JP2005173493A - 撮像装置 - Google Patents

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正康 水島
Toru Uko
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Abstract

【課題】偏光板などの偏光子を使用することなく、したがって偏光子を入射光の光路に対して出し入れ可能にするといった機械的な構造によらずに、電気的な制御によって簡単かつ確実に、用途に応じた調光を行うことができるようにする。
【解決手段】撮像素子3の外光入射側に、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20を配列する。第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20は、両者の偏光モード(吸収モード)での偏光軸の方向が互いに直交するように形成または配置する。撮像素子3への入射光量を少なくする場合や、反射光や散乱光の強い対象を撮影する場合には、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20のいずれか一方または双方を偏光モードとする。
【選択図】図7

Description

この発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置(カメラ)に関する。
車窓の人物や水中の魚などを撮影する場合には、窓ガラスや水面からの強い反射光が、被写体に写り込み、本来の被写体画像に重なって、被写体が見えにくくなる。また、青空を撮影した場合にも、青空は散乱光であるため、実際より色彩のコントラストが低い画像になってしまうことがある。
通常、これらの反射光や散乱光は偏光成分を多く含んでおり、かつ、その偏光成分はブリュースターの入射角をピークとするため、撮像レンズの前面に偏光板や偏光フィルムなどの偏光子(偏光フィルタ)を装着することによって、これらの反射光や散乱光を除去または低減することができる。
また、これらの反射光や散乱光を除去または低減する場合に限らず、光量絞りなどとして、撮像素子や撮像フィルムに入射する光量を調整することがある。このような調光も、撮像光学系に偏光型の調光装置を設けることによって可能である。
例えば、特許文献1(特開2003−228038号公報)には、その公報の図1に、撮像光学系に偏光板およびGH(ゲストホスト)液晶セルを、偏光板が被写体側となるように配置することが示されている。GH液晶セルのGH液晶は、例えば、公報の図10に示されているように、ネガ型の液晶、すなわち負の誘電率異方性を有する液晶に、ポジ型の二色性色素、すなわち偏光方向が分子長軸方向の偏光成分を吸収する二色性色素が混合されたものである。
この撮像光学系では、入射光が偏光板によって直線偏光の光に変換される。そして、GH液晶セルに電圧を印加しないときには、GH液晶中の液晶分子および二色性色素分子の長軸方向が入射光の光軸方向となるので、偏光板を透過した直線偏光光は、そのままGH液晶セルを透過し、GH液晶セルに電圧を印加したときには、GH液晶中の液晶分子および二色性色素分子の長軸方向が偏光板を透過した直線偏光光の偏光方向に一致することによって、偏光板を透過した直線偏光光は二色性色素に吸収される。
したがって、GH液晶セルに対する電圧印加の有無によって、入射光の透過率を変化させることができ、偏光板およびGH液晶セルからなる調光装置を光量絞りなどとして用いることができる。
また、この特許文献1に示された撮像装置では、偏光板は入射光の光路に対して出し入れ可能に構成され、偏光板を入射光の光路から外すことによって、撮像素子に十分な光量を入射させることができる。
さらに、この特許文献1に示された撮像装置では、偏光板の入射側またはGH液晶セルの出射側に、入射光の光路に対して出し入れ可能な偏光解消素子が設けられ、偏光成分を有する被写体を撮影する場合には、この偏光解消素子を入射光の光路に挿入することによって、被写体からの光が偏光板を透過して、撮像素子への入射光量を大きくすることができるとともに、偏光成分を持たない通常の被写体を撮影する場合には、この偏光解消素子を入射光の光路から外すことによって、偏光解消素子でのわずかな光吸収もなくなり、より明るい画像を撮影することができる。
また、特許文献2(特開平11−326894号公報)には、撮像光学系に、入射光の光路に対して出し入れ可能な偏光板と、複数のGH液晶セルとを配置することが示されている。
複数のGH液晶セルとしては、特許文献2の段落0034以下および図4には、第2の実施形態として、偏光板の出し入れ時に偏光板が吸収するべき偏光成分を吸収する第1GH液晶セルと、偏光板が入射光の光路に完全に挿入されている状態で偏光板が吸収する偏光成分と直交する偏光成分を吸収する第2GH液晶セルとを設けることが示され、段落0044以下および図5には、第3の実施形態として、偏光板が入射光の光路に完全に挿入されている状態で、それぞれ偏光板が吸収する偏光成分と直交する偏光成分を吸収する第1GH液晶セルおよび第2GH液晶セルを設けることが示され、段落0051以下および図6には、第4の実施形態として、偏光板の出し入れ時に偏光板が吸収するべき偏光成分を吸収する第1GH液晶セルと、偏光板が入射光の光路に完全に挿入されている状態で、それぞれ偏光板が吸収する偏光成分と直交する偏光成分を吸収する第2GH液晶セルおよび第3GH液晶セルとを設けることが示されている。
第2または第4の実施形態では、第1GH液晶セルによって、入射光の光路の偏光板で覆われている部分と偏光板で覆われていない部分の透過光量を均一にすることができる。
上に挙げた先行技術文献は、以下の通りである。
特開2003−228038号公報 特開平11−326894号公報
しかしながら、上述した特許文献1または特許文献2に示された撮像装置は、調光装置として偏光板を使用するので、偏光成分を持たない通常の被写体を撮影する場合、偏光板による透過光量の損失が大きく、撮像素子や撮像フィルムへの入射光量が大きく低減してしまう問題がある。
この問題を解決するために、特許文献1または特許文献2に示された撮像装置は、偏光板を入射光の光路に対して出し入れ可能とし、必要に応じて偏光板を入射光の光路から外すことができるように構成している。
しかし、このように機械的に偏光板を入射光の光路に対して出し入れ可能とする場合には、撮像装置の機構が複雑化・大型化し、撮像装置のコストアップを来たすとともに、偏光板の出し入れに手間や時間がかかる。
そこで、この発明は、偏光板などの偏光子を使用することなく、したがって偏光子を入射光の光路に対して出し入れ可能にするといった機械的な構造によらずに、電気的な制御によって簡単かつ確実に、用途に応じた調光を行うことができるようにしたものである。
この発明の撮像装置は、撮像光学系に、それぞれ対向する透明電極間にゲストホスト液晶が装填された複数のゲストホスト液晶セルが、それぞれの偏光モードでの偏光軸の方向が互いに交差する状態で入射光の光軸方向に配列されたものである。
このように構成した、この発明の撮像装置では、複数のゲストホスト液晶セルに対する電圧印加の有無を制御して、場合に応じて、複数のゲストホスト液晶セルの一部または全部を偏光モード(吸収モード)とし、あるいは複数のゲストホスト液晶セルの全部を非偏光モード(透過モード)とすることによって、撮像素子や撮像フィルムに入射する光量を制限し、または反射光や散乱光を除去または低減し、あるいは撮像素子や撮像フィルムに十分な光量を入射させることができる。
以上のように、この発明によれば、偏光板などの偏光子を使用することなく、したがって偏光子を入射光の光路に対して出し入れ可能にするといった機械的な構造によらずに、電気的な制御によって簡単かつ確実に、用途に応じた調光を行うことができる。
〔第1の実施形態:図1〜図6〕
図1は、この発明の撮像装置の第1の実施形態を示し、(A)は撮像装置の外観の概略を示す斜視図、(B)は概略的な断面図である。
この例の撮像装置では、撮像装置1の前面部に撮像光学系2が設けられ、その撮像光学系2では、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子などの撮像素子3の前方側に、前方レンズ群4aおよび後方レンズ群4bが設けられ、例えば、前方レンズ群4aと後方レンズ群4bとの間に、調光装置5が設けられる。
調光装置5は、後述のような構成の第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20によって構成される。なお、以下では、ゲストホスト液晶をGH液晶と称する。
撮像装置1の一側部には、ファインダ6が設けられ、背面側には、液晶ディスプレイや有機EL(organic electroluminescence)ディスプレイなどのモニタ7が設けられる。
撮像装置1の上面部には、シャッタボタン8、電圧印加スイッチ9a、電圧調整キー9cなどが設けられる。
電圧印加スイッチ9aは、これをオンにすることによって、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に電圧が印加されるものである。電圧調整キー9cは、例えば、これをスライドさせることによって、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に印加される電圧の実効値(実効電圧)を調整することができるものである。
図2に、調光装置5を構成する第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20の一例を示す。
第1GH液晶セル10は、一対のガラス基板などの透明基板11,12上に、ITO(Indium Tin Oxide)などによって透明電極13,14が形成され、透明電極13,14上に、ラビング処理や配向膜15,16の形成によって配向処理が施され、配向処理後の透明電極13,14間にGH液晶17が注入されたものである。
同様に、第2GH液晶セル20は、一対の透明基板21,22上に、透明電極23,24が形成され、透明電極23,24上に、ラビング処理や配向膜25,26の形成によって配向処理が施され、配向処理後の透明電極23,24間にGH液晶27が注入されたものである。
第1GH液晶セル10のGH液晶17、および第2GH液晶セル20のGH液晶27は、例えば、それぞれ、ネガ型の液晶、すなわち負の誘電率異方性を有する液晶に、ポジ型の二色性色素、すなわち偏光方向が分子長軸方向の偏光成分を吸収する二色性色素を混合したものとする。
上記の電圧印加スイッチ9aがオンにされたときには、駆動電圧源31から、第1GH液晶セル10の透明電極13,14間、および第2GH液晶セル20の透明電極23,24間に、駆動電圧Vdが印加される。駆動電圧Vdは、図3に示すような矩形波電圧である。駆動電圧Vdの電圧値Vdaは、上記の電圧調整キー9cによって調整することができる。
図4(A)に、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に駆動電圧Vdが印加されない場合のGH液晶17および27の状態を示す。
この例では、GH液晶17および27のホスト液晶が、それぞれネガ型であるので、この電圧無印加時、GH液晶17および27の液晶分子17aおよび27aは、それぞれの分子長軸方向が、入射光33の光軸方向であるZ軸方向に沿うようになり、GH液晶17および27の二色性色素分子17bおよび27bも、それぞれの分子長軸方向がZ軸方向に沿うようになって、GH液晶17および27は、それぞれ透過モードとなり、入射光33は、GH液晶17または27にほとんど吸収されることなく、GH液晶17および27を透過する。
これに対して、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に駆動電圧Vdが印加された場合には、図4(B)に示すように、GH液晶17および27の液晶分子17aおよび27aは、それぞれの分子長軸方向および分子短軸方向が、入射光33の光軸方向に垂直なXY平面上に沿うようになり、GH液晶17および27の二色性色素分子17bおよび27bも、それぞれの分子長軸方向および分子短軸方向が、XY平面上に沿うようになって、GH液晶17および27は、それぞれ偏光モード(吸収モード)となる。
このとき、GH液晶17の偏光軸(この例では液晶分子17aおよび二色性色素分子17bの分子長軸方向)とGH液晶27の偏光軸(この例では液晶分子27aおよび二色性色素分子27bの分子長軸方向)が、互いに交差するように、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20の製造時、上述した配向処理を行い、または撮像装置1の組立時、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20のZ軸(入射光33の光軸)回りの回転位置を調整する。
このように、電圧印加時、GH液晶17の偏光軸とGH液晶27の偏光軸が、互いに交差することによって、すなわち、例えば、図4(B)に示すように、GH液晶17の偏光軸がX軸方向となり、GH液晶27の偏光軸がY軸方向となることによって、GH液晶17および27は、入射光33中の偏光成分を吸収するようになる。
電圧印加時のGH液晶17の偏光軸とGH液晶27の偏光軸の成す角を交差角θとして、図5(A)に示すようにθ=0°となる場合、同図(B)に示すようにθ=45°となる場合、同図(C)に示すようにθ=90°となる場合、および同図(D)に示すようにθ=180°となる場合につき、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20からなる調光装置5の、可視域の入射光に対する透過率を測定した。
ホスト液晶としては、誘電率異方性が負の液晶であるMerck社製MLC−6608を用い、ゲスト材料の二色性色素としては、ポジ型の二色性染料であるBDH社製D5を用いた。
測定結果は、図6に示すようになり、交差角θが90度の場合、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20からなる調光装置5の透過率が最小となり、電圧無印加時と電圧印加時との間の透過率の差であるダイナミックレンジが最大となることが認められた。
これは、θ=90°の場合、すなわち、例えば、図4(B)のように、GH液晶17の偏光軸がX軸方向、GH液晶27の偏光軸がY軸方向となる場合には、入射光33中の偏光方向がX軸方向の偏光成分がGH液晶17に吸収され、偏光方向がY軸方向の偏光成分がGH液晶27に吸収される結果、入射光33中の調光装置5に吸収される成分の割合が最大となるからである。
これに対して、θ=0°またはθ=180°の場合、すなわち、例えば、GH液晶17の偏光軸およびGH液晶27の偏光軸がX軸方向となる場合には、入射光33中の偏光方向がX軸方向の偏光成分はGH液晶17,27に吸収されるが、偏光方向がY軸方向の偏光成分はGH液晶17,27に吸収されず、入射光33中の調光装置5に吸収される成分の割合が最小となる。
したがって、この例では、電圧印加時のGH液晶17の偏光軸とGH液晶27の偏光軸を交差させるように、例えば直交させるように、撮像装置1を構成し、撮像素子3への入射光量を多くする場合には、電圧印加スイッチ9aをオフにして、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に駆動電圧Vdを印加せず、撮像素子3への入射光量を少なくする場合には、電圧印加スイッチ9aをオンにして、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に駆動電圧Vdを印加することによって、撮像素子3への入射光量を大きく変化させることができる。
また、電圧印加時でも、モニタ7やファインダ6で確認しながら、電圧調整キー9cの操作によって印加電圧Vdaを調整することによって、撮像素子3への入射光量を調整することができる。
上記の例は、GH液晶17および27のホスト液晶を、それぞれネガ型の液晶とする場合であるが、GH液晶17および27のホスト液晶を、それぞれポジ型の液晶、すなわち正の誘電率異方性を有する液晶としてもよい。
この場合には、上記の例とは逆に、GH液晶17および27は、それぞれ、電圧無印加時、図4(B)に示すような偏光モード(吸収モード)となり、電圧印加時、図4(A)に示すような非偏光モード(透過モード)となる。
したがって、上記の例とは逆に、撮像素子3への入射光量を多くする場合には、ユーザの操作に応じて第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に駆動電圧Vdが印加され、撮像素子3への入射光量を少なくする場合には、ユーザの操作に応じて第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に駆動電圧Vdが印加されないように構成すればよい。
また、一方のGH液晶セルのホスト液晶をネガ型とし、他方のGH液晶セルのホスト液晶をポジ型としてもよい。
この場合には、電圧印加スイッチ9aの代わりに、または電圧印加スイッチ9aとともに、選択スイッチを設け、撮像素子3への入射光量を少なくする場合には、その選択スイッチが一の状態に切り換えられることによって、一方のGH液晶セルにのみ駆動電圧Vdが印加されて、両方のGH液晶セルが偏光モード(吸収モード)となり、撮像素子3への入射光量を多くする場合には、選択スイッチが他の状態に切り換えられることによって、他方のGH液晶セルにのみ駆動電圧Vdが印加されて、両方のGH液晶セルが非偏光モード(透過モード)となるように構成すればよい。
さらに、ゲスト材料としての二色性色素として、第1GH液晶セル10と第2GH液晶セル20の両者につき、ネガ型(偏光方向が分子短軸方向の偏光成分を吸収する二色性色素)とし、または、一方のGH液晶セルについてはポジ型とし、他方のGH液晶セルについてはネガ型とすることができる。
さらに、第1GH液晶セル10と第2GH液晶セル20からなる組を複数組設けてもよい。
〔第2の実施形態:図7〜図10〕
図7は、この発明の撮像装置の第2の実施形態を示し、(A)は撮像装置の外観の概略を示す斜視図、(B)は概略的な断面図である。
この例の撮像装置では、撮像装置1の前面部に撮像光学系2が設けられ、その撮像光学系2では、CCD撮像素子やCMOS撮像素子などの撮像素子3の前方側に、前方レンズ群4aおよび後方レンズ群4bが設けられ、例えば、前方レンズ群4aの前方側に、調光装置5が設けられる。
調光装置5は、後述のような構成の第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20によって構成される。
撮像装置1の一側部には、ファインダ6が設けられ、背面側には、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどのモニタ7が設けられる。
撮像装置1の上面部には、シャッタボタン8、電圧印加スイッチ9a、選択スイッチ9b、電圧調整キー9cなどが設けられる。
電圧印加スイッチ9aは、これをオンにすることによって、第1GH液晶セル10または第2GH液晶セル20に電圧が印加されるものである。
選択スイッチ9bは、これを第1の状態に切り換えることによって、第1GH液晶セル10に電圧が印加され、第2の状態に切り換えることによって、第2GH液晶セル20に電圧が印加され、第3の状態に切り換えることによって、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に電圧が印加されるものである。
電圧調整キー9cは、例えば、これをスライドさせることによって、第1GH液晶セル10または第2GH液晶セル20に印加される電圧の実効値(実効電圧)を調整することができるものである。
図8に、調光装置5を構成する第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20の一例を示す。
第1GH液晶セル10は、一対のガラス基板などの透明基板11,12上に、ITOなどによって透明電極13,14が形成され、透明電極13,14上に、配向膜15,16の形成やラビング処理によって配向処理が施され、配向処理後の透明電極13,14間にGH液晶17が注入されたものである。
同様に、第2GH液晶セル20は、一対の透明基板21,22上に、透明電極23,24が形成され、透明電極23,24上に、配向膜25,26の形成やラビング処理によって配向処理が施され、配向処理後の透明電極23,24間にGH液晶27が注入されたものである。
第1GH液晶セル10のGH液晶17、および第2GH液晶セル20のGH液晶27は、例えば、それぞれ、ネガ型の液晶、すなわち負の誘電率異方性を有する液晶に、ポジ型の二色性色素、すなわち偏光方向が分子長軸方向の偏光成分を吸収する二色性色素を混合したものとする。
上記の電圧印加スイッチ9aがオンにされ、かつ、選択スイッチ9bが第1の状態に切り換えられることによって、選択スイッチ9bxがオンにされ、選択スイッチ9byがオフにされたときには、駆動電圧源31から、第1GH液晶セル10の透明電極13,14間に、駆動電圧Veが印加される。
また、電圧印加スイッチ9aがオンにされ、かつ、選択スイッチ9bが第2の状態に切り換えられることによって、選択スイッチ9bxがオフにされ、選択スイッチ9byがオンにされたときには、駆動電圧源31から、第2GH液晶セル20の透明電極23,24間に、駆動電圧Veが印加される。
また、電圧印加スイッチ9aがオンにされ、かつ、選択スイッチ9bが第3の状態に切り換えられることによって、選択スイッチ9bxおよび9byがオンにされたときには、駆動電圧源31から、第1GH液晶セル10の透明電極13,14間、および第2GH液晶セル20の透明電極23,24間に、駆動電圧Veが印加される。
駆動電圧Veは、図9に示すような矩形波電圧である。駆動電圧Veの電圧値Veaは、上記の電圧調整キー9cによって調整することができる。
この例で、電圧印加スイッチ9aがオフで、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に駆動電圧Veが印加されない場合には、GH液晶17および27は、第1の実施形態の図1〜図4で上述した例と同様に、図4(A)に示した状態となる。
すなわち、この例でも、GH液晶17および27のホスト液晶が、それぞれネガ型であるので、この電圧無印加時、GH液晶17および27の液晶分子17aおよび27aは、それぞれの分子長軸方向が、入射光33の光軸方向であるZ軸方向に沿うようになり、GH液晶17および27の二色性色素分子17bおよび27bも、それぞれの分子長軸方向がZ軸方向に沿うようになって、GH液晶17および27は、それぞれ透過モードとなり、入射光33は、GH液晶17または27にほとんど吸収されることなく、GH液晶17および27を透過する。
これに対して、電圧印加スイッチ9aおよび選択スイッチ9bxがオンにされて、第1GH液晶セル10にのみ駆動電圧Veが印加された場合には、図10(A)に示すように、GH液晶17の液晶分子17aの分子長軸方向および分子短軸方向が、入射光33の光軸方向に垂直なXY平面上に沿うようになり、GH液晶17の二色性色素分子17bの分子長軸方向および分子短軸方向も、XY平面上に沿うようになって、GH液晶17のみが、偏光モード(吸収モード)となる。
したがって、このとき、GH液晶17の偏光軸(この例では液晶分子17aおよび二色性色素分子17bの分子長軸方向)をX軸方向とすると、入射光33中の偏光方向がX軸方向の偏光成分がGH液晶17に吸収される。
さらに、このとき、電圧調整キー9cの操作によって印加電圧Veaを調整することによって、GH液晶17の偏光軸の強さ(この例では液晶分子17aおよび二色性色素分子17bの分子長軸方向が一定方向(X軸方向)に揃う度合い)を変化させることができ、入射光33中の偏光方向がX軸方向の偏光成分がGH液晶17に吸収される度合いを変化させることができる。具体的に、印加電圧Veaを大きくするほど、偏光軸の強さが増し、X軸方向の偏光成分の吸収度合いが高くなる。
一方、電圧印加スイッチ9aおよび選択スイッチ9byがオンにされて、第2GH液晶セル20にのみ駆動電圧Veが印加された場合には、図10(B)に示すように、GH液晶27の液晶分子27aの分子長軸方向および分子短軸方向が、入射光33の光軸方向に垂直なXY平面上に沿うようになり、GH液晶27の二色性色素分子27bの分子長軸方向および分子短軸方向も、XY平面上に沿うようになって、GH液晶27のみが、偏光モード(吸収モード)となる。
ただし、そのGH液晶27の偏光軸と、第1GH液晶セル10に駆動電圧Veが印加されてGH液晶17が偏光モードとなるときのGH液晶17の偏光軸とが、互いに交差するように、望ましくは互いに直交するように、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20の製造時、上述した配向処理を行い、または撮像装置1の組立時、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20のZ軸(入射光33の光軸)回りの回転位置を調整する。
したがって、このとき、GH液晶27の偏光軸(この例では液晶分子27aおよび二色性色素分子27bの分子長軸方向)をY軸方向とすると、入射光33中の偏光方向がY軸方向の偏光成分がGH液晶27に吸収される。
さらに、このとき、電圧調整キー9cの操作によって印加電圧Veaを調整することによって、GH液晶27の偏光軸の強さ(この例では液晶分子27aおよび二色性色素分子27bの分子長軸方向が一定方向(Y軸方向)に揃う度合い)を変化させることができ、入射光33中の偏光方向がY軸方向の偏光成分がGH液晶27に吸収される度合いを変化させることができる。具体的に、印加電圧Veaを大きくするほど、偏光軸の強さが増し、Y軸方向の偏光成分の吸収度合いが高くなる。
また、電圧印加スイッチ9aおよび選択スイッチ9bxおよび9byがオンにされて、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に駆動電圧Veが印加された場合には、図4(B)に示したように、GH液晶17および27が、それぞれ偏光モード(吸収モード)となる。
したがって、このとき、GH液晶17の偏光軸をX軸方向、GH液晶27の偏光軸をY軸方向とすると、入射光33中の偏光方向がX軸方向の偏光成分がGH液晶17に吸収され、偏光方向がY軸方向の偏光成分がGH液晶27に吸収される。
さらに、このとき、電圧調整キー9cの操作によって印加電圧Veaを調整することによって、GH液晶17および27の偏光軸の強さを変化させることができ、入射光33中の偏光方向がX軸方向の偏光成分がGH液晶17に吸収される度合い、および偏光方向がY軸方向の偏光成分がGH液晶27に吸収される度合いを変化させることができる。
したがって、この例では、ユーザは、車窓の人物や水中の魚などを撮影する場合や、青空を撮影する場合には、電圧印加スイッチ9aをオンにし、モニタ7またはファインダ6を見ながら、選択スイッチ9bを第1、第2または第3の状態に切り換えて(選択スイッチ9bxおよび9byのいずれか一方または双方をオンにして)、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20のいずれか一方または双方に駆動電圧Veを印加し、さらに電圧調整キー9cの操作によって印加電圧Veaを調整した上で、シャッタボタン8を押すことによって、偏光成分を多く含む、窓ガラスや水面からの反射光や、青空からの散乱光を、第1GH液晶セル10または第2GH液晶セル20に吸収させて、強い反射光のために被写体が見えにくくなることを回避し、実際より色彩のコントラストが低い画像になってしまうことを防止した状態で、被写体を撮影することができる。
一方、このような反射光や散乱光が存在しない対象を撮影する場合には、電圧印加スイッチ9aをオフにして、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に駆動電圧Veを印加しないことによって、被写体からの光の損失を来たすことなく、被写体を撮影することができる。
この第2の実施形態でも、GH液晶17および27のホスト液晶を、それぞれポジ型の液晶、すなわち正の誘電率異方性を有する液晶としてもよい。
この場合には、上記の例とは逆に、GH液晶17および27は、それぞれ、電圧無印加時、偏光モード(吸収モード)となり、電圧印加時、非偏光モード(透過モード)となる。
したがって、上記の例とは逆に、反射光や散乱光が存在しない対象を撮影する場合には、ユーザの操作に応じて第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20に駆動電圧Veが印加され、反射光や散乱光の強い対象を撮影する場合には、ユーザの操作に応じて第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20のいずれか一方または双方への駆動電圧Veの印加が阻止されるように構成すればよい。
また、この第2の実施形態でも、一方のGH液晶セルのホスト液晶をネガ型とし、他方のGH液晶セルのホスト液晶をポジ型としてもよい。
さらに、この第2の実施形態でも、ゲスト材料としての二色性色素として、第1GH液晶セル10と第2GH液晶セル20の両者につきネガ型とし、または、一方のGH液晶セルについてはポジ型とし、他方のGH液晶セルについてはネガ型とすることができる。
さらに、上記の例は、2枚のGH液晶セルを配列する場合であるが、第3GH液晶セルを含めて、3枚以上のGH液晶セルを配列してもよい。この場合、GH液晶セルの数をNとすると、それぞれのGH液晶セルの偏光モードでの偏光軸の方向が、α=180°/Nの角度ずつ、異なるように構成することが望ましい。
すなわち、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20の2枚のGH液晶セルを配列する場合には、上述したように、第1GH液晶セル10の偏光軸の方向を0°方向、第2GH液晶セル20の偏光軸の方向を90°方向とし、第1GH液晶セル、第2GH液晶セルおよび第3GH液晶セルの3枚のGH液晶セルを配列する場合には、第1GH液晶セルの偏光軸の方向を0°方向、第2GH液晶セルの偏光軸の方向を60°方向、第3GH液晶セルの偏光軸の方向を120°方向とする。
これにより、上述したように、反射光や散乱光の強い対象を撮影する場合には、その対象に応じて、一部((N−1)枚以下)または全部(N枚)のGH液晶セルを偏光モードとすることによって、反射光や散乱光を確実に除去または低減することができる。
〔他の実施形態または例:図11および図12〕
第1の実施形態と第2の実施形態に共通するが、第1GH液晶セル10および第2GH液晶セル20は、図1(B)の例のように、両者を前方レンズ群4aと後方レンズ群4bとの間に配置し、または図7(B)の例のように、両者を前方レンズ群4aの前方側に配置する代わりに、図11に示すように、両者を後方レンズ群4bと撮像素子3との間に配置し、または図12に示すように、第1GH液晶セル10を前方レンズ群4aと後方レンズ群4bとの間に配置し、第2GH液晶セル20を後方レンズ群4bと撮像素子3との間に配置するなど、撮像光学系であれば、すなわち撮像素子3を用いる場合には撮像素子3の外光入射側であれば、任意の位置に配置することができる。
第1の実施形態で第1GH液晶セル10と第2GH液晶セル20からなる組を複数組設ける場合や、第2の実施形態で3枚以上のGH液晶セルを配列する場合も、同様である。
また、上述した各実施形態は、スイッチやキーの操作によって、それぞれのGH液晶セルのモード切り換えや、GH液晶セルに印加される電圧の調整を行う場合であるが、撮像素子3から得られる画像信号から、画像の明度や彩度などを検出し、その検出結果を、GH液晶セルのモード切り換えや、GH液晶セルに印加される電圧の調整にフィードバックすることによって、調光装置5による調光状態が、自動的に適正な状態となるように構成することもできる。
この発明の撮像装置の第1の実施形態を示す図である。 図1の撮像装置の調光装置部の一例を示す図である。 GH液晶セルの駆動電圧の例を示す図である。 図2の調光装置部の状態を示す図である。 交差角θについての説明に供する図である。 図2の調光装置部の印加電圧に対する透過率の変化の測定結果を示す図である。 この発明の撮像装置の第2の実施形態を示す図である。 図7の撮像装置の調光装置部の一例を示す図である。 GH液晶セルの駆動電圧の例を示す図である。 図8の調光装置部の状態を示す図である。 GH液晶セルの配置の他の例を示す図である。 GH液晶セルの配置の他の例を示す図である。
符号の説明
主要部については図中に全て記述したので、ここでは省略する。

Claims (9)

  1. 撮像光学系に、それぞれ対向する透明電極間にゲストホスト液晶が装填された複数のゲストホスト液晶セルが、それぞれの偏光モードでの偏光軸の方向が互いに交差する状態で入射光の光軸方向に配列された撮像装置。
  2. 請求項1の撮像装置において、
    前記ゲストホスト液晶セルの数をNとするとき、そのN個のゲストホスト液晶セルの偏光モードでの偏光軸の方向が、180度/Nの角度ずつ異なる撮像装置。
  3. 請求項1または2の撮像装置において、
    前記複数のゲストホスト液晶セルの一部または全部に選択的に電圧を印加して、前記複数のゲストホスト液晶セルの一部または全部を偏光モードとする手段を備える撮像装置。
  4. 請求項3の撮像装置において、
    前記印加電圧の実効値を調整する手段を備える撮像装置。
  5. 撮像光学系に、それぞれ対向する透明電極間にゲストホスト液晶が装填された第1ゲストホスト液晶セルおよび第2ゲストホスト液晶セルが、両者の偏光モードでの偏光軸の方向が互いに交差する状態で入射光の光軸方向に配列された撮像装置。
  6. 請求項5の撮像装置において、
    前記第1ゲストホスト液晶セルおよび前記第2ゲストホスト液晶セルの偏光モードでの偏光軸の方向が互いに直交する撮像装置。
  7. 請求項5または6の撮像装置において、
    前記第1ゲストホスト液晶セルおよび前記第2ゲストホスト液晶セルに同時に電圧を印加して、前記第1ゲストホスト液晶セルおよび前記第2ゲストホスト液晶セルを同時に偏光モードとする手段を備える撮像装置。
  8. 請求項5または6の撮像装置において、
    前記第1ゲストホスト液晶セルおよび前記第2ゲストホスト液晶セルのいずれか一方または双方を選択する手段、および、その選択されたゲストホスト液晶セルに電圧を印加して、選択されたゲストホスト液晶セルを偏光モードとする手段を備える撮像装置。
  9. 請求項7または8の撮像装置において、
    前記印加電圧の実効値を調整する手段を備える撮像装置。
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