JP2005198464A - 2軸複合モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、1対の離間した各輪状ステータの内側に、互いに逆のスキュー面を有する1対のロータを配設し、直動と回転を行い、小型化と簡略化を目的とする。
【解決手段】本発明による2軸複合モータは、1対の互いに離間配置の第1、第2輪状ステータ(1,4)の内側に軸方向に配置した1対の第1、第2ロータ(20,21)のスキュー面のスキュー方向を互いに逆とすることにより、各ロータ(20,21)の直動及び回転を行う構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、2軸複合モータに関し、特に、1対の輪状ステータの内側に、互いに逆向きのスキュー面を有する一対のロータを配設し、各輪状ステータのステータ巻線への駆動信号の制御により、ロータの回転及び軸方向移動を行うように構成するための新規な改良に関する。
従来、用いられていた2軸複合モータとしては、例えば、特許文献1、2、3等に示される構成があり、その構成の原理構造を、図4に示すことができる。
すなわち、図4において符号1で示されるものは第1ステータ巻線2を有する第1輪状ステータであり、この第1輪状ステータ1の上方位置には、間隔Dをおいて第2ステータ巻線3を有する第2輪状ステータ4が、図示しない筒状ケースによって保持されている。
前記第1、第2輪状ステータ1、4を貫通するように、円柱状をなす可動軸体10が回転及び直動自在に設けられており、この可動軸体10の上半分は軸方向に形成された複数の第2突極11が形成され、下半分は円周方向に形成された第1突極12が形成されている。
前記第1輪状ステータ1と第1突極12とによって、例えば、特開平11−206102号公報によって周知のリニアパルスモータ等のリニアモータ13を構成し、前記第2輪状ステータ4と第2突極11によって、例えば、特開平10−23732号公報によって周知のハイブリッドステップモータ等の回転モータ14を構成している。尚、第1輪状ステータ1及び第2輪状ステータ4の内面には、図示していないが、第1突極12及び第2突極11に対応した突極が形成されている。
従って、前述のリニアモータ13と回転モータ14の動作を組合わせることにより、Z軸及びθ軸の動作を可動軸体10に与えることができ、各種半導体製造装置の駆動手段として採用されている。
特開平4−229063号公報 特開平8−237931号公報 特開平8−275484号公報
従来の2軸複合モータは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、リニアモータと回転モータが軸方向に分離して形成されているため、リニアモータの部分の軸長が如何にしても長くなり、複合モータ自体の長さが長くなり、軸長の短い複合モータの要望には応じることが困難であった。
また、図示していないが、実際の複合モータの構成としては、ナットやスプラインを用いる必要があり、複雑な構成となっていた。
本発明による2軸複合モータは、同一軸上に互いに離間して配設され第1ステータ巻線を有する第1輪状ステータ及び第2ステータ巻線を有する第2輪状ステータと、前記第1輪状ステータの内側に回転自在に配設され第1スキュー面を有する第1ロータと、前記第2輪状ステータの内側に回転自在に配設され第2スキュー面を有する第2ロータとを備え、前記第1、第2スキュー面の各スキュー方向は互いに逆方向であり、前記第1、第2ロータの回転及び軸方向移動を行うようにした構成であり、また、前記第1、第2ロータは、同一回転軸上に互いに一体状に結合して設けられている構成である。
本発明による2軸複合モータは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、1対の輪状ステータの内側に、互いにスキュー方向の異なるスキュー面を有する一対のロータを配設し、各輪状ステータの各ステータ巻線に対して駆動信号を供給することにより、ロータの回転及び直動を自在に得ることができ、小型で軽量のモータを得ることができる。
また、一対のロータを有する各モータは、スキューを除き、ほぼ同じモータで構成でき、製作が容易である。
本発明は、1対の輪状ステータの内側に、互いにスキュー方向の異なる一対のロータを配設し、小型で簡単な2軸複合モータを得ることを目的とする。
以下、図面と共に本発明による2軸複合モータの好適な実施の形態について説明する。尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する。
図1において符号1で示されるものは第1ステータ巻線2を有する第1輪状ステータであり、この第1輪状ステータ1の内面には図示しない突極が形成されている。
前記第1輪状ステータ1に対し、同一軸上でかつ離間した状態で第2輪状ステータ4が第2ステータ巻線3を有する状態で配設されている。
前記第1、第2輪状ステータ1、4の内側には、同一回転軸22上でかつ前記各輪状ステータ1、4と同軸配置の1対の第1、第2ロータ20、21が設けられており、各ロータ20、21は互いに一体状に結合した状態で形成されている。
尚、前記各ロータ20、21は、軸長を短くするためには図1のように一体状とする方が有利であるが、場合によっては、回転軸22上で互いに離間させる場合もある。
前記第1、第2ロータ20、21は、その外周に形成された突極状のロータ歯からなる第1、第2スキュー面30、31の各スキュー方向は互いに逆方向となるように形成されている。尚、第1、第2輪状ステータ1、4の内面には、図示していないが、前記第1、第2スキュー面30、31に対応した突極状の各スキュー面が形成されている。
前記第1ステータ巻線2には、+A及び−AからなるA相駆動信号32が供給され、前記第2ステータ巻線3には、+B及び−BからなるB相駆動信号33が供給されるように、図示しない制御部に接続されている。
前述の構成において、前記駆動信号32、33を各ステータ巻線2、3に供給すると、図2で示されるように、各輪状ステータ1、4と各ロータ20、21の各スキュー面の相互の周知の磁気作用により、軸方向であるZ軸及び回転方向であるθに対し、−A〜+A及び−B〜+Bの信号供給により、Z軸方向による直動及びθによる回転を自在に組合せて駆動することができる。
また、図3の(1)〜(4)は、前述の−A〜+A及び−B〜+Bの信号供給によるロータ20、21の動きを示している。
すなわち、図3の(1)の場合、+Bと−Aの合成により+θ方向の回転となり、図3の(2)の場合、−Aと−Bの合成により−Z方向の直動となり、図3の(3)の場合、−Aと−Bの合成により−θ方向の回転となり、図3の(4)の場合、−Bと+Aの合成により−Z方向の直動となる。
尚、前述の具体的駆動原理は、ここでは省略しているが、本出願人と同一の出願人の発明者によるスキューのないステップモータ(特開平10−23732号公報に開示された構成)を援用することができる。
本発明は、民生用の各種用途に限らず、防衛用等の用途にも適用可である。
本発明による2軸複合モータの要部を示す一部切欠斜視図である。 図1の構成の各信号と駆動を示す説明図である。 図2の駆動を個別に示す説明図である。 従来構成を示す一部切欠斜視図である。
符号の説明
1 第1輪状ステータ
2 第1ステータ巻線
3 第2ステータ巻線
4 第2輪状ステータ
20 第1ロータ
21 第2ロータ
22 回転軸
30 第1スキュー面
31 第2スキュー面
32 A相駆動信号
33 B相駆動信号

Claims (2)

  1. 同一軸上に互いに離間して配設され第1ステータ巻線(2)を有する第1輪状ステータ(1)及び第2ステータ巻線(3)を有する第2輪状ステータ(4)と、前記第1輪状ステータ(1)の内側に回転自在に配設され第1スキュー面(30)を有する第1ロータ(20)と、前記第2輪状ステータ(4)の内側に回転自在に配設され第2スキュー面(31)を有する第2ロータ(21)とを備え、前記第1、第2スキュー面(30,31)の各スキュー方向は互いに逆方向であり、前記第1、第2ロータ(20,21)の回転及び軸方向移動を行うように構成したことを特徴とする2軸複合モータ。
  2. 前記第1、第2ロータ(20,21)は、同一回転軸上に互いに一体状に結合して設けられていることを特徴とする請求項1記載の2軸複合モータ。
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