JP2005191528A - 半導体発光装置のパルス駆動方法およびパルス駆動回路 - Google Patents

半導体発光装置のパルス駆動方法およびパルス駆動回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 発光色の異なる複数の発光素子を有する半導体発光装置において、パルス駆動する発光素子を発光色毎に順次切り換える際などに発光素子の光出力の検出誤差が発生することを極力防止することにより、輝度調整の精度低下を回避できる半導体発光装置のパルス駆動方法およびパルス駆動回路を提供する。
【解決手段】 いずれかの発光色の発光素子が発光色毎の駆動設定で駆動されて点灯し、点灯される発光素子の光出力が検出され、検出される発光素子の光出力に基づいて発光素子の駆動設定の調節が行われる点灯ステップが、発光素子が切り換えられながら繰り返し実行されることにより、発光素子が発光色毎に順次パルス点灯する。この点灯ステップの繰り返しの際、点灯ステップ間にすべての発光色の発光素子が所定時間不点灯とされる不点灯ステップがそれぞれ配置される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、主に白色光源としての発光ダイオードを使用した照明装置、液晶のバックライトなどに使用され、輝度調整や色度調整が行われる半導体発光装置のパルス駆動方法およびパルス駆動回路に関する。
従来、発光ダイオードなどが内蔵された半導体発光装置の輝度調整を行う技術としては、複数個の異なるカラーの発光素子(例えば、発光ダイオード)を含む光源を一定順序で切り換えて駆動し、その輝度レベルを光センサーによって検出して光量制御を行うカラー表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このカラー表示装置は、異なる波長の光を発光しそれぞれ独立に輝度調整可能な複数個のそれぞれ異なるカラーの発光素子を含む光源部と、前記光源部の複数個の異なるカラーの発光素子に一定の順序で切り換えて順次それぞれの駆動信号を供給する光源駆動回路と、複数個の画素を構成する電子光学的シャッター素子から成り前記光源部のカラー発光素子の発光する光の透過遮断を制御するシャッター部と、該シャッター部に前記光源部の複数個のカラー発光素子の発光に対応したカラー信号を前記発光時に同期して供給すシャッター制御回路とを有し、多色表示を行うカラー表示装置に於いて、前記各カラー光源の輝度レベルを検出する光センサーと、該センサーの検出値に従って前記光源駆動回路に光量制御信号を供給する光量制御回路とを設け、各光源の輝度レベルを調整して、各カラー光源間の所望の色の輝度バランスを一定に保持するようにしたことを特徴とするものである。光センサーは発光色の数だけ設けてもよいし、1個の光センサーだけでの対応も可能である。輝度調整方法としては、特定の色の発光素子のみを点灯させ、その光出力を電気変換して積分回路で平滑化し、得られた信号で駆動電流の制御を行っている。
ただ、この特許文献1には、1個の光センサーを各発光色に共用する方法が記載されているものの、照明用光源のように多数の発光素子が分散して配置された場合において、全ての発光素子からの発光を反映した検出出力を得るのに適した構成については考慮されておらず、具体的な開示もされていない。
そこで、発光素子の搭載部を透明樹脂層で被覆し、この透明樹脂層によって分散配置された多数の発光素子からの光を光センサーに適切に導くことができる照明装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
この照明装置は、少なくとも2次元方向に分散配置された複数個の発光ダイオードと、前記複数個の発光ダイオードを一体的に被覆した透明樹脂層と、前記透明樹脂層の内部、表面上もしくは近傍に配置された光検出素子により前記発光ダイオードの発光強度を検出する光検出部と、前記光検出部による検出出力に基づいて前記発光ダイオードの駆動を制御する電源回路部とを備え、前記光検出素子の個数は前記発光ダイオードよりも少なく、前記光検出素子は、前記透明樹脂層を伝搬してきた前記発光ダイオードの発光強度を検出することを特徴とするものである。
また、別の従来技術例としては、赤色、緑色、青色の発光素子の点灯開始時間を一定の時間間隔ずつ遅らせて順次点灯させ、その都度測定される光出力の差から各色のみの光出力を演算によって求める方法もある。すなわち、最初に赤色の発光素子を点灯させて光出力を測定する。次に、緑色を点灯させて赤色と緑色の合わさった光出力を測定し、先の赤色の出力分を減算して緑色の光出力を求める。さらに、青色も点灯させて3色が合わさった光出力を測定し、赤色と緑色とが合わさった光出力分を減算することにより青色の光出力を求める。このようにして得られる各色に対する光出力を演算して、最適な輝度および色度になるように駆動電流値を決定して、半導体発光装置をパルス駆動する方法もある。
特開平10−49074号公報 特開2002−344031号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示されている従来技術のように、単純に発光素子の駆動と光センサあるいは光センサの電気信号変換回路を発光色毎に順次切り換えるだけでは、回路の遅延時間および発光素子の立ち上がり、立ち下がり時間などが考慮されていない。そのため、異なる発光色の発光素子の実際の点灯時間が一部で重なったりして、光出力の検出誤差を発生させ、輝度調整の精度低下の原因となり得る。また、特許文献1に開示されている従来技術では、電流制御は所定の最大電流から電流を減少させ、光出力を積分して平滑化して得られた信号と比較することにより、所定のレベルで安定して電流駆動される。しかし、この方式で精度良く点灯させるためには、積分され平滑化されるために点灯時間の開始と終了時間を電流制御時間と常に同期を取る必要がある。つまり、積分と平滑化のためには、積分時間が必要であり時間的な遅れが生じてしまうので、その処理時間を考慮しなければならず、非常に複雑な回路構成が必要になってしまう。また、発光色毎の順次点灯を前提としているため、発光素子が点灯するのは常にいずれか1色に限られる。全ての発光色の発光素子を同時点灯させる場合に比べると光量が不足するため、照明装置などに要求される高輝度化にはあまり適していない。
上述の特許文献2では実施形態3あるいは実施形態4において、赤色、緑色、青色の各発光ダイオードを順次発光させるために、所定のクロック信号のハイレベル期間に同期したパルス電圧をこれらの各発光ダイオードに対して順次印加するタイムチャートが開示されている。この場合、クロック信号のローレベル期間において結果的には各発光ダイオードはすべて不点灯となっているものの、この不点灯時間の長さは、回路の遅延時間および発光素子の立ち上がり、立ち下がり時間などを考慮して最適に設定されているわけではない。不点灯時間が必要以上に長い場合は、パルス駆動時のデューティー比を上げる際の制約となり、照明装置などの高輝度化に対する制限となり得る。
上述の別の従来技術例として示したものでは、測定時以外は全色の同時点灯も可能であり、高輝度化への制約はないと言える。ただし、光出力の測定値を記憶するとともに減算などの演算を行う必要があるので、比較的小規模な電気回路のみで構成するのは困難である。ソフトウェアの組込が可能な演算プロセッサなどが必要になり、照明装置としては複雑かつ大掛かりなものとなってしまう。
従来技術のこのような課題に鑑み、本発明の目的は、発光波長の異なる複数の発光素子を有する半導体発光装置において、パルス駆動する発光素子を発光波長毎に順次切り換える際などに発光素子の光出力の検出誤差が発生することを極力防止することにより、輝度調整の精度低下を回避できる半導体発光装置のパルス駆動方法およびパルス駆動回路を提供することである。さらには、簡単な回路構成で輝度調整を高精度に行うことができる半導体発光装置のパルス駆動方法およびパルス駆動回路を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の半導体発光装置のパルス駆動方法は、発光波長の異なる複数の発光素子を有する半導体発光装置のパルス駆動方法であって、いずれかの発光波長の前記発光素子が発光波長毎の駆動設定で駆動されて点灯し、点灯される前記発光素子の光出力が検出され、検出される前記発光素子の光出力に基づいて前記発光素子の駆動設定の調節が行われる第1点灯ステップと、所定の不点灯時間の間、すべての発光波長の前記発光素子が不点灯とされる不点灯ステップとを備え、前記発光素子が発光波長毎に順次パルス点灯するように、駆動される前記発光素子が切り換えられながら前記第1点灯ステップが繰り返し実行されるとともに、繰り返し実行される前記第1点灯ステップの間に、前記不点灯ステップがそれぞれ配置されることを特徴とする。
ここで、発光素子は、例えば発光ダイオードであり、赤色、緑色、青色に発光する発光ダイオードをそれぞれ1個以上組み合わせてもよいが、これに限るものではない。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動方法によれば、駆動する発光素子を発光波長毎に切り換える際に、発光素子のすべてを不点灯とする所定の不点灯時間が設定されるので、発光波長の異なる発光素子同士の実際の点灯時間が重なることがない。これにより、発光素子の光出力の検出誤差が発生することを極力防止できるようになり、輝度調整の精度低下の回避が可能となる。
また、本発明の半導体発光装置のパルス駆動方法において、前記不点灯時間の長さが、前記第1点灯ステップにおける前記発光素子の点灯時間よりも短いことを特徴としてもよい。
ここで、不点灯時間の長さは、実際の各回路の応答性や遅延時間、および発光素子の立ち上がり、立ち下がり時間などを考慮して適切な値に設定することが望ましい、通常は、発光色毎の1駆動パルスの点灯時間より短い時間を設定するが、必要最小限の時間に設定してもよい。具体的には、例えば不点灯時間を30μsec以上とし、さらに20msec以下としてもよい。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動方法によれば、駆動する発光素子を発光波長毎に切り換える際に設定される不点灯時間が、発光素子の発光波長毎の点灯時間よりも短いため、不点灯時間の設定に伴うパルス駆動時のデューティー比の低下を少なくできる。これにより、半導体発光装置の輝度低下を少なくできる。不点灯時間を必要最小限の時間に設定すれば、半導体発光装置の輝度低下を極めて少ないものに留めることができる。
また、本発明の半導体発光装置のパルス駆動方法において、前記不点灯時間内に、前記第1点灯ステップにおいて駆動される前記発光素子の切り換えが行われるとともに、前記第1点灯ステップにおいて検出される前記発光素子の光出力に基づいて行われる前記発光素子の駆動設定の調節感度切り換えが行われることを特徴としてもよい。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動方法によれば、駆動される発光素子の切り換えに応じて、検出される発光素子の光出力に基づいて行われる発光素子の駆動設定の調節感度切り換えを行うことができる。また、これらの切り換えは不点灯ステップの所定の不点灯時間内にそれぞれ行えばよく、厳密な同期やタイミングは必要とされない。これにより、駆動される発光素子に応じて適切な駆動設定の調節が可能になり、誤差の少ない安定した駆動方法が実現されるとともに、回路構成を簡単にすることができる。
また、本発明の半導体発光装置のパルス駆動方法において、前記第1点灯ステップにおける前記発光素子の光出力の検出は、前記発光素子の光出力を受光素子によってモニターすることにより行なわれ、検出される前記発光素子の光出力が一定となるように、前記発光素子を駆動する駆動電流の増減がリアルタイムでアナログ的に行なわれることを特徴としてもよい。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動方法によれば、各発光波長の発光素子の発光中に発光素子の光出力が速やかに調整され、それぞれの基準レベルに維持される。これにより、高精度な輝度調整が可能となる。
また、本発明の半導体発光装置のパルス駆動方法において、前記第1点灯ステップにおける前記発光素子の光出力の検出は、前記発光素子の光出力を受光素子によってモニターすることにより行なわれ、検出される前記発光素子の光出力が略一定となるように、前記発光素子を駆動する駆動電流の増減が所定時間毎に段階的に行なわれることを特徴としてもよい。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動方法によれば、各発光波長の発光素子の発光中に発光素子の光出力が所定時間毎に段階的に調整され、それぞれの基準レベル近傍に維持される。これにより、段階的な調整量に応じた精度の輝度調整が可能となる。
また、本発明の半導体発光装置のパルス駆動方法において、前記第1点灯ステップにおける前記発光素子を駆動する駆動電流の増減によって前記検出回路により検出される前記発光素子の光出力が略一定となったときの駆動電流の情報を、発光波長毎に保持または記憶する記憶ステップを備えていることを特徴としてもよい。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動方法によれば、発光波長毎に発光素子の光出力が略一定となったときの駆動電流の情報を記憶できる。これにより、その後の発光時には記憶された駆動電流の情報に基づいて各発光素子の駆動を行うことができるので、安定した光出力が得られる。
また、本発明の半導体発光装置のパルス駆動方法において、前記記憶ステップにおいて記憶された発光波長毎の駆動電流の情報に基づいて前記発光素子がパルス駆動されて点灯する第2点灯ステップを備えることを特徴としてもよい。さらに、前記第2点灯ステップによる前記発光素子の発光波長毎の点灯時間が少なくとも一部で重なることを特徴としてもよい。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動方法によれば、駆動毎に発光素子の光出力を検出して駆動する駆動電流の増減を行う必要をなくすことができる。これにより、光出力の検出誤差の発生を考慮する必要がなくなり、不点灯時間を確保せずに駆動する発光素子の切り換えを行えるようになる。さらに、複数の発光波長の発光素子を同時駆動可能な回路構成にしておき、複数の発光波長の発光素子の点灯時間の少なくとも一部を重ねるようにすれば、パルス駆動時のデューティー比を大幅に高めることができ、高輝度化が可能になる。
また、本発明の半導体発光装置のパルス駆動方法において、駆動される前記発光素子が切り換えられながら所定回数繰り返して実行される前記第1点灯ステップと、これらの第1点灯ステップの間にそれぞれ配置される前記不点灯ステップと、前記記憶ステップとを有する駆動電流調節ステップを備え、この駆動電流調節ステップと前記第2点灯ステップとが交互に繰り返して実行されることを特徴としてもよい。さらに、前記駆動電流調節ステップと前記第2点灯ステップとが所定周期で交互に繰り返して実行されることを特徴としてもよい。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動方法によれば、前記第2点灯ステップを主体として発光素子を駆動しつつ、必要に応じて周期的に前記駆動電流調節ステップを実行することができる。これにより、パルス駆動時のデューティー比を高めて高輝度化を可能とするとともに、発光波長毎の発光素子の光出力を高精度に維持し続けることが可能となる。
また、本発明の半導体発光装置のパルス駆動方法において、前記記憶ステップにおいて記憶される駆動電流の情報に基づいて前記所定周期が決定されることを特徴としてもよい。さらに、前記記憶ステップにおいて記憶される駆動電流の情報がその時点より前に記憶されていた駆動電流の情報と比較され、その比較結果に基づいて前記所定周期が変更されることを特徴としてもよい。
ここで、駆動電流の情報同士を比較する場合、駆動電流の情報を光量に換算した上で比較するようにしてもよい。また、例えば、比較結果としての差が第1所定値以下であれば、前記所定周期が延長されるようにしてもよいし、その差が前記第1所定値よりも大きい第2所定値以上であれば、前記所定周期が短縮されるようにしてもよい。また、これらを組み合わせて、その差が前記第1所定値以下であれば前記所定周期が延長されるようにするとともに、その差が前記第2所定値以上であれば前記所定周期が短縮されるようにしてもよい。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動方法によれば、何らかの要因によって発光素子の光出力の変動が大きくなっているときは、前記記憶ステップにおいて記憶される駆動電流の情報の変化も拡大するので、前記駆動電流調節ステップが実行される周期が短縮される。これにより、発光素子の光出力の変動が抑制される。また、発光素子の光出力の変動が小さくなっているときは、前記記憶ステップにおいて記憶される駆動電流の情報の変化も縮小するので、前記駆動電流調節ステップが実行される周期が延長される。これにより、必要以上に高頻度に前記駆動電流調節ステップが実行されたり、それによってパルス駆動時のデューティー比が低下することが極力回避される。
あるいは、上記目的を達成するため、本発明の半導体発光装置のパルス駆動回路は、発光波長の異なる複数の発光素子を有する半導体発光装置のパルス駆動回路であって、前記発光素子を発光波長毎に設定された駆動電流で発光波長毎に順次パルス駆動する駆動回路と、前記発光素子の光出力を検出する検出回路と、前記検出回路の検出結果に基づいて前記発光素子の発光波長毎の駆動電流設定を調節する設定回路とを備え、前記駆動回路は、前記発光素子の発光波長毎の点灯時間の間に、すべての発光波長の前記発光素子を不点灯とする所定の不点灯時間をそれぞれ設定することを特徴とする。
ここで、発光素子は、例えば発光ダイオードであり、赤色、緑色、青色に発光する発光ダイオードをそれぞれ1個以上組み合わせてもよいが、これに限るものではない。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動回路によれば、駆動する発光素子を発光波長毎に切り換える際に、発光素子のすべてを不点灯とする所定の不点灯時間が設定されるので、発光波長の異なる発光素子同士の実際の点灯時間が重なることがない。これにより、発光素子の光出力の検出誤差が発生することを極力防止できるようになり、輝度調整の精度低下の回避が可能となる。
また、本発明の半導体発光装置のパルス駆動回路において、前記検出回路は受光素子を有し、前記発光素子の光出力の検出は前記発光素子の光出力を受光素子によってモニターすることにより行なわれ、前記検出回路によって検出される前記発光素子の光出力が略一定となるように、前記駆動回路における前記発光素子を駆動する駆動電流の増減が所定時間毎に段階的に行なわれることを特徴としてもよい。
ここで、受光素子としては、例えば光センサなどが挙げられるが、これに限るものではない。各発光素子から照射される光を受光素子へ適切に導く具体的な構成については、例えば、複数の発光素子の搭載部を透明樹脂層で被覆し、この透明樹脂層によって複数の発光素子からの光を受光素子に導くようにすればよいが、このような構成に限るものではない。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動回路によれば、各発光波長の発光素子の発光中に発光素子の光出力が所定時間毎に段階的に調整され、それぞれの基準レベル近傍に維持される。これにより、段階的な調整量に応じた精度の輝度調整が可能となる。また、このような構成は比較的小規模なデジタル回路によって容易に実現できるので、回路構成を簡単にできる。
また、本発明の半導体発光装置のパルス駆動回路において、前記発光素子を駆動する駆動電流の増減によって、前記検出回路によって検出される前記発光素子の光出力が略一定となったときの駆動電流値を保持または記憶する記憶回路を備えていることを特徴としてもよい。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動回路によれば、発光波長毎に発光素子の光出力が略一定となったときの駆動電流値を記憶できる。これにより、その後の発光時には記憶された駆動電流値に基づいて各発光素子の駆動を行うことができるので、安定した光出力が得られる。
また、本発明の半導体発光装置のパルス駆動回路において、所定周期で、前記検出回路によって検出される前記発光素子の光出力が略一定となるように前記発光素子を駆動する駆動電流を増減するとともに、前記検出回路によって検出される前記発光素子の光出力が略一定となったときの駆動電流の情報を前記記憶回路に記憶する半導体発光装置のパルス駆動回路であって、前記記憶回路に記憶する駆動電流の情報に基づいて前記所定周期を決定することを特徴としてもよい。さらに、前記記憶回路に記憶する駆動電流の情報をその時点より前に記憶されていた駆動電流の情報と比較し、その比較結果に基づいて前記所定周期を変更することを特徴としてもよい。
この発明の半導体発光装置のパルス駆動回路によれば、何らかの要因によって発光素子の光出力の変動が大きくなっているときは、前記所定周期毎に記憶される駆動電流の情報の変化も拡大するので、それに対して前記所定周期を短縮することができる。また、発光素子の光出力の変動が小さくなっているときは、前記所定周期毎に記憶される駆動電流の情報の変化も縮小するので、それに対して前記所定周期を延長することができる。これにより、発光素子の光出力の変動の大きさに応じて前記所定周期を適切に伸縮させることができるので、発光素子の光出力の変動が抑制されるとともに、パルス駆動時のデューティー比が低下することが極力回避される。
本発明の半導体発光装置のパルス駆動方法およびパルス駆動回路によれば、駆動する発光素子を発光波長毎に切り換える際に、発光素子のすべてを不点灯とする所定の不点灯時間が設定されるので、発光波長の異なる発光素子同士の実際の点灯時間が重なることがない。これにより、発光素子の光出力の検出誤差が発生することを極力防止できるようになり、輝度調整の精度低下の回避が可能となる。
なお、不点灯時間内に、駆動される発光素子の切り換えが行われるとともに、検出される発光素子の光出力に基づいて行われる前記発光素子の駆動設定の調節感度切り換えが行われるようにした場合は、駆動される発光素子の切り換えに応じて、検出される発光素子の光出力に基づいて行われる発光素子の駆動設定の調節感度切り換えを行うことができる。また、これらの切り換えは不点灯ステップの所定の不点灯時間内にそれぞれ行えばよく、厳密な同期やタイミングは必要とされない。これにより、駆動される発光素子に応じて適切な駆動設定の調節が可能になり、誤差の少ない安定したパルス駆動方法およびパルス駆動回路によって輝度調整が高精度に行えるようになるとともに、回路構成を簡単にすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、半導体発光装置のパルス駆動回路1は、赤色発光素子2aと緑色発光素子2bと青色発光素子2cと、これらの発光素子2a〜2c毎の駆動電流の設定によって光出力を調整可能な駆動回路3と、発光素子2a〜2cの光出力を検出する不図示の受光素子を有する受光回路4と、発光素子2a〜2cの駆動電流の設定を受光回路4の受光出力に基づいて調節する設定回路5とを備えている。
ここで、発光素子2a〜2cとしては、例えば発光ダイオードが挙げられるが、これに限るわけではない。また、発光素子2a〜2cのそれぞれから照射される光を受光回路4が有する受光素子へ適切に導く具体的な構成については、例えば、特許文献2に開示されているように、複数の発光素子の搭載部を透明樹脂層で被覆し、この透明樹脂層によって複数の発光素子からの光を受光素子に導くようにすればよいが、このような構成に限るものではない。
発光素子2a〜2cは順次パルス発光するように、駆動回路3によってそれぞれ異なるタイミングでパルス駆動される。ただし、各発光色の発光素子の消灯と同時に次の発光色の発光素子を点灯させるのではなく、各発光色の発光素子の消灯後にすべての発光素子が不点灯となる所定の不点灯時間を一旦確保し、この不点灯時間経過後に次の発光色の発光素子を点灯させるようにする。また、この不点灯時間において、駆動回路3の内部では駆動する発光素子の切り換えが行われるとともに、受光回路4の内部では次の発光色の発光素子の光出力検出に適した状態への切り換えが行われる。
ここで、不点灯時間は、実際の各回路の応答性や遅延時間および発光素子の立ち上がり、立ち下がり時間などを考慮して適切な値に設定することが望ましい、通常は、発光色毎の1駆動パルスの点灯時間より短い時間を設定するが、必要最小限の時間に設定するようにしてもよい。具体的には、例えば、不点灯時間を30μsec以上とし、さらに20msec以下としてもよい。
各発光色の発光素子の発光中は、設定回路5において受光回路4からの受光出力が電気的に積分され、発光色毎に予め決められている基準値と積分結果との比較が行われる。受光出力の積分結果が基準値より低い場合には、発光素子の光出力が基準レベルよりも低下していると判断されるので、光出力を増やすように駆動電流の設定を調節する。逆に、受光出力の積分結果が基準値より高い場合には、発光素子の光出力が基準レベルよりも上昇していると判断されるので、光出力を減らすように駆動電流の設定を調節する。各発光色の発光素子の発光中に、このようにアナログ的なフィードバック制御をリアルタイムで行うことにより発光素子の光出力が速やかに調整され、それぞれの基準レベルに維持される。
図2は、本発明の第1実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路における各発光色の発光素子の光出力を示すタイムチャートの一部分であり、(a)は赤色発光素子の光出力を示し、(b)は緑色発光素子の光出力を示し、(c)は青色発光素子の光出力を示している。
図2(a)〜(c)に示すように、赤色発光素子と緑色発光素子と青色発光素子とが発光色毎に設定された駆動電流で順次パルス発光するように駆動回路3(図1参照)によってパルス駆動される。各発光色の発光素子の点灯中はその光出力が受光回路4(図1参照)によって検出される。検出された光出力は設定回路5(図1参照)において発光色毎の基準レベルと比較され、基準レベルとの差があれば、その差がなくなるように設定回路5によって駆動回路3の駆動電流の設定が調節される。点灯開始から所定時間T1が経過すると発光素子は消灯される。
続けて、すべての発光素子が不点灯となる不点灯時間を確保するため、不点灯時間t1の経過を待つが、この間に駆動回路3の内部では次の発光色の発光素子を駆動できるように切り換えが行われるとともに、受光回路4の内部では次の発光色の発光素子の光出力検出に適した状態への切り換えが行われる。
不点灯時間t1が経過すると、次の発光色の発光素子が点灯され、その光出力が基準レベルとなるように調整が行われる。点灯開始から所定時間T1が経過すると消灯される。
以後もこのような処理が繰り返されることにより、赤色発光素子と緑色発光素子と青色発光素子とが順次パルス発光するようにパルス駆動される。
なお、発光ダイオードなどの発光素子は非常に高速に応答するため、通常のタイムチャートでは応答性の遅れなどを把握することが難しい。そこで図2(a)〜(c)では、応答の遅れの影響などをわかりやすく説明するために、時間軸方向に部分的に拡大して図示している。また、各発光色の発光時間に相当する所定時間T1に対して、不点灯時間t1は通常は十分に短くてもよいが、これらの図では不点灯時間t1がわかりやすいように長めに設定した場合を例として図示している。
以上で説明した第1実施形態の構成によれば、各発光色の発光素子の消灯後で次の発光色の発光素子が点灯するまでに、すべての発光素子が不点灯となる所定の不点灯時間が確保されるので、複数色の発光素子の点灯時間が重なることなどによる光出力の検出誤差の原因を極力防止することができ、半導体発光装置の輝度調整などを高精度に行うことが可能になる。また、この不点灯時間内に次の発光色の発光素子の光出力検出に適した状態への切り換えが行われるので、誤差の少ない安定した駆動方法が実現される。さらに、この切り換えは不点灯時間内に行えばよいので、厳密な同期やタイミングは必要とされず、回路構成を簡単にすることができる。
なお、不点灯時間を必要最小限の時間に設定すれば、不点灯時間を設定することに伴うパルス駆動時のデューティー比の低下を極めて少ないものに留めることができる。
<第2実施形態>
図3は、本発明の第2実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路の構成を示す回路ブロック図である。
図3に示すように、半導体発光装置のパルス駆動回路1は、赤色発光素子22aと緑色発光素子22bと青色発光素子22c(ただし図3では、赤色発光素子22aのみを図示し、他の2つは図示を省略)と、発光素子切換回路231を有する定電流駆動回路23と、受光素子241とゲイン切換回路242とを有する受光回路24と、電流値保持/記憶回路251と光出力比較回路252とを有する設定回路25とを備えている。
定電流駆動回路23は、発光素子22a〜22cのうちのいずれか1つのアノード側と選択的に接続するための発光素子切換回路231を有しており、選択した発光素子22a〜22cのいずれかを定電流でパルス駆動する。パルス駆動の定電流の値は、発光素子22a〜22c毎に所定分解能(例えば、0.1mA単位)で段階的に設定が可能である。発光素子22a〜22cの光出力は駆動する定電流の値に対応しているので、この定電流の値の設定を調節することにより、発光素子22a〜22cの光出力をそれぞれ調整することができる。リセット信号S1の入力によって定電流駆動回路23がリセットされた直後は、発光素子22a〜22c毎の定電流の値はすべて0に初期化されるが、発光素子22a〜22cの発光中に、それぞれの光出力が基準レベルあるいはその近傍となるように、設定回路25からの電流値設定信号S3によって定電流の値の設定が調節される。
赤色発光素子22a(例えば、発光ダイオード)は、アノード側が定電流駆動回路23の発光素子切換回路231に接続され、カソード側は抵抗R1を介して接地されるとともに定電流駆動回路23にも接続されている(図示を省略した緑色発光素子22bおよび青色発光素子22cについて同様)。このカソード側が定電流駆動回路23によってローレベルになると、発光素子切換回路231とその時点で接続されている発光素子22a〜22cのいずれか1つに定電流が流れて発光する。
受光回路24は、発光素子22a〜22cの光出力を検出する受光素子241(例えば、光センサ)とゲイン切換回路242とを有している。受光素子241はカソード側が電源VMに接続され、アノード側がゲイン切換回路242に接続されている。ゲイン切換回路242は、発光素子22a〜22cに応じてゲインを切り換えることができるように、3つの抵抗R2、R3、およびR4のいずれかを介して受光素子241のアノード側を選択的に接地する。受光素子241には発光素子22a〜22cの光出力に応じた光電流が流れ、受光素子241のアノード側を接地している抵抗によってこの光電流が電圧に変換される。変換された電圧は、アンプ243を介して設定回路25の光出力比較回路252に対して受光出力S6として出力される。
設定回路25は、光出力比較回路252と電流値保持/記憶回路251とを有している。光出力比較回路252では、受光回路24から出力された受光出力S6が発光素子22a〜22c毎に予め決められている基準値と比較される。受光出力S6が基準値より低い場合には、光出力が基準レベルよりも低下していると判断されるので、光出力を増やすように電流値保持/記憶回路251に対してステップアップ信号S4を出力する。逆に、受光出力S6が基準値より高い場合には、光出力が基準レベルよりも上昇していると判断されるので、光出力を減らすように電流値保持/記憶回路251に対してステップダウン信号S5を出力する。
電流値保持/記憶回路251では、発光素子22a〜22c毎の定電流の値が保持されるとともに、保持されている定電流の値に応じた電流値設定信号S3が定電流駆動回路23に対して出力されている。電流値保持/記憶回路251に保持されている発光素子22a〜22c毎の定電流の値は、光出力比較回路252からのステップアップ信号S4に応じて1段階増やされ、ステップダウン信号S5に応じて1段階減らされる。このような定電流の値の段階的な増減が一定時間毎に繰り返されることにより(デジタル的なフィードバック制御)、定電流駆動回路23によるパルス駆動の定電流の値が調節され、発光素子22a〜22c毎の光出力が調整されて、それぞれの基準レベルあるいはその近傍に維持される。また、電流値保持/記憶回路251は、定電流駆動回路23から出力される電流値ラッチ信号S2に応じて、その時点の発光素子22a〜22c毎の定電流の値をそれぞれラッチすることが可能であり、ラッチされた定電流の値は必要に応じて復元できる。
なお、受光出力S6と基準値との大小比較を厳密に行って駆動電流を増減させるのはなく、例えば、受光出力S6と基準値の差が十分小さい所定範囲内であれば、駆動電流をそのまま維持するようにしてもよい。このようにすれば、駆動電流の増減が必要以上に繰り返されて、発光素子22a〜22cの光出力が基準レベルを挟んで微小な幅で振動するような現象などを回避することが可能になる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路において、ある発光色の発光素子についての光出力調整を説明するタイムチャートであり、(a)は光出力を示し、(b)は駆動電流を示している。
図4(a)および(b)のA領域に示すように、リセット直後は発光素子を駆動する駆動電流は0に初期化されている。そのため、発光素子の点灯開始直後は光出力も0である。その後、受光回路24(図3参照)の受光出力S6が基準値より小さい間は、一定時間毎に駆動電流が所定量ずつ段階的に増やされる。やがて、受光出力S6が基準値近傍になると、それ以降は駆動電流が同じ値に維持される。発光素子の点灯時間の終わり近く(点灯開始から所定時間T2経過後)で、その時点の駆動電流値がラッチされ、保持・記憶される。
ここでラッチされた駆動電流値は、その時点で発光している発光素子の次の点灯再開時(駆動電流値ラッチ時点から不点灯時間t2経過後)における駆動電流の初期値として使用され、受光出力S6に応じた駆動電流の増減はその初期値から開始される。これにより、2回目以降の点灯時には、駆動電流の初期値でも光出力はすでに基準レベル近傍にあるか、あるいは比較的近いところにあって、その後の駆動電流の増減によって光出力が迅速に基準レベル近傍に到達して維持されるので、安定した光出力が得られる。
図4(a)および(b)のB領域は、前回の点灯時にラッチされた駆動電流値から点灯開始したところ、何らかの要因で光出力が基準レベルよりも少し低くなっていた場合を示している。そのため、駆動電流値が段階的に増やされることになるが、ここでは駆動電流値を1段階増やしただけで光出力が基準レベル近傍に到達し、それ以降は駆動電流値が維持されている。点灯時間の終わり近く(点灯開始から所定時間T2経過後)で、その時点の駆動電流値がラッチされて保持・記憶される。
一方、図4(a)および(b)のC領域は、前回の点灯時にラッチされた駆動電流値から点灯開始したところ、何らかの要因で光出力が基準レベルよりも少し高くなっていた場合を示している。そのため、駆動電流値が段階的に減らされることになるが、ここでは駆動電流値を1段階減らしただけで、光出力が基準レベル近傍に到達し、それ以降は駆動電流値が維持されている。点灯時間の終わり近く(点灯開始から所定時間T2経過後)で、その時点の駆動電流値がラッチされて保持・記憶される。
図5は、本発明の第2実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路における各発光色の発光素子の駆動処理の概略を示すフローチャートである。このフローチャートに従う処理によって、各発光色の発光素子毎に、図4に示したものと同様のタイムチャートがそれぞれ実現される。このような処理は、具体的には比較的小規模な電気回路などで容易に実現することができ、複雑な演算回路やソフトウェアなどは特に必要とはされない。
(1)リセット直後の各発光色の発光素子の初回点灯時
図5に示すように、リセット直後の各発光色の初回点灯時の処理はステップS501〜S507で行われる。
まず、各発光色の発光素子22a〜22c(図4参照)の駆動電流値がすべて0に初期化される(ステップS501)。
次に、赤色発光素子22aの点灯が開始され、駆動電流値の増減によって光出力が基準レベルあるいはその近傍となるように調整される。点灯開始から所定時間T2の経過を待って駆動電流値がラッチされ、赤色発光素子22aは消灯される(ステップ502)。
次に、不点灯時間t21の経過待ちとなるが、このときに緑色発光素子22bが発光可能となるように接続が切り換えられるとともに、その光出力検出に適したゲインへの切り換えも行われる(ステップS503)。
不点灯時間t21が経過すると、緑色発光素子22bの点灯が開始され、駆動電流値の増減によって光出力が基準レベルあるいはその近傍となるように調整される。点灯開始から所定時間T2の経過を待って駆動電流値がラッチされ、緑色発光素子22bは消灯される(ステップS504)。
次に、不点灯時間t21の経過待ちとなるが、このときに青色発光素子22cが発光可能となるように接続が切り換えられるとともに、その光出力検出に適したゲインへの切り換えも行われる(ステップS505)。
不点灯時間t21が経過すると、青色発光素子22cの点灯が開始され、駆動電流値の増減によって光出力が基準レベルあるいはその近傍となるように調整される。点灯開始から所定時間T2の経過を待って駆動電流値がラッチされ、青色発光素子22bは消灯される(ステップS506)。
次に、不点灯時間t21の経過待ちとなるが、このときに赤色発光素子22acが発光可能となるように接続が切り換えられるとともに、その光出力検出に適したゲインへの切り換えも行われる(ステップS507)。
不点灯時間t21が経過すると、処理をさらに継続するかどうかを判断し(ステップS508)、継続するならステップS509に進み、継続しないなら処理を終了する。
(2)各発光色の2回目以降の点灯時
各発光色の2回目以降の点灯時の処理は、ステップS509〜S517で行われるが、ステップS509、S512、およびS515において、各発光色の発光素子毎にラッチされている駆動電流値をそれぞれ復元して駆動電流値の初期値として使用する点以外は、ステップS502〜S507の各ステップと同一である。
以上で説明した第2実施形態の構成によれば、各発光色の発光素子の消灯後で次の発光色の発光素子が点灯するまでに、すべての発光素子が不点灯となる所定の不点灯時間が確保されるので、複数色の発光素子の点灯時間が重なることなどによる光出力の検出誤差の原因を極力防止することができ、半導体発光装置の輝度調整などを高精度に行うことが可能になる。また、この不点灯時間内に次の発光色の発光素子の光出力検出に適した状態への切り換えが行われるので、誤差の少ない安定した駆動方法が実現される。さらに、この切り換えは不点灯時間内に行えばよいので、厳密な同期やタイミングは必要とされず、回路構成を簡単にすることができる。また、発光色毎の点灯時に光出力が基準レベル近傍に到達したときの駆動電流値を記憶し、その後の点灯再開時には記憶されている駆動電流値で駆動を開始するので、光出力が迅速に基準レベル近傍に到達して維持されることにより安定した光出力が得られる。
<第3実施形態>
第1実施形態および第2実施形態ではいずれも発光素子を発光色毎に順次パルス駆動しているが、このようなパルス駆動では各発光色の発光素子の点灯デューティー比に上限がある。例えば、3つの発光色の発光素子の駆動時間が均等である場合、点灯デューティー比は最大でも1/3までとなり、各発光色の発光素子がすべて不点灯となる不点灯時間も考慮すると点灯デューティー比はさらに小さくなるので、全体としての光出力が制約されてしまう。少しでも光出力を多くしたい場合で、各発光色の発光素子の駆動パルス毎に光出力の調整が必要なほどには厳密な輝度調整が要求されないときなどには、各発光色の発光素子の光出力調整を、例えば、駆動開始の最初あるいはリセット信号が外部から入った時のみに行うようにしてもよい。その後の駆動時には光出力調整を行わないようにすれば、光出力の検出誤差などを考慮する必要がないので、発光素子を切り換えるときに不点灯時間を設定しなくてもよい。さらに、複数色の発光素子の同時点灯も可能となり、点灯デューティー比を大幅に高めることができる。
そこで、このような構成としたものを本発明の第3実施形態として以下で説明する。なお、次に述べる点を除いては第2実施形態と同一であるので、同じ構成部材には同じ参照符号を付すこととし、相違点のみについて説明する。
本発明の第3実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路では、第2実施形態の定電流駆動回路23(図3参照)に代えて、各発光色の発光素子をそれぞれ独立して駆動でき、複数色の発光素子の同時駆動も可能な定電流回路を備える。これ以外は第2実施形態と同じである。
図6は、本発明の第3実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路における各発光色の発光素子について、点灯開始時の光出力調整とその後のパルス駆動を説明するタイムチャートであり、(a)は赤色発光素子の光出力を示し、(b)は緑色発光素子の光出力を示し、(c)は青色発光素子の光出力を示している。
図6(a)〜(c)に示すように、リセット後にまず赤色発光素子が点灯され、その光出力の調整が行われる。調整終了後、その時点の駆動電流値がラッチされ、赤色発光素子は消灯される。次に、所定の不点灯時間の経過を待って、緑色発光素子が点灯され、その光出力の調整が行われる。調整終了後、その時点の駆動電流値がラッチされ、緑色発光素子は消灯される。続いて、所定の不点灯時間の経過を待って、青色発光素子が点灯され、その光出力の調整が行われる。調整終了後、その時点の駆動電流値がラッチされ、青色発光素子は消灯される。ここまでで各発光色の発光素子毎の光出力調整が完了する。
これ以後は、パルスの周期が所定時間T3の3倍で、パルス幅が所定時間T3の2倍のパルス駆動を行うが、各発光色の発光素子の点灯時間の1/2である所定時間T3が経過した時点で次の発光色の発光素子の点灯を開始するように駆動する。駆動電流値については、リセット後の各発光色の発光素子毎の光出力調整の際にラッチされた駆動電流値をそれぞれ復元して使用する。なお、ここで示しているパルスの周期やパルス幅、および発光タイミングなどは例示に過ぎず、これに限るものではない。
図6(a)〜(c)に示したタイムチャートを実現するには、最初に行う各発光色の発光素子毎の光出力調整については、図5のフローチャートのステップS501〜S507と同様の処理を行えばよい。その後の各発光色の発光素子のパルス駆動については、発光色毎の駆動電流値の復元、点灯開始、所定時間待ち、消灯の一連の処理を、並行して実行可能に構成するとともに、これらの処理の実行開始のタイミングを所定時間T3ずつ遅らせて並行して繰り返し実行させるようにすればよい。
以上で説明した第3実施形態の構成によれば、第2実施形態の作用効果に加えて、パルス駆動開始初期以降は、複数色の発光素子の同時点灯が可能となる。これにより、点灯デューティー比を大幅に高めることができ、高輝度化が実現可能となる。
<第4実施形態>
図7は、発光ダイオードを使用した一般的なバックライトユニット30の外観図である。図8は、このようなバックライトユニット30に用いられる導光板34とチップ型発光ダイオード35の位置関係を示す概略図である。
図7および図8に示すように、バックライトユニット30は矩形板状のホルダ31を有しており、このホルダ31内に下から順に反射フィルム、導光板34、拡散フィルム、集光フィルム(これらは図7では不図示。図8に導光板34のみ図示)などが重ねられ、最も上に液晶パネル32が組み込まれている。また、バックライトユニット30内部では、フレキシブル基板33に実装された複数のチップ型発光ダイオード35が導光板34の一側面に対向して配置され(位置関係は図8参照)、これらのチップ型発光ダイオード35から導光板34の中心方向に向けて光が照射される。なお、これらのチップ型発光ダイオード35への駆動電流の供給は、ホルダ31内部から外部へ出ているフレキシブル基板33の一部(電源およびグラウンドパターン)を通して行う。
一般に発光ダイオードは、動作温度が高くなると光出力と波長の変動が起こる。そのため、色に対して高品質を求められる液晶TVやパソコン用モニターのバックライトに使用した場合や、照明に使用した場合などには、できるだけ色の変動が小さくなるようにする必要がある。また、複数の波長光源を組み合わせた場合には、各波長の光出力の割合が変動することで、色が変動することになってしまう。
図9は、ジャンクション温度に対する光出力の変動を、青色の発光ダイオードの場合で示したグラフである。図10は、ジャンクション温度に対する波長の変動を、青色の発光ダイオードの場合で示したグラフである。これらの図に示すように、ジャンクション温度が上昇するにつれて、光出力は次第に低下し、波長の変動量は次第に拡大する。なお、赤色、緑色の発光ダイオードについても、同様の変動が起こる。
また、発光ダイオードに長時間の通電を行うと、徐々に光出力の低下が起こるが、赤色の発光ダイオードでは特にその低下が大きい。
上述の第1実施形態および第2実施形態であれば、このような光出力の低下に対して駆動電流値の調整がほぼ常時行われているので、実際の光出力の低下は極力抑制される。しかし、点灯デューティー比の大きさに制約があるため高輝度化を図ることが困難である。また、上述の第3実施形態であれば、点灯デューティー比を高めて高輝度化を図ることはできるものの、駆動電流値の調整は最初に行うだけなので、長時間点灯時などの光出力の低下を回避することが困難である。そこで、駆動電流値の調整を最初だけでなく途中でも一定時間間隔で周期的に行うようにしたものを第4実施形態として、以下で説明する。なお、次に述べる点を除いては第2実施形態と同一であるので、主として相違点について説明する。
図11は、本発明の第4実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路における各発光色の発光素子について、点灯開始時の光出力調整とその後のパルス駆動を説明するタイムチャートであり、(a)は赤色発光素子の光出力を示し、(b)は緑色発光素子の光出力を示し、(c)は青色発光素子の光出力を示している。
図11(a)〜(c)に示すように、リセット後にはまず、赤色発光素子の点灯、その光出力の調整、調整終了時点の駆動電流値のラッチが順に行われた後、赤色発光素子は消灯される。次に、所定の不点灯時間の経過を待って緑色発光素子についても同様のことが行われ、さらに、所定の不点灯時間の経過を待って青色発光素子についても同様のことが行われる。ここまでで各発光色の発光素子毎の光出力調整が完了する。続けて、各発光色の発光素子が、点灯デューティー比が2/3で、1/3周期ずつ遅れた位相でそれぞれN回ずつパルス発光される。駆動電流値については、ラッチされている駆動電流値がそれぞれ復元されて使用される。その後も、これらが交互に繰り返される。なお、ここで示しているパルスの周期やパルス幅、および発光タイミングなどは例示に過ぎず、これに限るものではない。
発光ダイオードをバックライトに使用した場合は、電源投入による点灯開始直後からの温度変化が大きく、温度が安定するためには通常は数分から数十分の時間を要する。安定するまでの間は、時間に対する光出力や色度の変動の割合が大きいため、短い時間間隔で光出力や色度の較正を行うことが好ましい。一方、点灯開始から長時間が経過した後では、温度変動が小さくなるため、時間に対する光出力や色度の変動の割合も小さくなる。すると、光出力や色度の較正を行ってもそのときの設定値はそれ以前の設置値と小さな差しか生じなくなるので、光出力や色度の較正を行う時間間隔を長くしてもよい。
図12は、本発明の第4実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路において、発光素子の光出力の変動の大きさに応じて光出力調整を行う時間間隔を自動的に変化させる処理の概略フローチャートである。
図12に示すように、まず、調整間隔Nが予め定められている値に初期化されるとともに、各色の駆動電流値が0に初期化される(ステップS1201)。
次に、発光色毎に、点灯開始、光出力調整、所定時間経過待ち、駆動電流値ラッチ、消灯が順次実行される(ステップS1202)。
次に、カウンタに上記の調整間隔Nがセットされ(ステップS1203)、ラッチされている各色の駆動電流値が復元された後(ステップS1203)、各色のパルス発光が開始される(ステップS1205)。
各色が1回ずつのパルス発光を終える毎にさらに継続するかどうかを判断し(ステップS1206)、継続するならステップS1207に進み、継続しないならステップS1216に進んで各色のパルス発光を終了させてから(ステップS1216)、処理を終了する。
継続する場合は、カウンタを1ずつ減算し(ステップS1207)、カウンタが0に達したかどうかを判断して(ステップS1208)、0に達していなければステップS1206に戻り、0に達していれば各色のパルス発光を終了させる(ステップS1209)。
次に、ステップS1202と同様に、発光色毎に、点灯開始、光出力調整、所定時間経過待ち、駆動電流値ラッチ、消灯が順次実行され(ステップS1210)、さらに前回ラッチした駆動電流値との比較のために差が求められる(ステップS1211)。
そして、まずその差と第1所定値d1との比較が行われ(ステップS1212)、その差が第1所定値d1以下であればステップS1214に進んで調整間隔Nの値を増やし、その差が第1所定値d1より大きければステップS1213に進む。そこで、その差と第2所定値d2(ただし、d1<d2)との比較が行われ、その差が第2所定値d2以上であればステップS1215に進んで調整間隔Nの値を減らす。なお、その差が第1所定値d1より大きく第2所定値d2より小さければ、調整間隔Nの値はそのままに維持されることになる。いずれの場合も、ステップS1203に戻って処理を継続する。
以上で説明した第4実施形態の構成によれば、時間に対する光出力の変動の割合が大きい場合は短い時間間隔で光出力の調整が繰り返し行われ、時間に対する光出力の変動の割合が小さい場合は長い時間間隔で光出力の調整が繰り返される。これにより、発光素子の光出力の変動の大きさに応じて光出力の調整の時間間隔が適切に伸縮されるので、発光素子の光出力の変動が抑制されるとともに、パルス駆動時のデューティー比の低下も極力回避される。
なお、本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明の第1実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路における各発光色の発光素子の光出力を示すタイムチャートの一部分であり、(a)は赤色発光素子の光出力を示し、(b)は緑色発光素子の光出力を示し、(c)は青色発光素子の光出力を示している。 本発明の第2実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路の構成を示す回路ブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路において、ある発光色の発光素子についての光出力調整を説明するタイムチャートであり、(a)は光出力を示し、(b)は駆動電流を示している。 本発明の第2実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路における各発光色の発光素子の駆動処理の概略を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路における各発光色の発光素子について、点灯開始時の光出力調整とその後のパルス駆動を説明するタイムチャートであり、(a)は赤色発光素子の光出力を示し、(b)は緑色発光素子の光出力を示し、(c)は青色発光素子の光出力を示している。 発光ダイオードを使用した一般的なバックライトユニットの外観図である。 図7に示したようなバックライトユニットに用いられる導光板とチップ型発光ダイオードの位置関係を示す概略図である。 ジャンクション温度に対する光出力の変動を、青色の発光ダイオードの場合で示したグラフである。 ジャンクション温度に対する波長の変動を、青色の発光ダイオードの場合で示したグラフである。 本発明の第4実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路における各発光色の発光素子について、点灯開始時の光出力調整とその後のパルス駆動を説明するタイムチャートであり、(a)は赤色発光素子の光出力を示し、(b)は緑色発光素子の光出力を示し、(c)は青色発光素子の光出力を示している。 本発明の第4実施形態に係る半導体発光装置のパルス駆動回路において、発光素子の光出力の変動の大きさに応じて光出力調整を行う時間間隔を自動的に変化させる処理の概略フローチャートである。
符号の説明
1 半導体発光装置のパルス駆動回路
2a 赤色発光素子
2b 緑色発光素子
2c 青色発光素子
3 駆動回路
4 受光回路
5 設定回路
22a 赤色発光素子
22b 緑色発光素子
22c 青色発光素子
23 定電流駆動回路
231 発光素子切換回路
24 受光回路
241 受光素子
242 ゲイン切換回路
243 アンプ
25 設定回路
251 電流値保持/記憶回路
252 光出力比較回路
30 バックライトユニット
31 ホルダ
32 液晶パネル
33 フレキシブル基板
34 導光板
35 チップ型発光ダイオード
S1 リセット信号
S2 電流値ラッチ信号
S3 電流値設定信号
S4 ステップアップ信号
S5 ステップダウン信号
S6 受光出力

Claims (21)

  1. 発光波長の異なる複数の発光素子を有する半導体発光装置のパルス駆動方法であって、
    いずれかの発光波長の前記発光素子が発光波長毎の駆動設定で駆動されて点灯し、点灯される前記発光素子の光出力が検出され、検出される前記発光素子の光出力に基づいて前記発光素子の駆動設定の調節が行われる第1点灯ステップと、
    所定の不点灯時間の間、すべての発光波長の前記発光素子が不点灯とされる不点灯ステップとを備え、
    前記発光素子が発光波長毎に順次パルス点灯するように、駆動される前記発光素子が切り換えられながら前記第1点灯ステップが繰り返し実行されるとともに、繰り返し実行される前記第1点灯ステップの間に、前記不点灯ステップがそれぞれ配置されることを特徴とする半導体発光装置のパルス駆動方法。
  2. 前記不点灯時間の長さが、前記第1点灯ステップにおける前記発光素子の点灯時間よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  3. 前記不点灯時間の長さが、30μsec以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  4. 前記不点灯時間の長さが、20msec以下であることを特徴とする請求項3に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  5. 前記不点灯時間内に、前記第1点灯ステップにおいて駆動される前記発光素子の切り換えが行われるとともに、前記第1点灯ステップにおいて検出される前記発光素子の光出力に基づいて行われる前記発光素子の駆動設定の調節感度切り換えが行われることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  6. 前記第1点灯ステップにおける前記発光素子の光出力の検出は、前記発光素子の光出力を受光素子によってモニターすることにより行なわれ、検出される前記発光素子の光出力が一定となるように、前記発光素子を駆動する駆動電流の増減がリアルタイムでアナログ的に行なわれることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  7. 前記第1点灯ステップにおける前記発光素子の光出力の検出は、前記発光素子の光出力を受光素子によってモニターすることにより行なわれ、検出される前記発光素子の光出力が略一定となるように、前記発光素子を駆動する駆動電流の増減が所定時間毎に段階的に行なわれることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  8. 前記第1点灯ステップにおける前記発光素子を駆動する駆動電流の増減によって前記検出回路により検出される前記発光素子の光出力が略一定となったときの駆動電流の情報を、発光波長毎に保持または記憶する記憶ステップを備えていることを特徴とする請求項7に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  9. 前記記憶ステップにおいて記憶された発光波長毎の駆動電流の情報に基づいて前記発光素子がパルス駆動されて点灯する第2点灯ステップを備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  10. 前記第2点灯ステップによる前記発光素子の発光波長毎の点灯時間が少なくとも一部で重なることを特徴とする請求項9に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  11. 駆動される前記発光素子が切り換えられながら所定回数繰り返して実行される前記第1点灯ステップと、これらの第1点灯ステップの間にそれぞれ配置される前記不点灯ステップと、前記記憶ステップとを有する駆動電流調節ステップを備え、
    この駆動電流調節ステップと前記第2点灯ステップとが交互に繰り返して実行されることを特徴とする請求項9または10に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  12. 前記駆動電流調節ステップと前記第2点灯ステップとが所定周期で交互に繰り返して実行されることを特徴とする請求項11に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  13. 前記記憶ステップにおいて記憶される駆動電流の情報に基づいて前記所定周期の長さが決定されることを特徴とする請求項12に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  14. 前記記憶ステップにおいて記憶される駆動電流の情報がその時点より前に記憶されていた駆動電流の情報と比較され、
    その比較結果に基づいて前記所定周期の長さが変更されることを特徴とする請求項13に記載の半導体発光装置のパルス駆動方法。
  15. 発光波長の異なる複数の発光素子を有する半導体発光装置のパルス駆動回路であって、
    前記発光素子を発光波長毎に設定された駆動電流で発光波長毎に順次パルス駆動する駆動回路と、
    前記発光素子の光出力を検出する検出回路と、
    前記検出回路の検出結果に基づいて前記発光素子の発光波長毎の駆動電流設定を調節する設定回路とを備え、
    前記駆動回路は、前記発光素子の発光波長毎の点灯時間の間に、すべての発光波長の前記発光素子を不点灯とする所定の不点灯時間をそれぞれ設定することを特徴とする半導体発光装置のパルス駆動回路。
  16. 前記検出回路は受光素子を有し、前記発光素子の光出力の検出は前記発光素子の光出力を受光素子によってモニターすることにより行なわれ、前記検出回路によって検出される前記発光素子の光出力が略一定となるように、前記駆動回路における前記発光素子を駆動する駆動電流の増減が所定時間毎に段階的に行なわれることを特徴とする請求項15に記載の半導体発光装置のパルス駆動回路。
  17. 前記発光素子を駆動する駆動電流の増減によって、前記検出回路によって検出される前記発光素子の光出力が略一定となったときの駆動電流の情報を保持または記憶する記憶回路を備えていることを特徴とする請求項16に記載の半導体発光装置のパルス駆動回路。
  18. 所定周期で、前記検出回路によって検出される前記発光素子の光出力が略一定となるように前記発光素子を駆動する駆動電流を増減するとともに、前記検出回路によって検出される前記発光素子の光出力が略一定となったときの駆動電流の情報を前記記憶回路に記憶する半導体発光装置のパルス駆動回路であって、
    前記記憶回路に記憶する駆動電流の情報に基づいて前記所定周期を決定することを特徴とする請求項17に記載の半導体発光装置のパルス駆動回路。
  19. 前記記憶回路に記憶する駆動電流の情報をその時点より前に記憶されていた駆動電流の情報と比較し、その比較結果に基づいて前記所定周期を変更することを特徴とする請求項18に記載の半導体発光装置のパルス駆動回路。
  20. 前記発光素子は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項15ないし19のいずれか1項に記載の半導体発光装置のパルス駆動回路。
  21. 前記発光ダイオードは、赤色に発光する発光ダイオードと、緑色に発光する発光ダイオードと、青色に発光する発光ダイオードとをそれぞれ1個以上含むことを特徴とする請求項20に記載の半導体発光装置のパルス駆動回路。

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