JP2005186700A - ラジエータコアサポートのシール構造 - Google Patents

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亮一 庄司
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Abstract

【課題】 締結部品を用いることなくラジエータコアサポートと熱交換器の隙間にシール部材を固定できるラジエータコアサポートのシール構造の提供。
【解決手段】
ラジエータコアサポート1と熱交換器2との隙間にシール部材3(4,5)が設けられるラジエータコアサポート1のシール構造であって、シール部材3(4,5)を弾性材料からなる板材で構成し、ラジエータコアサポート1の隙間に近接した部位に、板状の固定部6(7,8)を形成すると共に、固定部6(7,8)に前後方向へ開口した複数のスリットSを形成し、前記シール部材3(4,5)を前記スリットSを介して波状になるように固定部6(7,8)に嵌挿固定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱交換器のキャリアとして自動車に搭載されるラジエータコアサポートのシール構造に関し、特に、熱交換器との隙間を少なくして熱気の吹き返しを防止できるラジエータコアサポートのシール構造に関する。
従来、ラジエータコアサポートは熱交換器、ヘッドランプ、バンパステイ、バンパアーマチュア等が組み付けられてフロントエンドモジュールとして車体組立工場へ搬送された後、車体のエンジンルームに搭載される(例えば、特許文献1参照。)。
このようなラジエータコアサポートでは、熱交換器との間に隙間が生じていると、該隙間からエンジン側の熱気が熱交換器の前方側に吹き返してしまい、熱交換器の性能が低下するという問題点がある。
そこで、通常、前記隙間を埋めるようにゴム製やウレタン製のシール部材を設けてエンジンの熱気の吹き返しを防止している。
特開2003−306046号公報
しかしながら、前述のラジエータコアサポートのシール構造にあっては、シール部材の固定方法として接着剤やクリップ、タッピングボルト等の締結部品を用いるため、接着剤を用いる場合にはシール部品が脱落する虞があるし、ボルト等を用いる場合には部品点数が増える上、その固定作業に手間がかかり、フロントエンドモジュールの効率的な生産性を阻害する虞があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、接着剤やクリップ、タッピングボルト等の締結部品を用いることなく、ラジエータコアサポートと熱交換器の隙間にシール部材を固定できるラジエータコアサポートのシール構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明では、自動車のラジエータコアサポートの前方側または後方側に熱交換器が搭載されると共に、両者の隙間にシール部材が設けられるラジエータコアサポートのシール構造であって、前記シール部材を弾性材料からなる板材で構成し、ラジエータコアサポートの前記隙間に近接した部位に、板状の固定部を形成すると共に、該固定部に前後方向へ開口した複数のスリットを形成し、前記シール部材を前記スリットを介して波状になるように固定部に嵌挿固定したことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載のラジエータコアサポートのシール構造において、前記固定部におけるシール部材との当接面に突起部を設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明にあっては、シール部材を弾性材料からなる板材で構成し、ラジエータコアサポートの固定部に前後方向へ開口した複数のスリットを形成し、前記シール部材を前記スリットを介して波状になるように固定部に嵌挿固定したため、締結部品を用いることなくシール部材を容易且つ確実に固定できる。
請求項2記載の発明にあっては、固定部におけるシール部材との当接面に突起部を設けたため、シール部材の滑りによる位置ずれや脱落を確実に防止できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例のラジエータコアサポートのシール構造が適用されたラジエータコアサポートを示す分解斜視図、図2は固定部6〜8の中央部におけるシール部材3〜5の固定を説明する図である。
図3は図2(b)のS3−S3線による断面図、図4は固定部6〜8の両端部におけるシール部材3〜5の固定を説明する図、図5は図4のS5−S5線による断面図、図6は本実施例のラジエータコアサポートのシール構造が適用されたラジエータコアサポートを示す斜視図である。
図1に示すように、本実施例のラジエータコアサポートのシール構造が適用されたラジエータコアサポート1は、熱交換器2と、シール部材3〜5を主要な構成としている。
前記ラジエータコアサポート1は、後方側に開口したコ字状断面形状を成して車幅方向に延在するラジエータコアサポートアッパ1aと、該ラジエータコアサポートアッパ1aに並行するラジエータコアサポートロア1bと、後方側に開口したコ字状断面形状を成し、両者を上下方向に結合するラジエータコアサポートサイド1c,1dから構成され、全体が樹脂で一体的に形成されている。
前記熱交換器2は上下のタンク2a,2bの間にチューブとフィンが交互に並べられたコア部2cを備えるラジエータであって、タンク2bの左右下端部に突設された固定ピンP1,P1がラジエータコアサポートロア1bの取付孔T1,T1に図外のブッシュを介して固定され、タンク2aの左右上端に突設された固定ピンP2,P2が図外のブラケットを介してラジエータコアサポートアッパ1aの取付孔T2,T2に固定されるようになっており、これにより、熱交換器2はラジエータコアサポート1に対して後方側に設置されるようになっている。
なお、前記熱交換器2の種類はラジエータに限定されず、コンデンサでも良いし、ラジエータとコンデンサとが一体的に形成された一体型熱交換器でも良い。
前記シール部材3〜5はゴムまたはウレタン等の弾性材料を用いた薄肉の板材で構成されている。
また、前記ラジエータコサポートアッパ1a及びラジエータコアサポートサイド1c,1dにおけるコ字状断面形状の熱交換器2側の側壁は前記シール部材3〜5を固定するための固定部6〜8となっている。
図1、図2(a)に示すように、前記固定部6(7,8)には車幅方向に亙って後方側へ開口したスリットSが複数形成されている。
そして、図2(b)に示すように、前記固定部6(7,8)にはシール部材3(4,5)をそれぞれスリットSを介して波状になるように嵌挿固定される(請求項1に対応)。
この際、図3に示すようにシール部材3(4,5)が前記固定部6(7,8)に絡むように固定される上、固定部6(7,8)におけるシール部材(4,5)との当接面の一部には複数の突起部10が設けられているため、該突起部10がシール部材3(4,5)に噛み込んだ状態となり、これによりシール部材3(4,5)の滑りによる位置ずれや脱落を防止できる(請求項2に対応)。
なお、前記突起部10は固定部6〜8においてシール部材3〜5との全ての当接面に設けても良い。
一方、図4、5に示すように、前記固定部6(7,8)の両端部には舌片状の端部抑え機構部9がそれぞれ設けられており、シール部材3(4,5)の両端部が各端部抑え機構部9の挿入口11に嵌挿固定される。
この際、前記端部押さえ機構部9の挿入口11は、シール部材3の挿入方向に行くにつれてその隙間が小さくなるテーパ部12が形成されており、これによりシール部材3を所定の厚みXにまで潰した状態まで容易に嵌挿固定できるようになっている。
そして、前述した固定部6〜8にシール部材3〜5をそれぞれ固定した後、熱交換器2をラジエータコアサポート1に搭載すると、図6に示すように、前記シール部材3〜5の後方側端部が熱交換器2の対応する部位に当接または近接し、これによりラジエータコアサポート1と熱交換器2の上部との隙間が略塞がれた状態となる。
なお、熱交換器2をラジエータコアサポート1に搭載した後、固定部6〜8にシール部材3〜5を固定しても良い。
従って、従来の発明に比べて、接着剤やクリップ、タッピングボルト等の締結部品を用いることなくラジエータコアサポート1と熱交換器2の隙間にシール部材3〜5を固定できる(請求項1に対応)。
このように構成されたラジエータコアサポート1は、前述の熱交換器2及びシール部材3〜5の他、ウォッシャタンク、モータファン、左右ヘッドランプ等が組み付けられてフロントエンドモジュールとして車体組立工場へ搬送された後、車体に搭載されるが、この際、前述したようにシール部材3〜5はスリットSを介して波状になるように固定部6〜8にそれぞれ嵌挿固定される上、両者は、固定部6(7,8)の突起部10や端部抑え機構部9で固定されるため、シール部材3〜5の固定を良好な状態に維持できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、本実施例ではラジエータコアサポート1を樹脂製としたが、金属製でも良いし、金属製の本体に樹脂モールドしたものでも良い。
前記スリットS、シール部材3〜5、固定部6〜8の形成数、形成位置等については適宜設定できる。
さらに、本実施例では熱交換器2をラジエータコアサポート1の後方側に設置した場合について説明したが、熱交換器2を前方側に設置する場合についても適用できる。
図1は本発明の実施例のラジエータコアサポートのシール構造が適用されたラジエータコアサポートを示す分解斜視図である。 固定部6〜8の中央部におけるシール部材3〜5の固定を説明する図である。 図2(b)のS3−S3線による断面図である。 固定部6〜8の両端部におけるシール部材3〜5の固定を説明する図である。 図4のS5−S5線による断面図である。 本実施例のラジエータコアサポートのシール構造が適用されたラジエータコアサポートを示す斜視図である。
符号の説明
P1、P2 固定ピン
T1、T2 取付孔
1 ラジエータコアサポート
1a ラジエータコアアッパ
1b ラジエータコアロア
1c、1d ラジエータコアサイド
2 熱交換器
2a、2b タンク
2c コア部
3、4、5 シール部材
6、7、8 固定部
9 端部抑え機構部
10 突起部
11 挿入口
12 テーパ部

Claims (2)

  1. 自動車のラジエータコアサポートの前方側または後方側に熱交換器が搭載されると共に、両者の隙間にシール部材が設けられるラジエータコアサポートのシール構造であって、
    前記シール部材を弾性材料からなる板材で構成し、
    ラジエータコアサポートの前記隙間に近接した部位に、板状の固定部を形成すると共に、該固定部に前後方向へ開口した複数のスリットを形成し、
    前記シール部材を前記スリットを介して波状になるように固定部に嵌挿固定したことを特徴とするラジエータコアサポートのシール構造。
  2. 請求項1記載のラジエータコアサポートのシール構造において、
    前記固定部におけるシール部材との当接面に突起部を設けたことを特徴とするラジエータコアサポートのシール構造。
JP2003428178A 2003-12-24 2003-12-24 ラジエータコアサポートのシール構造 Withdrawn JP2005186700A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007145167A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Nippon Plast Co Ltd カウルトップカバーのシール構造
KR101566422B1 (ko) 2009-07-07 2015-11-05 한온시스템 주식회사 차량용 라디에이터의 마운팅 구조

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