JP2005176787A - 畦塗り機及びその作業方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 旧畦の端部の畦塗り作業を可能にする畦塗り機を提供する。
【解決手段】 畦塗り機は、走行機体に装着される装着部とこれに左右方向に移動可能なオフセット機構とこの後端部に配設された作業部を有する。作業部は前側から後側に天場処理部、前処理部60及び整畦部70を配置してなる。前処理部60は上下揺動可能な前処理動力伝達ケース61を介して駆動軸ケース35に取り付けられ、整畦部70は整畦動力伝達ケース71を介して駆動軸ケース35に取り付けられる。前処理動力伝達ケース61及び駆動軸ケース35間に、前処理動力伝達ケース61を上下揺動させる上下移動装置63が設けられる。これによって前処理動力伝達ケース61を介して前処理部60が上下移動し、上方に移動した前処理部60は旧畦の上部上方位置に設置可能である。また上下移動装置63を用いて整畦部70を旧畦の上部上方位置に設置可能に構成することも可能である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、畦塗り機及びその作業方法に関し、走行機体の走行位置に対して側方にオフセットした位置で作業する畦塗り機及びその作業方法に関する。
このような畦塗り機は、トラクタ等の走行機体の後部に装着され、走行機体の走行位置に対して側方にオフセットした位置に作業部を移動させて畦塗り作業を行なわせるものであり、広い圃場の全周に亘って畦を形成するものであるので、多大な時間と労力を要する畦塗り作業の機械化を達成したものとして近年注目されている(特許文献1参照)。
この畦塗り機は、走行機体からの動力が入力される入力軸を備えた機枠と、機枠から左右方向に移動可能であって作業部の作業方向を所定方向に保持する可動機枠と、可動機枠に設けられて走行機体から伝達される動力によって回転動して畦塗り作業を行なう作業部とを備える。
この畦塗り機は、走行機体の進行にともなってオフセット位置での直線畦塗り作業を行なうものであるが、矩形状の圃場において圃場の周縁に沿った直線畦塗り作業を行なう場合に、走行機体の先端部分が圃場の端に到達した時点でその後の直線作業を行なうことができなくなり、矩形圃場の四隅に未作業部分が必ず残るという問題が生じる。
そこで、従来の畦塗り機には、畦塗り機を走行機体に対して通常作業時とは反対側のオフセット作業位置に移動させるとともにその前後関係を反転(反転リバース)させて、四隅の未作業部分に対して走行機体を後進動させながら畦塗り作業が可能な畦塗り機が提案されている(特許文献2参照)。
この畦塗り機は、走行機体に着脱自在に連結される機枠と、機枠の後側に上下方向に延びて設けられた回動中心軸を回動支点として左右方向に回動自在に設けられた可動機枠と、可動機枠に配設されて旧畦の上部を切り崩して土盛りを行なう前処理ロータ及び前処理ロータにより盛られた土を切り崩された旧畦上に塗り付ける畦塗り体とを有してなる作業部とを有して構成されている。作業部は、可動機枠を介して走行機体の進行方向に対して左側にオフセットした左側オフセット作業位置、右側にオフセットした右側オフセット作業位置のいずれかの位置に設置可能である。
特開2000−83407号公報 特開2001−346406号公報
しかしながら、このような従来の畦塗り機では、作業部を反転リバースさせて、四隅の未作業部分に対して走行機体を後進動させながら作業部によって畦塗り作業を行なっても、前処理ロータが圃場の端に到達すると、畦塗り体はそれ以上前処理ロータ側に移動することができなくなる。その結果、前処理ロータと畦塗り体との間の距離分だけ、旧畦に対して畦塗り作業ができない未作業部分が必ず残るという問題が生じる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、旧畦の端部を、未作業部分を残さずに畦塗り作業が可能な畦塗り機を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、走行機体の後部に装着される機体(例えば、実施形態における畦塗り機1、80)であって、少なくとも旧畦の一部を切り崩して土盛りを行なう前処理部と該前処理部により盛られた土を切り崩された旧畦上に塗り付ける整畦部とを備え、走行機体から伝達される動力によって前処理部及び整畦部を駆動して畦塗り作業を行なう畦塗り機において、前処理部と整畦部とを上下方向に相対移動可能に支持する昇降移動手段(例えば、実施形態における上下移動装置63)を有し、該昇降移動手段によって、前処理部及び整畦部のいずれかを旧畦の上部よりも上方位置に設置可能であることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の畦塗り機において、前処理部を、昇降移動手段によって整畦部よりも上方位置又は下方位置に移動可能としたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の畦塗り機の発明において、機体には、上下方向に揺動自在に配置されて走行機体からの動力を前処理部に伝達可能な前処理動力伝達ケースが設けられ、該前処理動力伝達ケースに前処理部が回転動可能に連結され、昇降移動手段は、前処理動力伝達ケースに連結されて該前処理動力伝達ケースを介して前処理部を上下方向に移動させることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1に記載の畦塗り機の発明において、整畦部を、昇降移動手段によって前処理部よりも上方位置又は下方位置に移動可能としたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の畦塗り機の発明において、機体には、上下方向に揺動自在に配置されて走行機体からの動力を整畦部に伝達可能な整畦動力伝達ケースが設けられ、該整畦動力伝達ケースに整畦部が回転動可能に連結され、昇降移動手段は、整畦動力伝達ケースに連結されて該整畦動力伝達ケースを介して整畦部を上下方向に移動させることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の畦塗り機の発明において、前処理部及び前記整畦部は、一体的に形成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、走行機体の後部に装着され、少なくとも旧畦の一部を切り崩して土盛りを行なう前処理部と、該前処理部により盛られた土を切り崩された旧畦上に塗り付ける整畦部とを備え、前処理部と整畦部とを上下方向に相対移動可能に支持する昇降移動手段が設けられ、走行機体から伝達される動力によって前処理部及び整畦部を駆動して直線的な畦塗り作業を行なう畦塗り機の作業方法であって、走行機体の進行にともなって前処理部が旧畦を形成する圃場の端に到達すると、昇降移動手段によって前処理部の位置を旧畦の端部に繋がる他の旧畦の上部上方位置に移動させ、整畦部によって前処理部及び該整畦部間の旧畦の未作業部分の作業を行なわせることで、旧畦の端部まで直線的な畦塗り作業を行なうことを特徴とする。
請求項8の発明は、走行機体の後部に装着され、少なくとも旧畦の一部を切り崩して土盛りを行なう前処理部と、該前処理部により盛られた土を切り崩された旧畦上に塗り付ける整畦部とを備え、前処理部と整畦部とを上下方向に相対移動可能に支持する昇降移動手段が設けられ、走行機体から伝達される動力によって前処理部及び整畦部を駆動して直線的な畦塗り作業を行なう畦塗り機の作業方法であって、昇降移動手段によって整畦部の位置を圃場の隅部に形成された畦の上部上方位置に移動させ、前処理部を圃場の隅部に設置して、前処理部を駆動させることで、所定範囲前処理を行なった後、畦の端部から畦塗り作業を行なうことを特徴とする。
請求項1記載の畦塗り機によれば、昇降移動手段によって前処理部と整畦部とが上下方向に相対移動可能に支持され、昇降移動手段によって、前処理部及び整畦部のいずれかを旧畦の上部よりも上方位置に設置可能であるので、圃場の隅部に前処理部が移動した場合、前処理部を旧畦の上部上方位置に移動させて整畦部を隅部側に移動させると、前処理部及び整畦部間の旧畦の未作業部分を畦塗りすることができる。また、圃場の隅部において整畦部を畦の上部上方位置に移動させ、前処理部を圃場の隅部に設置して、前処理部を駆動させると、前処理部によって前処理が行なわれた後に、整畦部によって畦の端部が畦塗りされる。このため、畦の端部から畦塗り作業をスタートさせることができる。このため、圃場の隅部の旧畦に未作業部分を生じさせることなく、隅部の畦を確実に畦塗りすることができる。
請求項2記載の畦塗り機によれば、前処理部を、昇降移動手段によって整畦部の位置よりも上方位置又は下方位置に移動可能にすることで、整畦部の位置を変えずに前処理部の上下位置を変えることができる。このため、圃場の隅部に畦塗り機が移動した場合に、整畦部の位置を変えることなく前処理部を旧畦の上部上方位置に移動させたり、圃場の隅部に畦塗り機を設置する場合に、前処理部を整畦部に対して下方に移動させることで、整畦部を畦の上部上方位置に設置した状態で、前処理部を圃場の隅部内に設置する作業を容易にすることができる。
請求項3記載の畦塗り機によれば、機体に前処理動力伝達ケースを上下方向に揺動自在に配設し、前処理動力伝達ケースに前処理部を回転動可能に連結し、昇降移動手段によって前処理動力伝達ケースを介して前処理部を上下方向に移動可能にすることで、既存の構成部品を利用して前処理部の上下移動を可能にして、前処理部を上下移動させるための機構を簡素化することができ、コストの増加を抑制することができる。
請求項4記載の畦塗り機によれば、整畦部を、昇降移動手段によって前処理部の位置よりも上方位置又は下方位置に移動可能にすることで、前処理部の位置を変えずに整畦部の上下位置を変えることができる。このため、圃場の隅部に畦塗り機が移動した場合に、整畦部を前処理部に対して下方に移動させることで、整畦部を圃場内に設置したままで、前処理部を畦の上部上方位置に設置したり、圃場の隅部に畦塗り機を設置する場合に、整畦部を前処理部に対して上方に移動させることで、整畦部を畦の上部上方位置に移動させて前処理部を圃場の隅部内に設置する作業を容易にすることができる。
請求項5記載の畦塗り機によれば、機体に整畦動力伝達ケースを上下方向に揺動自在に配設し、整畦動力伝達ケースに整畦部を回転動可能に連結し、昇降移動手段によって整畦動力伝達ケースを介して整畦部を上下方向に移動可能にすることで、既存の構成部品を利用して整畦部の上下移動を可能にして、前処理部を上下移動させるための機構を簡素化することができ、コストの増加を抑制することができる。
請求項6記載の畦塗り機によれば、前処理部及び整畦部が一体的に形成されることで、前処理部及び整畦部からなる部分をコンパクト化することができ、畦塗り機全体を小型化することができる。
請求項7記載の畦塗り機によれば、走行機体の進行にともなって前処理部が圃場の端に到達すると、昇降移動手段によって前処理部の位置を旧畦の端部に繋がる他の旧畦の上部上方位置に移動させ、整畦部によって前処理部及び該整畦部間の旧畦の未作業部分の作業を行なわせることで、旧畦の端部まで畦塗り作業を行なうことができる。
請求項8記載の畦塗り機によれば、昇降移動手段によって整畦部の位置を圃場の隅部に形成された畦の上部上方位置に移動させ、前処理部を圃場の隅部に設置して、前処理部を駆動させると、前処理部によって所定範囲前処理が行なわれた後に、畦の端部から整畦部による畦塗り作業を行なわせることができる。このため、畦塗り作業のスタート時において畦の端部に未作業部分が生じることなく、畦の端部を確実に畦塗りすることができる。
本発明に係わる畦塗り機によれば、昇降移動手段によって前処理部と整畦部とが上下方向に相対移動可能に支持され、昇降移動手段によって、前処理部及び整畦部のいずれかが旧畦の上部よりも上方位置に設置可能であるので、圃場の隅部に前処理部が移動した場合に前処理部を旧畦の上部上方位置に移動させて整畦部を隅部側に移動させると、前処理部及び整畦部間の旧畦の未作業部分を畦塗りすることができる。また、圃場の隅部において整畦部を畦の上部上方位置に移動させ、前処理部を圃場の隅部に設置して、前処理部を駆動させると、前処理部によって前処理が行なわれた後に、整畦部によって畦の端部から畦塗り作業をスタートさせることができる。このため、圃場の隅部の旧畦に未作業部分が生じることなく、隅部の旧畦を確実に畦塗りすることができる。
また、前処理部を、昇降移動手段によって整畦部の位置よりも上方位置又は下方位置に移動可能にすることで、整畦部の位置を変えずに前処理部の上下位置を変えることができる。このため、圃場の隅部に畦塗り機が移動した場合に、整畦部の位置を変えることなく前処理部を旧畦の上部上方位置に移動させたり、圃場の隅部に畦塗り機を設置する場合に、前処理部を整畦部に対して下方に移動させることで、整畦部を畦の上部上方位置に設置した状態で、前処理部を圃場の隅部内に設置する作業を容易にすることができる。
また、機体に前処理動力伝達ケースを上下方向に揺動自在に配設し、前処理動力伝達ケースに前処理部を回転動可能に連結し、昇降移動手段によって前処理動力伝達ケースを介して前処理部を上下方向に移動可能にすることで、既存の構成部品を利用して前処理部の上下移動を可能にして、前処理部を上下移動させるための機構を簡素化でき、コストの増加を抑制することができる。
さらに、整畦部を、昇降移動手段によって前処理部の位置よりも上方位置又は下方位置に移動可能にすることで、前処理部の位置を変えずに整畦部の上下位置を変えることができる。このため、圃場の隅部に畦塗り機が移動した場合に、整畦部を前処理部に対して下方に移動させることで、整畦部を圃場内に設置したままで、前処理部を畦の上部上方位置に設置したり、圃場の隅部に畦塗り機を設置する場合に、整畦部を前処理部に対して上方に移動させることで、整畦部を畦の上部上方位置に移動させて前処理部を圃場の隅部内に設置する作業を容易にすることができる。
また、機体に整畦動力伝達ケースを上下方向に揺動自在に配設し、整畦動力伝達ケースに整畦部を回転動可能に連結し、昇降移動手段によって前処理動力伝達ケースを介して整畦部を上下方向に移動可能にすることで、既存の構成部品を利用して整畦部の上下移動を可能にして、前処理部を上下移動させるための機構を簡素化することができ、コストの増加を抑制することができる。
また、前処理部及び整畦部を一体的に形成することで、前処理部及び整畦部からなる部分をコンパクト化することができ、畦塗り機全体の大きさを小型化することができる。
さらに、走行機体の進行にともなって前処理部が圃場の端に到達すると、昇降移動手段によって前処理部の位置を旧畦の端部に繋がる他の旧畦の上部上方位置に移動させ、整畦部によって前処理部及び該整畦部間の旧畦の未作業部分の作業を行なわせることで、旧畦の端部を確実に畦塗りすることができ、旧畦の端部に未作業部分が発生する事態を確実に防止することができる。
また、昇降移動手段によって整畦部の位置を圃場の隅部に形成された畦の上部上方位置に移動させ、前処理部を圃場の隅部に設置して、前処理部を駆動させることで、前処理部によって所定範囲前処理が行なわれた後に、畦の端部から整畦部による畦塗り作業を行なわせることができる。このため、畦塗り作業のスタート時において畦の端部に未作業部分が生じることなく、畦の端部を確実に畦塗りすることができる。
以下、本発明に係わる畦塗り機の好ましい実施の形態を図1から図17に基づいて説明する。なお、説明の都合上、図1(斜視図)及び図17(斜視図)に示す矢印の方向を前後方向及び左右方向として以下説明する。
畦塗り機1は、後述する走行機体の後部に装着される装着部10と、装着部10から左右方向に揺動可能なオフセット機構20と、オフセット機構20の移動端側(後端側)に設けられた回動支点Oを回動中心として水平方向に回動可能に配設されて走行機体から伝達される動力によって畦塗り作業を行なう作業部50とを有してなる。
装着部10は、走行機体の三点リンク連結機構に装着される連結フレーム11と連結フレーム11の後側に取り付けられたヒッチフレーム13とを有してなる。ヒッチフレーム13の左右方向の中央下部に入力軸(図示せず)が設けられ、入力軸は、走行機体のPTO軸(図示せず)からの動力を図示しない伝動軸を介して伝達されるようになっている。
オフセット機構20は、作業部50を走行機体に対して左右方向にオフセット移動させるためのものであり、前端側を回動支点としてヒッチフレーム13に対して左右方向に回動自在に連結されて後方側へ延びるオフセットフレーム21と、オフセットフレーム21の左側に沿って並設されてヒッチフレーム13に対して左右方向に回動自在に連結されたリンク部材25と、オフセットフレーム21の後端部の下方位置に回動自在に設けられた連結部23に繋がる連結アーム部材23aとを有してなる。リンク部材25の後端部は連結アーム部材23aに枢結されている。オフセット機構20は、オフセットフレーム21、リンク部材25、ヒッチフレーム13及び連結アーム部材23aによって平行リンク機構を形成している。オフセット機構20は、これに設けられた旋回シリンダ3の伸縮動作により左右方向に旋回動可能である。
オフセットフレーム21の後端部には上下方向に延びて走行機体からの動力によって回転動可能な従動軸30が配設されている。従動軸30の下部にはこれと同軸上に連結されて下方へ延びる回転中心軸33が設けられ、オフセットフレーム21の後端下部から下方へ延出する回転中心軸33には、前述した連結部23が回動自在に取り付けられている。
連結部23は、作業部50から延びるフレーム部51を連結部23と一体化させて作業部50の向きを一定にしたままで作業部50をオフセット移動させたり、連結部23に対してフレーム部51の回動作を自在にしてフレーム部51を介して作業部50を回動させたりするものであり、連結部23及びフレーム部51間に繋がれた連結機構40を有している。連結機構40は、連結部23及びフレーム部51間に繋がれた回動リンク機構41と、回動リンク機構41及びフレーム部51間に繋がれて回動リンク機構41を伸縮動させてフレーム部51を介して作業部50を回動させる伸縮シリンダ42とを有してなる。伸縮シリンダ42の伸縮動を規制すると、回動リンク機構41を介して連結部23とフレーム部51とを一体化させることができ、伸縮シリンダ42を伸縮動させると、フレーム部51に繋がる作業部50を走行機体90の左右両側の一方側から他方側にその向きを変えた状態で反転移動(反転リバース)させることができる。
フレーム部51の先端部には、後述する下方へ延びる駆動軸ケースに作業部50が固着された状態で取り付けられている。作業部50は、前側から後側に天場処理53、前処理部60及び整畦部70が配設されている。このように作業部50の各処理部を配置することにより、天場処理部53によって旧畦の上部を切り崩した土と、前処理部60によって切り崩した土とを土盛りして、整畦部70が盛られた土を切り崩された旧畦上に塗り付ける。なお、作業部50は、図4(平面図)に示すように、フレーム部51が左右方向に平行に延びた状態になると、作業部50の向きを示す作業方向軸O2が走行機体90の進行方向Aと平行になるように配設されている。
前処理部60及び整畦部70は、図2(a)(平面図)に示すように、前述した駆動軸ケース35に取り付けられている。即ち、前処理部60は前後方向に延びる前処理動力伝達ケース61を介して駆動軸ケース35に取り付けられ、整畦部70は前後方向に延びる整畦動力伝達ケース71を介して駆動軸ケース35に取り付けられている。前処理部60はその回転軸60aが前処理動力伝達ケース61の前側端部に連結されて取り付けられ、整畦部70は、その回転軸70aを包含する整畦動力伝達ケース71'の先端部が整畦動力伝達ケース71の後側端部に連結されて取り付けられている。つまり、前処理部60及び整畦部70は駆動軸ケース35に一体的に取り付けられている。このため、前処理部60及び整畦部70からなる部分はコンパクト化されて、畦塗り機全体の大きさを小型化することができる。前処理動力伝達ケース61は、駆動軸ケース35側の端部が回動自在に取り付けられて上下方向に揺動自在である。前処理動力伝達ケース61及び駆動軸ケース35間には、図2(b)(側面図)に示すように、前処理動力伝達ケース61を上下揺動させて前処理部60の上下位置を移動可能な上下移動装置63が設けられている。
この上下移動装置63は上部にハンドル64を有し、このハンドル64を回転させると、上下移動装置63が伸縮動して、前処理動力伝達ケース61の基端部を回動支点として前処理動力伝達ケース61を上下方向に揺動させることができる。このため、上下移動装置63によって、前処理動力伝達ケース61を介して前処理部60を上下方向に移動させることができる。さらに詳細には、ハンドル64を回転させて上下移動装置63が縮小動すると、図2(c)(側面図)に示すように、前処理部60を整畦部70に対して上方位置に移動させることができる。ここで、前処理部60の移動量は、整畦部70によって旧畦Uが畦塗りされている場合において、該旧畦Uの少なくとも上部の上方位置に移動可能な量である。一方、図3(側面図)に示すように、ハンドル64を回転させて上下移動装置63が伸長動すると、前処理部60を整畦部70に対して下方位置に移動させることができる。
このように構成された畦塗り機1は、再び図1に示すように、走行機体90からの動力が入力軸に伝達されると、この動力をオフセットフレーム21内に配設された図示しない動力伝達機構を介して従動軸30に伝達して回転中心軸33に伝達する。そして、回転中心軸33に伝達された動力は、フレーム部51内の図示しない動力伝達機構及び駆動軸ケース内の図示しない動力伝達機構を介して、図2(a)に示す前処理動力伝達ケース61及整畦動力伝達ケース71内に設けられた動力伝達機構(図示せず)に伝達されて前処理部60及び整畦部70を駆動する。また、駆動軸ケースに伝達された動力は図示しない天場処理動力伝達ケース内の動力伝達機構を介して天場処理部53に伝達されて天場処理部53を駆動する。
次に、本発明に係わる畦塗り機1によって矩形状の圃場Fの一辺Faを畦塗りする場合における畦塗り機1の動作について説明する。図4(平面図)に示すように、先ず、走行機体90を圃場Fの一辺Faに沿った位置に設置する。そして、オフセット機構20及び図1に示す連結機構40によって作業部50の作業方向軸O2が走行機体90の進行方向Aと同一方向に向いた状態にして作業部50を走行機体90の右側にオフセット移動させる。そして、走行機体90を前進動させるとともに、作業部50を駆動させる。その結果、天場処理部53が圃場Fの一辺Faの旧畦Uの上部を切り崩し、前処理部60が切り崩した土の土盛りを行ない、整畦部70が盛られた土を切り崩された旧畦U上に塗り付けて、圃場Fの一辺Faは連続的に畦塗りされる。
そして、走行機体90が圃場Fの前端周辺位置90aに近づいて走行機体90の進行方向が変わると、図1に示す連結機構40によって連結部23に対してフレーム部51を回動自在にし、図1に示す伸縮シリンダ42を伸長動させてオフセット機構20に対して作業部50を回動させて、作業部50の作業方向軸O2の方向が圃場Fの一辺Faからずれないようにする。このため、作業部50は圃場の一辺Faにそってその端部まで移動することができる。
ここで、作業部50が圃場Fの一辺Faの端部に移動すると(50b)、天場処理部53と整畦部70との間の旧畦Uの部分Bは、整畦部70が移動できない領域であるので、畦塗り作業を行なうことができず、旧畦Uの端部に未作業部分が残ってしまう。
しかしながら、本発明の畦塗り機1では、作業部50が圃場Fの隅部に到達すると(50b)、図2(c)に示す上下移動装置63によって前処理部60の位置を旧畦Uに交わる他の旧畦U'の上部上方位置に移動させ、オフセット機構20の揺動によって作業部50の位置を他の旧畦U'側に移動させながら、整畦部70を駆動することで、旧畦Uの未作業部分Bを畦塗りすることができる。このため、旧畦Uの端部まで畦塗り作業を行なうことができる。
なお、前処理部60と整畦部70との取り付け位置は、前述した位置関係に限るものではなく、各種のタイプがある。以下に、これらの各種の位置関係について説明する。先ず、図5(a)(平面図)に示すように、整畦部70の回転軸70aを包含する整畦動力伝達ケース71'を駆動軸ケース35の回転中心軸に直交するように配置して、整畦動力伝達ケース71'の先端部を駆動軸ケース35の側面に取り付け、整畦部70と駆動軸ケース35との間に延びる整畦動力伝達ケース71'に、前処理部60の回転軸60aに連結されて延びる前処理動力伝達ケース61'の先端部を回動可能に取り付ける。そして、図5(b)(平面図)に示すように、前処理動力伝達ケース61'及び駆動軸ケース35間に上下移動装置63を設ける。その結果、図5(c)(平面図)に示すように、上下移動装置63によって、前処理部60を整畦部70に対して上方位置に移動させることができる。
また、図6(a)(平面図)に示すように、整畦部70を駆動軸ケース35に近接した位置に配置して整畦動力伝達ケース71'の先端部を駆動軸ケース35の一方側の側部に取り付け、駆動軸ケース35の他方側の側部に前処理動力伝達ケース61の端部を回動可能に取り付け、前処理動力伝達ケース61の先端部に前処理部60を取り付け、図6(b)(平面図)に示すように、前処理動力伝達ケース61及び駆動軸ケース35間に上下移動装置63を設けてもよい。その結果、図6(c)(平面図)及び図7(平面図)に示すように、上下移動装置63によって、前処理部60を整畦部70に対して上方位置及び下方位置に移動させることができる。
さらに、図8(a)(平面図)に示すように、前処理部60の前処理動力伝達ケース61を整畦動力伝達ケース71'に並設させ、前処理動力伝達ケース61の一端側端部を駆動軸ケース35に回動自在に設け、前処理動力伝達ケース61の他端側端部を整畦部70の近傍位置に配置し、他端側端部に前処理部60から延びる前処理動力伝達ケース61'を取り付け、図8(b)(平面図)に示すように、前処理動力伝達ケース61及び駆動軸ケース35間に上下移動装置63を設けてもよい。その結果、図8(c)(平面図)に示すように、上下移動装置63によって、前処理部60を整畦部70に対して上方位置に移動させることができる。
また、図9(a)(平面図)に示すように、前処理部60から延びる前処理動力伝達ケース61'を駆動軸ケース35の側面に取り付け、整畦動力伝達ケース71'の先端部に取り付けられた整畦動力伝達ケース71の一端側端部の側面を駆動軸ケース35の側面に回動可能に取り付け、図9(b)(平面図)に示すように、整畦動力伝達ケース71'及び駆動軸ケース35間に整畦部上下移動装置63を設けてもよい。その結果、図9(c)(側面図)及び図10(側面図)に示すように、整畦部上下移動装置63によって、整畦部70を前処理部60に対して上方位置及び下方位置に移動させることができる。
このように整畦部70を前処理部60に対して上下移動可能に設けた場合、図11(平面図)に示すように、圃場Fの隅部から圃場Fの一辺Faに沿って畦塗り作業をするときに、図10に示す整畦部上下移動装置63によって整畦部70の位置を前処理部60の上方位置に移動させた状態にして、整畦部70を圃場Fの隅部に形成された旧畦(又は新畦)Uの上部上方位置に設置し、前処理部60及び天場処理部53を圃場の隅部に設置して、走行機体90を旧畦Uに繋がる他の旧畦U'に沿って進行させるとともに、天場処理部53、前処理部60及び整畦部70を駆動させると、天場処理部53及び前処理部60によって所定範囲前処理が行なわれた後に、整畦部70が他の旧畦U'の端部から畦塗り作業を行なうことができる。このため、畦塗り作業のスタート時において旧畦U'の端部に未作業部分が生じることはなく、旧畦U'の端部を確実に畦塗りすることができる。
また、前述した実地の形態では、走行機体90が前進動しながら畦塗り作業が行なわれる場合について説明したが、本発明の畦塗り機1は、図12(平面図)に示すように、走行機体90を後進動させながら畦塗り作業を行なうことができる。この場合、作業部50は、図4に示す走行機体90の右側位置から左側位置に移動させて前後関係を逆転させる。そして、作業部50が圃場の隅部に移動すると、図13(a)(側面図)及び(b)(前側正面図)に示すように、前処理部60を破線で示すように旧畦Uの上部上方位置に移動させる。そして、前述したように、走行機体を後進動させながら整畦部70によって旧畦Uの端部を畦塗りする。このように、本発明の畦塗り機1は、走行機体90を後進動させながら旧畦Uの端部を畦塗りすることができる。
また、本発明の畦塗り機1は、図14(平面図)、図15(a)(側面図)及び(b)(前側正面図)に示すように、前処理部60を上下方向に移動させる手段として、平行リンク機構65を有した上下移動装置63'を備えてもよい。平行リンク機構65は、前処理部60と整畦部70との間に設けられ、整畦部70の回転軸と同軸上に配設された整畦動力伝達ケース71'に回動自在に連結された前処理動力伝達ケース61と駆動軸ケース35及び前処理部60間に連結された部材66を一対のリンク部材として構成する。このように、平行リンク機構65を介して前処理部60を上下移動させることで、前処理部60の姿勢を変えることなく前処理部60を上下移動させることができる。
なお、前述した平行リンク機構65を、図16(a)(平面図)、(b)(側面図)、(c)(前側正面図)に示すように、前処理部60に対して整畦部70を上下方向に移動させるように設けてもよい。この場合、平行リンク機構65は、整畦動力伝達ケース71と部材66とを有し、これらの一端側端部を駆動軸ケース35に枢結し、これらの他端側端部を整畦動力伝達ケース71'に枢結する。その結果、平行リンク機構65を介して整畦部70を上下移動させることで、整畦部70の姿勢を変えることなく整畦部70を上下移動させることができる。
また、前述では、走行機体を前進動又は後進動させながら畦塗り作業が可能な畦塗り機1を説明したが、図17に示すように、走行機体を前進動させるときだけ畦塗り作業が可能な前進作業用の畦塗り機80でもよい。この畦塗り機80は、図1に示すフレーム部51を有しない作業部50が駆動軸ケース35に取り付けられた点及び連結機構40は伸縮シリンダ42のみで構成される点において、図1に示す畦塗り機1と相違し、その他の部分において図1に示す畦塗り機1と共通する。
このような畦塗り機80に、前処理部60が旧畦の上部上方位置に移動可能であり、整畦部70を旧畦の上部上方位置に移動可能にする前述した図2(b)等に示す上下位置調整装置63を設けることで、前述した畦塗り機1と同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施の形態に係わる畦塗り機の斜視図を示す。 この畦塗り機の作業部を示し、同図(a)は、作業部の平面図であり、同図(b)及び同図(c)は作業部の側面図である。 この畦塗り機の作業部の側面図を示す。 畦塗り機の動作を説明するための平面図を示す。 作業部の他の実施の形態を示し、同図(a)は、作業部の平面図であり、同図(b)及び同図(c)は作業部の側面図である。 作業部の他の実施の形態を示し、同図(a)は、作業部の平面図であり、同図(b)及び同図(c)は作業部の側面図である。 作業部の他の実施の形態の側面図を示す。 作業部の他の実施の形態を示し、同図(a)は、作業部の平面図であり、同図(b)及び同図(c)は作業部の側面図である。 作業部の他の実施の形態を示し、同図(a)は、作業部の平面図であり、同図(b)及び同図(c)は作業部の側面図である。 この作業部の他の実施の形態の側面図を示す。 畦塗り機の動作を説明するための平面図を示す。 作業部を反転リバースさせた畦塗り機の平面図を示す。 作業部を反転リバースさせた畦塗り機を示し、同図(a)は、畦塗り機の側面図であり、同図(b)は前処理部の上下移動の軌跡を示す前側正面図である。 前処理部を上下移動させる上下移動装置を搭載した畦塗り機の平面図を示す。 この上下移動装置を示し、同図(a)は、上下移動装置の側面図であり、同図(b)は上下移動装置によって移動する前処理部の移動軌跡を示す前側正面図である。 整畦部を上下移動させる上下移動装置を示し、同図(a)は、上下移動装置を搭載した畦塗り機の平面図であり、同図(b)は、上下移動装置の側面図であり、同図(c)は上下移動装置によって移動する整畦部の移動軌跡を示す前側正面図である。 本発明の他の実施の形態に係わる畦塗り機の斜視図を示す。
符号の説明
1、80 畦塗り機(機体)
60 前処理部
61 前処理動力伝達ケース
63 上下移動装置(昇降移動装置)
70 整畦部
71 整畦動力伝達ケース
90 走行機体
U 旧畦
U' 他の旧畦

Claims (8)

  1. 走行機体の後部に装着される機体であって、少なくとも旧畦の一部を切り崩して土盛りを行なう前処理部と該前処理部により盛られた土を切り崩された旧畦上に塗り付ける整畦部とを備え、前記走行機体から伝達される動力によって前記前処理部及び前記整畦部を駆動して畦塗り作業を行なう畦塗り機において、
    前記前処理部と前記整畦部とを上下方向に相対移動可能に支持する昇降移動手段を有し、
    該昇降移動手段によって、前記前処理部及び前記整畦部のいずれかを旧畦の上部よりも上方位置に設置可能であることを特徴とする畦塗り機。
  2. 前記前処理部を、前記昇降移動手段によって前記整畦部よりも上方位置又は下方位置に移動可能としたことを特徴とする請求項1に記載の畦塗り機。
  3. 前記機体には、上下方向に揺動自在に配置されて前記走行機体からの動力を前記前処理部に伝達可能な前処理動力伝達ケースが設けられ、
    該前処理動力伝達ケースに前記前処理部が回転動可能に連結され、
    前記昇降移動手段は、前記前処理動力伝達ケースに連結されて該前処理動力伝達ケースを介して前記前処理部を上下方向に移動させることを特徴とする請求項2に記載の畦塗り機。
  4. 前記整畦部を、前記昇降移動手段によって前記前処理部よりも上方位置又は下方位置に移動可能としたことを特徴とする請求項1に記載の畦塗り機。
  5. 前記機体には、上下方向に揺動自在に配置されて前記走行機体からの動力を前記整畦部に伝達可能な整畦動力伝達ケースが設けられ、
    該整畦動力伝達ケースに前記整畦部が回転動可能に連結され、
    前記昇降移動手段は、前記整畦動力伝達ケースに連結されて該整畦動力伝達ケースを介して前記整畦部を上下方向に移動させることを特徴とする請求項4に記載の畦塗り機。
  6. 前記前処理部及び前記整畦部は、一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の畦塗り機。
  7. 走行機体の後部に装着され、少なくとも旧畦の一部を切り崩して土盛りを行なう前処理部と、該前処理部により盛られた土を切り崩された旧畦上に塗り付ける整畦部とを備え、前記前処理部と前記整畦部とを上下方向に相対移動可能に支持する昇降移動手段が設けられ、前記走行機体から伝達される動力によって前記前処理部及び前記整畦部を駆動して直線的な畦塗り作業を行なう畦塗り機の作業方法であって、
    前記走行機体の進行にともなって前記前処理部が旧畦を形成する圃場の端に到達すると、前記昇降移動手段によって前記前処理部の位置を前記旧畦の端部に繋がる他の旧畦の上部上方位置に移動させ、前記整畦部によって前記前処理部及び該整畦部間の旧畦の未作業部分の作業を行なわせることで、前記旧畦の端部まで直線的な畦塗り作業を行なうことを特徴とする畦塗り機の作業方法。
  8. 走行機体の後部に装着され、少なくとも旧畦の一部を切り崩して土盛りを行なう前処理部と、該前処理部により盛られた土を切り崩された旧畦上に塗り付ける整畦部とを備え、前記前処理部と前記整畦部とを上下方向に相対移動可能に支持する昇降移動手段が設けられ、前記走行機体から伝達される動力によって前記前処理部及び前記整畦部を駆動して直線的な畦塗り作業を行なう畦塗り機の作業方法であって、
    前記昇降移動手段によって前記整畦部の位置を圃場の隅部に形成された畦の上部上方位置に移動させ、前記前処理部を前記圃場の前記隅部に設置して、前記前処理部を駆動させることで、所定範囲前処理を行なった後、畦の端部から畦塗り作業を行なうことを特徴とする畦塗り機の作業方法。
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