JP2005181924A - 光源駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 良好な変調特性を有する光源駆動回路を提供する。
【解決手段】 第1及び第2の光源ドライブ回路を有し、前者は入力データに応じて零から最大電流値までを可変であり、後者は入力データに応じ外部より設定された電流値から最大電流値までを可変とする光源駆動回路を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像データにより変調されたレーザ光をスキャンして表示するスキャンディスプレイ装置に用いるレーザ光源の駆動方法に関するものである。
本発明の従来の技術について述べる前に、本発明が適用されるスキャン方式ディスプレイについて簡単に述べる。
従来より1次元または2次元の共振型光スキャナを使用したスキャン方式ディスプレイ装置は各社より特許出願されており、代表的なものとして特許文献1、特許文献2、特許文献3が挙げられる。
ここでまず、共振型光スキャナについて説明する。
共振型光スキャナの構造は多々あるが特許文献4に代表されるローレンツ力を利用したものや特許文献5に代表される静電力を利用したものがよく知られている。
図2はローレンツ力を利用した光スキャナの概略図である。図2中コイルに電流iを流すと、永久磁石等で発生している磁界Bによりローレンツ力Fによる回転トルクが発生し、トーションバーの復元力とつりあう位置までミラー面がねじれる。この電流iをスキャナーのもつ共振周波数で交流的に加えることにより共振動作が可能となる。スキャン動作はスキャナ面に構成されたミラーに外部よりレーザ光などを照射することで行う。
図3はこのような共振スキャナを利用したスキャン方式ディスプレイの概念図の一つである。この図では水平スキャナに共振スキャナを、垂直スキャナにガルバノメータを使用している。水平スキャナは水平スキャナ駆動回路302によりスキャナの共振周波数である20kHz程度の周波数で共振動作をしており、垂直スキャナは垂直駆動回路303により60Hz程度で往復動作している。
制御回路301では水平スキャナ駆動回路302及び垂直駆動回路303の入力信号を作成するとともに外部より入力された画像データに応じて光源305(例えば半導体レーザ)を変調するための変調データを光源駆動回路304に出力する。この変調データは水平、垂直駆動信号のタイミングに応じて、適切な画像が得られるように出力される。
このように、変調されたレーザ光を水平スキャナ306、垂直スキャナ307に順次照射することにより2次元の画像出力を得ることができる。
ここで光源となる半導体レーザの変調について考えてみる。レーザの変調方法は1画素内を時間的に変調するパルス幅変調(PWM変調)と1画素内を発光強度的に変調する強度変調(PAM変調)が考えられる。
しかし、高精細な画像を出力するためには画素クロックは50MHz以上の高いクロックを使用しなければならないため、高精度な時間制御を行う必要のあるPWM変調は技術的に困難になる。
したがってレーザの変調方式はPAM変調とするのが良い。
図4はこのPAM変調を実現するためのレーザ駆動回路のブロック図である。
このレーザ駆動回路はコンパレータ401、サンプルホールド回路402、可変Gm回路403、ドライブ回路403、バイアス回路404より構成されている。
レーザLDの光量モニタ素子であるフォトディテクタPDはその一端が抵抗Rpdを介して接地されている。
コンパレータ401はレーザLDの光出力をモニタするフォトディテクタPDの出力電圧と環境変動に対して安定なバンドギャップ電圧より作成された基準電圧Vrefを比較し、その誤差分ΔVをサンプルホールド回路402に出力する。
サンプルホールド回路402では、APC(Auto Power Control:自動パワー制御)信号が゛L″の期間は誤差信号ΔVに応じてコンデンサCpをチャージまたはディスチャージし、゛H″の期間は出力端をハイインピーダンスとしてコンデンサCp端の電圧をホールドする。
可変Gm回路403は電圧電流変換回路であり、コンデンサCp端の電圧に応じた電流Ixを出力する。
ドライブ回路404では電流Ixを数百倍に増幅してレーザ駆動電流を発生する。このドライブ回路404は入力データDATAに応じて電流値を変調して出力するものである。バイアス回路805は外部より入力されるバイアス電流設定信号VbによりレーザLDに供給するバイアス電流を出力する。
特開平11−030763号公報 特開平9−96868号公報 特開平11−160650号公報 特開平07−218857号公報 特開平11−052278号公報 特開平5−218553号公報 特開平10−93170号公報
ここでレーザは一般的に図5のような特性をしている。即ち、レーザにある一定の電流Ithを供給するまではレーザは発光しない。したがって強度変調の場合には、リニアな光量変調を行うために、バイアス電流Ibにより予めIthぎりぎりの所までバイアス電流をかけておく必要がある。
しかしながら、レーザのIth付近の発光特性は図6のようになまっている。このためレーザの発光特性が理想的な場合のスレッシュ電流(図6のIth)をバイアス電流としたのでは、変調データの最小値でもレーザが微小ながら発光してしまう。したがって図7(a)に示すようにデータが小さい領域では所望の光量以上の光量でレーザが発光してしまい、所謂かぶりのある画像となってしまう。また逆に図6中のIthよりも小さいところにバイアス電流を設定したのでは、図7(b)に示すように変調データが小さなときにしばらくレーザが発光しなくなってしまう。
この対策として特許文献6では入力データより光源の点灯/消灯の変化点を検出して、そのエッジでバイアス電流をオン・オフする方法を取っているが、この方法では消光比は高くなるが依然として上記の問題は残る。
また特許文献7ではバイアス電流を2種類用意し、1つは常時オンし、もう1つはデータに応じてオン・オフを行う構成になっているが、同様に問題は解決しない。
本発明は上記の点に鑑み変調の小データ付近でも良好なレーザ変調を得るものである。
よって本発明は、
レーザ光源を強度変調するための光源駆動回路を、
入力データに応じて出力電流値が変化する第1及び第2の光源ドライブ回路と、
第1の基準電圧に応じて前記レーザ光源の光量を制御する第1のレーザ光量制御回路と、第2の基準電圧に応じて前記レーザ光源の光量を制御する第2のレーザ光量制御回路と、前記第1及び第2のレーザ光量制御結果をもとに前記レーザ光源のスレッショルド電流を算出する演算回路を設け、
前記第1のドライブ回路は前記入力データに応じて零から最大電流値までを可変とするように構成し、
前記第2のドライブ回路は前記入力データに応じて外部より設定された電流値から最大電流値までを可変とするように構成するものである。
本発明によれば、レーザを強度変調したときにも小データ部で良好な変調特性を得ることができ、高精度な強度変調が可能となる。
図1は本実施形態に係る光源バイアス回路のブロック図である。
図中101a、101bはコンパレータ、102a、102bはサンプルホールド回路、103a、103bは可変Gm回路(電流電圧変換回路)、104は演算部、105a、105bはドライブ回路、Cp1、Cp2はコンデンサである。レーザLDはドライブ回路1及びドライブ回路2に接続され、レーザの光量検出手段であるPDは抵抗Rpdを介して接地される。このRpd端の電圧はコンパレータ101a及び101bに入力される。
コンパレータ101a、101bはそれぞれ環境変動に対して安定なバンドギャップ電圧より作成される基準電圧Vref1、Vref2とRpd端の電圧が入力されており、これら各電圧を比較してその差分ΔV1、ΔV2をサンプルホールド回路102a、102bへそれぞれ出力する。基準電圧Vref1とVref2は任意の比、例えば4:1、に設定する。
サンプルホールド回路102a、102bはコンパレータ101a、101bの比較結果に基づきコンデンサCp1及びCp2へ電流をチャージまたはディスチャージする。
可変Gm回路103a、103bはコンデンサCp1、Cp2の電圧に応じて制御電流Ia、Ibをそれぞれ出力する。
演算部104では制御電流Ia、Ibをもとにレーザ駆動電流Icとバイアス制御電流Idを出力する。
ドライブ回路105aは演算部104より供給された電流Icを数百倍に増幅し、入力データDATAに応じてレーザ変調電流IPaを出力する。
ドライブ回路105bは演算部104より供給された電流Idを数百倍に増幅し、入力データDATAに応じてバイアス電流IPbを出力する。
この回路の動作は以下のように行われる。
まず、サンプルホールド回路101aをAPC1信号によりサンプリング状態にする。このときサンプルホールド回路101bはAPC2信号によりホールド状態に保たれている。また、演算部104は可変Gm回路103aの出力電流IaをIcとして出力する。入力データDATAは最大値としておく。したがってコンパレータ101a、サンプルホールド回路102a、可変Gm回路103a、ドライブ回路1による制御ループができ、このときレーザLDは最大発光量Poとなるように電流Ipaが決定される。なお、この制御が行われている間は演算部104では電流Idを0とし、ドライブ回路2からの電流出力を0としておく。また、図8に演算部104の出力電流をレーザの電流−光量特性に応じて記してあるが、実際の電流値はこれらをドライブ回路1、2で数百倍に増幅したものである。
つづいて、サンプルホールド回路101bをAPC2信号によりサンプリング状態にする。このときサンプルホールド回路101aはAPC1信号によりホールド状態にする。また、演算部104は可変Gm回路103bの出力電流IbをIdとして出力する。入力データはDATAは同じく最大値とする。これによりコンパレータ101b、サンプルホールド回路102b、可変Gm回路103b、ドライブ回路105bによる制御ループができる。ここで基準電圧Vref2はVref1の1/4と設定すれば、レーザLDは最大発光量Poの1/4の光量となるように電流Ipbが決定される。なお、この制御が行われている間は演算部104では電流Icを0とし、ドライブ回路1からの電流出力を0としておく。
これらの制御のあと演算部104は(Ia−Ib)*4/3を演算して、これをドライブ回路1の入力電流Icとする。なお、この演算は基準電圧Vref1及びVref2の比に応じて変わってくるので回路設計時にVref1、Vref2の比に応じて演算回路を決定する。このようにして算出された電流Icによって増幅されたドライブ回路1の出力電流は、図8に示すように、レーザのスレッシュ電流Ithから最大発光量Poまでの電流となる。したがってドライブ回路1ではこの電流を入力データDATAに応じて変調して出力する。
さらに演算部104ではIa−Icを演算して、これをドライブ回路2の入力電流Idとする。この電流Idにより増幅されたドライブ回路2の出力電流はレーザのスレッシュ電流Ithを表す。また、ドライブ回路2には外部よりバイアス変調電流設定信号Vaが入力される。このVaによりドライブ回路2内では図8に示すように電流IdがId1とIvaになるように設定され、このIvaのみが入力データDATAに応じて変調されて出力される。したがってレーザに応じてVaを可変することで固定バイアスId1と可変バイアスIvaを最適に設定できる。
このように、入力データが大きくなるにつれてバイアス電流も大きくなるようにレーザを変調することで図9に示すような高精度な強度変調が可能となる。
本発明の実施例を示す図 共振スキャナの代表的な構成図 スキャンディスプレイの構成図 従来のレーザドライバをブロック図 レーザの電流−光量特性図 レーザのスレッシュレベル付近での電流−光量特性図 従来のレーザドライバでの変調データに対する光量値を示す図 レーザの電流−光量特性における演算部の各出力電流 本発明のレーザドライバでの変調データに対する光量値を示す図
符号の説明
101a、101b、401 コンパレータ
102a、102b、402 サンプルホールド回路
103a、103b、403 可変Gm回路
104 演算部
105a、105b、404 ドライブ回路
405 バイアス回路

Claims (1)

  1. レーザ光源を強度変調するための光源駆動回路において、
    入力データに応じて出力電流値が変化する第1及び第2の光源ドライブ回路と、
    第1の基準電圧に応じて前記レーザ光源の光量を制御する第1のレーザ光量制御回路と、第2の基準電圧に応じて前記レーザ光源の光量を制御する第2のレーザ光量制御回路と、
    前記第1及び第2のレーザ光量制御結果をもとに前記レーザ光源のスレッショルド電流を算出する演算回路を設け、
    前記第1のドライブ回路は前記入力データに応じて零から最大電流値までを可変とするように構成し、
    前記第2のドライブ回路は前記入力データに応じて外部より設定された電流値から最大電流値までを可変とするように構成したことを特徴とする光源駆動回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007178944A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Brother Ind Ltd 光学装置及び画像表示装置
EP2112832A1 (en) * 2008-03-31 2009-10-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image display device

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