JP4180962B2 - 情報通信端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報通信端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン受信を可能とする機能を搭載した情報通信端末がある。この情報通信端末は移動しながらテレビジョン受信をするものであるから、放送局の放送エリアをまたいで移動する場合がある。従って、テレビジョン受信中に一の放送局の放送エリアから他の放送局の放送エリアに入り、視聴が途切れる場合がある。これは一の放送局の放送電波の周波数と他の放送局の放送電波の周波数とが異なることに起因する。このような場合に対応する技術として、下記特許文献1、特許文献2に記載されているようなテレビジョン受信装置が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−237570号公報
【特許文献2】
特開2001−45394号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、放送局の放送エリアをまたいで移動する際に、既に受信している一の放送局の放送電波の受信状態の劣化を検知し、他の放送局の放送電波を受信することとしている。すなわち、一の放送局から他の放送局に切り替える前には視聴している放送電波が劣化することが条件とされており、ユーザとしては画像等が劣化することとなって快適な視聴は困難であった。
【0005】
そこで本発明では、複数の放送局の放送エリアをまたいで移動する際に、視聴している画像を劣化させずに受信している放送電波の切り替えを可能とするための情報を提供できる情報通信端末を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報通信端末は、移動体通信網を介しての通話及び情報の送受信の少なくとも一方と、放送網を介しての放送番組の受信とがそれぞれ可能な情報通信端末であって、移動体通信網におけるハンドオーバを検知する第一検知手段と、少なくとも第一検知手段の検知に応じて、放送局情報格納手段に格納されている、移動体通信網に含まれるハンドオーバ元の基地局とハンドオーバ先の基地局と放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第一切替情報に基づき放送網に含まれる放送局の切り替えが必要か不要かを判断する要否判断手段と、要否判断手段の判断結果が放送局の切り替えが必要である旨の場合に、放送局情報格納手段に格納されている放送局に関する情報の中から、候補となる放送局を示す候補局情報を選択する選択手段と、選択手段が選択した候補局情報を表示する表示手段と、を備える。
【0007】
本発明の情報通信端末によれば、移動体通信網のハンドオーバの検知に基づいて、放送局情報格納手段に格納されている、移動体通信網に含まれるハンドオーバ元の基地局とハンドオーバ先の基地局と放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第一切替情報に基づき放送局の切り替えの要否を判断するので、受信している放送電波の劣化に関わらず放送局の切り替えが可能となる。予め格納されている情報の中から候補局情報を選択するので、例えば、同じ番組を同じ時間帯に放送している系列局を候補として選択するように構成できる。候補局情報は表示手段に表示されるので、情報通信端末のユーザはどの放送局が候補となっているか認識することができる。
【0008】
本発明の情報通信端末は、移動体通信網を介しての通話及び情報の送受信の少なくとも一方と、放送網を介しての放送番組の受信とがそれぞれ可能な情報通信端末であって、移動体通信網における位置登録エリアの変更を検知する第二検知手段と、少なくとも第二検知手段の検知に応じて、放送局情報格納手段に格納されている、移動体通信網に含まれる変更元の位置登録エリアと変更先の位置登録エリアと放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第二切替情報に基づき放送網に含まれる放送局の切り替えが必要か不要かを判断する要否判断手段と、要否判断手段の判断結果が放送局の切り替えが必要である旨の場合に、放送局情報格納手段に格納されている放送局に関する情報の中から、候補となる放送局を示す候補局情報を選択する選択手段と、選択手段が選択した候補局情報を表示する表示手段と、を備える。
【0009】
本発明の情報通信端末によれば、移動体通信網における位置登録エリアの変更の検知に基づいて、放送局情報格納手段に格納されている、移動体通信網に含まれる変更元の位置登録エリアと変更先の位置登録エリアと放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第二切替情報に基づき放送局の切り替えの要否を判断するので、受信している放送電波の劣化に関わらず放送局の切り替えが可能となる。予め格納されている情報の中から候補局情報を選択するので、例えば、同じ番組を同じ時間帯に放送している系列局を候補として選択するように構成できる。候補局情報は表示手段に表示されるので、情報通信端末のユーザはどの放送局が候補となっているか認識することができる。
【0010】
本発明の情報通信端末は、移動体通信網を介しての通話及び情報の送受信の少なくとも一方と、放送網を介しての放送番組の受信とがそれぞれ可能な情報通信端末であって、移動体通信網におけるハンドオーバを検知する第一検知手段と、移動体通信網における位置登録エリアの変更を検知する第二検知手段と、第一検知手段が検知可能である場合には当該検知に応じて、放送局情報格納手段に格納されている、移動体通信網に含まれるハンドオーバ元の基地局とハンドオーバ先の基地局と放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第一切替情報に基づき放送網に含まれる放送局の切り替えが必要か不要かを判断し、第一検知手段が検知不可能である場合には第二検知手段の検知に応じて、放送局情報格納手段に格納されている、移動体通信網に含まれる変更元の位置登録エリアと変更先の位置登録エリアと放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第二切替情報に基づき、放送網に含まれる放送局の切り替えが必要か不要かを判断する要否判断手段と、要否判断手段の判断結果が放送局の切り替えが必要である旨の場合に、放送局情報格納手段に格納されている放送局に関する情報の中から、候補となる放送局を示す候補局情報を選択する選択手段と、選択手段が選択した候補局情報を表示する表示手段と、を備える。
【0011】
本発明の情報通信端末によれば、移動体通信網のハンドオーバの検知が可能である場合には、放送局情報格納手段に格納されている、移動体通信網に含まれるハンドオーバ元の基地局とハンドオーバ先の基地局と放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第一切替情報に基づき放送網に含まれる放送局の切り替えが必要か不要かを判断し、その検知が不可能である場合には、放送局情報格納手段に格納されている、移動体通信網に含まれる変更元の位置登録エリアと変更先の位置登録エリアと放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第二切替情報に基づき放送局の切り替えの要否を判断するので、受信している放送電波の劣化に関わらず放送局の切り替えが可能となる。予め格納されている情報の中から候補局情報を選択するので、例えば、同じ番組を同じ時間帯に放送している系列局を候補として選択するように構成できる。候補局情報は表示手段に表示されるので、情報通信端末のユーザはどの放送局が候補となっているか認識することができる。
【0012】
また本発明の情報通信端末では、表示手段が表示する候補局情報に応じてユーザが選択する放送局を特定する選局情報を受け付ける受付手段と、当該受け付けた選局情報と同調情報格納手段に格納されている周波数情報とに基づいて、ユーザが選択した放送局に対応する電波を受信する同調手段と、を更に備えることも好ましい。ユーザが選択した放送局を特定する選局情報に基づいてその放送局の電波を受信するので、例えば、放送局の切り替えを望まないユーザは引き続いて現在使用している放送局の電波を受信できる。
【0014】
また本発明の情報通信端末では、放送局情報格納手段に格納されている情報を、移動体通信網を介して送信される情報に基づいて更新する更新手段、を更に備えることも好ましい。放送局情報格納手段に格納されている情報を更新できるので、例えば、放送局の放送エリアが変動した場合にも対応できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0016】
本発明の実施形態である情報通信端末について図1を用いて説明する。図1は情報通信端末10を説明するための図である。情報通信端末10は、移動体通信網20を介して通話及び情報の送受信が可能であり、放送網30を介して放送番組の受信が可能である。放送網30は放送局301、放送局302、及び放送局303を含む。放送局301及び放送局303は同じ放送エリアをカバーしており、放送局302はその放送エリアとは異なる放送エリアをカバーしている(詳細は後述する。)。
【0017】
引き続いて情報通信端末10について説明する。情報通信端末10は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリ、キーボードといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクといった格納装置、モデムといった通信装置、チューナーといった同調装置などを備えたコンピュータシステムとして構成されている。
【0018】
情報通信端末10は機能的な構成要素として、移動体通信網20と情報の通信を行う情報通信部12及び放送網30から放送番組を受信するテレビジョン受信部14を含む。情報通信部12は、第一検知部101a(第一検知手段)と、第二検知部101b(第二検知手段)と、要否判断部102(要否判断手段)と、選択部103(選択手段)と、表示部104(表示手段)と、更新部105(更新手段)と、放送局情報格納部110(放送局情報格納手段)とを含む。テレビジョン受信部14は、受付部106(受付手段)と、同調部107(同調手段)と、同調情報格納部111とを含む。引き続いて、各構成要素について詳細に説明する。
【0019】
第一検知部101aは、移動体通信網20におけるハンドオーバを検知する部分である。すなわち情報通信端末10が移動体通信網20のセル間を移動した場合に基地局(図示しない)を切り替える動作を検知する。移動体通信網20がPDC(Personal Digital Cellular)方式を採用する場合にはハード・ハンドオーバであるから瞬断時を検知する。また、移動体通信網20がCDMA(Code Division Multiple Access)方式を採用する場合にはソフト・ハンドオーバであるから基地局の切り替えを検知する。第一検知部101aは、このハンドオーバの検知の際に、どの基地局からどの基地局へハンドオーバされたかという情報も取得して要否判断部102に出力する。
【0020】
第二検知部101bは、移動体通信網20における位置登録エリアの変更を検知する部分である。すなわち情報通信端末10が移動体通信網20の位置登録エリア間を移動した場合に行う位置登録動作を検知する。第二検知部101bは、この位置登録エリアの変更の検知の際に、どの位置登録エリアからどの位置登録エリアへ変更されたかという情報も取得して要否判断部102に出力する。
【0021】
要否判断部102は、第一検知部101aのハンドオーバの検知に応じて放送網30に含まれる放送局301、放送局302、及び放送局303の切り替えが必要か不要かを判断する。また、要否判断部102は、第二検知部101bの位置登録エリアの変更の検知に応じて放送網30に含まれる放送局301、放送局302、及び放送局303の切り替えが必要か不要かを判断する。また、要否判断部102は、第一検知部101aのハンドオーバの検知及び第二検知部101bの位置登録エリアの変更の検知に応じて放送網30に含まれる放送局301、放送局302、及び放送局303の切り替えが必要か不要かを判断する。より具体的には、要否判断部102は放送局情報格納部110に格納されている情報とどの基地局からどの基地局へハンドオーバされたかという情報とに基づいて切り替えの要否を判断する。また、要否判断部102は放送局情報格納部110に格納されている情報とどの位置登録エリアからどの位置登録エリアへ変更されたかという情報とに基づいて切り替えの要否を判断する。
【0022】
放送局情報格納部110に格納されている情報の例を図2(a)及び図2(b)に示す。図2(a)に示すように、放送局情報格納部110には「ハンドオーバ情報」と「放送局情報」とが関連付けられて格納されている。また、図2(b)に示すように、同時に放送局情報格納部110には「放送局情報」と「系列コード」とが関連付けられて格納されている。この例を説明するために、放送局の放送エリアと基地局のセルとの関係を図3を用いて説明する。図3においては、放送エリア50は図1の放送局301及び放送局303の放送エリアであって、放送エリア55は図1の放送局302の放送エリアである。また、セルA〜Gは、図1の移動体通信網20に含まれる基地局(図示しない)のセルであって、放送エリア50及び放送エリア55が重なる部分に対応するセルである。尚、この実施形態では、一つの基地局に対して一つのセルが対応するものとしているが、一つの基地局に対して複数のセルが対応していてもよい。
【0023】
図3の例では、情報通信端末10を持ったユーザが矢印60に沿って移動すると、セルBからセルAへ移動することなってセルBに対応する基地局からセルAに対応する基地局へハンドオーバされることとなる。従って、図1の第一検知部101aは、「BからAへハンドオーバされた。」ことを示す情報を要否判断部102に出力する。要否判断部102はこの情報に基づいて放送局情報格納部110に格納されている情報(切替情報)を参照する。図2に示すように「BからA」へハンドオーバされた場合には放送局301又は放送局303へ放送局を切り替えることが好ましいこととなるから、要否判断部102はこの場合には放送局の切り替えが必要であると判断し、その結果を選択部103に出力する。一方、「BからD」へハンドオーバされた場合には切り替えるべき放送局の情報が関連付けられていないので、要否判断部102は放送局の切り替えが不要であると判断し、処理を終了する。
【0024】
放送局情報格納部110に格納されている情報の別の例を図5(a)及び図5(b)に示す。図5(a)に示すように、放送局情報格納部110には「位置登録エリア変更情報」と「放送局情報」とが関連付けられて格納されている。また、図5(b)に示すように、同時に放送局情報格納部110には「放送局情報」と「系列コード」とが関連付けられて格納されている。この例を説明するために、放送局の放送エリアと基地局のセルとの関係を図6を用いて説明する。図6においては、放送エリア50は図1の放送局301及び放送局303の放送エリアであって、放送エリア55は図1の放送局302の放送エリアである。また、位置登録エリアP〜Vは、図1の移動体通信網20における位置登録エリアであって、放送エリア50及び放送エリア55が重なる部分に対応する位置登録エリアである。
【0025】
図6の例では、情報通信端末10を持ったユーザが矢印60に沿って移動すると、位置登録エリアQから位置登録エリアPへ移動することなって位置登録エリアが変更されることとなる。従って、図1の第二検知部101bは、「QからPへ位置登録エリアが変更された。」ことを示す情報を要否判断部102に出力する。要否判断部102はこの情報に基づいて放送局情報格納部110に格納されている情報(切替情報)を参照する。図5に示すように「QからP」へ位置登録エリアが変更された場合には放送局301又は放送局303へ放送局を切り替えることが好ましいこととなるから、要否判断部102はこの場合には放送局の切り替えが必要であると判断し、その結果を選択部103に出力する。一方、「QからS」へ位置登録エリアが変更された場合には切り替えるべき放送局の情報が関連付けられていないので、要否判断部102は放送局の切り替えが不要であると判断し、処理を終了する。
【0026】
要否判断部102は、第一検知部101aからハンドオーバされたことを示す情報及び第二検知部101bから位置登録エリアが変更されたことを示す情報が同時に出力された場合には、第一検知部101aから出力される情報に基づいて放送局の切り替えの可否を判断することが好ましいが、第二検知部101bから出力される情報に基づいて判断してもよい。また、第一検知部101aから出力される情報を優先するが、非通信中の場合などには第二検知部101bから出力される情報に基づいて判断することも好ましい。更に、第一検知部101aから出力される情報及び第二検知部101bから出力される情報が同時に出力された場合に、双方の情報に基づいて判断するようにしてもよい。
【0027】
選択部103は、要否判断部102から放送局の切り替えが必要であるとの結果が出力された場合に、放送局情報格納部110に格納されている放送局に関する情報の中から、候補となる放送局を示す候補局情報を選択し、表示部104に出力する。より具体的には、どの基地局からどの基地局へハンドオーバされたかということを示す情報や、どの位置登録エリアからどの位置登録エリアへ変更されたかということを示す情報に基づいて、放送局情報格納部110に格納されている情報の中から候補局情報を選択する。例えば、「BからAへハンドオーバされた。」ことを示す情報が要否判断部102から出力された場合には、選択部103は図2(a)に示す情報から放送局301又は放送局303が切替先の候補となっていることを認識する。更に、選択部103は図2(b)に示す情報から、放送局302の系列コードは「001」であるから、同じ系列コード「001」の放送局301がより適切な切替先であると認識し、放送局301を示す情報を候補局情報として選択する。
【0028】
表示部104は、選択部103が選択した候補局情報を表示する。前述の例に拠れば、放送局301を示す情報を候補局情報として表示する。
【0029】
更新部105は、放送局情報格納部110に格納されている情報を、移動体通信網20を介して送信される情報に基づいて更新する部分である。例えば、放送網30に含まれる放送局の放送エリアが変更されたり、移動体通信網20の基地局が増設されたりといった変更にあわせて、「ハンドオーバ情報」と「放送局情報」とを受信して更新する。
【0030】
受付部106は、表示部104が表示する候補局情報に応じてユーザが選択する放送局を特定する選局情報を受け付ける部分である。例えば、放送局301及び放送局302を特定する情報が候補局情報として表示部104に表示され、ユーザが放送局301を選択し、放送局301に対応するボタンを押下するなどしてその放送局301を特定する選局情報を入力すると、その選局情報を受け付ける。受付部106はその受け付けた選局情報を同調部107に出力する。
【0031】
同調部107は、受付部106が出力する選局情報に基づいて、ユーザが選択した放送局に対応する電波を受信する部分である。より具体的には、同調情報格納部111に格納されている情報(同調情報)に基づいて、ユーザが選択した放送局に対応する電波を受信する。図4に同調情報格納部111に格納されている情報の例を示す。図4の例に拠れば同調情報格納部111には、「放送局情報」と「周波数」とが関連付けられて格納されている。従って、選局情報として放送局301を特定する情報が出力されれば、同調部107は周波数600MHzで同調して放送局301の電波を受信するので、ユーザは放送局301の放送を視聴できる。
【0032】
本実施形態によれば、移動体通信網20のハンドオーバの検知又は位置登録エリアの変更の検知に基づいて放送局の切り替えの要否を判断するので、受信している放送電波の劣化に関わらず放送局の切り替えが可能となる。放送局情報格納部110に予め格納されている情報の中から候補局情報を選択するので、同じ番組を同じ時間帯に放送している系列局を候補として選択するように構成できる。候補局情報は表示部104に表示されるので、情報通信端末10のユーザはどの放送局が候補となっているか認識することができる。
【0033】
また本実施形態では、表示部104が表示する候補局情報に応じてユーザが選択する放送局を特定する選局情報を受け付ける受付部106と、選局情報と同調情報格納部111に格納されている周波数情報とに基づいて、ユーザが選択した放送局に対応する電波を受信する同調部107と、を更に備えている。従って、ユーザが選択した放送局を特定する選局情報に基づいてその放送局の電波を受信するので、放送局の切り替えを望まないユーザは引き続いて現在使用している放送局の電波を受信できる。
【0034】
また本実施形態では、放送局情報格納部110には、移動体通信網20に含まれる基地局の内、どの基地局からどの基地局へハンドオーバする際に放送局の切り替えが必要となるかを示す切替情報が格納されており、要否判断部102は、切替情報に基づいて放送局の切り替えが必要か不要かを判断している。移動体通信網20におけるハンドオーバに関する情報と放送局の切り替えの要否の情報とが切替情報として格納されており、その切替情報に基づいて放送局の切り替えの要否を判断するので、放送局の切り替えの要否がより的確に判断できる。
【0035】
また本実施形態では、放送局情報格納部110に格納されている情報を、移動体通信網20を介して送信される情報に基づいて更新する更新部105、を更に備えている。放送局情報格納部110に格納されている情報を更新できるので、放送局の放送エリアが変動した場合などにも対応できる。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、ハンドオーバ元の基地局とハンドオーバ先の基地局と放送局とが対応付けられた第一切替情報に基づいて、又は変更元の位置登録エリアと変更先の位置登録エリアと放送局とが対応付けられた第二切替情報に基づいて放送局の切り替えの要否を判断するので、受信している放送電波の劣化に関わらず放送局の切り替えが可能となる。予め格納されている情報の中から候補局情報を選択するので、例えば、同じ番組を同じ時間帯に放送している系列局を候補として選択するように構成できる。候補局情報は表示手段に表示されるので、情報通信端末のユーザはどの放送局が候補となっているか認識することができ、候補となっている放送局を選択できる。従って本発明の目的とする、複数の放送局の放送エリアをまたいで移動する際に、視聴している画像を劣化させずに受信している放送電波の切り替えを可能とするための情報を提供できる情報通信端末を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である情報通信端末を説明するための図である。
【図2】図1の放送局情報格納部に格納されている情報の例を示す図である。
【図3】放送エリアとセルとの関係を示す図である。
【図4】図1の同調情報格納部に格納されている情報の例を示す図である。
【図5】図1の放送局情報格納部に格納されている情報の例を示す図である。
【図6】放送エリアと位置登録エリアとの関係を示す図である。
【符号の説明】
10…情報通信端末、101a…第一検知部、101b…第二検知部、102…要否判断部、103…選択部、104…表示部、105…更新部、106…受付部、107…同調部、110…放送局情報格納部、111…同調情報格納部、20…移動体通信網、30…放送網、301…放送局、302…放送局。

Claims (5)

  1. 移動体通信網を介しての通話及び情報の送受信の少なくとも一方と、放送網を介しての放送番組の受信とがそれぞれ可能な情報通信端末であって、
    前記移動体通信網におけるハンドオーバを検知する第一検知手段と、
    少なくとも前記第一検知手段の検知に応じて、放送局情報格納手段に格納されている、前記移動体通信網に含まれるハンドオーバ元の基地局とハンドオーバ先の基地局と前記放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第一切替情報に基づき前記放送網に含まれる放送局の切り替えが必要か不要かを判断する要否判断手段と、
    前記要否判断手段の判断結果が放送局の切り替えが必要である旨の場合に、放送局情報格納手段に格納されている放送局に関する情報の中から、候補となる放送局を示す候補局情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択した候補局情報を表示する表示手段と、
    を備える情報通信端末。
  2. 移動体通信網を介しての通話及び情報の送受信の少なくとも一方と、放送網を介しての放送番組の受信とがそれぞれ可能な情報通信端末であって、
    前記移動体通信網における位置登録エリアの変更を検知する第二検知手段と、
    少なくとも前記第二検知手段の検知に応じて、放送局情報格納手段に格納されている、前記移動体通信網に含まれる変更元の位置登録エリアと変更先の位置登録エリアと前記放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第二切替情報に基づき前記放送網に含まれる放送局の切り替えが必要か不要かを判断する要否判断手段と、
    前記要否判断手段の判断結果が放送局の切り替えが必要である旨の場合に、放送局情報格納手段に格納されている放送局に関する情報の中から、候補となる放送局を示す候補局情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択した候補局情報を表示する表示手段と、
    を備える情報通信端末。
  3. 移動体通信網を介しての通話及び情報の送受信の少なくとも一方と、放送網を介しての放送番組の受信とがそれぞれ可能な情報通信端末であって、
    前記移動体通信網におけるハンドオーバを検知する第一検知手段と、
    前記移動体通信網における位置登録エリアの変更を検知する第二検知手段と、
    前記第一検知手段が検知可能である場合には当該検知に応じて、放送局情報格納手段に格納されている、前記移動体通信網に含まれるハンドオーバ元の基地局とハンドオーバ先の基地局と前記放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第一切替情報に基づき前記放送網に含まれる放送局の切り替えが必要か不要かを判断し、前記第一検知手段が検知不可能である場合には前記第二検知手段の検知に応じて、放送局情報格納手段に格納されている、前記移動体通信網に含まれる変更元の位置登録エリアと変更先の位置登録エリアと前記放送網に含まれる放送局とが対応付けられた第二切替情報に基づき前記放送網に含まれる放送局の切り替えが必要か不要かを判断する要否判断手段と、
    前記要否判断手段の判断結果が放送局の切り替えが必要である旨の場合に、放送局情報格納手段に格納されている放送局に関する情報の中から、候補となる放送局を示す候補局情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択した候補局情報を表示する表示手段と、
    を備える情報通信端末。
  4. 前記表示手段が表示する候補局情報に応じてユーザが選択する放送局を特定する選局情報を受け付ける受付手段と、
    当該受け付けた選局情報と同調情報格納手段に格納されている周波数情報とに基づいて、前記ユーザが選択した放送局に対応する電波を受信する同調手段と、を更に備える請求項1から3のいずれか1項に記載の情報通信端末。
  5. 前記放送局情報格納手段に格納されている情報を、前記移動体通信網を介して送信される情報に基づいて更新する更新手段、を更に備える請求項1からのいずれか1項に記載の情報通信端末。
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