JP2005182115A - 紙葉類識別センサの駆動回路及び紙葉類識別装置 - Google Patents

紙葉類識別センサの駆動回路及び紙葉類識別装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 磁気センサを複数設けた場合であっても、それぞれの磁気センサ間の磁気的な相互干渉の発生を抑えることが可能な紙葉類識別センサの駆動回路を提供することにある。
【解決手段】 紙葉類が搬送される方向とおよそ直交する方向に互いに隣接して配置された二以上の紙葉類識別センサ(磁気ヘッドS〜S)を有するセンサ駆動回路1に、電源回路2からの交流信号を紙葉類識別センサへ励磁信号として供給するセンサ駆動手段(トランジスタTr〜Tr)と、紙葉類識別センサのオン・オフ切替えを行うセンサ切替手段(スイッチングトランジスタSWTr〜SWTr)と、を紙葉類識別センサごとに設け、加えて、紙葉類識別センサへ供給される電源回路からの交流信号の供給タイミングを制御する制御信号をセンサ切替手段に送出する切替制御手段(切替タイミング制御部11)を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紙葉類を識別するセンサを駆動するための駆動回路に関するものであって、特に、そのセンサを複数配置して同時駆動した場合における相互干渉を低減するものである。
従来より、紙幣、小切手などの紙葉類に埋め込まれた磁気インク(磁性物質が含まれた印刷インク)の有無、量、パターンなどを磁気センサによって検出することで、その紙葉類の真贋や種類を識別する磁気式紙幣識別センサがある。そして、その磁気式紙幣識別センサの識別精度の向上を図るため、さまざまな提案がなされている(例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特許文献1に開示された発明は、差動型磁気ヘッドと残留磁気検出型磁気ヘッドという2つの磁気ヘッドを設け、磁気インクの最大磁束密度と残留磁束密度との比を求め、この比の値と設定値との比較を行うことで紙葉類の磁気インクの種類を確実に識別することができる、というものである。
特許文献2に開示された発明は、複数個の磁気ヘッドを設けつつ増幅回路を1個だけ共有することで、識別性能を向上させると同時に、回路構成を単純化して品質の均一化を図る、というものである。
特許文献3に開示された発明は、紙葉状媒体に記録された磁気情報を読み取る磁気センサを少なくとも2個用い、それぞれの磁気センサに接続される読取信号増幅回路の相互作用によって、偽の磁気情報が入力されても応答せず、真の磁気情報のみを確実に判別することができる、というものである。
このように、上述した従来技術は、磁気ヘッドを複数設けることで、磁気式紙幣識別センサの識別精度の向上を図っている。また、紙幣識別処理を高速化する観点からも、磁気ヘッドは複数設けることが好ましい。
特公平4−52518号公報 特開昭58−24984号公報 特開昭59−75386号公報
しかしながら、上述したように、識別精度向上又は高速処理化の観点から磁気センサ(磁気ヘッド)を複数設けて駆動した場合には、それぞれの磁気センサの間で磁気的な相互干渉が生じ、結果として識別精度の低下を招くおそれがある。
また、紙葉類識別の分解能をより高めるためには、数多くの磁気センサを設ける必要があるが、これは、結果として隣接する磁気センサの間隔が狭くなってしまうため、上述した相互干渉を増長することになる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、磁気センサを複数設けた場合であっても、それぞれの磁気センサ間の磁気的な相互干渉の発生を抑えることが可能な紙葉類識別センサの駆動回路を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、互いに隣接して配置された二以上の紙葉類識別センサを有するセンサ駆動回路に、電源回路からの交流信号を紙葉類識別センサへ励磁信号として供給するセンサ駆動手段と、紙葉類識別センサのオン・オフ切替えを行うセンサ切替手段と、を紙葉類識別センサごとに設け、加えて、紙葉類識別センサへ供給される電源回路からの交流信号の供給タイミングを制御する制御信号をセンサ切替手段に送出する切替制御手段を設けたことを特徴とする。
より具体的には、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 紙葉類の表面に印刷された磁性物質を電磁信号として検出するため、この紙葉類の搬送方向と略直交する方向に互いに隣接して配置された二以上の紙葉類識別センサを有するセンサ駆動回路であって、電源回路からの交流信号を紙葉類識別センサへ供給するセンサ駆動手段と、前記紙葉類識別センサの切替えを行うセンサ切替手段と、を前記二以上の紙葉類識別センサごとに備えるとともに、前記紙葉類識別センサへ供給される電源回路からの交流信号の供給タイミングを制御して、その制御信号を前記センサ切替手段に送出する切替制御手段を備えることを特徴とするセンサ駆動回路。
本発明によれば、小切手、紙幣などの紙葉類の表面に印刷された磁性物質を電磁信号(電気的な信号或いは磁気的な信号)として検出するために、この紙葉類の搬送方向と略直交する方向に互いに隣接して配置された二以上の複数の紙葉類識別センサを有するセンサ駆動回路は、交流電源装置など電源回路からの交流信号(高周波信号)を紙葉類識別センサへ供給するセンサ駆動手段と、紙葉類識別センサの切替えを電気・電子子的或いは機械的に行うセンサ切替手段と、を各紙葉類識別センサごとに備えており、更に、紙葉類識別センサへ供給される電源回路からの交流信号の供給タイミング(供給パターンを含む)を制御して、その制御信号をセンサ切替手段に電気信号或いは光信号等を送出する切替制御手段を備えることとしたから、その切替制御手段の存在により、電源回路からの交流信号を紙葉類識別センサへ供給するタイミング(供給パターン)をコントロールすることができる。
例えば、切替制御手段は、隣接する紙葉類識別センサがオンしないような制御を行ったり、2つおきの紙葉類識別センサをオンする制御を行ったりすることができ、ひいては互いに隣接する磁気センサ間の相互干渉の発生を抑え、識別精度が低下するのを防ぐことができる。また、紙葉類識別センサへ供給される電源回路からの交流信号の供給タイミングをパターン化して予め記憶しておき、その記憶内容に基づいて切替制御手段による制御を行う場合には、磁気センサ間の相互干渉の発生がないような供給パターンを設定しておくことで、識別精度が低下するのを防ぐことができる。
また、複数の紙葉類識別センサへ交流信号を供給する電源回路は1つで足りることから、回路製作コストを削減でき、また、回路サイズを小さくして紙葉類識別装置全体を小型化することができ、更には、消費電力を削減することができる。
ここで、「電磁信号として検出する」とは、紙葉類の表面に印刷された磁性物質との磁気的相互作用(例えばインピーダンス変化)を利用して、磁気的な信号を検知し、それを電磁誘導などによって電気的な信号に変換した後に、その電気的な信号をセンサ出力として検出することをいう。
また、「紙葉類識別センサ」としては、電源回路から供給される交流信号によって励磁されるコイルと、電磁信号として検出するコイルと、を別々のコイルで構成する他励式のセンサと、インピーダンス変化を捉えるための抵抗を設け、電源回路から供給される交流信号によって励磁されるコイルと、電磁信号として検出するコイルと、を同一のコイルで構成する自励式のセンサと、の2方式が考えられるが、本発明はいずれかの方式に限定する趣旨ではない。なお、自励式のセンサを採用することで、励磁機能と検出機能を1つのコイルで発揮することができ、ひいては配置スペースの狭小化、紙葉類識別装置全体のコストダウンに寄与することができる。
また、「センサ駆動手段」としては、電流増幅機能を有するトランジスタを採用することができる。これにより、センサ駆動手段に入力される電源回路からの交流信号を小さくすることができ、ひいては省電力化を図ることができる。
また、「センサ切替手段」として、電気的な入力信号に基づき半導体素子・電子素子の働きを利用して電子的に信号(電流)をオン・オフする無接点型の切替手段だけでなく、電気的な入力信号に基づき機械的な接点を開閉させて信号(電流)をオン・オフする有接点型の切替手段、無接点型及び有接点型の双方を組み合わせたハイブリッド型の切替手段など、様々な切替手段が考えられるが、本発明はこれらのいずれかに限定する趣旨ではない。なお、半導体素子の働きを利用して電子的に信号をオン・オフする無接点型の切替手段を採用した場合には、何枚もの紙葉類を一度に識別処理する場合など、高速処理が必要となる場合に、良好なスイッチング(応答)特性を得ることができる。
さらに、「切替制御手段」は、上述のとおり、紙葉類識別センサへ供給される電源回路からの交流信号の供給タイミングを制御する制御信号をセンサ切替手段に送出するものであり、より具体的には、センサ切替手段に電気的な入力信号を供給するものである。但し、本発明は、切替制御手段を、電気的な入力信号を供給するものに限定する趣旨ではなく、例えばセンサ切替手段に光電スイッチを採用した場合には、光信号を供給するものとなる。
(2) 前記切替制御手段は、前記二以上の紙葉類識別センサ間で磁気的干渉が生じないように、前記センサ切替手段に制御信号を送出することを特徴とするセンサ駆動回路。
本発明によれば、上述した切替制御手段は、2以上の紙葉類識別センサの間で磁気的な干渉が生じないように、センサ切替手段に制御信号を送出することとしたから、紙葉類識別センサ間の磁気的な相互干渉に起因した識別精度の低下を防ぐことができる。
(3) (1)又は(2)のセンサ駆動回路により検出された電磁信号に基づいて紙葉類を識別する識別回路を備えた紙葉類識別装置。
本発明によれば、紙葉類識別装置は、上述したセンサ駆動回路によって検出された電磁信号に基づいて紙幣等の紙葉類を識別する識別回路を備えていることから、複数の紙葉類識別センサ(磁気センサ)間の相互干渉の発生を抑えることで、識別精度の低下を防ぐことが可能である。
なお、センサ駆動回路全体に1つの識別回路を接続するのみならず、紙葉類識別センサ1つに1個の識別回路、すなわち紙葉類識別センサの数だけ識別回路を接続することも可能である。これにより、選択された紙葉類識別センサのみの信号を拾って紙葉類の識別を行うことができることから、複数の紙葉類識別センサ間の相互干渉を抑えつつ、的確に紙葉類の識別を行うことが可能である。
本発明に係る位置検出装置は、以上説明したように、センサ駆動手段によって紙葉類識別センサへ供給される交流信号の供給タイミングを制御する制御信号を、紙葉類識別センサの切替えを行うセンサ切替手段に送出するので、紙葉類識別センサを複数設けた場合であっても、例えば隣り合う紙葉類識別センサが同時に駆動するのを回避することでセンサ間の磁気的な相互干渉の発生を抑えることができ、ひいては紙葉類識別装置の精度低下を防ぐことができる。また、複数の紙葉類識別センサへ交流信号を供給する電源回路は1つで足りることから、回路製作のコストダウン、回路サイズの小型化、消費電力の削減に寄与することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
[回路構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る紙葉類識別センサの駆動回路1及びその周辺回路の回路構成を示す回路図である。
図1において、紙葉類識別センサの駆動回路1は、紙葉類紙葉類識別センサの一例としての他励式磁気ヘッドS〜Sと、センサ駆動手段の一例としてのトランジスタTr〜Trと、トランジスタTr〜Trのベース抵抗R〜Rと、センサ切替手段の一例としてのスイッチングトランジスタSWTr〜SWTrと、切替制御手段の一例としての切替タイミング制御部11と、を備えている。また、駆動回路1の駆動側には、電源回路の一例としての交流電源2、駆動回路1の検出側には、(単一又は複数の)識別回路の一例としてのセンサ信号処理回路3が接続されている。
なお、4つの他励式磁気ヘッドS〜Sは、紙葉類の搬送方向と略直交する方向にこの順番で互いに隣接して配置されている。但し、ここでいう「隣接して」には、4つの他励式磁気ヘッドS〜Sが互いに接触していることのみならず、一定間隔で配置されていることが含まれるものとする。また、ここでは他励式磁気ヘッドが4個の場合におけるセンサ駆動回路1を図示したが、本発明は他励式磁気ヘッドが4個に限定される趣旨ではなく、例えば一般的な識別センサに用いられる12個であっても24個であっても構わない。また、トランジスタTr〜Tr及びスイッチングトランジスタSWTr〜SWTrは、NPNトランジスタ又はPNPトランジスタのいずれであっても構わない。さらに、これらのトランジスタは、場合によっては接合型FETやMOSFETなどの電界効果トランジスタや、汎用ロジックICのアナログスイッチであっても構わない。
図1において、駆動回路1の駆動側に設けられた交流電源2は、ベース抵抗Rを介してトランジスタTrの駆動端(ベース端)に接続されるとともに、ベース抵抗Rを介してトランジスタTrの駆動端(ベース端)、ベース抵抗Rを介してトランジスタTrの駆動端(ベース端)、ベース抵抗Rを介してトランジスタTrの駆動端(ベース端)、のそれぞれにも接続されている。
トランジスタTrのエミッタ端子は、他励式磁気ヘッドSの励磁コイルに接続されており、トランジスタTrのコレクタ端子は、スイッチングトランジスタSWTrのコレクタ端子に接続されている。また、同様に、トランジスタTrのエミッタ端子は、他励式磁気ヘッドSの励磁コイルに接続されており、トランジスタTrのコレクタ端子は、スイッチングトランジスタSWTrのコレクタ端子に接続されている。トランジスタTrのエミッタ端子は、他励式磁気ヘッドSの励磁コイルに接続されており、トランジスタTrのコレクタ端子は、スイッチングトランジスタSWTrのコレクタ端子に接続されている。トランジスタTrのエミッタ端子は、他励式磁気ヘッドSの励磁コイルに接続されており、トランジスタTrのコレクタ端子は、スイッチングトランジスタSWTrのコレクタ端子に接続されている。なお、各トランジスタTr〜Trのエミッタ側には、他励式磁気ヘッドS〜Sが直接接続されているが、例えばエミッタ抵抗として固定抵抗を介在させてもよい。
スイッチングトランジスタSWTr〜SWTrのエミッタ端子には、スイッチングトランジスタSWTr〜SWTrにコレクタ電流を供給するための電源がそれぞれ接続されており、スイッチングトランジスタSWTr〜SWTrの駆動端(ベース端)には、切替タイミング制御部11が接続されている。なお、本発明は、スイッチングトランジスタSWTr〜SWTrの回路配置を図1に示す回路配置に限定する趣旨ではなく、例えばトランジスタTr〜Trのベース端子やエミッタ端子に接続するなど、本願の磁気的干渉を避けるという目的を逸脱しない範囲での変更が可能である。
ここで、切替タイミング制御部11からは2本の信号線が出ており、一方の信号線は、スイッチングトランジスタSWTr及びSWTrのベース端に分岐しており、他方の信号線は、スイッチングトランジスタSWTr及びSWTrのベース端に分岐している。このような回路構成において、2つの信号線のうちの一方のみに制御信号を送信することで、互いに隣接して配置された他励式磁気ヘッドSと他励式磁気ヘッドS、他励式磁気ヘッドSと他励式磁気ヘッドS、他励式磁気ヘッドSと他励式磁気ヘッドS、を同時に駆動させないような制御を行うことができる。すなわち、隣り合う他励式磁気ヘッドを同時に駆動させないような制御を行うことができる。
なお、切替タイミング制御部11は、上述のとおり、2本の信号線に制御信号を送信するものであるが、例えば、CPUコア、高周波クロック回路、及び1次・2次キャッシュ等より構成されるマイクロプロセッサによって具現化することができる。本発明において、切替タイミング制御部11の具現化回路(装置)の種類の如何は問わない。また、本実施形態では、切替タイミング制御部11は、2本の信号線のいずれかを介して制御信号を送出することとしたが、本発明はこれに限定する趣旨ではなく、例えば、他励式磁気ヘッドS〜Sに対してそれぞれ信号線を設け(4本の信号線を設け)、隣り合う2つの信号線に同時に制御信号が送出されないように、切替タイミング制御部11内でリレー制御するような構成にしてもよい。
他励式磁気ヘッドS〜Sの検出コイルは、駆動回路1の検出側に設けられたセンサ信号処理回路3に接続されている。なお、センサ信号処理回路3は、半波整流或いは全波整流回路、ローパスフィルタ、及びオペアンプなどで構成され、他励式磁気ヘッドからの電磁信号を増幅したり、その電磁信号を基に紙葉類の識別に関する様々な信号処理を行ったりするものであるが、ここではその詳細な説明を省略する。
[基本回路動作]
図2は、本発明の実施の形態に係る駆動回路1を組み込んだ紙葉類識別装置によって紙葉類(千円札)が識別される様子を示す平面図である。
図2では、本発明の実施の形態に係る駆動回路1が組み込まれたユニット21と、そのユニット21の内部に設置された他励式磁気ヘッドS〜Sを含む複数の他励式磁気ヘッド(12個)と、識別対象となる千円札22と、その千円札に埋め込まれた磁気インク23と、その千円札を右方へ搬送する搬送路24と、を図示している。また、他励式磁気ヘッドS〜Sは、千円札の搬送方向と直交する方向に互いに隣接して配置されている。なお、他励式磁気ヘッドS〜S以外の他励式磁気ヘッドは、図1の回路図に示す駆動回路1と同様の駆動回路に接続されているものとする。
図2において、まず、千円札22が左方から挿入されると(図2(a))、搬送路24に設けられた搬送ベルト(図示せず)によって、千円札22が右方へ搬送される。
そして、千円札22がユニット21の真下(近辺)に搬送されると(図2(b))、他励式磁気ヘッドS〜Sが磁気インク23を電磁信号として検出する。より具体的には、図1の回路図において、交流電源2から交流信号を供給されているトランジスタTr〜Trは、コレクタ電流(交流電流)を他励式磁気ヘッドS〜Sの励磁コイルに供給する。そして、他励式磁気ヘッドS〜Sのエアギャップ部近傍に磁気インク23がくると、そのエアギャップ部及びコア部を通過する磁束量(磁気信号)に変化(乱れ)が生じ、電磁誘導によって、他励式磁気ヘッドS〜Sの検出コイルにその変化分が電気信号として出力される。
このとき、切替タイミング制御部11は、上述したとおり、2本の信号線を用いて、スイッチングトランジスタSWTr及びSWTrと、スイッチングトランジスタSWTr及びSWTrと、を別々に駆動するような制御信号(駆動信号)を送信することから、トランジスタTr及びTrのコレクタ電流(他励式磁気ヘッドS及びSの励磁電流)と、トランジスタTr及びTrのコレクタ電流(他励式磁気ヘッドS及びS励磁電流)と、が別々にオン・オフ制御されることになる。従って、隣り合う他励式磁気ヘッド(他励式磁気ヘッドSとS、他励式磁気ヘッドSとS、他励式磁気ヘッドSとS)が同時に駆動されることはなく、隣り合う他励式磁気ヘッド間の磁気的な相互干渉を防止することができる。
なお、切替タイミング制御部11は、2本の信号線に対する制御信号の切替えを高速に行う。例えば、1MHzのクロック周波数をもつ切替タイミング制御部11であれば、約5μsの間隔で制御信号の切替えを行うことになる。従って、かかる切替タイミング制御部11によれば、千円札22の磁気インク23を高分解能で検出することが可能である。
<変形例>
[回路構成]
図3は、本発明の他の実施の形態に係る紙葉類識別センサの駆動回路1及びその周辺回路の回路構成を示す回路図である。なお、図1の回路図に示す各素子と同じ素子については、同符号で示す。
図3において、紙葉類識別センサの駆動回路1は、紙葉類紙葉類識別センサの一例としての自励式磁気ヘッドS〜Sと、自励式磁気ヘッドS〜Sのインピーダンス変化を捉えるセンサ抵抗R〜Rと、センサ駆動手段の一例としてのトランジスタTr〜Trと、トランジスタTr〜Trのベース抵抗R〜Rと、センサ切替手段の一例としてのスイッチングトランジスタSWTr〜SWTrと、切替制御手段の一例としての切替タイミング制御部11と、を備えている。また、図1と同様、駆動回路1の駆動側には、電源回路の一例としての交流電源2、駆動回路1の検出側には、(単一又は複数の)識別回路の一例としてのセンサ信号処理回路3が接続されている。
ここで、図3の回路図と図1の回路図との差異は、磁気ヘッドが他励式であるか自励式であるかの違いである。従って、図1の回路図と同じ点については、その説明を省略する。
図4は、他励式の磁気ヘッドと自励式の磁気ヘッドの違いを説明するための説明図である。図4(a)は他励式の磁気ヘッドを示しており、図4(b)は自励式の磁気ヘッドを示している。なお、図4(a)に示す他励式の磁気ヘッドの機能・動作については、上述したとおりであるので、その説明を省略する。
図4(b)において、自励式磁気ヘッドは、電源回路から供給される交流信号によって励磁されるコイルと電磁信号として検出するコイルとが同一のコイルで構成されており、そのコイルの一端はアースに接続され、そのコイルの他端はインピーダンス変化を捉えるためのセンサ抵抗を介して交流電源に接続されている。また、コイルとセンサ抵抗の接続点から出力を取り出すようになっている。
まず、自励式磁気ヘッドは、交流電源から供給される交流電流によって励磁されている。そして、磁性物質(磁気インク)がコイル下方近傍にくると、コア部を流れる渦電流に乱れが生じ、それに伴うコイルのインピーダンス変化(コイルを流れる電流の変化)をセンサ抵抗によって捉えることで、コイルとセンサ抵抗の接続点から電気信号が出力される。
図3の回路図は、以上説明したような自励式磁気ヘッド及びセンサ抵抗をそれぞれ4つずつ用いたものであり、紙葉類の表面に印刷された磁性物質(磁気インク)を電磁信号として検出するものとしては、図1の回路図と同様である。
[基本回路動作]
図3に示す回路の基本回路動作は、上述した図1に示す回路の基本動作と同様である。すなわち、交流電源2から交流信号を供給されているトランジスタTr〜Trは、センサ抵抗R〜Rを介し、コレクタ電流(交流電流)を自励式磁気ヘッドS〜Sの励磁コイルに供給する。そして、千円札22(図2参照)が自励式磁気ヘッドS〜Sの下方近傍にくると、自励式磁気ヘッドS〜Sとセンサ抵抗R〜Rとの接続点から電気信号が出力される。このとき、切替タイミング制御部11は、スイッチングトランジスタSWTr〜SWTrに対し、隣り合う自励式磁気ヘッドが同時に駆動しないような制御信号を送信する。これにより、隣り合う自励式磁気ヘッド間の磁気的な相互干渉を防止することができる。また、励磁機能と検出機能を有する1つのコイルで紙葉類の識別を行うことができるため、配置スペースの狭小化、紙葉類識別装置全体のコストダウンを図ることができる。
図5は、本発明の実施例についての説明図である。より具体的には、隣り合う磁気ヘッドを同時に駆動しないことにより、それらの磁気ヘッド間の磁気的な相互干渉による影響(トガリ出力)が除去される、という実験結果である。
図5(a)において、本発明の実施例では、3つの磁気ヘッド(ch1〜ch3)を有するセンサ51(図2でいうユニット21に相当)に対し、印字部53(図2でいう磁気インク23に相当)を有するコピー紙等の測定媒体52(図2でいう千円札22に相当)を、3つの磁気ヘッドの配置方向と印字部53とが直交するように搬送する。なお、センサ51と搬送路24とのエアギャップは0である。すなわち、測定媒体52は、センサ51と摺接しながら搬送される。
まず、3つの磁気ヘッド(ch1〜ch3)を同時に駆動した場合について説明する。測定媒体52の印字部53がセンサ51の下方を通過すると、3つの磁気ヘッド(ch1〜ch3)に対応する識別回路(ch1〜ch3)において、図5(b)に示すような波形の出力が得られる。図5(b)では、横軸は変位[mm]、縦軸は出力[V]を示している。また、一番上の波形は、上から二番目のch1の波形と、上から三番目のch2の波形と、一番下のch3の波形と、の合成波形を示している。
図5(b)によれば、ch1〜ch3の波形の概形は凹形で、測定媒体52の搬送距離によって出力タイミングがずれていることが分かる。すなわち、測定媒体52が7[mm]から14[mm]の範囲で変位しているときは、ch3の波形が出力されており、測定媒体52が15[mm]から22[mm]の範囲で変位しているときは、ch2の波形が出力されており、測定媒体52が23[mm]から30[mm]の範囲で変位しているときは、ch1の波形が出力されている。なお、ch1〜ch3の各波形において、測定媒体52が磁気ヘッドに接近した瞬間と、測定媒体52が磁気ヘッドから離反した瞬間と、の両方のタイミングでピーク値をとっているが、これは、磁気ヘッドの角で最も磁束量が多く、最も感度が高くなることに起因している。
ここで、3chの波形では、右側のピーク値のすぐ右にトガリ出力Tgが現れており、2chの波形では、左側のピーク値のすぐ左と、右側のピーク値のすぐ右と、にトガリ出力Tg,Tgが現れており、1chの波形では、左側のピーク値のすぐ左にトガリ出力Tgが現れている。これは、各磁気ヘッド間の相互干渉による影響に他ならない。
次に、各磁気ヘッド(ch1〜ch3)を別々に駆動した場合について説明する(図5(c)〜図5(e))。磁気ヘッドch1のみを駆動した場合には、図5(c)のような出力波形が得られ、磁気ヘッドch2のみを駆動した場合には、図5(d)のような出力波形が得られ、磁気ヘッドch3のみを駆動した場合には、図5(e)のような出力波形が得られる。図5(c)〜図5(e)によれば、各磁気ヘッドch1〜ch3を単体で駆動した場合には、それらの磁気ヘッド間の磁気的な相互干渉による影響(トガリ出力)は出ないことが分かる。
最後に、磁気ヘッドch1と磁気ヘッドch3を同時に駆動した場合について説明する(図5(f))。磁気ヘッドch1と磁気ヘッドch3を同時に駆動した場合には、図5(f)のような出力波形が得られる。図5(f)によれば、図5(b)では現れていたトガリ出力TgとTgが除去されていることが分かる。より詳しくは、図5(b)で現れていたトガリ出力TgとTgは、約1/5程度になっているのが分かる。
従って、図5(a)に示す実施例では、隣り合う磁気ヘッド(ch1とch2、ch2とch3)を同時に駆動しないような制御を行うことによって、各磁気ヘッド間の磁気的な相互干渉による影響(トガリ出力)が除去されることになり、ひいては識別精度が低下するのを防ぐことができる。
本発明に係る紙葉類識別センサの駆動回路は、紙葉類識別センサへ供給される電源回路からの交流信号の供給タイミングを、紙葉類識別センサのオン・オフ切替えを行うセンサ切替手段と、そのセンサ切替手段に制御信号を送信する切替制御手段と、によって行うものであり、紙葉類識別センサ間の磁気的な相互干渉の発生を抑えることが可能なものとして有用である。
本発明の実施の形態に係る紙葉類識別センサの駆動回路及びその周辺回路の回路構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る駆動回路を組み込んだ紙葉類識別装置によって紙葉類(千円札)が識別される様子を示す平面図である。 本発明の他の実施の形態に係る紙葉類識別センサの駆動回路及びその周辺回路の回路構成を示す回路図である。 他励式の磁気ヘッドと自励式の磁気ヘッドの違いを説明するための説明図である。 本発明の実施例についての説明図である。
符号の説明
1 駆動回路
2 電源回路
3 センサ信号処理回路
11 切替タイミング制御部
〜S 他励式磁気ヘッド
〜S 自励式磁気ヘッド
Tr〜Tr トランジスタ
SWTr〜SWTr スイッチングトランジスタ
〜R ベース抵抗
〜R センサ抵抗

Claims (3)

  1. 紙葉類の表面に印刷された磁性物質を電磁信号として検出するため、この紙葉類の搬送方向と略直交する方向に互いに隣接して配置された二以上の紙葉類識別センサを有するセンサ駆動回路であって、
    電源回路からの交流信号を紙葉類識別センサへ供給するセンサ駆動手段と、前記紙葉類識別センサの切替えを行うセンサ切替手段と、を前記紙葉類識別センサごとに備えるとともに、
    前記紙葉類識別センサへ供給される電源回路からの交流信号の供給タイミングを制御して、その制御信号を前記センサ切替手段に送出する切替制御手段を備えることを特徴とするセンサ駆動回路。
  2. 前記切替制御手段は、前記二以上の紙葉類識別センサ間で磁気的干渉が生じないように、前記センサ切替手段に制御信号を送出することを特徴とする請求項1記載のセンサ駆動回路。
  3. 請求項1又は2記載のセンサ駆動回路により検出された電磁信号に基づいて紙葉類を識別する識別回路を備えた紙葉類識別装置。

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