JP2009021529A - 照明用装置及び照明装置の制御方法 - Google Patents

照明用装置及び照明装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】個体のバラツキや経時変化が生じても、発光強度を検出して発光素子の光強度を正しく調整できるようにする。
【解決手段】全体の発光領域は、例えば4つの分割領域A1〜A4に分割される。各分割領域A1〜A4毎にカラーセンサ13−1〜13−4が設けられる。制御部25は、各分割領域A1〜A4毎の基準値Ra1〜Ra4を用いて、発光素子群12−1〜12−4の発光強度をそれぞれ調整する。また、各分割領域A1〜A4毎に校正用照明14−1〜14−4が設けられる。校正用照明14−1〜14−4によりカラーセンサ13−1〜13−4の経時変化が補償される。これにより、カラーセンサの受光感度の個体バラツキや受光感度の経時変化が生じても、初期調整状態を自動的に維持できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、発光素子に発光ダイオード(Light Emitting Diode)を採用した透過型の表示装置用の照明装置及び照明装置の制御方法に関する。
液晶ディスプレイのような透過型の表示装置用の照明装置の光源は、冷陰極管が主流であるが、広色再現、環境配慮(水銀レス)の観点から発光ダイオード(Light Emitting Diode、以下LED)が冷陰極管に変わる光源として有望視されている。特に液晶ディスプレイでは、赤色LED、緑色LED、青色LEDを照明装置の光源に使用すると、色再現域が拡大することから盛んに検討されている。
現状のLEDは、一個あたりの発光強度が冷陰極管に比べて小さいため、10型以上の液晶ディスプレイで200cd/m以上の輝度を得るためには複数のLEDを照明装置内に配置する必要がある。またLEDは図10に示すように接合部温度に対する発光強度が各色で異なる特性を有している。一般に赤色LEDと緑、青色LEDで構造が異なるため、接合部温度の上昇に伴う発光強度の低下は、赤色LEDの方が緑、青色LEDに比べて大きい。さらに連続点灯による発光強度の低下は、図11に示すように接合部温度が高い程、加速される。
ここで照明装置内のLEDの接合部温度について考えてみる。通常、液晶ディスプレイは、水平面に対して垂直方向に設置される。このときLEDから発生した熱により暖められた空気は比重が軽くなり上昇する。これにより上部のベース基材温度は中央部に比べて高くなり、下部のベース基材温度は中央部に比べて低くなる。このときLEDの接合部温度は、図12に示すように上部のLEDの接合部温度は中央部に比べて高くなり、下部のLEDの接合部温度は中央部に比べて低くなる。
このことから赤色LED、緑色LED、青色LEDを、透過型の表示装置用の照明装置に用いる場合、連続点灯において冷陰極管に比べて輝度や色度の変化および、発光面の輝度ムラや色ムラが大きくなることがわかる。そのため特許文献1のように、照明装置内の光源を複数の光源ユニットに分割し、各光源ユニットの発光強度をカラーセンサで検出し、カラーセンサの検出値が同等になるように各光源ユニットの発光強度を調整する技術が提案されている。
特開2007−53122号公報
しかしながら、カラーセンサの受光感度には個体バラツキがあり、各カラーセンサの検出値が同等になるように各光源ユニットの発光強度を調整しても、照明装置の発光面の輝度と色度が完全に均一化できない場合がある。また受光感度の経時変化にも個体バラツキがあるため、長時間使用している間に照明装置の発光面の輝度と色度が変化することが考えられる。
前記変化やムラは、表示画像の見え方に大きな影響を与えるため、同じ輝度や白色で長時間、均一な画像表示が求められる業務(例えば、医用分野の診断用途や印刷分野の色仕上り確認用途など)では、透過型の表示装置用の照明装置の光源を冷陰極管からLEDに置き換える際に問題となる。
本発明は、上述の課題を鑑み、透過型の表示装置用の照明装置において、カラーセンサの受光感度の個体バラツキや受光感度の経時変化が生じても、初期調整状態を自動的に維持できるようにした照明装置及び照明装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、発光領域を複数の分割領域に分割し、前記分割領域毎に発光素子を駆動する駆動手段と、前記分割領域毎にそれぞれ設けられた光強度検出手段と、前記分割領域毎にその分割領域に応じた光強度の基準値が記憶された記憶手段と、前記光強度検出手段により各分割領域毎の光強度を検出し、前記光強度の検出値と前記分割領域に設定された光強度の基準値とを比較し、比較結果に基づいて、前記発光素子の光強度を制御する制御手段とを備えるようにしたことを特徴とする。
本発明に係る照明装置では、さらに、前記複数の分割領域毎に設けられた複数の校正用照明を有し、前記記憶手段には、前記校正用照明を前記分割領域毎に点灯したときの分割領域毎の校正用基準値が記憶されており、前記制御手段は、前記校正用基準値を用いて前記光強度検出手段の経時変化による特性変化を補償するようにしたことを特徴とする。
本発明に係る照明装置の制御方法は、発光領域を複数の分割領域に分割し、前記分割領域毎に発光素子を駆動し、前記複数の分割領域毎に光強度を検出し、前記分割領域毎にその分割領域に応じた光強度の基準値が記憶された記憶手段を参照し、前記分割領域毎に検出された光強度の検出値と当該記憶手段に記憶された分割領域毎に設定された光強度の基準値とを比較し、この比較結果に基づいて、前記発光素子の光強度を制御することを特徴とする。
本発明に係る照明装置の制御方法では、さらに、複数の分割領域毎に設けられた複数の校正用照明を有し、校正用照明を分割領域毎に点灯したときの分割領域毎の校正用基準値を記憶しておき、校正用基準値を用いて前記光強度検出手段の経時変化による特性変化を補償するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、発光領域を複数の分割領域に分割し、各分割領域に対してそれぞれ複数の光強度検出手段を設けている。そして、光強度検出手段により各分割領域毎に光強度を検出し、光強度の検出値と、基準値とを比較し、比較結果に基づいて、発光素子の光強度を制御している。また、複数の分割領域毎に設けられた複数の校正用照明を設け、校正用照明を前記分割領域毎に点灯したときの分割領域毎の校正用基準値を記憶している。これにより、カラーセンサの受光感度の個体バラツキや受光感度の経時変化が生じても、初期調整状態を自動的に維持できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明が適用された照明装置の概要を示すものである。本発明が適用された照明装置は、液晶ディスプレイのような透過型表示装置の光源として用いることができる。
図1に示すように、本発明が適用された照明装置では、ベース基材11の上面に複数個の発光素子が配設されている。全体の発光領域は、複数の分割領域、例えば4つの分割領域A1〜A4に分割されている。ここでは、分割領域A1〜A4にそれぞれ配列されている複数の発光素子を、それぞれ、発光素子群12−1〜12−4として示している。また、分割領域A1〜A4のそれぞれに対して、カラーセンサ13−1〜13−4が設けられている。さらに、分割領域A1〜A4のそれぞれに対して、校正用照明14−1〜14−4が設けられている。なお、ここでは、分割領域の分割数を4としているが、これは一例であり、分割領域の分割数は4に限定されるものではない。
図2は、本発明が適用された照明装置の構成の概要を示すものである。図2に示すように、分割領域A1に配設された複数の発光素子群12−1は、赤色のLED群21R−1と、緑色のLED群21G−1と、青色のLED群21B−1とからなる。駆動回路22−1は、分割領域A1に配設されている複数の発光素子群12−1を駆動するもので、図3に示すように、赤色のLED群21R−1を駆動するLED駆動回路23R−1と、緑色のLED群21G−1を駆動するLED駆動回路23G−1と、青色のLED群21B−1を駆動するLED駆動回路23B−1とを含んでいる。LED駆動回路23R−1、23G−1、23B−1は、制御部25からの駆動信号に基づいて、赤色のLED群21R−1、緑色のLED群21G−1、青色のLED群21B−1の発光強度を、それぞれ、制御することができる。駆動回路22−1は、さらに、分割領域A1に配設された校正用照明14−1を駆動する校正用照明駆動回路24−1を含んでいる。
同様に、分割領域A2〜A4にそれぞれ配設された複数の発光素子群12−2〜12−4は、赤色のLED群21R−2〜21R−4と、緑色のLED群21G−2〜21G−4と、青色のLED群21B−2〜21B−4とからなる。また、赤色のLED群21R−2〜21R−4、緑色のLED群21G−2〜21G−4、青色のLED群21B−2〜21B−4は、駆動回路22−2〜22−4により駆動されており、駆動回路22−2〜22−4は、制御部25からの駆動信号に基づいて、分割領域A2〜A4にそれぞれ配設されている赤色のLED群21R−2〜21R−4、緑色のLED群21G−2〜21G−4、青色のLED群21B−2〜21B−4の発光強度を、それぞれ、制御することができる。また、駆動回路22−2〜22−4は、校正用照明14−2〜14−4を制御することができる。また、発光素子は、駆動回路に対し、その色毎に直列または並列に接続するようにしてもよい。
各分割領域A1〜A4に配設されているカラーセンサ13−1〜13−4は、各分割領域の光強度を検出している。カラーセンサ13−1〜13−4としては、赤、緑、青のそれぞれの光の帯域透過フィルタを用いた赤、緑、青の輝度センサを有し、発光素子群からの白色光を赤、緑、青の単色光に分光して、それぞれの色の輝度を検出することができる。これらカラーセンサ13−1〜13−4の検知出力は、制御部25に送られている。
記憶部26には、各分割領域A1〜A4毎に各発光素子群12−1〜12−4を点灯させたときの基準値Ra1〜Ra4(第1の基準値)と、各分割領域A1〜A4毎に各校正用照明14−1〜14−4を点灯させたときの基準値(第2の基準値)Rb1〜Rb4とが記憶されている。
制御部25は、各分割領域A1〜A4毎に、校正用照明14−1〜14−4を点灯させ、このときの検出値と、記憶部26からの第2の基準値Rb1〜Rb4とを用いて、各分割領域毎の補償値C1〜C4を算出する。そして、各分割領域A1〜A4毎に、発光素子群12−1〜12−4を点灯させたときの検出値Da1〜Da4を補償値C1〜C4で校正し、校正された検出値ADa1〜ADa4と第1基準値Ra1〜Ra4とをそれぞれ比較して、発光素子群12−1〜12−4の発光強度をそれぞれ調整している。これにより、カラーセンサの受光感度の個体バラツキや受光感度の経時変化が生じても、照明装置の発光面の輝度と色度を初期調整状態に維持できる。
この発光素子群12−1〜12−4の発光強度をそれぞれ調整する制御については、予め決められた周期で行ったり、外部から実行の指示が入力された際に行うようにしてもよく、また、フィードバック制御によって行うようにしてもよい。
図4は、本発明の実施形態の照明装置において、第1及び第2の基準値を設定、記憶する際の処理を示すフローチャートである。
本発明の実施形態の照明装置では、図4に示すように、例えば、工場内で、輝度分布及び色度分布が二次元色彩輝度で計測される(ステップS1)。そして、輝度ムラ及び色度ムラが最小で、輝度、色度が最適値となるように、各分割領域A1〜A4の発光素子群12−1〜12−4の発光強度が最適に調整される(ステップS2)。各分割領域A1〜A4の発光素子群12−1〜12−4の発光強度が最適に調整されたら、各分割領域A1〜A4毎に、それぞれの分割領域の発光素子群12−1〜12−4のみが点灯され、そのときの発光強度が各分割領域A1〜A4のカラーセンサ13−1〜13−4で検出される。この検出値が、第1の基準値Ra1〜Ra4として、記憶部26に記憶される(ステップS3)。また、各分割領域A1〜A4毎に、それぞれの分割領域の校正用照明14−1〜14−4が点灯され、そのときの発光強度が各分割領域A1〜A4のカラーセンサ13−1〜13−4で検出される。この検出値が、第2の基準値Rb1〜Rb4として、記憶部26に記憶される(ステップS4)。
図5は、ステップS3の第1の基準値Ra1〜Ra4を求めて記憶するときの処理を示すフローチャートである。
図5において、分割領域nが例えば「1」に初期化される(ステップS11)。nが「1」の場合、分割領域A1の発光素子群12−1が点灯され(ステップS12)、このときの発光強度がカラーセンサ13−1で検出される(ステップS13)。このカラーセンサ13−1の検出値が分割領域A1の第1の基準値Ra1として記憶部26に記憶される(ステップS14)。分割領域nが最後の分割領域(例えば「4」)に達したかどうかが判断され(ステップS15)、分割領域nが最後の分割領域まで達していなければ、分割領域nがインクリメントされ(ステップS16)、ステップS12にリターンされる。
以下、ステップS12〜S16の処理を繰り返していくことで、分割領域A1〜A4毎に、発光素子群12−1〜12−4をそれぞれ点灯させたときの第1の基準値Ra1〜Ra4が求められ、これらの第1の基準値Ra1〜Ra4が記憶部26に記憶される。
ステップS15で、分割領域nが最後の分割領域(例えば「4」)に達したと判断されたら、それで処理が終了される。
図6は、ステップS4の第2の基準値Rb1〜Rb4を求めて記憶するときの処理を示すフローチャートである。
図6において、分割領域nが例えば「1」に初期化される(ステップS21)。nが「1」の場合、分割領域A1の校正用照明14−1が点灯され(ステップS22)、このときの発光強度がカラーセンサ13−1で検出される(ステップS23)。このカラーセンサ13−1の検出値が分割領域A1の第2の基準値Rb1として記憶部26に記憶される(ステップS24)。分割領域nが最後の分割領域(例えば「4」)に達したかどうかが判断され(ステップS25)、分割領域nが最後の分割領域まで達していなければ、分割領域nがインクリメントされ(ステップS26)、ステップS22にリターンされる。
以下、ステップS22〜S26の処理を繰り返していくことで、分割領域A1〜A4毎に、校正用照明14−1〜14−4をそれぞれ点灯させたときの第2の基準値Rb1〜Rb4が求められ、これらの第2の基準値Rb1〜Rb4が記憶部26に記憶される。
ステップS25で、分割領域nが最後の分割領域(例えば「4」)に達したと判断されたら、それで処理が終了される。
本発明が適用された照明装置では、照明装置の電源を一旦オフし、再度オンしたときには、校正用照明14−1〜14−4を点灯させ、このときの検出値と、記憶部26からの第2の基準値Rb1〜Rb4を用いて、各分割領域毎の補償値C1〜C4が算出される。図7は、補償値C1〜C4を算出するときの処理を示すフローチャートである。
図7において、分割領域nが例えば「1」に初期化される(ステップS31)。nが「1」の場合、分割領域A1の校正用照明14−1が点灯され(ステップS32)、このときの発光強度がカラーセンサ13−1で検出される(ステップS33)。このカラーセンサ13−1の検知出力が検出値Db1とされる(ステップS34)。そして、記憶部26から基準値Rb1が読み出され(ステップS35)、検出値Db1と基準値Rb1とから、補償値C1が
C1=Db1/Rb1
として求められる(ステップS36)。
ここで、基準値Rb1は、図6におけるステップS24で、分割領域A1の校正用照明14−1を点灯したときのカラーセンサ13−1の初期の検出値である。カラーセンサ13−1の経時変化があると、今回の検出値Db1は、初期の検出値である基準値Rb1に対して変化する。よって、今回の検出値Db1を基準値Rb1で割った値(Db1/Rb1)がカラーセンサ13−1の経時変化に基づく補償値となる。なお、補償値を、(Rb1/Db1)として求めてもよい。
ステップS36で、分割領域A1の補償値C1が求められたら、この補償値が分割領域A1の補償値C1として記憶部26に記憶される(ステップS37)。分割領域nが最後の分割領域(例えば「4」)に達したかどうか判断され(ステップS38)、分割領域nが最後の分割領域まで達していなければ、分割領域nがインクリメントされ(ステップS39)、ステップS32にリターンされる。
ステップS32〜ステップS39を繰り返すことで、分割領域A1〜A4の補償値C1〜C4が求められ、これらの補償値C1〜C4が記憶部26に記憶される。
図8は、各分割領域A1〜A4の発光素子群12−1〜12−4の発光強度を調整する処理を示すフローチャートであるである。
図8において、分割領域nが例えば「1」に初期化される(ステップS41)。nが「1」の場合には、分割領域A1の発光素子群12−1が点灯され(ステップS42)、このときの発光強度がカラーセンサ13−1で検出され(ステップS43)、このカラーセンサ13−1の出力が検出値Da1とされる(ステップS44)。
分割領域A1の補償値C1が読み出され(ステップS45)、この補償値C1を用いて、検出値Da1が校正される(ステップS46)。校正された検出値ADa1は、以下のように求めることができる。
ADa1=Da1/C1
分割領域A1の第1の基準値Ra1が読み出され(ステップS47)、この第1の基準値Ra1と、校正された検出値ADa1とが比較される(ステップS48)。
校正された検出値ADa1と基準値Ra1との差が誤差値eの範囲内かどうかが判断され(ステップS49)、校正された検出値ADa1と基準値Ra1との差が誤差eの範囲内でなければ、校正された検出値ADa1が基準値Ra1より大きいかどうかが判断される(ステップS50)。ステップS50で、校正された検出値ADa1が基準値Ra1より大きければ、分割領域A1の発光素子群12−1の発光強度を下げて(ステップS51)、ステップS42にリターンされる。ステップS50で、校正された検出値ADa1が基準値Ra1より小さければ、分割領域A1の発光素子群12−1の発光強度を上げて(ステップS52)、ステップS42にリターンされる。
以上のような処理を繰り返していくことで、校正された検出値ADa1が基準値Ra1に近づいていく。
ステップS49で、校正された検出値ADa1と基準値Ra1との差が誤差値eの範囲内になったと判断されたら、分割領域nが最後の分割領域(例えば「4」)に達したかどうかが判断される(ステップS53)。分割領域nが最後の分割領域に達していなければ、分割領域nがインクリメントされ(ステップS54)、ステップS42にリターンされる。
以上の繰り返しにより、各校正された検出値ADa1〜ADa4がそれぞれ各基準値Ra1〜Ra4になるように、各分割領域A1〜A4毎に、発光強度調整が行われる。ステップS53で、nが分割数に達したと判断されたら、それで処理が終了される。
なお、上述の例では、分割領域A1〜A4毎の発光素子群12−1〜12−4のみを点灯して発光強度を調整する制御を行っているが、初期状態で、分割領域A1〜A4の発光素子群12−1〜12−4を同時に点灯させて第1の基準値Ra1〜Ra4を設定しておき、分割領域A1〜A4の発光素子群12−1〜12−4を同時に点灯させて発光強度をそれぞれ調整する制御を行うようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の実施形態では、分割領域A1〜A4のそれぞれにカラーセンサ13−1〜13−4を設け、各分割領域A1〜A4毎に、発光素子群12−1〜12−4の投入電力を増減している。このため、発光素子群12−1〜12−4のバラツキが生じても、各分割領域A1〜A4の発光強度を初期調整状態に維持できる。また、各分割領域A1〜A4に校正用照明14−1〜14−4が設けられ、この校正用照明14−1〜14−4により、各カラーセンサ13−1〜13−4の経時変化に対応する補償値C1〜C4が求められる。この補償値C1〜C4を用いて、検出値Da1〜Da4を校正することができる。これにより、経時変化によるバラツキが生じても、各分割領域A1〜A4の発光強度を初期調整状態に維持できる。
なお、発光強度を調整する制御をフィードバック制御にて行う場合、このフィードバック制御と補償値C1〜C4を算出してカラーセンサ13−1〜13−4を校正する処理とについては、図9に示すように、交互に行うことが考えられる。
また、補償値C1〜C4を算出してカラーセンサ13−1〜13−4を校正する処理は、以下のように行うことが考えられる。
(1)ユーザの指示に従って、補償値C1〜C4を算出してカラーセンサ13−1〜13−4を校正する処理を行う。
(2)照明装置に設けられた時計機能を利用して、ユーザが利用しない期間に、補償値C1〜C4を算出してカラーセンサ13−1〜13−4を校正する処理を実施する。
具体的には、ユーザからの指示に従って、補償値C1〜C4を算出してカラーセンサ13−1〜13−4を校正する処理を行う場合には、ユーザが調整用ボタンを押した時に、補償値C1〜C4を算出してカラーセンサ13−1〜13−4を校正する処理を行うようにする。
また、照明装置に設けられた時計機能を利用して、ユーザが利用しない期間に実施する場合、ユーザが利用しない期間については、表示装置の電源のオン/オフを自動管理するスケジュール機能が搭載されているので、このスケジュール機能を利用し、表示装置のオフ期間において実施するようにスケジュールを組むことが考えられる。
また、点灯時間の累計時間に応じて、補償値C1〜C4を算出してカラーセンサ13−1〜13−4を校正する処理を行うようにしてもよい。これは、照明装置が実際に点灯した累計時間をカウントする第1のカウンタと、パワーセーブ時間(SUSPEND時間)の累計をカウントする第2のカウンタが設けられているので、そのうち、照明装置が実際に点灯した累計時間が予め決められた基準時間に到達した場合に、補償値C1〜C4を算出してカラーセンサ13−1〜13−4を校正する処理を行なうものである。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明の実施形態の照明装置の概要を示す説明図である。 本発明の実施形態の照明装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の照明装置の駆動回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の照明装置の説明に用いるフローチャートである。 本発明の実施形態の照明装置の説明に用いるフローチャートである。 本発明の実施形態の照明装置の説明に用いるフローチャートである。 本発明の実施形態の照明装置の説明に用いるフローチャートである。 本発明の実施形態の照明装置の説明に用いるフローチャートである。 本発明の実施形態の照明装置の説明に用いるタイミング図である。 従来の照明装置の説明に用いるグラフである。 従来の照明装置の説明に用いるグラフである。 従来の照明装置の説明に用いるグラフである。
符号の説明
11…ベース基材、
12−1〜12−4…発光素子群、
13−1〜13−4…カラーセンサ、
14−1〜14−4…校正用照明
21R…赤色のLED群、
21G…緑色のLED群、
21B…青色のLED群、
22−1〜22−4…駆動回路、
23R…LED駆動回路、
23G…LED駆動回路、
23B…LED駆動回路、
24…校正用照明駆動回路
25…制御部、
26…記憶部、
A1〜A4…分割領域

Claims (4)

  1. 発光領域を複数の分割領域に分割し、前記分割領域毎に発光素子を駆動する駆動手段と、
    前記分割領域毎にそれぞれ設けられた光強度検出手段と、
    前記分割領域毎にその分割領域に応じた光強度の基準値が記憶された記憶手段と、
    前記光強度検出手段により各分割領域毎の光強度を検出し、前記光強度の検出値と前記分割領域に設定された光強度の基準値とを比較し、比較結果に基づいて、前記発光素子の光強度を制御する制御手段と
    を備えるようにしたことを特徴とする照明装置。
  2. さらに、前記複数の分割領域毎に設けられた複数の校正用照明を有し、
    前記記憶手段には、前記校正用照明を前記分割領域毎に点灯したときの分割領域毎の校正用基準値が記憶されており、
    前記制御手段は、前記校正用基準値を用いて前記光強度検出手段の経時変化による特性変化を補償する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 発光領域を複数の分割領域に分割し、前記分割領域毎に発光素子を駆動し、
    前記複数の分割領域毎に光強度を検出し、
    前記分割領域毎にその分割領域に応じた光強度の基準値が記憶された記憶手段を参照し、前記分割領域毎に検出された光強度の検出値と当該記憶手段に記憶された分割領域毎に設定された光強度の基準値とを比較し、この比較結果に基づいて、前記発光素子の光強度を制御する
    ことを特徴とする照明装置の制御方法。
  4. 前記複数の分割領域毎に設けられた複数の校正用照明を前記分割領域毎に点灯したときの分割領域毎の校正用基準値を前記記憶手段に記憶しておき、
    前記記憶手段に記憶された校正用基準値を用いて前記光強度検出手段の経時変化による特性変化を補償する
    ようにしたことを特徴とする請求項3に記載の照明装置の制御方法。
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