JPWO2017168504A1 - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

空気調和機は、少なくとも室内側熱交換器を備えた複数台の室内機と、少なくとも圧縮機、室外側熱交換器、中圧膨張弁、室内機ごとに対応した複数の膨張弁を備えた室外機と、室内機と室外機との間で冷媒を循環させる冷媒配管と、複数の室内機の運転、停止を個々に制御する制御部と、室内側熱交換器を構成する複数のパスの中間位置温度をそれぞれ検知する冷媒温度センサと、を備えている。制御部は、複数台の室内機のうち運転休止状態にある室内機において、冷媒温度センサの検知値に基づき、同一の室内側熱交換器における複数のパスの中間位置温度の温度差が目標温度値を超えるか否かを判定し、その判定結果に応じて運転休止状態にある室内機に対応した膨張弁の開度を調整して冷媒の回収運転を行うように構成されている。

Description

本発明は、複数台の室内機を備えた空気調和機に関するものである。
従来、複数台の室内機を備えたマルチ型の空気調和機には、暖房運転時において暖房停止中又はサーモオフ中の状態にある室内機(以下、休止室内機という場合がある。)への冷媒溜まり込みを検知し、その検知値に基づいて各室内機に設けられた電子膨張弁の開度を制御して冷媒溜まり込み状態を解消する技術が知られている。
しかし、現状では、冷媒が溜まり込む機種を接続する際に、休止室内機の電子膨張弁を常に全開にしてガス冷媒の流速を増やしているため、熱損失が大きく運転機の能力に影響を及ぼすという問題がある。或いは、冷媒が溜まり込む機種の接続数分だけ、規定冷媒量に追加冷媒をチャージしているが、据え付け時の工数が増えるし、更に追加冷媒のコストがかかる問題がある。また、冷媒の追加による冷凍機油の濃度の低下を防止して、圧縮機の信頼性を確保しなければならない等の問題がある。
ところで、複数台の室内機を備えたマルチ型の空気調和機に関する技術の一例として、特許文献1〜3が開示されている。特許文献1の多室型空気調和機は、暖房運転時に運転中又は停止中にかかわらず室内ユニットの熱交換器温度を検知し、その熱交換器温度の中で最高熱交換器温度と、各停止室内ユニットの熱交換器温度差を算出する。そして、その値が閾値以上に達した場合に、所定の停止ユニットの膨張弁開度を調節してオイル戻し制御を行う。
また、特許文献2では、高圧側が冷媒の臨界圧力を超える圧力となる冷凍サイクル運転による暖房動作が可能な空気調和装置において、暖房時の利用可能側熱交換器の入口側温度、出口側温度、又は入口側温度と出口側温度を併用して、熱交換器温度と冷媒圧力から冷媒寝込み量を演算し、その冷媒寝込み量に応じて電子膨張弁の制御が行われる構成である。
また、特許文献3の空気調和機は、複数台の室内機のうち、運転中の全室内熱交換器の平均的中間部温度と、停止中の各室内熱交換器の出口部温度とを比較して、停止中の室内熱交換器における冷媒循環量の多少を判定し、適正な冷媒流通量となるように各室内機に設けた電動弁の開度を制御する構成である。
特開2008−39375号公報 特開2008−145044号公報 特開平4−295553号公報
特許文献1〜3のように、マルチ型の空気調和機に関する技術は種々開示されているものの、多数のパスを有する熱交換器において、冷媒溜まり込みを防止しつつ、冷媒溜まり込みによる運転機の能力への影響を減らすことができる空気調和機を開示したものはない。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、マルチ型の空気調和機の暖房運転時において、冷媒溜まり込みを確実に防止しつつ、冷媒溜まり込みによる運転機の能力への影響を効果的に減らすことができる空気調和機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機は、少なくとも室内側熱交換器を備えた複数台の室内機と、少なくとも圧縮機、室外側熱交換器、中圧膨張弁、前記室内機ごとに対応した複数の膨張弁を備えた室外機と、前記室内機と前記室外機との間で冷媒を循環させる冷媒配管と、複数の前記室内機の運転、停止を個々に制御する制御部と、前記室内側熱交換器を構成する複数のパスの中間位置温度をそれぞれ検知する冷媒温度センサと、を備え、前記制御部は、複数台の前記室内機のうち運転休止状態にある室内機において、前記冷媒温度センサの検知値に基づき、同一の室内側熱交換器における複数のパスの中間位置温度の温度差が目標温度値を超えるか否かを判定し、その判定結果に応じて前記運転休止状態にある室内機に対応した前記膨張弁の開度を調整して冷媒の回収運転を行うように構成されているものである。
本発明に係る空気調和機は、複数台の室内機のうち運転休止状態にある室内機において、冷媒温度センサの検知値に基づき、同一の室内機内における複数のパスの中間位置温度の温度差が目標温度値を超えるか否かを判定し、その判定結果に応じて該当する膨張弁の開度を調整して冷媒の回収運転を行うので、冷媒溜まり込みを確実に防止しつつ、冷媒溜まり込みによる運転機の能力への影響を効果的に減らすことができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の冷媒回路を概略的に示した模式図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機を構成する室内側熱交換器の内部構造を主要部のみ表した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の電子膨張弁開度と、各パスの中間位置温度との関係を示したグラフである。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の暖房運転時における制御部の動作のフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御動作時における電子膨張弁の開度と時間との関係を示したグラフである。
実施の形態1.
以下に、本発明に係る空気調和機の構成及び動作を図示した実施の形態に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の冷媒回路を概略的に示した模式図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機を構成する室内側熱交換器の内部構造を主要部のみ表した説明図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の電子膨張弁開度と、各パスの中間位置温度との関係を示したグラフである。
実施の形態1の空気調和機は、図1に示すように、1台の室外機11と、並列に配置された4台の室内機10とを備えており、室内機10と室外機11とが冷媒を循環させる液冷媒配管13及びガス冷媒配管14で接続されている。なお、図1に示す実施の形態1の空気調和機では、室内機10を4台とした構成を示しているが、これに限定されず、例えば3台以下とした構成、或いは5台以上とした構成で実施してもよい。
室外機11は、冷媒を圧縮する圧縮機1と、圧縮機1の吐出された冷媒の流れ方向を切り替えて冷房及び暖房を切り替える四方弁2と、冷房運転時には凝縮器、暖房運転時には蒸発器として動作する室外側熱交換器8と有する。更に室外機11は、供給された冷媒を減圧して膨張させる中圧膨張弁7と、気液分離機能を有し液冷媒を貯溜するパワーレシーバ6と、冷媒を溜めるアキュムレータ9と、室内機10ごとに対応した複数の電子膨張弁5とを有し、これらが冷媒配管で接続されて冷媒回路の一部を構成している。なお、図示することは省略したが、室外機11は、室外側熱交換器8に冷却風を送風する室外側送風機を更に備えている。
各室内機10は、冷房運転時には蒸発器、暖房運転時には凝縮器として動作する室内側熱交換器3を有し、冷媒配管で接続されて冷媒回路の一部を構成している。なお、図示することは省略したが、各室内機10は、室内側熱交換器3に冷却風を送風する室内側送風機を更に備えている。
室内側熱交換器3は、図2に概略を示したように、前面パネルに略平行な部分である熱交換前部分3aと、室内側送風機の前面寄り斜め上方の部分である熱交換上前部分3bと、室内側送風機の後面寄り斜め上方の部分である熱交換上後部分3cと、で構成されている。室内側熱交換器3は、室内側送風機が駆動することにより通過する空気と室内側熱交換器3の内部を通過する冷媒との熱交換を行い、空気を冷却、加熱等する。
室内側熱交換器3には、複数のフィン30と複数のフィン30を貫通する複数の伝熱管31a〜31fとを備えたフィンチューブ型(クロスフィン型)の熱交換器を構成している。フィン30は、図2の紙面に平行な一方向に延びた短冊状の板であり、空気が流れる隙間が形成されるように、一定の間隔を介して水平方向(図2の紙面直交方向)に積層されている。伝熱管31a〜31fは、空気の流れ方向に2列に配列され、同空気の流れ方向と直交する方向に複数段配列されている。隣り合う伝熱管同士は、手前側がUベント管で、奥側がヘアピン管等で繋がっている。
熱交換前部分3aは、伝熱管31a、31bにより、パス1とパス2の2つのパスで構成されている。熱交換上前部分3bは、伝熱管31c、31dにより、パス3とパス4の2つのパスで構成されている。また、熱交換上後部分3cは、伝熱管31e、31fによりパス5とパス6の2つのパスで構成されている。パス1〜6の入口から出口の冷媒流路上の中間部には、パス1〜6の内部を流れる冷媒の温度を検知する冷媒温度センサ4が設置されている。冷媒温度センサ4は、一例としてサーミスタで構成されており、後述する制御部12に接続されている。
空気調和機は、更に、空調負荷に応じて圧縮機1の回転数や、中圧膨張弁7の開度を制御したり、四方弁2を切り替えたり、複数の室内機10の運転、停止を個々に制御したりする制御部12を備えている。
次に、実施の形態1の空気調和機の冷房運転時および暖房運転時における動作について簡単に説明する。冷房運転時には、圧縮機1で圧縮された高温高圧のガス冷媒が圧縮機1より吐出され、四方弁2を介して室外側熱交換器8に流入する。この室外側熱交換器8では、その風路に設けられた室外側送風機により室外の空気が室外側熱交換器8のフィンと伝熱管の間を通過しながら冷媒と熱交換する。そして、室外側空気に凝縮潜熱を放出することで冷媒は冷却されて高圧の液状態になる。このとき、室外側熱交換器8は凝縮器として作用する。室外側熱交換器8を出た液冷媒は、中圧膨張弁7を通過して減圧され低圧の気液二相冷媒となり、パワーレシーバ6を経由し、室内側熱交換器3に流入する。室内側熱交換器3では、その風路に設けられた室内側送風機により室内空気が室内側熱交換器3のフィン30と伝熱管31a〜31fの間を通過しながら冷媒と熱交換することにより、室内に吹き出される空気は冷やされる。一方、冷媒は、蒸発潜熱の形で室内空気から吸熱することで蒸発して気体状態となる。このとき、室内側熱交換器3は蒸発器として作用する。そして、冷媒は、再び圧縮機1に吸入される。
また、暖房運転時には、四方弁2が反転することにより、冷凍サイクルにおいて上記冷房運転時の冷媒の流れと逆向きに冷媒が流れ、室内側熱交換器3が凝縮器として、室外側熱交換器8が蒸発器として作用し、室内側熱交換器3で暖められた空気により室内空間を空調(暖房)する。
ここで、多くのマルチ型の空気調和機は、室外機11が電子膨張弁5を冷房上流側にしか備えていない。そのため、冷房運転時には休止室内機の電子膨張弁5を完全に閉じて休止室内機への冷媒の不要な分配を止めることができる。しかし、暖房運転時では冷媒の流れが逆となり電子膨張弁5が室内機10の下流側になるため、休止状態であっても室内機10への冷媒の流入を止めることができない。暖房運転時には、休止室内機の電子膨張弁5を絞ることで、休止室内機への冷媒分配を最小限に運用している。
しかし、特殊な形状で構成された室内側熱交換器3を備えた室内機10では、所謂「冷媒溜まり込み」の問題が生じる。特殊な形状で構成された熱交換器とは、例えば各パスから合流部までの高低差が大きい構成、パスが長い構成、パスの形状が一様ではなくパスごとに熱交換量に差が出やすい構成、或いは能力帯の割に熱交換器の容量が大きい構成をいう。また、冷媒溜まり込みとは、室内側熱交換器3内で冷媒が気液二相状態ではなく液相状態になり、室内側熱交換器3のパス内が液冷媒で満たさせる現象のことをいう。冷媒が溜まり込むとシステム全体の冷媒が不足し、運転機の能力が低下し、吐出温度が異常に高くなり、運転停止に至る等の不具合が生じる場合がある。
なお、冷媒溜まり込みの問題は、マルチ型の空気調和機に限らない。例えば室内機10と室外機11が1対1の空気調和機においても共通の問題がある。しかし、マルチ型の空気調和機は、運転休止状態の室内機10と運転状態の室内機10が同じシステムに混在する特有の構成であるため、冷媒溜まり込みが発生しやすい。つまり、運転休止状態の室内機10への冷媒溜まり込みが運転状態の室内機10に与える問題がある。さらに、マルチ型の空気調和機は、接続する多数の種類の室内機10に対して同一の冷媒量で対応することが通常であるため、室内機10の組み合わせによっては冷媒溜まり込みの影響が強く出てしまう問題がある。
そこで、実施の形態1の空気調和機では、複数台の室内機10のうち運転休止状態にある室内機10において、冷媒温度センサ4の検知値に基づき、同一の室内機10内における複数のパス1〜6の中間位置温度Tmの温度差が目標温度値を超えるか否かを判定し、その判定結果に応じて該当する電子膨張弁5の開度を調整して冷媒の回収運転を行う。
具体的には、図3に示すように、冷媒溜まり込みが発生したパスは、過飽和の液状態の冷媒で満たされるため、気液二相状態で満たされている他のパスよりも冷媒温度が低くなる。制御部12は、この冷媒温度差を冷媒温度センサ4で検知することで、パス1〜6に冷媒が溜まり込んでいるか否かを判定する。ここで、室内側熱交換器3の形状により、冷媒溜まり込みが発生し易いパスと、冷媒溜まり込みが発生し難いパスとがある。また、電子膨張弁5の開度によっても、冷媒溜まり込みが発生するパスが異なる。例えば図3に示すように、電子膨張弁5を開度Aした場合では、パス1は二相状態であり、パス2、パス3、パス4は液状態である。そのため、パス1と、パス2、パス3及びパス4とには温度差がある。一方、電子膨張弁5を開度Bとした場合では、パス1、パス2及びパス3は二相状態、パス4は液状態である。そのため、パス1、パス2及びパス3と、パス4とでは温度差がある。
次に、図4及び図5に基づいて、実施の形態1に係る空気調和機の制御動作を説明する。図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の暖房運転時における制御部の動作のフローチャートである。図5は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御動作時における電子膨張弁の開度と時間との関係を示したグラフである。制御部12は、上述したように暖房運転時の冷媒溜まり込みの有無を検知し、それに応じた制御を行う。
先ず、ステップS1において、制御部12は、各電子膨張弁5を目標の開度に初期設定する。次に、ステップS2において、制御部12は、複数の室内機10のうち、暖房停止中またはサーモオフ中の状態にある室内機10があるかどうかを判定し、暖房停止中またはサーモオフ中の状態にある室内機10があると判定した場合にはステップS3に進む。制御部12は、暖房停止中またはサーモオフ中の状態である室内機10がないと判定した場合には、ステップS2の動作を繰り返す。
次に、ステップS3において、制御部12は、暖房停止中又はサーモオフ中の状態にある室内機10の室内側熱交換器3の中間位置温度Tm(m=1、2、3、・・・nであり、nはパス数である。)を冷媒温度センサ4に基づいて検知する。
次に、ステップS4において、制御部12は、検知した中間位置温度Tmから冷媒が溜まり込んでいるパス数Nを判定する。具体的には、制御部12は、各室内機10において、検知した中間位置温度Tmのうち、最高値のパスの中間位置温度Tmaxと、その他のパスの中間位置温度Tmとの温度差が目標温度値以上であると判定した場合には、その他のパスは冷媒が溜まり込んでいると判定してカウントし、ステップS5に進む。
次に、ステップS5において、制御部12は、システムに影響を及ぼす室内機10の数Uを判定する。具体的には、ステップS4において判定した各室内機10において、冷媒が溜まり込んでいるパス数Nが目標パス値以上である場合には、その室内機10をシステムに影響する室内機10と判定してカウントし、ステップS6へ進む。
次に、ステップS6において、制御部12は、システムに影響する室内機10の数Uが目標台数値よりも少なければ、問題なしと判定し、ステップS2に戻り、再び暖房停止中またはサーモオフ中の状態にある室内機10があるかどうかを判定する。制御部12は、数Uが目標台数値以上であると問題ありと判定し、冷媒溜まり込みの運転への影響を解消するため、ステップS7へ進む。
次に、ステップS7において、制御部12は、図5に示すように、システムに影響すると判定した室内機10に対応した電子膨張弁5の開度を全開にした状態で運転し、冷媒回収運転を行う。なお、電子膨張弁5の開度は、全開にする場合に限らず、冷媒回収を行うことができる大きさであればよく、適宜大きさを調整して行うものとする。
次に、ステップS8において、制御部12は、図5に示すように、ステップS1において初期設定した電子膨張弁5の開度よりも目標値Δpだけ開いた開度に設定する。そして、ステップS2に戻り、再び暖房停止中またはサーモオフ中の状態にある室内機10があるかどうかを判定し、ステップS2〜ステップS8を繰り返す動作を行う。電子膨張弁5の開度が初期設定に対して増加することで、冷媒の溜まり込みを防止するための適度な開度に近づけることができる。電子膨張弁5の開度が不足している場合には、冷媒溜まり込みのパス数Nに変化が起きないため、再度、電子膨張弁5を開くことになる。やがて、電子膨張弁5は、適切な開度に設定され一定に保たれる。
次に、具体的な数値を用いて上述した制御部12の動作について説明する。
図4で説明したフローチャートの判定値を、次のように設定する。
(1)空気調和機は、図1に示すように、同型の4台の室内機10と、1台の室外機11とを液冷媒配管13とガス冷媒配管14とで接続した場合を考える。
(2)各室内機10は、図2に示すように、パス1〜6を有する。
(3)ステップS4における、最高値のパスの中間位置温度Tmaxと、その他のパスの中間位置温度Tmとの温度差の目標温度値を8℃とする。
(4)ステップS5における、冷媒溜まり込みが発生しているパス数Nの目標パス値を2本とする。
(5)ステップS6における、システムに影響する室内機10の数Uの目標台数値を2台とする。
上記判定値とした場合に、ステップS2及びステップS3において、休止室内機が3台であるとする。ステップS4において、制御部12は、3台の休止室内機のうち、1台目の休止室内機の最高値のパスの中間位置温度Tmaxと、その他のパスの中間位置温度Tmを比較し、例えば温度差が8℃以上のパスが3本であると、3本のパスが冷媒溜まり込みを発生していると判定する。同様に、2台目、3台目の休止室内機についても、冷媒の溜まり込みの判定を行う。その結果、一例として温度差が8℃以上あるパスが、2台目の休止室内機では1本、3台目の休止室内機では3本とする。
ステップS5において、制御部12は、1台目の休止室内機と、3台目の休止室内機が、2本以上のパスで冷媒溜まり込みを発生しているため目標パス値の2本を超えていると判定する。そして、ステップS6において、制御部12は、システムに影響する室内機10の台数が2台以上であると判定し、ステップ7において冷媒の回収運転を行う。
実施の形態1の空気調和機は、上記構成であるから、冷媒溜まり込みを確実に防止しつつ、冷媒溜まり込みによる運転機の能力への影響を効果的に減らすことができる。また、休止室内機の電子膨張弁5を常に全開にすることがないので、熱損失を減少させることができ、消費電力を低減できる。さらに、冷媒が溜まり込む機種としての冷媒追加チャージの必要がなくなり、据え付け時の工数を削減でき、追加冷媒のコストを削減できる。つまり、追加冷媒のチャージが無くなり、冷凍機油の濃度を低下させないことで、圧縮機1の信頼性を確保することができる。
実施の形態2.
次に、本発明に係る空気調和機の実施の形態2を説明する。実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、同様の箇所については、その説明を省略する。
実施の形態1では、室内側熱交換器3の全てのパス1〜6の中間位置温度Tmを冷媒温度センサ4で検知する構成を示した。しかし、例えばコストを削減する等の理由で、複数のパス1〜6のうち、限られたパスにしか冷媒温度センサ4を取り付けない場合がある。そこで、実施の形態2では、複数のパス1〜6のうち、冷媒温度センサ4を設置しないパスがある場合に、冷媒溜まり込みが発生するパス数Nを判定する手段について説明する。
上述したように室内側熱交換器3の形状によって冷媒溜まり込みが発生し易いパスと、冷媒溜まり込みが発生し難いパスとが存在し、冷媒溜まり込みが発生する電子膨張弁5の開度は各パス1〜6によって異なる。そのため、冷媒溜まり込みが発生するパスの順番は決まっており、そのことを利用して全てのパス1〜6に冷媒温度センサ4を設置しなくても冷媒溜まり込みが発生するパス数Nの判定を実施できる。
例えば、制御部12によって、あるパスが冷媒溜まり込みであると判定されたら、何本のパスが冷媒溜まり込みを発生していることになるのか、室内機10毎の情報を室外機11にメモリーし、図4で示したステップS4での判定に使用する。例えば、1、2番目に冷媒溜まり込みが発生するパスには、冷媒温度センサ4を取り付けず、3番目に冷媒溜まり込みが発生するパスには、冷媒温度センサ4を取り付けた場合を考える。3番目のパスに冷媒溜まり込みが発生したと判定がされたとき、1、2番目のパスはすでに冷媒が溜まり込んでいる状態にある。よって、このとき冷媒溜まり込みが発生したパス数N=3となる。
以上のように、冷媒温度センサ4が限られた数しか取り付けられていない場合でも冷媒溜まり込み判定が可能であるので、冷媒温度センサ4を追加することなく本発明を導入することができる。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、冷媒の流路構成(配管接続)、圧縮機1、四方弁2、室内側熱交換器3、電子膨張弁5、パワーレシーバ6、中圧膨張弁7、室外側熱交換器8等の冷媒回路要素の構成等の内容は、実施の形態で説明した内容に限定されるものではなく、本発明の技術の範囲内で適宜変更が可能である。要するに、いわゆる当業者が必要に応じてなす種々なる変更、応用、利用の範囲をも本発明の要旨(技術的範囲)に含むことを念のため申し添える。
1 圧縮機、2 四方弁、3 室内側熱交換器、3a 熱交換前部分、3b 熱交換上前部分、3c 熱交換上後部分、4 冷媒温度センサ、5 電子膨張弁、6 パワーレシーバ、7 中圧膨張弁、8 室外側熱交換器、9 アキュムレータ、10 室内機、11 室外機、12 制御部、13 液冷媒配管、14 ガス冷媒配管、30 フィン、31a〜31f 伝熱管。
本発明に係る空気調和機は、少なくとも室内側熱交換器を備えた複数台の室内機と、少なくとも圧縮機、室外側熱交換器、前記室内機ごとに対応した複数の膨張弁を備えた室外機と、前記室内機と前記室外機との間で冷媒を循環させる冷媒配管と、複数の前記室内機の運転、停止を個々に制御する制御部と、前記室内側熱交換器を構成する複数のパスの中間位置温度をそれぞれ検知する冷媒温度センサと、を備え、前記制御部は、複数台の前記室内機のうち運転休止状態にある室内機において、前記冷媒温度センサの検知値に基づき、同一の室内側熱交換器における複数のパスの中間位置温度の温度差が目標温度値を超えるか否かを判定し、その判定結果に応じて前記運転休止状態にある室内機に対応した前記膨張弁の開度を調整して冷媒の回収運転を行うように構成されているものである。

Claims (4)

  1. 少なくとも室内側熱交換器を備えた複数台の室内機と、
    少なくとも圧縮機、室外側熱交換器、中圧膨張弁、前記室内機ごとに対応した複数の膨張弁を備えた室外機と、
    前記室内機と前記室外機との間で冷媒を循環させる冷媒配管と、
    複数の前記室内機の運転、停止を個々に制御する制御部と、
    前記室内側熱交換器を構成する複数のパスの中間位置温度をそれぞれ検知する冷媒温度センサと、を備え、
    前記制御部は、複数台の前記室内機のうち運転休止状態にある室内機において、前記冷媒温度センサの検知値に基づき、同一の室内側熱交換器における複数のパスの中間位置温度の温度差が目標温度値を超えるか否かを判定し、その判定結果に応じて前記運転休止状態にある室内機に対応した前記膨張弁の開度を調整して冷媒の回収運転を行うように構成されている空気調和機。
  2. 前記制御部は、前記冷媒温度センサの検知値に基づいて、前記室内側熱交換器の複数のパスにおける中間位置温度の最高値と、その他のパスの中間位置温度との差を、中間位置温度の温度差として判定する請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記制御部は、前記中間位置温度の温度差が前記目標温度値を超えたパス数をカウントし、カウントした前記パス数が目標パス値を超えた室内機数をカウントし、カウントした前記室内機数が目標台数値以上であると判定すると、冷媒の回収運転を行う請求項1又は2に記載の空気調和機。
  4. 前記制御部は、前記膨張弁を目標の開度に初期設定して前記冷媒の回収運転を行った後、当該膨張弁の開度を前記初期設定の開度よりも目標値だけ開いた開度に設定する請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和機。
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