JP2005172629A - 車両用補機診断システム - Google Patents

車両用補機診断システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005172629A
JP2005172629A JP2003413634A JP2003413634A JP2005172629A JP 2005172629 A JP2005172629 A JP 2005172629A JP 2003413634 A JP2003413634 A JP 2003413634A JP 2003413634 A JP2003413634 A JP 2003413634A JP 2005172629 A JP2005172629 A JP 2005172629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
data
control device
vehicle
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003413634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4281109B2 (ja
Inventor
Akio Yasuda
彰男 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003413634A priority Critical patent/JP4281109B2/ja
Priority to US11/001,049 priority patent/US7136766B2/en
Publication of JP2005172629A publication Critical patent/JP2005172629A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4281109B2 publication Critical patent/JP4281109B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0218Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults
    • G05B23/0221Preprocessing measurements, e.g. data collection rate adjustment; Standardization of measurements; Time series or signal analysis, e.g. frequency analysis or wavelets; Trustworthiness of measurements; Indexes therefor; Measurements using easily measured parameters to estimate parameters difficult to measure; Virtual sensor creation; De-noising; Sensor fusion; Unconventional preprocessing inherently present in specific fault detection methods like PCA-based methods

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

【課題】制御装置が接続された車両内ネットワークの仕様に適合して対象制御装置の動作・機能を的確に調査・判断するために、その制御装置が扱う信号を詳細に調べることができる車両用補機診断システムを提供することである。
【解決手段】センサの出力を取り込んだ制御装置31が、信号処理をした内部信号Scに時刻を付加した内部データScATsを作成して、車両内ネットワークに送信する。外部診断装置40は車両内ネットワークに送出されたこの内部データScATsを受信して内部データ記録手段117に記録し、センサ出力Ssを読込んだ計測信号Smに、イグニッションスイッチがONになった時に第2の時刻リセット手段412をリセットして得た時刻を付加して外部データSmATsを作成し、外部データ記録手段117に記録する。外部診断装置40の内部データ記録手段に記録された内部データScATsと外部データ記録手段に記録された外部データSmATsを再生し、この両データから抽出された内部信号Scと計測信号Smをタイマ時刻に合わせて時系列に表示または記録することにより課題を解決する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両内に配置された車両用補機制御装置を調べる車両用補機診断システムに関するものである。
従来、車両制御装置では装置の小形化と省スペース並びに低コスト化のために、制御装置が取り込んだセンサ出力あるいは制御装置内部で交わされている信号などを外部に取り出すことは容易ではなかった。具体的には車両に設置された制御装置から直接的に信号等を取り出す場合には、例えば車両の内装を取り外し、対象とする制御装置を囲んでいるあるいは周辺に設置されている他の装置を外してから、対象制御装置をブラケットやステイから取り外す必要が有る場合が多い。
さらに近年の車両のインテリジェント化、情報化および安全性向上の要請に伴って車両内の制御信号や情報の飛躍的増加によって、ハーネスの複雑化、さらにはその束径の増大が生じ、対象制御装置の取り外しにかなりの工数が掛かることもある。このような問題の対策の1つとして、対象制御装置に新たな信号線やハーネスを接続せずに、特許文献1に示すように、車両内ネットワークに故障診断装置や開発支援装置を直接接続して、対象とする制御装置等と信号・データを授受することが行われている。
特開2002−301997号公報
しかしながら、車両内ネットワークを利用する場合には、車両内ネットワークの通信トラフィック(即ち通信の混雑具合)や、自動車の走行等の制御状態による信号・データの優先度・緊急度等によって、対象とする制御装置と該車両内ネットワークに接続された外部装置の間で連続的な通信を継続できないことが多々生じる。このような状況においては、対象制御装置がセンサ出力を読込んだ値と実際のセンサ出力値(その出力を直接計測したもの)との差異を詳細に調べることができない。あるいは、対象制御装置の詳細な動作・機能を調べる必要が有る場合に、内部通信をリアルタイムに調査確認できないという問題があった。
本発明の課題は、対象制御装置が接続されている車両内ネットワークの仕様に適合して対象制御装置の動作・機能を的確に調査・判断するために、その制御装置が扱う信号を詳細に調べることができる車両用補機診断システムを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために請求項1の車両用補機診断システムは、車両内に配線された車両内ネットワークに接続して使用される車両用補機診断システムであって、
その車両内ネットワークに接続され、前記ネットワーク上にデータを送信する制御装置及びセンサと、前記車両内ネットワーク上に接続され、前記制御装置が送信したデータを受信する外部診断装置とを備え、かつ、
前記制御装置は、自身の内部データ、前記センサの出力もしくは他の制御装置出力を取り込んだ信号の各瞬間値に時刻を付加して前記ネットワークを介して前記外部診断装置に送信する通信データ送信手段を有し、
前記外部診断装置は、前記制御装置の通信データ送信手段から前記時刻を付加した通信データを受信して記録する通信データ記録手段と、前記車両内ネットワークを介さないで前記センサ出力もしくは他のセンサ出力または前記制御装置もしくは他の制御装置出力を計測した信号の各瞬間値に時刻を付加した計測データを記録する計測データ記録手段とを有することを特徴とする。
これにより車両内ネットワークを利用して制御装置等のデータを外部診断装置に取り込むことができる。例えば、パケット通信等の所定時間毎のデータ送受信が可能である。また、外部診断装置では、時刻が付加された通信データと同じく時刻が付加された計測データをその時刻によって対応させることができる。
また請求項2の車両用補機診断システムは、前記通信データと前記計測データとに付加された前記時刻に基づいて、時系列に配置して表示または記録する信号処理手段を有することを特徴とする。これによって、保存された通信データと計測データは信号の各瞬時値に付いた時刻を参照して時系列で再生され、制御装置等の機能を診断することができる。
また請求項3の車両用補機診断システムは、前記車両内ネットワークには第1のセンサおよび第1の他の制御装置が接続されており、
前記制御装置は、
電源が供給された時に前記時刻をリセットする第1の時刻リセット手段と、前記内部データを前記車両内ネットワークに送信する前記通信データ送信手段としての内部データ送信手段とを有し、
前記外部診断装置は、
車両のイグニッションスイッチがオンされた時に前記時刻をリセットする第2の時刻リセット手段と、
前記内部データ送信手段が前記車両内ネットワークに送信した前記内部データを受信して記録する前記通信データ記録手段としての内部データ記録手段と、
第2のセンサ出力または第2の他の制御装置出力を計測した信号に、前記第2の時刻リセット手段がリセットした時刻を付与した外部データを作成して記録する前記計測データ記録手段としての外部データ記録手段とを有し、
前記信号処理手段は、前記内部データ記録手段に記録された前記内部データと前記外部データ記録手段に記録された前記外部データとを前記第1の時刻リセット手段もしくは前記第2の時刻リセット手段でリセットした前記時刻に基づいて、時系列に配置して表示または記録することを特徴とする。
このようにすると、送信した内部データから内部信号を時間に連続した信号に復元できる。前記の制御信号またはセンサ信号を計測装置が読込んだ計測信号(外部信号)とこの内部信号とを同一の時間軸で表示することで、対象とする制御装置等の機能を診断することが可能である。
また請求項4の車両用補機診断システムにおいて、前記内部データは、前記通信データに基づいて信号処理することを特徴とし、これにより内部データを前記外部データと前記時刻に基づいて比較することが可能となる。
また請求項5の車両用補機診断システムは、前記第2の時刻リセット手段は、車両のシガーソケットの電圧に基づいて、車両のイグニッションスイッチがオンされたことを検知することを特徴とする。このようにすると、高安定の標準信号発生器のような大掛かりな手段を必要とせず、対象とする制御装置等とそれを診断する外部診断装置との時間同期を容易に取ることができる。
また請求項6の車両用補機診断システムは、記車両内ネットワークが通信トラフィックもしくは車両の制御状態に基づいた優先度により各制御装置のデータ送信を管理するものにおいて、
前記制御装置は、前記内部データを誤検出符号を付加したデータ群として前記車両内ネットワークにパケット送信し、
前記パケット送信された前記内部データの誤検出を判断した後に、前記内部データを前記内部データ記録手段に記録させ、
前記センサ出力もしくは第2のセンサ出力または前記制御装置出力もしくは第2の他の制御装置出力の計測が終了したときに、前記内部データを前記第1の時刻リセット手段もしくは前記第2の時刻リセット手段でリセットした前記時刻に基づいて、時系列に配置して前記計測データと共に表示または記録することを特徴とする。このようにすると、制御装置が発生した内部信号を、ノイズ、電磁干渉等の影響を受けずに外部診断装置で時系列の品質のよい信号として再生することができ、対象とする制御装置の機能を正確に診断することが可能となる。
また請求項7の車両用補機診断システムは、前記第1の時刻リセット手段でリセットした時から前記第2の時刻リセット手段でリセットした時までの遅延時間を予め記憶させておき、
前記第2の時刻リセット手段でリセットした前記時刻を前記遅延時間に基づいて前記第1の時刻リセット手段でリセットした時刻に一致させることを特徴とする。このように構成すると、恒温槽付き水晶発振器などの高価な手段を必要とせず、対象とする制御装置とそれを診断する外部診断装置との時間同期を高精度に取ることができる。
以下、添付の図面を参照しつつ本発明の車両用補機診断システムの最良形態を説明する。図1は本発明の車両用補機診断システム100を使用した実車試験の概要を表す。試験車両1にはセンサ21、22および制御装置ECU (Electronic Control Unit)31、32、33が接続された車両内ネットワーク(以後、「車内LAN」という)10が配置されている。その車内LAN10にはさらに外部診断装置40が接続され、この外部診断装置40は対象とする制御装置31が車内LAN10にパケット送信した内部データを受信する。また外部診断装置40には、センサ出力や制御出力を直接的に計測する計測装置50が接続されている。本発明の車両用補機診断システム100は主に、車内LAN10に接続されている対象制御装置(例えば31)、外部診断装置40および各種出力を計測する計測装置50で構成される。
次に、図5を使用して本発明の車両用補機診断システム100の構成および機能について説明する。車両用補機診断システム100は、車内LAN10(例えばCAN、J1850、D2B、MOSTなど)に接続され診断の対象とする制御装置31と、同車内LAN10に接続された外部診断装置40と、外部診断装置40に接続されセンサの実際の出力Ssを計測する計測装置50と、車両1のバッテリィ・ライン電圧をシガーソケットから検出する電圧プローブ60を有する。計測装置50は、センサ21、22他の出力Ssのアナログ信号を読込んで符号化データに変換し、その符号化データを記録・再生するデータロガー51を有する。外部診断装置40は車内LAN10を介して制御装置31とデータ通信を行い、計測装置50のデータロガー51とUSB(Universal Serial Bus)でシリアル通信を行う信号処理回路41と、信号処理回路41がUSBで制御し、それが送信したデータ(内部信号Sc、計測信号Sm等)をグラフまたは一覧表に表示するディスプレイ42で構成される。その信号処理回路41には、車内LAN10にインターフェースする入出力ポートを有するI/O 411と、シガーソケットに挿入された電圧プローブ60がモニタしたバッテリィ電圧を入力しIgnition Switch がONした時に、タイマ412をリセットして時刻を0からスタートさせる第2タイマ412(第2の時刻リセット手段)が含まれている。外部診断装置40が車内LAN10を介して制御装置31に送信した測定指示に記載されている測定条件(測定開始時刻、サンプリング周期、測定精度、測定時間など)に基づいて、制御装置はセンサ出力Ssを取り込む。取り込んだセンサ出力Ssは最適な信号処理(Noise除去/信号レベル調整/A-D変換等)をされて内部信号Scとなり、第1タイマ313(第1の時刻リセット手段)が発生する時刻を各内部信号Scに付加して(タイムスタンプを付して)内部データScATsが作成される。この内部データScATsに、符号誤り制御のための誤り検出符号(例えば、CRC: Cyclic Redundancy Code )が付加されたデータブロックが作成され、これにフレーム同期をとるためのフラグシーケンス並びに送付先のアドレスが入ったヘッダーが付加されて車内LAN10にパケット通信される。
このパケット通信データを外部診断装置40の信号処理回路41で受信して各データの誤り検出をした後に、内部データScATsが記憶/記録される。他方、計測信号Smを読込んで記録した計測装置50のデータロガー51が再生した外部信号SmATsはUSBで信号処理回路41に送られ記憶/記録される。この両データに含まれる時刻データ(t1、t2、---tn、---)に基づいて制御装置31が取り込んだ内部信号Scと計測装置50が読込んだ計測信号Smを信号処理回路41で再生し、時系列に配列・配置した符号化データSDS(以後、このデータを「時系列両信号データ」という)作成する。この時系列信号データSDSをUSBでディスプレイ42に送信し、時刻テーブル型の一覧表にあるいは時間軸上の信号波形Sc/Sm(図4に対応)としてグラフ表示する。この時系列両信号データSDSを評価者が視認するかあるいは信号処理回路41で両信号Sc/Smの差異を自動分析することにより、制御装置31の機能を診断する。
また、前記図5に示された車両用補機診断システム100にマイクロコンピュータを適用した場合の回路構成を図6に示す。既に図5で説明した関連部分の説明は省略し、構成の異なる部分を中心に機能を簡単に説明する。図5に示される計測装置50のデータロガー51と外部診断装置40の信号処理回路41の両機能がマイクロコンピュータ110に一体に纏められている。具体的にマイクロコンピュータ110は、各センサの信号出力を計測して記録するData Loggerの機能と、車内LAN10と通信を行うLAN Interfaceの機能と、再生された両信号Sc/Smを時系列に配列した時系列両信号データSDSを発生する信号処理機能と、USBでインターフェースされたディスプレイ120を制御する機能を備えている。詳細には、各センサの出力と電圧プローブ60でモニタされたバッテリィライン電圧はマルチプレクサ111で信号選択あるいは多重化されてA-D変換器112に入力され、データバスを通ってI/O(Input/Output 回路)116に至る。このときバッテリィライン電圧の変化からIgnition Switch のONを検出して第2タイマ113がリセットされ、時刻0から時間計測がスタートする。評価者の計測開始の指示を受けて(スイッチパネルあるいはディスプレイのKeyboardからの操作によって)、マイクロコンピュータ110はI/O 116に届いた計測信号Sm(センサ出力をサンプリング周期毎にその出力信号の各瞬時値を2進化符号に変換したデータ)に第2タイマ113が発生する計測時刻を付加して外部データSmATsを作成し、順次にRAM117の所定エリア(メモリA)に記憶・保持する。
他方でマイクロコンピュータ110は、制御装置31が送信したパケットデータを受信して内部データScATsを抽出し、それを順次にRAM117の所定エリア(メモリB)に記憶・保持する。計測が終了したときに、両データScATs/SmATsはRAM117から読み出され内部信号Scと計測信号Smをタイマ113の時刻に基づいて時系列に配列された時系列両信号データSDSを作成する。この時系列両信号データSDSはUSBコントローラ115を介してディスプレィ120に送信され、時刻テーブル型の数値一覧表か、あるいは時間軸上の信号波形Sc/Smとしてグラフでディスプレイ120に表示される。
図7を使用して制御装置ECU31の構成と機能を簡単に説明する。各センサの出力と電圧プローブ60でモニタされたバッテリィライン電圧はマルチプレクサ311で信号選択あるいは多重化されてA-D変換器312に入力され、データバスを通ってI/O(Input/Output 回路)316に至る。このときバッテリィライン電圧の変化から電源投入を検出して第1タイマ313がリセットされ、時刻0から時間計測がスタートする。外部診断装置40の指示を受けて、マイクロコンピュータ31はI/O 316に届いたセンサ出力Ss(センサ出力をサンプリング周期毎にその出力信号の各瞬時値を2進化符号に変換したデータ)に第1タイマ313が発生する計測時刻を付加して内部データScNTsを作成し、一時的にRAM317の所定エリア)に記憶・保持する。マイクロコンピュータ31は、LAN10の通信トラフィックに応じて送信可能となった時に、データ集団である記憶された内部データScNTsをデータブロックとしてLAN10を介して外部診断装置40にパケット送信する。
図4の[4A]に本発明の車両用補機診断システム100が計測する図2に相当する2つの信号波形を時間軸tで示す。上段の信号は、制御装置31がセンサ出力を取り込んで信号処理した内部信号Scに、時刻付与(取り込んだ信号の各瞬時値に時刻のタイムスタンプを捺印)をして作成した内部データScNTs[各時刻t1、t2、t3-----に対する瞬時値データをa1、a2、a3、----とする]を車内LAN10に送信し、これを外部診断装置40が受信して再生した場合の信号波形である。この信号ScNTsには前記図3のような信号欠落は生じない。何故ならば、車内LAN10の通信トラフィク等の影響で、制御回路31が適時(例えば、センサ出力の信号をA-D変換するサンプリング時間毎)に内部データScATsを一時的に記憶・保持し、次に送信可能となった時(前回の送信時刻と次回の送信時刻の時間をThと定義する)にその記憶・保持されたデータ集団をデータブロックとして車内LAN10にパケット送信する。これによって外部診断装置40は制御装置31が適時に送信できなかった時間Thの内部信号Scを受信することができ、外部診断装置40は完全な(欠落SLの無い)信号ScATsを再生することができる。
下段の信号は実際のセンサ出力Ssを計測装置50が計測した計測信号Smを示す。[各時刻t1、t2、t3-----に対する瞬時値データをb1、b2、b3、----とする]この両信号ScNTsとSmを比較調査することにより制御装置を精確に診断することが可能である。なお、両信号ScATsとSmは詳細には、計測するアナログ信号をA-D変換等でデジタル信号に変換する際に、サンプリング時刻(t1、t2、-----)毎に各信号のアナログ瞬時値を2進化データに変換するため、これらデータが外部診断装置40でデジタル信号からアナログ信号に復調された際に階段波状の信号が得られる。[4B]に各時刻データ、内部データおよび外部データの関係を示す。しかし、これらの信号をLPF(Low Pass Filter)に通してそのサンプリング周波数の高調波成分を除去することにより、図4に示すようなセンサの実際の出力Ssと同様な円滑アナログ信号を再生することができる。
図2に調査の対象とする2つの信号波形を時間軸tで示す。上段の信号はセンサ(例えば21)の出力を車内LAN10を介さずあるいは車内LAN10(車内LAN10を介すると通信トラフィック等の影響で制御装置31が取り込むセンサ出力は欠落する可能性がある)を介して制御装置31が取り込んで処理した(A-D変換等の2進化符号のデジタル信号)内部信号Scであり、下段の信号は同センサの実際の出力Ssを表している。この両信号ScとSsを比べることで制御装置31の機能を診断しようとしている。
ちなみに図3に従来の診断システムが計測する図2に相当する2つの信号波形を時間軸tで示す。上段の信号は、制御装置31がセンサ出力を取り込んで、本発明の時刻付与(取り込んだ信号の各瞬時値に時刻のタイムスタンプを捺印)なしにその内部信号ScNTsを車内LAN10に送信し、これを外部診断装置40が受信して再生した場合の信号波形である。この信号ScNTsには、時間Thに車内LAN10の通信トラフィック等の影響で制御装置が内部信号をScを送信できなかったための信号欠落SLがある。下段の信号は実際のセンサ出力Ssを計測装置50が計測した計測信号Smを示す。この両信号ScNTsとSmを比較調査しても信号欠落SLがあるため制御装置を診断することは困難である。
ここで、図6の車両用補機診断システム100の作用/機能を図8のフローチャートを用いて時間的経過に沿って簡単に説明する。P1で車両用補機診断システム100の動作がスタート、P2でバッテリィ電圧のモニタが開始されイグニッションスイッチONをP3で検出して第2タイマの時刻計測が時刻0から始まる。評価者の指示に基づいて測定条件等の測定指示をマイクロコンピュータ110から制御装置31に送信する。この後、P5において車内LAN10を介した受信とセンサ出力の計測を所定の周期で並行させるための時間管理を行う。制御装置31が送信する内部データScATsの車内LAN10を介して定期的受信(P9)、受信した通信データのCRC誤り検出と内部データScATsの抽出(P10)、および内部データScATsのメモリB記憶(P11)は、P9〜P11→P5のサブルーチンで計測終了時まで定期的に行われる。その一方で各センサ出力Ssの読込み(P6)、サンプリング周期毎に計測信号Smに時刻付加して外部データSmATsを作成(P7)、およびこの外部データSmATsのメモリA記憶(P8)は、P6〜P8→P5のサブルーチンで計測終了時まで定期的に行われる。
計測がP12で終了すると、P13で両メモリA、Bから内部データScATsと外部データSmATsの読出しが行われ、それらは第2タイマの計測時刻に基づいて時系列に配列され、時系列両信号データSDSが作成される。この時系列両信号データSDSはP14にてディスプレイ120に送られて、内部信号Scと計測信号Smを比較する一覧表表示または時間軸グラフ表示が行われる。この結果をディスプレイで視認して、制御装置の機能を診断するが、車両用補機診断システムが100が自動診断する場合には、P15からP16に進んで両信号Sc/Smの差異(例えば各時刻毎における差分値の大小とその頻度分布)の自動分析が行われ、その分布形状/標準偏差等からP17で制御装置に対する診断がなされ、診断結果をP18、P19で表示してP20で車両用補機診断システム100の動作が終了する。なお図8に示したフローチャートを実行する制御プログラムはROM118に記憶・保存されておりCPU114の指示に基づいてその機能が制御される。
次に、制御装置31の第1タイマ313と外部診断装置40の第2タイマ313の時間を精確に一致(同期)させるための方法について簡単に説明する。制御装置31はハーネスを介して電源が供給されるので、その第1タイマ313がリセットされる時刻は、種々の電気的条件あるいは制御装置の個体差等によって、イグニッションスイッチON時刻からどれだけ遅延しているのか微視的には明確ではない。そこでイグニッションスイッチのONの基準時刻から制御装置の第1タイマ313がリセットされる時刻(このタイマの時刻が0になる時)までの遅延時間を、前以て精確(十数usのオーダにて)に測定しておき、外部診断装置40の第2タイマのリセット時刻(このタイマの時刻が0になる時)を、イグニッションスイッチONの基準時刻から上記の計測遅延時間に合わせて遅延させることにより、第1タイマ313の時刻と第2タイマの時刻を高精度(十数usオーダで)に一致させることができる。詳細に説明すると次の通りである。マイクロコンピュータ110に備わって(あるいはCPU114等に内蔵されて)いるタイマ113は通常には水晶発振器あるいは相当品で構成され、その原発振周波数は10-6(1/℃)の周波数安定度を有する。従って、イグニッションスイッチONから十分から二十分間に行われる信号計測中に雰囲気温度が急速に変化しない限り、イグニッションスイッチONの基準時刻から計測時間中における、タイマを使用した時間計測は真の時間(例えば原子時計で観測した時間)に対してその最大誤差が高々1ms以内に治まり、よって高い時刻計測精度が期待できる。
本発明の車両用補機診断システム100を使用した実車試験の概要を示す図。 制御装置が取り込んで信号処理した内部信号とセンサの実際の出力を表す信号波形図。 制御装置内部信号をタイムスタンプ無しに送信して外部診断装置で再生した信号とセンサの出力の計測信号を表す信号波形図。 制御装置内部信号をタイムスタンプ付きで送信して再生した信号とセンサの出力の計測信号を表す信号波形図。 本発明の車両用補機診断システムの構成を示す電気的構成図。 マイクロコンピュータを使用した本発明の車両用補機診断システムの構成を示す回路構成図。 マイクロコンピュータを使用した制御装置の構成を示す回路構成図。 図6の車両用補機診断システムの機能を示すフローチャート図。
符号の説明
1 車両
車内LAN
センサ
制御装置(ECU)
外部診断装置
計測装置
Ss センサの実際の出力
Sc 制御装置の内部信号
Sm センサ出力を計測した計測信号
ScATs 内部データ
SmATs 外部データ
SDS 時系列両信号データ
信号処理回路
42、120 ディスプレイ
データロガー
シガーソケットに差し込まれた電圧プローブ
116、411 I/O(入出力回路)
313 第1タイマ
113、412 第2の時刻リセット手段(第2タイマ、Timer)
USB Universal Serial Bus
110、31 マイクロコンピュータ
111、311 マルチプレクサ(Multiplexer)
112、312A-D変換器(A-D Converter)
114、314 CPU
115 USB Controller
117、317 RAM(内部データ記録手段/外部データ記録手段)
118、318 ROM
IGN イグニッションスイッチ

Claims (7)

  1. 車両内に配線された車両内ネットワークに接続して使用される車両用補機診断システムであって、
    その車両内ネットワークに接続され、前記ネットワーク上にデータを送信する制御装置及びセンサと、前記車両内ネットワーク上に接続され、前記制御装置が送信したデータを受信する外部診断装置とを備え、かつ、
    前記制御装置は、自身の内部データ、前記センサの出力もしくは他の制御装置出力を取り込んだ信号の各瞬間値に時刻を付加して前記ネットワークを介して前記外部診断装置に送信する通信データ送信手段を有し、
    前記外部診断装置は、前記制御装置の通信データ送信手段から前記時刻を付加した通信データを受信して記録する通信データ記録手段と、前記車両内ネットワークを介さないで前記センサ出力もしくは他のセンサ出力または前記制御装置もしくは他の制御装置出力を計測した信号の各瞬間値に時刻を付加した計測データを記録する計測データ記録手段とを有することを特徴とする車両用補機診断システム。
  2. 前記外部診断装置は、前記通信データと前記計測データとに付加された前記時刻に基づいて、時系列に配置して表示または記録する信号処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用補機診断システム。
  3. 前記車両内ネットワークには第1のセンサおよび第1の他の制御装置が接続されており、
    前記制御装置は、
    電源が供給された時に前記時刻をリセットする第1の時刻リセット手段と、前記内部データを前記車両内ネットワークに送信する前記通信データ送信手段としての内部データ送信手段とを有し、
    前記外部診断装置は、
    車両のイグニッションスイッチがオンされた時に前記時刻をリセットする第2の時刻リセット手段と、
    前記内部データ送信手段が前記車両内ネットワークに送信した前記内部データを受信して記録する前記通信データ記録手段としての内部データ記録手段と、
    第2のセンサ出力または第2の他の制御装置出力を計測した信号に、前記第2の時刻リセット手段がリセットした時刻を付与した外部データを作成して記録する前記計測データ記録手段としての外部データ記録手段とを有し、
    前記信号処理手段は、前記内部データ記録手段に記録された前記内部データと前記外部データ記録手段に記録された前記外部データとを前記第1の時刻リセット手段もしくは前記第2の時刻リセット手段でリセットした前記時刻に基づいて、時系列に配置して表示または記録することを特徴とする請求項2に記載の車両用補機診断システム。
  4. 前記内部データは、前記通信データに基づいて信号処理をしたものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用補機診断システム。
  5. 前記第2の時刻リセット手段は、車両のシガーソケットの電圧に基づいて、車両のイグニッションスイッチがオンされたことを検知することを特徴とする請求項3または4に記載の車両用補機診断システム。
  6. 前記車両内ネットワークが通信トラフィックもしくは車両の制御状態に基づいた優先度により各制御装置のデータ送信を管理するものにおいて、
    前記制御装置は、前記内部データに誤検出符号を付加したデータ群として前記車両内ネットワークにパケット送信し、
    前記パケット送信された前記内部データの誤検出を判断した後に、前記内部データを前記内部データ記録手段に記録させ、
    第2のセンサ出力または第2の他の制御装置出力の計測が終了したときに、前記内部データを前記第1の時刻リセット手段もしくは前記第2の時刻リセット手段でリセットした前記時刻に基づいて、時系列に配置して前記計測データと共に表示または記録することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の車両用補機診断システム。
  7. 前記第1の時刻リセット手段でリセットした時から前記第2の時刻リセット手段でリセットした時までの遅延時間を予め記憶させておき、
    前記第2の時刻リセット手段でリセットした前記時刻を前記遅延時間に基づいて前記第1の時刻リセット手段でリセットした時刻に一致させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の車両用補機診断システム。
JP2003413634A 2003-12-11 2003-12-11 車両用補機診断システム Expired - Fee Related JP4281109B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003413634A JP4281109B2 (ja) 2003-12-11 2003-12-11 車両用補機診断システム
US11/001,049 US7136766B2 (en) 2003-12-11 2004-12-02 Vehicular accessory diagnostic system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003413634A JP4281109B2 (ja) 2003-12-11 2003-12-11 車両用補機診断システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005172629A true JP2005172629A (ja) 2005-06-30
JP4281109B2 JP4281109B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=34696927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003413634A Expired - Fee Related JP4281109B2 (ja) 2003-12-11 2003-12-11 車両用補機診断システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7136766B2 (ja)
JP (1) JP4281109B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005031666A1 (de) * 2005-07-05 2007-01-11 Endress + Hauser Wetzer Gmbh + Co Kg Verfahren zum Betreiben einer Datenspeichereinheit für die Prozessautomatisierungstechnik
MX2011008829A (es) 2009-02-24 2011-09-21 Nissan Motor Estructura de montaje de bateria de vehiculo.
EP2402193B1 (en) 2009-02-24 2015-09-30 Nissan Motor Co., Ltd. Battery mounting structure
MY160553A (en) * 2009-02-24 2017-03-15 Nissan Motor Vehicle battery mounting structure
JP2012257122A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Hitachi Automotive Systems Ltd 車両制御装置、車両制御システム
DE102012209443B4 (de) * 2012-06-05 2022-10-20 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Durchführen einer Diagnose einer mit einem Steuergerät in einem Kraftfahrzeug verbundenen Funktionseinheit und Vorrichtung eingerichtet zur Durchführung des Verfahrens
DE102013000686B4 (de) * 2013-01-11 2016-01-21 Iav Gmbh Ingenieurgesellschaft Auto Und Verkehr Verfahren und Vorrichtung zur Aufnahme von Daten
CN107660335B (zh) * 2015-05-14 2020-10-09 爱尔比奎特公司 对移动辅助机动车辆软件升级和车辆数据分析的集中管理
US10269192B2 (en) 2017-04-07 2019-04-23 Airbiquity Inc. Technologies for verifying control system operation
US10776195B2 (en) * 2018-08-21 2020-09-15 Continental Teves Ag & Co. Ohg Apparatus for protecting signals
US20220189217A1 (en) * 2019-03-26 2022-06-16 Hitachi Astemo, Ltd. Electronic Control Device and Diagnosis Method of Electronic Control Device

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03202715A (ja) 1989-12-29 1991-09-04 Isuzu Motors Ltd 運転状態記録システム
JP3228500B2 (ja) 1996-06-27 2001-11-12 富士重工業株式会社 故障診断装置
JP3421199B2 (ja) * 1996-07-29 2003-06-30 カルソニックカンセイ株式会社 車両用メータの自己診断装置
JP2000146765A (ja) 1998-11-09 2000-05-26 Nissan Motor Co Ltd 車両用電子制御装置
JP3577985B2 (ja) * 1999-03-29 2004-10-20 マツダ株式会社 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
US6795782B2 (en) * 1999-04-08 2004-09-21 Midtronics, Inc. Battery test module
JP2002301997A (ja) 2001-04-04 2002-10-15 Mitsubishi Electric Corp 自動車の故障診断装置
JP4013592B2 (ja) 2002-02-28 2007-11-28 株式会社デンソー 車両通信システム
US6804602B2 (en) * 2002-04-02 2004-10-12 Lockheed Martin Corporation Incident-aware vehicular sensors for intelligent transportation systems

Also Published As

Publication number Publication date
US20050143879A1 (en) 2005-06-30
JP4281109B2 (ja) 2009-06-17
US7136766B2 (en) 2006-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6718960B2 (ja) セキュリティ検査システム、セキュリティ検査方法、機能評価装置、及びプログラム
JP5161829B2 (ja) 故障再現を支援する診断装置および故障再現データの出力方法
JP4281109B2 (ja) 車両用補機診断システム
CN111208800A (zh) 一种汽车诊断方法、装置和车辆通讯接口
CN111775864B (zh) 远程调试方法、系统以及车辆
CN111736030B (zh) 一种汽车的通用故障管理方法
JP2006226805A (ja) 車載式故障診断装置
EP2789127B1 (en) Self-learning automotive data logger identifying automotive messages transmitted over a can bus connecting automotive electronic control units
JP2007322377A (ja) 車載故障診断装置およびその試験方法
JP2015005189A (ja) Ecu評価装置、コンピュータプログラム及びecu評価方法
JP3550062B2 (ja) 車載電子制御装置の故障診断装置
WO2017203375A1 (ja) セキュリティ検査システム、セキュリティ検査方法、機能評価装置、及びプログラム
CN112398672B (zh) 一种报文检测方法及装置
JP2007028411A (ja) ネットワーク診断装置及びネットワーク診断方法
CN110971458A (zh) 一种整车状态监测装置
JP2003027981A (ja) 車両用故障診断装置
CN116540681A (zh) 控制器接口功能测试系统及测试方法
JP2003285700A (ja) 車両の故障診断装置
JP2006113668A (ja) 故障診断装置
CN114153650A (zh) 一种智能座舱显示功能的安全校验方法及系统
JPH09126954A (ja) 自動車用電子制御装置
JP2005014743A (ja) 車両用故障部品探知装置
JP2000266642A (ja) 車両診断システムおよび方法、車両診断装置、車載電子制御装置、記録媒体
CN211855849U (zh) 车辆的故障检测装置
JP2007181061A (ja) 電子制御装置、canシステム、及び、canシステムの故障診断方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees