JP2005195554A - レーダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で距離測定の可能なレーダ装置を提供すること。
【解決手段】パルス発信器24およびVCO23によって2つの周波数が周期的に切り替わる送信波を作成し、PN符号作成部32が作成したPN符号に従ってスイッチ22を動作させて送信アンテナ3から照射する。さらに、受信アンテナ2が受信した反射波に対し、遅延器31によって遅延を与えたPN符号に従ってスイッチ12を動作させることで、遅延量が反射波の遅延時間に一致した場合にのみ乗算器13に反射波を供給する。乗算器13は、送信波と反射波との差分波形を作成し、マイコン10は、この差分波形から2周波の差分周波数を検出することで測定対象の存在判定を行うとともに、遅延量から相対速度を算出する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信波として送信する送信手段と、前記送信手段が送信した送信波の反射波を受信する受信手段と、を備えたレーダ装置に関し、特に簡易な構成で距離を測定可能なレーダ装置に関するものである。
従来、物体の検知や距離の測定に各種レーダ装置が広く用いられている。例えば、特許文献1は、送信波として2つの周波数を切り換えて送信し、限界距離に対応する限界遅れ以下の受信遅れを有する反射波を受信して距離を測定する技術を公開している。
また、特許文献2は、受信した反射波を信号処理前にデジタル化し、デジタル信号処理によって距離を測定することで構成を簡易化し、コストを削減したレーダ装置を開示している。
さらに、特許文献3は、送信信号を一定周期毎に、かつ、短い時間のみ放射し、さらに、受信部の混合器に入力される局部発振信号源の信号を、その周波数を鋸歯状に変化するように変調することで、相対速度がゼロの物体の目標物を検出し、さらには、同一の相対速度を有する複数の物体を分離する技術を開示している。
特開2002−511945号公報 特許第2945821号公報 特開2003−167048号公報
ところで従来の技術において、2つの周波数を切り換えて、もしくは同時に送信する2周波CW方式のレーダ装置では、検出信号は反射波のドップラー成分であった。このようにドップラー成分を検出する方式では、相対速度の無い対象物の検出が困難であり、また、測定対象の速度に応じて検出すべき速度が変化するため、装置構成が複雑になるという問題点があった。
また、他のレーダ装置として、拡散符号を用いて周波数拡散した信号波を送信するとともに遅延させた拡散符号を用いて反射波を逆拡散し、遅延の量から距離を算出する周波数拡散レーダ装置が知られている。しかし、この周波数拡散方式のレーダ装置は位相器が必要となり、高周波部分が複雑になる。さらに検出信号にドップラー成分がのると、後段の検出信号処理部分でのフィルタ設計が困難になるという問題点があった。
すなわち、従来のレーダ装置では、検出信号の処理部分において複雑な回路構成が必要になるという問題点があり、構成の簡易化が重要な課題であった。特に、近年、車両にレーダ装置を搭載する要望が高まっており、相対速度がゼロや、比較的小さい値であっても、高精度に対象の検出と距離測定とを実現可能で、かつ低コストのレーダ装置が求められている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消し、課題を達成するためになされたものであり、簡易な構成で距離測定の可能なレーダ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係るレーダ装置は、第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信波として送信する送信手段と、前記送信手段が送信した送信波の反射波を受信する受信手段と、を備えたレーダ装置であって、前記送信手段の動作を所定のタイミングでスイッチングする送信スイッチ手段と、前記所定のタイミングを遅延させる遅延手段と、前記遅延手段によって遅延したタイミングによって前記受信手段の動作をスイッチングする受信スイッチング手段と、前記送信波と前記反射波との差分を検出波形として出力する差分処理手段と、前記検出波形が前記第1の周波数と前記第2の周波数との差分周波数を有する場合に、前記遅延手段による遅延量から対象物までの距離を算出する距離算出手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、レーダ装置は、第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信する送信手段の動作を所定のタイミングでスイッチングし、所定のタイミングを遅延させて受信手段の動作をスイッチングし、送信波と反射波との差分として得られた検出波形が第1の周波数と第2の周波数との差分周波数を有する場合に、遅延手段による遅延量から対象物までの距離を算出する。
また、請求項2の発明に係るレーダ装置は、請求項1の発明において、前記所定のタイミングは、擬似雑音符号によって作成されることを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、レーダ装置は、第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信する送信手段の動作を擬似雑音符号に従ってスイッチングし、擬似雑音符号を遅延させて受信手段の動作をスイッチングし、送信波と反射波との差分として得られた検出波形が第1の周波数と第2の周波数との差分周波数を有する場合に、遅延手段による遅延量から対象物までの距離を算出する。
また、請求項3の発明に係るレーダ装置は、請求項1または2の発明において、前記送信手段と前記受信手段とはアンテナを共用し、当該アンテナを前記送信手段が使用するか前記受信手段が使用するかを切り替える送受信切替スイッチと、前記送受信切替スイッチを前記送信波における第1の周波数と第2の周波数との切り替え周期に同期して制御する送受信経路制御手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、レーダ装置は、第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信する送信手段と、反射波を受信する受信手段とでアンテナを共用し、アンテナを送信手段が使用するか受信手段が使用するか第1の周波数と第2の周波数との切り替え周期に同期して制御する。
また、請求項4の発明に係るレーダ装置は、請求項1,2または3の発明において、前記送信波における第1の周波数と第2の周波数との切り替え周期は、前記所定のタイミングにおける周期の整数倍であることを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、レーダ装置は、送信手段および受信手段のスイッチング周期の整数倍で送信波における第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信する。
また、請求項5の発明に係るレーダ装置は、請求項2,3または4の発明において、前記送信波における第1の周波数と第2の周波数との切り替え周期は、前記擬似雑音符号の符号長以下であることを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、レーダ装置は、擬似雑音符号の符号長以下の周期で送信波における第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信する。
また、請求項6の発明に係るレーダ装置は、請求項1〜5の発明において、前記第1の周波数と前記第2の周波数との差分周波数は、前記対象の種類から想定されるドップラー周波数に比して大きいことを特徴とする。
この請求項6の発明によれば、レーダ装置は、差分周波数がドップラー周波数に比して大きい2つの周波数を切り替えて送信する送信手段の動作を所定のタイミングでスイッチングし、所定のタイミングを遅延させて受信手段の動作をスイッチングし、送信波と反射波との差分として得られた検出波形が第1の周波数と第2の周波数との差分周波数を有する場合に、遅延手段による遅延量から対象物までの距離を算出する。
また、請求項7の発明に係るレーダ装置は、請求項1〜6の発明において、前記送信波における第1の周波数と第2の周波数との切り替え周期は、当該第1の周波数と第2の周波数との差分周波数を避けて設定することを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、レーダ装置は、2つの周波数をその差分周波数とは異なる周期で切り替えて送信する送信手段の動作を所定のタイミングでスイッチングし、所定のタイミングを遅延させて受信手段の動作をスイッチングし、送信波と反射波との差分として得られた検出波形が第1の周波数と第2の周波数との差分周波数を有する場合に、遅延手段による遅延量から対象物までの距離を算出する。
請求項1の発明によれば、レーダ装置は、第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信する送信手段の動作を所定のタイミングでスイッチングし、所定のタイミングを遅延させて受信手段の動作をスイッチングし、送信波と反射波との差分として得られた検出波形が第1の周波数と第2の周波数との差分周波数を有する場合に、遅延手段による遅延量から対象物までの距離を算出するので、簡易な構成で距離測定の可能なレーダ装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば、レーダ装置は、第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信する送信手段の動作を擬似雑音符号に従ってスイッチングし、擬似雑音符号を遅延させて受信手段の動作をスイッチングし、送信波と反射波との差分として得られた検出波形が第1の周波数と第2の周波数との差分周波数を有する場合に、遅延手段による遅延量から対象物までの距離を算出するので、簡易な構成で高精度に測定対象の有無を検出し、かつ距離測定の可能なレーダ装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば、レーダ装置は、第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信する送信手段と、反射波を受信する受信手段とでアンテナを共用し、アンテナを送信手段が使用するか受信手段が使用するか第1の周波数と第2の周波数との切り替え周期に同期して制御するので、さらに簡易な構成で距離測定の可能なレーダ装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項4の発明によれば、レーダ装置は、送信手段および受信手段のスイッチング周期の整数倍で送信波における第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信するので、簡易な構成で距離測定の可能な、出力の安定したレーダ装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項5の発明によれば、レーダ装置は、擬似雑音符号の符号長以下の周期で送信波における第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信するので、パワーの折り返しを防止し、簡易な構成で距離測定の可能なレーダ装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項6の発明によれば、レーダ装置は、差分周波数がドップラー周波数に比して大きい2つの周波数を切り替えて送信する送信手段の動作を所定のタイミングでスイッチングし、所定のタイミングを遅延させて受信手段の動作をスイッチングし、送信波と反射波との差分として得られた検出波形が第1の周波数と第2の周波数との差分周波数を有する場合に、遅延手段による遅延量から対象物までの距離を算出するので、簡易な構成で高精度な距離測定と、速度測定が可能なレーダ装置を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項7の発明によれば、レーダ装置は、2つの周波数をその差分周波数とは異なる周期で切り替えて送信する送信手段の動作を所定のタイミングでスイッチングし、所定のタイミングを遅延させて受信手段の動作をスイッチングし、送信波と反射波との差分として得られた検出波形が第1の周波数と第2の周波数との差分周波数を有する場合に、遅延手段による遅延量から対象物までの距離を算出するので、簡易な構成で高精度に距離測定の可能なレーダ装置を得ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るレーダ装置の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるレーダ装置の概要構成を示す概要構成図である。同図に示すように、レーダ装置1は、受信アンテナ2および送信アンテナ3と接続され、その内部にマイコン10、増幅器11,21、スイッチ12,22、乗算器13、フィルタ14,15、VCO(Voltage Controlled Oscillator)23、パルス発信器24およびスイッチ制御部30を有する。
パルス発信器24は、所定の周期で電圧値が切り替わるパルス信号を作成してVCO23に出力する。VCO23は、電圧制御発振器であり、印加される電圧に対応した周波数の信号を発振するので、パルス発信器24が2つの電圧値V1,V2を交互に切り替えて出力したならば、VCO23は、電圧値V1,V2にそれぞれ対応する周波数f1,f2が交互に切り替わる波形を出力することとなる。
VCO23は、周波数f1,f2が交互に切り替わる波形をスイッチ22および乗算器13に送信波として出力する。スイッチ22は、スイッチ制御部30の制御を受けて動作し、オン状態となった場合に送信波を増幅器21に出力する。
増幅器21は、スイッチ22が出力した波形を増幅して、送信アンテナ3から送信波として照射する。この送信波は、測定対象で反射して受信アンテナ2に受信される。
受信アンテナ2は、受信した反射波を増幅器11に出力する。増幅器11は、受信アンテナ2が受信した反射波を増幅し、スイッチ12に供給する。スイッチ12は、スイッチ制御部30の制御を受けて動作し、オン状態となった場合に反射波を乗算器13に出力する。
乗算器13は、送信波と反射波の差分波形を作成し、検出波形としてフィルタ14およびフィルタ15に出力する。
フィルタ14は、検出波形のうち、周波数f1と周波数f2の差分周波数に対応する波形を選択的に通過させるバンドパスフィルタである。フィルタ14は、乗算器13からの出力をフィルタリングした後、マイコン10に供給する。
一方、フィルタ15は、検出波形のうち、ドップラー成分に対応する周波数を選択的に通過させるバンドパスフィルタである。フィルタ15は乗算器13からの出力をフィルタリングした後、マイコン10に供給する。
ここで、スイッチ12,21の動作を制御するスイッチ制御部30は、その内部に遅延器31およびPN符号作成部32を有する。PN符号作成部32は、PN(擬似雑音)符号を作成する処理部である。スイッチ制御部30は、PN符号作成部32が作成したPN符号に従って、スイッチ22、すなわち送信経路のオン/オフ制御を行う。
また、遅延器31は、PN符号作成部32が作成したPN符号に遅延を与える処理を行う。スイッチ制御部30は、この遅延を与えられたPN符号に従って、スイッチ12、すなわち受信経路のオン/オフ制御を行う。
そのため、PN符号に与えられた遅延量が、送信波が測定対象に反射して反射波として受信されるまで遅延時間に等しい場合にのみ反射波が乗算器13に供給され、反射波が存在しない場合や、PN符号の遅延量が反射波の遅延時間に一致しない場合には、反射波は乗算器13に供給されない。
そこで、PN符号に任意の遅延量を与えることで、その遅延量に対応する距離における物体の有無を知ることができる。さらに遅延量を切替え、反射波を取り出し可能な遅延量を検索することで、対象物との距離を測定することができる。
マイコン10は、その内部に差分周波数検出部10a、存在検出部10b、ドップラー周波数検出部10c、相対速度算出部10d、遅延量検出部10eおよび相対距離算出部10fを有する。
差分周波数検出部10aは、フィルタ14が出力する波形に差分周波数成分が含まれているか否かを検出し、存在検出部10bは、その検出結果をもとに、測定対象が存在するか否かを判定する。
乗算器13が出力する検出波形は、送信波と反射波の差分であるが、反射波には測定対象に反射して受信されるまで遅延時間が存在する。そのため、送信波が周波数f1と周波数f2との間で切り替わるタイミングと、反射波が周波数f1と周波数f2との間で切り替わるタイミングとの間に遅延時間分のずれが生じ、この間、検出波形には周波数f1と周波数f2との差分周波数成分が含まれることとなる。
さらに、送信経路および受信経路は、PN符号および遅延したPN符号によってスイッチングされているので、検出波形から差分周波数成分が検出されたならば、その時点の遅延量に対応する距離に測定対象が存在すると判定可能である。
ドップラー周波数検出部10cは、フィルタ15が出力する波形にドップラー周波数成分が含まれているかを検出し、相対速度検出部10dは、ドップラー成分の周波数から測定対象との相対速度を算出する。
測定対象となる物体がレーダ装置1に対して相対速度を有する場合、反射波にはドップラー現象による周波数偏移が生じる。そのため、乗算器13において反射波と送信波との差分を取ると、検出波形にはドップラー周波数成分の周波数が現われる。フィルタ15は、このドップラー周波数成分を選択的に通過させているので、フィルタ15の出力から検出される周波数をもとに、周波数の偏移量を検出し、偏移量から相対速度を算出することができる。
たとえば、車両に搭載するレーダ装置では、測定対象との相対速度は時速0kmから時速200km程度の範囲内に収まると考えられるので、フィルタ15の周波数特性は、この速度に対応した帯域に設定すれば良い。
遅延量検出部10eは、遅延器31がPN符号に与えた遅延量を検出し、相対距離算出部10fは遅延量検出部10eが検出した遅延量をもとに対象物との相対距離を算出する。
既に述べたように、送信経路および受信経路は、PN符号および遅延したPN符号によってスイッチングされているので、検出波形から差分周波数成分が検出されたならば、その時点の遅延量が測定対象との距離に対応する。したがって、この遅延量から測定対象との相対距離を算出することが可能である。
つぎに、図2を参照し、レーダ装置1における各種波形についてさらに説明する。同図に示すように、送信波S1の周波数は、f1とf2との間で周期的に切り替わる。同様に、反射波S2の周波数も、f1とf2との間で周期的に切り替わる。しかし、反射波2には測定対象の距離に依存する遅延時間が存在するので、周波数が切り替わるタイミングに遅延時間分の遅れが生じる。
したがって、乗算器13において送信波S1と受信はS2の差分波形を作成すると、作成された検出波形S3には、送信波S1と受信波S2との周波数の切り替えタイミングのずれの間に、周波数f1と周波数f2との差分周波数が生じることとなる。
この差分周波数成分S4は、周波数f1と周波数f2によって決定されるので、測定対象の距離や速度に影響を受けることなく、簡易に検出することができる。
さらに、差分周波数成分S4が発生する時間長は、送信波S1と受信波S2との周波数の切り替えタイミングのずれの長さ、すなわち受信波S2の遅延時間に等しい。そのため、測定対象との相対距離が大きいほど、この差分周波数成分S4の発生時間は長くなる。
一般に、レーダ測定においては、測定対象との相対距離が大きいほど反射波の強度が低下してSN比(信号雑音比)が劣化するが、本実施例にかかるレーダ装置では、測定対象との相対距離が大きいほど差分周波数成分S4の発生時間は長くなるため、遠距離の測定対象であっても良好なSN比を得ることが可能である。
なお、この図2に示した状態は、送信経路のスイッチ22の動作と受信経路のスイッチ12の動作とが同期した場合、すなわち遅延器31によってPN符号に与えられた遅延量が反射波の遅延時間と一致した場合における状態であり、遅延器31によってPN符号に与えられた遅延量が反射波の遅延時間と一致しない場合には、検出波形S3は得られない。
つぎに、図3,図4を参照し、レーダ装置1における各種波形の周波数設定について説明する。図3は、ドップラー周波数、周波数f1,f2、およびPN符号によるスイッチ12,22の切替周波数の関係を説明する説明図である。
同図に示すように、ドップラー周波数41は、比較的低い周波数帯であり、周波数f1,f2は、その差分周波数42がドップラー周波数42に比して大きくなるように設定する。さらに、周波数f1,f2は、その差分周波数42がPN符号によるスイッチ12,22の切替周波数(動作切替周波数43)に比して低くなるように設定する。
このように、差分周波数42がドップラー周波数41と異なる周波数になるように周波数f1,f2を設定することで、検出波形に含まれる周波数成分のうち、ドップラー現象による周波数を簡易に識別することができる。そのため、フィルタ14,15の構成が簡易となり、測定対象の存在検出と相対速度の算出とを精度良く行なうことができる。
また、反射波にはPN符号によるスイッチ12,22の切替周波数の成分が現われるので、差分周波数42と動作切替周波数43とを異なる値となるように設定することが望ましい。
かかる条件を満たす周波数であれば、周波数f1,f2は任意の値を用いることができる。より好適な設定としては、周波数f1,f2を簡易かつ低コストに発振可能な値とし、かつ差分周波数が検出処理の容易な値となるように設定することが好ましい。
つぎに、送信波において周波数f1と周波数f2とを切り替える周期に関し、図4を参照して説明する。周波数f1と周波数f2とを切り替える周期(波長切替周波数)は、同図に示すように、PN符号長46によって定まる周波数に比して低く設定する。また、ドップラー周波数41に比して高く、かつ差分周波数42を避けて設定する。
このようにPN符号長46によって定まる周波数以下に波長切替周波数44,45を設定することで、パワーの折り返しの発生を防ぎ、安定した出力を得ることができる。また、差分周波数42を避けて波長切替周波数44,45を設定することで、検出波形から差分周波数42を峻別することができる。
さらに、波長切替周波数は、動作切替周波数の整数倍とすることが望ましい。これは、スイッチ12,22のオン/オフ動作の時間内に、周波数f1,f2を整数個ずつ有して送信・受信を行わせることで、出力を安定させる効果を得られるものである。
ところで、図1に示した構成は、本発明の利用の一例であり、具体的な構成は各種変更して実施可能である。例えば、図1に示したレーダ装置1では、送信用のアンテナと受信用のアンテナをそれぞれ独立に設けているが、送受信でアンテナを共用する構成としてもよい。
図5は、アンテナを送受信で共用するレーダ装置4の概要構成を示す図である。同図に示すようにレーダ装置4は、送受信アンテナ5と、送受信アンテナ5における送信と受信を切り替えるスイッチ52、およびスイッチ52の動作を制御する経路選択部51を有する。その他の構成および動作は図1に示したレーダ装置1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
経路選択部51は、スイッチ52を制御することで、送受信アンテナ5を送信経路に接続するか受信経路に接続するかを選択する。この時、経路選択部51は、VCO23の出力をモニタし、送信波における波長切替周期にスイッチ52の動作タイミングを同期させる。
このように波長切替周期とスイッチ52の動作タイミングとを同期させることで、周波数f1,f2を整数個ずつ有する送信波を照射することができ、出力を安定させることができる。
また、本発明の変形例としては、例えば送受信共用アンテナを用いる場合についても、スイッチ12、スイッチ22、スイッチ52で実現していた機能を単一のスイッチで得る構成としても良い。即ち、送信時には送受信共用アンテナをPN符号に従って送信経路に接続し、受信時には遅延を持たせたPN符号に従って受信経路に接続する構成が利用可能である。
また、図1および図5に示したレーザ装置1,4では、送信経路および受信経路のオン/オフを経路内に設けたスイッチ12,22によって実現しているが、例えば増幅器11,21を可変増幅器によって構成し、その増幅率の制御によって実質的な送受信経路のオン/オフを行う構成であっても良い。
上述してきたように、本実施例では、2つの周波数f1,f2を周期的に切り替えた送信波を作成し、その送信時にPN符号に基づいてスイッチング制御を行うとともに、反射波の受信時に遅延したPN符号に基づいたスイッチング制御を行っている。さらに、送信波と反射波との差分である検出波形に、周波数f1とf2との差分周波数が含まれる場合に、遅延量に対応する距離に測定対象が存在すると判定する。
したがって、検出すべき波形である差分周波数を予め任意に設定可能となり、簡易な構成、かつ低コストに測定対象の存在検出、距離測定を実現することができる。
以上のように、本発明にかかるレーダ装置は、相対距離の測定に有用であり、特に、簡易な構成で低コストが求められるレーダ装置に適している。
本発明にかかるレーダ装置の概要構成を示す概要構成図である。 図1に示したレーダ装置における各種波形について説明する説明図である。 ドップラー周波数、周波数f1,f2、およびPN符号によるスイッチの切替周波数の設定を説明する説明図である。 送信波における周波数f1と周波数f2とを切り替え周期について説明する説明図である。 送受信アンテナを共用する場合のレーダ装置の概要を示す構成図である。
符号の説明
1,4 レーダ装置
2 受信アンテナ
3 送信アンテナ
5 送受信アンテナ
10 マイコン
10a 差分周波数検出部
10b 存在検出部
10c ドップラー周波数検出部
10d 相対速度算出部
10e 遅延量検出部
10f 相対距離算出部
11,21 増幅器
12,22,52 スイッチ
13 乗算器
14,15 フィルタ
23 VCO
24 パルス発信器
30 スイッチ制御部
31 遅延器
32 PN符号作成部
41 ドップラー周波数
42 差分周波数
43 動作切替周波数
44,45 波長切替周波数
46 PN符号長
51 経路選択部
S1 送信波
S2 受信波
S3 検出波
S4 差分周波数成分

Claims (7)

  1. 第1の周波数と第2の周波数とを切り替えて送信波として送信する送信手段と、前記送信手段が送信した送信波の反射波を受信する受信手段と、を備えたレーダ装置であって、
    前記送信手段の動作を所定のタイミングでスイッチングする送信スイッチ手段と、
    前記所定のタイミングを遅延させる遅延手段と、
    前記遅延手段によって遅延したタイミングによって前記受信手段の動作をスイッチングする受信スイッチング手段と、
    前記送信波と前記反射波との差分を検出波形として出力する差分処理手段と、
    前記検出波形が前記第1の周波数と前記第2の周波数との差分周波数を有する場合に、前記遅延手段による遅延量から対象物までの距離を算出する距離算出手段と、
    をさらに備えたことを特徴とするレーダ装置。
  2. 前記所定のタイミングは、擬似雑音符号によって作成されることを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
  3. 前記送信手段と前記受信手段とはアンテナを共用し、当該アンテナを前記送信手段が使用するか前記受信手段が使用するかを切り替える送受信切替スイッチと、前記送受信切替スイッチを前記送信波における第1の周波数と第2の周波数との切り替え周期に同期して制御する送受信経路制御手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置。
  4. 前記送信波における第1の周波数と第2の周波数との切り替え周期は、前記所定のタイミングにおける周期の整数倍であることを特徴とする請求項1,2または3に記載のレーダ装置。
  5. 前記送信波における第1の周波数と第2の周波数との切り替え周期は、前記擬似雑音符号の符号長以下であることを特徴とする請求項2,3または4に記載のレーダ装置。
  6. 前記第1の周波数と前記第2の周波数との差分周波数は、前記対象の種類から想定されるドップラー周波数に比して大きいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のレーダ装置。
  7. 前記送信波における第1の周波数と第2の周波数との切り替え周期は、当該第1の周波数と第2の周波数との差分周波数を避けて設定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のレーダ装置。
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