JP2005193886A - 車両走行装置 - Google Patents

車両走行装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005193886A
JP2005193886A JP2004307360A JP2004307360A JP2005193886A JP 2005193886 A JP2005193886 A JP 2005193886A JP 2004307360 A JP2004307360 A JP 2004307360A JP 2004307360 A JP2004307360 A JP 2004307360A JP 2005193886 A JP2005193886 A JP 2005193886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
speed
road
traveling
drive control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004307360A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Isogai
晃 磯貝
Eiji Teramura
英司 寺村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004307360A priority Critical patent/JP2005193886A/ja
Priority to US11/009,990 priority patent/US20050131614A1/en
Publication of JP2005193886A publication Critical patent/JP2005193886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K31/00Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator
    • B60K31/02Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including electrically actuated servomechanism including an electric control system or a servomechanism in which the vehicle velocity affecting element is actuated electrically
    • B60K31/04Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including electrically actuated servomechanism including an electric control system or a servomechanism in which the vehicle velocity affecting element is actuated electrically and means for comparing one electrical quantity, e.g. voltage, pulse, waveform, flux, or the like, with another quantity of a like kind, which comparison means is involved in the development of an electrical signal which is fed into the controlling means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/05Type of road, e.g. motorways, local streets, paved or unpaved roads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2556/00Input parameters relating to data
    • B60W2556/10Historical data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

【課題】 適切な目標走行速度によって車両の駆動制御を開始・再開させることが可能な車両走行装置を提供すること。
【解決手段】車両走行装置は、セット操作が行われると、自車の走行速度を目標走行速度として決定するとともに、設定走行速度としてメモリに記憶して、自車の駆動制御を開始する。一方、レジューム操作が行われると、メモリに記憶した設定走行速度と、自車が走行中の道路における推奨速度とを比較する。推奨速度の方が設定走行速度よりも小さく、かつ、制限速度変化フラグがリセットされている場合は、推奨速度を目標走行速度として決定し、自車の駆動制御を再開する。推奨速度の方が設定走行速度よりも大きい場合や、制限速度変化フラグがリセットされている場合は、設定走行速度を目標走行速度として、自車の駆動制御を再開する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、目標走行速度に従って車両を駆動制御させる車両走行装置に関する。
従来、設定された目標走行速度に従って車両を駆動制御させる装置が公知である。このような装置では、通常、目標走行速度を新規に設定し、設定された目標走行速度に従って車両の駆動制御を開始するセットモードと、セットモードにおいて既に設定された目標走行速度を読み出し、読み出した目標走行速度に従って車両の駆動制御を再開するレジュームモードの、2つの動作モードが用意される。ユーザーは、セットモードにおいて目標走行速度を一旦設定すると、次回以降はレジュームモードを利用することで、目標走行速度の設定を再度行うことなく、既に設定された目標走行速度で駆動制御を再開できる。
しかしながら、従来装置では、不適切な目標走行速度で駆動制御が開始される場合がある。例えば、車両が高速道路を走行中に、ユーザーがセットモードによって目標走行速度を設定し、車両を駆動制御させたとする。その後、当該車両が一般道路へ退出した後に、ユーザーの誤解や勘違いによって、レジュームモードによる駆動制御の再開が行われた場合には、高速道路走行時に設定された目標走行速度で車両の駆動制御が再開されてしまう。また、例えば、車両が走行中の道路の制限速度が変化したことに気付かず、ユーザーがセットモードやレジュームモードによって駆動制御の開始・再開を行わせると、当該道路の制限速度に見合った目標走行速度で駆動制御が行われないことがある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、適切な目標走行速度によって車両の駆動制御を開始・再開させることが可能な車両走行装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の車両走行装置は、目標速度に従って車両を駆動制御させる車両走行装置であって、車両走行装置は、目標速度の設定を行うとともに、設定された目標速度に従って車両の駆動制御を開始するセットモードと、セットモードにおいて既に設定された目標速度に従い、車両の駆動制御を再開するレジュームモードの、2つの動作モードを少なくとも有するものであり、車両が走行中の道路における、推奨される走行速度を取得する推奨速度取得手段と、レジュームモードによって車両の駆動制御を再開する際、セットモードにおいて既に設定された目標速度と、推奨速度取得手段が取得した推奨される走行速度とを比較し、より小さい方を、車両を駆動制御させる際の目標速度として決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
このように、本発明の車両走行装置は、車両が走行中の道路における、推奨される走行速度を推奨速度取得手段によって取得する。決定手段は、レジュームモードによって車両の駆動制御が再開されると、セットモードにおいて既に設定された目標速度と、推奨速度取得手段が取得した推奨される走行速度とを比較し、より小さい方を、車両を駆動制御させる際の目標速度として決定する。これにより、例えば、高速道路走行時にセットモードを利用して車両の駆動制御を行った後、ユーザーの誤解や勘違いによって、一般道路走行時にレジュームモードによる駆動制御の再開が行われた場合でも、既に設定された目標速度が、当該道路において推奨される走行速度よりも大きい場合には、当該推奨される走行速度によって車両の駆動制御が再開される。すなわち、適切な目標速度によって車両の駆動制御を再開させることができる。
請求項2に記載のように、市中の各道路における、推奨される走行速度を記憶する記憶手段を設け、推奨速度取得手段は、車両が走行中の道路における推奨される走行速度を、記憶手段から取得するものであり、セットモードにおいて目標速度の設定が行われた際、車両が走行中の道路を識別すると共に、記憶手段に記憶された当該道路における推奨される走行速度を、設定された目標速度に書き換える書換手段を設けることが望ましい。これにより、ユーザーがセットモードにおいて目標速度の設定を行うと、記憶手段に記憶された、車両が走行中の道路における推奨される走行速度が、設定された目標速度に書き換えられることとなる。すなわち、ユーザーが設定した目標速度を、推奨される走行速度とすることができる。
請求項3に記載のように、セットモードまたはレジュームモードによる車両の駆動制御中に、決定手段によって決定された目標速度を変更する変更手段を設けることが望ましい。これにより、車両の駆動制御中に目標速度の調整を行うことができる。
請求項4に記載の車両走行装置は、目標速度に従って車両を駆動制御させる車両走行装置であって、車両走行装置は、目標速度の設定を行うとともに、設定された目標速度に従って車両の駆動制御を開始するセットモードと、セットモードにおいて既に設定された目標速度に従い、車両の駆動制御を再開するレジュームモードの、2つの動作モードを少なくとも有するものであり、車両が走行中の道路における、推奨される走行速度を含む道路属性を取得する取得手段と、前回、車両の駆動制御が実行されたときに車両が走行中の道路の道路属性と、セットモードまたはレジュームモードによって、今回、車両の駆動制御を開始または再開するときに車両が走行中の道路の道路属性とが異なる場合、今回設定された目標速度またはセットモードにおいて既に設定された目標速度と、取得手段が取得した道路属性に含まれる推奨される走行速度とを比較し、より小さい方を、車両を駆動制御させる際の目標速度として決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
このように、本発明の車両走行装置では、決定手段は、セットモードまたはレジュームモードによって車両の駆動制御を開始または再開する際、前回、車両の駆動制御が実行されたときに車両が走行中の道路の道路属性と、今回、車両の駆動制御を開始または再開するときに車両が走行中の道路の道路属性との異同を判定する。そして、道路属性が異なる場合には、今回設定された目標速度またはセットモードにおいて既に設定された目標速度と、取得手段が取得した道路属性に含まれる推奨される走行速度とを比較し、より小さい方を、車両を駆動制御させる際の目標速度として決定する。これにより、例えば車両が走行中の道路の制限速度が変化したことに気付かず、ユーザーがセットモードやレジュームモードによって車両の駆動制御を開始・再開させた場合でも、今回設定された目標速度またはセットモードにおいて既に設定された目標速度が、推奨される走行速度よりも大きい場合は、当該推奨される走行速度によって車両の駆動制御が開始・再開される。すなわち、適切な目標速度によって車両の駆動制御を開始・再開させることができる。
請求項5に記載のように、決定手段は、取得手段が取得した道路属性が変化するとセットされる道路属性変化フラグを有することが好ましい。これにより、その道路属性変化フラグに基づいて、道路属性の異同を判定することができる。
請求項6に記載のように、決定手段は、セットモードまたはレジュームモードによる車両の駆動制御の開始または再開が、道路属性変化フラグがセットされた後、最初に行われた場合に、決定動作を行うことが望ましい。道路属性変化フラグがセットされた後、最初に車両の駆動制御を開始・再開する場合には、今回設定された目標速度やセットモードにおいて既に設定された目標速度が、当該道路における適切な目標速度とならない可能性が高いためである。
請求項7に記載のように、決定手段は、道路属性変化フラグがセットされた時点から、所定時間が経過するまでの間、または、車両が所定距離を走行するまでの間に、セットモードまたはレジュームモードによる車両の駆動制御が開始または再開された場合に、決定動作を行うことが望ましい。車両が走行中の道路属性が変化した時点から、所定時間が経過するまでの間、または、車両が所定距離を走行するまでの間は、ユーザーが誤って以前の道路の道路属性に応じた目標速度による車両の駆動制御の開始・再開を行わせる可能性が高いためである。
請求項8に記載のように、取得手段が取得する道路属性は、車両が走行中の道路における制限速度であることが望ましい。これにより、決定手段は、車両が走行中の道路における制限速度の変化に応じて、決定動作を行うことができる。
請求項9に記載のように、取得手段が取得する道路属性は、車両が走行中の道路の道路種別であることが望ましい。これにより、決定手段は、車両が走行中の道路における道路種別の変化に応じて、決定動作を行うことができる。
請求項10に記載のように、市中の各道路における、推奨される走行速度を記憶する記憶手段を設け、取得手段は、車両が走行中の道路の道路属性に含まれる推奨される走行速度を、記憶手段から取得するものであり、セットモードにおいて目標速度の設定が行われた際、車両が走行中の道路を識別すると共に、記憶手段に記憶された当該道路における推奨される走行速度を、設定された目標速度に書き換える書換手段を設けることが望ましい。これにより、ユーザーがセットモードにおいて目標速度の設定を行うと、記憶手段に記憶された、車両が走行中の道路における推奨される走行速度が、設定された目標速度に書き換えられることとなる。すなわち、ユーザーが設定した目標速度を、推奨される走行速度とすることができる。
請求項11に記載のように、セットモードまたはレジュームモードによる車両の駆動制御中に、決定手段によって決定された目標速度を変更する変更手段を設けることが望ましい。これにより、車両の駆動制御中に目標速度の調整を行うことができる。
4から請求項9のいずれかに記載の車両走行装置。
請求項12に記載の車両走行装置は、目標速度に従って車両を駆動制御させるものであって、目標速度の設定を行うとともに、設定された目標速度に従って車両の駆動制御を開始するセットモードと、セットモードにおいて既に設定された目標速度に従い、車両の駆動制御を再開するレジュームモードの、2つの動作モードを少なくとも有し、車両が走行中の道路における、道路属性を取得する取得手段と、セットモードによって車両の駆動制御が実行されたときに車両が走行中の道路の道路属性と、レジュームモードによって車両の駆動制御が再開されるときに車両が走行中の道路の道路属性とが異なる場合、レジュームモードによる、車両の駆動制御の再開を禁止する禁止手段とを備えることを特徴とする。
上記した構成によれば、例えば、高速道路走行時にセットモードを利用して車両の駆動制御を行った後、ユーザーの誤解や勘違いによって、一般道路走行時にレジュームモードによる駆動制御の再開が指示されても、道路属性が変化しているので、車両の駆動制御の再開が禁止される。これにより、不適切な目標速度に従って、車両の駆動制御が再開されることを防止することができる。
請求項13に記載したように、道路属性として、制限速度、道路種別、幅員、車線数の少なくとも1つを用いることができる。制限速度、道路種別、幅員、及び車線数の少なくとも1つが変化した場合、適切な目標速度も変化する可能性が高いためである。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における車両走行装置1の全体構成を示すブロック図である。本実施形態の車両走行装置1は、車両に搭載されて動作するものである。
はじめに、車両走行装置1と、自車に搭載されている各装置との接続構成について説明する。
図1に示すように、車両走行装置1は、自車の前方を走行する他車両を検知するレーダー装置2と接続される。また、車両走行装置1は、自車に設けられた車内LAN3を介して、図示しない自車のエンジンを制御するエンジン制御装置4、自車の動作状態を検出する車両動作検出装置5、各種ナビゲーション動作を行うナビゲーション装置6、メータ71の動作を制御するメータ制御装置7と接続される。なお、車両走行装置1と各装置との通信は、CAN通信プロトコルに従って行われる。
次に、車両走行装置1に接続されている各装置、及び当該装置に接続されている各機器の構成について詳細に説明する。
レーダー装置2は、例えばミリ波送受信機から構成され、自車の前方に所定周波数のミリ波を送信するとともに、当該ミリ波が自車の前方を走行する他車両に当たって反射した反射波を受信する。そして、送信したミリ波と、受信した反射波との位相差や減衰レベルに基づき、自車の前方を走行している他車両までの相対距離や相対方位を測定する。自車の前方を走行している他車両までの相対距離や相対方位に関しては、超音波やレーザーを利用して測定することとしても良い。
車速算出器41は、例えば車輪の回転を検出するセンサを備え、図示しない自車の車輪の回転数から自車の走行速度を算出する。自車の走行速度に関しては、自車の加速度を検出する加速度センサや、自車の車軸の回転を検出する車軸センサ等の出力に基づいて算出することとしても良い。
エンジン制御装置4は、CAN通信回路を備え、図示しないアクセルペダルセンサからの開度信号、エンジン回転センサからのエンジン回転数、及び自車の走行速度に基づいて、図示しないスロットルバルブの開度調整や図示しない変速機の切り換えを行うことにより、自車のエンジン制御を行う。また、エンジン制御装置4は、車速算出器41が算出した自車の走行速度や、エンジン回転センサからのエンジン回転数を、車両走行装置1へと送信する。但し、車両走行装置1から駆動制御開始信号を取得すると、エンジン制御装置4は、それ以降、車両走行装置1から送信される制御信号に従って、自車のエンジン制御を行う。車両走行装置1から駆動制御終了信号を取得すると、エンジン制御装置4は、再びアクセルペダルの開度信号等に基づいて、自車のエンジン制御を行う。
ステアリングセンサ51は、例えばメカニカルな複数のギヤを備え、各ギヤの回転数に基づいて図示しない自車のステアリングの操舵角を計測する。ステアリング操舵角の計測に関しては、赤外線やレーザーを利用して計測することとしても良い。
ヨーレートセンサ52は、例えばジャイロセンサを備え、ジャイロセンサの出力に基づいて自車のヨー角速度(回転角速度)を検出する。ヨー角速度の検出に関しては、地磁気センサからの出力に基づいて検出することとしても良い。
ブレーキペダルSW53は、例えば接触検知用のスイッチングセンサから構成され、図示しない自車のブレーキペダルが踏み込まれているか否かを検出してブレーキ状態信号を出力する。自車のブレーキペダルが踏み込まれているか否かの検出に関しては、レーザー等を利用した非接触型のセンサを用いても良い。
車両動作検知装置5は、CAN通信回路を備え、ステアリングセンサ51が計測したステアリング操舵角、ヨーレートセンサ52が検出したヨー角速度、ブレーキペダルSW53から出力されるブレーキ状態信号を、車両走行装置1へと送信する。なお、これ以外にも、自車の走行加速度等を車両走行装置1へ送信することとしても良い。
GPSアンテナ61は、小型の車載アンテナであり、人工衛星である図示しないGPS衛星から送信される位置測定用のGPS信号を受信する。
地図データ記憶器62は、例えばハードディスクから構成され、道路情報、建造物情報、各地域の住所情報や郵便番号情報などを含む地図情報を地図データとして記憶するとともに、地図画像表示用の画像データも記憶する。さらに、地図データ記憶器62は、市中の各道路における制限速度と、当該道路において自車を駆動制御させる際に推奨される走行速度(以下、推奨速度と記述する)とを記憶する。なお、これらのデータに関しては、CD−ROMやDVD−ROM等に記憶することとしても良い。
カーナビゲーション装置6は、GPSアンテナ61が受信したGPS信号から、自車が走行している地点の緯度・経度(自車位置)を算出し、各種ナビゲーション動作を実行する。具体的には、自車位置周辺の地図画像データを地図データ記憶器62から読み出すとともに、自車位置を示すマークを重畳した地図画像を生成してナビゲーション表示を行う。さらに、ナビゲーション装置6は、算出された自車位置から自車が走行中の道路を識別するとともに、当該道路における制限速度や推奨速度を地図データ記憶器62から読み出して車両走行装置1へ送信する。また、車両走行装置1から自車の走行速度を受信すると、当該走行速度を自車が走行中の道路における推奨速度として、地図データ記憶器62に記憶されている推奨速度と書き換えることも行う。なお、推奨速度は、制限速度に基づいて予め決定され、地図データ記憶器62に記憶されている。
メータ制御装置7は、自車の走行速度を示す速度信号やエンジンの回転数を示すエンジン回転数信号を車両走行装置1から取得し、これに従ってメータ71を動作させることにより、自車の走行速度やエンジン回転数をユーザーに通知する。
次に、車両走行装置1の構成について詳細に説明する。車両走行装置1はセットモードとレジュームモードの2つの動作モードを有し、いずれかの動作モードによって自車を駆動制御させるものである。
操作スイッチ11は、図2に示すように、メインボタン1Aが付加されたレバー1Bを備えたスイッチであり、メインボタン1Aが押されると、電源オン・電源オフ信号が交互に出力される。また、レバー1Bが上方向に倒されると上方操作信号が出力され、下方向に倒されると下方操作信号が出力される。手前方向に倒された場合は、手前操作信号が出力される。各操作信号の出力に関しては、カーソルキーを備えたリモコン等によって行うこととしても良い。
警報器12は、例えばブザーを備え、当該ブザーから警報音を出力する。前述の警報音に関しては、自車に搭載されたオーディオ等のスピーカから出力することとしても良い。
駆動制御ECU13は、当該ECUの図示しない内蔵メモリに記憶された駆動制御フラグと、操作スイッチ11から出力される操作信号と、レーダー装置2から出力される相対距離や相対方位に基づいて、自車を駆動制御する際の目標となる走行速度(以下、目標走行速度とする)を決定して自車の駆動制御を行ったり、自車の駆動制御中に目標走行速度の調整を行ったりする。
具体的には、駆動制御フラグがリセットされている場合に、操作スイッチ11から下方操作信号を取得すると、駆動制御ECU13はセット操作が行われたと判断し、セットモードによる自車の駆動制御を開始する。すなわち、エンジン制御装置4へ駆動制御開始信号を送信するとともに、エンジン制御装置4から自車の走行速度を受信する。次に、受信した自車の走行速度をカーナビゲーション装置6へと送信し、地図データ記憶器62に記憶されている、自車が走行中の道路における推奨速度と書き換えさせる。さらに、受信した自車の走行速度を設定走行速度として内蔵メモリに記憶するとともに、受信した自車の走行速度を目標走行速度として決定し、当該目標走行速度とエンジン制御装置4から受信する自車の走行速度とが一致するよう、スロットルバルブの開度調整や変速機の切り換えを行う制御信号を生成する。そして、生成された制御信号をエンジン制御装置4へと送信し、車両の駆動制御を開始する。
また、駆動制御フラグがリセットされている場合に、操作スイッチ11から上方操作信号を取得すると、駆動制御ECU13はレジューム操作が行われたと判断し、レジュームモードによって自車の駆動制御を再開する。この場合、駆動制御ECU13は、エンジン制御装置4に対して駆動制御開始信号を送信するとともに、内蔵メモリから設定走行速度を読み出し、カーナビゲーション装置6からは推奨速度を受信する。次に、駆動制御ECU13は、取得した設定走行速度と推奨速度との比較を行い、設定走行速度の方が小さい場合には、設定走行速度を目標走行速度として決定する。一方、推奨速度の方が小さい場合には、駆動制御ECU13は内蔵メモリから制限速度変化フラグを読み出す。そして、当該フラグがセットされている場合は、推奨速度を目標走行速度として決定し、当該フラグがリセットされている場合は、設定走行速度を目標走行速度として決定する。以上により決定された目標走行速度と、エンジン制御装置4から出力される自車の走行速度とが一致するよう、駆動制御ECU13はスロットルバルブの開度調整や変速機の切り換えを行う制御信号を生成し、エンジン制御装置4へと送信して、車両の駆動制御を再開させる。
一方、駆動制御フラグがセットされている場合に、操作スイッチ11から上方操作信号を取得すると、駆動制御ECU13はアクセル操作が行われたと判断し、目標走行速度を所定量だけ増大させる。また、操作スイッチ11から下方操作信号を取得した場合には、駆動制御ECU13はコースト操作が行われたと判断し、目標走行速度を所定量だけ減少させる。さらに、駆動制御フラグがセットされている場合に、操作スイッチ11から手前操作信号を取得したり、車両動作検知装置5から受信したブレーキ状態信号からブレーキペダルが踏み込まれたと判断される場合には、駆動制御ECU13はエンジン制御装置4へ駆動制御終了信号を送信するとともに、駆動制御フラグをリセットする。
上述した、自車の駆動制御に関連する動作の他にも、駆動制御ECU13は、警報器12に警報を出力するよう指示することも行う。具体的には、レーダー装置2から受信した、自車の前方を走行している他車両までの相対距離及び相対方位と、車両動作検知装置5から受信したステアリング操舵角及びヨー角速度とから、自車と他車両とが所定距離よりも接近しそうであると判断される場合には、警報器12に警報音を出力するよう指示する。
また、駆動制御ECU13は、カーナビゲーション装置6から送信される、自車の走行中の道路における制限速度を常時監視しており、前述の制限速度が変化した場合には、内蔵メモリに記憶されている制限速度変化フラグをセットする。当該フラグは、自車の駆動制御の開始・再開時にリセットされる。
さらに、駆動制御ECU13は、自車の走行速度を示す速度信号や、エンジンの回転数を示すエンジン回転数信号を生成し、メータ制御装置7へ送信することも行う。なお、操作スイッチ11から電源オン・電源オフ信号が出力されると、駆動制御ECU13は車両走行装置1の電源をオン・オフする。
図3は、本実施形態の車両走行装置1が、自車を駆動制御させる処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、所定時間毎に実行される。
ステップ301では、駆動制御ECU13は、操作スイッチ11から出力された操作信号を取得する。ステップ302では、エンジン制御装置4から自車の走行速度とエンジン回転数を受信する。ステップ303では、車両動作検知装置5からステアリング操舵角、ヨー角速度、ブレーキ状態信号を受信する。ステップ304では、カーナビゲーション装置6から、自車が走行中の道路における制限速度及び推奨速度を受信する。ステップ305では、レーダー装置2から、自車の前方を走行している他車両までの相対距離及び相対方位を受信する。
ステップ306では、ステップ301で取得した操作信号の操作内容を判別する操作内容判別処理を行う。本ステップの処理の詳細に関しては、後述する。
ステップ307では、内蔵メモリに記憶された駆動制御フラグがセットされているか否かを判定する。駆動制御フラグがセットされている場合は、ステップ308へ進み、目標走行速度と、ステップ302で受信した自車の走行速度とが一致するよう、スロットルバルブの開度調整や変速機の切り換えを行う制御信号を生成して、エンジン制御装置4へと送信する。駆動制御フラグがリセットされている場合は、ステップ309へ進む。
ステップ309では、ステップ304で受信した、自車が走行中の道路の制限速度が変化したか否かを判定する。自車が走行中の道路の制限速度が変化した場合は、ステップ310へ進み、内蔵メモリに記憶された制限速度変化フラグをセットする。そうでない場合は、ステップ311へ進む。
ステップ311では、ステップ303で受信したステアリング操舵角及びヨー角速度と、ステップ305で受信した、自車の前方を走行している他車両までの相対距離及び相対方位とから、自車と他車両とが所定距離よりも接近しそうであれば、警報器12に警報音を出力させる。
ステップ312では、ステップ302で受信した自車の走行速度とエンジン回転数とから、速度信号およびエンジン回転数信号を生成し、メータ制御装置7へと送信して、処理を終了する。
なお、本フローチャートの処理において、操作スイッチ11から操作信号が出力されなかった場合又はブレーキペダルSW53からブレーキの踏み込みを示すブレーキ状態信号が取得されなかった場合は、ステップ306における操作内容判別処理はスキップされる。
図4は、本実施形態の車両走行装置1が、操作スイッチ11からの操作内容を判別する処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、前述の図3のフローチャートにおけるステップ306の処理に相当する。
ステップ401では、駆動制御ECU13は、車両動作検知装置5から受信したブレーキ状態信号から、ブレーキペダルが踏み込まれたか否かを判定する。ブレーキペダルが踏み込まれたと判定された場合は、ステップ407へ進む。そうでない場合は、ステップ402へ進む。
ステップ402では、操作スイッチ11から取得した操作信号が電源オフ信号であるか否かを判定する。電源オフ信号であると判定された場合は、ステップ407へ進む。そうでない場合は、ステップ403へ進む。
ステップ403では、操作スイッチ11から取得した操作信号が手前操作信号であるか否かを判定する。手前操作信号であると判定された場合は、ステップ407へ進む。そうでない場合は、ステップ404へ進む。
ステップ404では、内蔵メモリに記憶された駆動制御フラグを読み出し、当該フラグがセットされているか否かを判定する。駆動制御フラグがセットされている場合は、ステップ405へ進む。駆動制御フラグがセットされていない場合は、ステップ406へ進む。
ステップ405では、操作スイッチ11から取得した操作信号が上方操作信号であれば、その操作内容はアクセル操作であると判別し、下方操作信号であればコースト操作であると判別して処理を終了する。一方、ステップ406では、操作スイッチ11から取得した操作信号が上方操作信号であれば、その操作内容はレジューム操作であると判別し、下方操作信号であればセット操作であると判別して処理を終了する。
一方、ステップ407では、内蔵メモリに記憶された駆動制御フラグをリセットし、処理を終了する。
なお、本フローチャートの処理において、ステップ402で電源オフ信号を取得したと判定された場合は、本フローチャートの処理の終了後、車両走行装置1の電源がオフされることとなる。
図5は、本実施形態の車両走行装置1が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、前述の図4のフローチャートにおいて、操作スイッチ11からの操作内容がセット操作またはレジューム操作であると判別された場合に実行される。
ステップ501では、駆動制御ECU13は、操作内容がセット操作であるか否かを確認する。セット操作である場合は、ステップ502へ進む。セット操作でない場合は、ステップ504へ進む。
ステップ502では、エンジン制御装置4から受信した自車の走行速度を目標走行速度として決定する。ステップ503では、エンジン制御装置4から受信した自車の走行速度を設定走行速度として内蔵メモリへ記憶するとともに、受信した自車の走行速度をカーナビゲーション装置6へ送信し、地図データ記憶器62に記憶されている、自車が走行中の道路における推奨速度と書き換える。これにより、自車の走行速度を、自車が走行中の道路における推奨速度とすることができる。その後、ステップ510へ進む。
ステップ504では、操作内容がレジューム操作であるか否かを確認する。レジューム操作である場合は、ステップ505へ進む。そうでない場合は、処理を終了する。
ステップ505では、内蔵メモリに記憶された設定走行速度と、カーナビゲーション装置6から送信された推奨速度とを取得する。ステップ506では、ステップ505で取得した設定走行速度と推奨速度とを比較し、推奨速度の方が設定走行速度よりも小さいか否かを判定する。推奨速度の方が小さい場合は、ステップ507へ進む。設定走行速度の方が小さい場合は、ステップ509へ進む。
ステップ507では、内蔵メモリに記憶された制限速度変化フラグを読み出し、当該フラグがセットされているか否かを判定する。制限速度変化フラグがセットされている場合は、ステップ508へ進む。リセットされている場合はステップ509へ進む。
ステップ508では、ステップ505で取得した推奨速度を目標走行速度として決定し、ステップ510へ進む。一方、ステップ509では、ステップ505で取得した設定走行速度を目標走行速度として決定し、ステップ510へ進む。
ステップ510では、内蔵メモリに記憶された制限速度変化フラグをリセットするとともに、同じく内蔵メモリに記憶された駆動制御フラグをセットして、処理を終了する。
図6は、本実施形態の車両走行装置1が、目標走行速度の調整を行う処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、前述の図4のフローチャートにおいて、操作スイッチ11からの操作内容がアクセル操作またはコースト操作であると判別された場合に実行される。
ステップ601では、駆動制御ECU13は、操作内容がアクセル操作であるか否かを確認する。アクセル操作である場合は、ステップ602へ進み、目標走行速度を所定量だけ増大させて、処理を終了する。アクセル操作でない場合は、ステップ603へ進む。
ステップ603では、操作内容がコースト操作であるか否かを確認する。コースト操作である場合は、ステップ604へ進み、目標走行速度を所定量だけ減少させて、処理を終了する。コースト操作でない場合は、処理を終了する。これにより、自車の駆動制御中に目標走行速度の調整を行うことができる。
このように、本実施形態の車両走行装置では、レジュームモードによって自車の駆動制御を再開させる際には、記憶された設定走行速度と、自車が走行中の道路における推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定する。これにより、例えば高速道路走行時にセットモードを利用して自車の駆動制御を行った後、ユーザーの誤解や勘違いによって、一般道路走行時にレジュームモードによる駆動制御の再開が行われた場合でも、設定走行速度が推奨速度よりも大きい場合には、推奨速度によって車両の駆動制御が再開される。すなわち、適切な目標走行速度によって車両の駆動制御を再開させることができる。
なお、ステップ507の処理は、推奨速度が設定走行速度よりも低い原因が、過去に駆動制御を実行していた道路の制限速度と、現在、車両が走行中の道路の制限速度とが変化したことによるものであることを確認するためのものであり、省略しても良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態における車両走行装置について説明する。本実施形態の車両走行装置では、自車の駆動制御を開始・再開する際、自車が走行中の道路の制限速度が、前回に自車が駆動制御を行った道路の制限速度と比べて変化した場合に、自車の走行速度または記憶された設定走行速度と、自車が走行中の道路の推奨速度とを比較し、より小さい方を、目標走行速度として決定する点が、前述の第1の実施形態と異なる。
本実施形態の駆動制御ECU13は、セットモードまたはレジュームモードによって自車の駆動制御を開始・再開する際、内蔵メモリに記憶されている制限速度変化フラグがセットされているか否かを調べる。そして、当該フラグがセットされている場合に、エンジン制御装置4から受信した自車の走行速度、または、内蔵メモリに記憶された設定走行速度と、カーナビゲーション装置6から受信した推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定して、自車の駆動制御を開始・再開する。制限速度変化フラグがリセットされている場合は、駆動制御ECU13は前述の動作を行わず、エンジン制御装置4から受信した自車の走行速度、または、内蔵メモリに記憶された設定走行速度に従って、自車の駆動制御を開始・再開する。
その他の構成・動作に関しては、前述の第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図7は、本実施形態の車両走行装置が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、前述の図4のフローチャートにおいて、操作スイッチ11からの操作内容がセット操作またはレジューム操作であると判別された場合に実行される。
ステップ701では、駆動制御ECU13は、操作内容がセット操作であるか否かを確認する。セット操作である場合は、ステップ702へ進む。そうでない場合は、ステップ708へ進む。
ステップ702では、内蔵メモリに記憶された制限速度変化フラグを読み出し、当該フラグがセットされているか否かを判定する。制限速度変化フラグがセットされている場合は、ステップ703へ進む。リセットされている場合はステップ706へ進む。
ステップ703では、エンジン制御装置4から送信された自車の走行速度と、カーナビゲーション装置6から送信された推奨速度とを取得する。ステップ704では、ステップ703で取得した自車の走行速度と推奨速度とを比較し、推奨速度の方が自車の走行速度よりも小さいか否かを判定する。推奨速度の方が小さい場合は、ステップ705へ進む。自車の走行速度の方が小さい場合は、ステップ706へ進む。
ステップ705では、ステップ703で取得した推奨速度を目標走行速度として決定し、ステップ714へ進む。ステップ706では、ステップ703で取得した自車の走行速度を目標走行速度として決定する。
ステップ707では、自車の走行速度を設定走行速度として内蔵メモリへ記憶するとともに、当該走行速度をカーナビゲーション装置6へ送信し、地図データ記憶器62に記憶された、自車が走行中の道路における推奨速度と書き換える。これにより、自車の走行速度を、自車が走行中の道路における推奨速度とすることができる。その後、ステップ714へ進む。
一方、ステップ708では、操作内容がレジューム操作であるか否かを確認する。レジューム操作である場合は、ステップ709へ進む。そうでない場合は、処理を終了する。ステップ709では、内蔵メモリに記憶された制限速度変化フラグを読み出し、当該フラグがセットされているか否かを判定する。制限速度変化フラグがセットされている場合は、ステップ710へ進む。リセットされている場合はステップ713へ進む。
ステップ710では、内蔵メモリに記憶された設定走行速度と、カーナビゲーション装置6から送信された推奨速度とを取得する。ステップ711では、ステップ710で取得した設定走行速度と推奨速度とを比較し、推奨速度の方が設定走行速度よりも小さいか否かを判定する。推奨速度の方が小さい場合は、ステップ712へ進む。設定走行速度の方が小さい場合は、ステップ713へ進む。
ステップ712では、ステップ710で取得した推奨速度を目標走行速度として決定し、ステップ714へ進む。ステップ713では、ステップ710で取得した設定走行速度を目標走行速度として決定し、ステップ714へ進む。
ステップ714では、内蔵メモリに記憶された制限速度変化フラグをリセットするとともに、同じく内蔵メモリに記憶された駆動制御フラグをセットして、処理を終了する。これにより、制限速度変化フラグがセットされた後、最初に自車の駆動制御の開始・再開が行われる場合にのみ、自車の走行速度または設定走行速度と推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定できる。
このように、本実施形態の車両走行装置は、セットモードまたはレジュームモードによって自車の駆動制御が開始・再開される際には、制限速度変化フラグの状態を調べる。そして、当該フラグがセットされている場合に、自車の走行速度または記憶された設定走行速度と、自車が走行中の道路の推奨速度との比較を行い、より小さい方を目標走行速度として決定する。これにより、自車が走行中の道路の制限速度が変化したことに気付かず、ユーザーがセットモードやレジュームモードによって自車の駆動制御を開始・再開させた場合でも、自車の走行速度または設定走行速度が推奨速度より大きい場合は、当該推奨速度によって自車の駆動制御が開始・再開されることとなる。すなわち、適切な目標走行速度によって自車の駆動制御を開始・再開させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態における車両走行装置について説明する。本実施形態の車両走行装置では、自車の駆動制御を開始・再開する際、自車が走行中の道路の道路種別が、前回に自車が駆動制御を行った道路の道路種別と異なるか否かを調べる。そして、道路種別が異なる場合に、自車の走行速度または記憶された設定走行速度と、自車が走行中の道路の推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定する点が、前述の第2の実施形態と異なる。
本実施形態においては、前述の第2の実施形態における、自車が走行中の道路の制限速度が変化した場合にセットされる制限速度変化フラグの代わりに、自車が走行中の道路の道路種別が変化した場合にセットされる道路種別変化フラグを設ける。
本実施形態の駆動制御ECU13は、セットモードまたはレジュームモードによって自車の駆動制御を開始・再開する際、内蔵メモリに記憶されている道路種別変化フラグがセットされているか否かを調べる。そして、当該フラグがセットされている場合に、エンジン制御装置4から受信した自車の走行速度、または、内蔵メモリに記憶された設定走行速度と、カーナビゲーション装置6から受信した推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定して、自車の駆動制御を開始・再開する。道路種別変化フラグがリセットされている場合は、駆動制御ECU13は前述の動作を行わず、エンジン制御装置4から受信した自車の走行速度、または、内蔵メモリに記憶された設定走行速度に従って、自車の駆動制御を開始・再開する。
その他の構成・動作に関しては、前述の第2の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図8は、本実施形態の車両走行装置が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、前述の図7のフローチャートにおける、制限速度変化フラグがセットされているか否かを判定するステップに代えて、道路種別変化フラグがセットされているか否かを判定するステップを設ける。また、制限速度変化フラグをリセットし、駆動制御フラグをセットする処理に代えて、道路種別変化フラグをリセットし、駆動制御フラグをセットする処理を設ける。言い換えれば、ステップ802、809、814以外の処理は、前述の図7のフローチャートの処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップ802では、駆動制御ECU13は、内蔵メモリに記憶された道路種別変化フラグを読み出し、当該フラグがセットされているか否かを判定する。道路種別変化フラグがセットされている場合は、ステップ803へ進む。当該フラグがリセットされている場合は、ステップ806へ進む。
ステップ809では、内蔵メモリに記憶された道路種別変化フラグを読み出し、当該フラグがセットされているか否かを判定する。道路種別変化フラグがセットされている場合は、ステップ810へ進む。当該フラグがリセットされている場合は、ステップ813へ進む。
ステップ814では、内蔵メモリに記憶された道路種別変化フラグをリセットするとともに、同じく内蔵メモリに記憶された駆動制御フラグをセットして、処理を終了する。
このように、本実施形態の車両走行装置は、セットモードまたはレジュームモードによって自車の駆動制御が開始・再開される際、道路種別変化フラグがセットされている場合に、自車の走行速度または記憶された設定走行速度と、自車が走行中の道路の推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定する。これにより、自車が走行中の道路の道路種別が変化したことに気付かず、ユーザーがセットモードやレジュームモードによって自車の駆動制御を開始・再開させた場合でも、適切な目標走行速度によって自車の駆動制御を開始・再開させることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態における車両走行装置について説明する。本実施形態の車両走行装置では、自車が走行中の道路の制限速度が、前回に自車が駆動制御を行った道路の制限速度と比べて変化した後、所定時間以内に自車の駆動制御が開始・再開された場合に、自車の走行速度または記憶された設定走行速度と、自車が走行中の道路の推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定する点が、前述の第2の実施形態と異なる。
本実施形態の駆動制御ECU13は、図示しない内部タイマを有し、内蔵メモリに記憶された制限速度変化フラグがセットされると、内部タイマの起動を行う。セットモードまたはレジュームモードによって自車の駆動制御を開始・再開する際、制限速度変化フラグがセットされている場合には、駆動制御ECU13は内部タイマの値を読み出し、制限速度変化フラグがセットされた後に所定時間が経過したか否かを調べる。所定時間が未だ経過していない場合、駆動制御ECU13はエンジン制御装置4から受信した自車の走行速度、または、内蔵メモリに記憶された設定走行速度と、カーナビゲーション装置6から受信した推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定して、自車の駆動制御を開始・再開する。所定時間が既に経過していた場合は、駆動制御ECU13は前述の動作を行わず、自車の走行速度または内蔵メモリに記憶された設定走行速度に従って、自車の駆動制御を開始・再開する。
その他の構成・動作に関しては、前述の第2の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図9は、本実施形態の車両走行装置が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、前述の図7のフローチャートにおいて、制限速度変化フラグがセットされた後、所定時間が経過したか否かを判定するステップを新たに設ける。言い換えれば、ステップ903、911以外の処理は、前述の図7のフローチャートの処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップ903では、駆動制御ECU13は、内部タイマの値を読み出し、所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が未だ経過していない場合は、ステップ904へ進む。所定時間が既に経過していた場合は、ステップ907へ進む。
ステップ911では、内部タイマの値を読み出し、所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が未だ経過していない場合は、ステップ912へ進む。所定時間が既に経過していた場合は、ステップ915へ進む。
このように、本実施形態の車両走行装置は、自車が走行中の道路の制限速度が、前回に自車が駆動制御を行った道路の制限速度と比べて変化した後、所定時間以内に、セットモードまたはレジュームモードによって自車の駆動制御が開始・再開された場合に、自車の走行速度または記憶された設定走行速度と、自車が走行中の道路の推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定する。これにより、例えば自車が高速道路から一般道路へと退出した直後に、ユーザーが高速道路走行時の感覚で自車の駆動制御の開始・再開を行わせた場合でも、適切な目標走行速度によって自車の駆動制御を開始・再開させることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態における車両走行装置について説明する。本実施形態の車両走行装置では、自車が走行中の道路の制限速度が、前回に自車が駆動制御を行った道路の制限速度と比べて変化すると、その時点から自車の走行距離の計測を開始し、計測中の自車の走行距離が所定距離以下である場合に、自車の駆動制御が開始・再開されると、自車の走行速度または記憶された設定走行速度と、自車が走行中の道路の推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定する点が、前述の第2の実施形態と異なる。
本実施形態の駆動制御ECU13は、図示しない内部メモリを有し、そのメモリに記憶された制限速度変化フラグがセットされると、その時点から、エンジン制御装置4から送信される自車の走行速度に基づいて、自車の走行距離の計測を開始する。計測された自車の走行距離は、内部メモリに記憶される。セットモードまたはレジュームモードによって自車の駆動制御を開始・再開する際、制限速度変化フラグがセットされている場合には、駆動制御ECU13は内部メモリに記憶された自車の走行距離を読み出し、所定距離以上であるか否かを調べる。自車の走行距離が所定距離以下である場合、駆動制御ECU13はエンジン制御装置4から受信した自車の走行速度または内蔵メモリに記憶された設定走行速度と、カーナビゲーション装置6から受信した推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定して、自車の駆動制御を開始・再開する。自車の走行距離が所定距離以上である場合は、駆動制御ECU13は前述の動作を行わず、自車の走行速度または内蔵メモリに記憶された設定走行速度に従って、自車の駆動制御を開始・再開する。
その他の構成・動作に関しては、前述の第2の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図10は、本実施形態の車両走行装置が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。本フローチャートの処理は、前述の図7のフローチャートにおいて、制限速度変化フラグがセットされた後、自車が所定距離以上走行したか否かを判定するステップを新たに設ける。言い換えれば、ステップ1003、1011以外の処理は、前述の図7のフローチャートの処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップ1003では、駆動制御ECU13は、内部メモリに記憶された自車の走行距離を読み出し、自車が所定距離以上走行したか否かを判定する。自車が所定距離以上走行していない場合は、ステップ1004へ進む。自車が所定距離以上走行していた場合は、ステップ1007へ進む。
ステップ1011では、内部メモリに記憶された自車の走行距離を読み出し、自車が所定距離以上走行したか否かを判定する。自車が所定距離以上走行していない場合は、ステップ1012へ進む。自車が所定距離以上走行していた場合は、ステップ1015へ進む。
このように、本実施形態の車両走行装置は、自車が走行中の道路の制限速度が、前回に自車が駆動制御を行った道路の制限速度と比べて変化すると、その時点から自車の走行距離の計測を開始し、計測中の自車の走行距離が所定距離以下である場合に、自車の駆動制御が開始・再開されると、自車の走行速度または記憶された設定走行速度と、自車が走行中の道路の推奨速度とを比較し、より小さい方を目標走行速度として決定する。こうして、自車の走行距離を計測することによっても、適切な目標走行速度によって自車の駆動制御を開始・再開させることができる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態における車両走行装置について説明する。本実施形態の車両走行装置では、レジュームモードによって自車の駆動制御を再開する際、自車が走行中の道路の道路種別や制限速度等の道路属性が、セットモードによって過去に自車が駆動制御を行った道路の道路属性と異なるか否かを判別する。そして、道路属性が異なると判別された場合には、レジュームモードによる駆動制御の再開を禁止することを特徴とするものである。
なお、本実施形態における車両走行装置の構成は、前述した第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。以下、本実施形態の特徴部分に係る、制御処理を図11のフローチャートに基づいて説明する。
図11は、本実施形態の車両走行装置が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。図11において、ステップ1101〜1103の処理は、第1実施形態において説明した、ステップ501〜503の処理と同様である。ただし、第1実施形態のステップ501〜503の処理に代えて、第2実施形態のステップ701〜707の処理、第3実施形態のステップ801〜807の処理、第4実施形態のステップ901〜908の処理、及び第5実施形態のステップ1001〜1008の処理のいずれを用いても良い。
ステップ1103において、設定走行速度が記憶されると、ステップ1104において、設定走行速度記憶時に走行中の道路属性をカーナビゲーション装置6から取得して記憶する。このとき記憶される道路属性には、道路の制限速度、道路種別、幅員、及び車線数の少なくとも1つを含む。
一方、ステップ1101においてセット操作は行われていないと判定され、かつステップ1105においてレジューム操作が行われたと判定された場合、ステップ1106に進む。ステップ1106では、レジューム操作が行われた時に、車両が走行している道路の道路属性をカーナビゲーション装置6から取得する。
続くステップ1107では、ステップ1104にて記憶した道路属性と、ステップ1106にて取得した道路属性とを比較し、両者に変化が生じているか否かを判定する。この判定処理において、道路属性は変化していないと判定されると、ステップ1108に進み、記憶している設定走行速度を目標走行速度として決定する。その後、ステップ1110において、内蔵メモリに記憶された駆動制御フラグをセットして、処理を終了する。
一方、ステップ1107にて、道路属性が変化していると判定された場合には、ステップ1109に進み、レジューム操作による駆動制御の再開を禁止する。例えば、この禁止処理では、レジューム操作を無効としつつ、レジューム操作による駆動制御の再開はできない旨の警告を発する。
例えば、高速道路を走行中に記憶された設定走行速度は、一般道における目標走行速度としては不適切である可能性が高い。このように、道路属性である、制限速度、道路種別、幅員、及び車線数の少なくとも1つが変化した場合、適切な目標速度も変化する可能性が高い。
このため、本実施形態では、上述したように、設定走行速度記憶時に車両が走行中の道路の道路属性を記憶しておき、レジューム操作が行われた際に走行中の道路属性と比較を行う。そして、道路属性が変化していると判定された場合には、レジューム操作による駆動制御の再開を禁止する。これにより、レジューム操作によって、設定走行速度に基づいて不適切な目標走行速度が設定されることを防止することができる。
なお、上述したように、本実施形態では、設定走行速度記憶時に走行中の道路属性を記憶し、レジューム操作が行われたときに走行中の道路属性と比較することにより、道路属性の変化を判定する。このため、本実施形態においては、第1実施形態のように、制限速度変化フラグを用いることは不要である。ただし、道路属性の変化を、上記各実施形態のように、制限速度変化フラグや道路種別変化フラグを用いて判定することはもちろん可能である。
逆に、上記各実施形態において、第6実施形態のように、前回の駆動制御時の道路属性を記憶しておき、セット操作もしくはレジューム操作が行なわれたときの道路属性と比較して、制限速度や道路種別等の道路属性が変化したか否かを判定することも可能である。
前述の各実施形態では、セットモードにおいて自車の駆動制御を開始する際、自車の走行速度を目標走行速度として決定した。しかしながら、前述の目標走行速度に関しては、リモコン等によって指定された走行速度に決定することとしても良い。もちろん、前述の2つの方法を併用することとしても良い。
また、前述の各実施形態では、セットモードにおいて自車の走行速度が目標走行速度として決定されると、地図データ記憶器62に記憶された、自車が走行中の道路における推奨速度が、自車の走行速度に書き換えられた。しかしながら、自車が走行中の道路における推奨速度を書き換えず、単に自車の走行速度を記憶することとしても良い。これにより、次回以降、レジュームモードによって自車の駆動制御を再開する際には、過去に目標走行速度として決定された自車の走行速度までも勘案して、目標走行速度を決定することが可能となる。
前述の各実施形態では、セットモード及びレジュームモードによって車両の駆動制御を開始・再開する際、適切な目標走行速度によって車両の駆動制御を開始・再開させた。しかしながら、適切な車間制御を行うよう、車両の駆動制御を開始・再開させることとしても良い。もちろん、適切な目標走行速度及び車間制御によって、車両の駆動制御を開始・再開させることとしてもよい。
本発明の第1実施形態における車両走行装置の全体構成を示すブロック図である。 第1実施形態の車両走行装置において、操作スイッチが備えるボタン及びレバーの形状・構成を示す図である。 第1実施形態の車両走行装置が、自車を駆動制御させる処理に関するフローチャートである。 第1実施形態の車両走行装置が、操作スイッチからの操作内容を判別する処理に関するフローチャートである。 第1実施形態の車両走行装置が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。 第1実施形態の車両走行装置が、目標走行速度の調整を行う処理に関するフローチャートである。 第2実施形態の車両走行装置が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。 第3実施形態の車両走行装置が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。 第4実施形態の車両走行装置が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。 第5実施形態の車両走行装置が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。 第6実施形態の車両走行装置が、自車の駆動制御に関する各種設定を行う処理に関するフローチャートである。
符号の説明
1…車両走行装置
11…操作スイッチ
12…メモリ
13…警報器
14…駆動制御ECU
2…レーダー装置
3…車内LAN
4…エンジン制御装置
41…車速算出器
5…車両動作検知装置
51…ステアリングセンサ
52…ヨーレートセンサ
53…ブレーキペダルSW
6…カーナビゲーション装置
61…GPSアンテナ
62…地図データ記憶器
7…メータ制御装置
71…メータ

Claims (13)

  1. 目標速度に従って車両を駆動制御させる車両走行装置であって、
    前記車両走行装置は、目標速度の設定を行うとともに、設定された目標速度に従って前記車両の駆動制御を開始するセットモードと、前記セットモードにおいて既に設定された目標速度に従い、前記車両の駆動制御を再開するレジュームモードの、2つの動作モードを少なくとも有するものであり、
    前記車両が走行中の道路における、推奨される走行速度を取得する推奨速度取得手段と、
    前記レジュームモードによって前記車両の駆動制御を再開する際、前記セットモードにおいて既に設定された目標速度と、前記推奨速度取得手段が取得した推奨される走行速度とを比較し、より小さい方を、前記車両を駆動制御させる際の目標速度として決定する決定手段とを備えることを特徴とする車両走行装置。
  2. 市中の各道路における、推奨される走行速度を記憶する記憶手段を設け、
    前記推奨速度取得手段は、前記車両が走行中の道路における推奨される走行速度を、前記記憶手段から取得するものであり、
    前記セットモードにおいて目標速度の設定が行われた際、前記車両が走行中の道路を識別すると共に、前記記憶手段に記憶された当該道路における推奨される走行速度を、設定された目標速度に書き換える書換手段を設けることを特徴とする請求項1記載の車両走行装置。
  3. 前記セットモードまたは前記レジュームモードによる前記車両の駆動制御中に、前記決定手段によって決定された目標速度を変更する変更手段を設けることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両走行装置。
  4. 目標速度に従って車両を駆動制御させる車両走行装置であって、
    前記車両走行装置は、目標速度の設定を行うとともに、設定された目標速度に従って前記車両の駆動制御を開始するセットモードと、前記セットモードにおいて既に設定された目標速度に従い、前記車両の駆動制御を再開するレジュームモードの、2つの動作モードを少なくとも有するものであり、
    前記車両が走行中の道路における、推奨される走行速度を含む道路属性を取得する取得手段と、
    前回、前記車両の駆動制御が実行されたときに車両が走行中の道路の道路属性と、前記セットモードまたは前記レジュームモードによって、今回、車両の駆動制御を開始または再開するときに車両が走行中の道路の道路属性とが異なる場合、今回設定された目標速度または前記セットモードにおいて既に設定された目標速度と、前記取得手段が取得した道路属性に含まれる推奨される走行速度とを比較し、より小さい方を、前記車両を駆動制御させる際の目標速度として決定する決定手段とを備えることを特徴とする車両走行装置。
  5. 前記決定手段は、前記取得手段が取得した道路属性が変化するとセットされる道路属性変化フラグを有し、その道路属性変化フラグに基づいて、道路属性の異同を判定することを特徴とする請求項4記載の車両走行装置。
  6. 前記決定手段は、前記セットモードまたは前記レジュームモードによる前記車両の駆動制御の開始または再開が、前記道路属性変化フラグがセットされた後、最初に行われた場合に、前記決定動作を行うことを特徴とする請求項5記載の車両走行装置。
  7. 前記決定手段は、前記道路属性変化フラグがセットされた時点から、所定時間が経過するまでの間、または、前記車両が所定距離を走行するまでの間に、前記セットモードまたは前記レジュームモードによる前記車両の駆動制御が開始または再開された場合に、前記決定動作を行うことを特徴とする請求項5または請求項6記載の車両走行装置。
  8. 前記取得手段が取得する道路属性は、前記車両が走行中の道路における制限速度であることを特徴とする請求項4から請求項7のいずれかに記載の車両走行装置。
  9. 前記取得手段が取得する道路属性は、前記車両が走行中の道路の道路種別であることを特徴とする請求項4から請求項7のいずれかに記載の車両走行装置。
  10. 市中の各道路における、推奨される走行速度を記憶する記憶手段を設け、
    前記取得手段は、前記車両が走行中の道路の道路属性に含まれる推奨される走行速度を、前記記憶手段から取得するものであり、
    前記セットモードにおいて目標速度の設定が行われた際、前記車両が走行中の道路を識別すると共に、前記記憶手段に記憶された当該道路における推奨される走行速度を、設定された目標速度に書き換える書換手段を設けることを特徴とする請求項4から請求項9のいずれかに記載の車両走行装置。
  11. 前記セットモードまたは前記レジュームモードによる前記車両の駆動制御中に、前記決定手段によって決定された目標速度を変更する変更手段を設けることを特徴とする請求項4から請求項10のいずれかに記載の車両走行装置。
  12. 目標速度に従って車両を駆動制御させる車両走行装置であって、
    前記車両走行装置は、目標速度の設定を行うとともに、設定された目標速度に従って前記車両の駆動制御を開始するセットモードと、前記セットモードにおいて既に設定された目標速度に従い、前記車両の駆動制御を再開するレジュームモードの、2つの動作モードを少なくとも有するものであり、
    前記車両が走行中の道路における、道路属性を取得する取得手段と、
    前記セットモードによって前記車両の駆動制御が実行されたときに車両が走行中の道路の道路属性と、前記レジュームモードによって車両の駆動制御が再開されるときに車両が走行中の道路の道路属性とが異なる場合、前記レジュームモードによる、前記車両の駆動制御の再開を禁止する禁止手段とを備えることを特徴とする車両走行装置。
  13. 前記道路属性は、制限速度、道路種別、幅員、車線数の少なくとも1つであることを特徴とする請求項12に記載の車両走行装置。
JP2004307360A 2003-12-12 2004-10-21 車両走行装置 Pending JP2005193886A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004307360A JP2005193886A (ja) 2003-12-12 2004-10-21 車両走行装置
US11/009,990 US20050131614A1 (en) 2003-12-12 2004-12-10 Vehicle driving system and method

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003415335 2003-12-12
JP2004307360A JP2005193886A (ja) 2003-12-12 2004-10-21 車両走行装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005193886A true JP2005193886A (ja) 2005-07-21

Family

ID=34656258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004307360A Pending JP2005193886A (ja) 2003-12-12 2004-10-21 車両走行装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20050131614A1 (ja)
JP (1) JP2005193886A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012206594A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用運転支援装置
JP2015506878A (ja) * 2012-02-20 2015-03-05 ジャガー ランド ローバー リミテッドJaguar Land Rover Limited 車両のクルーズコントロールの改善

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038933A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Toyota Motor Corp 車両走行制御装置
JP4882499B2 (ja) * 2006-05-10 2012-02-22 株式会社デンソー 速度情報提供装置及びプログラム
JP4265646B2 (ja) * 2006-11-14 2009-05-20 トヨタ自動車株式会社 クルーズコントロール制御の設定車速変更装置
DE102006060554A1 (de) * 2006-12-21 2008-06-26 Bayerische Motoren Werke Ag Lenkrad für ein Kraftfahrzeug und Kraftfahrzeug
US7724180B2 (en) 2007-05-04 2010-05-25 Toyota Motor Corporation Radar system with an active lens for adjustable field of view
DE102007021499A1 (de) * 2007-05-04 2008-11-06 Deere & Company, Moline Bedienvorrichtung
US8359149B2 (en) * 2009-02-03 2013-01-22 GM Global Technology Operations LLC Method for integrating multiple feature adaptive cruise control
ITPD20090061A1 (it) * 2009-03-25 2010-09-26 Hassan Obeidat Dispositivo di autoriduzione di velocita' per veicoli
GB2505023B (en) * 2012-08-16 2015-01-14 Jaguar Land Rover Ltd System and method for controlling the speed of a vehicle using vehicle configuration
GB2505024B (en) 2012-08-16 2015-02-18 Jaguar Land Rover Ltd System and method for controlling the speed of vehicle
JP5839010B2 (ja) * 2013-09-11 2016-01-06 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置
JP5939226B2 (ja) 2013-10-16 2016-06-22 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置
GB2553688B (en) * 2014-02-18 2018-09-12 Jaguar Land Rover Ltd Control system and method
CN107832776A (zh) * 2017-10-12 2018-03-23 如是科技(大连)有限公司 职位推荐的处理方法及装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5189618A (en) * 1989-06-28 1993-02-23 Nippondenso Co., Ltd. Automotive cruise control system for controlling vehicle to run at constant speed
US5646850A (en) * 1990-06-13 1997-07-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Auto-drive control apparatus for use in vehicle apparatus
JP2887948B2 (ja) * 1991-06-26 1999-05-10 株式会社デンソー 車両用速度制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012206594A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用運転支援装置
JP2015506878A (ja) * 2012-02-20 2015-03-05 ジャガー ランド ローバー リミテッドJaguar Land Rover Limited 車両のクルーズコントロールの改善
US9796383B2 (en) 2012-02-20 2017-10-24 Jaguar Land Rover Limited Method of speed control for a vehicle
US10363930B2 (en) 2012-02-20 2019-07-30 Jaguar Land Rover Limited Method of speed control for a vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
US20050131614A1 (en) 2005-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005193886A (ja) 車両走行装置
JP6490486B2 (ja) 経路探索装置及び経路探索方法
JP6176264B2 (ja) 自動運転車両システム
JP4775177B2 (ja) 走行制御装置
GB2564227A (en) System and method for automatic activation of driver assistance feature
JP2007106206A (ja) 車両制御装置
JP4172368B2 (ja) 車両検知装置
JP4525607B2 (ja) 車両制御装置
JP4561802B2 (ja) 地図表示装置及びプログラム
JPH10187035A (ja) 地図表示方法、地図表示装置、ナビゲーション装置及び自動車
JP2008261703A (ja) 車載機器機能説明装置
JP2009025239A (ja) 経路案内装置
JP2006282073A (ja) 車両制御装置,車両制御システム及び車両制御方法
US7698057B2 (en) Map display control apparatus, program product therefor, and method for controlling an in-vehicle navigation apparatus
JP2005173929A (ja) 覚醒度判定装置
JP4573899B2 (ja) ナビゲーション装置、マップマッチング方法、及び、マップマッチングプログラム
JP3861865B2 (ja) 車両運行装置
JPH08128838A (ja) ナビゲーション装置
CN109507999A (zh) 行驶控制装置、行驶控制系统以及行驶控制方法
JP2006344164A (ja) 車両転回検出装置および当該装置を備えた車両用ナビゲーション装置
JP2002188931A (ja) 車載用処理装置
JP4002030B2 (ja) 車載用情報提供装置及び音声認識装置
JPH11328596A (ja) 運転支援装置
JP4063165B2 (ja) 車載情報提供装置
JP4921760B2 (ja) 車載用表示装置、その制御方法及び制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512