JP2005172614A - 穀類の品質評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 精白米、無洗米、小麦粉及びコーンなど穀類全般に亘り品質を評価することが可能であり、しかも、被測定物に付着する残留糠及びアリューロン糠と胚乳部とを精度よく識別することが可能な穀類の品質評価装置を提供する。
【解決手段】 被測定物へ励起光を照射する照明手段4と、前記被測定物を測定位置へ保持させる被測定物保持手段6と、前記被測定物からの反射光より得られる蛍光を取得する撮像手段5と、該撮像手段5により取得した蛍光の輝度の違いにより前記被測定物の表面の残留糠、アリューロン糠及び胚乳の各部分の量的な割合を算出するとともに品質を算出する演算制御手段と、を備えた穀類の品質評価装置であって、
前記照明手段4は、波長域が400nmより短い紫外光の発光ダイオード23と、波長域が400〜500nmの青色の可視光の発光ダイオード24との2種類を用いるとともに、該2種類の発光ダイオード23,24を交互に設けた複数のLED基板20を、前記被測定物保持手段6に複数方向から照明すべく、前記被測定物保持手段6の中心に向くようそれぞれ傾斜して配置した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、穀類の品質評価装置に関する。
従来、本出願人らは、正確な成分分析を行うとともに、食味などの官能的な評価をも行って、無洗米に対してその等級付けを行うことが可能な無洗米の品質評価方法及びその装置を提案している(特許文献1参照)。
このものは、被測定物へ励起光を照射する励起用光源と、被測定物を測定位置で保持させる被測定物保持手段と、被測定物からの透過光又は反射光から得られる自家蛍光の輝度を取得する受光手段と、被測定物の表面に付着する外皮層、アリューロン層及び胚乳層の各部分の量的な割合を算出するとともに無洗米の品質又は食味値を算出する演算制御手段と、演算制御手段で演算された値を表示する表示手段とを備えたものである。
これにより、被測定物に励起光を照射して得られる自家蛍光の輝度の違いにより、その表面に付着する外皮層、アリューロン層及び胚乳層の各部分の量的な割合を同時に識別して品質を評価するので、被測定物となる無洗米を、炊飯前に2〜3度程度洗った方が美味しい炊き上がりとなる軽処理無洗米、炊飯前に製品を1回程度洗った方が美味しい炊き上がりとなる中処理無洗米及び炊飯前に製品を洗わずに炊ける重処理無洗米の3つのグループに区分けし、無洗米の品質を評価することができるものである。
しかしながら、上記従来の装置にあっては、光源が約560〜570nm付近の緑色領域の単色の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を照射し、得られた約590nm以上の赤色領域の波長を自家蛍光として取得するものであるが、被測定物に照射する光の波長の範囲が限定され、測定する対象物が無洗米に限定されていた。また、単色のLEDを照射しているため、米粒に付着する糠とアリューロン層との識別があいまいになって精度が劣る問題もあった。さらに、被検査物を整列させて測定位置で保持させる被測定物保持手段は供給する粒数が限定され、測定効率が悪いという問題があった。
特開2003−139706号公報
本発明は上記問題点にかんがみ、精白米、無洗米、小麦粉及びとうもろこし粒など穀類全般に亘り品質を評価することが可能であり、しかも、被測定物に付着する残留糠及びアリューロン糠と胚乳部とを精度よく識別することが可能な穀類の品質評価装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、被測定物へ励起光を照射する照明手段と、前記被測定物を測定位置へ保持させる被測定物保持手段と、前記被測定物からの反射光より得られる蛍光を取得する撮像手段と、該撮像手段により取得した蛍光の輝度の違いにより前記被測定物の表面の残留糠、アリューロン糠及び胚乳の各部分の量的な割合を算出するとともに品質を算出する演算制御手段と、を備えた穀類の品質評価装置であって、前記照明手段は、波長域が400nmより短い紫外光の発光ダイオードと、波長域が400〜500nmの青色の可視光の発光ダイオードとの2種類を用いるとともに、該2種類の発光ダイオードを交互に設けた複数のLED基板を、前記被測定物保持手段に複数方向から照明すべく、前記被測定物保持手段の中心に向くようそれぞれ傾斜して配置する、という技術的手段を講じた。
本発明によれば、照明手段は、波長域が400nmより短い紫外光の発光ダイオードと、波長域が400〜500nmの青色の可視光の発光ダイオードとの2種類を用いるとともに、該2種類の発光ダイオードを交互に設けた複数のLED基板を、前記被測定物保持手段に複数方向から照明すべく、前記被測定物保持手段の中心に向くようそれぞれ傾斜して配置したので、2種類の波長により被測定物の搗精度合い、例えば、糠が取り切れていないとか、アリューロン層まで削ってしまっているなどの評価を精度よく識別することが可能となる。また、LED基板を、前記被測定物保持手段に複数方向から照明すべく、前記被測定物保持手段の中心に向くように傾斜して配置しているので、被測定物保持手段への励起光強度のばらつきが補正され均一化されることになる。
米、麦などの穀類の表層から中心に向かう断面は、外側から果皮、種皮及び胚乳に分けることができ、種皮と胚乳との間にはアリューロン層が形成されている。このアリューロン層からなるアリューロン糠と、果皮及び種皮からなる糠は、それぞれ違う波長帯で蛍光を発することが知られている。本発明の原理は波長域が400nmより短い、いわゆる紫外光(以下、「UV」という)を穀粒に照射し、得られるUV励起光の蛍光により穀粒のアリューロン糠の残り具合を識別するとともに、波長域が400〜500nmの青色の可視光(以下、「BLUE」という)を照射し、得られるBLUE励起光の蛍光により穀粒の糠の残り具合を識別するものである。そして、糠の残り具合及びアリューロン層の残り具合から、その穀類の搗精度合い(糠が取り切れていない、アリューロン層まで削ってしまっている等)の評価を行う装置である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の穀物の品質評価装置の概観を示す概略斜視図であり、図2は品質評価装置の内部構成を示す概略斜視図であり、図3は図2のA−A’線縦断面図であり、図4はLED基板に配列されるLEDの配列図であり、図5は被測定物を保持するサンプルトレーの概略平面図であり、図6は品質評価装置の制御構成を示すブロック図である。
図1及び図2において、本発明の穀物の品質評価装置1は、脚部2を備えた直方体の機枠3内に、照明手段としての照明ユニット部4と、画像取込手段としてのカメラ5と、被測定物を保持するサンプルトレーの引き出し部6と、照明・画像制御を行う制御基板7と、中央制御を行うCPU基板8が収納されている。機枠3の前面3aには、操作部9と引き出しレール6aが設けてあり、操作部9には、各種スイッチ(電源スイッチ10、LED点灯スイッチ11、LED切替スイッチ12、フィルター選択スイッチ43、フィルター連動スイッチ13、UV調光スイッチ14及びBLUE調光スイッチ15)が備えられている。
照明手段としての照明ユニット部4(図2参照)は、サンプルトレー42の中心Gに四方向から照明するように切頭角錐状に形成されている。すなわち、サンプルトレー42を収容する固定枠16(図3参照)上面には、支柱17を複数本立設して第1棚板18及び第2棚板19を架設する。そして、サンプルトレー42に対して左右対称に約60°の角度で照明ユニット部4を配置するよう、複数のLED基板20を金具21,22により傾斜して固定する。同様に、光を拡散させる磨りガラス状の複数の拡散フィルター27をLED基板20と平行となるように金具28,29により固定する。符号20A(破線)は機枠3の前面3a側から見たときのLED基板を示すもので、前述と同様にサンプルトレー42に対して前後対称に約60°の角度で傾斜して固定してある。
このように、照明ユニット部4は、複数のLED基板20と複数の拡散フィルター27とから構成され、サンプルトレー42を切頭角錐状に囲繞して形成することで、サンプルトレー42を四方向から照明し、かつ、照明ユニット部4の構成をコンパクト化することが可能となる。
LED基板20には、図4に示すように波長域が400nmより短いUVのLED23を21個、波長域が400〜500nmの青のLED24を21個、それぞれを6段9列で交互にハンダ付けにより取り付けられている。LED23及びLED24への電流の供給は、制御基板7から連絡する配線25及びコネクター26を介して行われる(図2参照)。
拡散フィルター27の上部側は第1棚板18に固定されており、該棚板18によって角錐の先端を切り落とした形状となり、この端面に光学検出窓30が設けられ、さらに、該光学検出窓30上方にはフィルター切替装置31が設けられる。該フィルター切替装置31は、青用のバンドパスフィルター(例えば、ピーク波長465〜475nm、型式SC46+525CUT(B.P.F)の蛍光フィルター)又はUV用のバンドパスフィルター(例えば、ピーク波長375nm、型式R-62(L.P.F)の蛍光フィルター)のいずれかを選択して光学検出窓30とレンズ筒36との間の空間に挿入するものであり、青用及びUV用の2種類のバンドパスフィルター32と、該2種類のフィルター32を装着した回転円板33と、該回転円板33を回動可能に支持する支点軸34と、回転円板33を電磁石によって回動させるロータリーソレノイド35とから構成される。
バンドパスフィルター32の上方には、カメラ5のレンズ筒36が光学検出窓30を臨むように配設され、サンプルトレー42の全体が観察できるように構成する。符号37は結像レンズであり、像の明るさについての条件はF=2.8、積分回数=4とするとよい。
サンプルトレー42はアルミ製であって、その表面はつや消しの黒アルマイト処理が施してあり、照明が反射されないようにする。そして、サンプルトレー42は(図5参照)、フラットベース42aと、該フラットベース42aに嵌合する型枠42bとにより形成され、フラットベース42aに設けた嵌合片38を、型枠42bに設けた嵌合穴39に嵌合できる構成となっている。型枠42bには穀粒を配列するための長穴40が縦に11列、横に11列、合計121個穿設してある。符号41はフラットベース42aと型枠42bを嵌合したときの把手であり、測定時には結合させたまま使用し、清掃時又は被測定物が粉状の場合は二つを分離して使用することができる。
そして、測定時はフラットベース42aと型枠42bを嵌合したまま、長穴40に穀粒を供給しておき、引き出し部6を手動で図2の矢視B方向に開いて、サンプルトレー42を引き出し部6にセットし、引き出し部6を手動で閉めれば、サンプルトレー42が測定位置に配置できるようになっている。
次に、図6を参照して品質評価装置の制御構成を説明する。中央制御を行うCPU基板8には、制御基板7内の照明制御回路44を介して4個のLED基板20と接続されており、CPU基板8の入力側に接続されたLED点灯スイッチ11、LED切替スイッチ12、フィルター選択スイッチ43、フィルター連動スイッチ13、UV調光スイッチ14及びBLUE調光スイッチ15の操作によって、切頭角錐状の照明ユニット部4の調光や、UVのLED23と青のLED24を選択して点灯することができる。
また、CPU基板8には、フィルター切替装置31を駆動するロータリーソレノイド35がロータリーソレノイド制御回路45を介して接続されており、CPU基板8の入力側に接続されたフィルター選択スイッチ43及びフィルター連動スイッチ13の操作によって、青用又はUV用のバンドパスフィルターフィルター32の選択を行うことができる。
さらに、CPU基板8には、画像取込手段としてのカメラ5が画像制御回路46を介して接続されており、PC通信インターフェース47を介して接続されたパソコン48のモニター49、プリンター(図示せず)などによりカメラ5の画像が映し出されることになる。
以下、上記構成の穀類の品質評価装置の作用を説明する。あらかじめサンプルトレー42のフラットベース42aと型枠42bとを嵌合しておき、合計121個の長穴40を形成しておく。そして、被測定物となる穀類をサンプルトレー42の長穴40に供給する。このとき、長穴40の面積よりも極端に小さい未熟粒や、砕米などはピンセット等により除去しておく。
次に、サンプルトレー42の把手41を手で持ち、品質評価装置1の引き出し部6を図2の矢視B方向に開き、サンプルトレー42を引き出し部6にセットして、引き出し部6を手動で閉めて測定を開始する。
照明手段としての照明ユニット部4は、操作部9のLED点灯スイッチ11をONすることにより点灯する。このとき、LED切替スイッチ12により、UVのLED23、青のLED24を適宜選択することができる。
また、操作部9には、LED切替スイッチ12に連動してLEDに対応したバンドパスフィルター32を自動的に選択するか又は手動で選択するかを切り替えるフィルター連動スイッチ13が設けられている。例えば、LED切替スイッチ12で「UV」を選択した場合、フィルター切替装置31はロータリーソレノイド35に電流が供給されて電磁石の作用により回転円板33を回動させ、レンズ筒36にUV用のバンドパスフィルターを装着するように作用する。同様にLED切替スイッチ12で「青」を選択した場合、フィルター切替装置31はレンズ筒36に青用のバンドパスフィルターを装着するように作用する。
照明ユニット部4のUVのLED23又は青のLED24が点灯されると、拡散フィルター27により励起光に必要な波長成分のみを透過して、サンプルトレー42上の被測定物を励起する。UVのLED23又は青のLED24が多数取り付けられたLED基板20は、図2,3のように、サンプルトレー42に対してそれぞれ前後・左右対称に約60°の角度で配置することで、サンプルトレー42上で4方向から照明が照射されて、サンプルトレー42上に影が生じるおそれが少なく、励起光強度のばらつきが補正され均一化されることになる。
サンプルトレー42に向けて照射された光は、被測定物に照射されて蛍光を誘起する。誘起された蛍光像は、光学検出窓30から射出し、前記フィルター切替装置31により設定した適宜なバンドパスフィルター32により、励起波長成分はカットされ、蛍光像波長成分だけが結像レンズ36を介してカメラ5により観察、記録されることになる。
カメラ5により記録された画像は、画像制御回路46を介してCPU8に取り込まれ、さらに、PC通信インターフェース47を介して接続されたパソコン48のモニター49、プリンター(図示せず)などによりカメラ5の画像が映し出される。
以下、精白米、無洗米、小麦粉及びとうもろこし粒について、糠が取り切れていないとか、アリューロン層まで削ってしまっているなどの搗精度合いの評価を説明する。
フラットベース42aと、型枠42bとを嵌合し、長穴40に被測定物として精白米を供給した。このとき、長穴40の面積よりも極端に小さい未熟粒や、砕米などはピンセット等により除去した。次に、サンプルトレー42を引き出し部6にセットして、励起波長域が400nmより短いUVのLED23を点灯し、UV用のバンドパスフィルターフィルターを選択して画像の取り込みを行った。その結果、図7に示すように、糠が取り切れていないもの(A)と、糠が取り切れておらず、胚乳部が露出してアリューロン層まで削ってしまっているもの(B)との識別が可能となった。
フラットベース42aと、型枠42bとを嵌合し、長穴40に被測定物として無洗米を供給した。このとき、長穴40の面積よりも極端に小さい未熟粒や、砕米などはピンセット等により除去した。次に、サンプルトレー42を引き出し部6にセットして、励起波長域が400nmより短いUVのLED23を点灯し、UV用のバンドパスフィルターフィルターを選択して画像の取り込みを行った。その結果、図8に示すように、糠が取り切れていないもの(A)と、糠が取り切れていなく、しかも、胚乳部が露出してアリューロン層まで削ってしまっているもの(B)と、胚乳部が露出しているもの(C)と、残留糠がなく、しかも、胚乳部の露出もないもの(D)との識別が可能となった。
フラットベース42a上に粉砕済みの小麦粉を供給したサンプルトレー42を引き出し部6にセットして、最初に励起波長域が400nmより短いUVのLED23を点灯し、UV用のバンドパスフィルター32を選択して画像の取り込みを行い、次に、UVのLED23に替え、励起波長域が400〜500nmの青のLED24を点灯し、青用のバンドパスフィルターを選択して画像の取り込みを行った。UVのLED23を照射した画像から青のLED24を照射した画像を除去する画像処理を行った結果、図9に示すように小麦粉(A)中に混入する果皮及び種皮などの外皮糠(B)と、アリューロン糠(C)との識別が可能となった。
フラットベース42aと、型枠42bとを嵌合し、長穴40に被測定物としてとうもろこし粒を供給した。このとき、長穴40の面積よりも極端に小さい未熟粒などはピンセット等により除去した。次に、サンプルトレー42を引き出し部6にセットして、励起波長域が400nmより短いUVのLED23を点灯し、UV用のバンドパスフィルターフィルターを選択して画像の取り込みを行った。その結果、図10に示すように、果皮及び種皮などの糠が取り切れていないもの(A)と、胚乳部が露出してアリューロン層まで削ってしまっているもの(B)と、果皮及び種皮などの糠が取り切れておらず、しかも、胚乳部が露出しているもの(C)との識別が可能となった。
なお、図7〜図10に示すように画像を取得して評価をする以外に、パソコン48に統計処理系のソフト等を導入して、画像面積に対する糠、アリューロン糠及び胚乳部の面積割合を算出することも可能である。
また、パソコン48によって無洗米処理程度などの品質や食味値などを演算し、モニター49に点数又はランキングで表示することも可能である。
本発明は、精白米、無洗米、小麦粉及びとうもろこし粒など穀類全般に亘り品質を評価することが可能な穀類の品質評価装置に適用することができる。
本発明の穀物の品質評価装置の概観を示す概略斜視図である。 品質評価装置の内部構成を示す概略斜視図である。 図2のA−A’線縦断面図である。 LED基板に配列されるLEDの配列図である。 被測定物を保持するサンプルトレーの概略平面図である。 品質評価装置の制御構成を示すブロック図である。 精白米を糠の付着割合と、胚乳部の露出度合いとによって識別する概略図である。 無洗米を糠の付着割合と、胚乳部の露出度合いとによって識別する概略図である。 小麦粉に混入される外皮糠とアリューロン糠とを識別する概略図である。 とうもろこし粒を糠の付着割合と、胚乳部の露出度合いとによって識別する概略図である。
符号の説明
1 品質評価装置
2 脚部
3 機枠
4 照明ユニット部
5 カメラ
6 引き出し部
7 制御基板
8 CPU基板
9 操作部
10 電源スイッチ
11 LED点灯スイッチ
12 LED切替スイッチ
13 フィルター連動スイッチ
14 UV調光スイッチ
15 BLUE調光スイッチ15
16 固定枠
17 支柱
18 第1棚板
19 第2棚板
20 LED基板
21 金具
22 金具
23 UVのLED
24 青のLED
25 配線
26 コネクター
27 拡散フィルター
28 金具
29 金具
30 光学検出窓
31 フィルター切替装置
32 バンドパスフィルター
33 回転円板
34 支点軸
35 ロータリーソレノイド
36 レンズ筒
37 結像レンズ
38 嵌合片
39 嵌合穴
40 長穴
41 把手
42 サンプルトレー
43 フィルター選択スイッチ
44 照明制御回路
45 ロータリーソレノイド制御回路
46 画像制御回路
47 PC通信インターフェース
48 パソコン
49 モニター

Claims (1)

  1. 被測定物へ励起光を照射する照明手段と、前記被測定物を測定位置へ保持させる被測定物保持手段と、前記被測定物からの反射光より得られる蛍光を取得する撮像手段と、該撮像手段により取得した蛍光の輝度の違いにより前記被測定物の表面の残留糠、アリューロン糠及び胚乳の各部分の量的な割合を算出するとともに品質を算出する演算制御手段と、を備えた穀類の品質評価装置であって、
    前記照明手段は、波長域が400nmより短い紫外光の発光ダイオードと、波長域が400〜500nmの青色の可視光の発光ダイオードとの2種類を用いるとともに、該2種類の発光ダイオードを交互に設けた複数のLED基板を、前記被測定物保持手段に複数方向から照明すべく、前記被測定物保持手段の中心に向くようそれぞれ傾斜して配置したことを特徴とする穀類の品質評価装置。
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