JP2005188208A - 遮光スクリーン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 構造が簡単で全体の重量を軽減することができるとともに、広い設置スペースを必要とすることなく容易に設置することができる遮光スクリーン装置を提供する。
【解決手段】 遮光スクリーンプレート14と、この遮光スクリーンプレート14をその両側から昇降可能に案内する案内枠13と、遮光スクリーンプレート14を任意の昇降位置で保持するための保持機構21とを設ける。両案内枠13は遮光スクリーンプレート14の昇降範囲のうちで下降位置付近をカバーできる程度の長さに設定する。保持機構21は遮光スクリーンプレート14の下端両側と案内枠13との間に配設する。
【選択図】 図1
【解決手段】 遮光スクリーンプレート14と、この遮光スクリーンプレート14をその両側から昇降可能に案内する案内枠13と、遮光スクリーンプレート14を任意の昇降位置で保持するための保持機構21とを設ける。両案内枠13は遮光スクリーンプレート14の昇降範囲のうちで下降位置付近をカバーできる程度の長さに設定する。保持機構21は遮光スクリーンプレート14の下端両側と案内枠13との間に配設する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、例えば列車等の車両の窓に装設される遮光スクリーン装置に関するものである。
従来のこの種の遮光スクリーン装置としては、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されるような構成のものが知られている。
特許文献1に記載の構成では、一対の案内枠が所定間隔をおいて湾曲状に延長配置され、その案内枠間に遮光スクリーンプレートがスライド可能に支持されている。そして、遮光スクリーンプレートが湾曲状の案内枠間にて曲げられることにより、遮光スクリーンプレートの両端縁と両案内枠との間に適度の摩擦が生じて、遮光スクリーンプレートが任意の昇降位置にて静止保持されるようになっている。
特許文献1に記載の構成では、一対の案内枠が所定間隔をおいて湾曲状に延長配置され、その案内枠間に遮光スクリーンプレートがスライド可能に支持されている。そして、遮光スクリーンプレートが湾曲状の案内枠間にて曲げられることにより、遮光スクリーンプレートの両端縁と両案内枠との間に適度の摩擦が生じて、遮光スクリーンプレートが任意の昇降位置にて静止保持されるようになっている。
また、特許文献2に記載の構成では、一対の案内枠が所定間隔をおいて上下方向へ平行に延長配置され、その案内枠間に遮光スクリーンプレートがスライド可能に支持されている。また、遮光スクリーンプレートの両側には弾性を有する制動片が取り付けられ、これらの制動片が案内枠の内面に圧接することにより、遮光スクリーンプレートが任意の昇降位置にて静止保持されるようになっている。
さらに、その他の遮光スクリーン装置としては、例えば上部に巻き上げ機構が設けられ、可撓性を有する遮光スクリーンが巻き上げ機構内の収納位置から、巻き上げ機構の下方の使用位置に引き出し可能に構成されたものも知られている。
特開2003−54253号公報
実用新案登録第3088338号公報
ところが、前記のような従来の遮光スクリーン装置においては、次のような問題があった。
すなわち、特許文献1及び特許文献2の構成では、両案内枠が遮光スクリーンプレートの昇降範囲の全域をカバーできるように、上下方向へ長く延長配置されている。このため、遮光スクリーン装置全体が大型で大重量になるとともに、広い設置スペースが必要になるという問題があった。
すなわち、特許文献1及び特許文献2の構成では、両案内枠が遮光スクリーンプレートの昇降範囲の全域をカバーできるように、上下方向へ長く延長配置されている。このため、遮光スクリーン装置全体が大型で大重量になるとともに、広い設置スペースが必要になるという問題があった。
また、巻き上げ機構を備えた従来構成では、装置全体の構造が複雑で大重量になるという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、構造が簡単で全体の重量を軽減することができるとともに、広い設置スペースを必要とすることなく容易に設置することができる遮光スクリーン装置を提供することにある。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、構造が簡単で全体の重量を軽減することができるとともに、広い設置スペースを必要とすることなく容易に設置することができる遮光スクリーン装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、遮光スクリーンプレートと、この遮光スクリーンプレートをその両側から昇降可能に案内する案内枠と、遮光スクリーンプレートを任意の昇降位置で保持するための保持手段とを備えた遮光スクリーン装置において、前記両案内枠は遮光スクリーンプレートの昇降範囲のうちで下降位置付近をカバーできる程度の長さに設定し、前記保持手段は遮光スクリーンプレートの下端両側と案内枠との間に設けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記遮光スクリーンプレートは、難燃性を有する一対の透明または半透明の合成樹脂シート間に、装飾シートを挟着してなることを特徴とするものである。
(作用)
請求項1に記載の発明においては、両案内枠が遮光スクリーンプレートの昇降範囲の全域に亘って長く延長されることなく、遮光スクリーンプレートの下降位置付近をカバーできる程度の長さに設定されているため、構造が簡単で全体の重量を軽減することができる。また、両案内枠の長さが短いため、列車等の車両の窓に遮光スクリーン装置を組み付ける場合、広い設置スペースを必要とすることなく容易に設置することができる。
請求項1に記載の発明においては、両案内枠が遮光スクリーンプレートの昇降範囲の全域に亘って長く延長されることなく、遮光スクリーンプレートの下降位置付近をカバーできる程度の長さに設定されているため、構造が簡単で全体の重量を軽減することができる。また、両案内枠の長さが短いため、列車等の車両の窓に遮光スクリーン装置を組み付ける場合、広い設置スペースを必要とすることなく容易に設置することができる。
請求項2に記載の発明においては、1枚の遮光スクリーンプレートに遮光性及び難燃性を持たせることができて、利便性及び安全性を向上させることができる。
以上のように、この発明によれば、遮光スクリーン装置の構造が簡単で全体の重量を軽減することができるとともに、広い設置スペースを必要とすることなく容易に設置することができる。
以下に、この発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、列車等の車両の窓11には遮光スクリーン装置12が装設されている。この遮光スクリーン装置12は、窓11の両側に上下方向へ平行に延びるように配設された一対の案内枠13と、両案内枠13間に昇降可能に支持された遮光スクリーンプレート14とから構成されている。そして、この遮光スクリーンプレート14を案内枠13に沿って、図1及び図2に鎖線で示す上昇位置から実線で示す下降位置に引き下げることにより、窓11から光が直接差し込むのを遮断できるようなっている。
図1及び図2に示すように、列車等の車両の窓11には遮光スクリーン装置12が装設されている。この遮光スクリーン装置12は、窓11の両側に上下方向へ平行に延びるように配設された一対の案内枠13と、両案内枠13間に昇降可能に支持された遮光スクリーンプレート14とから構成されている。そして、この遮光スクリーンプレート14を案内枠13に沿って、図1及び図2に鎖線で示す上昇位置から実線で示す下降位置に引き下げることにより、窓11から光が直接差し込むのを遮断できるようなっている。
図1及び図2に示すように、前記両案内枠13の長さは、遮光スクリーンプレート14の昇降範囲のうちで、下降位置付近をカバーできる程度の長さとなるように設定されている。また、図4及び図7に示すように、両案内枠13は互いに対向する内側に向かって開口したチャンネル状に形成され、それらの開口縁の両側には一対の挟持用の突条13aが形成されている。
図1〜図4に示すように、前記遮光スクリーンプレート14は、一対の透明または半透明の合成樹脂シート15間に、装飾シート16を加熱圧着等により挟着して構成され、自立できる程度の腰の強さを有している。合成樹脂シート15としては、難燃性及び自己消火性を有するポリカーボネイト等が使用され、それらの少なくとも外側面にはマット加工(艶消し加工)が施されている。また、装飾シート16としては、難燃性を有するポリエステル糸、ナイロン糸等の合成繊維により、光透過部を有するように、例えばジャカード織りされた織布またはラッセル編みされた編物が使用されている。前記光透過部は、織布または編物の模様を構成する透孔により形成されている。これにより、遮光スクリーンプレート14の全体として、難燃性及び自己消火性を保有するとともに、適度の遮光性を保有するように構成されている。
前記遮光スクリーンプレート14の上端縁及び左右両側縁には、補強トリム17が嵌着されている。これらの補強トリム17は、耐熱性及び自己消化性を有するABS樹脂等により形成され、その内部にはピアノ線等よりなる補強芯18が埋設されている。遮光スクリーンプレート14の下端縁には、補強枠材19が抜け止め部材20を介して嵌着されている。この補強枠材19は、前記補強トリム17と同様に耐熱性及び自己消化性を有するABS樹脂等により形成され、その室内側の面には昇降操作用の把手部19aが突設されている。
図5〜図7に示すように、前記遮光スクリーンプレート14の下端両側と両案内枠13との間には、遮光スクリーンプレート14を任意の昇降位置で静止保持するための保持手段としての保持機構21が設けられている。すなわち、前記補強枠材19の両端には軸受部材を兼用する固定挟持部材22がネジ23により固定され、それらの外面には一対の係合片22aが突設されている。補強枠材19内において、両固定挟持部材22には回転軸24が回転可能及び軸線方向へ移動可能に挿通支持されている。この回転軸24は、中間のパイプ部25と、両端の軸部26とに3分割して構成されている。そして、両端の軸部26が、断面ほぼDカット状の連結部26aを介してパイプ部25の両端に一体回転可能及び軸線方向へ相対移動可能に連結されている。
前記各案内枠13の突条13aを挟んで固定挟持部材22と反対側に位置するように、回転軸24の両軸部26の外端付近には可動挟持部材27が相対回転可能に挿通支持されている。各可動挟持部材27の周面には一対の係合溝27aが形成され、これらの係合溝27aが固定挟持部材22の係合片22aに摺動可能に係合されることにより、可動挟持部材27の回転が規制されるようになっている。各可動挟持部材27と両軸部26の外端に取り付けられた後述するピニオン33との間にはスペーサ28が介装されている。
前記回転軸24の両軸部26の内端部には、バネ座29がストップリング30を介してそれぞれ止着されている。各バネ座29と各固定挟持部材22との間にはバネ31が介装され、このバネ31により両軸部26が中間のパイプ部25側に向かって移動付勢されている。そして、このバネ31による軸部26の移動付勢に基づいて、ピニオン33及びスペーサを介して可動挟持部材27が固定挟持部材22側に移動付勢され、案内枠13の突条13aが両挟持部材22,27間で挟持されて、遮光スクリーンプレート14が任意の昇降位置で静止保持されるようになっている。
図3〜図5及び図7に示すように、遮光スクリーンプレート14の下端両側と両案内枠13との間には、遮光スクリーンプレート14が両案内枠13間で傾斜状態にて昇降されるのを阻止するための傾斜阻止手段としての傾斜阻止機構32が設けられている。すなわち、前記回転軸24の両軸部26の外端にはピニオン33がそれぞれ取り付けられている。これらのピニオン33と噛合するように、両案内枠13の内部にはラック34が長手方向の全長に亘って配設されている。そして、遮光スクリーンプレート14が両案内枠13間で昇降されるとき、両ピニオン33がラック34との噛合により回転される。このとき、回転軸24の両軸部26がパイプ部25を介して一体回転可能に連結されているため、各ピニオン33の単独の回転が阻止され、これにより遮光スクリーンプレート14が傾斜状態になることなく、ほぼ水平状態を維持しながら昇降されるようになっている。
次に、前記のように構成された遮光スクリーン装置12の作用を説明する。
さて、通常は図1及び図2に鎖線で示すように、遮光スクリーンプレート14が両案内枠13間において上昇位置に移動配置され、車両の窓11が遮光状態から開放された状態にある。この状態では、遮光スクリーンプレート14の下端両側に設けられた保持機構21の両挟持部材22,27が両案内枠13の上端付近に位置して、バネ31の付勢力により、両挟持部材22,27間で案内枠13の突条13aが挟持されている。このため、遮光スクリーンプレート14は上昇位置において下降することなく静止状態に保持されている。
さて、通常は図1及び図2に鎖線で示すように、遮光スクリーンプレート14が両案内枠13間において上昇位置に移動配置され、車両の窓11が遮光状態から開放された状態にある。この状態では、遮光スクリーンプレート14の下端両側に設けられた保持機構21の両挟持部材22,27が両案内枠13の上端付近に位置して、バネ31の付勢力により、両挟持部材22,27間で案内枠13の突条13aが挟持されている。このため、遮光スクリーンプレート14は上昇位置において下降することなく静止状態に保持されている。
この状態で、遮光スクリーンプレート14を使用する場合には、補強枠材19の把手部19aを引き下げると、遮光スクリーンプレート14が両案内枠13間において下降されて、窓11が閉じられる。このとき、遮光スクリーンプレート14の下端両側のピニオン33がラック34との噛合により、回転軸24を介して一体回転されるため、遮光スクリーンプレート14を傾斜状態になることなく、所定の状態を維持したまま円滑に下降させることができる。
このように、遮光スクリーンプレート14を所望の高さ位置まで下降させた状態で、把手部19aに対する引き下げ操作を解放する。この場合、バネ31の付勢力により、両挟持部材22,27間で案内枠13の突条13aの挟持状態が維持されている。これにより、遮光スクリーンプレート14が所望の高さ位置に静止保持される。よって、この状態で遮光スクリーンプレート14を任意の高さに保持することができ、遮光スクリーンプレート14により、窓11から光が差し込むのを適度に遮断することができる。
さらに、遮光を開放するために、遮光スクリーンプレート14が不要になった場合には、把手部19aを引き上げると、遮光スクリーンプレート14が両案内枠13間において上昇されて、窓11が開放される。この遮光スクリーンプレート14の上昇時においても、前述した下降時と同様に、両ピニオン33がラック34との噛合により、回転軸24を介して一体回転されるため、遮光スクリーンプレート14を傾斜状態になることなく、所定の状態を維持したまま円滑に上昇させることができる。
そして、遮光スクリーンプレート14は、2枚の合成樹脂シートに適度の腰の強さを有しているため、昇降時及び静止時において、ほとんど曲がることなく自立平面状態を維持し、良好な外観を保つことができる。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(A) この遮光スクリーン装置12においては、一対の案内枠13間に遮光スクリーンプレート14が昇降可能に案内支持されている。両案内枠13は、遮光スクリーンプレート14の昇降範囲のうちで下降位置付近をカバーできる程度の長さとなるように設定されている。遮光スクリーンプレート14の下端両側と案内枠13との間には、挟持部材27及びそれを案内枠13に対する挟持位置に向かって付勢するためのバネ31を含む保持機構21が設けられ、この保持機構21により遮光スクリーンプレート14が任意の昇降位置で静止保持されるようになっている。
(A) この遮光スクリーン装置12においては、一対の案内枠13間に遮光スクリーンプレート14が昇降可能に案内支持されている。両案内枠13は、遮光スクリーンプレート14の昇降範囲のうちで下降位置付近をカバーできる程度の長さとなるように設定されている。遮光スクリーンプレート14の下端両側と案内枠13との間には、挟持部材27及びそれを案内枠13に対する挟持位置に向かって付勢するためのバネ31を含む保持機構21が設けられ、この保持機構21により遮光スクリーンプレート14が任意の昇降位置で静止保持されるようになっている。
このため、両案内枠13の長さが短くなって、構造を簡素化することができるとともに、装置全体の重量を軽減することができる。また、装置を列車等の車両の窓11に組み付ける場合、広い設置スペースを必要とすることなく容易に設置することができるとともに、遮光スクリーンプレート14の昇降範囲内のいずれの位置においても、保持機構21により遮光スクリーンプレート14を確実に静止保持することができる。
(B) この遮光スクリーン装置12においては、前記遮光スクリーンプレート14が、難燃性及び自己消火性を有するポリカーボネイトよりなる一対の透明または半透明の合成樹脂シート15間に、光透過部を有する織布または編物よりなる装飾シート16を挟着して構成されている。このため、1枚の遮光スクリーンプレート14に適度の遮光性と装飾性を持たせることができるとともに、難燃性及び自己消火性を持たせることができて、利便性及び安全性を向上させることができる。
(C) この遮光スクリーン装置12においては、遮光スクリーンプレート14が合成樹脂シート15間に光透過部を有する織布または編物よりなる装飾シート16を挟着して構成されている。このため、装飾性に優れるばかりでなく、自立かつ直立状態を維持するため、前述した従来構成とは異なり、巻き上げ機構が不要になり、構成が簡単で、軽量化を達成できる。
(D) この遮光スクリーン装置12においては、前記遮光スクリーンプレート14の下端両側と案内枠13との間に、遮光スクリーンプレート14が傾斜状態にて昇降されるのを阻止するための、ピニオン33及びラック34を含む傾斜阻止機構32が設けられている。このため、遮光スクリーンプレート14を案内枠13間において傾斜状態になることなく、ほぼ水平状態を維持させながら円滑に昇降させることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態において、保持機構21として、例えば遮光スクリーンプレート14の下端両側に板バネを設けて、この板バネを両案内枠13の一部に弾性接触させるようにする等の他の構成を採用すること。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態において、保持機構21として、例えば遮光スクリーンプレート14の下端両側に板バネを設けて、この板バネを両案内枠13の一部に弾性接触させるようにする等の他の構成を採用すること。
・ 前記実施形態において、傾斜阻止機構32を保持機構21と独立して構成し、例えば回転軸24を3分割することなく1本の軸で形成して、その回転軸24の両端にピニオン33を取り付けること。
・ 図2に示すように、案内枠13の直上位置に、遮光スクリーンプレート14を挟み込んで、その遮光スクリーンプレート14を昇降案内及び保持するためのフェルト等の柔軟性と、低摩擦性とを有する案内部材35を設けること。このようにすれば、遮光スクリーンプレート14の振動を低減でき、その振動に起因する異音を抑制できる。
(別の技術的思想)
さらに、上記実施形態により把握される請求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果とともに記載する。
さらに、上記実施形態により把握される請求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果とともに記載する。
(1) 前記合成樹脂シートは、自己消火性を有することを特徴とする請求項2に記載の遮光スクリーン装置。
この構成によれば、遮光スクリーンプレートに自己消化性を持たせることができて、安全性を一層向上させることができる。
この構成によれば、遮光スクリーンプレートに自己消化性を持たせることができて、安全性を一層向上させることができる。
(2) 前記合成樹脂シートは、ポリカーボネイトであることを特徴とする請求項2または前記(1)項のうちのいずれか一項に記載の遮光スクリーン装置。
この構成によれば、1つの材料で難燃性及び自己消火性を持たせることができる。
この構成によれば、1つの材料で難燃性及び自己消火性を持たせることができる。
(3) 前記合成樹脂シートの少なくとも一側面にはマット加工が施されていることを特徴とする請求項2または前記(1),(2)項のうちのいずれか一項に記載の遮光スクリーン装置。
この構成によれば、遮光スクリーンプレートに適度の遮光性を持たせることができる。
(4) 前記装飾シートは、光透過部を有する織布または編物よりなることを特徴とする請求項2または前記(1)〜(3)項のうちのいずれか一項に記載の遮光スクリーン装置。
(4) 前記装飾シートは、光透過部を有する織布または編物よりなることを特徴とする請求項2または前記(1)〜(3)項のうちのいずれか一項に記載の遮光スクリーン装置。
この構成によれば、遮光スクリーンプレートに適度の遮光性を持たせることができるとともに、装飾効果を高めることができる。
(5) 前記遮光スクリーンプレートが案内枠間で傾斜状態にて昇降されるのを阻止するための傾斜阻止手段を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2または前記(1)〜(4)項のうちのいずれか一項に記載の遮光スクリーン装置。
(5) 前記遮光スクリーンプレートが案内枠間で傾斜状態にて昇降されるのを阻止するための傾斜阻止手段を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2または前記(1)〜(4)項のうちのいずれか一項に記載の遮光スクリーン装置。
この構成によれば、遮光スクリーンプレートを案内枠間において傾斜状態になることなく、ほぼ水平状態に維持しながら円滑に昇降させることができる。
(6) 前記保持手段が、バネの付勢力により案内枠の一部を挟持する挟持部材からなることを特徴とする請求項1、請求項2または前記(1)〜(5)項のうちのいずれか一項に記載の遮光スクリーン装置。
(6) 前記保持手段が、バネの付勢力により案内枠の一部を挟持する挟持部材からなることを特徴とする請求項1、請求項2または前記(1)〜(5)項のうちのいずれか一項に記載の遮光スクリーン装置。
この構成によれば、挟持部材にて案内枠の一部が挟持されることにより、遮光スクリーンプレートを任意の昇降位置にて確実に静止保持することができる。
(7) 難燃性を有する一対の透明または半透明の合成樹脂シート間に、装飾シートを挟着してなることを特徴とする遮光スクリーンプレート。
(7) 難燃性を有する一対の透明または半透明の合成樹脂シート間に、装飾シートを挟着してなることを特徴とする遮光スクリーンプレート。
このような遮光スクリーンプレートは前述した効果を有する。
11…窓、12…遮光スクリーン装置、13…案内枠、13a…突条、14…遮光スクリーンプレート、15…合成樹脂シート、16…装飾シート、19…補強枠材、21…保持手段としての保持機構、22…固定挟持部材、24…回転軸、25…パイプ部、26…軸部、27…可動挟持部材、31…バネ、32…傾斜阻止手段としての傾斜阻止機構、33…ピニオン、34…ラック。
Claims (2)
- 遮光スクリーンプレートと、この遮光スクリーンプレートをその両側から昇降可能に案内する案内枠と、遮光スクリーンプレートを任意の昇降位置で保持するための保持手段とを備えた遮光スクリーン装置において、
前記両案内枠は遮光スクリーンプレートの昇降範囲のうちで下降位置付近をカバーできる程度の長さに設定し、前記保持手段は遮光スクリーンプレートの下端両側と案内枠との間に設けたことを特徴とする遮光スクリーン装置。 - 前記遮光スクリーンプレートは、難燃性を有する一対の透明または半透明の合成樹脂シート間に、装飾シートを挟着してなることを特徴とする請求項1に記載の遮光スクリーン装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101488344B1 (ko) | 2013-11-05 | 2015-01-30 | 현대로템 주식회사 | 창문 리프트 시스템 및 이를 구비한 철도차량 |
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