JP2005197935A - 機器設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワーク上の各対象機器からの機種名等の情報の取得を要することなく、複数の対象機器に対して、各対象機器に応じた設定情報を容易に設定することができる機器設定装置を提供する。
【解決手段】一括設定情報受付部10aは、複数の対象機器の各々をネットワーク上で識別するための識別情報と、複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報を受け付ける。そして、機器設定部10bは、この一括設定情報に基づいて、識別情報によってネットワーク上で各対象機器を識別し、ネットワークを介して機器別設定情報を複数の対象機器に一括設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器に対する設定を行う機器設定装置に関する。
LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワークは、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)、プリンタ、または複合機といった様々な機器から構成されている。そして、これらの機器には、それぞれIPアドレス、サブネットマスク、設置場所等の設定情報が設定されている。また、これらの基本的な設定とは別に、例えば、複合機には、いわゆる親展ボックス(データの格納場所)の所有者名やパスワード、ファクシミリの通信モード、電子メールのアドレス帳等の多岐に渡る設定情報が設定されている。ここで、設定情報の機器への設定は、一般的に次のような方法で行われる。
(a)機器に設けられたユーザインタフェースを操作して設定情報を機器に直接入力する。具体的には、デバイス(複合機やプリンタ等)のコントロールパネルに設定情報を直接入力する。また、設定対象のPCにおいて、表示画面を見ながらマウスやキーボードの操作により設定情報を直接入力する。
(b)デバイスのWebサーバをPCから呼び出して、PCに表示されたWebページ上で設定情報を入力する。
(c)管理者PC上の専用のアプリケーションソフトを用いて、ネットワーク上の機器と通信し、管理者PCの画面上の操作によって設定情報を設定する。
このような機器の設定は、ユーザによって行われる場合もあるが、ある程度の規模のLANにおいては、専門の知識を持つサービスエンジニアによって行われる。
なお、特許文献1には、サーバと複数のプリンタとがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、各プリンタからのプリント制御ソフトの更新確認要求に応じて、サーバが新たなプリント制御ソフトを要求元のプリンタに自動的に送信するものが開示されている。ここで、更新確認要求には、要求元のプリンタの機種名が含まれており、サーバはこの機種名に応じたプリント制御ソフトを送信する。
また、特許文献2には、サーバが、ネットワークを介して、画像入出力装置で管理されている使用者識別情報を変更設定するものが記載されている。
特開平11−203079号公報 特開平11−203084号公報
しかし、上記(a)の設定方法では、それぞれの機器の設置場所で設定を行う必要がある。このため、複数の機器を設定する場合、管理者は複数の設置場所を移動しなければならず、管理者にかかる負担が非常に大きい。
これに対し、上記(b)、(c)の設定方法によれば、管理者は、あちこち移動することなく、管理用PCの表示画面上の操作によって複数の機器を設定することができる。しかし、複数の機器を設定する場合、管理用PCと機器との一対一による設定操作を複数回繰り返し行う必要がある。このため、同じような作業を重複して行わなければならず、設定作業が面倒である。
特許文献1に記載の設定方法によれば、サーバから複数のプリンタに対して、各プリンタの機種名に応じたプリント制御ソフトを自動的に送信することができる。このため、管理者の負担が軽減される。しかし、そのためには、各プリンタからその機種名を含む要求がサーバに送信される必要がある。
なお、特許文献2に記載の設定方法は、一対一の関係で、サーバがデバイスで管理されている情報を設定するものであり、この設定方法では、複数のデバイスに対して各デバイスに応じた設定情報を設定することはできない。
そこで、本発明は、各対象機器からの機種名等の情報の取得を要することなく、複数の対象機器に対して、各対象機器に応じた設定情報を容易に設定することができる機器設定装置を提供する。
本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器に対する設定を行う機器設定装置であって、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報を受け付ける一括設定情報受付手段と、当該一括設定情報受付手段により受け付けられた一括設定情報に基づいて、前記識別情報によって前記ネットワーク上で前記各対象機器を識別し、前記ネットワークを介して前記機器別設定情報を前記複数の対象機器に一括設定する機器設定手段と、を有することを特徴とする。
本発明の機器設定装置の一実施形態では、前記機器別設定情報は、複数の設定項目に関する設定情報を含む。
望ましくは、前記機器設定手段は、前記設定情報の設定項目に応じて、各種の機器設定用モジュールまたは通信プロトコルを選択的に用いることによって、前記対象機器に設定情報を設定する。
本発明の機器設定装置の一実施形態では、前記複数の対象機器は、プリンタ機能、ファクシミリ機能、またはスキャナ機能を備えた複合機と、パーソナルコンピュータとを含む。
望ましくは、前記一括設定情報は、前記対象機器の機種名をさらに含み、前記機器設定手段は、前記一括設定情報に含まれる機種名に応じて、各種の機器設定用モジュールまたは通信プロトコルを選択的に用いることによって、前記対象機器に設定情報を設定する。
本発明の機器設定装置の一実施形態では、前記一括設定情報受付手段は、前記一括設定情報をファイル形式で受け付ける。
また、本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援する設定情報作成支援装置であって、前記複数の対象機器のシンボルを表示画面上に表示させる手段と、前記複数のシンボルに対する選択操作により、複数の対象機器の選択を受け付ける手段と、前記選択された複数の対象機器について、前記機器別設定情報の作成、変更、または削除を一括して受け付ける手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援する設定情報作成支援装置であって、前記ネットワークに接続されている機器から、当該機器に設定されている設定情報を取得する手段と、前記取得された設定情報または当該設定情報が編集された情報を、前記機器別設定情報として受け付ける手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援する設定情報作成支援装置であって、前記対象機器の機種名を受け付ける手段と、当該機種名受付手段により機種名が受け付けられた対象機器について、前記機種名により示される機種に実際に設定可能な範囲で前記機器別設定情報を受け付ける手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援する設定情報作成支援装置であって、前記一括設定情報の作成に用いられる前記機器別設定情報を、前記対象機器の機種名と対応付けて保持しておく保持手段と、当該保持手段により保持されている機種名がユーザによって変更された場合に、変更前の機種名と変更後の機種名とに応じて、予め設定された規則に従って、前記機器別設定情報の内容を、変更後の機種名により示される機種に実際に設定可能な内容に変更する手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器に対する設定を行う機器設定方法であって、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報を受け付ける一括設定情報受付ステップと、当該一括設定情報受付ステップで受け付けられた一括設定情報に基づいて、前記識別情報によって前記ネットワーク上で前記各対象機器を識別し、前記ネットワークを介して前記機器別設定情報を前記複数の対象機器に一括設定する機器設定ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器に対する設定を行うための機器設定プログラムであって、コンピュータに、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報を受け付ける一括設定情報受付ステップと、当該一括設定情報受付ステップで受け付けられた一括設定情報に基づいて、前記識別情報によって前記ネットワーク上で前記各対象機器を識別し、前記ネットワークを介して前記機器別設定情報を前記複数の対象機器に一括設定する機器設定ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明の機器設定プログラムの一実施形態では、前記機器別設定情報は、複数の設定項目に関する設定情報を含む。
望ましくは、前記機器設定ステップでは、前記設定情報の設定項目に応じて、各種の機器設定用モジュールまたは通信プロトコルを選択的に用いることによって、前記対象機器に設定情報を設定する。
本発明の機器設定プログラムの一実施形態では、前記複数の対象機器は、プリンタ機能、ファクシミリ機能、またはスキャナ機能を備えた複合機と、パーソナルコンピュータとを含む。
望ましくは、前記一括設定情報は、前記対象機器の機種名をさらに含み、前記機器設定ステップでは、前記一括設定情報に含まれる機種名に応じて、各種の機器設定用モジュールまたは通信プロトコルを選択的に用いることによって、前記対象機器に設定情報を設定する。
本発明の機器設定プログラムの一実施形態では、前記一括設定情報受付ステップでは、前記一括設定情報をファイル形式で受け付ける。
また、本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援するための設定情報作成支援プログラムであって、コンピュータに、前記複数の対象機器のシンボルを表示画面上に表示させるステップと、前記複数のシンボルに対する選択操作により、複数の対象機器の選択を受け付けるステップと、前記選択された複数の対象機器について、前記機器別設定情報の作成、変更、または削除を一括して受け付けるステップと、を実行させることを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援するための設定情報作成支援プログラムであって、コンピュータに、前記ネットワークに接続されている機器から、当該機器に設定されている設定情報を取得するステップと、前記取得された設定情報または当該設定情報が編集された情報を、前記機器別設定情報として受け付けるステップと、を実行させることを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援するための設定情報作成支援プログラムであって、コンピュータに、前記対象機器の機種名を受け付けるステップと、当該機種名受付ステップで機種名が受け付けられた対象機器について、前記機種名により示される機種に実際に設定可能な範囲で前記機器別設定情報を受け付けるステップと、を実行させることを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援するための設定情報作成支援プログラムであって、コンピュータに、前記一括設定情報の作成の過程において保持されている機器別設定情報について、当該機器別設定情報に対応付けられている機種名がユーザによって変更された場合に、変更前の機種名と変更後の機種名とに応じて、予め設定された規則に従って、当該機器別設定情報の内容を、変更後の機種名により示される機種に実際に設定可能な内容に変更するステップを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、一括設定情報受付手段が、複数の対象機器の各々をネットワーク上で識別するための識別情報と、複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報を受け付ける。そして、機器設定手段が、この一括設定情報に基づいて、識別情報によってネットワーク上で各対象機器を識別し、ネットワークを介して機器別設定情報を複数の対象機器に一括設定する。このため、あらかじめ作成しておいた対象機器毎の設定情報を一括して複数の対象機器に設定することができる。この結果、各対象機器からの機種名等の情報の取得を要することなく、複数の対象機器に対して、各対象機器に応じた設定情報を容易に設定することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、実施の形態を説明するためのネットワークシステムの構成図である。このネットワークシステムでは、複数の機器20がLAN30を介して互いに接続されている。本実施の形態では、複数の機器20は、2台の複合機21、2台のプリンタ22、および4台のPC23である。このようなネットワークシステムをある会社のオフィスに新たに構築しようとした場合、一般的には次のような作業手順となる。
まず、複数の機器20を所定の位置に搬入して設置する。ついで、ルータ、ハブ、ケーブル等を介して、複数の機器20を互いに接続する。次に、複数の機器20の各々にIPアドレスを設定し、互いに通信可能な環境を整える。そして、最後に、サービスエンジニアが、設定用のPCをLAN30に接続し、LAN30を介して、複数の機器20に対し、一台ずつ順番に各機器20に応じた設定情報を設定していく。このとき、サービスエンジニアは、機器20の機種や設定項目に応じて、各種の設定ツールを使い分けて設定を行う。
このような作業によってネットワークシステムを構築する場合、サービスエンジニアは、複数の機器20を一台ずつ設定していかなければならない。このため、設定作業工数が多く、サービスエンジニアの負担が大きい。また、ネットワークシステムの構築に要する期間が長くなってしまう。
また、各種の設定ツールを使い分けて設定を行う必要があるので、サービスエンジニアの負担が大きい。また、専門の知識を持つサービスエンジニアが現場に出向いて作業を行わなければならない。
さらに、複数の機器20が互いに通信可能な状態にならなければ、設定情報の設定を開始することができない。このため、通信可能な状態になるまでの間、機器20の設定に関する作業を行うことができず作業効率が悪い。
そこで、本実施の形態では、これらの不都合を解消するため、次の作業手順で複数の機器20の設定を行うこととする。まず、複数の機器20の各々に設定すべき設定情報を含むファイルを予め作成しておく。そして、複数の機器20が互いに通信可能な状態となった後、予め作成しておいたファイルを用いて、複数の機器20に対して各種の設定を一括で行う。ここで、予め作成されたファイルに基づく一括設定は、本実施の形態に係る機器設定装置10によって実現される。
図2は、本実施の形態に係る機器設定装置10の構成を示すブロック図である。この機器設定装置10は、通常のPCであり、表示装置11、入力装置12、ネットワークインタフェース13、CPU14、RAM15、ROM16、ハードディスクドライブ17、およびCD−R(Compact Disk Recordable)ドライブ18を有する。
表示装置11は、各種の情報を表示画面上に表示する液晶ディスプレイ等のユーザインタフェースである。入力装置12は、ユーザから操作入力を受け付けるマウスやキーボード等のユーザインタフェースである。ネットワークインタフェース13は、LAN30等のネットワークとデータをやりとりするためのインタフェースである。CPU14は、RAM15と協働して、ROM16やハードディスクドライブ17等の記憶媒体に格納されたプログラムを実行するものである。CD−Rドライブ18は、CD−Rの読み書きを行う装置である。なお、ここでは、CPU14やRAM15等の詳しい説明については省略する。
図3は、本実施の形態に係る機器設定装置10の機能構成を示す機能ブロック図である。図3において、機器設定装置10は、一括設定情報受付部10aと機器設定部10bとを有する。これらの機能ブロックは、ハードディスクドライブ17等の記憶媒体に格納された本実施の形態に係る機器設定プログラムがCPU14により実行されることによって実現される。ただし、機器設定装置10はPCに限られず、上記各機能ブロックの実現態様も特に限定されない。
一括設定情報受付部10aは、複数の機器20の各々をLAN30上で識別するための識別情報と、複数の機器20の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報を受け付ける。本実施の形態では、一括設定情報には、複数の機器20の各々の機種名も含まれる。また、本実施の形態では、機器20が、設定情報が設定されるべき対象機器である。
ここで、複数の機器20の各々をLAN30上で識別するための識別情報としては、例えば、IPアドレスやホスト名が挙げられる。
また、機器別設定情報としては、次のようなものが挙げられる。機器20の基本的な設定情報として、設置場所(任意の文字列)、本体メールアドレス、コメント(任意の文字列)、IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレス等がある。複合機21およびプリンタ22に設定される情報として、低電力モード移行時間やスリープモード移行時間等がある。複合機21に設定される情報として、いわゆる親展ボックス(データの格納場所)に関する情報、ファクシミリ機能に関する情報、ネットワーク上の宛先に関する情報、アクセス制限に関する情報、複合機21が実行すべき作業手順が記述されたジョブフローファイルに関する情報等がある。また、PC23に設定される情報として、PCユーザ毎にカスタマイズされた、プリンタドライバ、親展ボックス定義、FAX宛先表等がある。なお、上記複合機21に設定される情報の具体的な内容については、機器設定装置10の説明の最後に、[複合機21に設定される設定情報]の欄で示すこととする。
図4に、一括設定情報のデータ構成の一例を示す。図4に示されるとおり、一括設定情報では、複数の機器20の各々について、機種名と、識別情報としてのIPアドレスと、機器別設定情報とが対応付けられている。そして、機器別設定情報は、一以上の設定項目(サブネットマスク、低電力モード以降時間等)に関する設定情報を含んでいる。
一括設定情報受付部10aが一括設定情報を受け付ける一つの態様として、装置外部からファイル形式で受け付ける態様がある。例えば、一括設定情報がハードディスクやCD−R等の記憶媒体に書き込まれたファイルである場合、一括設定情報受付部10aは、CD−Rドライブ18等のデータ読み出し装置を介して、ファイル形式の一括設定情報を受け付けることとなる。また、例えば、一括設定情報が電子メールの添付ファイルである場合、一括設定情報受付部10aは、メールソフトを介してファイル形式の一括設定情報を受け付けることとなる。
また、一括設定情報を受け付ける別の態様としては、ユーザインタフェースを介してユーザから直接入力を受け付ける態様がある。この場合、一括設定情報受付部10aは、機器20の機種名、識別情報、および機器別設定情報の入力を促す画面を表示装置11の表示画面上に表示させ、入力装置12を介してユーザから識別情報や機器別設定情報を受け付けることとなる。
機器設定部10bは、一括設定情報受付部10aにより受け付けられた一括設定情報に基づいて、識別情報によってLAN30上で各機器20を識別し、LAN30を介して機器別設定情報を複数の機器20に一括設定する。本実施の形態では、機器設定部10bは、設定用モジュール選択部10cと、複数の設定用モジュール部10d−1〜10d−4とを有している。
設定用モジュール選択部10cは、機種名および選択項目に応じて、設定用モジュール部10d−1〜10d−4を選択的に使用することによって、一括設定情報に含まれるすべての機器20に対し、すべての選択項目に関する設定情報(すなわち機器別設定情報)を設定する。具体的には、設定用モジュール選択部10cは、ある選択項目に関する設定情報をある機器20に対して設定する場合、当該機器20の機種名および当該選択項目に応じて、設定に使用すべき設定用モジュール部10dを選択する。そして、選択した設定用モジュール部10dに対して、当該機器20の識別情報と当該選択項目に関する設定情報とを与え、当該設定情報を当該機器20に設定するよう指示する。
複数の設定用モジュール部10d−1〜10d−4は、設定用モジュール選択部10cの指示に応じて、機器20の対応するモジュールと所定の通信プロトコルで通信を行い、設定情報を機器20に設定する。ここで、所定の通信プロトコルとしては、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)や、SOAP(Simple Object Access Protocol)等がある。また、各種の設定用モジュールには、既存の機器管理ソフトウェア等の設定ツールに含まれるモジュールを利用することができる。
このように各種の設定用モジュールを使用するのは、機種や設定項目によって、対応する設定用モジュールが異なるからである。なお、設定用モジュール部10dは、本実施の形態に係る機器設定プログラムに含まれてもよいし、機器設定プログラムとは別のプログラムであってもよい。すなわち、設定用モジュール選択部10cは、機器設定装置10にインストールされている他の機器管理ソフトウェアのモジュールに、機器20の設定を指示することができる。
なお、機器設定部10bの構成が上記の構成に限定されないことは言うまでもない。
以下、上記構成を有する機器設定装置10を用いて図1に示されるネットワークシステムを構築する場合の作業手順について説明する。
まず、複数の機器20を所定の位置に搬入して設置する。ついで、ルータ、ハブ、ケーブル等を介して、複数の機器20を互いに接続する。次に、複数の機器20の各々にIPアドレスを設定し、互いに通信可能な環境に整える。
上記の作業が行われている間に、サービスエンジニアは、PC上で一括設定情報を作成する。ここでは、図4に示される一括設定情報を作成するものとする。なお、一括設定情報は、機器設定装置10に認識可能なデータであれば、どのような作成方法で作成されてもかまわない。例えば、サービスエンジニアは、専用のツールによって提供されるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)環境を利用して作成してもよいし、表示画面上に表示された表形式のシートに設定情報等を書き込むことによって作成してもよい。また、テキスト入力によってCSV(Comma Separated Value)形式のデータを作成してもよい。なお、一括設定情報の作成に好適に使用される作成支援装置については、後で説明することとする。
ここでは、サービスエンジニアは、作成された一括設定情報を一括設定情報ファイルとしてCD−Rに書き出す。そして、複数の機器20が互いに通信可能な状態になった後、サービスエンジニアは、一括設定情報ファイルが書き込まれたCD−Rを持って、ネットワークシステムが設置されている客先のオフィスに出向く。
なお、一括設定情報作成用のPCと機器設定装置10との間の一括設定情報ファイルのやりとりの形態は特に限定されないことは言うまでもない。例えば、CD−Rの代わりに、コンパクトフラッシュ(登録商標)等のフラッシュメモリタイプの記憶メディアを利用することができる。また、作成用のPCと機器設定装置10とは、同一のPCであってもよい。この場合、一括設定情報ファイルは、ハードディスクドライブ17に格納されればよい。
オフィスにおいて、サービスエンジニアは、機器設定装置10をLAN30に接続し、機器設定プログラムを起動させる。そして、機器設定装置10に、CD−Rに書き込まれた一括設定情報ファイルを読み込ませ、当該一括設定情報に従って複数の機器20を一括設定するよう指示する。機器設定装置10は、この指示に応じて、複数の機器20を自動的に一括設定する。
以下、この場合における機器設定装置10の動作について説明する。図5は、機器設定装置10の動作手順を示すフローチャートである。
サービスエンジニアにより、CD−RがCD−Rドライブ18にセットされる。ついで、サービスエンジニアにより機器設定プログラムが起動されると、一括設定情報受付部10aは、ファイルの指定を促す画面を表示画面上に表示させる。これに応じ、サービスエンジニアがCD−Rドライブ18の一括設定情報ファイルを指定すると、一括設定情報受付部10aは、CD−Rから一括設定情報を読み込む(S10)。そして、読み込んだ一括設定情報を機器設定部10bに渡す。
機器設定部10bは、一括設定情報受付部10aから受けた一括設定情報に基づいて、LAN30を介して複数の機器20を一括設定する(S20)。
図6に、機器設定部10bの一括設定処理の動作手順の一例を示す。設定用モジュール選択部10cは、図4に示される一括設定情報に含まれる設定情報の数(すなわち図4の行数)を変数Aに設定し、変数iに「1」を設定する(S21)。これにより、A=18、i=1となる。
ついで、設定用モジュール選択部10cは、一括設定情報のi行目の機種名と設定項目とに基づいて、予め設定された規則に従って、設定に使用すべき設定用モジュール部10dを選択する(S22)。ここでは、上記の規則は、次のとおりである。機種名に関わらず設定項目が「サブネットマスク」である場合は、設定用モジュール部10d−1を選択する。機種名に「MF」が含まれる場合は、設定用モジュール部10d−2を選択する。機種名に「printer」が含まれる場合は、設定用モジュール部10d−3を選択する。機種名に「PC」が含まれる場合は、設定用モジュール部10d−4を選択する。ここでは、iは1なので、設定用モジュール部10d−1が選択される。
つぎに、設定用モジュール選択部10cは、選択された設定用モジュール部10dに、i行目の識別情報(IPアドレス)と、i行目の設定情報とを渡す(S23)。ここでは、i=1なので、設定用モジュール部10d−1に、IPアドレス「123.123.123.111」と、サブネットマスク「255.255.255.0」とを渡す。
設定用モジュール部10dは、設定用モジュール選択部10cから受けた識別情報を用いて、設定情報を設定すべき機器20の対応するモジュールと所定の通信プロトコルで通信を行い、当該機器20に、設定用モジュール選択部10cから受けた設定情報を設定する(S24)。ここでは、i=1なので、IPアドレス「123.123.123.111」の複合機21に、サブネットマスク「255.255.255.0」を設定する。
ついで、設定用モジュール選択部10cは、変数iに1を加える(S25)。そして、iがA(=18)より大きいか否かを判断する(S26)。ここでは、iは2であり、18以下であるので(S26:NO)、ステップS22に戻り、一括設定情報の2行目の処理を行う。
上記のステップS22からS24までの処理を設定情報の個数に相当する回数(18回)だけ繰り返すと、ステップS25でi=19となる。そして、ステップS26でiがA(=18)より大きいと判断され(S26:YES)、機器設定部10bによる一括設定処理が終了する。
なお、一括設定処理の手順が、上記の手順に限定されないことは言うまでもない。
以上のとおり、本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)サービスエンジニアが各種の設定ツールを用いて複数の機器20を一台ずつ設定していくのではなく、あらかじめ作成しておいた設定情報を一括して複数の機器20に設定するので、設定作業工数を削減することができる。特に、ネットワークシステムが設置されている場所(客先)における、サービスエンジニアの作業工数を大幅に削減することができる。また、設定の間違いを少なくすることができる。
(2)機器設定装置10は、機種や設定項目に応じて、各種の設定用モジュールまたは通信プロトコルを使い分けるので、複数の機種が混在するネットワークシステムであっても、容易に一括設定することができる。また、複数の設定項目があっても、容易に一括設定することができる。また、機種や設定項目に応じてサービスエンジニアが各種の設定ツールを使い分ける必要がなくなるので、サービスエンジニアの負担が大幅に削減される。また、現場での設定作業は、機器設定装置10によって自動的に行われるので、必ずしもサービスエンジニアが現場に出向く必要がなくなる。例えば、サービスエンジニアは、自分の事務所で作成した一括設定情報ファイルを宅配便や電子メールで現場に送るだけでもよい。この場合、現場のユーザが機器設定装置10を用いて一括設定することとなる。
(3)複数の機器20が互いに通信可能な状態になる前に、一括設定情報を作成しておくことができるので、作業効率を向上させることができる。また、複数の機器20が互いに通信可能な状態になった後、迅速に、複数の機器20に設定情報を一括設定することができる。
なお、上記の実施の形態では、新規にネットワークシステムを構築する場合を例にとって説明したが、本実施の形態に係る機器設定装置10は、他のケースにおいても有効に利用可能である。例えば、ネットワークシステムの機器を新しいものに置き換える場合、新たな機器を追加する場合、機器の設定を変更する場合に好適に利用することができる。
[複合機21に設定される設定情報]
親展ボックスに関する情報には、ボックス番号、ボックス名称、パスワード、アクセス制限(制限なし、書き込み可、または読み出し可の別)、当該親展ボックスと関連付けられたジョブフロー、ジョブフローを実行するか否か等がある。ファクシミリ機能に関する情報には、短縮番号とFAX番号とが対応付けられた短縮番号情報や、通信モード(例えばG3かG4かの別)等がある。ネットワーク上の宛先に関する情報には、宛先名とメールアドレスとが対応付けられた宛先表や、サーバ名とサーバアドレスとが対応付けられた宛先表等がある。アクセス制限に関する情報には、ユーザ毎に設定されたユーザ情報(ユーザID、パスワード、カラー出力制限の有無、枚数制限)、当該複合機21を使用できるクライアントのIPアドレス一覧、当該複合機21を使用できるクライアントのメールドメイン等がある。ジョブフローファイルに関する情報には、所有者名やジョブフローファイルそのもの等がある。
[設定情報作成支援装置について]
以下、上記機器設定装置10で用いられる一括設定情報の作成を支援する設定情報作成支援装置(以下、「作成支援装置」と称す)について説明する。本実施の形態では、作成支援装置は、通常のPCであり、図2に示される物理的構成を有する。
本実施の形態に係る作成支援装置は、以下の機能を備えている。ここで、以下の機能は、ハードディスクドライブ17等の記憶媒体に格納された本実施の形態に係る設定情報作成支援プログラムがCPU14によって実行されることにより実現される。ただし、作成支援装置はPCに限られず、各機能の実現態様も特に限定されない。
まず、第1の機能として、作成支援装置は、対象機器を表す機器アイコンを表示画面上に表示し、表示された機器アイコンに対するユーザの属性設定操作により、対象機器の識別情報、対象機器の機種名、および対象機器に設定すべき機器別設定情報を受け付ける。
ここで、機器アイコンに対する属性設定操作は、機器アイコンが表示画面上に表示された後に行われてもよいし、機器アイコンが表示画面上に表示される前に行われてもよい。
機器アイコン表示後に属性設定操作を受け付ける場合、作成支援装置は、例えば、次のように動作する。まず、ユーザの要求に応じて、対象機器を表す機器アイコンを表示画面上に配置する。そして、この機器アイコンに対する所定のユーザ操作に応答して、対象機器の識別情報、機種名、および機器別設定情報の入力を促すダイアログを表示する。そして、このダイアログにおいてユーザからの情報の入力を受け付ける。
機器アイコン表示前に属性設定操作を受け付ける場合、作成支援装置は、例えば、次のように動作する。ユーザからの機器アイコンの作成要求に応答して、対象機器の識別情報、機種名、および機器別設定情報の入力を促すダイアログを表示し、このダイアログにおいてユーザからの情報の入力を受け付ける。その後、ユーザから受け付けた情報を属性情報として持つ機器アイコンを表示画面上に表示する。
このように作成された機器アイコンに対しては、プロパティの設定、コピー、ペースト、移動等の通常のGUIでよく知られている操作が可能である。そして、これらの操作によって、対象機器に関する情報の変更、追加、削除等の編集操作が容易となる。
つぎに、第2の機能として、作成支援装置は、表示画面上に表示された複数の機器アイコンに対する選択操作により、複数の対象機器の選択を受け付け、選択された複数の対象機器について、機器別設定情報の作成、変更、または削除を一括して受け付ける。
ここで、複数の機器アイコンに対する選択操作として、通常のGUIでよく知られている選択操作を適用することができる。また、複数の対象機器の選択とは、例えば、8台の対象機器の中から所望の3台を選択することである。
具体的には、作成支援装置は、複数の機器アイコンに対するユーザの選択操作に応答して、機器別設定情報の作成、変更、または削除を促す画面を表示画面上に表示させる。そして、この画面におけるユーザ操作を、選択された複数の対象機器に共通の操作として受け付ける。
このように、ユーザの一の操作を複数の対象機器に対する操作として受け付けるので、ユーザは、同一の操作を複数の対象機器について繰り返し行う必要がなくなる。この結果、一括設定情報の作成が容易となる。
つぎに、第3の機能として、作成支援装置は、ネットワークに現実に接続されている機器から、当該機器に設定されている設定情報をネットワークを介して取得し、取得した設定情報または当該設定情報が編集された情報を機器別設定情報として受け付ける。
具体的には、作成支援装置は、ユーザの要求により、ネットワークに接続されている機器から、当該機器に設定されている設定情報を取得する。ついで、取得した設定情報を表示画面上に表示させ、設定情報に対する情報の追加、変更、または削除等の編集操作をユーザから受け付ける。そして、ユーザの指示に応じて、機器から取得された設定情報または当該設定情報が編集された情報を機器別設定情報として受け付ける。
このように、本実施の形態によれば、ネットワークに接続されている機器の設定情報を利用することができ、一括設定情報の作成を容易化することができる。特に、ネットワークシステムで使用されている機器を新しい機器に置き変える場合や、新しく追加する機器に現在使用されている機器と同じ設定情報を設定する場合に効果的である。
つぎに、第4の機能として、作成支援装置は、ある対象機器の機種名を受け付けた場合、その対象機器については、その機種名により示される機種に実際に設定可能な範囲で機器別設定情報を受け付ける。
具体的には、この機能は、例えば次のように実現される。まず、作成支援装置は、対象機器の機種名の入力を促す画面を表示し、この画面において、ユーザから機種名の入力を受け付ける。ついで、機器別設定情報の入力を促す画面を表示し、この画面において、ユーザから機器別設定情報の入力を受け付ける。この際、機種名により示される機種に実際に設定可能な範囲で設定情報を受け付ける。具体的には、設定可能な設定情報のみ選択可能に表示してもよいし、設定不可能な設定情報のユーザ入力を受け付けないこととしてもよい。
このように、対象機器に実際に設定可能な範囲で機器別設定情報を受け付けるので、不適切な設定情報を対象機器に設定してしまうという事態や、設定情報を対象機器に設定することができないという事態を回避することができる。
つぎに、第5の機能として、作成支援装置は、一括設定情報の作成の過程で保持されている機器別設定情報について、当該機器別設定情報に対応付けられている機種名がユーザによって変更された場合に、変更前の機種名と変更後の機種名とに応じて、あらかじめ設定された規則に従って、当該機器別設定情報の内容を、変更後の機種名により示される機種に実際に設定可能な内容に変更する。
作成支援装置は、一括設定情報の作成の過程において、一括設定情報の作成に用いられる情報を保持している。保持されている情報には、対象機器の機種名と機器別設定情報とが対応付けられた情報がある。本実施の形態では、このような情報に含まれる機種名がユーザによって変更された場合に、機器別設定情報の内容を変更後の機種に適した内容に自動的に変更する。このため、不適切な設定情報を対象機器に設定してしまうという事態や、設定情報を対象機器に設定することができないという事態を回避することができる。
このような機器別設定情報の自動変更処理は、次のような場合に特に有効である。例えば、機種名と機器別設定情報とが設定された機器アイコンを複製し、複製された機器アイコンについて、機種名を変更する場合に有効である。また、ネットワークに接続されている機器から取得した設定情報を別の機種の設定情報として利用する場合に有効である。これらの場合において、変更前の機種と変更後の機種とで設定可能な設定情報が異なっていても、作成支援装置が自動的に設定情報の内容を変更するので、ユーザは、機器別設定情報を変更後の機種に適した内容に変更する必要がない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明が上記の実施の形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、上記の実施の形態では、機器設定装置と作成支援装置とを別々のPCとして説明したが、両方の機能を備えた一つのPCであってもよい。この場合、一方のPCで作成された一括設定情報をもう一方のPCに渡す必要がなくなる。
同様に、機器設定プログラムと設定情報作成支援プログラムとを別々のプログラムとして説明したが、両方の機能を備えた単一のプログラムとしてもよい。この場合、単一のアプリケーションで、一括設定情報の作成と機器の一括設定との両方を行えるので、ユーザにとって便利である。具体的には、2つのアプリケーションを起動したり、操作したりする必要がなく、単一のアプリケーション上で作成した一括設定情報をすぐに一括設定に利用することができる。
実施の形態を説明するためのネットワークシステムの構成図である。 機器設定装置10の構成を示すブロック図である。 機器設定装置10の機能構成を示す機能ブロック図である。 一括設定情報のデータ構成の一例を示す図である。 機器設定装置10の動作手順を示すフローチャートである。 機器設定部10bの一括設定処理の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 機器設定装置、10a 一括設定情報受付部、10b 機器設定部、10c 設定用モジュール選択部、10d 設定用モジュール部、11 表示装置、12 入力装置、13 ネットワークインタフェース、14 CPU、15 RAM、16 ROM、17 ハードディスクドライブ、18 CD−Rドライブ、20 機器、21 複合機、22 プリンタ、23 PC、30 LAN。

Claims (21)

  1. ネットワークに接続された複数の対象機器に対する設定を行う機器設定装置であって、
    前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報を受け付ける一括設定情報受付手段と、
    当該一括設定情報受付手段により受け付けられた一括設定情報に基づいて、前記識別情報によって前記ネットワーク上で前記各対象機器を識別し、前記ネットワークを介して前記機器別設定情報を前記複数の対象機器に一括設定する機器設定手段と、
    を有することを特徴とする機器設定装置。
  2. 請求項1に記載の機器設定装置であって、
    前記機器別設定情報は、複数の設定項目に関する設定情報を含むことを特徴とする機器設定装置。
  3. 請求項2に記載の機器設定装置であって、
    前記機器設定手段は、前記設定情報の設定項目に応じて、各種の設定用モジュールまたは通信プロトコルを選択的に用いることによって、前記対象機器に設定情報を設定することを特徴とする機器設定装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の機器設定装置であって、
    前記複数の対象機器は、プリンタ機能、ファクシミリ機能、またはスキャナ機能を備えた複合機と、パーソナルコンピュータとを含むことを特徴とする機器設定装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の機器設定装置であって、
    前記一括設定情報は、前記対象機器の機種名をさらに含み、
    前記機器設定手段は、前記一括設定情報に含まれる機種名に応じて、各種の設定用モジュールまたは通信プロトコルを選択的に用いることによって、前記対象機器に設定情報を設定することを特徴とする機器設定装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の機器設定装置であって、
    前記一括設定情報受付手段は、前記一括設定情報をファイル形式で受け付けることを特徴とする機器設定装置。
  7. ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援する設定情報作成支援装置であって、
    前記複数の対象機器のシンボルを表示画面上に表示させる手段と、
    前記複数のシンボルに対する選択操作により、複数の対象機器の選択を受け付ける手段と、
    前記選択された複数の対象機器について、前記機器別設定情報の作成、変更、または削除を一括して受け付ける手段と、
    を有することを特徴とする設定情報作成支援装置。
  8. ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援する設定情報作成支援装置であって、
    前記ネットワークに接続されている機器から、当該機器に設定されている設定情報を取得する手段と、
    前記取得された設定情報または当該設定情報が編集された情報を、前記機器別設定情報として受け付ける手段と、
    を有することを特徴とする設定情報作成支援装置。
  9. ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援する設定情報作成支援装置であって、
    前記対象機器の機種名を受け付ける手段と、
    当該機種名受付手段により機種名が受け付けられた対象機器について、前記機種名により示される機種に実際に設定可能な範囲で前記機器別設定情報を受け付ける手段と、
    を有することを特徴とする設定情報作成支援装置。
  10. ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援する設定情報作成支援装置であって、
    前記一括設定情報の作成に用いられる前記機器別設定情報を、前記対象機器の機種名と対応付けて保持しておく保持手段と、
    当該保持手段により保持されている機種名がユーザによって変更された場合に、変更前の機種名と変更後の機種名とに応じて、予め設定された規則に従って、前記機器別設定情報の内容を、変更後の機種名により示される機種に実際に設定可能な内容に変更する手段と、
    を有することを特徴とする設定情報作成支援装置。
  11. ネットワークに接続された複数の対象機器に対する設定を行う機器設定方法であって、
    前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報を受け付ける一括設定情報受付ステップと、
    当該一括設定情報受付ステップで受け付けられた一括設定情報に基づいて、前記識別情報によって前記ネットワーク上で前記各対象機器を識別し、前記ネットワークを介して前記機器別設定情報を前記複数の対象機器に一括設定する機器設定ステップと、
    を有することを特徴とする機器設定方法。
  12. ネットワークに接続された複数の対象機器に対する設定を行うための機器設定プログラムであって、コンピュータに、
    前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報を受け付ける一括設定情報受付ステップと、
    当該一括設定情報受付ステップで受け付けられた一括設定情報に基づいて、前記識別情報によって前記ネットワーク上で前記各対象機器を識別し、前記ネットワークを介して前記機器別設定情報を前記複数の対象機器に一括設定する機器設定ステップと、
    を実行させることを特徴とする機器設定プログラム。
  13. 請求項12に記載の機器設定プログラムであって、
    前記機器別設定情報は、複数の設定項目に関する設定情報を含むことを特徴とする機器設定プログラム。
  14. 請求項13に記載の機器設定プログラムであって、
    前記機器設定ステップでは、前記設定情報の設定項目に応じて、各種の設定用モジュールまたは通信プロトコルを選択的に用いることによって、前記対象機器に設定情報を設定することを特徴とする機器設定プログラム。
  15. 請求項12〜14のいずれか1項に記載の機器設定プログラムであって、
    前記複数の対象機器は、プリンタ機能、ファクシミリ機能、またはスキャナ機能を備えた複合機と、パーソナルコンピュータとを含むことを特徴とする機器設定プログラム。
  16. 請求項12〜15のいずれか1項に記載の機器設定プログラムであって、
    前記一括設定情報は、前記対象機器の機種名をさらに含み、
    前記機器設定ステップでは、前記一括設定情報に含まれる機種名に応じて、各種の設定用モジュールまたは通信プロトコルを選択的に用いることによって、前記対象機器に設定情報を設定することを特徴とする機器設定プログラム。
  17. 請求項12〜16のいずれか1項に記載の機器設定プログラムであって、
    前記一括設定情報受付ステップでは、前記一括設定情報をファイル形式で受け付けることを特徴とする機器設定プログラム。
  18. ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援するための設定情報作成支援プログラムであって、コンピュータに、
    前記複数の対象機器のシンボルを表示画面上に表示させるステップと、
    前記複数のシンボルに対する選択操作により、複数の対象機器の選択を受け付けるステップと、
    前記選択された複数の対象機器について、前記機器別設定情報の作成、変更、または削除を一括して受け付けるステップと、
    を実行させることを特徴とする設定情報作成支援プログラム。
  19. ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援するための設定情報作成支援プログラムであって、コンピュータに、
    前記ネットワークに接続されている機器から、当該機器に設定されている設定情報を取得するステップと、
    前記取得された設定情報または当該設定情報が編集された情報を、前記機器別設定情報として受け付けるステップと、
    を実行させることを特徴とする設定情報作成支援プログラム。
  20. ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援するための設定情報作成支援プログラムであって、コンピュータに、
    前記対象機器の機種名を受け付けるステップと、
    当該機種名受付ステップで機種名が受け付けられた対象機器について、前記機種名により示される機種に実際に設定可能な範囲で前記機器別設定情報を受け付けるステップと、
    を実行させることを特徴とする設定情報作成支援プログラム。
  21. ネットワークに接続された複数の対象機器を一括して設定するための、前記複数の対象機器の各々を前記ネットワーク上で識別するための識別情報と、前記複数の対象機器の各々に設定すべき機器別設定情報とが対応付けられた一括設定情報の作成を支援するための設定情報作成支援プログラムであって、コンピュータに、
    前記一括設定情報の作成の過程において保持されている機器別設定情報について、当該機器別設定情報に対応付けられている機種名がユーザによって変更された場合に、変更前の機種名と変更後の機種名とに応じて、予め設定された規則に従って、当該機器別設定情報の内容を、変更後の機種名により示される機種に実際に設定可能な内容に変更するステップを実行させることを特徴とする設定情報作成支援プログラム。
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