JP2005185545A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されることにより、大当たりリーチ演出が終了され、大当たりリーチ演出が遊技者によって見逃されることを低減させることのできる遊技機を提供することができる。
【解決手段】 本発明は、所定の報知を行う報知手段(例えば、液晶表示装置4、スピーカ25L及び25R、ランプ26a及び26b)と、大当たりではないと判定され、識別図柄の変動表示が行われている間に、所定の確率をもって、所定の操作を遊技者に促すための報知を報知手段に行わせる報知制御手段(例えば、サブCPU41)とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技領域に設けられている始動領域を遊技球が通過することにより、遊技状態を遊技者にとって有利な大当たり遊技状態に移行するか否かを判定する遊技機に関する。
従来、遊技盤の遊技領域に設けられている始動領域を遊技球が通過することにより変動表示が行われる識別図柄、例えば、特別図柄の変動表示の停止を遊技者が能動的に行えるように、スイッチなどの遊技者操作検知手段、いわゆる変動時間短縮スイッチを備えた遊技機(パチンコ機)が知られている。
例えば、近年では、特別図柄の変動表示が開始されてから一定時間が経過した等の所定の条件が成立した場合には、上記変動時間短縮スイッチの操作が有効に機能するタイミング(有効タイミング)を遊技者に報知する報知手段を有する遊技機がある(例えば、特許文献1)。
上記変動時間短縮スイッチ及び報知手段が備えられた遊技機においては、上記変動時間短縮スイッチが有効に機能する有効タイミングとなった際には、特別図柄の停止態様が後に大当たりかハズレかに関わらず、上記変動時間短縮スイッチが遊技者によって操作されることにより特別図柄の変動表示が終了される。
これにより、特別図柄の変動表示が開始されてから特別図柄の停止態様が後にハズレとして表示されるまでに行われるハズレリーチ演出や特別図柄の変動表示が開始されてから特別図柄の停止態様が後に大当たりとして表示されるまでに行われる大当たりリーチ演出が即座に終了されるため、遊技の進行が早められることとなる。
特開2002−239144号公報
しかしながら、上記変動時間短縮スイッチが有効タイミングとなった際には、有効タイミングである旨のみが報知されるに過ぎないため、ハズレリーチ演出のみならず、ハズレリーチ演出よりも遊技者の気分を高揚させる大当たりリーチ演出までもが遊技者による上記変動時間短縮スイッチの操作により、終了されてしまう可能性が高いという問題があった。
そこで、本発明は上述の問題を解決すべくなされたものであり、上記変動時間短縮スイッチが遊技者によって操作されることにより、上記大当たりリーチ演出が終了され、上記大当たりリーチ演出が遊技者によって見逃されることを低減させることのできる遊技機を提供することを課題とする。
本発明は、上述課題を解決するために、遊技領域(例えば、遊技盤3)に設けられている始動領域(例えば、始動口6)を遊技球が通過することにより、遊技状態を遊技者にとって有利な大当たり遊技状態に移行するか否かを判定する大当たり遊技判定手段(例えば、メインCPU31)と、識別図柄の変動表示を行う表示手段(例えば、液晶表示装置4)と、大当たり遊技判定手段の判定結果に基づいて、識別図柄の変動表示が所定の時間行われるように、識別図柄の変動表示を制御する表示制御手段(例えば、サブCPU41)と、遊技者による所定の操作を検知する遊技者操作検知手段(例えば、変動時間短縮スイッチ27)と、遊技者操作検知手段によって検知された所定の操作に基づいて、識別図柄の変動表示の時間を短縮する変動時間短縮手段(例えば、メインCPU31)とを備える遊技機において、所定の報知を行う報知手段(例えば、液晶表示装置4、スピーカ25L及び25R、ランプ26a及び26b)と、大当たり判定手段によって大当たりではないと判定され、表示手段において識別図柄の変動表示が行われている間に、所定の確率をもって、所定の操作を遊技者に促すための報知を報知手段に行わせる報知制御手段(例えば、サブCPU41)とを有することを特徴とする。
このような本発明によれば、報知制御手段が、大当たり遊技判定手段によって大当たりではないと判定され、表示手段において識別図柄の変動表示が行われている間に、所定の確率をもって、所定の操作を遊技者に促すための報知を報知手段に行わせることにより、遊技機は、大当たりではないハズレリーチ演出である可能性を途中で終了させることを促すことができ、当該ハズレリーチ演出よりも遊技者の気分を高揚させる大当たりリーチ演出を遊技者によって見逃されることを低減させることができる。
ここで、ハズレリーチ演出とは、表示手段が識別図柄の変動表示を開始してから識別図柄の停止態様が後にハズレとして表示されるまでに行われる演出であり、大当たりリーチ演出とは、表示手段が識別図柄の変動表示を開始してから識別図柄の停止態様が後に大当たりとして表示されるまでに行われる演出である。
また、報知制御手段が、大当たり遊技判定手段によって大当たりではないと判定され、表示手段において識別図柄の変動表示が行われている間に、所定の確率をもって、所定の操作を遊技者に促すための報知を報知手段に行わせることにより、遊技者は、識別図柄の停止態様が後にハズレとして表示される可能性が高いことを知ることができ、遊技機は、所定の操作が遊技者によって積極的に行われることにより、遊技の進行を早めることができ、営業店側の稼働率を向上させることができる。
上記発明において報知手段は、所定の画像を表示すること、所定の音を出力すること、又は所定の点灯態様で発光することにより報知してもよい。この場合には、報知手段が所定の画像を表示すること、所定の音を出力すること、又は、所定の点灯態様で発光することにより、遊技機は、識別図柄の停止態様が後に高い確率でハズレとなることを遊技者に対して明確に報知し、所定の操作を遊技者に対して適確に促すことができ、結果的には熟練者のみならず初心者である遊技者も、所定の操作を積極的に行うことが可能となる。
なお、報知手段は、遊技者による所定の操作を検知する遊技者操作検知手段の内部に備えられ、所定の発光態様で発光する発光装置であってもよい。この場合には、報知手段が、遊技者による所定の操作を検知する遊技者操作検知手段の内部に備えられ、所定の発光態様で発光する発光装置であることにより、報知手段が遊技者操作検知手段を通じて点灯・消灯することによって遊技者に対して所定の操作を促す報知を行うため、遊技機は、より明確に遊技者に対して所定の操作を促す報知を行うことができる。
本発明によれば、変動時間短縮スイッチが遊技者によって操作されることにより、大当たりリーチ演出が終了され、大当たりリーチ演出が遊技者によって見逃されることを低減できる遊技機を提供することができる。
(本実施形態に係る遊技機の構成)
以下において、本実施形態における遊技機の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における遊技機10の正面側を示す概観図である。
同図に示すように、遊技機10は、遊技領域を構成する遊技盤3と、回転操作されることにより遊技盤3上の遊技領域に向けて遊技球を発射するように構成された発射ハンドル24と、所定の遊技状態となったことを遊技者に報知する効果音や音声などを出力するスピーカ25L及び25Rと、所定の遊技状態となったことを所定のパターンで点灯・消灯することによって報知するランプ26L及び26Rと、遊技者によって操作されることにより、内部に具備されるスイッチが作動し、後述する主制御回路30(メインCPU31)に指示信号を出力する変動時間短縮スイッチ27とを具備する。
なお、所定の遊技状態とは、所定の設定に基づいて始動口6を開閉するように制御された当たり遊技状態、又は、所定の設定に基づいて大入賞口8を開閉するように制御された大当たり遊技状態などの状態である。
また、液晶表示装置4、スピーカ25L及び25R、又は、ランプ26a及び26bは、メインCPU31によって識別図柄(以下、特別図柄)の停止態様が後に大当たりとはならないと判定され、特別図柄の変動表示が行われている間に、所定の確率をもって、変動時間短縮スイッチ27の操作を遊技者に促すための報知を行うものである。
なお、変動時間短縮スイッチ27は、遊技者によって操作されることにより指示信号を出力する形態に代えて、導電性の接触部を有する接触型のボタンや、遊技者の手指などを近づけることにより、当該動作を検出するセンサーなどを用いて構成してもよい。
遊技盤3上の遊技領域には、液晶表示装置4と、普通図柄表示装置5a及び5bと、始動口6と、普通図柄作動ゲート7と、大入賞口8と、アウト口9と、一般入賞口16乃至19とが具備されている。
液晶表示装置4においては、始動口6に具備されている始動領域を遊技球が通過したことを条件として、表示領域に表示された特別図柄の変動表示が実行される。なお、特別図柄の変動表示は、始動領域を遊技球が通過したことを条件として抽出される大当たり判定用乱数値などに基づいて実行される。
さらに、液晶表示装置4上では、メインCPU31によって大当たりではないと判定された場合に、変動表示短縮スイッチ27の操作を遊技者に促すための報知を行う画像が表示される。例えば、図3に示すように、変動パターンデータに対応付けられた所定の確率をもって、特別図柄の停止態様が後にハズレとなる確率が高いキャラクター画像Aや、特別図柄の停止態様が後に必ずハズレとなるキャラクター画像Bが、液晶表示装置4上に表示される。
普通図柄表示装置5a及び5bには、遊技球が普通図柄作動ゲート7に入球した際に記憶される普通図柄始動記憶に基づいて、普通図柄が変動表示される。始動口6は、当該始動口6に遊技球が入球すると大当たり判定用の乱数値及び大当たり図柄決定用の乱数値などが抽出されるように構成されている。
普通図柄作動ゲート7は、当該普通図柄作動ゲート7を遊技球が通過すると当たり判定用の乱数値などが抽出されるように構成されている。大入賞口8は、特定領域(Vゾーン)と一般領域とを具備し、大当たり判定用の乱数値に基づく大当たり判定の結果に応じ、所定の設定に従って開閉するように制御されている。
アウト口9は、始動口6や大入賞口8や一般入賞口16乃至19などのいずれにも入球しなかった遊技球を受け入れる。一般入賞口16乃至19は、当該一般入賞口16乃至19に遊技球が入球すると所定数(例えば、15個)の遊技球(賞球)が払い出されるように構成されている。
図2は、本実施形態における遊技機10の制御部を示すブロック図である。同図に示すように、遊技機10の制御部は、主制御回路30と、副制御回路40と、払出・発射制御回路80とにより構成される。
主制御回路30は、メインCPU31と、メインROM32と、メインRAM33と、初期リセット回路35と、シリアル通信用IC36とを具備する。
主制御回路30には、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されることにより指示信号をメインCPU31に出力する変動時間短縮スイッチ27Sと、大入賞口8に具備されている特定領域(Vゾーン)を通過した遊技球の数を計数するためのV・カウントスイッチ28Sと、大入賞口8に具備されている一般領域を通過した遊技球の数を計数するためのカウントスイッチ29Sと、一般入賞口16乃至19に遊技球が入賞したことを検出する一般入賞球スイッチ16S乃至19Sと、普通図柄作動ゲート7を遊技球が通過したことを検出する通過球スイッチ7Sと、始動口6に具備されている始動領域を遊技球が通過したことを検出する始動入賞球スイッチ6Sと、始動口6に具備されている1対の羽根を開閉する始動口ソレノイド6aと、大入賞口8の扉を開閉する大入賞口ソレノイド8aと、大入賞口8に入球した遊技球を特定領域と一般領域とに振り分けるシーソーを駆動するシーソーソレノイド8bとが接続されている。
メインCPU31は、後述する「システムタイマ割込処理」(図5(a)を参照)、及び、「メイン処理」(図5(b)を参照)における各処理を行う。なお、メインCPU31の具体的な説明は後述する。
なお、本実施形態に係るメインCPU31は、遊技領域に設けられている始動領域を遊技球が通過することにより、遊技状態を遊技者にとって有利な大当たり遊技状態に移行するか否かを判定する大当たり遊技判定手段(後述するステップ20−2の処理を参照)と、
遊技者操作検知手段によって検知された所定の操作に基づいて、特別図柄の変動表示の時間を短縮する変動時間短縮手段(後述するステップ124−5の処理を参照)とを構成する。
また、メインCPU31及び変動時間短縮スイッチ27Sは、遊技者による所定の操作を検知する遊技者操作検知手段(後述するステップ124−1の処理を参照)を構成する。
メインROM32は、後述する「システムタイマ割込処理」(図5(a)を参照)、「メイン処理」(図5(b)を参照)における各処理を行うためのプログラム及びテーブルなどを記憶している。
メインRAM33は、DRAMなどによって構成され、始動記憶(大当たり判定用乱数値を含む)などを記憶する。このメインRAM33は、始動入賞球スイッチ6Sで遊技球が検出されたが、始動入賞球スイッチ6Sにおける遊技球の検出に対応する特別図柄の変動表示を実行することができないときに、当該特別図柄の変動表示を実行することができる状態となるまで、当該始動入賞球スイッチ6Sに対応する始動口6への遊技球の通過があったことを始動記憶として記憶する始動記憶手段である。なお、始動記憶数と始動通過数とは、本実施形態では異なる概念であり、使い分けられている。
初期リセット回路35は、電源が投入された場合、遊技機10の各種の設定値を初期値にリセットするための信号を発生するものである。シリアル通信用IC36は、メインCPU31により生成された各コマンドを副制御回路40に出力する。
副制御回路40は、サブCPU41と、サブROM42と、サブRAM43と、画像データROM54と、VDP(Video Display Processor)51と、D/Aコンバータ52と、初期リセット回路53と、音データROM63と、音源IC61と、AMP62と、ドライブ回路72とを具備する。
サブCPU41は、主制御回路30から受信した各種コマンドに応じて、液晶表示装置4に表示する画像、スピーカ25L及び25Rから出力する音データ、及びランプ26a及び26bなどを制御する。
具体的には、サブCPU41は、主制御回路30(メインCPU31)から受信したコマンドに基づいて、特別図柄の変動表示、特別図柄の変動表示が停止した場合の図柄の組合せ(停止図柄)の確定、変動表示の停止などを行う。
また、本実施形態では、特別図柄の変動表示が行われている間に変動時間短縮スイッチ27Sから指示信号が出力された場合には、メインCPU31が特別図柄の変動表示を停止する変動時間短縮コマンドを生成し、サブCPU41は、変動時間短縮コマンドを受信し、液晶表示装置4上に表示されている特別図柄の変動表示を停止する処理を行う。
サブROM42は、副制御回路40における各処理を制御するためのプログラムを記憶するものである。サブRAM43は、主制御回路30から受信した各種コマンドを記憶するものである。
ここで、図3は、サブROM42に記憶されているハズレ報知画像のテーブルを示す図である。変動表示が行われている特別図柄の停止態様が後にハズレとなる場合(ハズレ変動パターンデータ)におけるキャラクター画像Aには、40/100が抽選確率として対応付けられており、変動表示が行われている特別図柄の停止態様が後に大当たりとなる場合(大当たり変動パターンデータ)におけるキャラクター画像Aには、10/100が抽選確率として対応付られている。
このため、キャラクター画像Aが対応付けられた大当たり変動パターンデータ及びハズレ変動パターンデータを比較すると、ハズレ変動パターンデータに対応付けられた抽選確率は、大当たり変動パターンデータに対応付けられた抽選確率よりも高いことになる。
従って、キャラクター画像Aが選択された時は、変動表示が行われている特別図柄の停止態様が後に大当たりとなる確率よりも、変動表示が行われている特別図柄の停止態様が後にハズレとなる確率の方が高い(言い換えると、ハズレの信頼性が高い)ということとなる。
また、副制御回路40は、主制御回路30(メインCPU31)のコマンドに基づいて、液晶表示装置4に表示する特別図柄や演出画像の画像処理を行うため各種画像データを記憶する画像データROM54と、画像データROM54に記憶されている画像データを用いて所定の画像処理を行うVDP(Video Display Processor)51と、VDP51により生成された画像データをアナログ信号に変換するD/Aコンバータ52と、異常時に各種設定を初期値にリセットする初期リセット回路53とを具備する。
さらに、副制御回路40は、主制御回路30(メインCPU31)からのコマンドに応じて、効果音や音声などをスピーカ25L及び25Rから出力させるため各種音データを記憶する音データROM63と、音データROM63に記憶されている音データに基づいて出力音情報を生成する音源IC61と、音源IC61により生成された出力音情報を増幅するAMP62とを具備する。
また、副制御回路40は、主制御回路30(メインCPU31)からのコマンドに応じて、所定の遊技状態の報知やエラーなどを表示するために用いられるランプ26a及び26bを点灯・消灯させるとともに、普通図柄表示装置5a及び5bにおける普通図柄の変動表示を制御するドライブ回路72を具備する。
払出・発射制御回路80は、一般入賞口16乃至19や大入賞口8などに遊技球が入賞した際に、所定数の遊技球(賞球)を払い出す払出装置81と、発射ハンドル24が回転操作されることにより遊技盤3上の遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置82とを制御するものである。
なお、本実施形態に係るサブCPU41は、特別図柄の変動表示を行う表示手段と、大当たり遊技判定手段の判定結果に基づいて、特別図柄の変動表示が所定の時間行われるように特別図柄の変動表示を制御する表示制御手段と、所定の報知を行う報知手段と、大当たり遊技判定手段によって大当たりではないと判定され、表示手段において特別図柄の変動表示が行われている間に、所定の確率をもって、所定の操作を遊技者に促すための報知を報知手段に行わせる報知制御手段とを構成する。
(本実施形態に係る遊技機の動作)
次に、図4を参照して、上述した本実施形態に係る遊技機10の動作について説明する。
同図は、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作された場合に、特別図柄が確定するまでの概略を示したフロー図である。
ステップ410において、メインCPU31は、特別図柄の変動表示が行われているか否かを確認する。また、メインCPU31は、特別図柄の変動表示が行われている場合には、ステップ420の処理に移り、特別図柄の変動表示が行われていない場合には、変動時間短縮処理を終了する。
ステップ420において、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されたか否かを確認する。また、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されている場合には、ステップ440の処理に移り、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されていない場合には、ステップ430の処理に移る。
ステップ430において、メインCPU31は、特別図柄の変動表示が行われる所定の変動時間が経過したか否かを確認する。また、メインCPU31は、特別図柄の変動表示が行われる所定の変動時間が経過した場合には、ステップ440の処理に移り、特別図柄の変動表示が行われる所定の変動時間が経過していない場合には、変動時間短縮処理を終了する。
ステップ440において、メインCPU31は、特別図柄の変動表示を概ね1秒後に停止することにより、図柄の組合せを確定する。これにより、遊技者が、変動時間短縮スイッチ27を操作することにより、当該遊技者は、特別図柄の変動表示を早期に停止させることができ、遊技の進行を早めさせることができる。
次に、図5乃至図9を参照して、本実施形態に係る遊技機10の主制御回路30(メインCPU31)において実行される処理の詳細について説明する。
図5(a)は、所定の周期(例えば、2msec)でメイン処理に割り込むように実行されるシステムタイマ割込処理を示すフロー図である。また、図5(b)は、本実施形態における遊技機10のメイン処理を示すフロー図である。
まず、システムタイマ割込処理について、図面を参照しながら説明する。図5(a)に示すように、ステップ100において、メインCPU31は、レジスタに格納されている情報を退避させる。
ステップ110において、メインCPU31は、大当たり判定用乱数値などの値を更新する。
ステップ120において、メインCPU31は、スイッチ入力検出処理を行う。スイッチ入力検出処理の具体的な説明は、以下の通りである。図6は、スイッチ入力検出処理を示すフロー図である。
同図に示すように、ステップ121において、メインCPU31は、大入賞口8内の一般領域に遊技球が入球した際にカウントスイッチ29Sにより入力される入力信号の有無を確認する。
ステップ122において、メインCPU31は、大入賞口8内の特定領域(Vゾーン)に遊技球が入球した際にV・カウントスイッチ28Sにより入力される入力信号の有無を確認する。
ステップ123において、メインCPU31は、始動口6に遊技球が入球した際に始動入賞球スイッチ6Sにより入力される入力信号の有無を確認する。
ステップ124において、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ入力処理を行う。変動時間短縮スイッチ入力処理の具体的な説明は、以下の通りである。図7は、変動時間短縮スイッチ入力処理を示すフロー図である。
同図に示すように、ステップ124−1において、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されたか否かを確認する。また、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作された場合には、ステップ124−2の処理に移り、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されていない場合には、変動時間短縮スイッチ入力処理を終了する。
ステップ124−2において、メインCPU31は、特別図柄の変動表示が行われているか否か、つまり、制御状態フラグが“01”か否かを確認する。なお、制御状態フラグの数値と対応付けられた各処理については後述するが、図8に示すように、特別図柄制御処理を構成する各ステップにおける処理と対応付けられている。また、メインCPU31は、特別図柄の変動表示が行われている場合には、ステップ124−3の処理に移り、特別図柄の変動表示が行われていない場合には、変動時間短縮スイッチ入力処理を終了する。
ステップ124−3において、メインCPU31は、変動待ち時間の値が1.0秒より大きいか否かを確認する。また、メインCPU31は、変動待ち時間の値が1.0秒より大きい場合には、ステップ124−4の処理に移り、変動待ち時間の値が1.0秒より小さい場合には、変動時間短縮スイッチ入力処理を終了する。すなわち、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作された場合であっても、変動待ち時間の値が1.0秒より小さい場合には、特別図柄の変動表示を短縮する機能は無効となる。
ステップ124−4において、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ受付フラグの値が“0”か否かを確認する。なお、変動時間短縮スイッチ受付フラグとは、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されたことにより、メインCPU31が、特別図柄の変動表示を短縮するためのコマンドである「変動時間短縮コマンド」が生成されたことを示すものである。すなわち、変動時間短縮スイッチ受付フラグが“1”であるときは、変動時間短縮コマンドが再び生成されることはなく、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ入力処理を終了させることとなる。
また、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ受付フラグが“0”の場合には、ステップ124−5の処理に移る。一方、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ受付フラグが“0”ではない場合には、既に変動時間短縮コマンドが生成されているものと判断し、変動時間短縮スイッチ入力処理を終了する。
ステップ124−5において、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されてから概ね1秒後に特別図柄の変動表示が終了するために、変動待ち時間タイマを1.0秒にセットする。
ステップ124−6において、メインCPU31は、変動時間短縮コマンドをメインRAM33の送信バッファエリアに格納する。なお、変動時間短縮コマンドは、後述するステップ160において、シリアル通信用IC36を介して、副制御回路40(サブCPU41)に送信される。
ステップ124−7において、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ受付フラグを“1”にセットする。
ステップ130において、メインCPU31は、変動表示されている普通図柄や特別図柄の残り変動表示時間、開状態にある始動口6や大入賞口8の残り開放時間などを更新する。
ステップ140において、メインCPU31は、賞球として払い出された遊技球の数や大当たり発生などの遊技情報などを、遊技場に設置されているホールコンピュータに出力する。
ステップ150において、メインCPU31は、始動口6や大入賞口8を駆動するソレノイドなどを駆動するための信号を出力する。
ステップ160において、メインCPU31は、変動表示パターンを指定する変動表示パターン指定コマンド及び特別図柄の停止図柄などを指示するコマンドなどを副制御回路40に出力する。さらに、メインCPU31は、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されたことにより生成された特別図柄の変動表示を短縮するための変動時間短縮コマンド及び特別図柄の変動表示が行われてから仮停止図柄の表示が行われるまでに計数された始動領域への遊技球の始動通過数を特定可能に報知するように指示するコマンドを副制御回路40に出力する。
なお、報知する態様は、数値による態様に限定されるものではなく、例えば所定の点灯/消灯パターン、所定の音声、所定の効果音又は所定の画像(キャラクターなど)であってもよい。
ステップ170において、メインCPU31は、球切れや下皿満タンなどのエラーを所定のランプに表示するように指示するコマンドを出力する。
ステップ180において、メインCPU31は、遊技球が入球した入賞口の種類(始動口6や一般入賞口16乃至19や大入賞口8など)に応じて、所定の遊技球を賞球として払い出すように指示するコマンドを払出・発射制御回路80に出力する。
ステップ190において、メインCPU31は、ステップ100で退避した情報をレジスタに復帰させる。
次に、本実施形態におけるメイン処理について、図面を参照しながら説明する。図5(b)に示すように、ステップ10において、メインCPU31は、遊技機10における各種設定を、前回電源を切った際の設定に復帰するか、若しくは初期化する。
ステップ20において、メインCPU31は、特別図柄制御処理を実行する。特別図柄制御処理の具体的な説明は、以下の通りである。図8は、特別図柄制御処理を示すフロー図である。
同図に示すように、ステップ20−1において、メインCPU31は、制御状態フラグをロードする処理を実行する。なお、制御状態フラグとは、特別図柄ゲームにおける遊技の状態を示すフラグであり、メインCPU31は、この制御状態フラグに基づいて、ステップ20−2乃至ステップ20−10における各処理を実行するか否か判別する。
ステップ20−2において、メインCPU31は、特別図柄記憶チェック処理を行う。具体的には、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄変動時間管理処理を示す値(00)である場合には、大当たりの判定や変動パターンを決定する処理を行う。ここで、遊技領域に設けられている始動領域を遊技球が通過することにより、遊技状態を遊技者にとって有利な大当たり遊技状態に移行するか否かの判定を行う大当たり遊技判定手段を構成する。また、メインCPU31は、特別図柄変動時間管理処理を示す値(01)を制御状態フラグにセットするとともに、決定した変動パターンに対応する変動時間を待ち時間タイマにセットする。
ステップ20−3において、メインCPU31は、特別図柄変動時間管理処理を行う。特別図柄変動時間管理処理の具体的な説明は、以下の通りである。図9は、本実施形態における特別図柄変動時間管理処理を示すフロー図である。
同図に示すように、ステップ20−3−1において、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄変動時間管理処理を示す値(01)であるか否か確認する。また、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄変動時間管理処理を示す値(01)である場合にはステップ20−3−2の処理に移り、制御状態フラグが特別図柄変動時間管理処理を示す値(01)ではない場合には、特別図柄変動時間管理処理を終了する。
ステップ20−3−2において、メインCPU31は、変動表示時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”であるか否か確認する。また、メインCPU31は、変動表示時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”である場合には,ステップ20−3−3の処理に移り、変動表示時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”ではない場合には、特別図柄変動時間管理処理を終了する。
ステップ20−3−3において、メインCPU31は、ステップ124−7で“1”にセットした変動時間短縮スイッチ受付フラグを次の特別図柄の変動表示が開始した際に変動時間短縮スイッチ入力処理が行えるように、変動時間短縮スイッチ受付フラグを“0”にセットする。
ステップ20−3−4において、メインCPU31は、制御状態フラグを、特別図柄表示時間管理を示す値(02)にセットする。
ステップ20−3−5において、メインCPU31は、確定後待ち時間(例えば、1.0秒)を待ち時間タイマにセットする。
ステップ20−4において、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄表示時間管理処理を示す値(02)であり、確定後待ち時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”であり、ステップ20−2でおこなわれた大当たり判定の結果が大当たりである場合には、大当たり開始インターバル管理処理を示す値(03)を制御状態フラグにセットするとともに、大当たり開始インターバルに対応する時間(例えば、10秒)を待ち時間タイマにセットする。また、メインCPU31は、大当たりを開始するためのコマンドである大当たり開始コマンドを副制御回路40に出力する。さらに、メインCPU31は、ステップ20−2で行われた大当たり判定の結果が大当たりでない場合(ハズレの場合)には、特別図柄ゲーム処理を示す値(08)を制御状態フラグにセットする。
ステップ20−5において、メインCPU31は、制御状態フラグが大当たり開始インターバル管理処理を示す値(03)であり、大当たりインターバルに対応する時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”である場合には、大入賞口8を開放するように大入賞口ソレノイド8aを制御する。また、メインCPU31は、大入賞口開放中処理を示す値(04)を制御状態フラグにセットするとともに、開放上限時間(例えば、30秒)を大入賞口時間タイマにセットする。
ステップ20−6において、メインCPU31は、制御状態フラグが大入賞口開放中処理を示す値(04)である場合に、開放上限時間がセットされた大入賞口時間タイマの値が“0”であるという条件、又は、大入賞口8に遊技球が10個以上入球したという条件のうち、いずれかの条件が成立しているか否かを確認する。また、メインCPU31は、上述の条件のうち、いずれかの条件が成立している場合には、大入賞口8を閉じるように大入賞口ソレノイド8aを制御する。さらに、メインCPU31は、大入賞口内残留球監視処理を示す値(05)を制御状態フラグにセットするとともに、大入賞口内残留球監視時間(例えば、1秒)を待ち時間タイマにセットする。
ステップ20−7において、メインCPU31は、制御状態フラグが大入賞口内残留球監視処理を示す値(05)であり、大入賞口内残留球監視時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”である場合には、大入賞口8に具備されている特定領域を遊技球が通過しなかったという条件、又は、大入賞口開放回数カウンタの値が“15”以上(最終ラウンド)であるという条件のうち、いずれかの条件が成立しているか否かを確認する。なお、大入賞口開放回数カウンタとは、大当たり状態におけるラウンド数をカウントするものである。また、メインCPU31は、上述の条件のうち、いずれかの条件が成立している場合には、大当たり終了インターバル処理を示す値(07)を制御状態フラグにセットするとともに、大当たり終了インターバルに対応する時間を待ち時間タイマにセットする。さらに、メインCPU31は、上述の条件のうち、いずれの条件も成立していない場合には、大入賞口再開放待ち時間管理処理を示す値(06)を制御状態フラグにセットするとともに、ラウンド間インターバルに対応する時間を待ち時間タイマにセットする。
ステップ20−8において、メインCPU31は、制御状態フラグが大入賞口再開放待ち時間処理を示す値(06)であり、ラウンド間インターバルに対応する時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”である場合には、大入賞口開放回数カウンタの値に“1”を加算する。また、メインCPU31は、大入賞口再開放中処理を示す値(04)を制御状態フラグにセットするとともに、開放上限時間(例えば、30秒)を大入賞口時間タイマにセットする。
ステップ20−9において、メインCPU31は、制御状態フラグが大当たり終了インターバル処理を示す値(07)であり、大当たり終了インターバルに対応する時間がセットされた待ち時間タイマの値が“0”である場合には、特別図柄ゲーム終了処理を示す値(08)を特別図柄ゲームの制御状態フラグにセットする。
ステップ20−10において、メインCPU31は、特別図柄ゲームの制御状態フラグが特別図柄ゲーム終了処理を示す値(08)である場合には、始動記憶の数から“1”を減算する。また、メインCPU31は、特別図柄記憶領域(“1”~“4”)にそれぞれ記憶されているデータを、それぞれ特別図柄記憶領域(“0”~“3”)にシフトさせるとともに、特別図柄記憶チェック処理を示す値(00)を特別図柄ゲームの制御状態フラグにセットする。なお、特別図柄記憶領域とは、メインRAM33に具備され、遊技球が始動領域を通過したことを条件として抽出される大当たり判定用乱数値などが、特別図柄記憶領域“0”から順に記憶される始動記憶領域である。また、特別図柄記憶領域(“1”~“4”)に記憶されている大当たり判定用乱数値などは、上述の始動記憶に相当し、特別図柄記憶領域“0”に記憶されている大当たり判定用の乱数値などは、ステップ20−2における大当たり判定などに用いられるものである。
ステップ30において、メインCPU31は、普通図柄に関する各処理を実行する。具体的には、メインCPU31は、普通図柄作動ゲート7を遊技球が通過したことを条件として抽出される乱数値に基づいて普通当たり判定を行い、この普通当たり判定の結果に基づいて、普通図柄の変動表示を実行するように指示するコマンドを生成する。
ステップ40において、メインCPU31は、特別図柄の変動表示演出内容を決定するための演出用乱数などの値を更新する。
なお、メインCPU31は、上述のステップ20からステップ40までの処理を繰り返し行う。
次に、図10乃至図12を参照して、主制御回路30(メインCPU31)によって生成された各種コマンドを受信し、受信したコマンドに基づいて処理を実行する副制御回路40(サブCPU41)の処理について説明する。
ステップ210において、サブCPU41は、主制御回路30によって受信されたコマンドが変動パターンコマンドであるか否かを確認する。また、サブCPU41は、主制御回路30によって受信されたコマンドが変動パターンコマンドである場合には、ステップ220の処理に移り、主制御回路30によって受信されたコマンドが変動パターンコマンドではない場合には、ステップ230の処理に移る。
ステップ220において、サブCPU41は、主制御回路30によって受信された変動パターンコマンドに対応する特別図柄の変動パターンをセットし、VDP51などに必要な指示を行う。
ステップ230において、サブCPU41は、主制御回路30によって受信されたコマンドが図柄コマンドであるか否かを確認する。また、サブCPU41は、主制御回路30によって受信されたコマンドが図柄コマンドである場合には、ステップ240の処理に移り、主制御回路30によって受信されたコマンドが図柄コマンドではない場合には、ステップ250の処理に移る。
ステップ240において、サブCPU41は、主制御回路30によって受信された図柄コマンドに対応する特別図柄の停止図柄をセットし、VDP51などに必要な指示を行う。 ステップ250において、サブCPU41は、主制御回路30によって受信されたコマンドが図柄確定コマンドであるか否かを確認する。また、サブCPU41は、主制御回路30によって受信されたコマンドが図柄確定コマンドである場合には、ステップ260の処理に移り、主制御回路30によって受信されたコマンドが図柄確定コマンドではない場合には、ステップ270の処理に移る。
ステップ260において、サブCPU41は、ステップ240においてセットした停止図柄に基づいて、変動パターンコマンドに示されている変動時間の経過後に特別図柄の変動表示を停止し、特別図柄を確定するようにVDP51などに必要な指示を行う。
ステップ270において、サブCPU41は、主制御回路30によって受信されたコマンドが変動時間短縮コマンドであるか否かを確認する。また、サブCPU41は、主制御回路30によって受信されたコマンドが変動時間短縮コマンドである場合には、ステップ280の処理に移り、主制御回路30によって受信されたコマンドが変動時間短縮コマンドではない場合には、ステップ290の処理に移る。
ステップ280において、サブCPU41は、変動パターンコマンドに示されている変動時間に拘わらず、ステップ240においてセットした停止図柄に基づいて、特別図柄の変動表示を停止するようにVDP51などに必要な指示を行う。
ステップ290において、サブCPU41は、主制御回路30によって受信されたコマンドが上述したコマンドの何れでもない場合には、主制御回路30によって受信されたコマンドの種類とその内容に基づいて、必要な処理を行う。
図11は、ハズレ報知画像の表示処理を示すフロー図である。同図は、図3と図12を参照しつつ説明する。
ステップ310において、サブCPU41は、ステップ220の処理において変動パターンデータがセットされたか否かを確認する。また、サブCPU41は、変動パターンデータがセットされた場合には、ステップ320の処理に移り、変動パターンデータがセットされていない場合には、ハズレ報知画像の表示処理を終了する。
ステップ320において、サブCPU41は、サブROM42に記憶されている図3のハズレ報知画像のテーブルを参照して、セットされた変動パターンデータに基づいてハズレ報知画像を決定する。具体的には、キャラクター画像Aが選択された場合には、ハズレ変動パターンデータにおけるキャラクター画像Aに対応付けられた抽選確率が40/100であり、大当たり変動パターンデータにおけるキャラクター画像Aに対応付けられた抽選確率が10/100であることにより、サブCPU41がキャラクター画像Aを表示させると、サブCPU41は、特別図柄の停止態様が後にハズレとなる可能性が高いことをキャラクター画像Aが遊技者に対して報知していることとなる。一方、キャラクター画像Bが選択された場合には、ハズレ変動パターンデータにおけるキャラクター画像Bに対応付けられた抽選確率が20/100であり、大当たり変動パターンデータにおけるキャラクター画像Bに対応付けられた抽選確率が0/100であることにより、サブCPU41がキャラクター画像Bを表示させると、サブCPU41は、特別図柄の停止態様が後にハズレとなることが確定的であることをキャラクター画像Bが遊技者に対して報知していることとなる。
ステップ330において、サブCPU41は、ステップ320の決定に基づいて、キャラクター画像を表示するか否かを確認する。また、サブCPU41は、キャラクター画像を表示する場合には、ステップ340の処理に移り、キャラクター画像を表示しない場合には、ステップ350の処理に移る。
ステップ340において、サブCPU41は、ステップ320によって決定されたキャラクター画像を液晶表示装置4に表示する。具体的には、図12に示すように表示される。例えば、ステップ320によってキャラクター画像Aが決定された場合には、図12(a)に示すように、特別図柄の変動表示が行われている間に液晶表示装置4上にキャラクター画像A(例えば、くま)が表示され、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されることにより特別図柄の変動表示が終了する。一方、ステップ320によってキャラクター画像Bが決定された場合には、図12(b)に示すように、特別図柄の変動表示が行われている間に、液晶表示装置4上にキャラクター画像B(例えば、ドクロ)が表示され、変動時間短縮スイッチ27が遊技者によって操作されることにより特別図柄の変動表示が終了する。
ステップ350において、サブCPU41は、ハズレ報知画像を表示することなく、ハズレ報知画像の表示処理を終了する。また、ハズレ報知画像なしとは、報知を行うためのキャラクター画像がないことであるが、キャラクター画像Aとキャラクター画像Bとは異なる画像であってもよい。
(遊技機の作用及び効果)
このような本発明によれば、メインCPU31が、大当たりではないと判定したときは、液晶表示装置4において特別図柄の変動表示が行われている間に、所定の確率をもって、所定の操作を遊技者に促すための報知を液晶表示装置4(又は、スピーカ25L及び25R、ランプ26a及び26b;以下でも同様とする)に行わせることにより、遊技機10は、大当たりではないハズレリーチ演出である可能性を途中で終了させることを促すことができ、当該ハズレリーチ演出よりも遊技者の気分を高揚させる大当たりリーチ演出を遊技者によって見逃されることを低減させることができる。
また、メインCPU31が、大当たりではないと判定したときは、液晶表示装置4において特別図柄の変動表示が行われている間に、所定の確率をもって、所定の操作を遊技者に促すための報知を液晶表示装置4に行わせることにより、遊技者は、特別図柄の停止態様が後にハズレとして表示される可能性が高いことを知ることができ、遊技機10は、所定の操作が遊技者によって行われることにより、遊技の進行を早めることができ、営業店側の稼働率を向上させることができる。
さらに、メインCPU31が、所定の画像を表示させること、スピーカ25L及び25Rによって所定の音を出力させること、又はランプ26a及び26bによって所定の点灯態様で発光させることにより、遊技機10は、特別図柄の停止態様が後に高い確率でハズレとなることを遊技者に対して明確に報知し、所定の操作を遊技者に対して適確に促すことができ、結果的には熟練者のみならず初心者である遊技者も、所定の操作を積極的に行うことが可能となる。
なお、メインCPU31は、遊技者による所定の操作を検知する変動時間短縮スイッチ27の内部に発光装置を備え、所定の発光態様で発光することによって報知してもよい。この場合には、メインCPU31が、遊技者による所定の操作を検知する変動時間短縮スイッチ27の内部に備えられた発光装置を所定の発光態様で発光させることにより、発光装置が、変動時間短縮スイッチ27を通じて点灯・消灯することによって遊技者に対して所定の操作を促す報知を行うため、遊技機10は、より明確に遊技者に対して所定の操作を促す報知を行うことができる。
本実施形態における遊技機の概観を示す図である。 本実施形態における遊技機の制御部を示すブロック図である。 本実施形態におけるハズレ報知画像のテーブルを示す図である。 本実施形態における変動時間短縮処理を示すフロー図である。 本実施形態における遊技機の動作を示すフロー図である。 本実施形態におけるスイッチ検出処理を示すフロー図である。 本実施形態における変動時間短縮スイッチ入力処理を示すフロー図である。 本実施形態における特別図柄制御処理を示すフロー図である。 本実施形態における特別図柄変動時間管理処理を示すフロー図である。 本実施形態におけるコマンド受信処理を示すフロー図である。 本実施形態における表示処理を示すフロー図である。 本実施形態における報知画像の表示処理の一例を示す図である。
符号の説明
3…遊技盤、4…液晶表示装置、5a,5b…普通図柄表示装置、6…始動口、6a…始動口ソレノイド、6S…始動入賞球スイッチ、7…普通図柄作動ゲート、7S…通過球スイッチ、8…大入賞口、8a…大入賞口ソレノイド、8b…シーソーソレノイド、9…アウト口、10…遊技機、16,17,18,19…一般入賞口、16S,17S,18S,19S…一般入賞球スイッチ、24…発射ハンドル、25L,25R…スピーカ、26a,26b…ランプ、27…変動時間短縮スイッチ、27S…変動時間短縮スイッチ、28S…V・カウントスイッチ、29S…カウントスイッチ、30…主制御回路、31…メインCPU、32…メインROM、33…メインRAM、35…初期リセット回路、36…シリアル通信用IC、40…副制御回路、41…サブCPU、42…サブROM、43…サブRAM、51…VDP、52…D/Aコンバータ、53…初期リセット回路、54…画像データROM、61…音源IC、62…AMP、63…音データROM、72…ドライブ回路、80…払出・発射制御回路、81…払出装置、82…発射装置

Claims (4)

  1. 遊技領域に設けられている始動領域を遊技球が通過することにより、遊技状態を遊技者にとって有利な大当たり遊技状態に移行するか否かを判定する大当たり遊技判定手段と、
    識別図柄の変動表示を行う表示手段と、
    前記大当たり遊技判定手段の判定結果に基づいて、前記識別図柄の変動表示が所定の時間行われるように、前記識別図柄の変動表示を制御する表示制御手段と、
    遊技者による所定の操作を検知する遊技者操作検知手段と、
    前記遊技者操作検知手段によって検知された前記所定の操作に基づいて、前記識別図柄の変動表示の時間を短縮する変動時間短縮手段とを備える遊技機において、
    所定の報知を行う報知手段と、
    前記大当たり遊技判定手段によって大当たりではないと判定され、前記表示手段において識別図柄の変動表示が行われている間に、所定の確率をもって、前記所定の操作を遊技者に促すための報知を前記報知手段に行わせる報知制御手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記報知手段は、所定の画像を表示することにより、前記所定の操作を遊技者に促すための報知を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記報知手段は、所定の音を出力することにより、前記所定の操作を遊技者に促すための報知を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記報知手段は、所定の点灯態様で発光することにより、前記所定の操作を遊技者に促すための報知を行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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