JP2005170873A - 毛髪洗浄料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 (1)粘土鉱物の5〜20質量%を、毛髪洗浄料に含有させる。前記粘土鉱物としては、マイカであることが好ましい。前記マイカとして、アルミニウムフルオロマグネシウムナトリウムシリケートと、アルミニウムフルオロマグネシウムカリウムシリケートとの2種を含有することが好ましい。洗浄成分として、脂肪酸カリウム石鹸を含有することが好ましい。
【選択図】 なし
Description
(1)粘土鉱物を5〜20質量%含有することを特徴とする、毛髪洗浄料。
(2)前記粘土鉱物が、マイカであることを特徴とする、(1)に記載の毛髪洗浄料。
(3)前記マイカとして、アルミニウムフルオロマグネシウムナトリウムシリケートと、アルミニウムフルオロマグネシウムカリウムシリケートとの2種を含有することを特徴とする、(1)又は(2)に記載の毛髪洗浄料。
(4)洗浄成分として、脂肪酸カリウム石鹸を含有することを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の毛髪洗浄料。
(5)前記脂肪酸カリウム石鹸の含有量が、5〜30質量%であることを特徴とする、(4)に記載の毛髪洗浄料。
(6)更に、油性成分を含有することを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の毛髪洗浄料。
(7)前記油性成分が、シリコーンであることを特徴とする、(6)に記載の毛髪洗浄料。
本発明の毛髪洗浄料は、粘土鉱物を5〜20質量%、より好ましくは、7〜15質量%含有することを特徴とする。前記粘土鉱物としては、化粧料原料として知られているものであれば、特段の限定無く使用することが出来、例えば、マイカ、カオリン、セリサイト、タルク、ベントナイト、ヘキソライト等が例示でき、マイカが特に好ましい。ここで、マイカとは、「アルカリ金属を含むアルミノ珪酸塩」(化学大事典編集会編「化学大事典」共立出版社1963年刊)であり、アルカリ塩、その他の含有成分の構成により数種のものが存するが、本発明において好ましく使用されるのは、アルミニウムフルオロマグネシウムナトリウムシリケートと、アルミニウムフルオロマグネシウムカリウムシリケートとの2種であり、この2種を組み合わせて含有することが特に好ましい。本発明の毛髪洗浄料においては、これ以外の粘土鉱物も含有することが可能であり、この場合においても、唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有させることも出来る。本発明の毛髪洗浄料において、かかる成分は油性成分を分散させる作用を発揮する。かかる油性成分としては、毛髪洗浄料に含有させるシリコーンなどの油性成分や、毛髪表面や頭皮に付着している皮脂などが該当する。前記の料に満たない場合は、かかる油性成分分散効果が充分に発現しない場合が存し、多すぎると洗浄成分を吸着し、洗浄性を損なう場合が存する。
本発明の毛髪洗浄料は、洗浄成分を含有することを特徴とする。洗浄成分としては、通常の毛髪洗浄料で使用されている、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、脂肪酸アミド等の洗浄成分も含有することが出来るが、通常の毛髪洗浄料では、使用後のきしみ感の為に通常では使用不可能になっている脂肪酸石鹸も含有することが出来る。かかる脂肪酸石鹸としては、平均の炭素数が13〜15の混合脂肪酸のカリウム塩が特に好ましく例示できる。平均の炭素数が13〜15の混合脂肪酸は、ラウリン酸を30〜60質量%含有させることにより実現できる。又、ヤシ油由来の脂肪酸に炭素数の整った脂肪酸を加えて調整することによっても実現できる。これは洗浄性、洗い流し性、系の安定性の良さのためである。かかる石鹸の含有量は総量で洗浄料全量に対して、4〜35質量%であり、より好ましくは5〜30質量%である。これは少なすぎると洗浄性を損なう場合が存し、多すぎると系の安定性を損なう場合が存するからである。
本発明の毛髪洗浄成分は、前記粘土鉱物と洗浄成分の必須成分の組合せにより、類い希な優れた毛髪洗浄性を具現化したものであるが、この必須構成要素のみであると、優れた洗浄性故に、毛髪のきしみ感を呈する場合が存する。その様なきしみ感の発現を抑制する意味で、油性成分を好ましく含有する。勿論、きしみ感は多価アルコールのような保湿成分によっても緩和できるが、油性成分による抑制の方が、少量の添加により著しい緩和効果を発現し、且つ、ツヤ付加効果も副次的に発現するので、より好ましい。油性成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類等が好ましく例示でき、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等のシリコーン類が特に好ましく例示できる。かかる油剤は唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有させることも出来る。本発明の毛髪洗浄料に於けるかかる油剤の好ましい含有量は、洗浄料全量に対して、総量で0.1〜20質量%であり、より好ましくは0.5〜10質量%である。これは多すぎると、系の安定性を損なったり、脂ぽっさ、べっつきなどの好ましくない使用感を呈する場合が存し、少なすぎるときしみ感の抑制作用が発現しない場合が存するためである。
本発明の毛髪洗浄料は、上記の必須成分を含有し、好ましい形態に於いて、前記好ましい成分を含有し、水性担体による洗い流しを前提とする、毛髪の洗浄に専らに使用されることを特徴とする。本発明の毛髪洗浄料の特徴は、脂肪酸石鹸を主洗浄剤とする毛髪洗浄料であるにも係わらず、洗浄後毛髪のきしみ感のないことである。これは前記の成分構成によって実現される。本発明の毛髪洗浄料に適用できるものとしては、シャンプー、リンスインシャンプー等が好適に例示できる。本発明の毛髪洗浄料には前記に挙げた成分以外に、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することも出来る。この様な任意成分としては、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルデンプン、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸及び/又はその塩、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、表面を処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。これらの内、特に好ましいものとしては、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルデンプン、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸及び/又はその塩、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤が例示でき、中でもメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルデンプン、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸及び/又はその塩等がより好ましく、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸及び/又はその塩が更に好ましく例示できる。これは、かかる成分の添加により、粘土鉱物の作るチキソトロピックな構造が脂肪酸石鹸により脆弱化するのを防ぎ、安定性を高めるためである。この様な効果を奏するためには、増粘剤から選択される1種乃至は2種以上を0.1〜10質量%含有させることが好ましく、0.5〜5質量%含有させることが特に好ましい。本発明の毛髪洗浄料は、上記の成分を常法に従って処理することにより製造することが出来る。
以下に示す、処方に従って本発明の毛髪洗浄料を作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加熱し、イを攪拌し、均一な分散系と為した後、攪拌下ロを徐々に加え、攪拌冷却しシャンプーを得た。
イ
アルミニウムフルオロマグネシウムナトリウムシリケート 7 質量部
(「サブマイカE」;大東化成工業株式会社製)
アルミニウムフルオロマグネシウムカリウムシリケート 3 質量部
(「サブマイカN」;大東化成工業株式会社製)
ヒドロキシプロピルデンプンリン酸 3.5質量部
30%脂肪酸(平均炭素数14)カリウム石鹸水溶液 20 質量部
水 65.5質量部
ロ
ジメチコン(1000mPascal・秒) 1 質量部
実施例1のシャンプーについて、毛髪洗浄料としての洗浄特性を調べた。即ち、脂性のパネラー5名を用いて、本発明のシャンプーの洗浄特性を調べた。洗浄特性としては、頭皮に残存する皮脂についてのビデオマイクロスコープ(株式会社モリテックス製「アイ−スコープ」)での観察及び毛髪の摩擦感テスターでの摩擦係数(MIU)の測定を行った。残存皮脂の観察は、スコア1:ほぼ全視野に皮脂が認められる、スコア2:全視野の70%程度に皮脂が認められる、スコア3:全視野の30%に皮脂が認められる、スコア4:ほぼ全視野に皮脂が認められないの基準で専門家が3名で合議により判定を行った。同じパネラーを用いて、日を変えて下記に処方示す比較例1、比較例2についても同様に操作し、評価を行った。結果を表1に示す。これより、本発明の毛髪洗浄料は優れた洗浄力を有しながら、きしみ感が少ないことが判る。
イ
ヒドロキシプロピルデンプンリン酸 3.5質量部
30%脂肪酸(平均炭素数14)カリウム石鹸水溶液 20 質量部
水 75.5質量部
ロ
ジメチコン(1000mPascal・秒) 1 質量部
イ
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 10 質量部
ヒドロキシプロピルデンプンリン酸 3.5質量部
30%脂肪酸(平均炭素数14)カリウム石鹸水溶液 20 質量部
水 65.5質量部
ロ
ジメチコン(1000mPascal・秒) 1 質量部
主洗浄剤をポリオキシエチレンラウリル硫酸カリウムに変えて、実施例1と同様にシャンプーを作成した。試験例1と同様に評価したところ、脂性のパネラー6名(試験例1とは別のパネラー)において、残存皮脂は、スコア3が5名であり、平均のMIUは0.233であった。主洗浄剤としては硫酸エステル系のものも使用可能であるが、脂肪酸石鹸の方が好ましいことも判る。
イ
アルミニウムフルオロマグネシウムナトリウムシリケート 7 質量部
(「サブマイカE」;大東化成工業株式会社製)
アルミニウムフルオロマグネシウムカリウムシリケート 3 質量部
(「サブマイカN」;大東化成工業株式会社製)
ヒドロキシプロピルデンプンリン酸 3.5質量部
30%ポリオキシエチレンラウリル硫酸カリウム石鹸水溶液20 質量部
水 65.5質量部
ロ
ジメチコン(1000mPascal・秒) 1 質量部
実施例1の2種のマイカを1種のみとしてシャンプーを作成し、試験例1と同様に評価した。脂性のパネラー6名(実施例2と同じパネラーを日にちを変えて使用)において、残存皮脂はスコア3が6名であり、平均のMIUは0.246であり、2種のシリカを併用する方が好ましいことが判った。
イ
アルミニウムフルオロマグネシウムナトリウムシリケート 10 質量部
(「サブマイカE」;大東化成工業株式会社製)
ヒドロキシプロピルデンプンリン酸 3.5質量部
30%脂肪酸(平均炭素数14)カリウム石鹸水溶液 20 質量部
水 65.5質量部
ロ
ジメチコン(1000mPascal・秒) 1 質量部
実施例1の2種のマイカを1種のみとしてシャンプーを作成し、試験例1と同様に評価した。脂性のパネラー6名(実施例2と同じパネラーを日にちを変えて使用)において、残存皮脂はスコア3が5名であり、スコア4が1名であった。平均のMIUは0.239であり、2種のシリカを併用する方が好ましいことが判った。
イ
アルミニウムフルオロマグネシウムカリウムシリケート 10 質量部
(「サブマイカN」;大東化成工業株式会社製)
ヒドロキシプロピルデンプンリン酸 3.5質量部
30%脂肪酸(平均炭素数14)カリウム石鹸水溶液 20 質量部
水 65.5質量部
ロ
ジメチコン(1000mPascal・秒) 1 質量部
実施例1の2種のマイカをカオリンに置換し、シャンプーを作成し、試験例1と同様に評価した。脂性のパネラー6名(実施例2と同じパネラーを日にちを変えて使用)において、残存皮脂はスコア3が6名であであった。平均のMIUは0.257であり、粘土鉱物としてはマイカが好ましく、2種のシリカを併用する方が好ましいことが判った。
イ
カオリン 10 質量部
ヒドロキシプロピルデンプンリン酸 3.5質量部
30%脂肪酸(平均炭素数14)カリウム石鹸水溶液 20 質量部
水 65.5質量部
ロ
ジメチコン(1000mPascal・秒) 1 質量部
Claims (7)
- 粘土鉱物を5〜20質量%含有することを特徴とする、毛髪洗浄料。
- 前記粘土鉱物が、マイカであることを特徴とする、請求項1に記載の毛髪洗浄料。
- 前記マイカとして、アルミニウムフルオロマグネシウムナトリウムシリケートと、アルミニウムフルオロマグネシウムカリウムシリケートとの2種を含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の毛髪洗浄料。
- 洗浄成分として、脂肪酸カリウム石鹸を含有することを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の毛髪洗浄料。
- 前記脂肪酸カリウム石鹸の含有量が、5〜30質量%であることを特徴とする、請求項4に記載の毛髪洗浄料。
- 更に、油性成分を含有することを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の毛髪洗浄料。
- 前記油性成分が、シリコーンであることを特徴とする、請求項6に記載の毛髪洗浄料。
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JP2003414387A JP2005170873A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 毛髪洗浄料 |
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP2005232049A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Nippon Nsc Ltd | 化粧品用組成物 |
-
2003
- 2003-12-12 JP JP2003414387A patent/JP2005170873A/ja active Pending
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JP2005232049A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Nippon Nsc Ltd | 化粧品用組成物 |
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