JP2005188823A - 床下暖房装置、及び建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヒートポンプのエネルギー消費効率が向上した床下暖房装置を提供すること。【解決手段】 ヒートポンプ5は屋外に設置され、このヒートポンプ5により加熱された温水が、循環路6によって、先ず居間2の床下空間2aに設置された放熱器2bに送られて床下空間2aを温め、熱媒温度が所定の設定温度より低下した段階で、続いてキッチン3の床下空間3aに設置された放熱器3bと廊下の床下空間4aに敷設された放熱器4bとに送られてヒートポンプ5に戻って循環するようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、床下暖房装置、及びこの床下暖房装置を備えた建物に関する。
ヒートポンプ等の熱源からの熱を床下空間へ供給し、快適な居住性を実現する技術がある(特許文献1参照)。
特開2001−323562号公報
しかし、上記特許文献1記載のような従来の床下暖房装置は、居室の床暖房を対象としているが、温水の戻り水温の低下が小さい。そのため、ヒートポンプは、エネルギー消費効率の悪い運転となっていた。
この発明の課題は、機器側の制御は代えないで、ヒートポンプのエネルギー消費効率が向上した床下暖房装置、及びその床下暖房装置を備えた建物を提供することにある。
請求項1記載の発明の床下暖房装置は、ヒートポンプにより加熱された熱媒が、建物の床下空間に設置された複数の放熱器を直列的に通ってヒートポンプに戻る循環路を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明の床下暖房装置は、請求項1記載の床下暖房装置において、前記複数の放熱器のうち、ヒートポンプにより加熱された熱媒は、先ず居室の床下空間に設置されている放熱器に送られ、その後、廊下等の非居室の床下空間に設置されている他の放熱器に送られようにされていることを特徴とする。
請求項3記載の発明の建物は、請求項1又は2記載の床下暖房装置が設けられていることを特徴とする。
請求項4記載の発明の建物は、請求項3記載の建物であって、複数の放熱器は、それぞれ別室の床下空間に設置され、それぞれの床下空間は仕切られていて別空間とされていることを特徴とする。
請求項1記載のこの発明の床下暖房装置によると、ヒートポンプにより加熱された熱媒が、建物の床下空間に設置された複数の放熱器を直列的に通ってヒートポンプに戻る循環路を備えているので、熱媒は、最初の放熱器に流入して熱媒温度が低下して、次の放熱器に流入して熱媒温度が更に低下するなど、順次熱媒温度が低下した後、ヒートポンプに戻るので、ヒートポンプへ戻った時点で、熱媒の戻り温度の低下幅が大きくなり、ヒートポンプのCOP(エネルギー消費効率)が向上する。
この際、COP向上のため、従来技術のように、インバータ制御機器を設けなくてもよいので、ヒートポンプ機器側の制御を複雑にしないで済む。
請求項2記載の床下暖房装置によると、さらに、複数の放熱器のうち、ヒートポンプにより加熱された熱媒は、先ず居室の床下空間に設置されている放熱器に送られ、その後、廊下等の非居室の床下空間に設置されている他の放熱器に送られようにされているので、居室暖房の余熱を使って、非居室である廊下等の比較的暖房熱源が少なくて済む空間をほのかに温めることができる。
このため、居室と廊下等の非居室の温度差は小さくなり、居室から廊下等の非居室に出るときのヒートショックを防止できる。
請求項3記載の建物は、請求項1又は2記載の床下暖房装置が設けられているので、上記請求項1又は2記載の発明と同様の作用効果を奏する。
請求項4記載の建物は、複数の放熱器は、それぞれ別室の床下空間に設置され、それぞれの床下空間は仕切られていて別空間とされているので、それぞれの部屋は、その床下空間に設置された放熱器によって暖房される。
この発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態であり、床下暖房装置を模式的に示す建物の床下空間部の平面視断面図である。図2は、図1のイ−イ線の断面図である。
本実施の形態の建物は、例えば、工場生産された複数の建物ユニットが施工現場に搬送され、布基礎1の上に据えつけられて構築されている。
この建物は、内部の一方側に居室である居間2があり、建物内の他方側にキッチン3と非居室である廊下(図示省略)がある。居間2の床下空間2aには放熱器2bが設置され、キッチンの3の床下空間3aには放熱器3bが設置され、廊下の床下空間4aには放熱器4bが設置されている。
なお、居間2の床下空間2aとキッチン3の床下空間3aとは仕切り壁11によって仕切られ、キッチン3の床下空間3aと廊下の床下空間4aも別の仕切り壁11によって仕切られている。
そして、それぞれの床下空間2a、3a、4aは、床下地盤に敷設した、防湿と断熱を兼ねた土間コンクリート12と、布基礎1の内周面、仕切り壁11の側面に貼着された発泡ポリスチレンシートなどの断熱材13によって外気と遮蔽され、温められた床下空間の空気が外気に逃げないようにされている。
ヒートポンプ5は屋外に設置され、このヒートポンプ5により加熱された温水が、循環路6によって、先ず居間2の床下空間2aに設置された放熱器2bに送られ、熱媒温度が所定の設定温度より低下した段階で、続いてキッチン3の床下空間3aに設置された放熱器3bと廊下の床下空間4aに敷設された放熱器4bとに送られてヒートポンプ5に戻って循環するようにされている。
具体的には、先ず、ヒートポンプ5により60℃に加熱された温水は、循環路6を経て居間2の床下空間2aに設置された放熱器2bに送られ、放熱器2bから放熱され、居間2の床下空間2bを温めることによって居室2が暖房される。
その後、温水温度が、所定の設定温度である50℃より低下した段階で、温水は、循環路6を経てキッチン3の床下空間3aに設置された放熱器3bに送られ、放熱器3bから放熱され、キッチン3の床下空間3bを温めることによってキッチン3がほのかに暖房される。続いて、廊下の床下空間4aに設置した放熱器4bに送られ、廊下の床下空間4aを温めることによって廊下がほのかに暖房される。
そして、温水温度が20℃以下に低下すると、温水は放熱器4bから戻り循環路6を通ってヒートポンプ5に戻るように制御されている。
(実施の形態の作用)
本実施の形態の床下暖房装置と、これを設けた建物によると、居間2の床下空間2aに設置された放熱器2bでの温水温度が所定の設定温度50℃より低下した段階で、温水はキッチン3の床下空間3aに設置された放熱器3bと、廊下の床下空間4aに設置した放熱器4bに流入して循環し、温水温度が20℃以下に低下した後、ヒートポンプ5に戻るようになされているので、ヒートポンプ5へ戻った時点で、温水の戻り温度の低下幅は、60℃−20℃=40℃と大きくなり、ヒートポンプのCOP(エネルギー消費効率)が向上する。
この際、COP向上のため、インバータ制御機器を設けなくてもよいので、ヒートポンプ機器側の制御を複雑にしないですむ。
さらに、放熱器2bは、居間2の床下空間2aに敷設され、放熱器3bは、キッチン3の床下3aに敷設され、放熱器4bは、非居室である廊下の床下空間4aに設置されているから、居間2の床下暖房の余熱を使ってキッチン3と廊下をほのかに温めることができる。
このため、居室2とキッチン3と廊下の温度差は小さくなり、居間2からキッチン3や非居室である廊下に出るときのヒートショックを防止できる。
以上、この発明の一実施の形態を図面により詳述したが、この発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、複数の居室の床下空間にそれぞれ放熱器を設置し、これらの放熱器にヒートポンプからの熱媒を送り、続いて非居室の床下空間に設置した放熱器に送るようにしてもよい。
また、この床下暖房装置には、他の空調手段の併用をしてもよいのは勿論である。
この発明によれば、機器側の制御は換えないで、ヒートポンプのエネルギー消費効率が向上した床下暖房装置を提供することができ、建物内を効率的に暖房できる。
この発明の一実施の形態であり、床下暖房装置を模式的に示す建物の床下空間部の横断面図である。 図1のイ−イの断面図である。
符号の説明
1 布基礎
2 居間(居室)
2a 居間の床下空間
2b 放熱器
3 キッチン
3a キッチンの床下空間
3b 放熱器
4a 廊下(非居室)の床下空間
4b 放熱器
5 ヒートポンプ
6 循環路
11 仕切り壁
12 土間コンクリート
13 断熱材

Claims (4)

  1. ヒートポンプにより加熱された熱媒が、建物の床下空間に設置された複数の放熱器を直列的に通ってヒートポンプに戻る循環路を備えたことを特徴とする床下暖房装置。
  2. 前記複数の放熱器のうち、ヒートポンプにより加熱された熱媒は、先ず居室の床下空間に設置されている放熱器に送られ、その後、廊下等の非居室の床下空間に設置されている他の放熱器に送られようにされていることを特徴とする請求項1記載の床下暖房装置。
  3. 請求項1又は2記載の床下暖房装置が設けられていることを特徴とする建物。
  4. 請求項3記載の建物であって、複数の放熱器は、それぞれ別室の床下空間に設置され、それぞれの床下空間は仕切られていて別空間とされていることを特徴とする建物。
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