JP2005175114A - 多層プリント配線板とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】積層部分に形成された回路の厚みが、可撓部分に形成された回路の厚みより小である構成を備えた可撓性絶縁シートの積層部分に層間導通用接着シートまたは回路基板を積層、熱圧着することによって、屈曲性能および層間導通性能の優れた多層プリント配線板を実現できる。
【選択図】図1
Description
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
1.可撓性絶縁シート1の構成
まず、図1(a)に示す表層に回路が形成された可撓性絶縁シート1の構成について説明する。
2.層間導通用接着シート2の構成
次に、図1(b)に示す層間導通用接着シート2の構成について説明する。
3.回路基板3の構成
次に、図1(c)に示す表層に回路4cが形成された回路基板3の構成について説明する。
4.積層・熱圧着プロセスの構成
以上のプロセスにより可撓性絶縁シート1、層間導通用接着シート2、回路基板3を準備する。
2 層間導通用接着シート
2a プリプレグシート
3 回路基板
4a、4b、4c、24a、24b 回路
5 カバーレイフィルム
6 離型フィルム
7 透孔
8 PETフィルム
9 貫通孔
10a 導電性ペースト
10b 導通孔
11 銅箔
Claims (30)
- 表層に回路が形成され、かつ可撓部分と積層部分に区分された可撓性絶縁シートの前記積層部分に形成された回路の厚みは、前記可撓部分に形成された回路の厚みより小であることを特徴とする多層プリント配線板。
- 積層部分には回路基板と層間導通用接着シート、または層間導通用接着シートと銅箔が積層硬化されて表層に回路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多層プリント配線板。
- 可撓性絶縁シートに形成された回路は、圧延銅箔により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多層プリント配線板。
- 可撓部分と積層部分の境界部分の回路の断面は傾斜形状であることを特徴とする請求項1に記載の多層プリント配線板。
- 圧延銅箔は、粗化銅箔であることを特徴とする請求項2に記載の多層プリント配線板。
- 可撓性絶縁シートは、表面に接着剤層を有するポリイミドフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の多層プリント配線板。
- 可撓性絶縁シートの可撓部分は表層に回路のみが形成され、積層部分は導通孔と回路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多層プリント配線板。
- 層間導通用接着シートは、貫通孔に導電性ペーストを充填して形成された導通孔を有することを特徴とする請求項2に記載の多層プリント配線板。
- 回路基板は、貫通孔に導電性ペーストを充填して形成された導通孔を介して両面が導通された回路を有するものであることを特徴とする請求項2に記載の多層プリント配線板。
- 回路基板の回路の導体厚みは、可撓性絶縁シートの積層部分に形成された回路の厚みと略同一であることを特徴とする請求項9に記載の多層プリント配線板。
- 表層に回路が形成された可撓性絶縁シートを準備する工程と、基材に熱硬化性樹脂が含浸された半硬化状態のプリプレグシートに設けられた貫通孔に導電性ペーストが充填された層間導通用接着シートを準備する工程と、表層に回路が形成された回路基板を準備する工程と、前記可撓性絶縁シートに層間導通用接着シートおよび回路基板を積層し熱圧着する工程を備え、可撓性絶縁シートは可撓部分と積層部分に区分され、積層部分に形成された回路の厚みは、可撓部分に形成された回路の厚みより小であることを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
- 可撓性絶縁シートに形成された回路は、圧延銅箔により形成されていることを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 表層に回路が形成された可撓性絶縁シートを準備する工程は、可撓部分に形成された回路上をカバーレイフィルムにより被覆する工程と、積層部分に形成された回路をハーフエッチングする工程を含むことを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 表層に回路が形成された可撓性絶縁シートを準備する工程は、接着剤層を有する可撓性絶縁シートに圧延銅箔を積層し熱圧着する工程と、前記圧延銅箔を選択的に除去し回路を形成する工程と、回路の表面を粗化する工程であることを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 可撓部分と積層部分の境界部分の回路の断面は傾斜形状であることを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 圧延銅箔は、粗化銅箔であることを特徴とする請求項12に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 可撓性絶縁シートは、表面に接着剤層を有するポリイミドフィルムであることを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 可撓性絶縁シートの可撓部分は表層に回路のみが形成され、積層部分は導通孔と回路が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 層間導通用接着シートおよび回路基板は、可撓性絶縁シートの積層部分のみに積層されることを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 可撓性絶縁シートの可撓部分の回路はカバーレイフィルムにより被覆されていることを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- カバーレイフィルムの回路に接する面は接着層が形成され、その反対面は離型処理が施されていることを特徴とする請求項20に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 可撓性絶縁シートの可撓部分に離型フィルムを積層したのち、層間導通用接着シートおよび回路基板を積層し熱圧着することを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 回路基板を準備する工程は、回路基板が可撓性絶縁シートの可撓部分に該当する部分を切断除去し透孔部を設けることを含むものであることを特徴とする請求項22に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 層間導通用接着シートおよび回路基板の可撓部分に該当する部分を切断除去し透孔部を設けたのち、前記可撓性絶縁シートに層間導通用接着シートおよび回路基板を積層し熱圧着することを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 層間導通用接着シートおよび回路基板の透孔部は、層間導通用接着シートおよび回路基板を積層した際に、前記可撓部分と略同一の位置であることを特徴とする請求項24に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 表層に回路が形成された可撓性絶縁シートを準備する工程は、接着剤層を有する可撓性絶縁シートにフィルムをラミネートする工程と、レーザー加工により貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔に導電性ペーストを充填する工程と、フィルムを剥離する工程と、圧延銅箔を積層し熱圧着する工程と、前記圧延銅箔を選択的に除去し回路を形成する工程と、回路の表面を粗化する工程であることを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 層間導通用接着シートを準備する工程は、プリプレグシートにフィルムをラミネートする工程と、レーザー加工により貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔に導電性ペーストを充填する工程と、フィルムを剥離する工程であることを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 層間導通用接着シートを準備する工程は、プリプレグシートにフィルムをラミネートする工程と、レーザー加工により貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔に導電性ペーストを充填する工程と、フィルムを剥離する工程と、所定部分をレーザーにて切断除去する工程であることを特徴とする請求項1に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 回路基板を準備する工程は、層間導通用接着シートの両面に銅箔を積層し熱圧着する工程と、その表層に回路を形成し内層用回路基板を準備する工程と、層間導通用接着シートを回路基板と交互にかつ最外層に銅箔を積層し熱圧着する工程と、その表層に回路を形成する工程を含むことを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
- 可撓性絶縁シートに層間導通用接着シートおよび回路基板を積層し熱圧着する工程は、層間導通用接着シートを回路基板と交互にかつ最外層に銅箔を積層し熱圧着する工程を含むことを特徴とする請求項11に記載の多層プリント配線板の製造方法。
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JP2008258358A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Fujikura Ltd | リジッドフレキ基板とその製造方法 |
JP2009158770A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Kyocer Slc Technologies Corp | 配線基板の製造方法 |
JP2011165842A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Panasonic Corp | 多層プリント配線板の製造方法 |
CN113873754A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-31 | 信丰迅捷兴电路科技有限公司 | 一种铜箔法软硬结合电路板叠层结构及其加工工艺 |
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