JP2005177530A - 研磨機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 骨材の粒径を減少させずに、骨材の尖部を除去するとともに骨材の付着物を取り除くことができる研磨機の提供。
【解決手段】 ドラム体と、ドラム体の一端上面に設けられる骨材投入口と、ドラム体の他端に設けられる骨材排出口と、ドラム体中心軸に沿って、ドラム体を貫通する回転シャフトと、回転シャフトを回転させる駆動モータと、ドラム体内下方を区切り、複数の研磨空間を形成する固定滞留板と、固定滞留板に取り付けられ、各研磨空間内における骨材の滞留時間を調整する滞留調整板と、回転シャフトから回転シャフトの回転軸に対して直角に延設する研磨羽根とからなり、研磨羽根は、弧状に湾曲し回転軸に対して直角に延設するアーム部とアーム部に対して直角に折れ曲がった先端部を有し、研磨空間内に、研磨羽根が少なくとも1つ配設されることを特徴とする研磨機である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、骨材の粒径をほとんど減少させずに、骨材の尖部を除去するとともに骨材表面の付着物を取り除くことができる研磨機に関する。
砂利や砕石などの骨材の尖部を除去し、また骨材に付着した微粉末を除去し、良質な骨材を得るための装置が特許文献1に提案されている。
特許文献1に開示されるような従来型の骨材研磨機の一例を図8に示す。従来型の研磨機(100)は傾斜して据えつけられるドラム体(200)内に回転シャフト(300)を配し、回転シャフト(300)に対して傾斜した扇形形状の研磨羽根(400)を有する構造をしている。
回転軸(300)を回転させると研磨羽根(400)が回転し、ドラム体(200)内で骨材を移動させ、骨材同士をすり合わせることで骨材を研磨するとともに、骨材表面の付着物を除去するものである。
しかしながら、研磨羽根(400)は回転軸に対して傾斜角度を有しているため、骨材に軸方向に向かう力を付勢する。該軸方向の力によって、骨材には必要以上の圧縮力が加わることがあり、該圧縮力によって骨材が粉砕され、骨材の粒径が必要以上に小さくされてしまうという問題があった。
この問題を解決するために研磨羽根(400)の傾斜角度をなくすという手法も考えうるが、傾斜角度をなくすと骨材間に生ずる摩擦力が低減するため十分な研磨効果を得ることが出来ない。
特公平6−45011号公報
本発明は上記実情を鑑みてなされたものであって、骨材の粒径をほとんど減少させずに、骨材の尖部を除去するとともに骨材表面の付着物を取り除くことができる研磨機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、略円筒形状の横置式ドラム体と、前記ドラム体の一端上面に設けられる骨材投入口と、前記ドラム体の他端に設けられる骨材排出口と、前記ドラム体中心軸に沿って、該ドラム体を貫通する回転シャフトと、前記回転シャフトを回転させる駆動モータと、前記ドラム体の下面から立設し、ドラム体内下方を区切り、複数の研磨空間を形成する固定滞留板と、前記固定滞留板に取り付けられ、前記各研磨空間内における骨材の滞留時間を調整する滞留調整板と、前記回転シャフトから該回転シャフトの回転軸に対して直角に延設する研磨羽根とからなり、前記研磨羽根は、弧状に湾曲し回転軸に対して直角に延設するアーム部と該アーム部に対して直角に折れ曲がった先端部を有し、前記研磨空間内に、前記研磨羽根が少なくとも1つ配設されることを特徴とする研磨機である。
請求項2記載の発明は、略円筒形状の横置式ドラム体と、前記ドラム体の一端上面に設けられる骨材投入口と、前記ドラム体の他端に設けられる骨材排出口と、前記ドラム体中心軸に沿って、該ドラム体を貫通する回転シャフトと、前記回転シャフトを回転させる駆動モータと、前記ドラム体の下面から立設し、ドラム体内下方を区切り、複数の研磨空間を形成する固定滞留板と、前記固定滞留板に取り付けられ、前記各研磨空間内における骨材の滞留時間を調整する滞留調整板と、前記回転シャフトから延設する研磨羽根とからなり、前記研磨羽根は、弧状に湾曲し回転軸から延設するアーム部と該アーム部に対して直角に折れ曲がった先端部を有し、前記研磨羽根の回転軌跡によって得られる回転面は、下から上に向かって下流側に傾斜し、前記研磨空間内に、前記研磨羽根が少なくとも1つ配設されることを特徴とする研磨機である。
請求項3記載の発明は、前記ドラム体内壁面に前記回転シャフトに平行なリブが形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の研磨機である。
請求項4記載の発明は、前記滞留調整板の上に更に複数の所定径の小孔を有するホールプレートが取付けられることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の研磨機である。
請求項5記載の発明は、前記骨材排出口に複数の所定径の小孔を有するホールプレートが取付けられることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の研磨機である。
請求項6記載の発明は、前記ドラム体の骨材投入口側を高く、骨材排出口側を低く傾斜可能とする傾斜手段を有することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の研磨機である。
請求項7記載の発明は、乾式にて骨材を研磨する研磨機であって、前記各研磨空間に向けて気体を吹き込んで、各研磨空間内の研磨工程で生じた微粉末を浮上させる吹込み手段と、前記吹込み手段によって浮上された微粉末を吸引する吸引手段を有することを特徴とする請求項6記載の研磨機である。
請求項8記載の発明は、前記研磨羽根の回転方向に対して先行する先行縁に耐磨耗特殊鋼よりなるチップライナが取付けられることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の研磨機である。
請求項9記載の発明は、前記研磨羽根のうち前記回転シャフトと平行な面に、該回転シャフトと平行なリブが形成されていることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の研磨機である。
請求項1記載の発明によれば、研磨羽根によってドラム体内の骨材が研磨空間内で掻き上げられ、ドラム体内壁と衝突し、或いは研磨羽根と擦れあい、或いは骨材同士が擦れあうので骨材の表面の尖部や付着部が除去され、良質の骨材を得ることができる。
更に、固定滞留板及び滞留調整板により、各研磨空間内での骨材の滞留時間を調整でき、投入される骨材に適した滞留時間で骨材を研磨処理することが可能となる。
また研磨羽根が回転シャフトに対して傾斜していないので、ドラム体内の骨材に不必要な圧縮力をかけず、骨材の粒径が小さくなりすぎない。
請求項2記載の発明によれば、研磨羽根の傾斜によってドラム体内の骨材が下流工程に促される。したがって、乾式の研磨処理においても円滑な研磨工程が得られる。
請求項3記載の発明によれば、ドラム体内壁面にリブが形成されることにより、骨材への研磨効果が更に高まる。
請求項4記載の発明によれば、各研磨空間を通過する骨材の粒径を調整することができるとともに滞留時間を更に長くすることができる。
請求項5記載の発明によれば、骨材排出口に所定径の小孔を有するホールプレートが配設されることにより、研磨機から排出される骨材の粒径を調整できるとともに、最下流にある研磨空間においても十分な滞留時間を確保することができ、該空間においても十分な研磨作用を発揮せしめることができる。
請求項6記載の発明によれば、ドラム体を傾斜させることができるので、傾斜角度によって骨材の滞留時間を調整可能となる。また、乾式研磨処理でも、骨材を下流研磨空間に促すことができるので、乾式の研磨も可能となる。
請求項7記載の発明によれば、吹き込み手段及び吸引手段によって、骨材に付着した微粉末が除去されるので、乾式による研磨処理にあっても、十分な骨材に対する洗浄効果を得ることができる。
請求項8記載の発明によれば、研磨羽根にチップライナが取付けられるので、研磨羽根が磨耗しない。またチップライナのみを交換すればよいので、メンテナンスが容易となる。
請求項9記載の発明によれば、研磨羽根に形成されるリブによって更に研磨効果が向上する。
以下、本発明に係る研磨機の実施形態について、図を参照しつつ説明する。図1は第1の実施形態を示す。図1(a)は研磨機の縦断面図であり、図1(b)はA−A断面図である。
本発明に係る研磨機(1)は基台(10)上に据え置かれた略円筒形状の横置式ドラム体(2)を有する。また、図1中左方側のドラム体(1)端の上面には、筒状の骨材投入口(6)が設けられ、図1中右方側のドラム体(1)端の下面には、骨材排出口(7)が設けられる。骨材は骨材投入口(6)から投入され、ドラム体(2)内を右方に移動し、骨材排出口(7)から排出される。
ドラム体(2)中心軸に沿って、ドラム体(2)を貫通する回転シャフト(3)が配設される。回転シャフト(3)は、ドラム体(2)外に配設され、基台(10)上に据え置かれた駆動モータ(5)とカップリングを介して連結している。
回転シャフト(3)は複数の環状フランジ(31)を有し、またフランジ(31)の下流側面にはフランジ(31)を補強する補強ブラケット(32)が取り付けられている。またフランジ(31)の上流側面には一対の研磨羽根(4)が取り付けられている。研磨羽根(4)は回転シャフト(3)の回転軸に対して直角に取り付けられている。したがって、ドラム体(2)内に投入された骨材に対して、研磨羽根(4)がドラム体(2)軸方向への力を付勢することがない。
尚、フランジ(31)に取付けられる研磨羽根(4)は1枚或いは2枚以上であればよく、数は特に限定されない。
ドラム体(2)の下面からは、複数の固定滞留板(8)がドラム体(2)の軸に対して直角に立設している。固定滞留板(8)はドラム体(2)内下方を区切り、複数の研磨空間(81)を形成している。各研磨空間(81)には、研磨羽根(4)がそれぞれ配設されている。
固定滞留板(8)には、略半環状の滞留調整板(9)が取り付けられ、滞留調整板はドラム体(2)内の固定滞留板(8)の上の領域を区切っている。尚、後述するように、滞留調整板(9)がドラム体(2)内を区切る高さによって、ドラム体(2)内の骨材の各研磨空間(81)内での滞留時間が調整されることとなる。
図2は研磨羽根(4)の詳細図である。図2(a)は研磨羽根(4)の斜視図であり、図2(b)は研磨羽根(4)の展開図である。
図2(b)に示すように、研磨羽根(4)の曲がり部を伸ばし、平面状にすると、弧状の細平板形状をしている。この弧状の細板平板の途中部(41)(図2(b)中点線領域で示す)を緩やかに折り曲げると、図2(a)で示す形状の研磨羽根(4)が形成される。尚、この形状は鋳物等の手段によって形成されてもよい。
研磨羽根(4)を回転シャフト(3)に取り付けたとき、回転シャフト(3)のフランジ(31)に取付けられるアーム部(47)は回転シャフト(3)の回転軸に対して直角に延設し、ドラム体(2)半径方向に延びるとともに、研磨羽根(4)の先端部(42)が回転シャフト(3)の回転軸に対して、平行となるようにされる(図1参照)。
研磨羽根(4)の弧状の凸縁(図2中左縁)は研磨羽根(4)の回転に対する先行縁(43)となる。先行縁(43)が弧状の凸形状に形成されていることによって、研磨羽根(4)は後述するようにドラム体(2)内の骨材層に容易に進入可能となる。また、骨材層に容易に進入可能となるので、研磨羽根(4)に対する骨材層への進入時の衝撃が低減でき、研磨羽根(4)の寿命が長くなる。更に、骨材層への進入時の衝撃が低減されるので、骨材を細かく粉砕することがない。
尚、研磨羽根(4)の耐摩耗性を向上させるために、先行縁(43)を高周波焼入れするなどして、硬化させてもよい。
図3には、研磨羽根(4)の耐摩耗性を向上させるための手段を示す。図3(a)はその一実施形態であり、図3(b)は他の実施形態である。
図3(a)に示す実施形態は、研磨羽根(4)の先行縁(43)に沿って耐摩耗性の特殊鋼(各種工具鋼が適宜使用可能である)からなるチップライナ(44)を取り付けた形態である。
図3(a)に示すように、チップライナ(44)は凹形状をしている。チップライナ(44)の凹面と研磨羽根(4)の先行縁(43)が嵌合し、チップライナ(44)が研磨羽根(4)上に固定される。尚、チップライナ(44)と研磨羽根(4)にはそれぞれ、固定のための貫通穴やねじ穴などが設けられている。
このようにチップライナ(44)を研磨羽根(4)の先行縁(43)に取付けることで、研磨工程においてチップライナ(44)が主に磨耗することとなり、研磨羽根(4)自体の磨耗は最小限に抑えられることとなる。したがって、チップライナ(44)を交換するのみで、研磨機(1)を補修可能となる。
図3(b)は研磨羽根(4)の寿命を延ばすための他の実施形態を示す。図3(b)に示す実施形態において、研磨羽根(4)は、その回転シャフト(3)との接続部付近に肉盛部(45)が形成されている。肉盛部(45)には、例えば高周波焼入れ等の手段で硬化処理がなされている。
このように研磨羽根(4)に肉盛部(45)を形成することによって、研磨羽根(4)に加わる衝撃力に対して、構造的な強度を有するとともに、該接続部において耐摩耗性が高まり、研磨羽根(4)の寿命が延びることとなる。更に、研磨羽根(4)の肉盛部(45)によって、肉盛部(45)に衝突される骨材はより研磨されることとなり、研磨効果が向上することとなる。
図3(b)に示す研磨羽根(4)は更にその先端部(42)の両面に複数のリブ(46)が形成されている。このリブ(46)は肉盛部(45)と同様に、硬化処理が施されている。
リブ(46)は、研磨羽根(4)の長手方向に延び、回転シャフト(3)の回転軸と平行であり、回転方向に対して直交している。
このようにリブ(46)が形成されると、研磨羽根(4)の先端部(42)の耐摩耗性が向上するとともに、研磨羽根(4)の先端部(42)に衝突される骨材はより研磨されることとなり、研磨効果が向上することとなる。
尚、上記の研磨羽根(4)の耐摩耗性を向上させる手段を組合わせてもよい。このようにすると、研磨羽根(4)の耐摩耗性や研磨効果を更に高めることができる。
研磨羽根(4)の実施形態として、以下のような形態も可能である。例えば、先端部(42)をアーム部(47)に対して直角に曲げるとともに、更に先端部(42)の回転シャフト(3)に向く面が回転方向に向くように先端部(42)をねじったような形態としてもよい。このようにすれば、研磨羽根(4)がドラム体(2)内の骨材層から出る際に、より多くの骨材を先端部(42)に乗せ、ドラム体(2)内上方に向かって骨材を投げ出すことが可能となり、より高い研磨効率を得ることができる。
或いは、研磨羽根(4)の先行縁(43)に対して、研磨羽根(4)の先行縁と対向する縁である後行縁(48)を肉厚に形成し、研磨羽根(4)の先端部(42)の回転シャフト(3)に向く面が回転方向に向くように傾斜させてもよい。このようにすると、上記と同様に、先端部(42)に多くの骨材を乗せることができるため、より高い研磨効率を得ることが可能となるとともに、研磨羽根(4)が骨材層を通過する際にも、先端部(42)のテーパ形状故、先端部(42)に当接する骨材により高い摩擦力を与えることが可能となり、更に高い研磨効果を得ることができる。また、先行縁(43)から後行縁(48)にかけてテーパ形状となるように徐々に肉厚となるようにされるので、耐摩耗性も向上させることができる。
ドラム体(2)内壁上にリブ(22)を有するインパクトライナ(21)が貼られてもよい(図1、4参照)。尚、インパクトライナ(21)のドラム体(2)への固定には、ねじ止め等適切な固定手段が用いられている。
図4はインパクトライナ(21)の詳細図である。インパクトライナ(21)はドラム体(2)内壁の曲率に合わせた弧状の板であり、インパクトライナ(21)のドラム体(2)内部に向く面には複数のリブ(22)が形成されている。尚、インパクトライナ(21)は耐摩耗性の特殊鋼からなることが好ましい。或いは、高周波焼入れ等の硬化処理が施されていてもよい。
リブ(22)はドラム体(2)の軸方向に延び、研磨羽根(4)の回転方向に対して直交している。
このようにリブ(22)を有するインパクトライナ(21)がドラム体(2)内壁一面に貼られることにより、ドラム体(2)内壁には凹凸面が形成されることとなる。
後述するように、ドラム体(2)内に投入された骨材は研磨羽根(4)によって掻き上げられ、ドラム体(2)内壁に衝突させられ、或いはドラム体内壁に沿って移動するので、このようにドラム体(2)内壁に凹凸面が形成されることで、骨材に対する研磨効果が一層高められることとなる。
また、分割されたインパクトライナ(21)をドラム体(2)内壁に貼ることで、ドラム体(2)自体は磨耗せず、インパクトライナ(21)のみの交換で磨耗に対する補修が可能となる。
ドラム体(2)の上面は開放蓋(23)で覆われている。開放蓋(23)はヒンジを介してドラム体(2)に取り付けられており、ドラム体(2)上面は開放可能とされる。尚、取付手段はこれに限定されるものではなく、例えばねじ止め等適切な手段で開放可能に固定されるものであってもよい。
このようにドラム体(2)の上面を開放可能とすることで、研磨羽根(4)、インパクトライナ(21)或いはチップライナ(44)等の交換が容易となる。
図1に示す実施形態において、骨材投入口(6)は筒状に形成され、ドラム体(2)上面から垂直に立設している。
骨材投入口(6)の内壁面からは、下方に傾斜する傾斜板(61)が設けられている。骨材投入口(6)から投入された骨材は傾斜板(61)に案内され、ドラム体(2)内に投入される。傾斜板(61)が設けられることによって、投入される骨材の落下速度が低減され、研磨羽根(4)の損傷を防ぐことができる。
更に、傾斜板(61)は、ドラム体(2)内で研磨羽根(4)によって掻き上げられた骨材が、骨材投入口(6)からドラム体(2)の外へ出ることを防止する。
また、骨材排出口(7)には所定径の小孔を有するホールプレート(71)が配設されている。ホールプレート(71)上の小孔は、骨材の所望する最大径で定められる。
このように、骨材排出口(7)にホールプレート(71)を配することによって、研磨機(1)から得られる骨材の粒度を調整でき、良質の骨材を得ることができる。
更に、研磨の最終工程にある研磨空間(81)にあっても、所定径以上の骨材は該研磨空間(81)に留められるため、該研磨空間(81)内で適度な滞留時間を得ることができ、研磨の最終工程にある研磨空間(81)内でも、十分な研磨作用を得ることができる。
尚、骨材の粒径の調整を必要としないならば、ホールプレート(71)上の小孔の径は、研磨最終工程の研磨空間(81)内での滞留時間に応じて定めてもよい。例えば、研磨最終工程の研磨空間(81)でより長い滞留時間を得ようとすれば、該小孔の径を小さくすればよいし、短い滞留時間を得ようとすれば、該小孔の径を大きく形成すればよい。
次に上記構造の研磨機(1)を用いた研磨工程について説明する。尚、以下に示す研磨工程は湿式の研磨工程である。
まず骨材は、骨材投入口(6)を通じて、ドラム体(2)内に投入され、骨材投入口(6)の下方にある第1の研磨空間(81)に至る。
ドラム体(2)内では、研磨羽根(4)が回転シャフト(3)の回転に伴って、各研磨空間(81)内で回転している。尚、回転シャフト(3)の回転速度は1000rpm以下の速度で調整可能であるが、600rpmから900rpmの範囲で調整されることが好ましい。600rpm未満であると十分な研磨効果を得られず、900rpmを超えると骨材が必要以上に研磨され、或いは研磨羽根(4)と衝突した際に粉砕され、骨材の粒径が小さくなりすぎるためである。
水成分を伴う湿式の研磨工程においては、骨材は研磨空間(81)の下層に沈殿し、水成分は滞留調整板(9)上を下流に向かって流れていく。
研磨羽根(4)は、研磨空間(81)で沈殿した骨材層内へ侵入し、骨材を上方に掻き上げる。研磨羽根(4)が骨材層内を移動するとき、研磨羽根(4)とドラム体(2)内壁にある骨材はこれら部材によって擦られ研磨される。特にこの工程において、ドラム体(2)内壁面や研磨羽根(4)の先端部(42)に上述の凹凸が形成されているときには、大きな研磨効果を得ることができる。
研磨羽根(4)が骨材層から出るとき、研磨羽根(4)の先端部(42)に乗せられた骨材はドラム体(2)内上方に掻き上げられる。掻き上げられた骨材の一部は、ドラム体(2)上方の内壁に衝突し、研磨されつつ再び下方にある研磨空間(81)に沈殿する。他の一部は、滞留調整板(9)上方を流れる水流に乗って、次の下流工程にある研磨空間(81)に至る。
次の研磨空間(81)においても、研磨羽根(4)によって骨材は研磨され、掻き上げられ、更に次の研磨空間(81)に至る。これを繰り返して、骨材は研磨されながら、研磨最終工程にある研磨空間まで促される。
上記のような工程において、骨材は研磨羽根(4)、ドラム体(2)内壁との衝突、或いはこれら部材上の移動、或いは研磨羽根(4)によってもたらされる骨材同士の衝突、擦れ合いによって、骨材は研磨される。この工程において、骨材に強い衝撃が加わるのは、研磨羽根(4)が骨材層に進入するときのみであるので、骨材の径の減少は最小限に留められる。また、研磨羽根(4)が回転軸に対して直角に配設されるので、研磨羽根(4)の回転時に骨材を押し潰す作用が最小限化される。
最終研磨空間(81)にある骨材は、ホールプレート(71)の小孔より小さくなるまで最終研磨空間(81)に留められる。ホールプレート(71)の小孔より小さくなった骨材はホールプレート(71)を通過し、骨材排出口(7)を通じて、研磨機(1)外に排出される。
各研磨空間(81)内での、骨材の滞留時間は滞留調整板(9)の高さによって調整される。骨材の滞留時間を長くしようとすれば、滞留調整板(9)の高さを高くすればよいし、骨材の滞留時間を短くしようとすれば、滞留調整板(9)の高さを低くすればよい。
滞留調整板(9)の高さは、固定滞留板(8)に対する取付位置を変更すること或いは滞留調整板(9)の形状変更によって、適宜可能である。例えば、滞留調整板(9)に長穴を設ければ、任意の高さで滞留調整板(9)を固定可能である。
滞留調整板(9)の高さは、各研磨空間(81)ごとに異なる高さとしてもよい。例えば、各研磨空間(81)における骨材の研磨状態を観察可能なように、ドラム体(2)下面の各研磨空間(81)ごとに骨材取り出し口(72)を設け、骨材の研磨状態に応じて、滞留調整板(9)の高さを調整してもよい。
尚、研磨空間(81)内での滞留時間を更に長くしようとすれば、図5に示すように、滞留調整板(9)の上方に複数の小孔(92)を有するホールプレート(91)を配設してもよい。
滞留調整板(9)とホールプレート(91)によって、ドラム体(2)の断面を仕切るようにすると、小孔(92)よりも大きな径を有する骨材は次の研磨空間(81)には至らず、一定研磨空間(81)に留められることになる。したがって、骨材の滞留時間を大幅に長くすることが可能となる。
尚、ホールプレート(91)の小孔(92)の径を、下流工程に行くにしたがって小さく形成してもよい。このようにすると、徐々に骨材の径が小さくなっていくので、円滑な研磨工程を得ることができ、一つの研磨空間(81)に骨材が堆積しすぎることがない。
更に、ホールプレート(91)が配設されることによって、骨材の粒径が整えられるので、より良質の骨材を得ることができる。
上記以外の方法によっても、研磨工程の調整は可能である。例えば、後述する傾斜手段によって、ドラム体(2)を上流工程から下流工程に向けて傾けることによって、滞留時間を短縮することが可能である。
或いは、回転シャフト(3)に備えられたフランジ(31)に対する研磨羽根(4)の取付角度を変更することによっても、研磨状態を微調整可能である。フランジ(31)に対する研磨羽根(4)の取付角度の変更は研磨羽根(4)に長穴を形成することによって可能である。
上記のような工程を経て得られる骨材は、研磨羽根(4)、ドラム体(2)内壁との衝突、或いはこれら部材上の移動、或いは研磨羽根(4)によってもたらされる骨材同士の衝突、擦れ合いによって、骨材の尖部や骨材表面の付着物が除去され、良質な骨材となる。また、研磨羽根(4)によって骨材が粉砕されることなく、投入される前と較べてその粒径の変化が小さい。研磨工程によって生ずる微粉末などは、水成分とともに排出される。
また、ホールプレート(71、91)が工程途中に配設されているならば、骨材の粒径は所定径以下に整えられるので更に良質な骨材となる。
図6に、乾式での研磨工程に用いられる研磨機(1)を示す。図6(a)は研磨機(1)の縦断面図であり、図6(b)はB−B断面図である。
図6に示す研磨機(1)は上述の研磨機(1)と略同様であるが、更に傾斜手段(11)及び吹込み手段(121)と吸引手段(122)とからなる微粉末収集手段(12)を有する。
傾斜手段(11)は基台(10)の下方に配設される一対のジャッキからなり、ドラム体(2)の上流側を高く、下流側を低く傾斜させる。このようにドラム体(2)を傾斜させると、ドラム体(2)の傾斜によって、研磨羽根(4)に掻き上げられた骨材が下流側の研磨空間(81)に移動する。このように、水流の生じない乾式の研磨工程によっても、ドラム体(2)を傾斜させることによって、骨材を下流へ向かって移動させることができ、骨材を各研磨空間(81)で研磨し、排出することができる。
微粉末収集手段(12)は、ドラム体(2)の上面、即ち開放蓋(23)上に配設される。微粉末収集手段(12)は吹込み手段(121)と吸引手段(122)を有する。吹込み手段(121)及び吸引手段(122)の先端はドラム体(2)内と連通している。吹込み手段(121)及び吸引手段(122)は各研磨空間(81)の上面に配設されている。
吹込み手段(121)は、所定圧力の気体をドラム体(2)内に噴出させる。これにより、各研磨空間(81)内の研磨工程によって生じた微粉末はドラム体(2)内上方に舞い上がることになる。
吸引手段(122)は、所定圧力でドラム体(2)内の気体を吸引する。したがって、吹込み手段(121)によって、舞い上げられた微粉末は吸引手段(122)によって吸い取られ、ドラム体(2)外へ排出される。尚、吸引手段(122)の先端部にフィルタを配設して、骨材が吸引されることを防ぐようにしてもよい。
上記構造の研磨機(1)を用いた研磨工程について以下に説明する。
水分を含有しない骨材が骨材投入口(6)から投入される。投入された骨材は、骨材投入口(6)内に配設された傾斜板(61)に案内され、ドラム体(2)内に形成された最上流にある研磨空間(81)の下部に堆積する。
ドラム体(2)内では、研磨羽根(4)が回転シャフト(3)の回転にしたがって回転している。研磨羽根(4)は研磨空間(81)に堆積した骨材層に進入し、骨材を研磨しつつ、ドラム体(2)内上方へと掻き上げる。掻き上げられた骨材の一部は再び、同じ研磨空間(81)に落下し、該研磨空間にて更に研磨される。残りの骨材は、ドラム体(2)の傾斜によって、下流に形成される研磨空間(81)に至る。そして、該研磨空間(81)にて研磨されることになる。
このような研磨工程において、骨材の各研磨空間(81)内での滞留時間は滞留調整板(9)の高さによって調整される。
更には、傾斜手段(11)によるドラム体(2)の傾斜角度によって調整されてもよい。ドラム体(2)が急勾配に傾斜されるならば、骨材の滞留時間は短くなり、ドラム体(2)の傾斜角度が小さいならば、骨材の滞留時間は長くなる。
このような研磨工程にて発生した骨材の微粉末は微粉末収集手段(12)によって収集される。したがって、ドラム体(2)から排出される骨材への微粉末の付着は極めて少なく、結果として良質な骨材を得ることができる。
図7に乾式研磨処理において、骨材を下流工程に促す他の手段を示す。図7(a)は研磨機(1)の縦断面図であり、図7(b)はB−B断面図である。図7に示す研磨機(1)は、研磨羽根(4)の傾斜以外は、図6に示す研磨機(1)と同様の構成を有する。
図6に示すような乾式の研磨処理に用いられる研磨機(1)において、研磨機(1)を傾斜させることによって、骨材を下流工程へ促したが、図7に示すように研磨羽根(4)を回転軸に対して傾斜させて取付けることで下流工程へ促してもよい。
図7に示す研磨機(1)は、回転シャフト(3)に対して傾斜して取り付けられた研磨羽根(4)を有する。研磨羽根(4)の傾斜は、研磨羽根(4)の回転軌跡により得られる回転面の上側が下流側に、該回転面の下側が上流側にあるようにされている。即ち、研磨羽根(4)の回転軌跡が下から上に向かって、下流側に傾斜している。
このように研磨羽根(4)を傾斜させると、ドラム体(2)内の骨材層から研磨羽根(4)が出る際に、研磨羽根(4)の先端部(42)上にある骨材は下流方向に向かって飛ばされる。そして骨材は下流にある研磨空間(81)内に落下し、該研磨空間(81)で同様に研磨され、順次下流工程に向かって研磨されることとなる。
研磨羽根(4)の傾斜角度は特に限定されず、骨材の種類やドラム体(2)の内径及び長さ等によって適宜定めればよい。
研磨羽根(4)の傾斜により、骨材にはドラム体(2)軸方向へ向かう力が付勢され、骨材に圧縮力が生ずるが、骨材は圧縮力を受けない方向へ移動する。即ち、骨材に対する圧縮力は研磨羽根(4)の面からドラム体(2)軸方向に向かって生じ、研磨羽根(4)のない領域では、該圧縮力はほとんど発生しない。したがって、圧縮力を受けた骨材は研磨羽根(4)のない領域へと相対的に移動する。故に骨材の粉砕は最小限に留められる一方で、骨材の相対的な移動に伴って、骨材同士が擦れあうので、高い研磨作用が得られることとなる。
尚、研磨羽根(4)を傾斜させる手段は湿式の研磨工程に採用されてもよい。
本発明は、骨材の粒径の減少を最小限に留め、骨材の尖部や骨材表面の付着物を除去する研磨機に好適に適用される。
本発明に係る研磨機を示す図である。(a)は研磨機の縦断面図であり、(b)はA−A断面図である。 本発明に係る研磨羽根を示す図である。(a)は研磨羽根の斜視図であり、(b)は研磨羽根の展開図である。 本発明に係る研磨羽根の耐摩耗性向上のための実施例を示す図である。(a)は一実施形態を示し、(b)は他の実施形態を示す。 本発明に係るインパクトライナを示す図である。 本発明に係る滞留時間を長くするための手段を示す図である。 本発明に係る乾式の研磨工程を示す図である。(a)は研磨機の縦断面図であり、(b)はB−B断面図である。 本発明に係る乾式の研磨工程において、骨材を下流に促すための手段を示す図である。(a)は研磨機の縦断面図であり、(b)はB−B断面図である。 従来の研磨機を示す図である。
符号の説明
1・・・・・研磨機
2・・・・・ドラム体
22・・・・リブ
3・・・・・回転シャフト
4・・・・・研磨羽根
42・・・・先端部
44・・・・チップライナ
46・・・・リブ
47・・・・アーム部
5・・・・・駆動モータ
6・・・・・骨材投入口
7・・・・・骨材排出口
71・・・・ホールプレート
8・・・・・固定滞留板
81・・・・研磨空間
9・・・・・滞留調整板
91・・・・ホールプレート
11・・・・傾斜手段
121・・・吹込み手段
122・・・吸引手段

Claims (9)

  1. 略円筒形状の横置式ドラム体と、
    前記ドラム体の一端上面に設けられる骨材投入口と、
    前記ドラム体の他端に設けられる骨材排出口と、
    前記ドラム体中心軸に沿って、該ドラム体を貫通する回転シャフトと、
    前記回転シャフトを回転させる駆動モータと、
    前記ドラム体の下面から立設し、ドラム体内下方を区切り、複数の研磨空間を形成する固定滞留板と、
    前記固定滞留板に取り付けられ、前記各研磨空間内における骨材の滞留時間を調整する滞留調整板と、
    前記回転シャフトから該回転シャフトの回転軸に対して直角に延設する研磨羽根とからなり、
    前記研磨羽根は、弧状に湾曲し回転軸に対して直角に延設するアーム部と該アーム部に対して直角に折れ曲がった先端部を有し、
    前記研磨空間内に、前記研磨羽根が少なくとも1つ配設されることを特徴とする研磨機。
  2. 略円筒形状の横置式ドラム体と、
    前記ドラム体の一端上面に設けられる骨材投入口と、
    前記ドラム体の他端に設けられる骨材排出口と、
    前記ドラム体中心軸に沿って、該ドラム体を貫通する回転シャフトと、
    前記回転シャフトを回転させる駆動モータと、
    前記ドラム体の下面から立設し、ドラム体内下方を区切り、複数の研磨空間を形成する固定滞留板と、
    前記固定滞留板に取り付けられ、前記各研磨空間内における骨材の滞留時間を調整する滞留調整板と、
    前記回転シャフトから延設する研磨羽根とからなり、
    前記研磨羽根は、弧状に湾曲し回転軸から延設するアーム部と該アーム部に対して直角に折れ曲がった先端部を有し、
    前記研磨羽根の回転軌跡によって得られる回転面は、下から上に向かって下流側に傾斜し、
    前記研磨空間内に、前記研磨羽根が少なくとも1つ配設されることを特徴とする研磨機。
  3. 前記ドラム体内壁面に前記回転シャフトに平行なリブが形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の研磨機。
  4. 前記滞留調整板の上に更に複数の所定径の小孔を有するホールプレートが取付けられることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の研磨機。
  5. 前記骨材排出口に複数の所定径の小孔を有するホールプレートが取付けられることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の研磨機。
  6. 前記ドラム体の骨材投入口側を高く、骨材排出口側を低く傾斜可能とする傾斜手段を有することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の研磨機。
  7. 乾式にて骨材を研磨する研磨機であって、
    前記各研磨空間に向けて気体を吹き込んで、各研磨空間内の研磨工程で生じた微粉末を浮上させる吹込み手段と、
    前記吹込み手段によって浮上された微粉末を吸引する吸引手段を有することを特徴とする請求項6記載の研磨機。
  8. 前記研磨羽根の回転方向に対して先行する先行縁に耐磨耗特殊鋼よりなるチップライナが取付けられることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の研磨機。
  9. 前記研磨羽根のうち前記回転シャフトと平行な面に、該回転シャフトと平行なリブが形成されていることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の研磨機。
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