JP2005175379A - トランジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 トランジスタの提供。
【解決手段】 以下の特徴の少なくとも一つを具えたトランジスタである:第1に、ゲート電極がゲート導線の外部に突出して全体のトランジスタが各トランジスタを接続するゲート導線の外側に位置する。第2に、半導体層の基板上の投影が完全にゲートの基板上の投影の内側に位置する。第3に、ドレインが横向きにゲートを跨ぎ、並びにドレインとゲートの重畳部分のベース上の投影が完全にゲートの基板上の投影の内側に位置する。第4に、ゲート導線、ゲート、ソース及びドレインの間の距離が、ゲート−ドレイン容量とゲート−ソース容量の変化が、アライメント偏差により明らかな影響を受けないように調整される。
【選択図】 図9

Description

本発明はトランジスタのレイアウトに係り、特に、薄膜トランジスタ(TFT)のレイアウトとレイアウト方法に関する。
現在の電子製品中、トランジスタの使用は往々にして単独使用ではなく、アレイを形成する。例えば、図1に示されるメモリアレイは、導線11と導線12が交錯して形成され、そのうち、各導線11はいずれも複数のゲートとされ、各導線12はいずれも複数のソースとドレインとされ、これにより隣り合うトランジスタのソース/ドレインが相互に関係する。また、図2に示されるアレイでは、導線13、導線14、導体15が総合的に形成し、導線13と導線14は相互に交錯し、異なる導線13/14の交錯部分にあって、導線13の突出部分、導線14と交錯部分付近に位置する導体15がトランジスタを形成し、異なるトランジスタを独立運転させるため、導線13、導線14及び導体15は、通常相互に独立している(個別に形成される)。
電子装置の製造過程で、通常基板16は複数のセル17に分けられ、まずマスクを使用して必要な電子装置がセル17に形成され、さらに重複して必要な電子装置が各セル17に形成され、その後、基板16が分割されて並びに各セル17にそれぞれパッケージ等の工程が行なわれる。明らかに、マスクは必要なパターン(例えばゲートパターン、ソースパターンとドレインパターン)をセル17に転写するのに用いられ、もしマスクのアライメントが不正確であると、同一のマスクの異なるセル17にあってのアライメント偏差が不一致となったり、或いは同じセル17中の異なるアスクのアライメント偏差が不一致となり、これらはいずれも異なるセルの形成する電子装置の性能の違いをもたらす。
必要なマスク数が多い場合はこのような欠点が発生しやすい。図2に示されるように、異なるセル17中のゲートマスク、ドレインマスクとソースマスクのアライメント偏差が異なると、図3から図8に示されるように、異なるセル17中のゲートとドレインの重畳面積が異なるものとなり、異なるゲート−ドレイン容量(Cgd)及び又はゲート−ソース容量(Cgs)を引き起し、これにより異なるセル17のトランジスタ性能が異なるものとなる。例えば、もし図示されるトランジスタアレイがディスプレイの画素アレイを制御するのに応用されると、異なるトランジスタの容量の違いは同一グレースケール画面下での異なる領域の輝度の違い、即ちいわゆるスポットムラ(spot mura)をもたらす。
この問題に対しての、直接の解決方法は、毎回マスクを使用する時のアライメント偏差量を無視できるほどに小さくする方法であるが、それにかかるコストと技術の困難度は非常に高い。このため、周知の技術では、通常、別の角度から問題を解決している。即ち、ゲート、ソース及びドレインのパターンを改変し、アライメント偏差量の引き起こす変化を無視できるほどに小さくする。例えば、ゲートの面積を増してゲート容量(Cs)を増し、異なるゲート−ドレイン容量と異なるゲート−ソース容量の引き起こすトランジスタ作業電圧変化量を減らす。或いは、ドレインパターンを改変してゲート−ドレイン容量の変化量を改変する。
このような周知の技術は、トランジスタの面積を増して軽量化、薄型化、コンパクト化の傾向に違反するものではなく、マスクアライメント偏差変化量を減らすだけであるが、変化量の発生を有効に防止できるものではない。このため、なおも図2に示されるトランジスタアレイのレイアウトを改修してこのようなトランジスタの性能がマスクアライメント偏差量の影響を受けないようにする必要がある。
本発明の主要な目的は、露光工程を改変せず、また、トランジスタアレイの形成過程を制限しない前提下で、ゲートとドレインの重畳面積が、ゲートマスクとドレインマスク間のアライメント偏差量に伴い変化しないようにすることにより、トランジスタアレイの性能を確保することにある。
本発明のもう一つの主要な目的は、不良なトランジスタの影響を簡単に消去できるトランジスタアレイを提供することにある。
請求項1の発明は、第1から第5導体構造を具え、
第1導体構造は、基板の上に位置し、
第2導体構造は該基板の上に位置し、並びに第2導体構造の基板上の投影が第1導体構造の基板上の投影と相互に交叉し、
第3導体構造は基板の上に位置し、並びに第1導体構造と接触し、第3導体構造の基板上の投影は第2導体構造の基板上の投影と相互に分離し、
第4導体構造は基板の上に位置し、並びに第2導体構造と接触し、第4導体構造の基板上の投影は第1導体構造の基板上の投影と相互に分離しているが、第4導体構造の基板上の投影と第3導体構造の基板上の投影は相互に交叉し、
第5導体構造は基板の上に位置し、第5導体構造の基板上の投影の一部は第4導体構造の基板上の投影と相互に重畳するが、第5導体構造の基板上の投影は、第1導体構造、第2導体構造及び第3導体構造の基板上の投影といずれも相互に分離していることを特徴とする、トランジスタとしている。
請求項2の発明は、請求項1記載のトランジスタにおいて、第5導体構造の基板上の投影が第4導体構造の第2導体構造と不接触の一端の基板上の投影と不接触であることを特徴とする、トランジスタとしている。
請求項3の発明は、請求項1記載のトランジスタにおいて、第5導体構造の基板上の投影が第4導体構造の基板上の投影の内部に完全に位置することを特徴とする、トランジスタとしている。
請求項4の発明は、請求項1記載のトランジスタにおいて、第5導体構造の基板上の投影及び第4導体構造の基板上の投影がいずれもほぼ平行四辺形であることを特徴とする、トランジスタとしている。
請求項5の発明は、表面を複数のダイ領域で組成したアレイに分けることができるウエハーを提供するステップ、
第1から第3マスクを提供し、第1マスクのパターンは第1線状パターンと第1線状パターンの一側に位置し並びに第1線状パターンと接触する第1ブロックパターンとし、第2マスクのパターンは第2線状パターンと第2線状パターンの側方に位置し並びに第2線状パターンと接触する第2ブロックパターンとし、第3マスクのパターンは環状パターンとするステップ、
第1から第3マスクを使用し、トランジスタパターンをダイ領域に形成し、任意のマスクの第1線状パターン方向に沿ったアライメント偏差量を第1移動量とし、任意のマスクの第2線状パターン方向に沿ったアライメント偏差量を第2移動量とし、且つトランジスタパターンを以下の要求、即ち、
第1マスクのパターンと第2マスクのパターンの一部が重畳し、これにより第1線状パターンと第2線状パターンの一部が重畳し、第1ブロックパターンと第2ブロックパターンの一部が重畳し、第1線状パターンと第2ブロックパターンが完全に分離し、第2線状パターンと第1ブロックパターンが完全に分離し、
該第1マスクのパターンと第3マスクのパターンが完全に分離し、
該第2マスクのパターンと第3マスクのパターンが一部重畳し、これにより環状パターンと第2ブロックパターンの一部が重畳するが、環状パターンと第2線状パターンは完全に分離し、並びに環状パターンと第2ブロックパターンの重畳部分及び第2線状パターンと第2ブロックパターンの接触部分がそれぞれ第1ブロックパターンと第2ブロックパターンの重畳部分の相互に反対の両側に位置する、
以上の要求に符合するようにするステップ、
該マスクを反復使用し、各ダイ領域にトランジスタパターンを形成するステップ、
以上のステップを具えたことを特徴とする、トランジスタの製造方法としている。
本発明は、露光工程を改変せず、また、トランジスタアレイの形成過程を制限しない前提下で、ゲートとドレインの重畳面積が、ゲートマスクとドレインマスク間のアライメント偏差量に伴い変化しないようにすることにより、トランジスタアレイの性能を確保する。
本発明は、不良なトランジスタの影響を簡単に消去できるトランジスタアレイを提供している。
本発明の提供するトランジスタ、或いは本発明の提供するトランジスタアレイ中の各一つのトランジスタは、以下の特徴の少なくとも一つを具えているものとする。
第1: ゲートがゲート導線の外部に突出し、これにより全体のトランジスタが各トランジスタを接続するゲート導線の外側に位置する。これにより、あるトランジスタに問題がある時、このトランジスタのゲートを切断し並びにこのトランジスタのソースとドレインを短絡させることにより、不良なトランジスタがその他の正常なトランジスタとの間に明らかな異なる変化を発生するのを防止できる。
第2: 本発明がTFTに応用される場合、半導体層の基板上上の投影を制御し、完全にゲートの基板上の投影の内側に位置するようにする。これにより、光線が半導体層に照射する時に引き起こされる光リーク電流を大幅に減らし、これによりトランジスタの性能を高めることができる。
第3: ドレインが横向きにゲートを跨ぎ、並びにドレインとゲートの重畳部分の基板上の投影が、完全にゲートの基板上の投影の内側に位置する。これにより、ゲートマスクとドレインマスクにアライメント偏差量が出現するが、アライメント偏差量を、ドレインとゲート重複部分の面積を明らかに改変するほど大きくしないことで、ゲート−ドレイン容量が明らかに変化しないようにすることができる。
第4: ゲート導線、ゲート、ソースとドレインの間の距離により、ゲート−ドレイン容量とゲート−ソース容量を、個別にゲート、ソース及びドレインを露光させるマスクのアライメント偏差により発生する変化量により明らかに変化しないようにする。簡単に言うと、ここでは重畳部分の面積がアライメント偏差量の発生により明らかに変化しないようにし、また、未重畳部分がアライメント偏差量により重畳しないようにする。
以下に具体的実施例を表示するが、これは本発明の請求範囲を制限するものではなく、図面も本発明の提出するトランジスタ(トランジスタアレイ)の各組成ユニットの形状、相対角度、相対距離、相対位置等の細部を制限するものではない。並びに以下の実施例の各種の可能な変化は、特に説明文中に一緒に成立する必要があると記載される場合以外は、このような可能な変化はいずれも相互に独立し、必要に応じて混合可能である。
本発明の実施例1はトランジスタである。図9と図10に示されるように、それは少なくとも第1導体構造21、第2導体構造22、第3導体構造23、第4導体構造24、第5導体構造25を具えている。そのうち、第1導体構造21と第3導体構造23はソースに対応し、第2導体構造22と第4導体構造24はゲートに対応し、第5導体構造25はドレインに対応する。
図9と図10に示されるように、第1導体構造21は基板20上に位置する。第2導体構造22は基板20上に位置し、並びに第2導体構造22の基板20上の投影は第1導体構造21の基板20上の投影と相互に交叉する。第3導体構造23は基板20上に位置し、並びに第1導体構造21と接触し、第3導体構造23の基板20上の投影は第2導体構造22の基板20上の投影と相互に分離している。第4導体構造24は基板20上に位置し、並びに第2導体構造22と接触し、第4導体構造24の基板20上の投影は第1導体構造21の基板20上の投影と相互に分離しているが、第4導体構造24の基板20上の投影と第3導体構造23の基板20上の投影は相互に交叉する。第5導体構造25は基板20上に位置し、第5導体構造25の基板20上の投影の一部は第4導体構造24の基板20上の投影と相互に重畳するが、第1導体構造21、第2導体構造22及び第3導体構造23の基板20上の投影は、いずれも第5導体構造25の基板20上の投影と相互に分離している。
あきらかに、本実施例の主要な特徴の一つは、第5導体構造25(ドレイン)が第4導体構造24(ゲート)を跨ぎ、ゲートとドレイン間の重畳面積がドレインマスクとゲートマスクのアライメント偏差量の変化により減ることにある。これにより、本実施例では、厳格には第5導体構造25と第4導体構造24の相対位置を制限しない。一般に、ドレインに接続する導線(例えば金属コンタクト)の形成と短絡防止に便利なように、第5導体構造25の基板20上の投影と第2導体構造22の基板20上の投影を、第3導体構造23の基板20上の投影の両側に位置させる。
あきらかに、本発明のもう一つの主要な特徴は、第3導体構造23(ソース)と第4導体構造24(ゲート)がいずれも第1導体構造21(ソース導線)と第2導体構造22(ゲート導線)の外部に位置していることである。これにより、マスクアライメント偏差等の因子によりあるトランジスタの性能に問題が生じる時、本実施例は先にレーザー補修等の方式を利用し、ゲートを切断してこのトランジスタがゲート導線の影響を受けないようにし、さらにこのトランジスタのソースとドレインを短絡させてトランジスタがソース−ドレイン間の電流流動に対して明らかな影響を形成しないようにする。当然、本実施例はレーザー補修等の方式を利用し、ゲートとソースをいずれも切断し、この不良なトランジスタに完全に変化を発生させないようにすることも可能である。ここにあって、この導体構造の切断が必要かどうかは、全体のトランジスタアレイ(或いは全体の電子装置、例えば薄膜プラズマディスプレイの薄膜トランジスタアレイと画素アレイ)の実際のレイアウトにより定められ、本実施例では関係する細部を限定しない。
さらに、本実施例の目的は、ドレインとゲート間の相対移動(マスクアライメント偏差量により引き起こされる)のゲート−ドレイン容量に対する影響を減らすことにある。本実施例は図11に示されるように、第5導体構造25の基板20上の投影が、直接第4導体構造24の基板20上の投影に接触可能で、ただし、該第5導体構造25の基板20上の投影と第2導体構造22の基板20上の投影は、第3導体構造23の基板20上の投影の両側に位置する。且つ、第5導体構造25の基板20上の投影は第4導体構造24の基板20上の投影と接触する位置にあり、第2導体構造22の基板20上の投影との間に相対距離Xは、実際の工程のマスクアライメント偏差量Z(図示せず)により決定される。正常操作下で、ドレインマスクとゲートマスク間の最大マスクアライメント偏差量がZであると、上述の相対距離XはZ以上である。
当然、図12に示されるように、本実施例の別の可能な変化によると、第5導体構造25の基板20上の投影が、完全に第4導体構造24の基板20上の投影の内側に位置し、マスクアライメント偏差量Zの引き起こす第5導体構造25の移動が第5導体構造25と第4導体構造24の重畳面積を明らかに改変することがない。当然、重畳面積を完全に不変とする必要がある場合は、第5導体構造25の基板20上の投影と第4導体構造24の各辺縁の基板20上の投影の間の相対距離Yは、正常運転下の最大マスクアライメント偏差量Z以上となりうる。
さらに、図13に示されるように、第5導体構造25の基板20上の投影が完全には第4導体構造24の基板20上の投影に位置しない時、第5導体構造25の基板20上の投影のある部分は、第4導体構造24の基板20上の投影の第2導体構造22の基板20上の投影に未接触の一端に接触しない。
このほか、マスクアライメント偏差量が明らかな容量の変化を引き起こさないようにするため、図14と図15に示されるように、第4導体構造24の基板20上の投影を、第5導体構造25のものと、ほぼ平行四辺形としてもよい。
このほか、もし本実施例が基板20に更に半導体層を具えたトランジスタに応用される時、本実施例は、半導体層26が基板20の上方に位置し、並びに電気的に第3導体構造23と第5導体構造25に接続され、並びに図16に示されるように、半導体層26の基板20上の投影の極めて大きな部分が、第4導体構造24の基板20上の投影の内部に位置する。これにより、大幅に半導体層26の光線照射を受ける確率を減らし、これにより大幅に光リーク電流を減らし、トランジスタ性能が不必要な光リーク電流の出現により悪くなる可能性を減らす。
本発明の別の実施例は、トランジスタである。図17に示されるように、それは少なくとも、第1導体構造31、第2導体構造32、第3導体構造33、第4導体構造34を具えている。そのうち、第1導体構造31と第3導体構造33はソースに対応し、第2導体構造32はゲートに対応し、第4導体構造34はドレインに対応する。
図17に示されるように、第1導体構造31は基板30上に位置する。第2導体構造32は基板30上に位置し、並びに第2導体構造32の基板30上の投影は第1導体構造31の基板30上の投影と相互に交叉する。第3導体構造33は基板30上に位置し、並びに第1導体構造31と接触し、第3導体構造33の基板30上の投影は第2導体構造32の基板30上の投影の内部に完全に位置している。第4導体構造34は基板30上に位置し、第4導体構造34の基板30上の投影は第3導体構造33の基板30上の投影及び第1導体構造31の基板30上の投影といずれも相互に分離し、第4導体構造34の基板30上の投影は、完全に第2導体構造32の基板30上の投影の内部に位置し、並びに第4導体構造34の基板30上の投影は第3導体構造33の基板30上の投影とほぼ平行である。
本実施例の主要な特徴は、ドレインとされる第4導体構造34が、ゲートとされる第2導体構造32と完全に重畳し、並びに第4導体構造34の基板30上の投影が第2導体構造32の基板30上の投影の内部に完全に位置することにある。これにより、ドレインマスクとゲートマスクの間の正常な作業条件下でのアライメント偏差量が、もともと第2導体構造32の基板30上の投影の内部に完全に位置する予定の第4導体構造34の基板30上の投影を、完全に第2導体構造32の基板30上の投影の内部にあるようにし、ゲートとドレイン間の相対面積を一定に保持し、これによりゲート−ドレイン容量がマスクアライメント偏差により変化しないようにする。
明らかに、本実施例は先の実施例における、ゲートを使用して不良なトランジスタを分離する機能を提供しないが、本実施例はゲート−ドレイン容量を一定に確保でき、これにより本実施例はゲート−ドレイン容量変化により引き起こされる欠点、例えば薄膜トランジスタ液晶ディスプレイパネルのスポットムラ(spot mura)を改善、防止できる。
さらに、できるだけゲートとドレインの重畳面積がゲートとドレイン間の相対移動の影響を受けないようにするため、図18に示されるように、本実施例は、第4導体構造34の基板30上の投影を第3導体構造32の基板30上の投影にほぼ平行な一側を、第4導体構造34の基板30上の投影の第1導体構造31の基板30上の投影に平行な一側より明らかに長くする。
さらに、図19に示されるように、本実施例は更に第5導体構造35を具えたものとなしうる。第5導体構造35は基板30上に位置し、並びに第4導体構造34と接触し(両者がドレインを形成する)、第5導体構造35の基板30上の投影は、第3導体構造33の基板30上の投影及び第1導体構造31の基板30上の投影といずれも相互に分離している。第5導体構造35の基板30上の投影は、少なくとも一部が第2導体構造32の基板30上の投影の内部に位置する。第5導体構造35の基板30上の投影と、第3導体構造33の基板30上の投影は、第4導体構造34の、相互に反対の二側に位置する。且つ第4導体構造34の基板30上の投影の、第5導体構造35の基板30上の投影に対向する一側は、一部が第5導体構造35の基板30上の投影と接触している。
明らかにこの実施例はドレインを接続する導線(導体プラグ)等を容易に形成できる。しかしゲート−ドレイン容量がマスクアライメント偏差量により変化を発生する可能性がある。このため、第4導体構造34の基板30上の投影面積を、最も好ましくは、第5導体構造35の基板30上の投影と第2導体構造32の基板30上の投影の重畳する面積よりも大きくする。これにより第5導体構造35の基板30上の投影と第2導体構造32の基板30上の投影の重畳部分の面積に、マスクアライメント偏差により引き起こされる変化の影響を減らすことができる。
このほか、本実施例が基板30に半導体層36が設けられたトランジスタに応用される時、本実施例は半導体層36が基板30の上方に位置させられ、並びに電気的に第3導体構造33と第4導体構造34に接続され、並びに図20に示されるように、半導体層36の基板30上の投影は、完全に第2導体構造32の基板30上の投影の内部に位置する。こうして、大幅に半導体層が光線の照射を受ける確率を減らし、大幅に光リーク電流を減らし、トランジスタ性能が不必要な光リーク電流により低くなる可能性を減らすことができる。
本発明のまた別の実施例はトランジスタの形成方法を提供する。図21に示されるように、それは以下のステップを含む。
背景ブロック41に示されるように、表面を複数のダイ領域で組成されたアレイに分けることができるウエハーを提供する。
準備ブロック42に示されるように、ソースパターンに対応する第1マスク、ゲートパターンに対応する第2マスク及びドレインパターンに対応する第3マスクを提供する。そのうち、第1マスクのパターンは第1線状パターンと第1線状パターンの一側に位置し並びに第1線状パターンと接触する第1ブロックパターンとし、第2マスクのパターンは第2線状パターンと第2線状パターンの側方に位置し並びに第2線状パターンと接触する第2ブロックパターンとし、第3マスクのパターンは環状パターンとする。
パターン転写ブロック43に示されるように、第1マスク、第2マスク及び第3マスクを使用し、トランジスタパターンをダイ領域に形成する。
パターン転写反復ブロック44に示されるように、これらのマスクを反復使用し、各ダイ領域にトランジスタパターンを形成する。
強調しなければならないことは、トランジスタパターンは以下の要求に符合しなければならないということである。即ち、
(1)第1マスクパターンと第2マスクパターンの一部が重畳し、これにより第1線状パターンと第2線状パターンの一部が重畳し、第1ブロックパターンと第2ブロックパターンの一部が重畳し、第1線状パターンと第2ブロックパターンが完全に分離し、第2線状パターンと第1ブロックパターンが完全分離する。
(2)第1マスクのパターンと第3マスクのパターンが完全に分離する。
(3)第2マスクのパターンと第3マスクのパターンが一部重畳し、これにより環状パターンと第2ブロックパターンの一部が重畳するが、環状パターンと第2線状パターンは完全に分離し、並びに環状パターンと第2ブロックパターンの重畳部分及び第2線状パターンと第2ブロックパターンの接触部分がそれぞれ第1ブロックパターンと第2ブロックパターンの重畳部分の相互に反対の両側に位置する。
このほか、正常な製造過程中、任意のマスクの第1線状パターン方向に沿ったアライメント偏差量を第1移動量とし、任意のマスクの第2線状パターン方向に沿ったアライメント偏差量を第2移動量とすると、トランジスタパターンは以下の要求に符合しなければならない。即ち、
(1)環状パターンと第2ブロックパターンの重畳部分を第1部分パターンとすると、この第1部分パターンの第2ブロックパターンに対向する一側と第2ブロックパターンの間の距離が第1移動量より大きく、この第1部分パターンの第2ブロックパターンに対向し第2線状パターンと反対の一側の距離もまた第1移動量より大きく、並びに第1ブロックパターンの第2線状パターンに対向する一側と第2線状パターンの距離も第1移動量より大きい。
(2)第2ブロックパターンの第1線状パターンに対向する一側と第1線状パターンの間の距離が第2移動量より大きく、環状パターンの第1線状パターンに対向する一側と第1線状パターンの距離も第2移動量より大きい。
(3)環状パターンが第1線状パターンとほぼ平行な第2部分パターンと第3部分パターンを具えているならば、この第2部分パターンと第2ブロックパターンの距離が第2移動量より大きく、並びにこの第3部分パターンと第2ブロックパターンの距離もまた第2移動量より大きい。
当然、トランジスタが薄膜トランジスタである時、本実施例はさらに半導体層パターンを形成してトランジスタパターンの一部分とするステップを含む。この半導体層パターンは第1ブロックパターンと環状パターンに電気的に接続され、並びに半導体層パターンは完全に第2線状パターンの内部に位置する。
以上は本発明の好ましい実施例の説明であって、本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
周知の技術のトランジスタのレイアウトとよく見られる欠点の表示図である。 周知の技術のトランジスタのレイアウトとよく見られる欠点の表示図である。 周知の技術のトランジスタのレイアウトとよく見られる欠点の表示図である。 周知の技術のトランジスタのレイアウトとよく見られる欠点の表示図である。 周知の技術のトランジスタのレイアウトとよく見られる欠点の表示図である。 周知の技術のトランジスタのレイアウトとよく見られる欠点の表示図である。 周知の技術のトランジスタのレイアウトとよく見られる欠点の表示図である。 周知の技術のトランジスタのレイアウトとよく見られる欠点の表示図である。 本発明の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の別の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の別の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の別の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の別の実施例の可能な変化の表示図である。 本発明の実施例のフローチャートである。
符号の説明
11、12、13、14、15 導線
16 基板
17 セル
20 基板
21 第1導体構造
22 第2導体構造
23 第3導体構造
24 第4導体構造
25 第5導体構造
26 半導体層
30 基板
31 第1導体構造
32 第2導体構造
33 第3導体構造
34 第4導体構造
35 第5導体構造
36 半導体層
41 背景ブロック
42 準備ブロック
43 パターン転写ブロック
44 パターン転写反復ブロック

Claims (5)

  1. 第1から第5導体構造を具え、
    第1導体構造は、基板の上に位置し、
    第2導体構造は該基板の上に位置し、並びに第2導体構造の基板上の投影が第1導体構造の基板上の投影と相互に交叉し、
    第3導体構造は基板の上に位置し、並びに第1導体構造と接触し、第3導体構造の基板上の投影は第2導体構造の基板上の投影と相互に分離し、
    第4導体構造は基板の上に位置し、並びに第2導体構造と接触し、第4導体構造の基板上の投影は第1導体構造の基板上の投影と相互に分離しているが、第4導体構造の基板上の投影と第3導体構造の基板上の投影は相互に交叉し、
    第5導体構造は基板の上に位置し、第5導体構造の基板上の投影の一部は第4導体構造の基板上の投影と相互に重畳するが、第5導体構造の基板上の投影は、第1導体構造、第2導体構造及び第3導体構造の基板上の投影といずれも相互に分離していることを特徴とする、トランジスタ。
  2. 請求項1記載のトランジスタにおいて、第5導体構造の基板上の投影が第4導体構造の第2導体構造と不接触の一端の基板上の投影と不接触であることを特徴とする、トランジスタ。
  3. 請求項1記載のトランジスタにおいて、第5導体構造の基板上の投影が第4導体構造の基板上の投影の内部に完全に位置することを特徴とする、トランジスタ。
  4. 請求項1記載のトランジスタにおいて、第5導体構造の基板上の投影及び第4導体構造の基板上の投影がいずれもほぼ平行四辺形であることを特徴とする、トランジスタ。
  5. 表面を複数のダイ領域で組成したアレイに分けることができるウエハーを提供するステップ、
    第1から第3マスクを提供し、第1マスクのパターンは第1線状パターンと第1線状パターンの一側に位置し並びに第1線状パターンと接触する第1ブロックパターンとし、第2マスクのパターンは第2線状パターンと第2線状パターンの側方に位置し並びに第2線状パターンと接触する第2ブロックパターンとし、第3マスクのパターンは環状パターンとするステップ、
    第1から第3マスクを使用し、トランジスタパターンをダイ領域に形成し、任意のマスクの第1線状パターン方向に沿ったアライメント偏差量を第1移動量とし、任意のマスクの第2線状パターン方向に沿ったアライメント偏差量を第2移動量とし、且つトランジスタパターンを以下の要求、即ち、
    第1マスクのパターンと第2マスクのパターンの一部が重畳し、これにより第1線状パターンと第2線状パターンの一部が重畳し、第1ブロックパターンと第2ブロックパターンの一部が重畳し、第1線状パターンと第2ブロックパターンが完全に分離し、第2線状パターンと第1ブロックパターンが完全に分離し、
    該第1マスクのパターンと第3マスクのパターンが完全に分離し、
    該第2マスクのパターンと第3マスクのパターンが一部重畳し、これにより環状パターンと第2ブロックパターンの一部が重畳するが、環状パターンと第2線状パターンは完全に分離し、並びに環状パターンと第2ブロックパターンの重畳部分及び第2線状パターンと第2ブロックパターンの接触部分がそれぞれ第1ブロックパターンと第2ブロックパターンの重畳部分の相互に反対の両側に位置する、
    以上の要求に符合するようにするステップ、
    該マスクを反復使用し、各ダイ領域にトランジスタパターンを形成するステップ、
    以上のステップを具えたことを特徴とする、トランジスタの製造方法。
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