JP2006311715A - リニア・ロータリ複合型モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 経済的かつ部品点数の削減が図れ、組立作業の工数の削減および生産コストの低減が図れ、かつ、リニアモータ部に内部の移動子の位置を検出するセンサを取付けることができるリニア・ロータリ複合型モータを提供する。
【解決手段】 永久磁石を1個以上備えた永久磁石組立体14を有し、直動回転軸11に軸心を支持された移動子10と、コイル組立体28の外周面に当接されたケース部材21を備えてなる直動用固定子20と、前記直動回転軸11の一方を直動および回動自在に支持する第1の軸受部材31と、前記直動回転軸11の一端部を摺動可能に収容する第1と第2の中空軸部からなる中空軸53を有する回転子50と、該回転子50を駆動する回転用固定子60とを備え、第2の中空軸部52の中空部52aに前記直動回転軸11の回転を阻止するとともに該直動回転軸11を直動自在に支持する第2の軸受部材38を配設してなる回転形モータ部3を有するリニア・ロータリ複合型モータ。
【選択図】 図1

Description

本発明は出力軸が直動および回動を独立して行うことができるリニア・ロータリ複合型モータに関する。
ロボットアーム等の操作に用いられる直線運動と回転運動の両方を行うことができる、いわゆるリニア・ロータリ複合型モータが知られている。この種のモータとしては、円筒状の3相VR型リニアロータリパルスモータ部分と、ハイブリッド型3相ロータリパルスモータ部分またはVR型3相ロータリパルスモータ部分とが軸方向に並べて配置され、それぞれの出力軸を共通にして、ひとつのハウジング内に収容したものが開示されている(特許文献1)。
この従来技術のリニア・ロータリ複合型モータは、図5に示すように、3相VR型リニアパルスモータ部分101と、ハイブリッド型3相ロータリパルスモータ部分102とが軸方向に並べられて、一体的に組み立てられている。リニアパルスモータ部分101の固定子103の固定子小歯103aに対向して、移動子小歯104aが設けられている移動子104と、ハイブリッド型3相ロータリパルスモータ部分102の固定子105の固定子小歯105aに対向して、回転子小歯106aが設けられている回転子106とが共通の出力軸107にそれぞれ配設されている。固定子103,105には、固定子巻線108,109が巻回されている。共通の出力軸107は、両端に設けられたブラケット110,111により、軸方向および回動方向に、摺動自在に支持されている。ブラケット110,111には、出力軸107との摺動部分にスライド軸受けが設けられている。
しかしながら、このような従来のリニア・ロータリ複合型モータ100にあっては、リニアパルスモータ部分101のストロークがロータリパルスモータ部分102の固定子105の長さより長い場合、該ストロークとロータリパルスモータ部分102の固定子105の長さとの差にほぼ相当する分だけ、該固定子105の軸方向の長さを長くしなければならないという問題点があった。
そこで、出力ストロークが長い場合でも、ロータリパルスモータ部分の固定子の長さが、本来固有の長さより長くならないリニア・ロータリ複合型パルスモータを先に出願した(特許文献2)。
これはリニアパルスモータ部とロータリパルスモータ部とが、軸方向に一体的に結合されるように配設され、それぞれの移動子と回転子とがひとつの出力軸を共通にして、軸方向に移動自在、かつ回動自在に支持されるリニア・ロータリ複合型パルスモータであって、前記出力軸上に配設される軸受としてボールスプライン軸受を採用したものである。こうして、ボールスプライン軸受により、出力ストロークの長い分を調整して、ロータリパルスモータ部の固定子の長さが、本来固有の長さより長くならないようにしている。
特開平4−229063号公報 特開平8−237931号公報
しかしながら、このような従来のリニア・ロータリ複合型パルスモータにあっては、リニアパルスモータ部がハイブリッド型パルスモータであるため移動子と固定子間のエアギャップをできるだけ小さく設計する必要があり、そのエアギャップを高精度に維持するために高価なボールスプライン軸受を使用しなければならないという課題があった。また前記出力軸を直動および回動自在に支持するため、前記ボールスプライン軸受の外側に回動用の玉軸受をそれぞれ2個一組として組み合わせる必要があり、部品点数が多く構造が複雑になり組立作業の工数がかかることから、生産コストが高くなるという課題もあった。またリニアパルスモータは固定子鉄心を必要とするため、リニアモータ部にモータ特性を犠牲にせずに内部の移動子の位置を検出するセンサを取付けることが難しいという課題もあった。
本発明は、上記課題を解決し、高価なボールスプライン軸受を使用せずに済むので経済的かつ部品点数の削減が図れ、モータ構造も複雑でなくなることから、組立作業の工数の削減および生産コストの低減が図れ、かつ、リニアモータ部にモータ特性を犠牲にすることなく内部の移動子の位置を検出するセンサを取付けることができるリニア・ロータリ複合型モータを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、軸方向に往復移動可能で、かつ回動可能に支持された直動回転軸と、軸方向に磁化された永久磁石を1個以上備えた永久磁石組立体を有し、かつ前記直動回転軸に軸心を支持された移動子と、複数のリング状コイルを前記直動回転軸と同軸方向に一定間隔で配設して、内部に前記永久磁石組立体を収容する円筒状の空間を形成したコイル組立体と該コイル組立体の外周面に当接されたケース部材とを備えてなる直動用固定子と、前記直動用固定子の一方の端面側に前記直動回転軸の一方を直動および回動自在に支持する第1の軸受部材と、前記直動用固定子の他方の端面側に前記直動回転軸と軸心を回動自在に支持され、前記直動回転軸の一端部を摺動可能に収容する第1と第2の中空軸部からなる中空軸を有する回転子と、該回転子を駆動する回転用固定子とを備え、前記中空軸における第1の中空軸部の中空部の内径よりも第2の中空軸部の中空部の内径を大きく形成し、前記第2の中空軸部の中空部に、前記直動回転軸の回転を阻止するとともに該直動回転軸を直動自在に支持する第2の軸受部材を配設してなる回転形モータ部を有することにある。
また、本発明は、前記永久磁石が2個以上の場合は同極性の端面同士が互いに向い合うように配設することにある。
さらに、本発明は、前記第1および第2の軸受部材は、すべり軸受であって、前記第1の軸受部材の前記直動回転軸部と摺動する内周面の断面形状を円形に形成し、前記第2の軸受部材の前記直動回転軸部と摺動する内周面の断面形状を円形以外の形状に形成したことにある。
本発明によるリニア・ロータリ複合型モータによれば、高価なボールスプライン軸受を使用せずに済むので、玉軸受などの部品点数の削減および小型化が図れることから、生産コストの削減を図れ、経済的である。リニアモータ部にハイブリッド型パルスモータを使用せずに済むので、移動子と固定子間のエアギャップをできるだけ小さく設計する必要がないことから、モータ構造も複雑でなく、部品点数も少なくてすみ、その結果組立作業の工数もかからない。また、従来のような高価なボールスプライン軸受を使用する必要がないので、生産コストも低く抑えることができる。さらに、リニアモータ部は、固定子鉄心を必要としないため、リニアモータ部にモータ特性を犠牲にすることなく内部の移動子の位置を検出するセンサを取付けることができる。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明のリニア・ロータリ複合型モータの実施の形態を示す断面図、図2は図1のロータリ型パルスモータ部を拡大して示す断面図である。
図1および図2において、リニア・ロータリ複合型モータ1は、リニアモータ部2とロータリ型パルスモータ部(回転形モータ部)3が軸方向に一体的に結合されるように構成されている。
リニアモータ部2の移動子10は、軸方向に往復移動するとともに回動可能な直動回転軸11と、該直動回転軸11と同軸方向に磁化された永久磁石12,13が2個、同極性の端面同士が互いに向い合うように配設された永久磁石組立体14を備えている。前記永久磁石組立体14は、永久磁石組立体14の両端面に配設された固定リング部材15,16により前記直動回転軸11に強固に固定されている。
リニアモータ部2の移動子10は、直動用固定子20を構成する円筒状ケース部材21内の軸線上に収容されており、前記円筒状ケース部材21の一方開口端には円板状のブラケット30が設けられて閉じられている。前記ブラケット30の中心には開口穴が形成され、該開口穴には、軸受部材として第1のすべり軸受31が配設されている。
前記直動回転軸11の一方の側は、前記ブラケット30に取付られた第1のすべり軸受31を介して直動および回動自在に支持されている。前記円筒状ケース部材21は非磁性材であっても磁性材であってもよく、磁性材を使用した場合にはリニアモータの巻線に鎖交する磁束量を増加させることができ、リニアモータの推力を高めることができる。
しかし、前記円筒状ケース部材21に磁性材を使用した場合には、有限長の磁性材ケースの存在により前記移動子10が前記ケース端付近にきたときに前記移動子10をケース内に引き込もうとするディテント推力が発生するので、前記ケースの軸方向長さYを(M+S+0.8×D)以上に設定する必要がある。ここでMは前記永久磁石組立体14の軸方向長さ、Sは必要なストローク長、Dは前記永久磁石12,13の外径である。
図3(a)(b)に前記第1のすべり軸受31の断面図と対応する前記出力軸の断面図を示す。図示のように前記第1のすべり軸受31の内周面の断面形状は円形であるので、前記直動回転軸11の前記一方の側を直動および回動自在に支持することができる。
また、前記直動用固定子20は、円筒状のケース部材21と、該ケース部材21の軸方向に等ピッチCで配設された6個のリング状コイル22,23,・・・,27を備えたコイル組立体28を有し、前記コイル組立体28は前記円筒状ケース部材21内に収納され、内部の軸線上に前記永久磁石組立体14を収容する円筒状の空間32を形成している。
また、前記円筒状ケース部材21の周面には軸方向に延びた開口部29が設けられ、この開口部29に前記移動子10の磁極位置を検出するための図示しないセンサ手段、例えばホール素子を備えた回路基板40が取付けられている。また、前記回路基板40には、前記各コイル22,23,・・・,27の始端および終端を接続する端子が設けられており、回路基板40に設けられたプリント回路により各コイル22,23,・・・,27は結線されている。本実施の形態の場合には、各コイル22,23,・・・,27は3相巻線を形成できるようになっている。
したがって、前記のリニアモータ部2は3相の永久磁石型パルスモータまたはブラシレスモータまたはサーボモータとして動作させることができる。サーボモータとして動作させる場合には、前記ホール素子からの信号を利用して必要な分解能の位置信号を生成する必要がある。
また、前記リング状コイル22,23,・・・,27の配設ピッチCは永久磁石12,13の軸方向長さをL、相数をmとすると、mが奇数の場合にはC=2×L/m、mが偶数の場合にはC=L/mで表せる。
前記直動用固定子20の前記円筒状ケース部材21のもう一方の端面には、前記ロータリ型パルスモータ部3が当接されて一体的に結合されている。前記ロータリ型パルスモータ部3はハイブリッド形パルスモータであって、中空軸53を有する回転子50と、回転用固定子60と、モータケースを構成する円筒状のブラケット33,34とを備えている。
前記中空軸53は、小径部の第1の中空軸部51と、前記第1の中空軸部51の中空部51aの内径R1よりも大きい中空部52aの内径R2を有する大径部の第2の中空軸部52とで、前記直動回転軸11と同軸方向に段差状に構成されている。前記中空軸53は、第2の中空軸部52の中空部52aの開口端52bを前記円筒状ケース部材21に向けて前記直動回転軸11と同一軸線上に配設されている。前記中空軸53は、第2の中空軸部52と第1の中空軸部51の中空部52a,51aの内部に前記直動回転軸11の一端部11aを挿通自在に構成されている。
前記回転子50は、第1の中空軸部51の外周面に装着され、かつ外周面に複数の小歯が形成されたリング状の回転子鉄心54,55と、該回転子鉄心54,55相互間に挟持されたリング状の永久磁石56とで構成されている。前記回転用固定子60はブラケット33,34相互間に挟持されて配設されており、これらブラケット33は一方の開口端面を前記円筒状ケース部材21の開口端面に突き合わせて組み付けられている。このブラケット33の内周面側には、前記第2の中空軸部52を回転自在に支持する玉軸受36,37が軸方向に並べて配設されている。前記ブラケット34には内周面側ボス部34aの内径側に、第1の中空軸部51を回転自在に支持する玉軸受35が配設されている。
前記第2の中空軸部52の内周面側には、第2の軸受部材として、すべり軸受38が固定されている。前記第2のすべり軸受38の内周面の断面および対応する前記直動回転軸11の一端部11aの断面は、図4(a)(b)に示すように、それぞれ四角形をしており、前記直動回転軸11の回動を阻止して直動自在に支持する構成となっている。前記第2のすべり軸受38の内周面の断面形状は本実施例では四角形としているが、それに限定されることなく、円形以外の形状であればどのような形状でも可能である。この場合、すべり軸受38の内周面の断面形状に合わせて前記直動回転軸11の一端部11aの断面形状を形成することになる。
次に、上記実施の形態の作用を説明する。
リニアモータ部2では、前記直動用固定子20に設けられた複数のリング状コイル22,23,・・・,27に連続的にパルス駆動電流を流して励磁すると、軸方向に所定のステップストロークで機械的出力を発生する。
一方、ロータリ型パルスモータ部3では、回転用固定子60の固定子巻線に流れるパルス駆動電流により、回動方向に所定のステップ角で機械的出力を発生する。
本発明は、リニアモータ部2を、軸方向に往復移動可能で、かつ回動可能に支持された直動回転軸11と、軸方向に磁化された永久磁石を1個以上備えた永久磁石組立体14を有し、かつ前記直動回転軸11に軸心を支持された移動子10と、複数のリング状コイル22,23,・・・,27を前記軸方向に一定間隔で配設して、内部に前記永久磁石組立体14を収容する円筒状の空間を形成するコイル組立体28と該コイル組立体28の外周面に当接されたケース部材21とを備えてなる直動用固定子20とを備えた構成の永久磁石形モータとしている。
そのため前記移動子10と前記直動用固定子20とのエアギャップを広く取ることができ、その結果低コストの、すべり軸受31が使用でき、少ない部品点数でリニア・ロータリ複合モータを構成できる。
またリニアモータ部2は、固定子鉄心を必要としないモータ構造であるため前記リング状コイル22,23,・・・,27の外側から前記移動子10を構成する永久磁石12,13の磁束を検出することができ、モータ特性を損なうことなく移動子10の位置を検出することができる。
さらに、前記中空軸53は、第1の中空軸部51と、前記第1の中空軸部51の中空部51aの内径R1よりも大きい中空部52aの内径R2を有する第2の中空軸部52とで段差状に構成され、ロータリ型パルスモータ部3が作動していないときは、第2のすべり軸受38が直線運動のみを許容するので、直動回転軸11に直線運動のみを行わせることができる。また、ロータリ型パルスモータ部3を作動させたときは、第2のすべり軸受38を介して直動回転軸11に回転運動をさせることができるので、直動回転軸11には移動子10のみを装着させればよいことから、直動回転軸11の重量を軽減することができる。よって、リニア駆動の際の直動回転軸11のステップ駆動をスムーズに行うことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、上記実施の形態では、直動回転軸11の一端部のみをリニア・ロータリ複合型モータの片側に突出させているが、直動回転軸11の両端部をリニア・ロータリ複合型モータの両側から突出させて両側から出力を取り出すこともできる。移動子10を構成する永久磁石12,13の数、直動用固定子20を構成するリング状コイル22,23,・・・,27の数も必要に応じて任意に設定することができる。等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることは言うまでもない。
本発明のリニア・ロータリ複合型モータの実施の形態を示す断面図である。 図1の部分拡大図である。 (a)は、リニアモータ部に設けられたすべり軸受の断面図、(b)は、リニアモータ部のすべり軸受に係合する直動回転軸の断面図である。 (a)は、ロータリ型パルスモータ部に設けられたすべり軸受の断面図、(b)は、ロータリ型パルスモータ部に設けられたすべり軸受に係合する直動回転軸の断面図である。 従来のリニア・ロータリ複合型モータを示す断面図である。
符号の説明
1 リニア・ロータリ複合型モータ
2 リニアモータ部
3 ロータリ型パルスモータ部(回転形モータ部)
10 移動子
11 直動回転軸
12,13 永久磁石
14 永久磁石組立体
15,16 固定リング部材
20 直動用固定子
21 ケース部材
22,23,・・・,27 リング状コイル
28 コイル組立体
29 開口部
30 ブラケット
31 第1のすべり軸受
32 空間
33,34 ブラケット
35,36,37 玉軸受
38 第2のすべり軸受
40 回路基板
50 回転子
51 第1の中空軸部
52 第2の中空軸部
53 中空軸
54,55 回転子鉄心
56 永久磁石
60 回転用固定子
11a 一端部

Claims (3)

  1. 軸方向に往復移動可能で、かつ回動可能に支持された直動回転軸と、軸方向に磁化された永久磁石を1個以上備えた永久磁石組立体を有し、かつ前記直動回転軸に軸心を支持された移動子と、複数のリング状コイルを前記直動回転軸と同軸方向に一定間隔で配設して、内部に前記永久磁石組立体を収容する円筒状の空間を形成したコイル組立体と該コイル組立体の外周面に当接されたケース部材とを備えてなる直動用固定子と、前記直動用固定子の一方の端面側に前記直動回転軸の一方を直動および回動自在に支持する第1の軸受部材と、前記直動用固定子の他方の端面側に前記直動回転軸と軸心を回動自在に支持され、前記直動回転軸の一端部を摺動可能に収容する第1と第2の中空軸部からなる中空軸を有する回転子と、該回転子を駆動する回転用固定子とを備え、前記中空軸における第1の中空軸部の中空部の内径よりも第2の中空軸部の中空部の内径を大きく形成し、前記第2の中空軸部の中空部に、前記直動回転軸の回転を阻止するとともに該直動回転軸を直動自在に支持する第2の軸受部材を配設してなる回転形モータ部を有することを特徴とするリニア・ロータリ複合型モータ。
  2. 前記永久磁石が2個以上の場合は同極性の端面同士が互いに向い合うように配設することを特徴とする請求項1に記載のリニア・ロータリ複合型モータ。
  3. 前記第1および第2の軸受部材は、すべり軸受であって、前記第1の軸受部材の前記直動回転軸部と摺動する内周面の断面形状を円形に形成し、前記第2の軸受部材の前記直動回転軸部と摺動する内周面の断面形状を円形以外の形状に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のリニア・ロータリ複合型モータ。
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