JP2005188882A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005188882A JP2005188882A JP2003433136A JP2003433136A JP2005188882A JP 2005188882 A JP2005188882 A JP 2005188882A JP 2003433136 A JP2003433136 A JP 2003433136A JP 2003433136 A JP2003433136 A JP 2003433136A JP 2005188882 A JP2005188882 A JP 2005188882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- expansion valve
- exchanger temperature
- temperature
- indoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
【課題】室内熱交換器における分流バランス・空調温度・運転状態の変化により、室内機内のクロスフローファンに結露水滴が付着して結露水の飛び出しが発生する(以下、ファン結露と称す)ことがある。
【解決手段】冷房運転時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパス以降のパスにて室内側熱交換器温度を検出する室内側熱交換器温度センサー11を備え、所定時間t1ごとに室内側熱交換器温度T1を検出し、更に膨張弁を所定量E1だけ閉方向に制御すると共に、この制御の開始から所定時間t2後に室内側熱交換器温度T2を検出し、T1とT2との差が所定温度差ΔT0以上上昇した場合には、膨張弁を所定量E2開方向に制御することにより室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持し、ファン結露の発生を防止するものである。
【選択図】図2
【解決手段】冷房運転時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパス以降のパスにて室内側熱交換器温度を検出する室内側熱交換器温度センサー11を備え、所定時間t1ごとに室内側熱交換器温度T1を検出し、更に膨張弁を所定量E1だけ閉方向に制御すると共に、この制御の開始から所定時間t2後に室内側熱交換器温度T2を検出し、T1とT2との差が所定温度差ΔT0以上上昇した場合には、膨張弁を所定量E2開方向に制御することにより室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持し、ファン結露の発生を防止するものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、室内機内のクロスフローファンに結露水滴が付着して(以下、ファン結露と称す)結露水が飛び出すのを防止する制御を搭載した空気調和機に関するものである。
従来、この種の空気調和機は、室内熱交換器での過熱度を算出するため室内熱交換器温度を検出する配管温度センサーを2本使用し、その差を比較判断することによりファン結露を防止していた(例えば特許文献1参照)。また、上下羽根角度を制限して、ファン結露を防止しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
図8は特許文献1に記載された従来の空気調和機の制御を示すフローチャートを示すものである。図8に示すように従来の室内熱交換器温度検出手段によりサンプリングした室内熱交温度Tin(ステップ103)と、室内熱交換器上部に新採用した室内熱交換器温度検出手段によりサンプリングした室内熱交温度Tm(ステップ104)とを演算手段105で演算し、室内熱交換器温度差設定手段により設定されたTa(ステップ106)と比較することにより(ステップ107)、入口冷媒温度と中間冷媒温度の差により室内熱交換器内での冷媒の過熱度を判定し、(室内熱交換器温度Tin−室内熱交換器温度Tm)が規定室内熱交換器温度Taを上回る場合、(Tin−Tm>Ta)冷媒の過熱度は大きいと判断する。これにより、室内熱交換器の温度分布の不均一を判断して、ファン結露を防止していた。
特開平5−133589号公報
特開平1−111151号公報
しかしながら、前記従来の構成では、入口冷媒温度と中間冷媒温度の差により室内熱交換器内での冷媒の過熱度を判定する方法であって、特に圧縮機の運転周波数が高い場合や室内ファン速が高い場合や相対湿度が高い場合など確実にファン結露が防止できないことがあった。
ファン結露は、空気の露点温度よりもファンの温度が低い場合に発生することが知られている。これは、冬の寒い朝に窓に結露が発生することと共通である。一般的に、冷房運転時に室内機に吸込まれた空気は室内熱交換器で除湿されて乾燥した空気となってファンを通過する。しかしながら、一部の空気は除湿されて一部の空気は除湿されずにファンを通過すると、ファン内部に湿った空気と乾いた空気が混在・ミックスされて、ファン結露が発生する。それを防止するためには、冷房時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスが全て湿った状態・湿り状態に制御することが必要不可欠となる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ファン結露を防止する制御手段を有する空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、冷房運転時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパス以降のパスにて室内側熱交換器温度を検出する室内側熱交換器温度検出手段を有し、所定時間t1ごとに室内側熱交換器温度T1を検出し、更に膨張弁を所定量E1だけ閉方向に制御すると共に、この制御の開始から所定時間t2後に室内側熱交換器温度T2を検出し、T1とT2との差が所定温度差
ΔT0以上上昇した場合には、膨張弁を所定量E2開方向に制御することを特徴とするものである。
ΔT0以上上昇した場合には、膨張弁を所定量E2開方向に制御することを特徴とするものである。
これによって、膨張弁を閉方向に制御する前後で室内側熱交換器温度が大きく上昇する場合は、室内側熱交換器温度を検出するパスが湿り状態から乾き状態に変化する変曲点と判断し、室内側熱交換器温度を検出するパスが常に湿り状態となるように膨張弁を制御し、すなわち、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持し、ファン結露の発生を防止するものである。さらには、常に冷房運転時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパスを湿り状態にするため、ファン結露限界まで膨張弁により絞ることができ、最大の冷房能力を引き出すことも可能となる。
また、本発明の別の空気調和機は、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパスXと、このパスXに連続した空気吹出し側の最初のパスYとにそれぞれ熱交換器温度を検出する第1の熱交換器温度検出手段および第2の熱交換器温度検出手段を設け、所定時間t6ごとに第1の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T1および第2の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T2をそれぞれ検出し、更に膨張弁を所定量E5だけ閉方向に制御すると共に、この制御の開始から所定時間t7後に第1の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T3および第2の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T4をそれぞれ検出し、TX1(=T3−T1)とTY1(=T4−T2)との差が所定温度差ΔTX以上となった場合には、前記膨張弁を所定量E6開方向に制御することを特徴とするものである。
これによって、膨張弁を閉方向に制御する前後で室内側熱交換器温度が大きく上昇する場合は、室内側熱交換器温度を検出するパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパスXが常に湿り状態となるように膨張弁を制御し、すなわち、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持し、ファン結露の発生を防止するものである。さらには、常に冷房運転時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパスを湿り状態にするため、ファン結露限界まで膨張弁により絞ることができ、最大の冷房能力を引き出すことも可能となる。
また、本発明の別の空気調和機は、室内側熱交換器は蒸発器として作用する冷凍サイクル状態で入口側から出口側に対して第1の流路と第2の流路に2分岐されているとともに、少なくとも分岐されたそれぞれのパスの一部が室内側熱交換器の空気吸込み側に面するように構成され、第1の流路の空気吸込み側の最後段側パスと、第2の流路の空気吸込み側の最後段側パスとにそれぞれ第3の熱交換器温度検出手段、第4の熱交換器温度検出手段を設け、所定時間t8ごとに第3の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T30および第4の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T40をそれぞれ検出し、更に前記膨張弁を所定量E7だけ閉方向に制御すると共に、この制御の開始から所定時間t9後に第3の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T31および第4の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T41をそれぞれ検出し、T30とT31との差またはT40とT41との差のいずれか一方が所定温度差ΔT1以上上昇変化した場合には、前記膨張弁を所定量E8開方向に制御することを特徴とするものである。
これによって、膨張弁を閉方向に制御する前後で室内側熱交換器温度が大きく上昇する場合は、室内側熱交換器温度を検出するパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、第1の流路の空気吸込み側の最後段側パスと、第2の流路の空気吸込み側の最後段側パスのどちらも常に湿り状態となるように膨張弁を制御し、すなわち、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持し、ファン結露の発生を防止するものである。さらには、常に冷房運転時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのう
ちの最後となるパスを湿り状態にするため、ファン結露限界まで膨張弁により絞ることができ、最大の冷房能力を引き出すことも可能となる。
ちの最後となるパスを湿り状態にするため、ファン結露限界まで膨張弁により絞ることができ、最大の冷房能力を引き出すことも可能となる。
本発明の空気調和機は、膨張弁を閉方向に制御する前後で室内側熱交換器温度が大きく上昇する場合は、室内側熱交換器温度を検出するパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、室内側熱交換器温度を検出するパスが常に湿り状態となるように膨張弁を制御し、すなわち、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持し、ファン結露の発生を防止するものであり、確実にファン結露の発生しない、即ち結露水の飛び出しのない室内機を提供することが可能となる。さらには、常に冷房運転時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパスを湿り状態にするため、ファン結露限界まで膨張弁により絞ることができ、最大の冷房能力を引き出すことが可能となる。
第1の発明は、圧縮機、室外側熱交換器、開度可変の膨張弁、室内側熱交換器を環状に接続して冷凍サイクルを構成し、冷房運転時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパス以降のパスにて室内側熱交換器温度を検出する室内側熱交換器温度検出手段を有し、前記膨張弁の開度変化に対する室内側熱交換器温度の変化量に基づいて、前記膨張弁の開度を制御する制御手段を設けたことにより、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパス以降のパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点を見極め、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持するよう膨張弁を制御することにより、ファン結露の発生を防止することができる。
第2の発明は、特に第1の発明の制御手段を所定時間t1ごとに室内側熱交換器温度T1を検出し、更に前記膨張弁を所定量E1だけ閉方向に制御すると共に、この制御の開始から所定時間t2後に前記室内側熱交換器温度T2を検出し、T1とT2との差が所定温度差ΔT0以上上昇した場合には、前記膨張弁を所定量E2開方向に制御することにより、膨張弁を閉方向に制御する前後で室内側熱交換器温度が大きく上昇する場合は、室内側熱交換器温度を検出するパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、室内側熱交換器温度を検出するパスが常に湿り状態となるように膨張弁を制御し、すなわち、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持するよう膨張弁を制御することにより、ファン結露の発生を防止することができる。
第3の発明は、圧縮機、室外側熱交換器、開度可変の膨張弁、室内側熱交換器を環状に接続して冷凍サイクルを構成し、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパスXと、このパスXに連続した空気吸込み後面側の最初のパスYとにそれぞれ熱交換器温度を検出する第1の熱交換器温度検出手段および第2の熱交換器温度検出手段を設け、膨張弁の開度変化に対する前記第1の熱交換器温度検出手段と前記第2の熱交換器検出手段で検知された各温度の差に基づいて、前記膨張弁の開度を制御する制御手段を設けたことにより、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパスXが湿り状態から乾き状態に変化する変極点を見極め、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持するよう膨張弁を制御することにより、ファン結露の発生を防止することができる。
第4の発明は、特に第3の発明の制御手段を所定時間t6ごとに第1の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T1および第2の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T2をそれぞれ検出し、更に膨張弁を所定量E5だけ閉方向に制御すると共に、この制御の開始から所定時間t7後に第1の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T3および第2の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T4をそれぞれ
検出し、TX1(=T3−T1)とTY1(=T4−T2)との差が所定温度差ΔTX以上となった場合には、前記膨張弁を所定量E6開方向に制御することにより、膨張弁を閉方向に制御する前後で室内側熱交換器温度が大きく上昇する場合は、室内側熱交換器温度を検出するパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパスXが常に湿り状態となるように膨張弁を制御し、すなわち、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持するよう膨張弁を制御することにより、ファン結露の発生を防止することができる。
検出し、TX1(=T3−T1)とTY1(=T4−T2)との差が所定温度差ΔTX以上となった場合には、前記膨張弁を所定量E6開方向に制御することにより、膨張弁を閉方向に制御する前後で室内側熱交換器温度が大きく上昇する場合は、室内側熱交換器温度を検出するパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパスXが常に湿り状態となるように膨張弁を制御し、すなわち、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持するよう膨張弁を制御することにより、ファン結露の発生を防止することができる。
第5の発明は、圧縮機、室外側熱交換器、開度可変の膨張弁、室内側熱交換器を環状に接続して冷凍サイクルを構成し、室内側熱交換器は蒸発器として作用する冷凍サイクル状態で入口側から出口側に対して第1の流路と第2の流路に2分岐されているとともに、少なくとも分岐されたそれぞれのパスの一部が室内側熱交換器の空気吸込み側に面するように構成され、第1の流路の空気吸込み側の最後段側パスと、第2の流路の空気吸込み側の最後段側パスとにそれぞれ第3の熱交換器温度検出手段、第4の熱交換器温度検出手段を設け、膨張弁の開度変化に対する第3の熱交換器温度検出手段または第4の熱交換器温度検出手段で検知された熱交換器温度のいずれか一方での変化量に基づいて、前記膨張弁の開度を制御する制御手段を設けたことにより、第1の流路の空気吸込み側の最後段側パスと、第2の流路の空気吸込み側の最後段側パスとのいずれか一方が湿り状態から乾き状態に変化する変極点を見極め、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持するよう膨張弁を制御することにより、ファン結露の発生を防止することができる。
第6の発明は、特に第5の発明の制御手段を所定時間t8ごとに第3の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T30および第4の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T40をそれぞれ検出し、更に前記膨張弁を所定量E7だけ閉方向に制御すると共に、この制御の開始から所定時間t9後に第3の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T31および第4の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T41をそれぞれ検出し、T30とT31との差またはT40とT41との差のいずれか一方が所定温度差ΔT1以上上昇変化した場合には、前記膨張弁を所定量E8開方向に制御することにより、膨張弁を閉方向に制御する前後で室内側熱交換器温度が大きく上昇する場合は、室内側熱交換器温度を検出するパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、第1の流路の空気吸込み側の最後段側パスと、第2の流路の空気吸込み側の最後段側パスのどちらも常に湿り状態となるように膨張弁を制御し、すなわち、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持するよう膨張弁を制御することにより、ファン結露の発生を防止することができる。
第7の発明は、特に第2、第4、第6のいずれか一つの発明の室内側熱交換器温度の変化量に基づく膨張弁開度制御を圧縮機の運転周波数が所定量以上変更されてから所定時間t3の間は行わないことにより、冷凍サイクルが不安定で室内側熱交換器温度が変動する過渡期におけるファン結露判断の誤判定を回避することができる。
第8の発明は、特に第2、第4、第6のいずれか一つの発明の室内側熱交換器温度の変化量に基づく膨張弁開度制御を室内ファンの運転回転数が所定量以上変更されてから所定時間t4の間は行わないことにより、冷凍サイクルが不安定で室内側熱交換器温度が変動する過渡期におけるファン結露判断の誤判定を回避することができる。
第9の発明は、特に第2、第4、第6のいずれか一つの発明の室内側熱交換器温度の変化量に基づく膨張弁開度制御を室内吸込み温度を検出する吸込み温度検出手段を有し、室内吸込み温度が所定量以上変化した時点から所定時間t5の間は行わないことにより、冷凍サイクルが不安定で室内側熱交換器温度が変動する過渡期におけるファン結露判断の誤
判定を回避することができる。
判定を回避することができる。
第10の発明は、特に第1〜9のいずれか一つの発明の膨張弁開度が所定パルス以上開となった場合は、冷媒ガス不足の警告を発することにより、室内側熱交換器温度の変化量に基づく膨張弁開度制御によりファン結露を回避できない可能性があると判断して、ファン結露発生前に運転を停止するなどの対応をすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の冷凍サイクル図を示すものである。図1において、冷房運転時、冷媒は、圧縮機1を吐出された後、四方弁2を通過した後、室外熱交換器3で凝縮し、膨張弁4で減圧され、室内熱交換器5で蒸発し、再び四方弁2を通過して圧縮機1に戻る構成となっている。一方、暖房運転時、冷媒は、圧縮機1を吐出された後、四方弁2を通過した後、室内熱交換器5で凝縮し、膨張弁4で減圧され、室外熱交換器3で蒸発し、再び四方弁2を通過して圧縮機1に戻る。
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の冷凍サイクル図を示すものである。図1において、冷房運転時、冷媒は、圧縮機1を吐出された後、四方弁2を通過した後、室外熱交換器3で凝縮し、膨張弁4で減圧され、室内熱交換器5で蒸発し、再び四方弁2を通過して圧縮機1に戻る構成となっている。一方、暖房運転時、冷媒は、圧縮機1を吐出された後、四方弁2を通過した後、室内熱交換器5で凝縮し、膨張弁4で減圧され、室外熱交換器3で蒸発し、再び四方弁2を通過して圧縮機1に戻る。
図2は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室内熱交換器の側面図を示すものである。図2において、11は室内側熱交換器温度センサーである。
図3は、本発明の実施の形態1における空気調和機の制御を示すフローチャートである。
まず、所定時間t1ごとに室内側熱交換器温度センサー11で室内側熱交換器温度T1を測定しながら、安定状態か過渡状態にあるのか判定を行う。過渡状態であれば、続けて室内側熱交換器温度T1を測定する。安定状態になれば、ファン結露判定を行うループへ移動する。ここでは、まず、膨張弁をE1閉方向へ制御し、所定時間t2後に室内側熱交換器温度T2を測定する。そして、安定時と膨張弁操作後の温度差(=T2−T1)が所定温度差ΔT0より大きい場合は、そのパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、湿り状態を保持するよう膨張弁をE2開方向へ制御して再び安定状態になるまで室内側熱交換器温度T1を測定する。一方、安定時と膨張弁操作後の温度差(=T2−T1)が所定温度差ΔT0より小さい場合は、まだ湿り状態にあると判断し、再び膨張弁をE1閉方向へ制御していく。
まず、所定時間t1ごとに室内側熱交換器温度センサー11で室内側熱交換器温度T1を測定しながら、安定状態か過渡状態にあるのか判定を行う。過渡状態であれば、続けて室内側熱交換器温度T1を測定する。安定状態になれば、ファン結露判定を行うループへ移動する。ここでは、まず、膨張弁をE1閉方向へ制御し、所定時間t2後に室内側熱交換器温度T2を測定する。そして、安定時と膨張弁操作後の温度差(=T2−T1)が所定温度差ΔT0より大きい場合は、そのパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、湿り状態を保持するよう膨張弁をE2開方向へ制御して再び安定状態になるまで室内側熱交換器温度T1を測定する。一方、安定時と膨張弁操作後の温度差(=T2−T1)が所定温度差ΔT0より小さい場合は、まだ湿り状態にあると判断し、再び膨張弁をE1閉方向へ制御していく。
以上のように、本実施の形態においては、室内側熱交換器温度センサー11のパスを常に湿り状態に保持することで、冷房運転時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス(1A〜4A、5a〜10a、5b〜9b)を全て湿り状態に保持し、そこで湿った空気が除湿され、乾いた空気のみファンを通過するようにしたので、ファン結露の発生を防止することができ、確実にファン結露の発生しない、即ち結露水の飛び出しのない室内機を提供することが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態における空気調和機の冷凍サイクル図については、実施の形態1の図1と同じであるため、説明を割愛する。
本発明の第2の実施の形態における空気調和機の冷凍サイクル図については、実施の形態1の図1と同じであるため、説明を割愛する。
図4は、本発明の実施の形態2における空気調和機の室内熱交換器の側面図を示すものである。図4において、12および13は第1および第2の室内側熱交換器温度センサーである。
図5は、本発明の実施の形態2における空気調和機の制御を示すフローチャートである。
まず、所定時間t6ごとに第1および第2の室内側熱交換器温度センサー12、13で室内側熱交換器温度T1、T2を測定しながら、安定状態か過渡状態にあるのか判定を行う。過渡状態であれば、続けて室内側熱交換器温度T1、T2を測定する。安定状態になれば、ファン結露判定を行うループへ移動する。ここでは、まず、膨張弁をE5閉方向へ制御し、所定時間t7後に第1および第2の室内側熱交換器温度T3、T4を測定する。そして、安定時と膨張弁操作後の温度差TX1(=T3−T1)、TY1(=T4−T2)の差(=TY1−TX1)が所定温度差ΔTXより大きい場合は、そのパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、湿り状態を保持するよう膨張弁をE6開方向へ制御して再び安定状態になるまで第1および第2の室内側熱交換器温度T1、T2を測定する。一方、安定時と膨張弁操作後の温度差の差(=TY1−TX1)が所定温度差ΔTXより小さい場合は、まだ湿り状態にあると判断し、再び膨張弁をE5閉方向へ制御していく。
まず、所定時間t6ごとに第1および第2の室内側熱交換器温度センサー12、13で室内側熱交換器温度T1、T2を測定しながら、安定状態か過渡状態にあるのか判定を行う。過渡状態であれば、続けて室内側熱交換器温度T1、T2を測定する。安定状態になれば、ファン結露判定を行うループへ移動する。ここでは、まず、膨張弁をE5閉方向へ制御し、所定時間t7後に第1および第2の室内側熱交換器温度T3、T4を測定する。そして、安定時と膨張弁操作後の温度差TX1(=T3−T1)、TY1(=T4−T2)の差(=TY1−TX1)が所定温度差ΔTXより大きい場合は、そのパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、湿り状態を保持するよう膨張弁をE6開方向へ制御して再び安定状態になるまで第1および第2の室内側熱交換器温度T1、T2を測定する。一方、安定時と膨張弁操作後の温度差の差(=TY1−TX1)が所定温度差ΔTXより小さい場合は、まだ湿り状態にあると判断し、再び膨張弁をE5閉方向へ制御していく。
以上のように、本実施の形態においては、第1および第2の室内側熱交換器温度センサー12、13のパスを常に湿り状態に保持することで、冷房運転時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス(1A〜4A、5a〜10a、5b〜9b)を全て湿り状態に保持し、そこで湿った空気が除湿され、乾いた空気のみファンを通過するようにしたので、ファン結露の発生を防止することができ、確実にファン結露の発生しない、即ち結露水の飛び出しのない室内機を提供することが可能となる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態における空気調和機の冷凍サイクル図についても、実施の形態1の図1と同じであるため、説明を割愛する。
本発明の第3の実施の形態における空気調和機の冷凍サイクル図についても、実施の形態1の図1と同じであるため、説明を割愛する。
図6は、本発明の実施の形態3における空気調和機の室内熱交換器の側面図を示すものである。図6において、14および15は第3および第4の室内側熱交換器温度センサーである。
図7は、本発明の実施の形態3における空気調和機の制御を示すフローチャートである。
まず、所定時間t8ごとに第3および第4の室内側熱交換器温度センサー14、15で室内側熱交換器温度T30、T40を測定しながら、安定状態か過渡状態にあるのか判定を行う。過渡状態であれば、続けて室内側熱交換器温度T30、T40を測定する。安定状態になれば、ファン結露判定を行うループへ移動する。ここでは、まず、膨張弁をE7閉方向へ制御し、所定時間t9後に第3および第4の室内側熱交換器温度T31、T41を測定する。そして、安定時と膨張弁操作後の温度差T31−T30、もしくはT41−T40のいずれかが所定温度差ΔT1より大きい場合は、そのパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、湿り状態を保持するよう膨張弁をE8開方向へ制御して再び安定状態になるまで第3および第4の室内側熱交換器温度T30、T40を測定する。一方、安定時と膨張弁操作後の温度差の差T31−T30、もしくはT41−T40のいずれかが所定温度差ΔT1より小さい場合は、まだ湿り状態にあると判断し、再び膨張弁をE7閉方向へ制御していく。
まず、所定時間t8ごとに第3および第4の室内側熱交換器温度センサー14、15で室内側熱交換器温度T30、T40を測定しながら、安定状態か過渡状態にあるのか判定を行う。過渡状態であれば、続けて室内側熱交換器温度T30、T40を測定する。安定状態になれば、ファン結露判定を行うループへ移動する。ここでは、まず、膨張弁をE7閉方向へ制御し、所定時間t9後に第3および第4の室内側熱交換器温度T31、T41を測定する。そして、安定時と膨張弁操作後の温度差T31−T30、もしくはT41−T40のいずれかが所定温度差ΔT1より大きい場合は、そのパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、湿り状態を保持するよう膨張弁をE8開方向へ制御して再び安定状態になるまで第3および第4の室内側熱交換器温度T30、T40を測定する。一方、安定時と膨張弁操作後の温度差の差T31−T30、もしくはT41−T40のいずれかが所定温度差ΔT1より小さい場合は、まだ湿り状態にあると判断し、再び膨張弁をE7閉方向へ制御していく。
以上のように、本実施の形態においては、第3および第4の室内側熱交換器温度センサー14、15のパスを常に湿り状態に保持することで、冷房運転時に室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス(1A〜4A、5a〜10a、5b〜9b)を全て湿り状態に保持し、そこで湿った空気が除湿され、乾いた空気のみファンを通過するようにしたので、ファン結露の発生を防止することができ、確実にファン結露の発生しない、即ち結露水の飛び出しのない室内機を提供することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、膨張弁を閉方向に制御する前後で室内側熱交換器温度が大きく上昇する場合は、室内側熱交換器温度を検出するパスが湿り状態から乾き状態に変化する変極点と判断し、室内側熱交換器温度を検出するパスが常に湿り状態となるように膨張弁を制御し、すなわち、室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパス全てを湿り状態に保持するよう膨張弁を制御することにより、ファン結露の発生を防止することが可能となるので、冷房運転を行う空気調和機の室内機等の用途にも適用できる。
1 圧縮機
2 四方弁
3 室外側熱交換器
4 膨張弁
5 室内側熱交換器
11 室内側熱交換器温度センサー
12 室内側熱交換器温度センサー
13 室内側熱交換器温度センサー
14 室内側熱交換器温度センサー
15 室内側熱交換器温度センサー
2 四方弁
3 室外側熱交換器
4 膨張弁
5 室内側熱交換器
11 室内側熱交換器温度センサー
12 室内側熱交換器温度センサー
13 室内側熱交換器温度センサー
14 室内側熱交換器温度センサー
15 室内側熱交換器温度センサー
Claims (10)
- 圧縮機と、室外側熱交換器と、開度可変の膨張弁と、室内側熱交換器を環状に接続して冷凍サイクルを構成し、冷房運転時に前記室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパス以降の部位に室内側熱交換器温度を検出する室内側熱交換器温度検出手段を有し、前記膨張弁の開度変化に対する室内側熱交換器温度の変化量に基づいて、前記膨張弁の開度を制御する制御手段を設けたことを特徴とする空気調和機。
- 制御手段は、所定時間t1ごとに室内側熱交換器温度T1を検出し、更に前記膨張弁を所定量E1だけ閉方向に制御すると共に、この制御の開始から所定時間t2後に前記室内側熱交換器温度T2を検出し、T1とT2との差が所定温度差ΔT0以上上昇した場合には、前記膨張弁を所定量E2開方向に制御することを特徴とする、請求項1記載の空気調和機。
- 圧縮機と、室外側熱交換器と、開度可変の膨張弁と、室内側熱交換器を環状に接続して冷凍サイクルを構成し、前記室内側熱交換器の空気吸込み側に面するパスのうちの最後となるパスXと、前記パスXに連続した空気吹出し側の最初のパスYとにそれぞれ熱交換器温度を検出する第1の熱交換器温度検出手段および第2の熱交換器温度検出手段を設け、前記膨張弁の開度変化に対する前記第1の熱交換器温度検出手段と前記第2の熱交換器検出手段で検知された各温度の差に基づいて、前記膨張弁の開度を制御する制御手段を設けたことを特徴とする空気調和機。
- 制御手段は、所定時間t6ごとに第1の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T1および第2の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T2をそれぞれ検出し、更に前記膨張弁を所定量E5だけ閉方向に制御すると共に、この制御の開始から所定時間t7後に第1の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T3および第2の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T4をそれぞれ検出し、TX1(=T3−T1)とTY1(=T4−T2)との差が所定温度差ΔTX以上となった場合には、前記膨張弁を所定量E6開方向に制御することを特徴とする、請求項3記載の空気調和機。
- 圧縮機と、室外側熱交換器と、開度可変の膨張弁と、室内側熱交換器を環状に接続して冷凍サイクルを構成し、前記室内側熱交換器は蒸発器として作用する冷凍サイクル状態で入口側から出口側に対して第1の流路と第2の流路に2分岐されているとともに、少なくとも分岐されたそれぞれのパスの一部が室内側熱交換器の空気吸込み側に面するように構成され、前記第1の流路の空気吸込み側の最後段側パスと、前記第2の流路の空気吸込み側の最後段側パスとにそれぞれ第3の熱交換器温度検出手段、第4の熱交換器温度検出手段を設け、前期膨張弁の開度変化に対する前記第3の熱交換器温度検出手段または前記第4の熱交換器温度検出手段で検知された熱交換器温度のいずれか一方での変化量に基づいて、前記膨張弁の開度を制御する制御手段を設けたことを特徴とする空気調和機。
- 制御手段は、所定時間t8ごとに第3の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T30および第4の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T40をそれぞれ検出し、更に前記膨張弁を所定量E7だけ閉方向に制御すると共に、この制御の開始から所定時間t9後に第3の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T31および第4の熱交換器温度検出手段で検知される熱交換器温度T41をそれぞれ検出し、T30とT31との差またはT40とT41との差のいずれか一方が所定温度差ΔT1以上上昇変化した場合には、前記膨張弁を所定量E8開方向に制御することを特徴とする、請求項5記載の空気調和機。
- 圧縮機の運転周波数が所定量以上変更されてから所定時間t3の間は、室内側熱交換器温
度の変化量に基づく膨張弁開度制御を行わないことを特徴とする、請求項2、4、6のいずれか一項に記載の空気調和機。 - 室内ファンの運転回転数が所定量以上変更されてから所定時間t4の間は、室内側熱交換器温度の変化量に基づく膨張弁開度制御を行わないことを特徴とする、請求項2、4、6のいずれか一項に記載の空気調和機。
- 室内吸込み温度を検出する吸込み温度検出手段を有し、前記室内吸込み温度が所定量以上変化した時点から所定時間t5の間は、室内側熱交換器温度の変化量に基づく膨張弁開度制御を行わないことを特徴とする、請求項2、4、6のいずれか一項に記載の空気調和機。
- 膨張弁開度が所定パルス以上開となった場合は、冷媒ガス不足の警告を発することを特徴とする、請求項1から9いずれか一項に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003433136A JP2005188882A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003433136A JP2005188882A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005188882A true JP2005188882A (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=34790616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003433136A Pending JP2005188882A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005188882A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106594958A (zh) * | 2016-10-20 | 2017-04-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调的防凝露控制方法、装置及空调 |
JP2017215116A (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
JPWO2017168504A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2018-10-04 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
CN111207482A (zh) * | 2020-01-07 | 2020-05-29 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调电子膨胀阀卡顿调节控制方法及空调 |
CN113348328A (zh) * | 2019-02-05 | 2021-09-03 | 三菱电机株式会社 | 空调机 |
CN114811825A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-07-29 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于空调防凝露的控制方法、装置、存储介质及空调 |
-
2003
- 2003-12-26 JP JP2003433136A patent/JP2005188882A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017168504A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2018-10-04 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
JP2017215116A (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
CN106594958A (zh) * | 2016-10-20 | 2017-04-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调的防凝露控制方法、装置及空调 |
CN106594958B (zh) * | 2016-10-20 | 2018-10-30 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调的防凝露控制方法、装置及空调 |
CN113348328A (zh) * | 2019-02-05 | 2021-09-03 | 三菱电机株式会社 | 空调机 |
JPWO2020161783A1 (ja) * | 2019-02-05 | 2021-09-09 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
CN113348328B (zh) * | 2019-02-05 | 2023-03-14 | 三菱电机株式会社 | 空调机 |
CN111207482A (zh) * | 2020-01-07 | 2020-05-29 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调电子膨胀阀卡顿调节控制方法及空调 |
CN111207482B (zh) * | 2020-01-07 | 2020-12-29 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调电子膨胀阀卡顿调节控制方法及空调 |
CN114811825A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-07-29 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于空调防凝露的控制方法、装置、存储介质及空调 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5183618B2 (ja) | ヒートポンプ装置 | |
JP5333365B2 (ja) | 空気調和機 | |
EP3279591B1 (en) | Indoor air conditioning unit | |
JP6609417B2 (ja) | 空気調和機 | |
EP2128542B1 (en) | Air conditioner | |
CN105091200B (zh) | 空调器的控制方法 | |
US10337769B2 (en) | Air conditioner | |
CN106247676B (zh) | 空调器的控制方法、控制装置和空调器 | |
EP2881685A1 (en) | Refrigeration device for container | |
JP6699216B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP4985608B2 (ja) | 空気調和機 | |
CN110726225B (zh) | 多联机系统及其控制方法 | |
EP3591311B1 (en) | Refrigeration cycle device | |
JP2006145204A (ja) | 空気調和機 | |
JP2005188882A (ja) | 空気調和機 | |
US8205463B2 (en) | Air conditioner and method of controlling the same | |
JP3985092B2 (ja) | 空気調和機 | |
KR101031116B1 (ko) | 다실형 공기 조화기와 그 제어 방법 | |
KR20090081909A (ko) | 공기조화기 및 그 제어 방법 | |
JP4032993B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2002327949A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2008039312A (ja) | 多室形空気調和機 | |
JP2006317050A (ja) | 冷暖同時運転型空気調和装置の制御装置 | |
JP2006112696A (ja) | 空気調和機 | |
KR101500730B1 (ko) | 공기 조화기의 제어방법 |