JP2005173553A - パケット式ストリームトランスポートスケジューラ及びその使用方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラスタスキャン転送プロトコルの効率と、等時性パケット転送プロトコルの柔軟性とを有するデータストリームトランスポートプロトコルを提供。
【解決手段】 トランスミッタユニットが接続されたソースデバイスと、レシーバユニットが接続されたシンクデバイスと、トランスミッタユニットにより、ネイティブストリームレートに従ったソースデータストリームを受領し、リンクユニットを経由してトランスミッタユニットとレシーバユニットとを結合し、多数のマルチメディアデータパケットから成るマルチメディアデータパケットストリームを形成、トランスミッタユニットとレシーバユニットとの間のリンクレートに従ってマルチメディアデータパケットストリームを転送するためのトランスポートスケジュールを生成する事により、マルチメディアソースデバイスをマルチメディアシンクデバイスに結合する方法。
【選択図】 図1
【解決手段】 トランスミッタユニットが接続されたソースデバイスと、レシーバユニットが接続されたシンクデバイスと、トランスミッタユニットにより、ネイティブストリームレートに従ったソースデータストリームを受領し、リンクユニットを経由してトランスミッタユニットとレシーバユニットとを結合し、多数のマルチメディアデータパケットから成るマルチメディアデータパケットストリームを形成、トランスミッタユニットとレシーバユニットとの間のリンクレートに従ってマルチメディアデータパケットストリームを転送するためのトランスポートスケジュールを生成する事により、マルチメディアソースデバイスをマルチメディアシンクデバイスに結合する方法。
【選択図】 図1
Description
本発明は、マルチメディアデバイスに関する。特に、本発明は、データパケットストリームスケジューラ及びその使用方法について記載する。
ラスタスキャンビデオトランスポートプロトコルは、当初、1つ又は複数の電子銃を使用し、表示画像を一度に一本のラインで物理的に「ペイント」するという事実を考慮する必要があるブラウン管(CRT)に基づくディスプレイシステムでの使用のために開発された。例えば、標準解像度(VGA)ビデオ画像は、それぞれ640ピクセルで形成される480本のアクティブ表示ラインを通常含むアクティブ領域で形成される(即ち、解像度640×480)。しかしながら、アクティブ領域に加え、表示されないにもかかわらずビデオ信号に含まれるブランキング領域が含まれ、これはブランキング領域が水平及び垂直両方の帰線に必要な時間量を表すためである。例えば、VGA画像の各フレーム(即ち、それぞれ480ライン×640ピクセルである完全な一フレーム)は、水平帰線のために一ライン当たり約160ピクセルクロックを必要とし、垂直帰線のために約45ライン期間に等しい期間を必要とする。これにより(一ピクセルクロック当たり一ピクセルと仮定すると)、VGA画像を表示するために必要なビデオデータを転送するために必要なビデオ信号は、800ピクセルクロック(640アクティブピクセルクロック+160ブランキングピクセルクロック)程度にする必要がある。そのため、転送効率(合計データストリーム帯域幅上での表示可能データの帯域幅として定義される)は、80%程度となる(即ち、640/800)。
更に最近では、HDTV及びその他のハイエンドグラフィック用途に対応するためにCRTの解像度が増加するにしたがって、ラスタスキャンビデオトランスポートプロトコルの効率は、水平帰線を160ピクセルクロックまでに制限する(これにより関連するブランキング期間を低減する)ように定めることで、約90%までに増加している。例えば、UVGA画像(即ち、1600×1200)について考えると、転送効率は、水平帰線を160ピクセルクロックに維持することで約90%となる(1600/(1600+160))。ラスタスキャンビデオ転送プロトコルは効率的であり(90%程度)、大きなバッファを必要としないが、しかしながら、基本的に、与えられた通りのデータを表示することのみが可能であるという点において柔軟性がない。
ラスタスキャンビデオプロトコルに加えて、デジタルビデオに基づくシステムの出現が、デジタルビデオトランスポートプロトコルの必要性を形成している。I.E.E.E.1394又はFireWireTMと呼ばれるこうしたデジタルビデオトランスポートプロトコルの一つは、均一なビットレートを保証し、(ビデオストリームとオーディオストリームの形態の関連するサウンドトラックとのような)多数のデータストリーム間の同期を維持するために、大きなバッファ(60Kb程度)に依存する等時性パケットトランスポートに基づいている。等時性パケット転送プロトコルは(パケットに基づく性質のため)生得的に柔軟だが、大きなバッファという要件は、非常に高いコストを要する可能性がある。
そのため、望ましいものは、ラスタスキャン転送プロトコルの(転送効率とメモリリソース利用率との両方の観点での)効率と、等時性パケット転送プロトコルの柔軟性とを有するデータストリームトランスポートプロトコルである。
トランスミッタユニットが接続されたソースデバイスを提供するステップと、レシーバユニットが接続されたシンクデバイスを提供するステップと、トランスミッタユニットにより、ネイティブストリームレートに従ったソースデータストリームを受領するステップと、リンクユニットを経由しトランスミッタユニットとレシーバユニットとを接続するステップと、多数のマルチメディアデータパケットから成るマルチメディアデータパケットストリームを形成するステップと、トランスミッタユニットとレシーバユニットとの間のリンクレートに従ってマルチメディアデータパケットストリームを転送するためのトランスポートスケジュールを生成し、これにおいてマルチメディアデータパケットが、それぞれ、リンクレートとデータストリームビットレートとに基づいた固定サイズになるステップとにより、マルチメディアソースデバイスをマルチメディアシンクデバイスに結合する方法。
データパケットソースからデータパケットシンクへデータパケット属性を送信するステップと、ソースからシンクへ送信されるべき多数のデータストリームのそれぞれについて、ストリームビットレートをデータリンクビットレートと比較するステップと、この比較に基づいてデータストリームのそれぞれのパケットサイズを固定パケットサイズに設定するステップと、各データパケットの少なくとも一つを組み合わせるステップと、組み合わせたデータパケットをソースからシンクへトランスポートするステップとにより、データリンクを経由してデータソースとデータシンクとの間での多数のデータパケットのトランスポートをスケジュールする方法。
更に別の実施形態においては、データパケットソースからデータパケットシンクへデータパケット属性を送信するコンピュータコードと、ソースからシンクへ送信されるべき多数のデータストリームのそれぞれについて、ストリームビットレートをデータリンクビットレートと比較するコンピュータコードと、この比較に基づいてデータストリームのそれぞれのパケットサイズを固定パケットサイズに設定するコンピュータコードと、各データパケットの少なくとも一つを組み合わせるコンピュータコードと、組み合わせたデータパケットをソースからシンクへトランスポートするコンピュータコードと、これらのコードを格納するコンピュータ読取可能な媒体とを含む、データリンクを経由してデータソースとデータシンクとの間での多数のデータパケットのトランスポートをスケジュールするコンピュータプログラム製品。
次に、本発明の特定の実施形態を詳細に参照し、本発明の例は、添付の図面に例示される。本発明については、特定の実施形態に関連させて説明するが、説明する実施形態に本発明を限定することは意図されないと理解されるであろう。反対に、代替、修正、及び等価物を、付記する請求項によって定義されるような本発明の趣旨及び範囲内に含まれ得るものとして網羅することが意図される。
本発明は、パケットベースのデジタルインタフェースを経由して、ビデオシンク又はレシーバに結合されたビデオソースを有するビデオディスプレイシステムの観点から説明される。ソースデバイスに結合されるトランスミッタユニットは、それぞれが関連ストリーム属性を有する任意の数のパケット化ビデオストリームを受領する。説明するビデオシステムに関して、こうした属性は、ビデオ形式と、色深度と、その他とを含む。レシーバユニットは、データリンク又はメインリンクと、データパケットの伝送前にメインリンクを経由してソースからレシーバへストリーム属性データを転送するために部分的に使用される関連補助リンクとを経由して、ソースに結合される。これにより、パケットヘッダは、データパケットがどのデータストリームに関連するかを最初に特定するために使用され、したがって、ストリームID又はその他のこのような識別子のみを含むことができる。これにより、パケットオーバヘッドは実質的に低減され、パケットオーバヘッドは、ビデオデータ及びオーディオデータのようなマルチメディアコンテンツのためのメインリンク帯域幅が失われないようにし、効率的なパケットトランスポートメカニズムを提供する。メインリンクでのデータの伝送を調整するために、トランスポートストリームスケジューラは、ソースからシンクへストリーム属性データを送信する補助チャネルが更に提供され得るデータリンク上での任意の数のパケット化データストリームをスケジュールする、柔軟で効率的なシステム、方法、及び装置を提供する。
各データストリームは、多数の関連データパケットで形成されており、関連データパケットのサイズは、特定のデータストリームに必要なリンク帯域幅の相対部分によって決まる。特定のデータストリームiについて、対応するパケットサイズPSiは、以下の関係を通じて、最大パケットサイズMPSと、リンクビットレートLBRと、ストリームビットレートSBRiとに関連付けられている。
PSi = MPS*SBRi/(LBRi+1)
PSi = MPS*SBRi/(LBRi+1)
これにより、パケットサイズは、データリンク帯域幅と比較したデータストリームの相対帯域幅に基づいて、各データストリームについて決定される。例えば、最大パケットサイズが64データシンボルで、リンクビットレートLBRが一レーン当たり2.5Gbpsである場合において、表1は、選択されたストリームビットレートに対応する代表的なパケットサイズを示す。
スケジューラは、多数のストリームのパケットを対応するリンクデータストリームへと(トランスミッタにおいて)時分割多重化及び(レシーバにおいて)逆多重化する。望ましい実施形態において、トランスミッタは、例えば、最大データリンクレート、利用可能バッファサイズ、及び時間基準回復(タイムベースリカバリ。TBR)ユニットの数に関して、レシーバの能力を読み出す。この知識により、トランスミッタは、最も効率的なトランスポート構成と、レシーバが後続のデータストリームに対応できるかを、レシーバに対する追加の問い合わせを全く行う必要なく判断できる。データストリームトランスポートを開始する前に、トランスミッタは、レシーバに対して、ビデオデータ、色形式及び深度、ジオメトリに関するもの及び各データストリームに関連するパケットサイズといったストリーム属性を通知する。この属性データを通信することで、パケットヘッダのサイズは、ストリームIDのみが必要となる程度まで実質的に低減できる。これにより、大きなサイズのパケットヘッダにより実質的に大きなオーバヘッドを必要とする従来のパケットトランスポートプロトコルに比べ、転送効率は大幅に増加する。
本発明のストリームスケジューラを説明するための基盤を提供するために、本発明の実施に十分に適した代表的なデジタルビデオシステムについて説明する。
図1は、本発明の任意の数の実施形態を実施するのに十分に適したパケット式デジタルビデオディスプレイインタフェースの一般化表現を図示している。インタフェース100は、物理リンク106(パイプとも呼ばれる)を経由して、トランスミッタ102をレシーバに接続する。説明する実施形態では、多数のデータストリーム108〜112がトランスミッタ102に受領され、トランスミッタ102は、必要であれば、それぞれを対応する数のデータパケット114にパケット化する。こうしたデータパケットは、その後、対応するデータストリームの形態にされ、それぞれのデータストリームは、関連する仮想パイプ116〜120を経由してレシーバ104に渡される。各仮想リンクのリンクレート(即ち、データパケット転送レート)は、特定のデータストリームのために最適化可能であり、結果として、(特定のデータストリームに応じて、それぞれ互いに異なる可能性のある)関連リンクレートをそれぞれが有するデータストリームを伝送する物理リンク106が生じることに留意されたい。データストリーム110〜114は、ビデオ、グラフィック、オーディオ、及びその他といった、任意の数の形態をとることができる。
通常、ソースがビデオソースである時、データストリーム110〜114は、コンポジットビデオ、シリアルデジタル、パラレルデジタル、RGB、又は家庭用デジタルビデオといった、任意の数及びタイプの周知の形式を有する可能性がある様々なビデオ信号を含む。アナログテレビ、スチルカメラ、アナログVCR、DVDプレイヤ、ビデオカメラ、レーザディスクプレイヤ、TVチューナ、セットトップボックス(及び衛星DSS又はケーブル信号)、及びその他といった何らかの形態のアナログビデオソースをソース102が含む場合、ビデオ信号はアナログビデオ信号にできる。ソース102は、更に、例えば、デジタルテレビ(DTV)、デジタルスチルカメラ、及びその他といったデジタル画像ソースを含むことができる。デジタルビデオ信号は、SMPTE 274M−1995(解像度1920×1080、プログレッシブ又はインタレーススキャン)、SMPTE 296M−1997(解像度1280×720、プログレッシブスキャン)、及び標準の480プログレッシブスキャンビデオといった任意の数及びタイプの広知のデジタル形式にできる。
ソース102がアナログ画像信号を提供する場合、アナログ−デジタルコンバータ(A/D)は、アナログ電圧又は電流信号を別個の一連のデジタルエンコードされた数(信号)に変換し、このプロセスにおいて、デジタル処理に相応しい適切なデジタル画像データワードが形成される。広範なA/Dコンバータのいずれかを使用できる。一例として、その他のA/Dコンバータは、例えば、Philips、Texas Instrument、Analog Device、Brooktree、及びその他が製造したものを含む。
例えば、データストリーム110がアナログタイプの信号である場合、トランスミッタに含まれる、又はトランスミッタに結合されたアナログ−デジタルコンバータ(図示なし)は、アナログデータをデジタル化し、その後、デジタル化データストリーム110を多数のデータパケット114にパケット化するパケタイザがパケット化を行い、それぞれのデータパケット114は、仮想リンク116を経由して、レシーバ104に伝送されることになる。レシーバ104は、次に、データパケット114を再び適切に組み合わせてオリジナルの形式にすることで、データストリーム110を再構成する。リンクレートは、ネイティブストリームレートから独立していることに留意されたい。唯一の要件は、物理リンク106のリンク帯域幅が伝送対象の(複数の)データストリームの総帯域幅より高いことである。説明する実施形態において、着信データ(ビデオデータの場合のピクセルデータ等)は、データマップ定義に基づいて、それぞれの仮想リンク上でパックされる。これにより、物理リンク106(又は構成する仮想リンクのいずれか)は、DVIのような従来の相互接続で行われるように、一リンクキャラクタクロック当たり一ピクセルデータを伝送しない。
これにより、インタフェース100は、ビデオデータ及びグラフィックデータのみではなく、必要に応じて、オーディオ及びその他のアプリケーションデータのトランスポートのためのスケーラブルな媒体を提供する。加えて、本発明は、ホットプラグイベント検出をサポートし、物理リンク(又はパイプ)を最適な伝送レートに自動的に設定する。本発明は、多数のプラットフォームに適した全てのディスプレイのために、低ピン数、純デジタルのディスプレイ相互接続を提供する。こうしたプラットフォームは、ディスプレイのホスト、ラップトップ/オールインワン、及びHDTVその他の家庭用電子機器での応用を含む。
ビデオデータ及びグラフィックデータを提供することに加え、表示タイミング情報をデジタルストリームに埋め込み、本質的に完全かつ即時的な表示調整を提供し、「自動調整」のような機能の必要性を除去できる。本発明のインタフェースのパケットに基づく性質は、多数のビデオ/グラフィックストリーム及びマルチメディア用途でのオーディオストリームといった多数のデジタルデータストリームをサポートするスケーラビリティを提供する。加えて、周辺機器用のユニバーサルシリアルバス(USB)トランスポートと表示制御とを、追加のケーブルの必要性なしで提供できる。
本発明のディスプレイインタフェースのその他の実施形態について、下で説明する。
図2は、ビデオソース200とビデオディスプレイユニット204とを接続するために使用される、図1に図示したシステム100に基づくシステム200を例示している。例示した実施形態において、ビデオソース202は、デジタル画像(又はデジタルビデオソース)206及びアナログ画像(又はアナログビデオソース)208の一方又は両方を含むことができる。デジタル画像ソース206の場合、デジタルデータストリーム210がトランスミッタ102に提供されるが、アナログビデオソース208の場合には、結合されたA/Dコンバータユニット212が、アナログデータストリーム213を対応するデジタルデータストリーム214に変換する。デジタルデータストリーム214は、その後、トランスミッタ102によって、デジタルデータストリーム210とほぼ同じ形で処理される。ディスプレイユニット204は、アナログタイプのディスプレイ又はデジタルタイプのディスプレイにすることが可能であり、或いは一部のケースでは、提供されたアナログ又はデジタル信号のどちらでも処理できる。いずれの場合においても、ディスプレイユニット204は、レシーバとディスプレイ218、及びアナログタイプのディスプレイの場合にはD/Aコンバータユニット220とのインタフェースをとるディスプレイインタフェース216を含む。説明する実施形態において、ビデオソース202は、任意の数の形態(パーソナルデスクトップコンピュータ、デジタル又はアナログテレビ、セットトップボックス、その他)をとることが可能であり、ビデオディスプレイユニット104は、ビデオディスプレイ(LCD型ディスプレイ、CRT型ディスプレイ、その他)の形態をとることができる。
しかしながら、ビデオソース又はビデオシンクのタイプに関係なく、様々なデータストリームは、物理リンク106上での伝送の前に(必要に応じて)デジタル化及びパケット化され、物理リンク106は、等時性データストリームのための単方向メインリンク222と、リンク設定及びビデオソース202とビデオディスプレイ204との間でのその他のデータトラフィック(様々なリンク管理情報、ユニバーサルシリアルバス(USB)データ、その他)のための双方向補助チャネル224とを含む。
メインリンク222は、これにより、多数の等時性データストリーム(多数のビデオ/グラフィックストリーム及びマルチチャネルオーディオストリーム)を同時に伝送することができる。説明する実施形態において、メインリンク222は、多数の異なる仮想チャネルを含み、仮想チャネルのそれぞれは、数ギガビット/秒(Gbps)で等時性データストリーム(非圧縮グラフィック/ビデオ及びオーディオデータ)を転送できる。そのため、論理的な観点では、メインリンク222は、単一の物理パイプとして捉えられ、この単一の物理パイプ内部では、多数の仮想パイプを確立できる。これにより、論理データストリームが物理チャネルに割り当てられるのではなく、各論理データストリームが自分の論理パイプ(即ち、上記の仮想チャネル)において伝送される。
説明する実施形態において、メインリンク222の速度又は転送レートは、リンク条件を補償するために調整可能である。例えば、一実施において、メインリンク222の速度は、一チャネル当たり、最も遅い速度である約1.0Gbps〜約2.5Gbpsに近い範囲において、約0.4Gbpsの増分で調整できる(図3参照)。一チャネル当たり2.5Gbpsにおいて、メインリンク222は、単一のチャネル上で、SXGA 60Hzを一ピクセル当たり18ビットの色深度でサポートできる。チャネル数の減少により、相互接続のコストが減少するだけでなく、ポータブルデバイス及びその他といった電力に敏感な用途にとって重要な考慮事項(及び望ましい状態)である電力消費量の減少も発生することに留意されたい。しかしながら、チャネル数を四本に増加させることで、メインリンク222は、60HzのWQSXGA(3200×2048)を一ピクセル当たり24ビットの色深度で、或いは60HzのQSXGA(2560×2048)を一ピクセル当たり18ビットの色深度で、データ圧縮することなくサポートできる。最低レートの一チャネル当たり1.0Gbpsでも、非圧縮HDTV(即ち、1080i又は720p)データストリームをサポートするために必要なチャネルは僅か二本である。
説明する実施形態において、メインリンクのデータレートは、その構成要素である仮想リンクの総帯域幅を上回る帯域幅となるものが選択される。インタフェースに送信されたデータは、ネイティブレートでトランスミッタに到達する。レシーバ104内の時間基準回復(TBR)ユニット226は、必要な場合には、メインリンクデータパケットに埋め込まれたタイムスタンプを使用して、ストリームのオリジナルのネイティブレートを再生する。しかしながら、図2Bに図示した適切に構成されたデジタルディスプレイデバイス232では、ディスプレイデータがリンクキャラクタクロックレートでディスプレイドライバ電子回路に送信されるため、時間基準回復は不要であり、これにより、必要なチャネル数は、ディスプレイの複雑性及びコストの相応の低減と共に、大幅に減少することに留意されたい。例えば、図2Cは、アレイ240内の選択された表示素子238を駆動するためにロウドライバ236と組み合わせて使用される様々なカラムドライバ234へ、ディスプレイデータが本質的にパイプラインされるため、時間基準回復が存在しない形で構成された例示的なLCDパネル232を表している。
その他の実施形態では、リンクレート及びピクセル/オーディオクロックレートの単純な算出法について説明する。現時点で存在する全ての標準ピクセル/オーディオクロック周波数は、以下のマスタ周波数のサブセットであることが研究及び理解されている。
23.76GHz=210ラ33ラ57ラ111Hz
23.76GHz=210ラ33ラ57ラ111Hz
これは、ピクセル(又はオーディオ)クロックレートを、四つのパラメータA、B、C、及びDによって、次のように表現できることを意味する。
ピクセルクロックレート=2A*3B×5C×11D
A=4ビット、B=2ビット、C=3ビット、及びD=1ビット
ピクセルクロックレート=2A*3B×5C×11D
A=4ビット、B=2ビット、C=3ビット、及びD=1ビット
リンクレート(8B/10B文字のような10ビット文字を使用するリンクにおいて、シリアルリンクビットレート/10)がピクセルクロックレートとは異なる可能性があるリンクについても、こうした四つのパラメータA’、B’、C’、及びD’によってリンクレートを定義することには利点がある。この利点は、リンククロックからピクセル/オーディオクロックを再生する際の容易さである。例えば、リンクレートがA’=6、B’=3、C’=7、及びD’=0に設定され、対応するリンクレートが135MHzであるとする。しかしながら、ピクセルクロックレートがA=8、B=3、C=6、及びD=0(=108MHz)に設定されると仮定すると、ピクセルクロックは、ピクセルクロックレートがリンクレート*22/51に等しくなるように、リンククロックから生成できる。
時間基準回復を必要とするシステムを再び参照すると、時間基準回復ユニット226は、デジタルクロックシンセサイザとして実施してよい。非圧縮ビデオストリームについて、タイムスタンプは、パケットヘッダに格納され、下で更に詳細に説明するように20ビット値となる。一定のストリームにおいて、20ビットのうちの各四ビットが、各ヘッダにおいて連続的に格納される(TS3-0、TS7-4、TS11-8、TS15-12、TS19-16)。ネイティブストリーム周波数(Freq_native)は、次のように、リンク文字クロック周波数(Freq_link_char)から取得される。
Freq_native = Freq_link_char*(TS19-0)/220
Freq_native = Freq_link_char*(TS19-0)/220
トランスミッタ102は、220サイクルのリンク文字クロック周波数期間においてネイティブストリームクロック数をカウントすることで、このタイムスタンプを生成する。カウンタは、220サイクルのリンク文字クロック毎に値を更新する。これら二つのクロックは互いに非同期であるため、タイムスタンプ値は、時間と共に1ずつ変化することになる。更新と更新との間に、トランスミッタ102は、一定のパケットストリームのヘッダにおいて、同じタイムスタンプを繰り返し送信する。タイムスタンプ値の(1カウントより大きい)急変は、レシーバによって、ストリームソースの不安定状態を示すものと解釈される。
オーディオストリームでは、タイムスタンプが通信されないことに留意されたい。この場合、ソースデバイスは、ディスプレイデバイスに対して、オーディオサンプルレートと一サンプル当たりのビット数とを通知する。下のようにオーディオレート及びリンク文字レートを決定することで、ディスプレイデバイスは、オリジナルのオーディオストリームレートを再生する。
オーディオレート=(オーディオサンプルレート)×(サンプル当たりビット数)×(チャネル数)
オーディオレート=(オーディオサンプルレート)×(サンプル当たりビット数)×(チャネル数)
図4Aに図示したメインリンクデータパケット400は、図4Bに図示したようなメインリンクパケットヘッダ402を含み、パケットヘッダ402は、16ビットの形態であり、ビット3〜0はストリームID(SID)(最大ストリームカウントが16であることを示す)、ビット4はタイムスタンプ(TS)のLSBである。ビット4が1に等しい時、このパケットヘッダは、タイムスタンプ値の最下位の四ビットを有する(非圧縮ビデオストリームに対してのみ使用される)。ビット5は、ビデオフレームシーケンスビットであり、ビデオフレーム境界において「0」から「1」或いは「1」から「0」にトグルするフレームカウンタの最下位ビットの役割を果たす(非圧縮ビデオストリームに対してのみ使用される)。ビット7及び6はリザーブされるが、ビット8〜10は、先行する八ビットのエラーをチェックする四ビットCRC(CRC)となる。ビット15〜12は、タイムスタンプ/ストリームID反転(TSP/SIDn)であり、非圧縮ビデオでは、20ビットタイムスタンプ値のうちの四ビットとして使用される。
本発明のインタフェースの利点の一つは、それぞれ異なる形式にすることが可能な異なるデータストリームを多重化し、更に、一定のメインリンクデータパケットに多数のサブパケットを包含させる能力である。例えば、図5Aは、本発明の実施形態による、サブパケットエンクロージャ及び複数パケット多重化を提供するように構成されたシステム500を図示している。システム500は、図2に図示したシステム200の特定の実施形態であり、したがって、本発明の範囲及び意図のいずれかを限定するものと解釈されるべきではないことに留意されたい。システム500は、トランスミッタ102に含まれ、ストリーム1補足データストリーム504をデータストリーム210に組み合わせて多重化データストリーム506を形成するために使用される、ストリームソースマルチプレクサ502を含む。多重化データストリーム506は、その後、リンク層マルチプレクサ508に転送される。任意の数のデータストリームを組み合わせ、多重化メインリンクストリーム510を形成し、多重化メインリンクストリーム510は、多数のデータパケット512で形成され、データパケット512の一部は、内部に封入された任意の数のサブパケット514を含んでもよい。リンク層デマルチプレクサ516は、ストリームID(SID)と関連サブパケットヘッダとに基づいて、多重化データストリーム510を分割し、構成要素であるデータストリームとし、一方、ストリームシンクデマルチプレクサ518は、サブパケットに収容されたストリーム1補足データストリームを更に分割する。
図6は、三本のストリームがメインリンク222上で多重化される時の図5に図示したストリーム510の例として、多重化メインリンクストリーム600の高レベル図を図示している。この例の三本のストリームは、UXGAグラフィックス(ストリームID=1)と、1280×720pビデオ(ストリームID=2)と、オーディオ(ストリームID=3)とである。メインリンクパケット400の小さなパケットヘッダサイズは、パケットオーバヘッドを最小化し、結果として、非常に高いリンク効率を生み出す。パケットヘッダをこれほど小さくできるのは、メインリンク222でのパケットの伝送前に、補助チャネル224を介して、パケット属性が通信されるためである。
一般的に言えば、非圧縮ビデオデータストリームはビデオブランキング期間に対応するデータアイドル期間を有するため、サブパケットエンクロージャは、メインパケットストリームが非圧縮ビデオである時に効果的な方式となる。したがって、非圧縮ビデオストリームの形態であるメインリンクトラフィックは、この期間中に一連のNull特殊文字を含むことになる。様々なデータストリームを多重化する能力を十分に利用することで、本発明の特定の実施は、ソースストリームがビデオデータストリームである時に、様々な方法を使用して、メインリンクレートとピクセルデータレートとの間の差異を補正する。例えば、図7に例示したように、ピクセルデータレートは、0.5Gb/秒となり、2ns毎にピクセルデータのビットが送信されるようになる。この例において、リンクレートは、1.25Gb/秒に設定されており、0.8ns毎にピクセルデータのビットが送信されるようになっている。ここで、トランスミッタ102は、図8に例示したように、ピクセルデータ間に特殊文字を散在させる。二つの特殊文字は、ピクセルデータの第一のビットP1とピクセルデータの第二のビットP2との間に配置される。特殊文字によって、レシーバ104は、ピクセルデータの各ビットを区別することが可能となる。ピクセルデータのビット間に特殊文字を散在させることで、更に、リンクが同期を維持可能な安定したデータのストリームが形成される。この例において、特殊文字はNull文字である。こうした方法では、リンクレートが十分に高速であるため、ラインバッファは不要であり、小さなFIFOのみが必要となる。しかしながら、受信側では、ビデオ信号を再構築するために、相対的に多くのロジックが必要となる。レシーバは、特殊文字の開始及び終了の時期を認識する必要がある。
散在法の代替は、ピクセルデータの連続ビットを、ヌル値のような特殊文字と交互に配置することである。例えば、P1からP4をトランスミッタ104に含まれるラインバッファに供給し、その後、更なるピクセルデータが利用可能になるまで、一つ以上のヌル値をバッファに供給することができる。こうした実施には、上記の散在法よりも相対的に大きなバッファスペースが必要となる。こうした多くの実施では、相対的に高速なリンク速度のため、ラインバッファを満たすのに必要な時間は、ラインバッファが一杯になった後でデータを伝送するのに必要な時間を上回ることになる。
図5Aを参照して説明したように、本発明のインタフェースの利点の一つは、様々なデータストリームを多重化する能力だけでなく、更に特定のメインリンクデータパケット内に任意の数のサブパケットを封入することである。図9Aは、本発明の実施形態による、代表的なサブパケット900を図示している。サブパケット900は、サブパケットヘッダ902を含み、説明する実施形態において、サブパケットヘッダ902は2バイトであり、SPS(サブパケットスタート)特殊文字を伴う。サブパケット900が封入されるメインリンクデータパケットがサブパケット900に加えてパケットペイロードを含む場合には、SPE(サブパケットエンド)特殊文字によって、サブパケット900の終了を示す必要がある。そうでない場合には、メインパケットの終了(図9Bに図示した例ではCOM文字に続くことで示される)が、サブパケット902と、封入するメインパケットとの両方の終了を示す。しかしながら、サブパケットは、サブパケットを封入するメインパケットがペイロードを有していない時、SPEで終了する必要はない。図9Bは、本発明の実施形態による、メインリンクパケット内の例示的なサブパケット形式を図示している。ヘッダフィールド及びサブパケットペイロードの定義は、サブパケット902を使用する特定のアプリケーションのプロファイルに応じて変化することに留意されたい。
特に有用なサブパケットエンクロージャの使用法の例は、図10に図示した非圧縮グラフィックス画像1000の選択的リフレッシュである。フレーム1002全体の属性(水平/垂直合計、画像幅/高さ、その他)については、ストリームが有効であり続ける限り、こうした属性は一定のままであるため、補助チャネル224を介して通信されることになる。選択的リフレッシュ動作では、画像1000の一部1004のみが、ビデオフレーム毎に更新される。更新された(複数の)長方形(即ち、部分1004)の四つのX−Y座標は、フレーム毎に伝送する必要があり、これは長方形座標の値がフレーム毎に変化するためである。別の例は、256色グラフィックデータに必要なカラールックアップテーブル(CLUT)の伝送であり、この場合、八ビットピクセルデータが256エントリCLUTに対するエントリとなり、CLUTのコンテンツは、動的に更新されなければならない。
単一の双方向補助チャネル224は、リンク設定に有用な、メインリンクの動作をサポートする様々なサポート機能のための経路で、更にUSBトラフィック等の補助アプリケーションデータを伝送する経路を提供する。例えば、補助チャネル224により、ディスプレイデバイスは、ソースデバイスに、同期消失等のイベント、欠落パケット、及びトレーニングセッションの結果(下記)を通知できる。例えば、特定のトレーニングセッションが失敗した場合、トランスミッタ102は、失敗したトレーニングセッションの事前に選択された或いは決定された結果に基づいて、メインリンクレートを調整する。これにより、調整可能な高速メインリンクと、相対的に低速で非常に信頼性の高い補助チャネルとを組み合わせることで形成される閉ループは、様々なリンク条件での堅牢な動作を可能にする。一部のケースでは(図5Bに図示した例)、データをソースデバイス202からシンクデバイス204に転送するメインリンク222の帯域幅の一部522と、シンクデバイス204からソースデバイス202への単方向バックチャネル524とを使用して、論理双方向補助チャネル520を確立できることに留意されたい。一部の応用では、この論理双方向補助チャネルの使用は、図5Aにおいて説明した半二重双方向チャネルを使用することより望ましい場合がある。
実際のパケットデータストリームの伝送を開始する前に、トランスミッタ102は、概念においてモデムのリンク設定に類似するリンクトレーニングセッションを通じて、安定したリンクを確立する。リンクトレーニング中、メインリンクトランスミッタ102は、確実なビット/文字ロックが達成可能かをレシーバ104が判断できるように、所定のトレーニングパターンを送信する。説明する実施形態では、トランスミッタ102とレシーバ104との間でのトレーニングに関連するハンドシェイクが、補助チャネル上で実行される。本発明の実施形態による、リンクトレーニングパターンの例は、図11に図示される。例示のように、トレーニングセッション中、段階1は、イコライザを最適化するためにレシーバによって使用される最短のランレングスを表し、一方、段階2は、最長のものである。段階3において、ビットロック及び文字ロックは、両方とも、リンク品質が妥当である限り達成される。通常、トレーニング期間は、約10msであり、この時間内に、約107ビットのデータが送信される。レシーバ104は、確実なロックを達成しない場合、補助チャネル224を介してトランスミッタ102に通知を行い、トランスミッタ102は、リンクレートを低下させて、トレーニングセッションを繰り返す。トレーニングセッション経路を提供することに加え、補助チャネル224は、更に、メインリンクパケットストリームの説明を伝送するために使用可能であり、これにより、メインリンク222でのパケット伝送のオーバヘッドは大幅に減少する。更に、補助チャネル224は、全てのモニタで見られるディスプレイデータチャネル(DDC)の代わりに、拡張表示識別データ(EDID)情報を伝送するように構成できる(EDIDは、VESA規格のデータ形式で、ベンダ情報と、最大画像サイズと、色特性と、工場プリセットタイミングと、周波数範囲限界と、モニタ名及びシリアル番号の文字列とを含め、モニタ及びその機能に関する基本情報を含む。情報は、ディスプレイに格納され、モニタとPCグラフィックスアダプタとの間に位置するDDCを通じてシステムと通信するために使用される。システムは、この情報を構成の目的で使用するため、モニタ及びシステムは連動が可能となる)。拡張プロトコルモードと呼ばれるものにおいて、補助チャネルは、キーボード、マウス、及びマイクロフォンといった追加的なデータタイプをサポートするために、必要に応じて、非同期パケット及び等時性パケットの両方を伝送できる。
図12は、本発明の実施形態による、データスケジューラ1202を有する代表的なシステム1200を図示している。システム1200は、図5A及び5Bを参照して説明したシステムに基づいており、そのため、本発明の任意の数の実施の一つに過ぎないと考えるべきであることに留意されたい。したがって、ストリームスケジューラ1202は、ビデオソース202に組み込まれるか、或いは結合され、続いて、マルチプレクサ1204と、スケジューラサイクル時間Tschedと呼ばれる期間中にリンクデータストリーム1208を送り込むのに使用される着信データストリーム(S1、S2、及びS3)の部分のみを格納するのに適したデータバッファ1206とに結合される。説明する実施形態において、データバッファ1206は、FireWireTM等の等時性ビデオ転送プロトコルで代表的な60Kバイトを超えるものとは対照的に、通常数十バイト程度のサイズである。これにより、リンク効率(利用可能帯域幅で除算したデータストリームのペイロード帯域幅合計の比較に基づく)は、およそ90%程度以上となる。
説明する実施形態において、リンクデータストリーム1208は、データストリームS1、S2、及びS3のそれぞれからのサイズデータパケットP1、P2、及びP3(サイズは、リンク帯域幅との関係における各データストリームの相対帯域幅を反映する)を組み合わせるために時分割多重化を使用することで、スケジューラ1202によって形成される。以前に説明したように、各データパケットのサイズは、特定のデータストリームビットレート(SBR)とリンクビットレート(LBR)との関数である。特に、特定のデータストリームビットレートが大きくなれば、表1の例で示したように、特定のデータパケットは大きくなる。例えば、リンクビットレートLBRが2.5Gbps程度であり、最大パケットサイズがおよそ80リンクシンボル程度であり(一リンクシンボルは、一リンククロック当たりのデータ単位として定義され、通常は4nsである)、表1の前提(即ち、SBR1が1.05Gbps、SBR2が0.3125Gbps、SBR3が0.25Gbps)を使用する場合、ストリームS1に関連するデータパケットP1は、32リンクシンボルとなり、一方、ストリームS2及びS3に関連するデータパケットP2及びP3は、それぞれ10リンクシンボル及び8リンクシンボルとなる。各スケジューラサイクル時間Tschedの開始時には、スケジューラ1202が、通常は2リンクシンボル程度のサイズである、レシーバ204用のアライメントツールを提供するレーン間アライメントパケット(ILA)を挿入することに留意されたい。そのため、この例においては、スケジューラサイクル時間Tschedは、(32+10+8+2)52リンクシンボル程度となる(各リンクシンボルが約4nsを表す時、約208nsと解釈される)。
更に、各データパケットPは、次のようなストリームビットレート(SBR)及びリンクビットレート(LBR)に関するデータシンボルDの数とスタッフィングシンボルNとの関連アクティブデータ比を有することに留意されたい。
SBR/LBR = D/(D+N)
SBR/LBR = D/(D+N)
したがって、データストリームが追加(又は削除)され、スケジューラサイクル時間Tschedの増加(又は減少)が生じる状況においては、データシンボルDの数との関係において、スタッフィングシンボルNの数を変化させることで、パケットサイズPは、一定状態を維持する。データストリームの追加(又は削除)により、特定のパケットサイズは同じ状態を維持し、他のデータストリーム及びスケジューラサイクル時間Tschedは増加(又は減少)するため、スタッフィングシンボルNの数は、Tschedの変化に比例して増加(又は減少)する。単一のデータストリームのみが残る「縮退」のケースでは、スタッフィングシンボルNは存在しなくなる。
図13は、実施形態によるデータストリーム1210の更に詳細な部分1300を図示している。特に、図13は、表1に示した値を使用したデータストリーム1208のデータシンボルDとスタッフィングシンボルNの配置を図示している。更に、特定のデータストリームを動的に追加又は削除することで、残りのデータストリームの特定のパケットサイズが影響されないままとなることに留意されたい。したがって、図14は、20リンクシンボルのパケットサイズP4に対応する0.625Gbpsのストリームビットレートを有する第四のデータストリームS4の追加を例示しており、この結果、Tschedは52から72リンクシンボル(4nsに等しいリンクシンボルでは288nsに相当する)に増加する。しかしながら、特定のパケットサイズP1、P2、及びP3を一定に保つために、スタッフィングシンボルNの数は、各データパケットについて増加する。反対に、(例えばS3のような)データストリームが削除される場合、スケジューラサイクル時間Tschedは、スタッフィングシンボルNの数に関係するデータシンボルDの数の相応の増加に応じて減少することになる。一つ以外の全データストリームが削除される「縮退」のケースでは、残存するデータパケットは、スタッフィングシンボルNを有しておらず、何らかのバッファの必要性も存在せず、これにより、上で説明したラスタスキャントランスポートプロトコルをシミュレートする。
リンクデータストリーム1208が(図15に図示するような)単一の非圧縮ビデオストリームである時の縮退接続のケースにおいて、ILAパケットは、S1のアイドル期間(水平ブランキング領域)に配置され、アクティブな表示領域は、その後、データシンボルDとスタッフィングシンボルNとの混合によって表現される(図16参照)。
更に、特定のデータストリームに関係しないデータシンボルと関連させて、特定のデータストリームのデータシンボルDの数をカウントすることで、問題のデータストリームのストリームクロックが提供されることから、データシンボルDの相対数が、埋め込みタイムスタンプを提供することに留意されたい。例えば、図13に図示したケースにおいて、回復のために、特定のデータストリームのストリームクロックFstream_clkは、単純に、スタッフィングシンボル及びストリームデータシンボルの合計数(P)と比較したストリームデータシンボルの数(M)を確定することで決定できる。更に詳しくは、ストリームクロックFstream_clkは、次のように決定される。
Fstream_clk = (M/P)*Flink_clk
ここで、M及びPは、レシーバ204によって測定できる。
Fstream_clk = (M/P)*Flink_clk
ここで、M及びPは、レシーバ204によって測定できる。
図17は、本発明の実施形態による、多数のデータストリームをスケジュールするプロセス1700を詳細に表すフローチャートを図示している。プロセス1700は、1702で、トランスミッタがストリーム属性データをレシーバに送信することで開始される。説明する実施形態において、属性データは、補助チャネルを経由して送信される。次に、1704において、レシーバは、着信データストリームを受領及び処理するために(利用可能な場合)十分なリソースを割り当てる。トランスミッタがデータストリーム1706を受領した後、ストリームトランスポートスケジューラは、1708において、リンクデータストリームを形成し、一方、1710において、リンクデータストリームは、メインリンクを経由して、トランスミッタによりレシーバへ送信される。次に、1712において、追加データストリームが追加され、1714において、レシーバが追加対象のデータストリームの受領及び処理の両方を行える場合、1716において、新しいデータストリームは、以前に伝送されたデータストリームのデータパケットサイズが一定に維持されるという点でトランスペアレントに追加される。
図18は、本発明の実施形態による、リンクデータストリームを形成するプロセス1800を詳細に表すフローチャートを図示している。処理1800は、処理1708の形成動作1708の特定の実施であることに留意されたい。したがって、トランスポートスケジューラは、1802において、メインリンクのリンクビットレートを決定し、1804において、トランスミッタからレシーバへのリンクを経由してトランスポートされるべきデータストリームのそれぞれについて、ストリームビットレートを決定する。次に1806において、それぞれのデータストリームのためのパケットサイズが、ストリームビットレートと、リンクビットレートと、所定の最大パケットサイズとに基づいて決定される。次に1808において、それぞれのデータストリームのためのデータパケットが、それぞれ多数のデータシンボルとスタッフィングシンボルとを含む状態で形成される。データパケットが形成されると、単一のトランスポートスケジューラサイクル時間中に、トランスポートスケジューラは、1810において、レシーバに送信されるべきデータストリームのそれぞれからのデータパケットを(時分割多重化を使用して)連結し、1812において、連結されたデータパケットにレーン間アライメントパケットを追加する。1814において、トランスポートスケジューラは、連結されたデータパケットをレシーバに伝送するために、トランスミッタに信号を送り、1816において決定されるような伝送の中止まで、1808〜1814を繰り返す。
図19は、本発明の実施形態による、システム200の論理層構造1900を例示している。正確な実施は用途に応じて変化してよいが、一般に、ソース(ビデオソース202等)は、トランスミッタハードウェアを含むソース物理層1902と、多重化ハードウェア及びステートマシン(又はファームウェア)を含むソースリンク層1904と、オーディオ/ビジュアル/グラフィックスハードウェア及び関連ソフトウェアのようなデータストリームソース1906とにより形成されることに留意されたい。同様に、ディスプレイデバイスは、物理層1908(様々なレシーバハードウェアを含む)と、逆多重化ハードウェア及びステートマシン(又はファームウェア)を含むシンクリンク層1910と、ディスプレイ/タイミングコントローラハードウェア及びオプションのファームウェアを含むストリームシンク1912とを含む。ソースアプリケーションプロファイル層1914は、ソースがリンク層1904と通信する形式を定義し、同様に、シンクアプリケーションプロファイル層1916は、シンク1912がシンクリンク層1910と通信する形式を定義する。
次に、様々な層について、更に詳細に説明する。
ソースデバイス物理層:
説明する実施形態において、ソースデバイス物理層1902は、電気副層1902−1と論理副層1902−2とを含む。電気副層1902−1は、ホットプラグ/アンプラグ検出回路と、ドライバ/レシーバ/終端レジスタと、パラレル−シリアル/シリアル−パラレル変換と、スペクトラム拡散対応PLLとのような、インタフェース初期化/動作のための全回路を含む。論理副層1902−2は、パケット化/逆パケット化と、データスクランブル化/スクランブル解除と、リンクトレーニング用パターン生成と、時間基準回復回路と、メインリンク222用の(図13に例が図示された)256リンクデータ文字及び12の制御文字を提供する8B/10B(ANSI X3.230-1994第11条において規定される)及び補助チャネル224用のManchester II(図21参照)のようなデータエンコード/デコードとのための回路を提供する。
説明する実施形態において、ソースデバイス物理層1902は、電気副層1902−1と論理副層1902−2とを含む。電気副層1902−1は、ホットプラグ/アンプラグ検出回路と、ドライバ/レシーバ/終端レジスタと、パラレル−シリアル/シリアル−パラレル変換と、スペクトラム拡散対応PLLとのような、インタフェース初期化/動作のための全回路を含む。論理副層1902−2は、パケット化/逆パケット化と、データスクランブル化/スクランブル解除と、リンクトレーニング用パターン生成と、時間基準回復回路と、メインリンク222用の(図13に例が図示された)256リンクデータ文字及び12の制御文字を提供する8B/10B(ANSI X3.230-1994第11条において規定される)及び補助チャネル224用のManchester II(図21参照)のようなデータエンコード/デコードとのための回路を提供する。
8B/10Bエンコードアルゴリズムは、例えば、米国特許第4,486,739号において説明されており、参照により本明細書に組み込まれることに留意されたい。当業者に知られている通り、8B/10Bコードは、シリアル伝送のために8ビットデータブロックを10ビットコードワードにエンコードするブロックコードである。加えて、8B/10B伝送コードは、1及び0のバイト幅ストリームを、最大ランレングスが5である1及び0のDCバランスストリームに変換する。こうしたコードは、トランシーバ110等のレシーバによる信頼性の高いクロック回復を可能にするのに十分な信号遷移を提供する。更に、DCバランスデータストリームは、光ファイバ及び電磁線接続にとって有利となる。シリアルストリームにおける1及び0の平均数は、均等又は均等に近いレベルに維持される。8B/10B伝送コードは、1及び0の数の格差を、6及び4ビットブロック境界に渡って、−2、0、又は2となるように抑制する。このコード方式は、更に、コマンドコードと呼ばれる、信号送信用の追加コードを実施する。
非圧縮ディスプレイデータが示す反復ビットパターンを回避する(したがって、EMIを低減する)ために、メインリンク222上で伝送されるデータは、8B/10Bエンコードの前に、まずスクランブル化されることに留意されたい。トレーニングパケットと特殊文字とを除き、全データがスクランブル化されることになる。スクランブル化機能は、リニアフィードバックシフトレジスタ(LFSR)により実施される。データ暗号化が有効である時、LFSRシードの初期値は、暗号鍵セットに応じて決まる。暗号化のないスクランブル化の場合、初期値は固定されることになる。
データストリーム属性は補助チャネル224上で伝送されるため、メインリンクパケットヘッダは、ストリーム識別番号の役割を果たし、これにより、オーバヘッドを大幅に減らし、リンク帯域幅を最大化する。更に、メインリンク222と補助リンク224とは、どちらも別個のクロック信号線を有していないことに留意されたい。これにより、メインリンク222及び補助リンク224上のレシーバは、データをサンプリングし、着信データストリームからクロックを抽出する。レシーバ電気副層内の任意の位相同期ループ(PLL)回路のための高速位相同期は、補助チャネル224が半二重双方向であり、トラフィックの方向が頻繁に変化するため、重要となる。したがって、補助チャネルレシーバのPLLは、Manchester II(MII)コードの頻繁かつ均一な信号遷移の結果、僅か16データ期間で位相同期を行う。
リンク設定時、メインリンク222のデータレートは、補助チャネル224上でのハンドシェイクを使用して交渉される。このプロセス中には、トレーニングパケットの既知のセットが、メインリンク222上において、最高リンク速度で送信される。成功又は失敗は、補助チャネル224を介して、トランスミッタ102に連絡を返す。トレーニングが失敗した場合、メインリンク速度を低減し、成功するまでトレーニングを繰り返す。これにより、ソース物理層1902は、ケーブルのトラブルに対する抵抗力が更に増し、したがって、モニタアプリケーションの外部ホストとして更に適したものとなる。しかしながら、従来のディスプレイインタフェースとは異なり、メインチャネルのリンクデータレートは、ピクセルクロックレートから切り離される。リンクデータレートは、リンク帯域幅が伝送ストリームの総帯域幅を上回るように設定される。
ソースデバイスリンク層:
ソースリンク層1904は、リンクの初期化及び管理を扱う。例えば、モニタの電源投入時、或いはソース物理層1902からのモニタケーブルの接続時に生成されるホットプラグ検出イベントを受領すると、ソースデバイスリンク層1904は、補助チャネル224上でのやり取りを介して、レシーバの能力を評価し、トレーニングセッションで決定されるような最大メインリンクデータレートと、レシーバ上の時間基準回復ユニットの数と、両側で利用可能なバッファサイズと、USB拡張機能の可用性とを決定し、その後、ストリームソース1906に、関連するホットプラグイベントを通知する。加えて、ストリームソース1906からの要求時、ソースリンク層1904は、表示能力(EDID又は同等のもの)を読み出す。正常動作中、ソースリンク層1904は、補助チャネル224を介してレシーバ104にストリーム属性を送信し、メインリンク222が要求データストリームを処理するのに十分なリソースを有するかをストリームソース1904に通知し、同期消失及びバッファオーバフローといったリンク障害イベントをストリームソース1904に通知し、ストリームソース1904によって提出されたMCCSコマンドをレシーバに対して、補助チャネル224を介して送信する。ソースリンク層1904とストリームソース/シンクとの間の全ての通信では、アプリケーションプロファイル層1914において定義された形式を使用する。
ソースリンク層1904は、リンクの初期化及び管理を扱う。例えば、モニタの電源投入時、或いはソース物理層1902からのモニタケーブルの接続時に生成されるホットプラグ検出イベントを受領すると、ソースデバイスリンク層1904は、補助チャネル224上でのやり取りを介して、レシーバの能力を評価し、トレーニングセッションで決定されるような最大メインリンクデータレートと、レシーバ上の時間基準回復ユニットの数と、両側で利用可能なバッファサイズと、USB拡張機能の可用性とを決定し、その後、ストリームソース1906に、関連するホットプラグイベントを通知する。加えて、ストリームソース1906からの要求時、ソースリンク層1904は、表示能力(EDID又は同等のもの)を読み出す。正常動作中、ソースリンク層1904は、補助チャネル224を介してレシーバ104にストリーム属性を送信し、メインリンク222が要求データストリームを処理するのに十分なリソースを有するかをストリームソース1904に通知し、同期消失及びバッファオーバフローといったリンク障害イベントをストリームソース1904に通知し、ストリームソース1904によって提出されたMCCSコマンドをレシーバに対して、補助チャネル224を介して送信する。ソースリンク層1904とストリームソース/シンクとの間の全ての通信では、アプリケーションプロファイル層1914において定義された形式を使用する。
アプリケーションプロファイル層(ソース及びシンク):
一般に、アプリケーションプロファイル層は、ストリームソース(又はシンク)が関連するリンク層とインタフェースする際の形式を定義する。アプリケーションプロファイル層によって定義された形式は、以下のカテゴリ、即ち、アプリケーション独立形式(リンク状態問い合わせのためのリンクメッセージ)及びアプリケーション従属形式(メインリンクデータマッピング、レシーバのための時間基準回復数式、及び該当する場合のシンク能力/ストリーム属性メッセージサブパケット形式)に分類される。アプリケーションプロファイル層は、以下の色形式、即ち、24ビットRGB、16ビットRG2565、18ビットRGB、30ビットRGB、256色RGB(CLUTに基づく)、16ビットCbCr422、20ビットYCbCr422、及び24ビットYCbCr444をサポートする。
一般に、アプリケーションプロファイル層は、ストリームソース(又はシンク)が関連するリンク層とインタフェースする際の形式を定義する。アプリケーションプロファイル層によって定義された形式は、以下のカテゴリ、即ち、アプリケーション独立形式(リンク状態問い合わせのためのリンクメッセージ)及びアプリケーション従属形式(メインリンクデータマッピング、レシーバのための時間基準回復数式、及び該当する場合のシンク能力/ストリーム属性メッセージサブパケット形式)に分類される。アプリケーションプロファイル層は、以下の色形式、即ち、24ビットRGB、16ビットRG2565、18ビットRGB、30ビットRGB、256色RGB(CLUTに基づく)、16ビットCbCr422、20ビットYCbCr422、及び24ビットYCbCr444をサポートする。
例えば、ディスプレイデバイスのアプリケーションプロファイル層(APL)1914は、本質的には、インタフェース100に送信される又はインタフェース100から受領されるデータの提示形式を含む、メインリンク222上でのストリームソース/シンク通信のための形式を記述するアプリケーションプログラミングインタフェース(API)である。APL1914の一部の態様(電力管理コマンド形式等)は、基本モニタ機能であるため、インタフェース100のあらゆる使用法において共通である。データマッピング形式及びストリーム属性形式といった、その他の非基本モニタ機能は、アプリケーション、或いは伝送対象である等時性ストリームのタイプに固有のものとなる。アプリケーションに関係なく、ストリームソース1904は、ソースリンクレイヤ1914に問い合わせを行い、メインリンク222上で何らかのパケットストリーム伝送を開始する前に、メインリンク222が(複数の)保留中のデータストリームを処理できるかを確認する。
メインリンク222が(複数の)保留中のデータストリームを処理できると判断された時、ストリームソース1996は、ソースリンク層1914にストリーム属性を送信し、その後、ストリーム属性は補助チャネル224上でレシーバに伝送される。こうした属性は、特定のストリームのパケットを識別し、ストリームからオリジナルのデータを復元し、ストリームのネイティブデータレートにフォーマットし直すために、レシーバによって使用される情報である。データストリームの属性は、アプリケーション従属である。
望ましい帯域幅がメインリンク222上で利用できない場合には、ストリームソース1914は、例えば、画像リフレッシュレート又は色深度を低減することで、修正措置を講じてもよい。
ディスプレイデバイス物理層:
ディスプレイデバイス物理層1916は、ディスプレイデバイスリンク層1910とディスプレイデバイスAPL1916とを、リンクデータの送受信に使用される信号伝送技術から分離させる。メインリンク222及び補助チャネル224は、独自の物理層を有し、それぞれの物理層は、論理副層とコネクタ仕様を含む電気副層とで構成される。例えば、半二重双方向補助チャネル224は、図22に示すように、リンクの各端部にトランスミッタとレシーバとの両方を有する。補助リンクトランスミッタ2902には、論理副層1908−1によってリンク文字が提供され、その後、リンク文字はシリアル化され、対応する補助リンクレシーバ2904に伝送される。レシーバ2904は、次に、補助リンク224からのシリアル化されたリンク文字を受領し、リンク文字クロックレートでデータを非シリアル化する。ソース論理副層の主要な機能は、信号エンコードと、パケット化と、(EMI低減のための)データスクランブル化と、トランスミッタポート用のトレーニングパターン生成とを含むことに留意されたい。一方、レシーバポートについて、レシーバ論理副層の主要な機能は、信号デコードと、非パケット化と、データスクランブル解除と、時間基準回復とを含む。
ディスプレイデバイス物理層1916は、ディスプレイデバイスリンク層1910とディスプレイデバイスAPL1916とを、リンクデータの送受信に使用される信号伝送技術から分離させる。メインリンク222及び補助チャネル224は、独自の物理層を有し、それぞれの物理層は、論理副層とコネクタ仕様を含む電気副層とで構成される。例えば、半二重双方向補助チャネル224は、図22に示すように、リンクの各端部にトランスミッタとレシーバとの両方を有する。補助リンクトランスミッタ2902には、論理副層1908−1によってリンク文字が提供され、その後、リンク文字はシリアル化され、対応する補助リンクレシーバ2904に伝送される。レシーバ2904は、次に、補助リンク224からのシリアル化されたリンク文字を受領し、リンク文字クロックレートでデータを非シリアル化する。ソース論理副層の主要な機能は、信号エンコードと、パケット化と、(EMI低減のための)データスクランブル化と、トランスミッタポート用のトレーニングパターン生成とを含むことに留意されたい。一方、レシーバポートについて、レシーバ論理副層の主要な機能は、信号デコードと、非パケット化と、データスクランブル解除と、時間基準回復とを含む。
補助チャネル:
補助チャネル論理副層のような機能は、データエンコード/デコードと、データのフレーム化/非フレーム化とを含み、補助チャネルプロトコルには二種類のオプションが存在し、スタンドアロンプロトコル(ポイントツーポイントトポロジにおけるリンク設定/管理機能に限定される)は、リンク層ステートマシン又はファームウェアによって管理可能な軽量プロトコルと、USBトラフィック等の他のデータタイプ及びデイジーチェイン方式でつながれたデバイス等のトポロジをサポートする拡張プロトコルとになる。データエンコード及びデコード方式はプロトコルに関係なく同一だが、データのフレーム化は二種類の間で異なることに留意されたい。
補助チャネル論理副層のような機能は、データエンコード/デコードと、データのフレーム化/非フレーム化とを含み、補助チャネルプロトコルには二種類のオプションが存在し、スタンドアロンプロトコル(ポイントツーポイントトポロジにおけるリンク設定/管理機能に限定される)は、リンク層ステートマシン又はファームウェアによって管理可能な軽量プロトコルと、USBトラフィック等の他のデータタイプ及びデイジーチェイン方式でつながれたデバイス等のトポロジをサポートする拡張プロトコルとになる。データエンコード及びデコード方式はプロトコルに関係なく同一だが、データのフレーム化は二種類の間で異なることに留意されたい。
更に図29を参照すると、補助チャネル電気副層は、トランスミッタ2902及びレシーバ2904を含む。トランスミッタ2902には、論理副層によってリンク文字が提供され、リンク文字はシリアル化され外部に伝送される。レシーバ2904は、シリアル化されたリンク文字をリンク層から受領し、その後、リンク文字クロックレートで非シリアル化する。補助チャネル224の正及び負の信号は、図示したように、リンクの各端部で、50オーム終端抵抗を介してアースさせ終端とする。説明する実施において、ドライバ電流は、リンク条件に応じてプログラム可能であり、約8mA〜約24mAの範囲となり、結果として、約400mV〜約1.2VのVdifferential_ppの範囲が生じる。電気的アイドルモードでは、正及び負の信号は、どちらも駆動されない。電気的アイドル状態から伝送を開始する時には、SYNCパターンを伝送し、リンクを再び確立する必要がある。説明する実施形態において、SYNCパターンは、補助チャネル差動ペア信号をクロックレートで28回トグルさせ、Manchester IIコードの四つの1を続けることで構成される。ソースデバイスの補助チャネルマスタは、補助チャネル224の正及び負の信号を周期的に駆動及び測定することで、ホットプラグ及びホットアンプラグイベントを検出する。
メインリンク:
説明する実施形態において、メインリンク222は、ローカル水晶周波数の整数の倍数である個別の可変リンクレートをサポートする(24MHzのローカル水晶周波数を有するリンクレート定数の代表的なセットについては図3を参照)。図16に図示したように、メインリンク222(単方向チャネル)は、ソースデバイスにおいてトランスミッタ1602のみを有し、ディスプレイデバイスにおいてレシーバ1604のみを有する。
説明する実施形態において、メインリンク222は、ローカル水晶周波数の整数の倍数である個別の可変リンクレートをサポートする(24MHzのローカル水晶周波数を有するリンクレート定数の代表的なセットについては図3を参照)。図16に図示したように、メインリンク222(単方向チャネル)は、ソースデバイスにおいてトランスミッタ1602のみを有し、ディスプレイデバイスにおいてレシーバ1604のみを有する。
図示したように、ケーブル2304は、一組のツイストペア線を含む形態をとり、通常のRGBカラーに基づくビデオシステム(PALに基づくテレビシステム等)において提供される赤(R)、緑(G)、及び青(B)のそれぞれについて一本となる、当業者に知られている通り、ツイストペアケーブルは、独立して絶縁して互いに撚り合わせた二本の線で構成されるケーブルのタイプである。一方の線は信号を伝送し、他方の線はアースされ、信号の干渉を吸収する。他の一部のシステムにおいて、信号は、NTSCビデオテレビシステムで使用されるコンポーネントに基づく信号(Pb、Pr、Y)にもできることに留意されたい。ケーブル内で、各ツイストペアは、個別にシールドされる。+12Vの電力及び接地用の二本のピンが提供される。各差動ペアの特性インピーダンスは、100オーム±20%である。ケーブル全体もシールドされる。この外部シールド及び個別シールドは、両方の端部でコネクタシェルに短絡させる。コネクタシェルは、ソースデバイスにおいて、アースに短絡させる。図24に図示したコネクタ2400は、13ピンを一列で有し、ソースデバイス端部のコネクタとディスプレイデバイス端部のコネクタとの両方で同一なピンアウトを有する。ソースデバイスは、電力を供給する。
メインリンク222は、両方の端部で終端され、メインリンク222がAC結合であることから、終端電圧は0V(アース)〜+3.6Vのいずれかにすることができる。説明する実施において、駆動電流は、リンク条件に応じてプログラム可能であり、約8mA〜約24mAの範囲となり、結果として、約400mV〜約1.2VのVdifferential_ppの範囲が生じる。最小電圧振幅は、トレーニングパターンを使用して、各接続について選択される。電気的アイドル状態は、電力管理モードを提供する。電気的アイドルにおいて、正及び負の信号は、どちらも駆動されない。電気的アイドル状態から伝送を開始する時、トランスミッタは、レシーバとのリンクを再確立するために、トレーニングセッションを実行する必要がある。
状態図:
次に、本発明を、下で説明する図25及び26に図示した状態図の観点から説明する。したがって、図25は、下で説明する状態図を図示している。オフ状態2502において、システムはオフとなり、ソースが無効化されるようになる。ソースが有効となった場合、システムは、省電力及びレシーバ検出に適した待機状態2504へ遷移する。レシーバが存在するかどうか(即ち、ホットプラグ/プレイ)を検出するために、補助チャネルには周期的にパルスが送られ(10ms毎に1us等)、駆動中の終端レジスタに渡る電圧降下の度合いを測定する。測定された電圧降下に基づいて、レシーバが存在すると判断された場合、システムは、レシーバが検出されたこと、即ち、ホットプラグイベントが検出されたことを示す検出レシーバ状態2506に遷移する。しかしながら、レシーバが検出されなかった場合、レシーバ検出は、発生する場合はレシーバが検出される時点まで、或いはタイムアウトが経過した時点まで、継続される。一部のケースにおいて、ソースデバイスは、更なるディスプレイ検出が試行されない「オフ」状態への移行を選択してもよいことに留意されたい。
次に、本発明を、下で説明する図25及び26に図示した状態図の観点から説明する。したがって、図25は、下で説明する状態図を図示している。オフ状態2502において、システムはオフとなり、ソースが無効化されるようになる。ソースが有効となった場合、システムは、省電力及びレシーバ検出に適した待機状態2504へ遷移する。レシーバが存在するかどうか(即ち、ホットプラグ/プレイ)を検出するために、補助チャネルには周期的にパルスが送られ(10ms毎に1us等)、駆動中の終端レジスタに渡る電圧降下の度合いを測定する。測定された電圧降下に基づいて、レシーバが存在すると判断された場合、システムは、レシーバが検出されたこと、即ち、ホットプラグイベントが検出されたことを示す検出レシーバ状態2506に遷移する。しかしながら、レシーバが検出されなかった場合、レシーバ検出は、発生する場合はレシーバが検出される時点まで、或いはタイムアウトが経過した時点まで、継続される。一部のケースにおいて、ソースデバイスは、更なるディスプレイ検出が試行されない「オフ」状態への移行を選択してもよいことに留意されたい。
状態2506において、ディスプレイのホットアンプラグイベントが検出された場合、システムは、再び待機状態2504に遷移する。そうでない場合、ソースは、正及び負の信号により補助チャネルを駆動し、レシーバのスリープ解除を行い、存在する場合は、レシーバのその後の応答をチェックする。応答が受領されない場合、レシーバはスリープ解除されておらず、ソースは、状態2506にとどまる。しかしながら、ディスプレイから信号が受領された場合、ディスプレイはスリープ解除されており、ソースでは、レシーバのリンク能力(最大リンクレート、バッファサイズ、及び時間基準回復ユニット数等)を読み出す準備が整い、システムは、メインリンク初期化状態2508に遷移し、トレーニング開始通知段階を開始する準備が整う。
このとき、トレーニングセッションは、メインリンクにおいて、設定されたリンクレートでトレーニングパターンを送信することで開始され、関連するトレーニング状態をチェックする。レシーバは、三段階のそれぞれについて成功/失敗ビットを設定し、トランスミッタは、成功のみの検出によって次の段階に進み、成功が検出される時、メインリンクはそのリンクレートで準備されるようになる。このとき、インタフェースは、正常動作状態2510に遷移し、そうでない場合には、リンクレートが低減され、トレーニングセッションが繰り返される。正常動作状態2510の間、ソースは、リンク状態のインデックスを周期的にモニタし続け、失敗した場合には、ホットアンプラグイベントが検出され、システムは待機状態2504に遷移し、ホットプラグ検出イベントを待つ。しかしながら、同期消失が検出された場合、システムは、メインリンク再始動イベントのために状態2508に遷移する。
図26は、下で説明するディスプレイ状態図2600を図示している。状態2602では、電圧は検出されず、ディスプレイは、オフ状態へ進む。待機モード状態2604では、メインリンクレシーバ及び補助チャネルスレーブは、両方とも、電気的にアイドルとなり、補助チャネルスレーブポートの終端レジスタに渡る電圧降下が、所定の電圧についてモニタされる。所定の電圧が検出された場合、補助チャネルスレーブポートは、オンになってホットプラグイベントを示し、システムは表示状態2606へ移行し、そうでない場合、ディスプレイは待機状態2604にとどまる。状態2606(メインリンク初期化段階)において、ディスプレイが検出された場合、補助スレーブポートは、完全にオンとなり、トランスミッタは、レシーバリンク能力読み出しコマンドに応答し、ディスプレイ状態は2608に遷移し、そうでない場合には、所定の期間を超えて補助チャネルでの活動が存在しなければ、補助チャネルスレーブポートは、待機状態2604に入る。
トレーニング開始通知段階の間、ディスプレイは、トレーニングパターンを使用してイコライザを調整し、各段階の結果を更新することで、トランスミッタによるトレーニング始動に応答する。トレーニングが失敗した場合には、別のトレーニングセッションを待ち、トレーニングが成功した場合には、正常動作状態2610へ移行する。所定の時間(例えば、10ms)を超えて補助チャネル又は(トレーニングのための)メインリンクでの活動が存在しない場合、補助チャネルスレーブポートは、待機状態2604に設定される。
図27〜31は、クロスプラットフォームインタフェースの特定の実装を図示している。
図27は、本発明によるトランスミッタ2704を組み込んだオンボードグラフィックスエンジン2002を有するPCマザーボード200を図示している。トランスミッタ2704は、図1に図示したトランスミッタ102の特定の例であることに留意されたい。説明する実施形態において、トランスミッタ2704は、マザーボード2000にマウントされた(コネクタ2400の線に沿った)コネクタ2706に結合され、次にコネクタ2706は、ディスプレイデバイス2710を結合するツイストペアケーブル2710を経由して、ディスプレイデバイス2708に接続される。
この技術で知られているように、PCI Express(カリフォルニア州サンタクララのIntel Corporationが開発)は、広帯域幅で低ピン数のシリアル相互接続技術であり、既存のPCIインフラとのソフトウェア互換性も維持する。この構成において、PCI Expressポートは、図示したマザーボードマウントコネクタを使用しても、ディスプレイデバイスを直接的に駆動できるクロスプラットフォームインタフェースの要件に準拠するように増強される。
マザーボードにコネクタをマウントするのが実際的ではない状況において、信号は、PCI ExpressマザーボードのSDVOスロットを通じてルートを定め、図28に図示したような受動カードコネクタを使用して、PCの背面に伝えることができる。現世代のアドイングラフィックスカードと同様に、アドイングラフィックスカードは、図30に図示したようなオンボードグラフィックスエンジンに取って代わることができる。
ノートブックでの応用の場合、マザーボードグラフィックスエンジン上のトランスミッタにより、パネルを直接的に駆動する一体式レシーバ/TCONが、内部配線を通じて駆動される。最も費用効率に優れた実施では、レシーバ/TCONは、パネル上にマウントされ、これにより、相互接続線の数は、図31に図示したように八本又は十本に低減される。
上の全ての例では、一体式トランスミッタを想定している。しかしながら、PCI及びPCI Express環境に、それぞれAGP又はSDVOスロットを通じて統合される、スタンドアロントランスミッタとしても、完全に実現可能である。スタンドアロントランスミッタは、グラフィックスハードウェア又はソフトウェアを全く変化させることなく、出力ストリームを可能にする。
フローチャートの実施形態:
次に、本発明の方法について、本発明を可能にする特定のプロセスをそれぞれが説明する多数のフローチャートの観点から説明する。具体的には、図32〜36は、単独で或いは任意の組み合わせで使用される時に本発明の態様を説明する、多数の相互に関連するプロセスを表している。
次に、本発明の方法について、本発明を可能にする特定のプロセスをそれぞれが説明する多数のフローチャートの観点から説明する。具体的には、図32〜36は、単独で或いは任意の組み合わせで使用される時に本発明の態様を説明する、多数の相互に関連するプロセスを表している。
図32は、本発明の実施形態による、インタフェース100の動作モードを決定するプロセス3200を詳細に表すフローチャートを図示している。このプロセスにおいて、動作モードは、ビデオソース及びディスプレイデバイスが共にデジタルである場合、デジタルモードのみに設定されることになる。そうでない場合、動作モードは、アナログモードに設定されることになる。このコンテクストにおける「アナログモード」は、従来のVGAモードと、埋め込みアライメント信号及び双方向側波帯を備えた差動アナログビデオを有する拡張アナログモードとの両方を含むことに留意されたい。この拡張アナログモードについては、下で説明する。
ステップ3202において、ビデオソースは、ビデオソースがアナログ又はデジタルデータをサポートするかを判断するために問い合わせを受ける。ビデオソースがアナログデータのみをサポートする場合、結合デバイス100の動作モードは、アナログに設定され(ステップ3208)、プロセスは終了することになる(ステップ3212)。
ビデオソースがデジタルデータを出力できる場合、プロセスは、ステップ3206へ続く。ディスプレイデバイスは、次に、ディスプレイデバイスがデジタルデータを受領するように構成されているかを判断するために問い合わせを受ける。ディスプレイデバイスがアナログデータのみをサポートする場合、結合デバイス100の動作モードは、アナログに設定され(ステップ3208)、プロセスは終了することになる(ステップ3212)。そうでない場合、結合デバイス100の動作モードは、デジタルに設定される(ステップ3210)。例えば、プロセッサは、モードをデジタルに設定するために、結合デバイス内のスイッチを制御してよい。一般に、結合デバイスは、ビデオソース及びビデオシンクが対応するデジタルモードで動作する時のみ、完全デジタルモードで動作するように構成される。
図33は、本発明の一部の態様による、リアルタイムビデオ画質チェックを提供するプロセス3300を詳細に表すフォーチャートを図示している。この例において、プロセス3300の全ての判定は、ディスプレイインタフェースに結合されたプロセッサにより行われる。
ステップ3300において、ビデオ信号が、ビデオソースから受領される。次に、信号品質テストパターンが、受領ビデオ信号に関連するビデオソースによって提供される(ステップ3302)。ステップ3304において、品質テストパターンに基づいて、ビット誤り率が判定される。その後、ビット誤り率が閾値より大きいかについて判定される(ステップ3306)。ビット誤り率が閾値より大きくないと判定された場合には、ビデオフレームが更に存在するかどうかについて判定される(ステップ3314)。ビデオフレームが更に存在しないと判定された場合には、プロセスは、ステップ3300に戻る。そうでない場合、プロセスは終了する。
しかしながら、ステップ3306において、ビット誤り率が閾値より大きいと判定された場合、ビットレートが最小ビットレートより大きいかについての判定が行われる(ステップ3308)。ビットレートが最小ビットレートより大きい場合、ビットレートを低下させ(ステップ3310)、プロセスはステップ3306に戻る。ビットレートが最小ビットレートより大きくない場合は、モードをアナログモードに変更し(ステップ3312)、プロセスを終了する。
図34は、本発明の実施形態による、リンク設定プロセス3400のフローチャートを図示している。プロセス3400は、3402において、ホットプラグ検出イベント通知の受領によって開始される。3404において、最大データレートと、レシーバに含まれる時間基準回復ユニット数と、利用可能なバッファサイズとを決定するために、関連する補助チャネルを経由して、メインリンクの問い合わせが行われる。次に、3406において、最大リンクデータレートが、トレーニングセッションを経由して検証され、3408において、データストリームソースは、ホットプラグイベントを通知される。3410において、ディスプレイの能力が、補助チャネルを経由して(例えば、EDIDを使用して)決定され、ディスプレイは、3412において、問い合わせに応答し、次に、3414において、メインリンクトレーニングセッションのための協働が生じる。
次に、3416において、ストリームソースは、補助チャネルを経由して、レシーバにストリーム属性を送信し、3418において、ストリームソースは、メインリンクが3420での要求データストリーム数をサポートできるかを更に通知される。3422において、様々なデータパケットが、関連するパケットヘッダを追加することで形成され、3424において、多数のソースストリームの多重化がスケジュールされる。3426において、リンク状態がOKかどうかについて、判定が行われる。リンク状態がOKではない場合、(複数の)ソースは、3428においてリンク障害イベントの通知を受け、そうでない場合、リンクデータストリームは、3430において様々なパケットヘッダに基づいて、ネイティブストリームに再構築される。3432において、再構築されたネイティブストリームは、ディスプレイデバイスに渡される。
図35は、本発明の実施形態による、トレーニングセッションを実行するプロセス3500を詳細に表すフローチャートを図示している。トレーニングセッションプロセス3500は、図32において説明した動作3206の一実施であることに留意されたい。トレーニングセッションは、3502において、設定リンクレートにより、メインリンク上でトレーニングパターンをレシーバに送信することで開始される。通常のリンクトレーニングパターンは、本発明の実施形態による、通常のトレーニングパターンは、図11に図示される。例示のように、トレーニングセッション中、段階1は、最短のランレングスを表し、一方、段階2は、最長のものとなる。レシーバは、こうした二つの段階を使用して、イコライザを最適化する。段階3において、ビットロック及び文字ロックは、両方とも、リンク品質が妥当である限り達成される。3504において、レシーバは、関連するトレーニング状態をチェックし、トレーニング状態のチェックに基づいて、レシーバは、3506において、三段階のそれぞれとトランスミッタとについて、成功/失敗ビットを設定する。各段階において、レシーバは、成功のみが検出された時に次の段階に進み、3510において、レシーバが成功を検出しない場合、レシーバは、リンクレートを低減し、トレーニングセッションを繰り返す。メインリンクでは、3512において、成功が検出されたリンクレートでの準備が整う。
図36は、本発明を実施するために利用されるコンピュータシステム3600を例示している。コンピュータシステム3600は、本発明の実施可能なグラフィックスシステムの例に過ぎない。コンピュータシステム3600は、中央処理装置(CPU)3610と、ランダムアクセスメモリ(RAM)3620と、読み出し専用メモリ(ROM)3625と、一つ以上の周辺機器3630と、グラフィックスコントローラ3660と、一次記憶デバイス3640及び3650と、デジタルディスプレイユニット3670とを含む。この技術でよく知られているように、ROMは、データ及び命令を単方向でCPU3610に転送する役割を果たし、一方、RAMは、通常、データ及び命令を双方向の形で転送するために使用される。CPU3610は、一般に、任意の数のプロセッサを含んでもよい。一次記憶デバイス3640及び3650は、両方とも、任意の適切なコンピュータ読取可能な媒体を含んでもよい。通常は大容量メモリデバイスである二次記憶媒体880も、双方向でCPU3610に結合され、追加的なデータ記憶容量を提供する。大容量メモリデバイス880は、コンピュータコード、データ、及びその他を含む、プログラムを格納するのに使用し得るコンピュータ可読媒体である。通常、大容量メモリデバイス880は、一次記録デバイス3640、3650よりも一般的に低速な、ハードディスク又はテープのような記憶媒体である。大容量メモリ記憶デバイス880は、磁気又は紙テープリーダ、或いは他の何らかの広く知られたデバイスの形態をとってもよい。大容量メモリデバイス880内で保持される情報は、適切である場合、標準的な形で、仮想メモリとしてRAM3620の一部に組み込んでもよいと理解される。
CPU3610は、更に、ビデオモニタ、トラックボール、マウス、キーボード、マイクロフォン、タッチセンシティブディスプレイ、トランスデューサカードリーダ、磁気又は紙テープリーダ、タブレット、スタイラス、音声又は手書認識器、或いは、当然ながら、他のコンピュータ等、その他の広く知られた入力デバイスといったデバイスを一部として含んでもよい一つ以上の入出力デバイス890に結合される。最後に、CPU3610は、3695において一般的に図示したようなネットワーク接続を使用して、コンピュータ、或いはインターネットネットワーク又はイントラネットネットワーク等の電気通信ネットワークに、随意的に結合してもよい。こうしたネットワーク接続により、CPU3610は、上記の方法のステップを実行する過程で、ネットワークから情報を受領してよく、或いは、ネットワークに情報を出力してよいと考えられる。こうした情報は、CPU3610を使用して実行されるべき命令のシーケンスとして表現される場合が多く、例えば、搬送波内で具現化されるコンピュータデータ信号の形態で、ネットワークから受領され、ネットワークに出力されてよい。上記のデバイス及び材料は、コンピュータハードウェア及びソフトウェアに関わる当業者によく知られている。
グラフィックスコントローラ3660は、アナログ画像信号と対応する基準信号とを生成し、両方をデジタルディスプレイユニット3670に提供する。アナログ画像データは、例えば、CPU3610又は外部エンコード(図示なし)から受領したピクセルデータに基づいて生成できる。一実施形態において、アナログ画像データは、RGB形式で提供され、基準信号は、この技術で広く知られたVSYNC及びHSYNC信号を含む。しかしながら、本発明は、その他の形式のアナログ画像、データ、及び/又は基準信号により実施することも可能であると理解するべきである。例えば、アナログ画像データは、対応する時間基準信号を更に備えるビデオ信号データを含むことができる。
本発明のいくつかの実施形態のみを説明してきたが、本発明は、本発明の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の多数の特定の形態で実施し得ると理解されるべきである。この説明は、制限的ではなく例示的なものと考えられるべきであり、本発明は、本明細書に記載した詳細に限定されず、付記する請求項の範囲内及び等価物の全範囲内で、変形し得る。
以上、好適な実施形態の観点から本発明を説明してきたが、本発明の範囲内に含まれる変更、置換、及び等価物が存在する。また、本発明のプロセス及び装置の両方を実現する多数の代替方法が存在することに留意されたい。したがって、本発明は、本発明の本来の趣旨及び範囲内に入るこうした全ての変更、置換、及び等価物を含むものであると解釈されるべきである。
Claims (13)
- マルチメディアソースデバイスをマルチメディアシンクデバイスに結合するように構成されたパケット式ディスプレイインタフェースであって、
ソースデバイスに接続され、ネイティブストリームレートに従ってソースパケットデータストリームを受領するように構成されたトランスミッタユニットと、
前記シンクデバイスに接続されたレシーバユニットと、
前記トランスミッタユニットと前記レシーバユニットを接続し、前記トランスミッタユニットと前記レシーバユニットとの間で前記ネイティブストリームレートから独立したリンクレートに従い前記ソースパケットデータストリームに基づいて多数のマルチメディアデータパケットから形成されるマルチメディアデータパケットストリームを転送するように構成されたリンクユニットと、
前記リンクユニットに接続され、前記データストリームのうちの選択されたものについて前記リンクユニットを介して転送するためにデータパケットをスケジュールするように構成されたデータパケットスケジューラと、
を備え、
各データストリームのデータパケットサイズは、関連する固定サイズを有し、前記固定サイズはデータストリームビットレートとリンクビットレートとの間の比に依存する、ディスプレイインタフェース。 - 前記マルチメディアデータパケットストリームは、前記ネイティブストリームレートから独立した関連する調整可能なデータストリームリンクレートをそれぞれ有する多数のマルチメディアデータパケットストリームの一つである、請求項1記載のディスプレイインタフェース。
- 前記リンクユニットは、更に、
前記トランスミッタユニットから前記レシーバユニットへ前記マルチメディアデータパケットを伝送するように構成された単方向メインリンクと、
前記トランスミッタユニットと前記レシーバユニットとの間を双方向に情報を転送するように構成された双方向補助リンクと、を備える、請求項1記載のディスプレイインタフェース。 - 前記双方向補助チャネルは、前記シンクデバイスから前記ソースデバイスへ情報を伝送するように構成された単方向バックチャネルと、前記バックチャネルと協調して前記ソースデバイスから前記シンクデバイスへ情報を伝送するメインチャネルの一部として含まれる単方向フォワードチャネルと、により構成される、請求項3記載のディスプレイインタフェース。
- 前記メインリンクユニットは、更に、
前記マルチメディアデータパケットストリームのうちの特定の一つとそれぞれ関連付けられた多数の仮想リンクを備え、
前記仮想リンクのそれぞれは、関連する仮想リンク帯域幅と仮想リンクレートとを有する、請求項2記載のディスプレイインタフェース。 - メインリンク帯域幅が、前記仮想リンク帯域幅の合計に少なくとも等しい、請求項5記載のディスプレイインタフェース。
- マルチメディアソースデバイスをマルチメディアシンクデバイスに接続する方法であって、
トランスミッタユニットが接続されたソースデバイスを提供するステップと、
レシーバユニットが接続されたシンクデバイスを提供するステップと、
前記トランスミッタユニットにより、ネイティブストリームレートに従ったソースデータストリームを受領するステップと、
リンクユニットを介して前記トランスミッタユニットと前記レシーバユニットとを接続するステップと、
多数のマルチメディアデータパケッから成るマルチメディアデータパケットストリームを形成するステップと、
前記トランスミッタユニットと前記レシーバユニットとの間のリンクレートに従って前記マルチメディアデータパケットストリームを転送するためのトランスポートスケジュールを生成するステップと、
を備え、
前記マルチメディアデータパケットのそれぞれは、前記リンクレートとデータストリームビットレートとに基づいた固定サイズである、方法。 - 前記トランスミッタユニットから前記レシーバユニットへ前記マルチメディアデータパケットを伝送するように構成された単方向メインリンクを提供するステップと、
前記トランスミッタユニットと前記レシーバユニットとの間を双方向に情報を転送するように構成された双方向補助リンクを提供するステップと、を更に含む、請求項7記載の方法。 - 前記双方向補助チャネルは、前記シンクデバイスから前記ソースデバイスへ情報を伝送するように構成された単方向バックチャネルと、前記バックチャネルと協調して前記ソースデバイスから前記シンクデバイスへ情報を伝送するメインチャネルの一部として含まれる単方向フォワードチャネルと、により構成される、請求項8記載の方法。
- 前記メインリンクユニットは、更に、
前記マルチメディアデータパケットストリームのうちの特定の一つにそれぞれ関連付けられた多数の仮想リンクを備え、
前記仮想リンクのそれぞれは、関連する仮想リンク帯域幅と仮想リンクレートとを有する、請求項9記載の方法。 - メインリンク帯域幅が、前記仮想リンク帯域幅の合計に少なくとも等しい、請求項10記載の方法。
- データリンクを経由してデータソースとデータシンクとの間での多数のデータパケットの転送をスケジュールする方法であって、
前記データパケットソースから前記データパケットシンクへデータパケット属性を送信するステップと、
前記ソースから前記シンクへ送信されるべき多数のデータストリームのそれぞれについて、ストリームビットレートをデータリンクビットレートと比較するステップと、
前記比較に基づいて、前記データストリームのそれぞれのパケットサイズを固定パケットサイズに設定するステップと、
各データパケットの少なくとも一つを組み合わせるステップと、
組み合わせたデータパケットを前記ソースから前記シンクへ転送するステップと、
を含む方法。 - データリンクを経由してデータソースとデータシンクとの間での多数のデータパケットの転送をスケジュールするコンピュータプログラム製品であって、
前記データパケットソースから前記データパケットシンクへデータパケット属性を送信するコンピュータコードと、
前記ソースから前記シンクへ送信されるべき多数のデータストリームのそれぞれについて、ストリームビットレートをデータリンクビットレートと比較するコンピュータコードと、
前記比較に基づいて、前記データストリームのそれぞれのパケットサイズを固定パケットサイズに設定するコンピュータコードと、
各データパケットの少なくとも一つを組み合わせるコンピュータコードと、
組み合わせたデータパケットを前記ソースから前記シンクへ転送するコンピュータコードと、
前記コードを格納するコンピュータ読取可能な媒体と、
を備えるコンピュータプログラム製品。
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