JP2005176468A - 箱体の取付ガタ防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単でコンパクトな構造で箱体の取付ガタを確実に防止する。
【解決手段】可撓性の当接板13,18と、当接板に設けられた押接突部15,19とを備えるガタ防止部材6,8を箱体4に設け、取付側のパネルに押接突部を押接しつつ、当接板が撓んでパネルを弾性反力で押圧する。当接板13,18の両側を支持部16,17で支持した。当接板13の内側にスリット部14を設け、スリット部の内側に可撓板部13bを構成し、可撓板部に押接突部15を設け、スリット部の両端14cを当接板の内側で終端させた。スリット部14を略L字状に形成した。スリット部14のある当接板13と、スリット部のない当接板18とを配置した。当接板13,18の近くで箱体4に、パネルに対する固定部材11,12を配設した。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体等の取付側への電気接続箱やハーネス収容装置のプロテクタといった箱体の取付ガタを防止する箱体の取付ガタ防止構造に関するものである。
図7は、従来の箱体の取付ガタ防止構造の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
この構造は、電気接続箱51を車体側にガタ付きなく固定させるために、電気接続箱51をなす合成樹脂製の箱体52に略錨状の可撓爪53と略ヘの字状の弾性片54とを略対称形状に一体に設け、車体のパネル55のスリット孔56に可撓爪53を挿入すると共に、スリット孔56の周縁で弾性片54をパネル55に当接させて、可撓爪53と弾性片54とでパネル55を挟むようにして係止させるものである。
特開2001−78330号公報(第3頁,図1〜図3)
しかしながら、上記従来の箱体の取付ガタ防止構造にあっては、可撓爪53や弾性片54の構造が複雑で、それらを成形するための樹脂成形型が複雑化し、コスト高になると共に、樹脂成形が難しく、箱体52の生産性が低下するという懸念があった。また、可撓爪53や弾性片54が高さ方向に大きく突出するために、構造が高さ方向に肥大化するという懸念があった。また、可撓爪53や弾性片54が横方向に斜めに突出しているために、電線等が引っ掛かりやすく、その場合に可撓爪53や弾性片54を変形させたり傷めたりしやすいという懸念があった。
上記構造は電気接続箱51におけるものであるが、箱体の取付ガタ防止構造は電気接続箱に限らず、例えばワイヤハーネスを箱体内で伸縮させつつ引き出し又は引き込みを行わせる常時給電用のハーネス収容装置(図示せず)においても、車体側(取付側)への箱体のガタ付きのない取付が切望されていた。
本発明は、上記した点に鑑み、簡単で且つコンパクトな構造で、また、電線等を引っ掛けることなく、取付側に対する箱体のガタ付きを確実に防止することのできる箱体の取付ガタ防止構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る箱体の取付ガタ防止構造は、可撓性の当接板と、該当接板に設けられた押接突部とを備えるガタ防止部材が箱体に設けられ、取付側のパネルに該押接突部が押接されつつ、該当接板が撓んで該パネルを弾性反力で押圧することを特徴とする。
上記構成により、箱体を取付側のパネルに取り付けると同時に、押接突部がパネルで押圧されて、当接板が押接突部の突出方向とは反対方向に弾性的に撓み、弾性反力でパネルを押圧する。これにより、ガタ付きが確実に防止される。ガタ防止部材は当接板と押接突部といった簡単な構造であり、当接板の板厚方向に押接突部が突出するから、ガタ防止部材の高さが低く抑えられ、構造がコンパクト化する。
請求項2に係る箱体の取付ガタ防止構造は、請求項1記載の箱体の取付ガタ防止構造において、前記当接板が両側を支持板で支持されたことを特徴とする。
上記構成により、当接板が両持ち支持されて、強い弾性反力を発揮する。これにより、箱体のガタ防止が一層確実に行われる。
請求項3に係る箱体の取付ガタ防止構造は、請求項1又は2記載の箱体の取付ガタ防止構造において、前記当接板の内側にスリット部が設けられ、該スリット部の内側に可撓板部が構成され、該可撓板部に前記押接突部が設けられ、該スリット部の両端が該当接板の内側で終端していることを特徴とする。
上記構成により、スリット部で当接板内に可撓板部が一体に形成され、可撓板部によって当接板よりも弾性反力が小さく設定され、且つ弾性反力が永続的に発揮される。スリット部は当接板の内側で終端し、当接板の外端までは切欠(連通)されていないから、スリット部に電線等が引っ掛かることがない。
請求項4に係る箱体の取付ガタ防止構造は、請求項3記載の箱体の取付ガタ防止構造において、前記スリット部が略L字状に形成されたことを特徴とする。
上記構成により、L字状のスリット部の内側に略三角形ないし矩形状の可撓板部が構成され、例えばコの字状のスリット部による片持ちの可撓板部よりも強い弾性反発が発揮される。L字状のスリット部は例えばコの字状のスリット部よりも形成が容易で且つ大きな可撓板部を形成可能である。
請求項5に係る箱体の取付ガタ防止構造は、請求項1〜4の何れか1項に記載の箱体の取付ガタ防止構造において、前記スリット部のある当接板と、前記スリット部のない当接板とがそれぞれ配置されたことを特徴とする。
上記構成により、例えば強い弾性反力を必要とする部位にはスリット部のない当接板が配置され、さほど強くない弾性反力でよい部位にはスリット部のない当接板が配置される。このように、二種類の当接板でガタ付きが必要に応じて確実に吸収される。
請求項6に係る箱体の取付ガタ防止構造は、請求項1〜5の何れか1項に記載の箱体の取付ガタ防止構造において、前記当接板の近くで前記箱体に、前記パネルに対する固定部材が配設されたことを特徴とする。
上記構成により、パネルの撓みなく、当接板をパネルに当接させることができ、当接板の弾性反力が直接パネルに伝わってガタ吸収が確実に行われる。
請求項7に係る箱体の取付ガタ防止構造は、請求項6記載の箱体の取付ガタ防止構造において、前記パネルに引っ掛ける一方の前記固定部材の近くに前記スリット部のある当接板が配置され、前記パネルに挿入係止する他方の前記固定部材の近くに前記スリット部のない当接板が配置されたことを特徴とする。
上記構成により、先ず一方の固定部材がパネルの一方の孔部にフック状に引っ掛けられ、次いで一方の固定部材を支点として箱体が回動されて、他方の固定部材がパネルの他方の孔部に挿入係合して、箱体がパネルに固定される。それと同時に、スリット部のある一方の当接板がパネルの一方に弱い弾性反力で当接し、スリット部のない他方の当接板がパネルの他方に強い弾性反力で当接して、他方の固定部材の係止によるガタ付きが確実に吸収される。
請求項1記載の発明によれば、当接板が板厚方向に撓むことで取付側に対する箱体のガタ付きが確実に防止されると共に、当接板と押接突部といった簡単な構造でコンパクトで低コストなガタ防止構造を得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、当接板の両持ち支持によって強い弾性反力を発揮することができ、これにより、箱体のガタ防止が一層確実に行われる。
請求項3記載の発明によれば、スリット部の形状で可撓板部の弾性反力を適宜調整することができ、また、スリット部が当接板の内側に配置されたことで、スリット部への電線等の引っ掛かりが起こらず、可撓板部の変形や破損が防止される。
請求項4記載の発明によれば、L字状のスリット部で例えばコの字状のスリット部よりも強い弾性反発を得ることができ、箱体のガタ付きを確実に防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、スリットの有無で当接板の弾性反力を調整することができ、箱体の取付形態に応じてガタ付き吸収を効率良く行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、当接板をパネルの撓みなく当接させることができるから、箱体のガタ付き防止が確実に行われる。
請求項7記載の発明によれば、パネルへ箱体を回動させつつ容易に固定することができ、しかも係止による箱体のガタ付きをスリット部のない当接板で確実に吸収することができるから、箱体の取付性とガタ防止性とが同時に高められる。
図1〜図2は、本発明に係る箱体の取付ガタ防止構造の一実施形態を示すものである。
この構造は、ハーネス収容装置1の箱体である合成樹脂製のハーネスプロテクタ4を車体側にガタ付きなく固定させるために、プロテクタ(箱体)4のボックス本体2の前部寄りにおいて垂直な左右両側壁5に一体に一対の第一のガタ防止部材6を上向きに且つ対称に設けると共に、ボックス本体2の後部において水平な基壁(天壁又は底壁)7に一体に左右一対の第二のガタ防止部材8を設けたものである。
プロテクタ4は深めのボックス本体2と浅めのカバー3とで構成され、両者は係止手段である係止突起9と係合枠部10とで相互に固定されている。ボックス本体2の前部には、第一のガタ防止部材6よりも少し前側において一対の第一の固定部材11が両側壁5から基壁7にかけて上向きに突出して設けられ、ボックス本体2の後部には、第二のガタ防止部材8よりも少し前側において一対の第二の固定部材12が基壁7から上向きに突出して設けられている。
第一のガタ防止部材6は、図1の円内に拡大図を示す如く、水平な当接板13に略L字状のスリット部(切欠)14を設けて、当接板13を板厚方向に撓み可能とすると共に、スリット部14と当接板13の外端13aとの間で当接板13の上面(表面)に押接突部15を設けたことを特徴としている。
L字状のスリット部14の内側に当接板13の可撓板部13bが構成され、可撓板部13bに押接突条15が設けられている。スリット部14はプロテクタ長手方向の長辺部14aと長手直交方向の短辺部14bとで構成されている。スリット部14は当接板13の外端13aに連通(開放)させることなく、スリット部14の両端14cが当接板13の内側で終端し、当接板13の外周を枠状として(枠状部38で囲んで)、スリット部14や可撓板部13bへの電線等の引っ掛かりを防止している。
スリット部14が外端13aに連通している場合には、細い電線がスリット部14内に入り込み、可撓板部13bが撓み方向にこじられて変形や破損等を起こしやすい。ここで外端13aとは当接板13の外周端のことである。
当接板13は側壁5よりも少し高く突出して位置し、当接板13の内端13cは側壁5と直交し、当接板13の前後端には支持板(支持部)16が側壁5に沿って高さ方向にテーパ状に続いている。前後一対の支持板16と側壁5とで当接板13が強固に支持され、且つ両側の支持板16で当接板13が両持ち支持されて強い弾性反力を発揮可能である。押接突部15は断面半円形ないし矩形状の短い突条である。左右一対の第一のガタ防止部材6は対称に形成されている。
第二のガタ防止部材8は、図1の円内に拡大図を示す如く、ボックス本体2の基壁7から垂直に立設された左右の低背な支持板(支持部)17と、両支持板17を連結する当接板18と、当接板18の上面(表面)に設けられた押接突部19とで断面略コの字状に構成されている。ガタ防止部材8は中央の撓み不能な連結リブ20を介して左右一対対称に配置されている。
当接板18と基壁7との間に撓み空間(隙間)21が構成され、撓み空間21は前後に貫通し、当接板18は両側の支持板17で支持されて板厚方向に撓み可能である。押接突部19は当接板18の前端寄りに短く突起状に形成されて、小さな押圧力で当接板18を撓み可能(弾性力を発揮可能)としている。
第二のガタ防止部材8は基壁7の幅方向中央に配置されている。両側の一対の第一のガタ防止部材6と中央部で近接した一対の第二のガタ防止部材8とで略三角形状ないし台形状の当接点をなして車体側のパネルに安定な姿勢で当接する。
第一の固定部材11は、ボックス本体2の基壁7から上方に突出しつつ前方に屈曲したフック状の頭部22と、頭部22に続いて側壁5に沿って垂直に延長された支持部23とで構成されている。第一の固定部材11は左右一対対称に形成されている。
第二の固定部材12は、ボックス本体2の基壁7から垂直に立設された支柱24と、支柱24の外側で先端から垂下形成された可撓アーム25と、アーム25の係止突部25aよりも下側で隣接して位置する停止段部26aを有する板部26とで構成されている。
第一の固定部材11が車体のパネルの第一の孔部(図示せず)に挿入されつつ引っ掛けられ、次いで後側の第二の固定部材12がパネルの第二の孔部(図示せず)に挿入係止され、パネルはアーム25の係止突部25aと停止段部26aとの間に挟持される。それと同時に前後の各ガタ防止部材6,8の押接突起15,19がパネルに押接し、それによって各当接板13,18が弾性的に撓んで、弾性的な反発力でパネルを押す。これによって、車両走行時等におけるプロテクタ4のガタ付きが防止される。
固定部材11,12とは別個にガタ防止部材6,8を設けたことで、プロテクタ4の固定を強固に行い、且つガタ防止と確実に行うことができる。各ガタ防止部材6,8はボックス本体2の基壁7と同程度の高さか若干高く突出するのみであるから、高さ方向の肥大化が防止され、且つ簡単な構造により、樹脂成形が容易で、低コストである。
プロテクタ4は図1のようにボックス本体2の基壁7を上向きにして上側の車体パネルの下面に当接させてもよく、あるいは図1のプロテクタ4を上下逆に反転して下側の車体パネルの上面に当接させてもよい。
図1でプロテクタ4内のフラットワイヤハーネス27はプロテクタ前端のハーネス導出口30から外部に引き出される。本例のフラットワイヤハーネス27は複数本の回路導体28aを並列に有する可撓性のフラットケーブル28と、フラットケーブル28を覆う柔軟な保護チューブ29とで構成されている。
図3にプロテクタ4の断面図を示す如く、プロテクタ4内には圧縮コイルばね(付勢部材又は弾性部材)31と、コイルばね31内に挿通されたガイドピン32と、ガイドピン32に沿ってコイルばね31でハーネス引き込み方向に付勢されたハーネスガイド部材33と、ハーネスガイド部材33に沿って略U字状に折り返されたフラットワイヤハーネス27とが収容されて、全体としてハーネス収容装置1を構成している。
コイルばね31は図1,図2のボックス本体2の左右両側の断面円弧壁34内に一対配置されている。ハーネスガイド部材33は各コイルばね31の先端に当接する各受け部(図示せず)と、一対の受け部を連結する断面半円状のガイド部本体(符号33で代用)とで構成されている。ガイドピン32の前後端はボックス本体2の前壁35と後壁36とに当接係止されている。
図3で符号6は第一のガタ防止部材、13はその当接板、15は押接突部、符号8は第二のガタ防止部材、18はその当接板、19は押接突部、符号11は第一の固定部材、12は第二の固定部材をそれぞれ示している。
図3の状態でワイヤハーネス27は外部に引き出され、コイルばね31は圧縮されている。ワイヤハーネス27の引き出し側部分(符号27で代用する)はドアやトランクといった開閉体(図示せず)の電装品や補機に接続され、プロテクタ4内の固定側のワイヤハーネス部分27aは90゜方向(長手直交方向)に折り曲げられて、図1,図2のコネクタ保持壁37内のコネクタ(図示せず)に続き、コネクタは車体側の電源ワイヤハーネス(図示せず)にコネクタ接続される。
ワイヤハーネス27の引き出しは例えば開閉体(図示せず)の開き動作に伴って行われ、開閉体を閉じた際に、図3のコイルばね31の付勢力でワイヤハーネス27がプロテクタ4内に引き込まれ、ワイヤハーネス27の弛みが防止される。これにより、開閉体への常時給電が可能となる。ワイヤハーネス27の引き出し側は例えば外部のハーネスガイド部材(図示せず)で90゜方向に屈曲されつつ開閉体に接続される。プロテクタ4の各固定部材11,12は例えばトランク内のパネル(図示せず)に固定され、そのパネルの面に各ガタ防止部材6,8が弾性的に当接する。
図4〜図5は上記第一のガタ防止部材6の類似形態6’,6”を示すものであり、図4(a)の如く、L字状のスリット部14’を図1のように内側ではなく外側に配置し、スリット部14’の内側で当接板13’に可撓板部13a’を形成したガタ防止部材6’を用いてもよい。図4(b)の如く、押接突部15’が車体のパネルに押接した際に、可撓板部13a’は下向きに弾性変形する。
また、図5の如く当接板13”の左右両側に一対のスリット部14”を設け、一対のスリット部14”の間で当接板13”の中央に突起状の押接突部15”を設けてガタ防止部材6”を構成してもよい。何れの場合もスリット部14’,14”は当接板13’,13”の外端に連通しておらず、前例同様に当接板13’,13”は枠状部38’,38”で周囲を囲まれて構成され、電線等の引っ掛かりが防止されている。
図6は前記第二のガタ防止部材8の類似形態8’を示すものであり、押接突部19’として各当接板18’の上面に長めの突条を一体に設けている。長めの押接突部19’は押圧力が大きな場合に有効であり、大きな押圧力を受けて当接板18’全体が下向き(突部反対方向)に撓み、強い弾性反力を発揮する。第二のガタ防止部材8,8’はスリット部を有していないから、電線等への引っ掛かりが起こる心配は皆無である。
各ガタ防止部材6〜6”,8〜8”の形態は上記実施形態に限るものではなく、種々の形態を適宜採用可能である。例えばL字状のスリット部14に代えてコの字状のスリット部(図示せず)を採用することも可能である。これは押圧力が比較的弱い場合に有効である。また、押接突部15,19の形状を半球状や三角形状等にすることも可能である。また、強い押圧力に対応する場合は、第一のガタ防止部材6において当接板13にスリット部14を設けることなく、当接板13の中央に押接突部15のみを設けてもよい。
また、上記実施形態においては、車体側にプロテクタ4を水平に配置したが、プロテクタ4を水平ではなく垂直に配置することも可能である。
本発明に係る箱体の取付ガタ防止構造の一実施形態を示す斜視図である。 同じく箱体の取付ガタ防止構造を示す平面図である。 同じく箱体の取付ガタ防止構造を示す縦断面図である。 (a)は第一のガタ防止部材の他の形態を示す斜視図、(b)は同じくガタ防止部材の撓み状態を示す斜視図である。 第一のガタ防止部材のその他の形態を示す斜視図である。 第二のガタ防止部材の他の形態を示す斜視図である。 従来の箱体の取付ガタ防止構造の一形態を示す分解斜視図である。
符号の説明
4 プロテクタ(箱体)
6,6’,6” 第一のガタ防止部材
8,8’ 第二のガタ防止部材
11 第一の固定部材
12 第二の固定部材
13,13’,13” 当接板
13b 可撓板部
14,14’,14” スリット部
15,15’,15” 押接突部
16,17 支持板(支持部)
18,18’ 当接板
19,19’ 押接突部

Claims (7)

  1. 可撓性の当接板と、該当接板に設けられた押接突部とを備えるガタ防止部材が箱体に設けられ、取付側のパネルに該押接突部が押接されつつ、該当接板が撓んで該パネルを弾性反力で押圧することを特徴とする箱体の取付ガタ防止構造。
  2. 前記当接板が両側を支持部で支持されたことを特徴とする請求項1記載の箱体の取付ガタ防止構造。
  3. 前記当接板の内側にスリット部が設けられ、該スリット部の内側に可撓板部が構成され、該可撓板部に前記押接突部が設けられ、該スリット部の両端が該当接板の内側で終端していることを特徴とする請求項1又は2記載の箱体の取付ガタ防止構造。
  4. 前記スリット部が略L字状に形成されたことを特徴とする請求項3記載の箱体の取付ガタ防止構造。
  5. 前記スリット部のある当接板と、前記スリット部のない当接板とがそれぞれ配置されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の箱体の取付ガタ防止構造。
  6. 前記当接板の近くで前記箱体に、前記パネルに対する固定部材が配設されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の箱体の取付ガタ防止構造。
  7. 前記パネルに引っ掛ける一方の前記固定部材の近くに前記スリット部のある当接板が配置され、前記パネルに挿入係止する他方の前記固定部材の近くに前記スリット部のない当接板が配置されたことを特徴とする請求項6記載の箱体の取付ガタ防止構造。
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