JP2005188459A - 可変容量型圧縮機の制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 斜板の傾斜角を直接的に制御しつつ、圧縮機内の圧力の影響を抑制させ、且つ、その大型化を避けることができる可変容量型圧縮機の制御弁を提供する。
【解決手段】 励磁によって可動室(45)内を移動する可動子(48)を備えたソレノイド励磁部(41)と、ソレノイド励磁部に連結され、圧縮機の吐出室に連通する第1圧力室(64)及び該第1圧力室と可動室との間に設けられてクランク室に連通する第2圧力室(63)、並びに、斜板の傾きに連動する連動部材(70)及び連動部材に連動し且つ可動子の移動によって第1圧力室と第2圧力室との間の弁口(66)を開閉する弁体(50)を備えた制御弁本体(42)とを含み、ソレノイド励磁部と制御弁本体との間には第2圧力室と可動室とを連通させる圧力キャンセル孔(60)を設けて構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、可変容量型圧縮機の制御弁に係り、詳しくは、車両用空調装置などの冷媒回路の制御に用いて好適な可変容量型圧縮機の制御弁に関する。
この種の圧縮機は冷凍回路に備えられ、例えば自動車ではエンジンルーム内に配置される。より具体的には、この圧縮機はエンジンルームと車室との間を区画するインストルメントパネル内に配置された蒸発器に循環管路の復路を介して接続され、この循環回路の往路には凝縮器及び膨張弁が介挿されている。そして、圧縮機は冷媒を上記循環管路の復路から吸い込んで圧縮し、この圧縮した作動ガスを凝縮器に向けて吐出する。
当該圧縮機の容量は、乗員側の快適性を重要視して決定され、例えば冷媒の圧力や温度などの冷凍サイクルの冷房能力の指標となる物理量に応じて調整される。つまり、圧縮機の容量は一般的に、車室内の温度を一定にすべく可変制御され、圧縮機の作動中、その現在の容量については把握されていない。
そこで、この現在容量を把握するために、シャフトに嵌合された斜板の傾斜角やピストンのストローク量を間接的に検出し、この検出値を容量制御のフィードバック情報として利用する斜板式の可変容量型圧縮機(特許文献1、2)が知られている。
特開2003−49782号公報(段落番号0013〜0016、図1等) 特開平5−202849号公報(段落番号0030、図1等)
ところで、圧縮機の各種の運転状態に迅速に対応させるべく、電磁制御弁には斜板の傾斜角を直接的に制御することが望まれている。しかし、前記特許文献1に記載の可変容量型圧縮機では、電磁制御弁の軸線がシャフトの回転軸に対して直交する方向に延びており、電磁制御弁が斜板の傾斜角を直接的に制御することは難しい。
これに対して、前記特許文献2に記載の可変容量型圧縮機では、電磁制御弁の軸線がシャフトの回転軸と平行な方向に延びており、電磁制御弁が斜板の傾斜角を直接的に制御することが可能である。
しかし、当該電磁制御弁では、可動子を収容する空間に対する圧力の影響については格別な配慮がなされていない。換言すれば、この可動子を収容する空間には、クランク室内の圧力が入り込むか、或いはこのクランク室内の圧力よりも大きな圧力を有する吐出室内の圧力が入り込むことになる。これでは、可動子や弁体の動きがスムーズではなく、電磁力の大きさを斜板の傾斜角に適切に反映させ難くなるとの問題が生ずる。
また、斜板の傾斜角を直接的に制御する電磁制御弁では、この傾斜角に応じて移動する弁体の移動量の大きさにも留意する必要がある。すなわち、弁体自体の長さが長くなれば圧縮機の大型化や重量増を招くし、一方、弁体の移動量が大きくなれば、ソレノイドの大型化や大電流化を招くことになるからである。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、斜板の傾斜角を直接的に制御しつつ、圧縮機内の圧力の影響を抑制させ、且つ、その大型化を避けることができる可変容量型圧縮機の制御弁を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、請求項1記載の可変容量型圧縮機の制御弁は、フロントハウジングと、フロントハウジングに連結され、リアハウジングを備えたシリンダブロックと、シリンダブロックに軸受を介して回転自在に支持されたシャフトと、フロントハウジング内に形成されたクランク室に配置され、シャフトと一体的に回転運動する斜板と、斜板の回転運動に伴ってシリンダブロック内を往復運動するピストンとを含んだ可変容量型圧縮機であって、クランク室内の圧力を制御する制御弁は、斜板の傾斜角を直接に調整する調整手段を有し、調整手段によって圧縮機の吐出容量を直接に制御することを特徴としている。
また、請求項2記載の可変容量型圧縮機の制御弁は、フロントハウジングと、フロントハウジングに連結され、リアハウジングを備えたシリンダブロックと、シリンダブロックに軸受を介して回転自在に支持されたシャフトと、フロントハウジング内に形成されたクランク室に配置され、シャフトと一体的に回転運動する斜板と、斜板の回転運動に伴ってシリンダブロック内を往復運動するピストンと、クランク室内の圧力に基づき、斜板の傾斜角を調整する調整手段とを含んだ可変容量型圧縮機であって、クランク室の圧力を制御する制御弁は、リアハウジングに設けられ、励磁によって可動室内を移動する可動子を備えたソレノイド励磁部と、ソレノイド励磁部に連結され、圧縮機の吐出室に連通する第1圧力室及び該第1圧力室と可動室との間に設けられてクランク室に連通する第2圧力室、並びに、可動子の移動によって第1圧力室と第2圧力室との間の弁口を開閉する開閉部材を備えた制御弁本体とを含み、ソレノイド励磁部と制御弁本体との間には第2圧力室と可動室とを連通させる圧力キャンセル孔が設けられていることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明では、開閉部材は、第1圧力室内の吐出圧力の影響を低減させる圧力キャンセル機構を備えることを特徴としている。
更に、請求項4記載の発明では、調整手段は、斜板の傾動に連動してシャフトの軸線方向に移動する連動部材を含み、連動部材は開閉部材とともにシャフトと同一の軸線上を移動可能に配置されていることを特徴としている。
更にまた、請求項5記載の発明では、連動部材と開閉部材との間には、連動部材の移動量を縮小して開閉部材に伝達する規制手段が設けられていることを特徴としている。
また、請求項6記載の発明では、規制手段は、連動部材と開閉部材とを互いに離間させる方向に付勢するばねであることを特徴としている。
更に、請求項7記載の発明では、規制手段は、連動部材と開閉部材との間を接続する減速ギヤ機構を含むことを特徴としている。
したがって、請求項1記載の本発明の可変容量型圧縮機の制御弁によれば、この制御弁が調整手段を調整することによって、制御弁は斜板の傾斜角を正確に把握しつつ、圧縮機の吐出容量制御を行うことが可能となり、圧縮機の信頼性の向上を図ることができる。
また、請求項2記載の本発明の可変容量型圧縮機の制御弁によれば、クランク室内の圧力は圧力キャンセル孔を介して可動室に導かれていることから、可動子は、クランク室の圧力の影響を実質的に受けないことになる。よって、可動子の動きがスムーズになり、電磁力の大きさを斜板の傾斜角に適切に反映させることができる。
また、請求項3記載の発明によれば、開閉部材は圧力キャンセル機構を備えているので、開閉部材は、クランク室内の圧力よりも大きな圧力を有する吐出圧力の影響を実質的に受けないことになる。従って、開閉部材の動きがスムーズになり、電磁力の大きさを斜板の傾斜角により一層反映させることができる。
更に、請求項4記載の発明によれば、電磁力に応じた開閉部材の動きが連動部材を介して斜板に直接的に伝達されることになり、圧縮機の各種の運転状態に迅速に対応させることができる。
更にまた、請求項5記載の発明によれば、開閉部材の移動量が連動部材の移動量に比して低減可能となることから、小さな電磁力で開閉部材が移動可能となり、ソレノイドの小型化を図ることができる。
また、請求項6記載の発明によれば、連動部材の移動量がばねに吸収されるので、開閉部材の移動量が確実に低減し、ソレノイドのより一層の小型化を図ることができる。
更に、請求項7記載の発明によれば、連動部材と開閉部材との間を接続する減速ギヤ機構によって連動部材の移動量が吸収されるので、開閉部材の移動量が確実に低減し、ソレノイドのより一層の小型化を図ることができる。
以下、図面により本発明の実施形態について説明する。
本実施形態の可変容量型圧縮機の制御弁は斜板式の可変容量型圧縮機2に適用される。
当該圧縮機2は車両用空調装置の冷媒回路に配置され、圧縮機2のシリンダブロック4の一端側にはフロントハウジング3が接合される。一方、シリンダブロック4の他端側にはシリンダヘッド(リアハウジング)5が接合される。
フロントハウジング3はシリンダブロック4に向けて大径となる筒形状をなし、それぞれ開口した両端を有する。フロントハウジング3内にはクランク室15が形成されている。そして、クランク室15内にはシャフト6が配置されている。このシャフト6は段付き形状なし、一端側の第1軸部7と、他端側の第2軸部8とを有する。第1軸部7はフロントハウジング3から突出し、その突出端には駆動ディスク75がナット76を介して取り付けられている。この駆動ディスク75は電磁クラッチ77を介して駆動プーリ9に連結されており、駆動プーリ9はフロントハウジング3に回転自在に支持されている。
そして、電磁クラッチ77がオン作動されたときには、電磁クラッチ77は駆動プーリ9と駆動ディスク75とを一体的に連結し、駆動ディスク75、すなわち、シャフト6を駆動プーリ9とともに一方向に回転させる。これに対し、電磁クラッチ77がオフ作動されたときには、電磁クラッチ77は駆動プーリ9と駆動ディスク75との間の連結を解除し、駆動プーリ9からシャフト6の動力の伝達を断つ。
第2軸部8は、軸受12を介してフロントハウジング3に回転自在に支持され、軸受32を介してシリンダブロック4に回転自在に支持されている。また、第2軸部8にはシャフト6の回転を斜板10に伝達するアーム19が固定されている。更に、第2軸部8にはスリーブ(調整手段)28が外側から摺動自在に嵌合され、このスリーブ28にはアーム19との間にスプリング29が介在されている。このスプリング29はシャフト6の軸線方向にてスリーブ28をシリンダブロック4側に押圧付勢している。
アーム19と斜板10とはピン18及びピン係合孔17を介して連結されている。また、斜板10にはスリーブ係合孔11が設けられており、このスリーブ係合孔11は斜板10の傾動を所定の傾斜角範囲に亘って許容すべく、その形状が設定されている。このように、斜板10はシャフト6の回転軸線に直交する仮想面に対して傾斜可能に構成され、斜板10はスリーブ28の外側で揺動する。
シリンダブロック4にはシャフト6を中心とした周方向に所定間隔を存して複数のシリンダボア14が配設される。各シリンダボア14内にはピストン13がそれぞれ収容されている。ピストン13はシリンダボア14から突出したテールを有し、このテールに斜板10の外周縁を挟む一対のシュー16が保持されている。斜板10はその回転時にシュー16の内面に摺接される。このシュー16の外面は半球面に形成されているとともに、前記テールには半球状の凹面が形成され、この凹面にシュー16の半球面が嵌合されることで、玉継手が構成されている。
そして、駆動プーリ9の回転はシャフト6に伝達されると、シャフト6はアーム19を介して斜板10を回転させる。斜板10の回転運動は、シュー16を介してピストン13の往復動に変換される。
一方、斜板10の傾斜角が変更されると、ピストン13のストローク量が変更され、ひいては圧縮機2の容量が調整される。また、斜板10の傾斜角が変更されると、この変更に伴い、シャフト6の軸線方向でみてスリーブ28の軸方向が変更される。
シリンダヘッド5はシリンダブロック4に向けて開口したカップ形状をなし、その開口端がバルブプレートを介してシリンダブロック4に気密に連結されている。シリンダヘッド5内には冷媒の吸入室20と吐出室25とが形成され、吸入室20は吐出室25の周囲に配置されている。吸入室20は、バルブプレートの吸入孔21を介してシリンダブロック4のシリンダボア14にそれぞれ連通することができ、吸入孔21は吸入リード弁(図示しない)により開閉される。なお、吸入リード弁はシリンダボア14側から開閉される。また、吸入室20はシリンダブロック4内に設けられた連通路22を介してクランク室15に常時連通している。この連通路22はその途中に絞りを有し、クランク室15内の圧力を吸入室20側に徐々に逃がすことができる。
一方、吐出室25はバルブプレートの吐出孔23を介してシリンダブロック4のシリンダボア14にそれぞれ連通し、この吐出孔23は吐出リード弁24により吐出室25側から開閉される。この吐出リード弁24は弁押さえ27とともに取り付けられている。また、吐出室25はクランク室15にも連通し、この連通途中に電磁制御弁40が介挿されている。この電磁制御弁40はその開閉作動に応じて吐出室25内の冷媒をクランク室15に供給する。なお、図示されていないが、シリンダヘッド5の周壁には吸入室20及び吐出室25にそれぞれ連通する吸込口及び吐出口が形成されており、吸込口は循環管路の復路に接続され、吐出口は循環管路の往路に接続されている。
電磁制御弁40はシリンダヘッド5内に配置されている。具体的には、吐出室25が環状をなしており、電磁制御弁40は吐出室25に囲まれるようにしてシリンダヘッド5の中央に配置され、且つ、シャフト6の回転軸線と同一線上に位置付けられている。電磁制御弁40は電子コントロールユニット(エアコンECU)90からの出力信号によって作動する。エアコンECU90には、入出力装置、メモリ(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、CPU等が備えられており、このエアコンECU90により、圧縮機2の容量制御を含めた総合的な制御が行われる。
電磁制御弁40は、ソレノイド励磁部41と、制御弁本体42とを備え、制御弁本体42内にはソレノイド励磁部41におけるソレノイド44の励磁及び消磁によって作動する弁体50が配置されている。制御弁本体42はシャフト6とソレノイド励磁部41との間に配設される。
電磁制御弁40の詳細は図3及び図4に示されている。ソレノイド励磁部41には、制御弁本体42に向けて開口するカップ状の有底部43をソレノイド44の内側に配設させ、その有底部43の内側を可動室45として形成させる。可動室45には、有底部43の開口部分を閉塞する固定子47と、ソレノイド44への励磁によってシャフト6の軸線と同軸上にて制御弁本体42から離間する方向に移動する可動子48とが備えられている。可動子48の内部にはスプリング46が備えられ、このスプリング46の付勢力はソレノイド44の消磁を受け、可動子48を制御弁本体42に向けて移動させる。
制御弁本体42は、その内部に可動子48の移動に伴ってシャフト6の軸線方向に移動する弁体(開閉部材)50を備えている。この弁体50は可動子48とともに移動し、制御弁本体42内の弁口66を開閉する。より詳しくは、制御弁本体42内には弁口66を挟んでクランクポート(第2圧力室)62、吐出ポート(第1圧力室)64が形成され、クランクポート62は連通路65を介してクランク室15に連通する一方、吐出ポート64は接続通路30を介して吐出室25に連通している。なお、この接続通路30は、図1から明らかなようにシリンダヘッド5に形成されている。
弁体50は、大径部51、縮径部52及び大径部53から構成される。大径部51は、その一端が固定子47を挿通して可動子48に当接され、その他端が吐出ポート64まで延設される。縮径部52は大径部51及び大径部53に連結される。この大径部51,53と縮径部52との間の段差により弁口66が開閉される。大径部53は、制御弁本体42内のクランクポート(スプリング室)62に突出し、このクランクポート62に圧縮コイルばね(規制手段)80が弁体50と同軸にして収容され、この圧縮コイルばね80の両端には、ばね座81,82が配置されている。これらばね座81,82はクランクポート62内にて弁体50の軸線方向に移動可能であって、圧縮コイルばね80により互いに離間する方向に付勢されている。従って、弁体50はばね座82と可動子48との間にて挟み付けられた状態にある。
大径部53はばね座82の背面に当接され、一方、ばね座81の背面には調整手段の一態様であるロッド(連動部材)70が当接されている。このロッド70は前述したスリーブ28に向けて、制御弁本体42内からシャフト6内に延び、シャフト6と同心にして配置されている。
スリーブ28側のロッド70の一端は、シャフト6に形成した軸方向スロット34内に突出し、その一端には径方向ピン72が設けられている。この径方向ピン72は軸方向スロット34からシャフト6の直径方向両側に突出し、スリーブ28の内部に係合されている。なお、図1に示す状態では、径方向ピン72はスリーブ28側の軸方向スロット34の内端に当接した状態にある。
上述した構成によれば、弁体50の移動量が圧縮コイルばね80を介してロッド70に伝達され、ひいてはスリーブ28に伝達されることになる。この場合に、弁体50の移動量は圧縮コイルばね80の付勢力によって増幅されてロッド70に伝達され、逆にみれば、ロッド70の移動量は圧縮コイルばね80の付勢力によって低減されて弁体50に伝達されることになる。
ここで、本実施形態の制御弁本体42には、圧縮コイルばね80を備えたクランクポート62とは別に、吐出ポート64と固定子47との間にも、接続通路31及びシリンダブロック4内に設けられた連通路26を介してクランク室15に連通するクランクポート63が設けられている。そして、固定子47には、このクランクポート63と可動室45とを連通させる圧力キャンセル孔60が穿設されている。
一方、本実施形態の弁体50には、縮径部52と大径部51,53との各接合部分に圧力キャンセル機構が設けられている。具体的には、吐出ポート64とクランクポート62との境界部分にはソレノイド励磁部41に向けて小径となるテーパ状の弁座61が配置されている。そして、縮径部52と大径部53との接合部分には弁座61の形状に沿った受圧面54が構成され、且つ、縮径部52と大径部51との接合部分には圧縮コイルばね80に向けて小径となる受圧面54aが構成されている。換言すれば、縮径部52の両側部分54,54aには、テーパ状の部分が吐出ポート64を挟んで対向して形成されている。
そして、図1及び図3に示されるように、冷凍サイクルの熱負荷が大きくなり、エアコンECU90からの出力信号によってソレノイド44が励磁される場合には、可動子48はスプリング46の付勢力に抗して制御弁本体42から離間する方向に引き付けられる。これに伴い、弁体50は圧縮コイルばね80の付勢力によって可動子48側に移動し、弁口66を遮断する。つまり、吐出室25内の圧力はクランク室15に供給されない。一方、クランク室15内の圧力は、連通路22中の絞りを介して吸入室20に徐々に逃がされているので、次第に低下し、ピストン13に加わる背圧もまた低下する。
一方、ロッド70及び径方向ピン72は、圧縮コイルばね80の付勢力を受け、スプリング29の付勢力に抗して、スリーブ28を制御弁本体42から離間する方向に移動させる(ばね長Xf)。これにより、斜板10傾斜角が大きくなる。そして、圧縮機2に最大容量時での運転が要求される場合には、斜板10が最大傾斜角を持って回転する。
これに対し、図2及び図4に示されるように、吸入圧力Psが所定の設定圧力よりも低下しているなど、ソレノイド44が消磁される場合には、可動子48はスプリング46の付勢力によって制御弁本体42に向かう方向に移動する。この際、弁体50は圧縮コイルばね80の付勢力に抗して可動子48とともに移動し、弁口66を開く。つまり、吐出室25内の圧力が連通路65を介してクランク室15に供給される。よって、クランク室15内の圧力は次第に上昇し、ピストン13に加わる背圧が増加する。そして、この背圧とスプリング29の付勢力が圧縮コイルばね80の付勢力に打ち勝つと、ロッド70はスリーブ28とともに制御弁本体42に向かう方向に移動する(ばね長Xm)。これにより、斜板10の傾斜角が小さくなる。そして、圧縮機2に最小容量時での運転が要求される場合には、斜板10が最小傾斜角を持って回転する。
この最大容量及び最小容量時での運転においても、クランク室15内の圧力Pcは圧力キャンセル孔60を介して可動室45に常に導かれている。すなわち、可動子48は、その両側にて同じ大きさのクランク圧力Pcを受けることになり、且つ、この可動子48の両側の受圧部分が同じ断面積とされていることから、クランク圧力Pcはバランスして相殺される。これにより、可動子48はクランク圧力Pcの影響を実質的に受けないことになる。従って、可動子48や弁体50はスムーズに動き、電磁力の大きさは斜板10の傾斜角に適切に反映される。
また、弁体50は圧力キャンセル機構54,54aを備えている。これにより、弁体50は、吐出ポート64部分にて同じ大きさの吐出圧力Pdを受けることになり、且つ、この受圧部分54,54aが同じ断面積とされているので、クランク圧力Pcよりも大きな圧力を有する吐出圧力Pdもバランスして相殺され、その吐出圧力Pdの影響を実質的に受けないことになる。よって、弁体50はより一層スムーズに動くことになる。
更に、当該電磁制御弁40は、ダイアフラムやベローズなどの構成を不要とし、また、その弁体50の動きはロッド70を介して斜板10に直接的に伝達されることになり、圧縮機2の現在容量(吐出容量)が把握可能となるし、その各種の運転状態にも迅速に対応可能となる。更にまた、ロッド70の移動量が圧縮コイルばね80に吸収され、弁体50及びロッド70に作用する力のつり合いによって弁体50の移動量がロッド70の移動量に比して低減されるので、ソレノイド44の小型化が図られる。
なお、以上説明した電磁制御弁40では吐出室25とクランク室15との間を制御しているが、連通路を変更することで吸入室20とクランク室15との間を制御する構成であっても良い。この場合には連通路22を吐出室25とクランク室15とに連通させれば達成可能となる。
次に、図5及び図6は本発明の他の実施例に係る電磁制御弁を示す。
当該電磁制御弁40Aもまた、シリンダヘッド5内にてシャフト6の軸線と同軸上に配置されており、エアコンECU90からの出力信号によって作動する。電磁制御弁40Aは、励磁及び消磁が行われるソレノイド励磁部41Aと、ソレノイド44Aの励磁及び消磁に伴って作動する弁体(開閉部材)50Aを備えた制御弁本体42Aとを備えている。
ソレノイド励磁部41Aはソレノイド44Aの内側に可動室45Aを形成させる。可動室45Aには、ソレノイド44Aの励磁によってシャフト6の軸線方向で制御弁本体42Aから離間する方向に移動する可動子48A及びプランジャ49Aと、プランジャ49Aを配設させた固定子47Aとが備えられている。可動子48A内のスプリング46Aの付勢力はソレノイド44Aの消磁を受け、可動子48Aを制御弁本体42Aに向けて移動させる。この可動子48Aの動きはプランジャ49Aを介して弁体50Aに伝達される。
制御弁本体42Aは、クランク室15に連通するクランクポート62A、63と吐出室25に連通する吐出ポート64を備えるとともに、その内部に可動子48A及びプランジャ49Aの移動に伴ってシャフト6の軸線方向に移動する弁体50Aを備えている。この弁体50Aが可動子48A及びプランジャ49Aとともに移動し、制御弁本体42A内の弁口66Aを開閉する。また、この弁体50Aには、その弁体50Aの周囲にて移動可能に係合され、クランクポート62Aや吐出ポート64に連通する移動部50(開閉部材)aが設けられている。
移動部50aは、斜板10に向けて開口するカップ形状をなし、その開口周縁にはスプリング56が配設される。このスプリング56は移動部50aをソレノイド励磁部41に向けて付勢する付勢力を有する。一方、カップ形状の有底部分にはプランジャ49Aが当接される。また、移動部50aには、クランクポート63や吐出ポート64の配設位置に対応する連通路57、58がそれぞれ設けられている。
弁体50Aは、大径部51A、縮径部52A及び大径弁体部54Aから構成される。大径部51Aは移動部50aの内側に常に当接される。縮径部52Aは大径部51A及び大径弁体部54Aに連結される。この大径部51A及び大径弁体部54A縮径部52Aとの間の段差により弁口66Aが開閉される。また、大径弁体部54Aは移動部50aの弁座59Aに着脱可能に構成されている。更に、大径弁体部54Aはリンク(規制手段)84に当接される。一方、大径部51Aと移動部50aとの間にはスプリング55が配設されている。このスプリング55は弁体50Aをソレノイド励磁部41から離間させる方向に付勢する付勢力を有する。
リンク84の内側には調整手段の一態様であるロッド(連動部材)70Aがシャフト6と同心にして配置されている。このロッド70Aはラックとしての機能を有し、このロッド70Aに対してピニオンとしての機能を有する歯車85が噛合される。この歯車85には、歯車85よりも大径に構成された歯車86が噛合される。この大径歯車86はリンク84に対してピニオンとしての機能を有する。つまり、リンク84もまたラックとしての機能を有する。なお、ロッド70Aは径方向ピン72Aを介してシャフト6及びスリーブ28に当接される。
弁体50Aの移動量は、リンク84を介してロッド70Aに伝達され、ひいてはスリーブ28に伝達されることになる。この場合に、ロッド70Aの移動量は異径の歯車85,86の噛み合い長さの違いによって低減されて弁体50Aに伝達される。
なお、本実施形態の制御弁本体42Aにもまた、吐出ポート64と固定子47Aとの間にクランクポート63が設けられており、固定子47には、このクランクポート63と可動室45Aとを連通させる圧力キャンセル孔60Aが穿設される。なお、移動部50aの有底部分にはクランク圧力Pcの冷媒を圧力キャンセル孔60Aに供給すべく、この圧力キャンセル孔60Aに連通する圧力キャンセル溝60aが設けられている。
そして、圧縮機2に最大容量時での運転が要求される場合には、図5に示されるように、ロッド70A及び径方向ピン72Aは制御弁本体42Aから最も離れた地点に位置する。一方、圧縮機2に最小容量時での運転が要求される場合には、図6に示されるように、ロッド70A及び径方向ピン72Aは制御弁本体42に最も近い地点に位置する。
ところで、この最大容量時から最小容量時へは図7の如く移行する。ソレノイド44Aが励磁されると、同図(a)においてプランジャ49Aは制御弁本体42Aから離間する方向(右方向)に引き付けられる。このとき、同図(b)に示されるように、移動部50aはスプリング56の付勢力によって右方向に移動するが、弁体50Aはスプリング55の付勢力によってその位置に保持される。つまり、大径弁体部54Aと弁座59Aとが離れ、吐出圧力Pdの冷媒が連通路58及びクランクポート62Aを介してクランク室に供給される。そして、斜板の傾斜角が小さくなり、ロッド70Aの右方向への移動に伴ってリンク84が右方向に移動すると、同図(c)に示されるように、弁体50Aはスプリング55の付勢力に抗して右方向に移動し、大径弁体部54Aが弁座59Aに当接して最小容量時に移行する。
この最大容量及び最小容量時での運転においても、クランク室15内の圧力Pcは連通路57、圧力キャンセル溝60a及び圧力キャンセル孔60Aを介して可動室45Aに常に導くことが可能となる。従って、可動子48A及びプランジャ49Aや移動部50aの動きがスムーズになる。
また、弁体50Aの動きはロッド70Aを介して斜板10に直接的に伝達され、更に、ロッド70Aの移動量が小径の歯車85と大径の歯車86との噛み合い長さに吸収される。つまり、減速ギヤ機構による弁体50A及びロッド70Aの相対位置関係によって、弁体50Aの移動量がロッド70Aの移動量に比して低減される。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記実施形態では、圧力キャンセル孔60、60Aに連通するクランクポート63がクランクポート62、62Aとは別個独立して制御弁本体42に設けられているが、本発明は、この実施形態に必ずしも限定されるものではなく、兼用されるクランクポートであっても良い(図8)。
すなわち、当該電磁制御弁の制御弁本体42Bは、吐出室に連通する吐出ポート64と、この吐出ポート64と可動室との間にクランク室に連通するクランクポート63Bとを備えるとともに、その内部に可動子及びプランジャ49Aの移動に伴ってシャフトの軸線方向に移動する弁体(開閉部材)50Bを備えている。この弁体50Bが可動子及びプランジャ49Aとともに移動し、制御弁本体42B内の弁口66Bを開閉する。また、この弁体50Bには、その弁体50Bの周囲にて移動可能に係合され、クランクポート63Bや吐出ポート64に連通する移動部50(開閉部材)aが設けられている。
弁体50Bは、縮径部52B、大径弁体部54B及びラビリンス部51Bから構成される。縮径部52Bは大径弁体部54Bに連結され、この大径弁体部54Bは移動部50aの弁座59Bに着脱可能に構成されている。ラビリンス部51Bは大径弁体部54Bに連結され、その反対側でリンク(規制手段)84に当接される。このラビリンス部51Bでは、大径弁体部54Bが弁座59Bから離れたとしても、吐出圧力Pdがリンク84側に送られるのを防止する。また、縮径部52Bと移動部50aとの間にはスプリング55が配設されている。このスプリング55は弁体50Bをソレノイド励磁部41から離間させる方向に付勢する付勢力を有する。なお、移動部50aの有底部分には圧力キャンセル溝60aが設けられている。
そして、圧縮機2の最大容量時から最小容量時へは、ソレノイドが励磁されると、同図(a)においてプランジャ49Aは右方向に引き付けられる。このとき、同図(b)の如く移動部50aはスプリング56の付勢力によって右方向に移動するが、弁体50Bはスプリング55の付勢力によってその位置が保持される。つまり、大径弁体部54Bと弁座59Bとが離れ、吐出圧力Pdの冷媒が連通路58,57及びクランクポート63Bを介してクランク室に供給される。この冷媒は可動室にも送られる。そして、同図(c)の如く、ロッド70A及びリンク84が右方向に移動すると、弁体50Bはスプリング55の付勢力に抗して右方向に移動し、大径弁体部54Bが弁座59Bに当接して移行する。
本発明の一実施形態に係る可変容量型圧縮機の構成図であり、最大容量運転時を示す図である。 図1の圧縮機の構成図であって、最小容量運転時を示す図である。 図1の制御弁の構成図であり、最大容量運転時を示す図である。 図1の制御弁の構成図であり、最小容量運転時を示す図である。 他の実施例における制御弁の構成図であり、最大容量運転時を示す図である。 他の実施例における制御弁の構成図であり、最小容量運転時を示す図である。 図5の制御弁における最大容量運転時から最小容量運転時への移行を示す図である。 更に他の実施例の制御弁における最大容量運転時から最小容量運転時への移行を示す図である。
符号の説明
2 斜板式可変容量型圧縮機(可変容量型圧縮機)
3 フロントハウジング
4 シリンダブロック
5 シリンダヘッド(リアハウジング)
6 シャフト
10 斜板
12 軸受
13 ピストン
15 クランク室
25 吐出室
28 スリーブ(調整手段)
32 軸受
40 電磁制御弁(制御弁)
41 ソレノイド励磁部
42 制御弁本体
45 可動室
48 可動子
50、50A、50B 弁体(開閉部材)
50a 移動部(開閉部材)
54 受圧面(圧力キャンセル機構)
54a 受圧面(圧力キャンセル機構)
60 圧力キャンセル孔
60a 圧力キャンセル溝
62 クランクポート
63、63B クランクポート(第2圧力室)
64 吐出ポート(第1圧力室)
70、70A ロッド(連動部材)
80 ばね(規制手段)
84 リンク(規制手段)
85 歯車(規制手段)
86 大径歯車(規制手段)

Claims (7)

  1. フロントハウジングと、
    該フロントハウジングに連結され、リアハウジングを備えたシリンダブロックと、
    該シリンダブロックに軸受を介して回転自在に支持されたシャフトと、
    前記フロントハウジング内に形成されたクランク室に配置され、前記シャフトと一体的に回転運動する斜板と、
    該斜板の回転運動に伴って前記シリンダブロック内を往復運動するピストンとを含んだ可変容量型圧縮機であって、
    前記クランク室内の圧力を制御する制御弁は、
    前記斜板の傾斜角を直接に調整する調整手段を有し、該調整手段によって前記圧縮機の吐出容量を直接に制御することを特徴とする可変容量型圧縮機の制御弁。
  2. フロントハウジングと、
    該フロントハウジングに連結され、リアハウジングを備えたシリンダブロックと、
    該シリンダブロックに軸受を介して回転自在に支持されたシャフトと、
    前記フロントハウジング内に形成されたクランク室に配置され、前記シャフトと一体的に回転運動する斜板と、
    該斜板の回転運動に伴って前記シリンダブロック内を往復運動するピストンと、
    前記クランク室内の圧力に基づき、前記斜板の傾斜角を調整する調整手段とを含んだ可変容量型圧縮機であって、
    前記クランク室の圧力を制御する制御弁は、
    前記リアハウジングに設けられ、励磁によって可動室内を移動する可動子を備えたソレノイド励磁部と、
    該ソレノイド励磁部に連結され、前記圧縮機の吐出室に連通する第1圧力室及び該第1圧力室と前記可動室との間に設けられて前記クランク室に連通する第2圧力室、並びに、前記可動子の移動によって前記第1圧力室と前記第2圧力室との間の弁口を開閉する開閉部材を備えた制御弁本体とを含み、
    前記ソレノイド励磁部と前記制御弁本体との間には前記第2圧力室と前記可動室とを連通させる圧力キャンセル孔が設けられていることを特徴とする可変容量型圧縮機の制御弁。
  3. 前記開閉部材は、前記第1圧力室内の吐出圧力の影響を低減させる圧力キャンセル機構を備えることを特徴とする請求項2に記載の可変容量型圧縮機の制御弁。
  4. 前記調整手段は、前記斜板の傾動に連動して前記シャフトの軸線方向に移動する連動部材を含み、該連動部材は前記開閉部材とともに前記シャフトと同一の軸線上を移動可能に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の可変容量型圧縮機の制御弁。
  5. 前記連動部材と前記開閉部材との間には、前記連動部材の移動量を縮小して前記開閉部材に伝達する規制手段が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の可変容量型圧縮機の制御弁。
  6. 前記規制手段は、前記連動部材と前記開閉部材とを互いに離間させる方向に付勢するばねであることを特徴とする請求項5に記載の可変容量型圧縮機の制御弁。
  7. 前記規制手段は、前記連動部材と前記開閉部材との間を接続する減速ギヤ機構を含むことを特徴とする請求項5に記載の可変容量型圧縮機の制御弁。
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