JP2005184864A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005184864A
JP2005184864A JP2005062773A JP2005062773A JP2005184864A JP 2005184864 A JP2005184864 A JP 2005184864A JP 2005062773 A JP2005062773 A JP 2005062773A JP 2005062773 A JP2005062773 A JP 2005062773A JP 2005184864 A JP2005184864 A JP 2005184864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state imaging
transistor
solid
imaging device
potential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005062773A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Yamaguchi
琢己 山口
Hiroto Kobuchi
寛仁 菰渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005062773A priority Critical patent/JP2005184864A/ja
Publication of JP2005184864A publication Critical patent/JP2005184864A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【課題】 画素にフローティングディフュージョン(FD)型アンプを内蔵したMOS型センサの消費電力を削減する。
【解決手段】 単位画素のドレイン領域(リセットトランジスタ3を介してFD部へパルス電圧を供給するための領域)を1行毎に異なるドレイン線7に接続し、1行毎に選択的に電源パルスを供給する。この電源パルスは、少なくともFD部の信号電荷をリセットする期間と、FD部の信号電荷を検出する期間とにおいてHIGHレベル電位に設定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラ等に使用されるMOS型の固体撮像装置に関するものである。
図17は、MOSトランジスタで構成された従来の固体撮像装置の一例を示している。この固体撮像装置は、半導体基板上に、各々フォトダイオード(PD)1と、読み出しトランジスタ2と、フローティングディフュージョン(FD)部と、リセットトランジスタ3と、検出トランジスタ4と、アドレストランジスタ5とを有する複数の増幅型単位画素を二次元状に配列した感光領域14を備えた固体撮像装置であって、更に信号線6、ドレイン線7、読み出しゲート線8、リセットゲート線9、アドレスゲート線10、画素行を選択する垂直シフトレジスタ12、画素列を選択する水平シフトレジスタ13、両シフトレジスタ12,13に必要なパルスを供給するタイミング発生回路11などにより構成されている。
PD1で光電変換された信号電荷は、読み出しトランジスタ2により、信号電荷を蓄えるための蓄積領域であるFD部に読み出される。このFD部に読み出された電荷の量によりFD部の電位が決定され、検出トランジスタ4のゲート電圧が変化し、アドレストランジスタ5が選択されたことを条件として、信号線6に信号電圧が取り出される。
図17の従来技術によれば、1行毎に信号線6に信号電圧が取り出されるにもかかわらず、二次元状に配列した複数の増幅型単位画素の全てに同時に、縦方向のドレイン線7を介して電源パルスが供給されるようになっていた。したがって、消費電力が大きいという課題があった。
本発明の目的は、固体撮像装置における消費電力を削減することにある。
上記目的を達成するために、本発明の固体撮像装置は、複数の増幅型単位画素のドレイン領域(リセットトランジスタを介してFD部へパルス電圧を供給するための領域)を1行毎に異なるドレイン線に接続することとしたものである。この構成により、1行毎に選択的に電源パルスを供給することができるので、消費電力が削減される。しかも、少なくとも蓄積領域の信号電荷をリセットする期間と、蓄積領域の信号電荷を検出する期間とはドレイン線の電位をHIGHレベル電位に設定するように、ドレイン線をパルス駆動することとした。つまり、必要な期間にのみドレイン線が駆動されるので、消費電力が更に削減される。
また、本発明のある観点によれば、半導体基板上に、各々入射光を光電変換するための光電変換領域と、光電変換で得られた信号電荷を読み出すための読み出しトランジスタと、読み出された信号電荷を蓄えるための蓄積領域と、蓄積領域の電位がゲートに加わることで読み出された信号電荷を検出するための検出トランジスタと、蓄積領域の信号電荷をリセットするためのリセットトランジスタと、リセットトランジスタを介して蓄積領域へLOWレベル電位及びHIGHレベル電位からなるパルス電圧を供給するためのドレイン領域とを有する複数の増幅型単位画素を二次元状に配列した固体撮像装置において、読み出しトランジスタとリセットトランジスタとが同時にオンする期間に、ドレイン線の電位をHIGHレベル電位に設定するように構成する。これにより、光電変換領域から蓄積領域へ読み出された不要電荷を直ちにリセットすることができる。
本発明によれば、固体撮像装置において1行毎に選択的に電源パルスを供給することができるので、消費電力が削減される。
以下、本発明の実施形態に係る固体撮像装置について説明する。
図1は、本発明に係る固体撮像装置における増幅型単位画素の構成例を示している。図1において、1はフォトダイオード(PD)、2は読み出しトランジスタ、FDはフローティングディフュージョン部、3はリセットトランジスタ、4は検出トランジスタ、6は信号線、7はドレイン線(VDD)、15は増幅型単位画素、16は読み出しとリセットを兼ねたゲート線、17はFD部と検出トランジスタ4のゲートとを結ぶFD配線である。読み出しとリセットを兼ねたゲート線16は、Nを整数とするとき、第N行の画素の読み出しトランジスタ2のゲートと、第(N+1)行の画素のリセットトランジスタ3のゲートとに接続されている。検出トランジスタ4は、1列毎に異なる信号線6に接続されている。また、横方向のドレイン線7には1行毎に異なるVDD電源パルスが与えられるようになっている。
図1によれば、各単位画素15の構成は、縦方向の1配線(信号線6)と、横方向の2配線(ドレイン線7と、読み出しとリセットを兼ねたゲート線16)と、3トランジスタ(読み出しトランジスタ2、リセットトランジスタ3及び検出トランジスタ4)に削減される。
図2は、垂直シフトレジスタ12の構成例を示している。Vin、T1及びT2は、タイミング発生回路11から与えられるタイミングパルスである。シフトレジスタの各段にキャパシタ18が設けられており、Sig1、Sig2及びSig3はシフトレジスタ各段の出力である。
図3は、図1の増幅型単位画素15を駆動するための駆動回路の構成例を示している。図3において、20は垂直シフトレジスタ12のN段目、21は垂直シフトレジスタ12の(N+1)段目、22は電荷読み出しパルス発生回路、23はリセットパルス発生回路、24はOR回路、25はVDD横配線電源回路である。電荷読み出しパルス発生回路22は、垂直シフトレジスタ12のN段目出力SigNと従来の読み出しパルスとのAND信号を発生するための回路である。リセットパルス発生回路23は、垂直シフトレジスタ12の(N+1)段目出力Sig(N+1)と従来のリセットパルスとのAND信号を発生するための回路である。OR回路24は、電荷読み出しパルス発生回路22の出力とリセットパルス発生回路23の出力とのOR信号をゲート線16へ供給するための回路である。VDD横配線電源回路25は、垂直シフトレジスタ12のN段目出力SigNと従来の電源パルスとのAND信号をドレイン線7へ供給するための回路である。
図4は、図3の駆動回路の動作を説明するためのタイミングチャート図である。図4中の「FD2の電位」は図1の増幅型単位画素(第1の画素)15におけるFD部の電位を示す。また、図5(a)は第1の画素における各ポテンシャルの相対位置を示す図であり、図5(b)〜図5(g)は図3の駆動回路の動作に伴う同画素のポテンシャル図である。図5(b)〜図5(g)中のタイミングt1〜t6は、図4中のタイミングt1〜t6にそれぞれ対応している。ここで、第1の画素に隣接する第2の画素のリセット時の第1の画素のドレイン線7のLOWレベル電位は、第1の画素のPD1の電位深さよりも高い電位に設定される。また、第1の画素のリセットトランジスタ3のゲートにLOWレベル電圧が与えられた場合の当該ゲート下のポテンシャルは、ドレイン線7のLOWレベル電位よりも高い電位に設定される。したがって、第2の画素のリセットの際に第1の画素の読み出しトランジスタ2にパルスが与えられても、例えば図5(e)に示すように第1の画素におけるPD1の不要電荷が効率良く捨てられる結果、FD部からPD1への電荷の逆流が防止される。しかも、図5(c)以外の状況で第1の画素の検出トランジスタ4のオフ状態を確保できるように、同画素の読み出しトランジスタ2のゲートに与えられるLOWレベル電圧は、同画素のリセットトランジスタ3のゲートに与えられるLOWレベル電圧よりも低い電圧となるように設定されている。
この場合、PD1から読み出された信号電荷がFD部に蓄えられている期間と、このFD部の信号電荷をリセットする期間のうち少なくとも1回とは、ドレイン線7の電位をHIGHレベル電位に設定する必要がある。電子シャッタ機能の実現のためにPD1で得られた不要電荷を捨てる場合には、PD1から読み出された不要電荷がFD部に蓄えられている期間と、このFD部の不要電荷をリセットする期間とに、ドレイン線7の電位をHIGHレベル電位に設定すればよい。ただし、PD1からFD部へ読み出された不要電荷を直ちにリセットする場合には、読み出しトランジスタ2とリセットトランジスタ3とが同時にオンする期間にドレイン線7の電位をHIGHレベル電位に設定すればよい。インターレース表示を実現するためには、列方向に互いに隣接する2画素以上の信号電荷を検出すべく、1水平ブランキング期間内に2行以上のドレイン線7の電位をHIGHレベル電位に設定できるように構成する。
なお、第2の画素のリセット時の第1の画素のドレイン線7のLOWレベル電位を、第1の画素のPD1の電位深さよりも低い電位に設定し、かつ、第1の画素のリセットトランジスタ3のゲートにLOWレベル電圧が与えられた場合の当該ゲート下のポテンシャルを、ドレイン線7のLOWレベル電位よりも高い電位に設定するようにしてもよい。これにより、第2の画素のリセットの際に第1の画素の読み出しトランジスタ2にパルスが与えられると、残像対策のためにVDDのLOWレベル電位をPDの基準電位とする、いわゆる「呼び水効果」を発揮することができる。
図6は図4の動作の変形例を、図7(a)〜図7(g)は図6に対応した、図5(a)〜図5(g)の変形例をそれぞれ示している。図6及び図7(a)〜図7(g)に示すように、VDDのLOWレベル電位とPD1の電位との差を大きくするだけでも、PD1への電荷の逆流を防ぐことができる。この場合には、読み出しトランジスタ2とリセットトランジスタ3との各々のゲートに与えるLOWレベル電圧を同一にでき、製造プロセスを簡略化することができる。
図8は、図1の増幅型単位画素を駆動するための駆動回路の他の構成例を示している。図8において、30は第1の電源パルス発生回路、31は第2の電源パルス発生回路、32はVDD横配線電源OR回路である。第1の電源パルス発生回路30は、第1の期間において垂直シフトレジスタ12のN段目出力SigNと第1の電源パルスとのAND信号を発生するための回路である。第2の電源パルス発生回路31は、第1の期間に続く第2の期間において垂直シフトレジスタ12の(N+1)段目出力Sig(N+1)と第2の電源パルスとのAND信号を発生するための回路である。VDD横配線電源OR回路32は、第1の電源パルス発生回路30の出力と第2の電源パルス発生回路31の出力とのOR信号をドレイン線7へ供給するための回路である。ゲート線16を駆動するための回路構成は、図3の場合と同様である。
図9は、図8の駆動回路の動作を説明するためのタイミングチャート図である。図9中の「FD2の電位」は図1の増幅型単位画素(第1の画素)15におけるFD部の電位を示す。ここで、ドレイン線7のLOWレベル電位がPD1へ逆流しないようにするために、図9中のタイミングt4〜t6において、電荷読み出しパルス発生回路22の出力とリセットパルス発生回路23の出力とのOR信号である「OR回路出力2」がタイミングt4の後にLOWになった後に、VDD電源パルス(VDD2)がLOWレベルになるようにしている(t5)。また、図10(a)は第1の画素における各ポテンシャルの相対位置を示す図であり、図10(b)〜図10(g)は図8の駆動回路の動作に伴う同画素のポテンシャル図である。図10(b)〜図10(g)中のタイミングt1〜t6は、図9中のタイミングt1〜t6にそれぞれ対応している。ここで、第1の画素に隣接する第2の画素のリセット時の第1の画素のドレイン線7の電位はHIGHレベル電位に、第2の画素において光電変換で得られた信号電荷が読み出しトランジスタ2によりFD部に読み出されて検出トランジスタ4が動作する時(t5)の第1の画素のドレイン線7の電位はLOWレベル電位(ここではゼロ)にそれぞれ設定される。また、第1の画素のリセットトランジスタ3のゲートにLOWレベル電圧が与えられた場合の当該ゲート下のポテンシャルは、第1の画素のPD1の電位深さよりも高い電位に設定される。したがって、第2の画素のリセットの際に第1の画素の読み出しトランジスタ2にパルスが与えられても、例えば図10(e)に示すように第1の画素におけるFD部からPD1への電荷の逆流が防止される。しかも、図10(f)に示すように第2の画素の読み出し時の第1の画素のドレイン線7の電位がLOWレベル電位であるので、第1の画素における検出トランジスタ4のオフ状態を確保でき、信号線6における出力信号の混合を防止できる。なお、リセットトランジスタ3をディプレッション型としてもよい。また、ドレイン線7のLOWレベル電位をゼロとしても、検出トランジスタ4のオフ状態を確保できる。
図11は、図3及び図8の駆動回路の具体的な構成例を示している。図11において、C1及びC2はキャパシタ、SW1及びSW2はスイッチ、Tr1及びTr2は逆流防止用トランジスタである。図11の構成は、C1、SW1及びTr1からなる第1のAND回路と、C2、SW2及びTr2からなる第2のAND回路と、該両AND回路の出力のワイヤードOR接続とにより構成されたダイナミック回路である。例えば、第1のAND回路が電荷読み出しパルス発生回路22に、第2のAND回路がリセットパルス発生回路23に、ワイヤードOR接続がOR回路24にそれぞれ対応する(図3参照)。この場合、第1のAND回路の2入力φA及びφTがそれぞれ垂直シフトレジスタ12のN段目出力SigNと従来の読み出しパルスとに相当し、第2のAND回路の2入力φX及びφRがそれぞれ垂直シフトレジスタ12の(N+1)段目出力Sig(N+1)と従来のリセットパルスとに相当する。第1のAND回路では、スイッチSW1がキャパシタC1の一端(+側)に第1のパルス信号φAを印加する。このキャパシタC1の他端(−側)には、第2のパルス信号φTが印加される。トランジスタTr1のゲートはキャパシタC1の一端(+側)に、ドレインは当該キャパシタC1の他端(−側)に、ソースはワイヤードOR接続点にそれぞれ結合されている。第2のAND回路も同様の構成を有する。φB及びφYは、それぞれスイッチSW1及びSW2の開閉を制御するための信号である。
図12は、図11の回路中の第1のAND回路の動作を説明するためのタイミングチャート図である。図12によれば、制御信号φBによりスイッチSW1が閉じられた状態で、第1のパルス信号φAの立ち上がりエッジが到来する。これによりキャパシタC1が充電され、スイッチSW1が開いた後もキャパシタC1は充電電圧(図11に示した極性を有するHIGHレベル電圧)を保持する。この状態で第2のパルス信号φTが到来すると、この信号のHIGHレベル電圧がキャパシタC1の充電電圧に重畳される結果、トランジスタTr1がオンし、当該パルス信号φTがワイヤードOR接続点へ抜けていく。この後、第1のパルス信号φAの立ち下がり後にスイッチSW1が再び閉じられる結果、キャパシタC1が放電されて、元の状態に戻る。
図11中の各AND回路によれば、出力側から入力側への電荷の逆流が防止される。したがって、図2に示した垂直シフトレジスタ12中のキャパシタ18が充電された状態でも、当該垂直シフトレジスタ12の動作に支障が生じることはない。ただし、図11の逆流防止機能を有するダイナミック回路は、本実施形態に係る固体撮像装置に限らず広い応用範囲を有するものである。
図13は、図1の増幅型単位画素15における配線レイアウト例を示している。信号線6とドレイン線7とは、光の洩れ込みを防止すべく、互いに異なる層で交差するように配線されている。具体的には、ドレイン線7とFD配線17とはゲート線16(不図示)より上層の第1層目金属からなり、信号線6はこれより上層の第2層目金属からなる。ここに、FD配線17は第1層目の遮光性金属であり、信号線6は第2層目の遮光性金属である。信号線6の上に更に遮光膜を設けてもよい。なお、ドレイン線7とゲート線16とを同一の配線層、例えばポリシリコン、ポリサイド、シリサイド等で構成すれば、半導体基板上に積み上げる層を薄くすることができるので、PD1の開口における集光率が改善される。
図14は、図1の増幅型単位画素15における他の配線レイアウト例を示している。この例でも、光の洩れ込みを防止すべく、信号線6とドレイン線7とは互いに異なる層で交差するように配線されている。具体的には、信号線6とFD配線17とはゲート線16(不図示)より上層の第1層目金属からなり、ドレイン線7はこれより上層の第2層目金属からなる。ここに、FD配線17は第1層目の遮光性金属であり、ドレイン線7は第2層目の遮光性金属である。ドレイン線7の上に更に遮光膜を設けてもよい。
図15は、本発明に係る他の固体撮像装置の構成例を示している。図15の例では、ポリシリコン/アルミ配線40の上に、VDD共通配線(単一のドレイン層)41が形成される。つまり、図1中の横方向のドレイン線7が更に削減されて、各単位画素のドレイン領域が、遮光膜を兼ねる単一のドレイン層41に接続される。具体的に説明すると、信号線とFD配線とはゲート線(不図示)より上層のポリシリコン/アルミ配線40からなり、ドレイン層41はこれより上層の第2層目金属からなる。ここに、FD配線は第1層目の遮光性金属であり、ドレイン層41は第2層目の遮光性金属である。なお、ドレイン層41は、オプティカルブラック部のセル遮光膜をも兼ねるようにするのがよい。ただし、図15の構成は、読み出しとリセットを兼ねたゲート線を有しない固体撮像装置にも適用可能である。
図16は、図3の構成の変形例を示している。図2によれば、垂直シフトレジスタ12を駆動するための入力タイミングパルスT1又はT2が、シフトレジスタ各段の出力Sig(N)となることが分かる(N=1,2,3,…)。図16によれば、垂直シフトレジスタ12のN段目出力SigNが、VDD横配線電源回路25(図3参照)を介さずにドレイン線7を直接駆動する。つまり、図16の例によれば、VDD横配線電源回路25を構成するドライバを省略でき、半導体基板のサイズ縮小と低消費電力化とを実現できる。読み出しとリセットを兼ねたゲート線16を垂直シフトレジスタ12の各段の出力で駆動するようにしてもよい。
なお、上記実施形態はトランジスタがN型MOSの場合を示したが、トランジスタがP型MOSの場合や、CMOSの場合も同様な原理で動作させることで、同様な効果を実現できる。また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、単位画素、垂直シフトレジスタとその駆動回路、配線や遮光膜の構造など、様々な組み合わせを実施形態として採り得る。また、上記実施形態ではN型フォトダイオードの場合について示したが、P型フォトダイオードの場合は各電圧及び電位の関係が逆になることは言うまでもない。
本発明に係る固体撮像装置における増幅型単位画素の構成例を示す回路図である。 垂直シフトレジスタの構成例を示す回路図である。 図1の増幅型単位画素を駆動するための駆動回路の構成例を示すブロック図である。 図3の駆動回路の動作を説明するためのタイミングチャート図である。 (a)は図1の増幅型単位画素における各ポテンシャルの相対位置を示す図であり、(b)〜(g)は図3の駆動回路の動作に伴う同画素のポテンシャル図である。 図4の動作の変形例を示すタイミングチャート図である。 (a)〜(g)は図6に対応した、図5(a)〜図5(g)の変形例を示す図である。 図1の増幅型単位画素を駆動するための駆動回路の他の構成例を示すブロック図である。 図8の駆動回路の動作を説明するためのタイミングチャート図である。 (a)は図1の増幅型単位画素における各ポテンシャルの相対位置を示す図であり、(b)〜(g)は図8の駆動回路の動作に伴う同画素のポテンシャル図である。 図3及び図8の駆動回路の具体的な構成例を示す回路図である。 図11の回路の動作を説明するためのタイミングチャート図である。 図1の増幅型単位画素における配線レイアウト例を示す平面図である。 図1の増幅型単位画素における他の配線レイアウト例を示す平面図である。 本発明に係る他の固体撮像装置の構成例を示す断面図である。 図3の構成の変形例を示すブロック図である。 従来の固体撮像装置の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 フォトダイオード(PD)[光電変換領域]
2 読み出しトランジスタ
3 リセットトランジスタ
4 検出トランジスタ
6 信号線
7 ドレイン線(VDD)
11 タイミング発生回路
12 垂直シフトレジスタ
13 水平シフトレジスタ
14 感光領域
15 増幅型単位画素
16 読み出しとリセットを兼ねたゲート線
17 フローティングディフュージョン(FD)と検出トランジスタとを結ぶ配線
18 キャパシタ
20 シフトレジスタN段目
21 シフトレジスタ(N+1)段目
22 電荷読み出しパルス発生回路
23 リセットパルス発生回路
24 OR回路
25 VDD横配線電源回路
30 第1の電源パルス発生回路
31 第2の電源パルス発生回路
32 VDD横配線電源OR回路
40 ポリシリコン/アルミ配線
41 VDD共通配線[単一のドレイン層]
C1,C2 キャパシタ
FD フローティングディフュージョン[蓄積領域]
SW1,SW2 スイッチ
Tr1,Tr2 逆流防止用トランジスタ

Claims (5)

  1. 半導体基板上に、各々入射光を光電変換するための光電変換領域と、前記光電変換で得られた信号電荷を読み出すための読み出しトランジスタと、前記読み出された信号電荷を蓄えるための蓄積領域と、前記蓄積領域の電位がゲートに加わることで前記読み出された信号電荷を検出するための検出トランジスタと、前記蓄積領域の信号電荷をリセットするためのリセットトランジスタと、前記リセットトランジスタを介して前記蓄積領域へLOWレベル電位及びHIGHレベル電位からなるパルス電圧を供給するためのドレイン領域とを有する複数の増幅型単位画素を二次元状に配列した固体撮像装置において、
    前記読み出しトランジスタと前記リセットトランジスタとが同時にオンする期間に、前記ドレイン線の電位をHIGHレベル電位に設定するように構成されたことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 請求項1記載の固体撮像装置において、
    前記ドレイン線は、前記各トランジスタのゲートと同一の配線層で形成されていることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 請求項1記載の固体撮像装置において、
    前記蓄積領域と前記検出トランジスタのゲートとを結ぶ配線は、第1層目の遮光性金属からなることを特徴とする固体撮像装置。
  4. 請求項1記載の固体撮像装置において、
    前記複数の増幅型単位画素の検出トランジスタは、1列毎に異なる信号線に接続され、
    前記蓄積領域と前記検出トランジスタのゲートとを結ぶ配線と、前記ドレイン線とは、第1層目金属からなり、かつ、
    前記信号線は、前記第1層目金属より上層の第2層目金属からなることを特徴とする固体撮像装置。
  5. 請求項1記載の固体撮像装置において、
    前記複数の増幅型単位画素の検出トランジスタは、1列毎に異なる信号線に接続され、
    前記蓄積領域と前記検出トランジスタのゲートとを結ぶ配線と、前記信号線とは、第1層目金属からなり、かつ、
    前記ドレイン線は、前記第1層目金属より上層の第2層目金属からなることを特徴とする固体撮像装置。
JP2005062773A 2001-03-05 2005-03-07 固体撮像装置 Pending JP2005184864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005062773A JP2005184864A (ja) 2001-03-05 2005-03-07 固体撮像装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001060006 2001-03-05
JP2005062773A JP2005184864A (ja) 2001-03-05 2005-03-07 固体撮像装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002055195A Division JP3786886B2 (ja) 2001-03-05 2002-03-01 固体撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005184864A true JP2005184864A (ja) 2005-07-07

Family

ID=34797006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005062773A Pending JP2005184864A (ja) 2001-03-05 2005-03-07 固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005184864A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2262226B1 (en) Solid-state imaging device, method of driving the same, and electronic system including the device
EP0964570B1 (en) Solid-state imaging element
US5955753A (en) Solid-state image pickup apparatus and image pickup apparatus
US6552323B2 (en) Image sensor with a shared output signal line
US7564016B2 (en) Solid-state imaging device and method for driving the same
US7545426B2 (en) Image pickup apparatus
JP4701975B2 (ja) 固体撮像装置および撮像装置
US7187410B2 (en) Solid state image sensor
JP2009182992A (ja) 固体撮像装置の駆動方法
WO2010035668A1 (ja) 撮像素子およびその制御方法並びにカメラ
KR20090096317A (ko) 구동 회로, 구동 방법, 고체 촬상 장치 및 전자 기기
WO2003069897A1 (fr) Imageur a semi-conducteurs et systeme de camera
JP5436173B2 (ja) 固体撮像装置
JP5058090B2 (ja) 固体撮像装置
US7068315B1 (en) Solid-state imaging device, its driving method, and camera system
JP3786886B2 (ja) 固体撮像装置
JP4746962B2 (ja) 固体撮像装置及び撮像システム
US7180544B2 (en) Solid state image sensor
JP2002354343A (ja) 固体撮像装置
US20090283663A1 (en) Solid-state imaging device and driving method thereof
JP2005260982A (ja) 固体撮像装置
JP4128947B2 (ja) 固体撮像装置
JP3628970B2 (ja) 固体撮像装置及びその駆動方法
JP2005223938A (ja) 固体撮像装置
JP2005218116A (ja) 固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080219