にクリップを前方に摺動して、切欠部の両側端面を取付け部の嵌入溝に係合したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係る筆記具のクリップ固定構造は、請求項2に記載の筆記具のクリップ固定構造に於いて、 軸体の取付け部の前方に庇状に張出し部が形成され、その張出し部がクリップの窓部に添って適宜長さで設けられてなる。
尚、本発明は、ボールペン、シャープペンシル、サインペンなど、一般的な筆記具に適用可能である。また、軸体は、筆記具に使用される軸筒、キャップ、後軸などである。
本発明の筆記具のクリップ固定構造は、クリップが金属製で函形を成し、クリップを前方に摺動して、下端両側に形成された突片を取付け部の係合溝に弾性的に嵌入して突片の前端と段部との間を取付け部の係合溝の前後で係止されるので、相互間の係止部が変形したり、削られてたりする問題も無く、容易にクリップを固定することが可能となる。
また、本発明の筆記具のクリップ固定構造は、更に上面に窓部が設けられると共に窓部の後端に後方に向かって切欠部が形成されて、その切欠部に対面するクリップ基部の下端両側に突片が形成され、また、取付け部の上方部両側に嵌入溝が形成されて、クリップの切欠部の両側端面を取付け部の嵌入溝に係合することによって、クリップの上方への取付け強度を強固となすことが可能となる。
また、本発明の筆記具のクリップ固定構造は、更に軸体の取付け部の前方に庇状に張出し部を形成し、その張出し部をクリップの窓部に添って適宜長さで設けることによって、斬新なデザイン性を強調することが可能となる。
図1及び図2に示す実施例は先軸4の先端から筆記先端部を出没可能とするノック式のボールペンで示されている。また、クリップを固定する取付け部を備えた軸体は、軸筒2の後端に固定される後軸3に設けられている。
以下、図面に基づき本発明の一実施例について説明する。
図3及び図5はクリップの形態を示している。クリップ6は、プレス加工等により形成される函型の金属製で、クリップ片6aの前端内面側に玉部6cを有し、後端に基部6dを有している。クリップ片6aの上面には後方から前方に懸けて窓部6bが設けられると共にその窓部6bの後端に後方に向かって切欠部6hが形成されて基部6dが設けられている。また、切欠部6hに対面するクリップ基部の下端両側に内側折曲げ形状の突片が形成されている。また、突片の所定位置にはスリット部6iが形成されて、後方側がガイド突片6e、前方側が係止突片6fとなされ、該係止突片6fはガイド突片6e(略水平)に対してやや上方に折曲げられている。(上記スリット部6iは、切欠状で設けられても良い。また、折曲げ方向は下方でも良く、その説明は後述する。)
図6は軸筒2の後端に取付けられる後軸の形態を示している。
図に示すように、後軸3の天冠部3aの側面には外方に突出した取付け部3bが設けられ、その取付け部3bの上方部両側に嵌入溝3gと下方部両側に別の溝部が形成されている。該溝部は、後端側より前方に向かってクリップのガイド突片6eが嵌入するガイド溝3dと、そのガイド溝部の前端に後段部3eが形成されると共に前方に向かってやや幅広となった係合溝3cが前段部3fに至り形成されている。
また、取付け部3bの前方には適宜長さの庇状の張出し部3hが形成されている。
図7乃至図11は後軸3の取付け部3bにクリップ6を固定した状態を示している。
即ち、クリップ6の窓部6bに後軸3の取付け部3bを挿通すると共にクリップ6を前方に摺動して、クリップ基部の切欠部6hの両側端面を取付け部3bの上方両側に形成された嵌入溝3gに係合し、同時に取付け部3bの下端両側に形成されたガイド溝3dに突片を弾性的に嵌入させて、ガイド突片6eがガイド溝3dに係合されると共に係止突片6fの段部6gが溝部の後段部3eに当接状態で、且つ、係止突片6fの前端が係合溝3cの前段部3fに当接状態となって係止され、後軸3に対してクリップ6が固定される。
尚、クリップ6を取付け部3bに係合させる際に、クリップまたは取付け部の何れかあるいは双方に、係合を開始する部位に係合を容易化する導入部が適宜に形成される。
また、取付け部3bの張出し部3hがクリップ6の窓部6bに添って設けられる。
(作用)
本発明の筆記具のクリップ固定構造は以上のように構成されており、クリップ6を前方に摺動して、クリップ6を取付け部3bに係合させる際に、クリップまたは取付け部の何れかあるいは双方に、係合を開始する部位に係合を容易化する導入部が適宜に形成されているので係合を容易に開始することができる。また、クリップ基部の下端両側に形成された係止突片6fを取付け部の係合溝3cに弾性的に嵌入して係止突片6fの前端と後端の段部6gとの間が取付け部の係合溝3cの前後で係止されるので、相互間の係止部が変形したり、削られてたりする問題も無く、容易にクリップを固定することが可能となる。
また、更に上面に窓部6bが設けられると共に窓部の後端に後方に向かって切欠部6hが形成され、また、取付け部の上方部両側に嵌入溝3gが形成されて、クリップの切欠部6hの両側端面を取付け部の嵌入溝3gに係合することによって、クリップの上方への取付け強度を強固となすことが可能となる。
また、取付け部の張出し部3hがクリップの窓部6bに添って適宜長さで設けられることによって、斬新なデザイン性が強調される。
また、本発明によれば、クリップ及び取付け部が金属製であっても、相互間の係合部が損傷すること無く、容易な取付けと、強固な固定が期待できる。
また、クリップ6の板厚が薄く極めて華奢な場合に於いて、後軸の張出し部の両側面に適宜に凸部を突設し、一方、クリップの窓部の両側面に縁を形成して、凸部を縁に略当接状に設けることでクリップの横振れを好ましい状態に抑制することが可能である。
また、上述した係止突片6fの折曲げ方向は下方でも良く、その場合には、図6に示される後段部3eがガイド溝3dの上方に設けられているのに対して、ガイド溝3dの下側に設けられることになる。(図示せず)
この場合、後軸が軸筒に取付けられた状態に於いて、クリップの玉部6cが軸筒面を押圧し、逆作用でクリップが押し上げられた状態になるので、係止突片の段部は取付け部の後段部に対してより当接が深くなるように作用する。すなわち、係止突片の段部が取付け部の後段部に対して押し下げられる。
実施形態である本発明の筆記具のクリップ固定構造を適用したノック式のボールペンの全体を示す半断面図である。 ノック式のボールペンの全体を上部より見た図である。 クリップの断面図である。 クリップの上面図である。 クリップの裏面図である。 後軸の正面図である。 実施形態である筆記具のクリップ固定構造を示した要部断面の正面図である。 図7を上面から見た図である。 要部を断面して、クリップと取付け部の固定状態を上面側から示した図である。 図7に於けるA断面図である。 図7に於けるB断面図である。
符号の説明
1 筆記具
2 軸筒
3 後軸
3a 天冠部
3b 取付け部
3c 係合溝
3d ガイド溝
3e 後段部
3f 前段部
3g 嵌入溝
3h 張出し部
3i 筒部
3j 凸部
4 先軸
4a 溝部
5 グリップ部材
6 クリップ
6a クリップ片
6b 窓部
6c 玉部
6d 基部
6e ガイド突片
6f 係止突片
6g 段部
6h 切欠部
6i スリット部
6j 縁









































Claims (3)

  1. クリップ後端の基部を軸体の外面に突設して設けられた取付け部に係合してなる筆記具のクリップの固定構造に於いて、
    クリップは、金属製で函形を成し、クリップ基部の下端両側に突片が形成されると共に突片の所定位置に段部が形成されて、一方、軸体の側面には外方に突出した取付け部が設けられ、その取付け部の下方部両側に係合溝が形成され、クリップを前方に摺動して、下端両側に形成された突片を取付け部の係合溝に弾性的に嵌入して、前記突片の前端と段部との間を係合溝の前後で係止して軸体にクリップを固定したことを特徴とする筆記具のクリップ固定構造。
  2. クリップは、上面に窓部が設けられると共に窓部の後端に後方に向かって切欠部が形成されて、その切欠部に対面するクリップ基部の下端両側に突片が形成され、また、取付け部の上方部両側に嵌入溝が形成され、前記クリップの窓部に軸体の取付け部を挿通すると共にクリップを前方に摺動して、切欠部の両側端面を取付け部の嵌入溝に係合したことを特徴とする請求項1に記載の筆記具のクリップ固定構造。
  3. 軸体の取付け部の前方に庇状に張出し部が形成され、その張出し部がクリップの窓部に添って適宜長さで設けられてなる請求項2に記載の筆記具のクリップ固定構造。


























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