JP2005184614A - 電子機器及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 TV放送の受信感度を表示すると共に、省電力設計の電子機器を実現すること。
【解決手段】
CPU10は、ユーザにより設定されたTV放送スキャンインタラプト間隔93の時間おきに、第1TV放送スキャンインタラプト処理を実行する。CPU10は、検出した現在時刻が夜間時間帯の時刻ではないと判別すると、TVチューナ部71の電源をオンにし、TV用アンテナ79において受信されるTV信号の受信感度レベル95を検出する。そして、検出した受信感度レベル95を表す受信感度マークを表示部20に表示させた後、TVチューナ部71の電源をオフにする。また、現在時刻が夜間時間帯の時刻であると判別した場合は、受信感度レベル95の検出及び表示は行わない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、テレビ放送受信部で受信したテレビ放送を表示する制御を行う電子機器等に関する。
従来から、テレビ放送を受信するための受信装置を備えた携帯用テレビ(以下、テレビのことを「TV」という。)等の電子機器が知られている。携帯用TVは、家庭等で利用される据え置き型TVとは異なり外出先等でTVを視聴することができる。
据え置き型TVは、電波受信に好条件な環境に設置されたアンテナにより、安定した品質でテレビ放送を受信することができる。しかし、携帯用TVは、ユーザに持ち運ばれるため、受信状態が変化し、受信感度が悪くなる場合があった。
このようなユーザの移動による受信感度の変化への対策として、次のような技術が知られている。
(1)自動車に設置された移動体テレビ受信装置において、同じく自動車に設置されたGPS装置によって測位された位置情報から、現在所属している放送局エリアと近隣の放送局エリアとを判断し、判断した各放送局エリアそれぞれに対応するチャンネルの放送を受信することで、近隣の放送局エリアを含めた各チャンネルの実際の受信感度を検出して表示する移動体テレビ受信装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平5−83648号公報
(2)電波の受信感度や受信の可否といった受信状態を検出し、検出した時点においてGPS装置によって測位された位置情報に当該受信状態を対応付けて表示することで、ユーザが移動してきた地点や地域での受信感度を表示する受信装置が知られている(特許文献2参照)。
特開平10−185598号公報
(3)現在の受信感度と直前の受信感度とにより、複数の放送局から発せられる電波の受信感度の変化を表示することで、ユーザに放送局を選局するための情報を提供する移動体用放送受信感度モニタが知られている(特許文献3参照)。
特開平11−284531号公報
また、受信環境による受信感度の違いに対する対策として、
(4)相互にデータ通信が可能に接続された複数のリモコン装置(例えば4台)のうち少なくとも一台(例えば2台)に、FM文字多重放送等の受信が可能な無線受信部を設け、当該無線受信部で受信された文字情報を、無線受信部を持たない他のリモコン装置に供給し、他のリモコン装置の表示部にも文字情報を表示させるシステムが知られている。この際、他のリモコン装置へ文字情報を供給するリモコン装置は、無線受信部を有するリモコン装置のうち受信感度のよいリモコン装置が用いられる(特許文献4参照)。
特開2001−157274号公報
一方、近年、地上波アナログ放送に代わり地上波デジタル放送が実用段階となり、地上波デジタル放送に対応したTV製品が開発されている。地上波デジタル放送においては、変調方式として複数の信号(電波)を多重化して送受信することが可能なOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重方式)が利用されており、複数の信号(電波)が多重化されている。
OFDMには、建物の反射波により発生する多重像妨害(ゴースト)等に強く、移動受信時の遅延波による妨害に強いという特徴がある。従って、自動車や電車の中などの移動中でも、アナログ放送に比べて受信感度が安定する。また、OFDMによって多重化された複数の信号の中には携帯機器向けのテレビ放送が含まれているため、従来のアナログ放送の携帯用TVに比べて、より使い易く、画質の良い携帯機器向けの放送が可能となっている。
このような技術背景のもと、地上波デジタル放送の受信装置を内蔵し、地上波デジタル放送の受信機能(以下、「TV機能」という。)を搭載した携帯電話やカーナビゲーション装置のような電子機器が開発されている。
しかし、このような電子機器においては、TV機能を起動することによって、初めてその場所(受信環境)におけるTV放送の受信感度を知ることができるのが通常である。そこで、特許文献1〜3の技術をこの電子機器に適用する方策が考えられる。ところが、特許文献1〜3の技術では、TV放送受信装置を常時駆動しておく必要がある。そのため、例えば携帯電話においてはバッテリーの消耗が激しくなるといった不具合が生じ得る。
また、特許文献4の技術は、複数の電子機器が必要であるため、単体の電子機器としての利用を考えた場合に現実的ではなかった。
本発明は、以上のような課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、TV放送の受信感度を表示すると共に、省電力設計の電子機器を実現することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
テレビ放送受信部(例えば、図2のTV部70)で受信したテレビ放送を表示する制御を行う電子機器において、
前記テレビ放送受信部が非駆動状態の際、間欠的に前記テレビ放送受信部を駆動させてテレビ放送の受信感度を判定する制御を行う感度判定制御手段(例えば、図2のCPU10;図8のステップD7〜D9)と、
この感度判定制御手段による判定結果を表示する制御を行う判定結果表示制御手段(例えば、図2のCPU10、表示部20;図8のステップD11)と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項5に記載のプログラムは、
テレビ放送受信部(例えば、図2のTV部70)で受信したテレビ放送を表示する制御を行うコンピュータに
前記テレビ放送受信部が非駆動状態の際、間欠的に前記テレビ放送受信部を駆動させてテレビ放送の受信感度を判定する制御を行う感度判定制御機能(例えば、図2のCPU10;図8のステップD7〜D9)と、
この感度判定制御機能による判定結果を表示する制御を行う判定結果表示制御機能(例えば、図2のCPU10;図8のステップD11)と、
を実現させることを特徴としている。
請求項1又は5に記載の発明によれば、テレビ放送受信部が非駆動状態の際に、間欠的にテレビ放送受信部を駆動させ、テレビ放送の受信感度を判定して、判定結果を表示する電子機器が実現される。これにより、ユーザは、テレビ放送受信部が非駆動状態のとき、即ちテレビ放送が表示されていないときも、テレビ放送の受信感度を確認することができる。また、間欠的にTV放送受信部を駆動させるため、TV放送受信部を常時起動させておく必要がなく、電力の消費を抑えることができる。従って、TV放送の受信感度を表示すると共に、省電力設計の電子機器を実現することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器であって、
前記感度判定制御手段は、予め設定された判定時間間隔(例えば、図2のTV放送スキャンインタラプト間隔93)で前記テレビ放送受信部を駆動させて前記受信感度の判定を行う制御をする時間間隔判定制御手段(例えば、図2のCPU10;図8のステップD7〜D9)を有する、
ことを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、予め設定された判定時間間隔でテレビ放送受信部を駆動させて受信感度の判定を行う電子機器が実現される。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、
所定の測位法により現在位置を測位する測位手段(例えば、図12のCPU10、GPS測位ブロック100;図16のステップG2〜G4)を更に備え、
前記感度判定制御手段は、前記測位された現在位置が予め設定された判定距離(例えば、図13の設定移動距離92)変位する毎に前記テレビ放送受信部を駆動させて前記受信感度の判定を行う制御をする距離変位毎判定制御手段(例えば、図2のCPU10;図16のステップG5→D7〜D11)を有する、
ことを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、所定の測位法で測位された現在位置が予め設定された判定距離変位する毎に、受信感度の判定を行う電子機器が実現される。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、
所定の無線通信網に接続して無線通話を実行する無線通話手段(例えば、図2のCPU10、RFブロック60;図3のステップA7〜A19;図7の着信検知処理)と、
この無線通話手段による前記無線通信網との間の通信感度を判定する制御を行う通信感度判定手段(例えば、図2のCPU10;図3のステップA3)と、
を更に備え、
前記判定結果表示制御手段は、前記通信感度判定手段による判定結果を表す通信感度表示体(例えば、図10(a)のアンテナ線ANT1)と、前記感度判定制御手段による判定結果を表す放送感度表示体(例えば、図10(b)のアンテナANT3)とを、識別可能に重畳させて表示する制御を行う表示体重畳表示制御手段(例えば、図2のCPU10、表示部20)を有する、
ことを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、無線通信網との間の通信感度の判定結果を表す通信感度表示体と、テレビ放送の受信感度の判定結果を表す放送感度表示体とを識別可能に重畳させて表示する電子機器が実現される。
請求項1又は5に記載の発明によれば、テレビ放送受信部が非駆動状態の際に、間欠的にテレビ放送受信部を駆動させ、テレビ放送の受信感度を判定して、判定結果を表示する電子機器が実現される。これにより、ユーザは、テレビ放送受信部が非駆動状態のとき、即ちテレビ放送が表示されていないときも、テレビ放送の受信感度を確認することができる。また、間欠的にTV放送受信部を駆動させるため、TV放送受信部を常時起動させておく必要がなく、電力の消費を抑えることができる。従って、TV放送の受信感度を表示すると共に、省電力設計の電子機器を実現することができる。
請求項2に記載の発明によれば、予め設定された判定時間間隔でテレビ放送受信部を駆動させて受信感度の判定を行う電子機器が実現される。
請求項3に記載の発明によれば、所定の測位法で測位された現在位置が予め設定された判定距離変位する毎に、受信感度の判定を行う電子機器が実現される。
請求項4に記載の発明によれば、無線通信網との間の通信感度の判定結果を表す通信感度表示体と、テレビ放送の受信感度の判定結果を表す放送感度表示体とを識別可能に重畳させて表示する電子機器が実現される。
〔第1実施形態〕
先ず、本発明の電子機器を携帯電話に適用した場合の第1実施形態について図1〜11を参照して詳細に説明する。
図1は、携帯電話1の概観図である。同図によれば、携帯電話1は、TV用アンテナ79と、電話用アンテナ62と、ディスプレイ3と、入力スイッチ群5と、マイク40と、電話用スピーカ42aと、外部スピーカ42bとを備えて構成される。
ディスプレイ3は、バックライト付きのカラーLCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)で構成され、携帯電話1の操作に係る各種情報やTV放送等を表示する。
入力スイッチ群5は、機能設定スイッチ5a、TVスイッチ5b、カーソルスイッチ5c、決定スイッチ5d、クリアスイッチ5e、オフフックスイッチ5f、オンフックスイッチ5g等により構成される。
機能設定スイッチ5aは、機能設定リスト画面W5を表示させるためのスイッチである。カーソルスイッチ5cは、画面のスクロールや選択操作を行うためのスイッチであり、上下左右の4方向を検出可能に構成される。ユーザは、機能設定リスト画面W5に表示された項目や設定内容をカーソルスイッチ5cによって変更し、決定スイッチ5dを押下(オン)することによって設定内容を決定し、携帯電話1の各種設定を行う。
TVスイッチ5bは、携帯電話1のTV機能を起動させるためのスイッチである。クリアスイッチ5eは、入力内容をクリアしたり、画面状態を直前の画面に戻したりするためのスイッチである。オフフックスイッチ5fは、入力された電話番号への発信や、着信時に通話を開始するためのスイッチであり、オンフックスイッチ5gは、通話を終了するためのスイッチである。また、オンフックスイッチ5gは、携帯電話1の電源スイッチとしても機能し、所定時間(例えば、3秒)の間押下され続けると、携帯電話1の電源の投入/遮断(オン/オフ)の切り替えが行われる。また、オンフックスイッチ5gが押下(オン)されて携帯電話1の電源が投入されると、第1実施形態に係る第1携帯基本処理が実行される。
図2は、携帯電話1の機能構成の一例を示すブロック図である。同図によれば、携帯電話1は、CPU10と、表示ドライバ22によって制御される表示部20と、入力部30と、マイク40と、スピーカ42と、電源部50と、電話用アンテナ62によって通話信号を送受信するRFブロック60と、TV部70と、ROM(Read Only Memory)80と、RAM(Random Access Memory)90とを備えて構成される。
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの入出力を行う。具体的には、CPU10は、入力部30から入力される押下信号に応じてROM80に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果を表示するための表示制御信号を表示ドライバ22に出力して、当該表示制御信号に従った表示画面を表示部20に表示させる。
尚、画像や音声の信号処理用にDSP(Digital Signal Processor)を具備する構成としてもよい。その場合、本実施形態におけるCPU10と、DSPとを同一のLSIパッケージに組み込み、一体の回路として構成することとしてもよいし、CPU10がDSPとしての機能をソフトウェア的に実現することとしてもよい。具体的に、DSPとは、デジタル信号処理用プロセッサのことであり、音声信号や映像信号を符号化して音声データや映像データを生成したり、逆に符号化された音声データや映像データを復号して音声信号や映像信号を抽出したりする。
表示ドライバ22は、CPU10から入力される表示制御信号に基づいて表示部20を制御して各種画面を表示させたり、映像復号部75から入力される映像信号に基づいてTV放送を表示させたりするものである。表示部20は、携帯電話1の各種情報やTV放送等を表示するための表示装置であり、LCDやELD等で構成される。尚、この表示部20は図1に示すディスプレイ3に相当するものである。
入力部30は、プログラムの実行や、各種情報等の入力に必要なスイッチ群を備えた入力装置であり、ユーザによって押下されたスイッチの押下信号をCPU10に出力する。尚、この入力部30は、図1に示す入力スイッチ群5に相当するものである。
マイク40は、A/D変換部を備えており、ユーザの送話音声をA/D変換し、送話音声データとしてCPU10に出力する。
スピーカ42は、D/A変換部を備えており、CPU10から入力される音声信号や、着信音、操作確認音等の音声データをD/A変換して音声出力する。また、音声復号部77から入力される音声信号に基づいて音声出力する。尚、スピーカ42は、図1に示す電話用スピーカ42aと外部スピーカ42bとに相当するものである。
電源部50は、電源用回路や充電池等により構成され、CPU10から入力される指示に基づいて、各機能部への電源供給を行う。特に、第1実施形態の特徴的な制御として、電源部50によるTV部70及びTVチューナ部71への電源供給の投入/遮断の切り替え制御が行われる。具体的には、CPU10の指示に基づいて、TV部70全体への電源供給を切り替えたり、TV部70のTVチューナ部71のみに電源供給したりする。図2において、第1実施形態の特徴となるTV部70及びTVチューナ部71への電源供給ラインを太線にて示し、他の機能部への電源供給ラインの図示を省略する。
RFブロック60は、CPU10から入力される指示に基づき、電話用アンテナ62を介して無線通信網(無線電話網を含む)上の無線基地局との間で無線通信を行う。無線基地局から送信される信号を電話用アンテナ62で受信し、当該信号を増幅及び復調し、受話音声データとして電話用スピーカ42aに出力する。また、マイク40から入力された送話音声データを変調して、電話用アンテナ62から無線基地局へ送信する。ここで送受信される信号は、音声信号やデータ信号を送受信するための無線信号であり、無線信号の変復調方式としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、CDMA(Code Division Multiple Access)方式、GSM(Global System for Mobile communication)方式等の各種公知技術の何れを利用することとしてもよい。
TV部70は、地上波デジタル放送を受信するための回路ブロックである。TV部70は、TV用アンテナ79を介して地上波デジタル放送の信号(以下、「TV信号」という。)を受信するTVチューナ部71と、OFDM復調部73と、映像復号部75と、音声復号部77とを備えて構成される。
TVチューナ部71は、TV用アンテナ79を同調させることによって、ユーザに指定されたチャンネルに対応する周波数のTV信号を受信し、OFDM復調部73に出力する回路部である。先ず、ユーザにより放送局が選局されると、TVチューナ部71は、選局された放送局のチャンネルに対応する周波数に同調することでTV用アンテナ79によって当該チャンネルに対応するTV信号を受信する。そして、受信したTV信号(OFDM変調信号)を、OFDM復調部73に出力する。
OFDM復調部73は、TVチューナ部71から出力されたOFDM変調信号を復調し、映像復号部75及び音声復号部77に出力する回路部である。OFDM変調信号を復調する方法は公知であるが、簡単に説明すると、OFDM復調部73は、TVチューナ部71から入力されたOFDM変調信号をA/D変換し、変換した信号に対して、同調処理、FFT演算(Fast Fourier Transform)、誤り訂正処理を実行することによりTS(Transport Stream:トランスポート・ストリーム)を抽出する。そして、抽出したTSから映像データと音声データとを分離し、映像データを映像復号部75に、音声データを音声復号部77に出力する。
映像復号部75は、入力された映像データを復号し、映像信号として表示ドライバ22を介して表示部20に出力する。また、音声復号部77は、入力された音声データを復号し、音声信号として外部スピーカ42bに出力する。ここで、映像データ又は音声データはMPEG(Moving Picture Experts Group)等の何れかの公知技術で符号化されており、符号化された方式に対応する復号方式で復号する。
ROM80は、各種初期設定、ハードウェアの検査、あるいは必要なプログラムのロードを行うための初期プログラムを格納する。CPU10は、携帯電話1の電源投入時にこの初期プログラムを実行することにより、携帯電話1の動作環境を設定する。また、ROM80は、携帯電話1の動作に係る各種機能を実現するためのデータやプログラムを格納する。
図2によれば、ROM80は、第1携帯基本プログラム81と、着信検知プログラム85と、第1TV放送スキャンインタラプトプログラム87とを格納する。
第1携帯基本プログラム81は、第1実施形態に係る第1携帯基本処理を実現するためのプログラムであり、サブルーチンとしてスキャン間隔設定プログラム83を有する。第1携帯基本処理は、携帯電話1の電源投入時にCPU10により第1携帯基本プログラム81がROM80から読み出されて、RAM90に展開されることで開始される。
着信検知プログラム85は、着信検知処理を実現するためのプログラムである。着信検知処理は、CPU10により電話の着信が検知されると、着信検知プログラム85がROM80から読み出されて、RAM90に展開されることで開始される。
第1TV放送スキャンインタラプトプログラム87は、第1実施形態に係る第1TV放送スキャンインタラプト処理を実現するためのプログラムである。第1TV放送スキャンインタラプト処理は、後述するTV放送スキャンインタラプト間隔93の時間おきに動作する携帯電話1の割り込み処理である。具体的には、CPU10により計時される割り込み計時時間91がTV放送スキャンインタラプト間隔93の時間に達すると、第1TV放送スキャンインタラプトプログラム87がROM80から読み出されて、RAM90に展開されることで開始される。従って、第1TV放送スキャンインタラプト処理は、TV放送スキャンインタラプト間隔93の時間間隔おきに実行されることとなる。
RAM90は、CPU10が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するための記憶領域である。
同図によれば、RAM90は、割り込み計時時間91と、TV放送スキャンインタラプト間隔93と、受信感度レベル95と、通信感度レベル97と、TV部一時オフフラグ99とを格納する。
割り込み計時時間91は、CPU10により計時される計時時間である。CPU10は、所定のタイマー処理によって計時を開始すると、計時時間によって割り込み計時時間91を随時更新する。
TV放送スキャンインタラプト間隔93は、第1TV放送スキャンインタラプト処理の実行を開始するための判定時間間隔であり、ユーザによって設定される携帯電話1の設定情報である。具体的には、TV放送スキャン時間設定画面W7において、ユーザにより選択された時間がTV放送スキャンインタラプト間隔93としてRAM90に記憶される。また、CPU10は、割り込み計時時間91がTV放送スキャンインタラプト間隔93の時間に達したか否かを判定し、達したと判定すると、第1TV放送スキャンインタラプト処理を実行すると共に、割り込み計時時間91をクリアし再度タイマー処理による計時を開始する。
受信感度レベル95は、TV用アンテナ79で受信されたTV信号の受信感度を表すレベルである。CPU10は、TV用アンテナ71で受信されたTV信号の受信感度を検出し、当該受信感度を予め設定された判定条件により判定して、「高」、「中」、「低」及び「圏外」の4つのレベルの何れかを受信感度レベル95に設定する(この一連の処理を「受信感度レベル検知処理」という。)。ここで、「圏外」とは、受信されたTV信号の受信感度がテレビ放送を完全に受像できない微弱なレベルであることを表す。
また、受信感度レベル95に対応した表示体として受信感度マークが表示部30に表示される。例えば、受信感度レベル95に「高」が設定された場合は、表示部20には、図9(a)のようなアンテナ線ANT1の本数が3本の受信感度マークが表示される。「中」、「低」及び「圏外」の場合には、それぞれ図9の(b)、(c)及び(d)の様な受信感度レベル95に応じたアンテナ線ANT1で受信感度マークが表示される。受信感度レベル95に対応して表示される受信感度マークによってTV信号の受信品質の目安をユーザに通知する。
通信感度レベル97は、電話用アンテナ62で受信された無線基地局から定常的に送信される信号の受信感度を表すレベルである。CPU10は、電話用アンテナ62で受信された信号の受信感度を検出し、当該受信感度を所定の判定条件により判定して、「高」、「中」、「低」及び「圏外」の4つのレベルの何れかを通信感度レベル97に設定する。受信感度レベル95と同様に、通信感度レベル97に「高」が設定された場合は、表示部20には、図9(e)のような通信感度マークM1が表示される。
TV部一時オフフラグ99は、TV部70の電源供給を一時的に遮断(オフ)しているか否かを識別するためのフラグである。CPU10は、TV部70の電源を一時的にオフにした場合に、当該フラグを一時オフ状態に設定する。
次に、携帯電話1の第1携帯基本処理の具体的な動作について、図3〜6のフローチャートを用いて説明する。
先ず、ユーザにより携帯電話1の電源が投入されると、CPU10は、第1携帯基本プログラム81をROM80から読み出し、RAM90に展開することで第1携帯基本処理を開始する。
第1携帯基本処理を開始すると、CPU10は、携帯電話1の初期化処理(イニシャライズ)を行う(ステップA1)。具体的には、携帯電話1の各種機能の設定を初期化するとともに、割り込み計時時間91を初期化して、タイマー処理による割り込み計時時間91の更新を開始する。
そして、表示部20に待受画面と通信感度レベルを表す通信感度マークとを表示させる(ステップA3)。待受画面とは、携帯電話1の着信待機時に表示部20に表示させる予め設定された画面である。
そして、ユーザによりオフフックスイッチ5fがオン(押下)されたか否かを判別し(ステップA5)、オンされたと判別した場合は(ステップA5:Yes)、ユーザにより入力された電話番号を一時的に記憶し(番号入力処理)、当該電話番号へ発信する(ステップA7→A9)を行う。
そして、CPU10は、通信先の携帯電話との接続が確立するまで、呼出音を電話用スピーカ42aから出力させて待機する(ステップA11)。通信先の携帯電話との接続が確立されたことを検出すると(ステップA13:Yes)、CPU10は、オンフックスイッチ5gがオンされるまで送受話音声の送受信(通話処理)を行う(ステップA15)。
オンフックスイッチ5gがオンされたことを検知すると(ステップA17)、通信先の携帯電話との接続を切断し(終話処理)(ステップA19)、ステップA3の処理へ移行する。
ステップA5において、オフフックスイッチ5fがオンされなかったと判別した場合は(ステップA5:No)、TVスイッチ5bがオンされたか否かを判別する(ステップA21)。オンされたと判別した場合は(ステップA21:Yes)、電源部50に、TVチューナ部71、OFDM復調部73、映像復号部75及び音声復号部77といったTV部70全体に電源供給させ、TV部70をオン(起動)させる(ステップA23)。
そして、TV部70で受信されたTV信号に基づいたテレビ放送を表示部20に表示させ、受信感度レベル検知処理を行い、受信感度レベル95に対応する受信感度マークを表示部20に表示させる(ステップA25〜A29)。
CPU10は、TVスイッチ5bがオフされるまで、ステップA25〜A29の処理を行う。即ち、テレビ放送の表示時には常に受信感度レベル95が検出されて受信感度マークが表示部20に表示されることとなる。
CPU10は、TVスイッチ5bがオフされたことを検出すると(ステップA31:Yes)、TV部70の電源をオフにする(ステップA33)。そして、表示部20に表示させていた受信感度マークを消灯させた後(ステップA35)、ステップA3の処理へ移行する。
ステップA21においてTVスイッチがオンされなかったと判別した場合(ステップA21:No)、CPU10は、機能設定スイッチ5aがオンされたか否かを判別する(ステップA37)。オンされなかったと判別した場合は(ステップA37:No)、携帯電話1に係るその他の処理を行い(ステップA55)、ステップA3の処理へ移行する。
また、機能設定スイッチ5aがオンされたと判別した場合は(ステップA37:Yes)、表示部20に機能設定リスト画面W5を表示させ、当該画面に表示されたリストの1つの項目にフォーカス(例えば、図9(g)のフォーカスFC1)を表示する(ステップA39→A41)。
CPU10は、カーソルスイッチ5cがオンされたか否かを判別し(ステップA43)、オンされたと判別した場合は(ステップA43:Yes)、フォーカス位置をカーソルスイッチ5cの押下された方向に従って1つ移動する(ステップA45)。
カーソルスイッチ5cがオンされなかった場合(ステップA43:No)、又はステップA45の処理の後、決定スイッチ5dがオンされたか否かを判別する(ステップA47)。決定スイッチ5dがオンされなかったと判別した場合は(ステップA47:No)、更に、クリアスイッチ5eがオンされたか否かを判別する(ステップA57)。クリアスイッチ5eがオンされた場合は(ステップA57:Yes)、ステップA3の処理へ移行する。また、オンされなかった場合は(ステップA57:No)、ステップA43の処理へ移行する。
ステップA47において、決定スイッチ5dがオンされたと判別した場合(ステップA47:Yes)、CPU10は、フォーカス位置が機能設定リスト画面W5内の「スキャン間隔」の位置であるか否かを判別する(ステップA49)。フォーカス位置が「スキャン間隔」の位置であると判別した場合は(ステップA49:Yes)、スキャン間隔設定処理を実行する(ステップA51)。また、「スキャン間隔」の位置ではないと判別した場合は(ステップA49:No)、その他の設定処理を行い(ステップA53)、ステップA39の処理へ移行する。
CPU10は、スキャン間隔設定プログラム83をROM80から読み出し、RAM90に展開することによってスキャン間隔設定処理を開始する。
スキャン間隔設定処理を開始すると、先ず、CPU10は、スキャン間隔設定画面W7を表示部20に表示させ、当該画面に表示された1つの時間項目にフォーカス(例えば、図9(h)のフォーカスFC3)を表示させる(ステップB1→B3)。
そして、カーソルスイッチ5cがオン(押下)されたか否かを判別し(ステップB5)、オンされた場合は(ステップB5:Yes)、フォーカス位置をカーソルスイッチ5cの押下された方向に合わせて1つ移動させる(ステップB7)。
カーソルスイッチ5cがオンされなかったと判別した場合(ステップB5:No)、又は、ステップB7の処理の後、CPU10は、決定スイッチ5dがオンされたか否かを判別する。決定スイッチ5dがオンされたと判別した場合は(ステップB9:Yes)、フォーカス位置の時間をTV放送スキャンインタラプト間隔93としてRAM90に記憶させる(ステップB11)。
決定スイッチ5dがオンされなかったと判別した場合は(ステップB9:No)、クリアスイッチ5eがオンされたか否かを判別する(ステップB13)。クリアスイッチ5eがオンされなかったと判別した場合は(ステップB13:No)、ステップB5の処理へ移行する。
クリアスイッチ5eがオンされた場合(ステップB13:Yes)、又は、ステップB11の処理の後、CPU10は、スキャン間隔設定処理を終了する。
次に、携帯電話1の着信検知処理の具体的な動作について、図7のフローチャートを用いて説明する。
CPU10は、電話の着信を検知すると、着信検知プログラム85をROM80から読み出して、RAM90に展開することで着信検知処理を開始する。
着信検知処理を開始すると、CPU10は、TV部70の電源がオン中であるか否かを判別し(ステップC1)、オン中であると判別した場合は(ステップC1:No)、TV部70の電源を一時的にオフにする(ステップC3)。このとき、CPU10は、TV部一時オフフラグ99を一時オフ状態に設定する。そして、表示部20に表示させている受信感度マークを消灯させる(ステップC5)。
ステップC1においてTV部70の電源がオン中でないと判別した場合(ステップC1:No)、又はステップC5の処理の後、CPU10は、オフフックスイッチ5fがオンされるまで着信を検知したことをユーザに知らせる着信画面を表示部20に表示させるとともに、着信音を外部スピーカ42bから出力させて(着信報知)(ステップC7→C9)、待機する。
オフフックスイッチ5fがオンされたことを検知すると(ステップC11:Yes)、CPU10は、オンフックスイッチ5gがオンされるまで通話処理を行う(ステップC13)。
CPU10は、オンフックスイッチ5gをオンされたことを検知すると(ステップC15:Yes)、終話処理を行い(ステップC17)、TV部70が一時的にオフ中であるか否かをTV部一時オフフラグ99によって判別する(ステップC19)。
TV部一時オフフラグ99が一時オフ状態である場合(ステップC19:Yes)、CPU10は、TV部70の電源をオンにして、受信感度レベル検知処理を行った後、受信感度レベル95に基づいて、受信感度マークを表示部20に表示させて(ステップC21〜C25)、着信検知処理を終了する。
TV部一時オフフラグ99が一時オフ状態でない場合は(ステップC19:No)、そのまま着信検知処理を終了する。
次に、携帯電話1の第1TV放送スキャンインタラプト処理の具体的な動作について、図8のフローチャートを用いて説明する。
CPU10は、割り込み計時時間91がTV放送スキャンインタラプト間隔93の時間に達したか否かを判定し、達したと判定すると、第1TV放送スキャンインタラプトプログラム87をROM80から読み出し、RAM90に展開することで第1TV放送スキャンインタラプト処理を開始する。
第1TV放送スキャンインタラプト処理を開始すると、CPU10は、TV部70の電源がオフであるか否かを判別し(ステップD1)、オフでないと判別すると(ステップD1:No)、第1TV放送スキャンインタラプト処理を終了する。
TV部70の電源がオフであると判別すると(ステップD1:Yes)、CPU10は、現在時刻を取得し(ステップD3)、取得した現在時刻が予め設定された夜間時間帯(例えば、深夜0:00〜早朝6:00)の時刻であるか否かを判別する(ステップD5)。
現在時刻が夜間時間帯の時刻であると判別した場合は(ステップD5:No)、表示部20に表示させている受信感度マークを消灯させ(ステップD15)、第1TV放送スキャンインタラプト処理を終了する。
また、夜間時間帯の時刻ではないと判別した場合は(ステップD5:Yes)、TV部70中のTVチューナ部71のみの電源をオンにして(ステップD11)、受信感度レベル検知処理を行う(ステップD9)。そして、受信感度レベル95に基づいて受信感度マークを表示部20に表示させて、TVチューナ部71の電源をオフにした後(ステップD11〜D13)、第1TV放送スキャンインタラプト処理を終了する。
第1TV放送スキャンインタラプト処理は、上述したようにTV放送スキャンインタラプト間隔93の時間おきに実行される処理であるため、予め設定された時間おきにTVチューナ部71を起動し、受信感度を検出して、当該受信感度を受信感度マークとして表示させる。従って、TVチューナ部71が起動されておらず、テレビ放送が表示されていない間も、表示部20上に受信感度マークを定期的に更新表示させることができる。また、受信感度を検出するために所定時間おきにのみTVチューナ部71を起動するため、常時TVチューナ部71の起動状態とする必要がなく電力の消費を抑えることができる。
図9(e)〜(h)は、携帯電話1の表示画面の一例を示す図である。
図9(e)は、待受画面W1の一例である。待受画面W1には、通信感度マークM1と、受信感度マークM3とが表示される。同図(e)において、通信感度マークM1は、電話用アンテナ62で受信される信号の通信感度が「高」であることを表し、受信感度マークM3は、TV用アンテナ79で受信されるTV信号の受信感度が「圏外」であることを表す。ここで、通信感度マークM1は、第1携帯基本処理のステップA3による通信感度レベルの検出及び表示によるものであり、受信感度マークM3は、第1TV放送スキャンインタラプト処理のステップD9〜D11による受信感度レベルの検出及び表示によりものである。また、夜間時間帯には、受信感度マークM3は表示されない。
図9(f)は、TV放送画面W3の一例である。ユーザは、TVスイッチ5bを押下(オン)すると、TV放送画面W3が表示部20に表示される。TV放送画面W3には、通信感度マークM1と、受信感度マークM5と、テレビ映像IMGとが表示されている。このとき、表示される受信感度マークM5は、第1携帯基本処理のステップA27〜A29による受信感度レベルの検出及び表示によるものである。
図9(g)は、機能設定リスト画面W5の一例である。ユーザは、カーソルスイッチ5cを上下方向に押下(オン)することにより、所望の設定項目を選択する。同図においては、ユーザは、「スキャン間隔」を選択しており、決定スイッチ5dをオンすると、図9(h)のようなTV放送スキャン時間設定画面W7が表示部20に表示される。
ユーザは、機能設定リスト画面W5と同様の操作で所望の時間を選択し、決定スイッチ5dを押下して、TV放送の受信感度を検出及び表示する時間間隔を設定する。同図において、ユーザは「1分」を選択しており、決定スイッチ5dを押下すると、TV放送スキャンインタラプト間隔93に「1分」が設定される。従って、1分おきにTVチューナ部71の電源がオンされ、受信感度が検出されて受信感度マークが更新表示される。
以上、第1実施形態によれば、ユーザにより設定されたTV放送スキャンインタラプト間隔93の時間おきに、TVチューナ部71の電源をオンにし、TV用アンテナ79において受信されるTV信号の受信感度レベルを検出し、表示部20に表示させる携帯電話が実現される。従って、ユーザは、TV放送が表示されている間は無論のこと、TV放送が表示されていない間にも、定期的に更新表示される受信感度マークによりTV放送の受信感度を確認することができる。そのため、TV放送が表示されていないときに、TV機能を起動して受信感度を確認するといった煩雑な操作をすることなく、容易に受信感度を確認することができる。
また、所定時間おきにTVチューナ部71を駆動して受信感度を検出及び表示することにより、受信感度を表示しながらにして電力の消費を抑えることができる。また、ユーザが携帯電話を使用しない夜間時間帯には受信感度の検出を停止することで、省電力の携帯電話が実現される。
尚、第1実施形態において、夜間時間帯においては、受信感度の検出及び表示を自動的に停止することとして説明したが、停止するか否かや、停止する時間帯をユーザが設定可能なようにしてもよい。
また、受信感度マークと通信感度マークとを個々に表示することとして説明したが、このような表示に限られるものではなく、適宜変更表示可能である。以下、受信感度マークと通信感度マークとを識別可能に重畳させて表示させた場合の2つの変形例を説明する。
〔変形例1〕
図10は、受信感度マークと通信感度マークとを識別可能に重畳させて表示させた場合の一例である。同図において、通信感度マークは、黒に塗りつぶしたアンテナ線ANT1で表され、受信感度マークは、斜線で網掛けされたアンテナ線ANT3で表される。
図10(a)は、通信感度レベルが「高」であり、受信感度レベルが「圏外」であることを表す。また、図10(b)は、通信感度レベルが「圏外」であり、受信感度レベルが「高」であることを表す。
また、図10(c)は、通信感度レベルが「中」であり、受信感度レベルが「高」であることを表す。また、図10(d)は、通信感度レベルが「高」であり、受信感度レベルが「中」であることを表す。図10(c)及び(d)のように、通信感度マークのアンテナ線ANT1と受信感度マークのアンテナ線ANT3との重畳部分が斜線の網掛けを反転表示させた形態(ANT5)で表示されるため、通信感度マークと受信感度マークとの識別が可能となる。
〔変形例2〕
図11は、通信感度マークに受信感度マークを識別可能に重畳させて表示させた場合の他の例である。同図において、通信感度マークは、黒色で塗りつぶされたアンテナ線ANT1で表され、受信感度マークは、通信感度マークよりも短い白色で塗りつぶされたアンテナ線ANT7で表される。
図11(a)は、通信感度レベルが「高」であり、受信感度レベルが「圏外」であることを表す。また、図11(b)は、通信感度レベルが「圏外」であり、受信感度レベルが「高」であることを表す。
また、図11(c)は、通信感度レベルが「中」であり、受信感度レベルが「高」であることを表す。また、図11(d)は、通信感度レベルが「高」であり、受信感度レベルが「中」であることを表す。図11(c)及び(d)のように、通信感度マークのアンテナ線ANT1の上に受信感度マークのアンテナ線ANT7を重ねるように表示することで、通信感度マークと受信感度マークとの識別が可能となる。
以上、変形例1及び2によれば、通信感度マークと受信感度マークを重畳させて表示させることで、表示部30の表示領域の省スペース化が可能となる。
また、例えば、図9(f)のように、通信感度マークM1と受信感度マークM5とを並べて表示すると、2つのマークは同じような表示形態であるため、ユーザは、通信感度レベルと受信感度レベルとを見間違え易い。特に、携帯電話の主機能である通信感度レベルを瞬時に見分けることが困難となる。変形例1及び2のような表示により、通信感度レベルを表す黒で塗りつぶしたアンテナ線ANT1が受信感度マークよりも際立つため、携帯電話の通信感度マークが分かり易くなり、ユーザの誤認を防止することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の電子機器を携帯電話に適用した場合の第2実施形態について図12〜図17を用いて説明する。第2実施形態における携帯電話1は、図2に示した携帯電話1の構成のROM80及びRAM90を、図13に示すROM800及びRAM900に置き換え、更に、GPS(Global Positioning Systems)測位ブロック100を備えて構成される。尚、第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、図3〜6の第1携帯基本処理、及び図8の第1TV放送スキャンインタラプト処理と同一の処理内容には同一の符号を付してその説明を省略する。
GPS測位ブロック100は、GPS衛星から送信されるGPS信号に基づいて現在位置を測位する(この処理を「GPS測位演算」という。)。具体的には、複数のGPS衛星から送信されるGPS信号をGPSアンテナ102により受信し、受信したGPS信号から位置情報(例えば、経度、緯度)を抽出し、抽出した位置情報を測位結果としてCPU10へ出力する。
図13(a)によれば、ROM800は、第2携帯基本プログラム84と、着信検知プログラム85と、第2TV放送スキャンインタラプトプログラム88とを格納する。
第2携帯基本プログラム84は、第2実施形態に係る第2携帯基本処理を実現するためのプログラムであり、スキャン間隔設定プログラム83と移動距離設定プログラム86とをサブルーチンとして有する。第2携帯基本処理は、CPU10により第2携帯基本プログラム84がROM800から読み出され、RAM900に展開されることにより開始される。
第2TV放送スキャンインタラプトプログラム88は、第2実施形態に係る第2TV放送スキャンインタラプト処理を実現するためのプログラムである。第2TV放送スキャンインタラプト処理は、CPU10により第2TV放送スキャンインタラプトプログラム88がROM800から読み出され、RAM900に展開されることにより開始される。
図13(b)によれば、RAM900は、割り込み計時時間91と、TV放送スキャンインタラプト間隔93と、受信感度レベル95と、通信感度レベル97と、設定移動距離92と、現在測位結果94と、前回測位結果96と、演算移動距離98とを格納する。
設定移動距離92は、携帯電話1の移動距離を判定するための判定距離であり、ユーザにより設定される携帯電話1の設定情報である。具体的には、テレビ放送スキャン移動距離設定画面W9において、ユーザにより選択された距離が設定移動距離92としてRAM900に記憶される。
現在測位結果94は、GPS測位ブロック100により測位された測位結果であり、携帯電話1の位置情報が格納される。前回測位結果96は、GPS測位ブロック100により測位された前回の測位結果である。
演算移動距離98は、現在測位結果94と前回測位結果96とから算出される携帯電話1の移動距離である。CPU10はTV放送スキャンインタラプト間隔93の時間おきに携帯電話の1の移動距離(演算移動距離98)を演算し、当該移動距離が設定移動距離92を超えたと判定した場合に、TVチューナ部71の電源をオンにして、受信感度の検出を行う。
次に、携帯電話1の第2携帯基本処理の具体的な動作について、図14及び15のフローチャートを用いて説明する。
先ず、ユーザにより携帯電話1の電源がONされると、CPU10は、第2携帯基本プログラム84をROM800から読み出し、RAM900に展開することで第2携帯基本処理を開始する。
第2携帯基本処理を開始すると、CPU10は、第1携帯基本処理と同様にステップA1〜A49までの処理を行う。ステップA49において、フォーカス位置が「スキャン間隔」の位置ではないと判別した場合(ステップA49:No)、CPU10は、フォーカス位置が機能設定リスト画面W5内の「移動距離」の位置であるか否かを判別する(ステップE52−1)。
フォーカス位置が「移動距離」の位置ではないと判別した場合は、その他の設定処理を行う(ステップA53)。また、「移動距離」の位置であると判別した場合は(ステップE52−1:Yes)、移動距離設定処理を行う(ステップE52−2)。
CPU10は、移動距離設定プログラム86をROM800から読み出し、RAM900に展開することで移動距離設定処理を開始する。
移動距離設定処理を開始すると、先ず、CPU10は、テレビ放送スキャン移動距離設定画面W9を表示部20に表示させ(ステップF1)、1つの距離項目にフォーカス(例えば、図17のフォーカスFC5)を表示させる(ステップF3)。
そして、カーソルスイッチ5cがオンされたか否かを判別し(ステップF5)、オンされた場合は(ステップF5:Yes)、フォーカス位置をカーソルスイッチ5cの押下された方向に合わせて1つ移動させる(ステップF7)。
カーソルスイッチ5cがオンされなかったと判別した場合(ステップF5:No)、又はステップF7の処理の後、CPU10は、決定スイッチ5dがオンされたか否かを判別する。決定スイッチ5dがオンされたと判別した場合は(ステップF9:Yes)、フォーカス位置の移動距離を設定移動距離92としてRAM900に記憶させる(ステップF11)。
決定スイッチ5dがオンされなかったと判別した場合は(ステップF9:No)、クリアスイッチ5eがオンされたか否かを判別する(ステップF13)。クリアスイッチ5eがオンされなかったと判別した場合は(ステップF13:No)、ステップF5の処理へ移行する。
クリアスイッチ5eがオンされた場合(ステップF13:Yes)、又は、ステップF11の処理の後、CPU10は、移動距離設定処理を終了する。
CPU10は、移動距離設定処理を終了後、又はステップA53の処理の後、ステップA39の処理へ移行する。
次に、携帯電話1の第2放送スキャンインタラプト処理の具体的な動作について、図16のフローチャートを用いて説明する。
CPU10は、割り込み計時時間91がTV放送スキャンインタラプト間隔93に達したか否かを判定し、達したと判定すると、第2TV放送スキャンインタラプトプログラム88をROM800から読み出し、RAM900に展開することで第2TV放送スキャンインタラプト処理を開始する。
第2TV放送スキャンインタラプト処理を開始すると、CPU10は、TV部70の電源がオフであるか否かを判別し(ステップD1)、オフではないと判別すると(ステップD1:No)、第1TV放送スキャンインタラプト処理を終了する。
TV部70がオフであると判別すると(ステップD1:Yes)、CPU10は、GPS測位ブロック100にGPS測位演算を行わせ、当該演算による測位結果を現在測位結果94としてRAM900に記憶させる(ステップG2)。
そして、現在測位結果94と前回測位結果96とから携帯電話1の移動距離を演算し、演算移動距離98としてRAM900に記憶させる(ステップG3)。
次いで、現在測位結果94を前回測位結果96としてRAM900に記憶させ(ステップG4)、演算移動距離98が設定移動距離92以上であるか否かを判別する(ステップG5)。演算移動距離98が設定移動距離92以上ではないと判別した場合(ステップG5:No)、CPU10は、第2TV放送スキャンインタラプト処理を終了する。
演算移動距離98が設定移動距離92以上であると判別した場合は(ステップG5:Yes)、第1TV放送スキャンインタラプト処理と同様にステップD7〜D13の処理を行い、CPU10は、第2TV放送スキャンインタラプト処理を終了する。
図17は、テレビ放送スキャン移動距離設定画面W9の一例である。同図は、ユーザにより「30m」が選択されている状態のテレビ放送スキャン移動距離設定画面W9である。ユーザは、カーソルスイッチ5cを上下方向に押下(オン)することで、フォーカスFC5を移動させて、所望の移動距離を選択する。
例えば、図17のように設定移動距離92を「30m」と設定し、図9(h)のように、TV放送スキャンインタラプト間隔93を「1分」と設定する。このとき、受信感度レベルの検出は、1分間の間に携帯電話1の位置が30m以上移動した場合に行われる。
以上、第2実施形態によれば、ユーザにより設定されたTV放送スキャンインタラプト間隔93の時間おきにGPS測位ブロック100による測位を行い、測位結果を基に携帯電話1の位置の移動距離を演算し、演算結果が設定移動距離92以上の場合に、受信感度レベルを検出して、表示部20に表示させる携帯電話が実現される。従って、就寝中や、同じ場所で仕事している場合等のユーザの移動距離が少ないときは、受信感度の検出が行われないため、省電力設計の携帯電話1を実現することができる。
尚、第2実施形態において、所定の測位法としてGPS測位ブロック100による測位を適用して説明したが、これに限られるものではなく適宜変更適用可能である。例えば、加速度センサにより携帯電話の移動の加速度を検出し、検出した加速度が所定値を超えた場合に受信感度の検出を行うようにしてもよい。また、各無線基地局が管轄する通信エリアを横断して通信エリアが切り替わる際に受信感度の検出を行うとしてもよい。
以上、2つの実施形態において、携帯電話を適用例として説明したが、本発明の適用可能なものはこれに限られたものではなく、適宜変更可能である。例えば、TV放送の受信装置を内蔵したカーナビゲーション装置、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器全般に適用可能である。
また、地上波デジタル放送の受信を制御することとして説明したが、地上波アナログ放送やラジオ放送の受信を制御することとしても同様の効果が得られることは無論である。
携帯電話の外観図の一例。 第1実施形態に係る携帯電話の機能構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態に係る第1携帯基本処理を説明するための第1のフローチャート。 第1実施形態に係る第1携帯基本処理を説明するための第2のフローチャート。 第1実施形態に係る第1携帯基本処理を説明するための第3のフローチャート。 第1実施形態に係るスキャン間隔設定処理を説明するためのフローチャート。 第1実施形態に係る着信検知処理を説明するためのフローチャート。 第1実施形態に係る第1TV放送スキャンインタラプト処理を説明するためのフローチャート。 (a)〜(d)は受信感度マークの一例、(e)〜(h)は表示画面の一例を示す図。 第1実施形態の変形例1に係る通信感度マークの一例を示す図。 第1実施形態の変形例2に係る通信感度マークの一例を示す図。 第2実施形態に係る携帯電話の機能構成の一例を示すブロック図。 第2実施形態に係る(a)はROMの構成、(b)はRAMの構成の一例を示す図。 第2実施形態に係る第2携帯基本処理を説明するためのフローチャート。 第2実施形態に係る移動距離設定処理を説明するためのフローチャート。 第2実施形態に係る第2TV放送スキャンインタラプト処理を説明するためのフローチャート。 第2実施形態に携帯電話の表示画面の一例を示す図。
符号の説明
1 携帯電話
3 ディスプレイ
5 入力スイッチ群
10 CPU
20 表示部
22 表示ドライバ
30 入力部
40 マイク
42 スピーカ
50 電源部
60 RFブロック
62 電話用アンテナ
70 TV部
71 TVチューナ部
73 OFDM復調部
75 映像復号部
77 音声復号部
79 TV用アンテナ
80 ROM
81 第1携帯基本プログラム
83 スキャン間隔設定プログラム
85 着信検知プログラム
87 第1放送スキャンインタラプトプログラム
90 RAM
91 割り込み計時時間
93 第1放送スキャンインタラプト間隔
95 受信感度レベル
97 通信感度レベル
99 TV部一時オフフラグ
100 GPS測位ブロック
102 GPSアンテナ

Claims (5)

  1. テレビ放送受信部で受信したテレビ放送を表示する制御を行う電子機器において、
    前記テレビ放送受信部が非駆動状態の際、間欠的に前記テレビ放送受信部を駆動させてテレビ放送の受信感度を判定する制御を行う感度判定制御手段と、
    この感度判定制御手段による判定結果を表示する制御を行う判定結果表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記感度判定制御手段は、予め設定された判定時間間隔で前記テレビ放送受信部を駆動させて前記受信感度の判定を行う制御をする時間間隔判定制御手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 所定の測位法により現在位置を測位する測位手段を更に備え、
    前記感度判定制御手段は、前記測位された現在位置が予め設定された判定距離変位する毎に前記テレビ放送受信部を駆動させて前記受信感度の判定を行う制御をする距離変位毎判定制御手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 所定の無線通信網に接続して無線通話を実行する無線通話手段と、
    この無線通話手段による前記無線通信網との間の通信感度を判定する制御を行う通信感度判定手段と、
    を更に備え、
    前記判定結果表示制御手段は、前記通信感度判定手段による判定結果を表す通信感度表示体と、前記感度判定制御手段による判定結果を表す放送感度表示体とを、識別可能に重畳させて表示する制御を行う表示体重畳表示制御手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子機器。
  5. テレビ放送受信部で受信したテレビ放送を表示する制御を行うコンピュータに、
    前記テレビ放送受信部が非駆動状態の際、間欠的に前記テレビ放送受信部を駆動させてテレビ放送の受信感度を判定する制御を行う感度判定制御機能と、
    この感度判定制御機能による判定結果を表示する制御を行う判定結果表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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