JP2005181855A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置本体に適合しない特性のトナーやインクなどの記録剤が充填された記録剤容器を構成として含むカートリッジが装着されてしまっても装置故障を未然に防止できると共にユーザに対して適切な対応をとらせることのできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 前記カートリッジが装置本体に装着された時に、前記記録剤容器に充填されている記録剤の特性を分析して記録剤実特性データを得る分析実施手段と、前記記録剤実特性データと予め記憶していた記録剤特性基準データとの一致/不一致を判定する適合性判定手段と、その適合性判定手段により「一致」と判定された場合には以後の前記画像形成部による画像形成動作を許可する一方、「不一致」と判定された場合には以後の前記画像形成部による画像形成動作を禁止すると共に所定の警告出力を行うカートリッジ交換対応手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ装置、複写機、デジタル複合機等として適用可能な画像形成装置に関し、特に、トナーやインクなどの記録剤が充填され記録剤容器を少なくとも構成として含むカートリッジを着脱・交換可能で、その記録剤容器中の記録剤を画像形成部に供給して画像形成を行う画像形成装置に関する。
トナーやインクなどの記録剤が充填され記録剤容器を少なくとも構成として含むカートリッジを着脱・交換可能で、その記録剤容器中の記録剤を画像形成部に供給して画像形成を行うタイプの画像形成装置は、特許文献をあえて示すまでもなく広く使用されている。
そのような、着脱・交換可能な記録剤容器を用いる画像形成装置においては、カートリッジの記録剤容器に誤った種類のトナーやインク等の記録剤が充填されていたために、画像形成部を構成する感光体、転写ベルトなどの各種部品にダメージを与え、ひいては装置の故障または破損を招いてしまうという事態がしばしば発生している。
そのような場合、装置が受けたダメージは広範囲に及ぶため修理は難しく、多大な時間と労力が費やされるばかりでなく、修理費等でユーザにかかる負担も大きい。また、画像形成装置本体の製造メーカとしても、自社に責任のない装置トラブルについて不本意なクレームをユーザから受けることになるという問題がある。
この問題は本来ユーザがカートリッジの記録剤容器に充填された記録剤が画像形成装置本体に適合するものであるかのか否かを正しく認識して、画像形成装置本体に適合する記録剤が充填されたカートリッジに限り画像形成装置に装着して使用するようにすれば未然に防げることである。
しかし、ユーザがカートリッジの記録剤容器に充填された記録剤の画像形成装置本体への適合性を客観的に判断することは困難であり、ユーザの善意に頼るばかりでは、上記装置トラブルの発生を防ぐことはできないという問題点があった。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、画像形成装置本体に適合しない特性のトナーやインクなどの記録剤が充填された記録剤容器を構成として含むカートリッジが装着されてしまっても装置故障を未然に防止できると共にユーザに対して適切な対応をとらせることのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、トナーやインクなどの記録剤が充填され記録剤容器を少なくとも構成として含むカートリッジを着脱・交換可能で、その記録剤容器中の記録剤を画像形成部に供給して画像形成を行う画像形成装置において、前記カートリッジが装置本体に装着された時に、前記記録剤容器に充填されている記録剤の特性を分析して記録剤実特性データを得る分析実施手段と、前記記録剤実特性データと予め記憶していた記録剤特性基準データとの一致/不一致を判定する適合性判定手段と、その適合性判定手段により「一致」と判定された場合には以後の前記画像形成部による画像形成動作を許可する一方、「不一致」と判定された場合には以後の前記画像形成部による画像形成動作を禁止すると共に所定の警告出力を行うカートリッジ交換対応手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記カートリッジ交換対応手段は、前記画像形成部による画像形成動作を禁止すると共に前記所定の警告出力を行った後、「不一致」に同意する所定の操作入力があった場合には、以後、前記画像形成部による画像形成動作を許可することを特徴とする。
請求項3に記載の画像形成装置は、トナーやインクなどの記録剤が充填され記録剤容器を少なくとも構成として含むカートリッジを着脱・交換可能で、その記録剤容器中の記録剤を画像形成部に供給して画像形成を行う画像形成装置において、前記カートリッジが装置本体に装着された時に、前記記録剤容器に充填されている記録剤の特性を分析して記録剤実特性データを得る分析実施手段と、前記記録剤実特性データと、予め記憶していた記録剤特性基準データとの一致/不一致を判定する適合性判定手段と、その適合性判定手段により「一致」と判定された場合には以後の前記画像形成部による画像形成動作を許可する一方、「不一致」と判定された場合には以後の前記画像形成部による画像形成動作を禁止すると共に、所定の警告メッセージを所定のインターフェースを介して情報処理装置に送信するカートリッジ交換対応手段とを備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記カートリッジ交換対応手段は、前記画像形成部による画像形成動作を禁止すると共に所定の警告メッセージを前記所定のインターフェースを介して前記情報処理装置に送信した後、「不一致」に同意する所定の応答が前記所定のインターフェースを介して前記情報処理装置からあった場合には、以後、前記画像形成部による画像形成動作を許可することを特徴とする。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記適合性判定手段により「不一致」と判定された場合における前記記録剤実特性データ及び所定の付帯情報をトナー特性分析結果データとして所定の記憶手段に記憶する分析結果記憶手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、画像形成装置本体に適合しない特性のトナーやインクなどの記録剤が充填された記録剤容器を構成として含むカートリッジが装着されてしまった場合には画像形成動作を禁止して装置故障を未然に防止できると共に警告出力によりユーザに対して適切な対応を促すことが可能なる効果が得られる。
請求項2に係る発明によれば、画像形成装置本体に適合しない特性のトナーやインクなどの記録剤が充填された記録剤容器を構成として含むカートリッジが装着されてしまった場合でも、その状況についてユーザによる同意の意志が示された場合には、以後の画像形成動作を許可するようにしているため、画像形成装置本体のメーカにとっては不当なクレームを受けることを避けるこができ、ユーザにとっては自己責任で画像形成装置本体に適合しない記録剤を使用することが可能となる効果が得られる。
請求項3に係る発明によれば、画像形成装置本体に適合しない特性のトナーやインクなどの記録剤が充填された記録剤容器を構成として含むカートリッジが装着されてしまった場合には画像形成動作を禁止して装置故障を未然に防止できると共に警告出力によりユーザに対して適切な対応を促すことが可能なる効果が得られる。また、その場合の警告出力は、ユーザの側にある情報処理装置側で行われ、ユーザに対して確実な警告を行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、画像形成装置本体に適合しない特性のトナーやインクなどの記録剤が充填された記録剤容器を構成として含むカートリッジが装着されてしまった場合でも、その状況についてユーザによる同意の意志が示された場合には、以後の画像形成動作を許可するようにしているため、画像形成装置本体のメーカにとっては不当なクレームを受けることを避けるこができ、ユーザにとっては自己責任で画像形成装置本体に適合しない記録剤を使用することが可能となる効果が得られる。
請求項5に係る発明によれば、前記適合性判定手段により「不一致」と判定された場合における前記記録剤実特性データ及び所定の付帯情報をトナー特性分析結果データとして記憶するようにしたため、画像形成装置本意に不適合のカートリッジが装着された際の履歴を残すことができ、後にそのデータを表示したりプリントアウトしたり、情報処理装置に転送したりして、分析・評価したり、画像形成装置が故障した際に、修理者が適切な処置を施すための情報として利用することが可能となる効果が得られる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する
先ず、図1に、本発明の一実施例に係る画像形成装置1のブロック構成について示す。
同図において、CPU2は、ROM3に書き込まれた制御手順を実行して、RAM4を作業領域として使用しつつ装置各部を制御する中央演算処理装置である。
ROM3は、前述したように、CPU2が装置各部を制御するための制御手順を記したプログラムや、その制御手順において参照される固定的なデータが記憶されているリードオンリメモリである。
RAM4は、前述したようにシステム制御部2の作業領域として、印刷しようとする1ページ分の画像データを展開したりするなど、一時的なデータを記憶するために使用されるランダムアクセスメモリである。
パラメータメモリ5は、装置動作に関連したデータのうち、一時的ではく、装置電源しゃ断時にも保持して次回の動作時にも参照される性質のデータを記憶するためのメモリであり、具体的には、バッテリバックアップされたSRAM(スタティックRAM)や、EEPROM(電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリ)等により構成されるものである。
画像形成部6は、印刷対象画像を、電子写真方式により感光体61上に形成した静電潜像に現像手段62により記録剤としてのトナーを付着させて、図示しない転写ベルト上の記録紙上に転写・定着形成して出力するものである。その場合、記録剤はとしてのトナーは、記録剤容器としてのトナーボトル64から図示しない供給機構により供給される。
なお、感光体61,現像手段62、記憶媒体63、及び、トナーボトル64は、プロセスカートリッジ6aとして構成されていて、画像形成装置1本体に対して着脱・交換可能である。なお、本発明は、少なくともトナーボトル(記録剤容器)64を少なくとも含むカートリッジが画像形成装置1本体に対して着脱・交換可能な構成ものものであれば適用可能なものである。なお、記憶媒体63は、システムバス10を介してCPU2からアセス可能なメモリであり、データの読み出し及び必要なデータの書き込みが行える。また、プロセスカートリッジ6の画像形成装置1本体からの着脱状態は、着脱に応じてON/OFFされるスイッチなどの信号の変化としてCPU2に入力されている。
操作表示部7は、図示は省略するが、印刷の強制中断を指示すためのキーなどの各種入力キーが配設される一方、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や各種メッセージを表示するための液晶表示器などの表示器を備えたものである。
所定のインターフェースとしてのプリンタ制御部8は、他装置としてのPC20から転送されてくる印刷依頼に係る画像データを受信してCPU2に渡すと共に、PC20からの各種プリンタ命令を処理するものである。また、プリンタ制御部8は、画像形成装置1とPC20との間でデータをやりとりするための所定の通信インターフェイスでもあり、PC20との間で必要なデータのやりとりを行う。
分析実施部9は、トナーボトル64に充填された記録剤の特性を分析してトナー実特性データを得てCPU2に通知するものである(詳細後述)。
システムバス10は、上記各部がデータをやり取りするための信号ラインであり、具体的には、データバス、アドレスバス、制御バス、I/Oバスなどの各種バスの集合として構成されている。
以上のように構成される画像形成装置1のパラメータメモリ5には、図2に示すように、記憶領域5aに、予め、トナー特性基準データが記憶されている。また、記憶領域5bは、後述する処理手順においてトナー特性分析結果データを記憶するための領域である。トナー特性基準データは、画像形成装置1の画像読取部6に適合するトナーの特性についての基準となるデータであり、厳密すぎると後述するトナー実特性データとの比較で不必要に「不一致」となってしまうおそれがあるため、ある程度の許容範囲を持たせたデータとしている。
ここで、分析実施手段としての分析実施部9における、トナーボトル64に充填されているトナーの特性の分析方法について詳細に説明する。
分析実施部9は、プロセスカートリッジ6aが交換装着されたときに、ある一定量のトナーをトナーボトル64から取り込んで、トナーの光の透過率や電気の導電性を調べる。なお、トナーボトル64からの一定量のトナーの取り込みは、それ自体既に公知なトナーボトル64から感光体61へのトナー供給機構と同様の機構を適用できる。あるいは、トナーボトル64の内側底部に、トナー特性測定用のセンサを内蔵しておいて、そのセンサからの出力信号を参照するようにすることも考えられる。
光の透過率を調べる際の光源にはLED(発行ダイオード)を用い、受光部分にはフォトダイオードを用いる。LEDを片側から照射し、その対に置かれたフォトダイオードなどの受光素子によって光を受光し、A/D変換した値を、トナー実特性データとして得て、CPU2に通知する。その場合、光源としては、半導体レーザーやハロゲンランプを適用することも可能である。また、受光素子としては、CMOSセンサ・CCDセンサまたは太陽電池を適用することもできる。
また、分析実施部9におけるトナー特性分析方法としては、導いた一定量のトナーで埋まった一対の電極に電圧を加え、流れた電流を測定し、その測定データをトナー実特性データとして得ることも考えられる。
また、分析実施部9におけるトナー特性分析方法としては、導いた一定重量のトナーを一定の大きさ以上の粒子は通さないフィルタにかけてそのフィルタの通過率を通過したトナーの質量から換算して、トナー実特性データとして得ることも考えられる。
以上列記した各分析方法は、図2の記憶領域5aのトナー特性基準データとして、採用した分析方法に対応する基準データを予め登録しておれば、いずれの方法でも採用することができる。
次に、以上のように構成される画像形成装置1におけるカートリッジ交換対応処理手順(カートリッジ交換対応手段に相当)について、図3に示す。
同図において、CPU2は、プロセスカートリッジ6aの交換を監視している(処理S101、判断S102のNoのループ)。そして、交換されると(判断S102のYes)、トナーボトル64に充填されているトナーを分析実施部9により分析させてトナー実特性データを取得し(処理S103)、その取得したトナー実特性データを、図2の記憶領域5aのトナー特性基準データと比較する(処理S104)。
その比較の結果「一致」した場合には(判断S105のYes)、以後、画像形成部6を使用した画像形成動作を可に設定して(処理S113)、処理S101に戻る。これにより、画像形成装置1本体に適合する記録剤が充填されたカートリッジが装着された場合には、問題なく画像形成装置本来の画像形成動作を行える。
なお、画像形成動作を可に設定するとは、プリンタ制御部8を介したPC20からの印刷依頼を拒むことなく応答して印刷対象の画像データを受け取り画像形成部6により形成する動作モードに設定するということである。
判断S105において、「不一致」の場合には(判断S105のNo)、画像形成部6を使用した画像形成動作を不可に設定する(処理S106)。なお、画像形成動作を不可に設定するとは、プリンタ制御部8を介したPC20からの印刷依頼を拒んで印刷対象の画像データを受け取りを拒否し画像読取部6による形成は行わないようにする動作モードに設定するということである。なお、処理S104及び判断S105は適合性判定手段に相当する。
そして、処理S103で取得したトナー特性実データをその他の付帯情報と共に、トナー特性分析結果データとして図2の記憶領域5bに記憶する(処理S107)。その場合の付帯情報は、具体的には、カートリッジの交換された日付・画像読取部6における記録枚数の累計をカウントするカウンタの計数値などである。そのようにして記憶されたトナー特性分析結果データを後に記憶領域5bから読み出して参照することで、のちの装置故障発生時の対応時などに適切な対応をとることができる。
処理S107の後は、操作表示部7の表示器に「トナーの特性が装置本体に適合しません。カートリッジを交換してください」などの警告メッセージを表示出力する(処理S108)。なお、そのような警告出力は、対応するLEDの点灯または点滅、警報ブザーの鳴動に置き換えることもでき、また、画像形成部6により記録紙に印刷して出力することもできる。
処理S108の後は、「装置本体に適合しないカートリッジを使用しますか?「同意」なら「Yes」、「不同意」なら「No」キーを押して下さい」などのメッセージを表示すると共に、「同意(Yes)」または「不同意(No)」の操作入力を待ち(処理S109、判断S110のNoのループ)、操作入力があると(判断S110のYes)、その操作入力が「同意」の場合には(判断S111のYes)、画像形成動作を可に設定して(処理S113)、処理S101に戻る。その操作入力が「不同意」の場合には(判断S111のNo)、処理S106で設定した画像形成動作を不可の設定のままで、操作表示部7の表示器にカートリッジの交換を促すメッセージ、例えば「カートリッジを交換してください」と表示して(処理S112)、処理S101に戻る。
これにより、基本的に、画像形成装置1本体に不適合な特性の記録剤により画像形成が行われてしまうことがない。また、ユーザによる「同意」により、画像形成装置1本体に不適合な特性の記録剤による画像形成が行われる場合には、そのことをユーザが判断した上でのことであるため、画像形成装置1本体のメーカにいわれのないクレームがつくような事態を防止できる。
次に、画像形成装置1におけるカートリッジ交換対応処理手順(カートリッジ交換対応手段に相当)の図3とは別の例について図4に示す。
同図において、CPU2は、プロセスカートリッジ6aの交換を監視している(処理S201、判断S202のNoのループ)。そして、交換されると(判断S202のYes)、トナーボトル64に充填されているトナーを分析実施部9により分析させてトナー実特性データを取得し(処理S203)、その取得したトナー実特性データを、図2の記憶領域5aのトナー特性基準データと比較する(処理S204)。
その比較の結果「一致」した場合には(判断S205のYes)、以後、画像形成部6を使用した画像形成動作を可に設定して(処理S213)、処理S201に戻る。これにより、画像形成装置1本体に適合する記録剤が充填されたカートリッジが装着された場合には、問題なく画像形成装置本来の画像形成動作を行える。
なお、画像形成動作を可に設定するとは、プリンタ制御部8を介したPC20からの印刷依頼を拒むことなく応答して印刷対象の画像データを受け取り画像形成部6により形成する動作モードに設定するということである。
判断S205において、「不一致」の場合には(判断S205のNo)、画像形成部6を使用した画像形成動作を不可に設定する(処理S206)。なお、画像形成動作を不可に設定するとは、プリンタ制御部8を介したPC20からの印刷依頼を拒んで印刷対象の画像データを受け取りを拒否し画像読取部6による形成は行わないようにする動作モードに設定するということである。なお、処理S204及び判断S205は適合性判定手段に相当する。
そして、処理S203で取得したトナー特性実データをその他の付帯情報と共に、トナー特性分析結果データとして図2の記憶領域5bに記憶する(処理S207)。その場合の付帯情報は、具体的には、カートリッジの交換された日付・画像読取部6における記録枚数の累計をカウントするカウンタの計数値などである。そのようにして記憶されたトナー特性分析結果データを後に記憶領域5bから読み出して参照することで、のちの装置故障発生時の対応時などに適切な対応をとることができる。
処理S207の後は、プリンタ制御部8を介してPC20に「トナーの特性が装置本体に適合しません。カートリッジを交換してください」などの警告メッセージを送信してPC20側でディスプレイ表示させる(処理S208)。
処理S208の後は、「装置本体に適合しないカートリッジを使用しますか?「同意」なら「Yes」、「不同意」なら「No」キーを押して下さい」などのメッセージがディスプレイ表示されているPC20側からの、「同意」または「不同意」の通知を待ち(処理S209、判断S210のNoのループ)、通知があると(判断S210のYes)、その通知が「同意」の場合には(判断S211のYes)、画像形成動作を可に設定して(処理S213)、処理S201に戻る。その通知入力が「不同意」の場合には(判断S211のNo)、処理S206で設定した画像形成動作を不可の設定のままで、PC20にカートリッジの交換を促すメッセージ、例えば「カートリッジを交換してください」とのメッセージを送信してディスプレイ表示させた上で(処理S212)、処理S201に戻る。
これにより、基本的に、画像形成装置1本体に不適合な特性の記録剤により画像形成が行われてしまうことがない。また、ユーザによる「同意」により、画像形成装置1本体に不適合な特性の記録剤による画像形成が行われる場合には、そのことをユーザが判断した上でのことであるため、画像形成装置1本体のメーカにいわれのないクレームがつくような事態を防止できる。また、警告メッセージ等のメッセージの表示や「同意」「不同意」の入力はユーザの近くのPC20において行えるため、ユーザへの通知をいっそう確実に行うことができる。
なお、以上説明した本実施例では、印刷対象画像が、PC20から転送される印刷依頼に係る画像である場合に本発明を適用したが、本発明は、印刷対象画像の入力形態により限定されるものではなく、例えば、スキャナにより読み取った画像(複写装置)、ファクシミリ受信した画像(ファクシミリ装置)、文書作成作成アプリケーションにより作成された文書データに基づく画像などその他の入力形態で入力された印刷対象画像についても同様に適用できるものであることはいうまでもない。
本発明の一実施例に係る画像形成装置のブロック構成について示す図である。 パラメータメモリの記憶内容について示す図である。 カートリッジ交換対応処理手順について示すフローチャートである。 カートリッジ交換対応処理手順の別例について示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 CPU
3 ROM
4 RAM
5 パラメータメモリ
6 画像形成部
6a プロセスカートリッジ
61 感光体
62 現像手段
63 記憶媒体
64 トナーボトル
7 操作表示部
8 プリンタ制御部
9 分析実施部
10 システムバス
20 PC

Claims (5)

  1. トナーやインクなどの記録剤が充填され記録剤容器を少なくとも構成として含むカートリッジを着脱・交換可能で、その記録剤容器中の記録剤を画像形成部に供給して画像形成を行う画像形成装置において、
    前記カートリッジが装置本体に装着された時に、前記記録剤容器に充填されている記録剤の特性を分析して記録剤実特性データを得る分析実施手段と、
    前記記録剤実特性データと予め記憶していた記録剤特性基準データとの一致/不一致を判定する適合性判定手段と、
    その適合性判定手段により「一致」と判定された場合には以後の前記画像形成部による画像形成動作を許可する一方、「不一致」と判定された場合には以後の前記画像形成部による画像形成動作を禁止すると共に所定の警告出力を行うカートリッジ交換対応手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記カートリッジ交換対応手段は、前記画像形成部による画像形成動作を禁止すると共に前記所定の警告出力を行った後、「不一致」に同意する所定の操作入力があった場合には、以後、前記画像形成部による画像形成動作を許可することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. トナーやインクなどの記録剤が充填され記録剤容器を少なくとも構成として含むカートリッジを着脱・交換可能で、その記録剤容器中の記録剤を画像形成部に供給して画像形成を行う画像形成装置において、
    前記カートリッジが装置本体に装着された時に、前記記録剤容器に充填されている記録剤の特性を分析して記録剤実特性データを得る分析実施手段と、
    前記記録剤実特性データと、予め記憶していた記録剤特性基準データとの一致/不一致を判定する適合性判定手段と、
    その適合性判定手段により「一致」と判定された場合には以後の前記画像形成部による画像形成動作を許可する一方、「不一致」と判定された場合には以後の前記画像形成部による画像形成動作を禁止すると共に、所定の警告メッセージを所定のインターフェースを介して情報処理装置に送信するカートリッジ交換対応手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記カートリッジ交換対応手段は、前記画像形成部による画像形成動作を禁止すると共に所定の警告メッセージを前記所定のインターフェースを介して前記情報処理装置に送信した後、「不一致」に同意する所定の応答が前記所定のインターフェースを介して前記情報処理装置からあった場合には、以後、前記画像形成部による画像形成動作を許可することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記適合性判定手段により「不一致」と判定された場合における前記記録剤実特性データ及び所定の付帯情報をトナー特性分析結果データとして所定の記憶手段に記憶する分析結果記憶手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
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