JP2005170657A - シート検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 受光手段からの光量が搬送通路を通過するシートを検出するのに最適となるように発光手段の発光光量を自動的に補正して誤検出を防止したシート検出装置を提供すること。
【解決手段】 発光手段60と、発光手段60から放出された光をシート搬送通路130を介して受光する受光手段と、を備え、搬送通路130を通過するシートが発光手段60から放出される光を遮ることにより生じる発光手段60からの光量の変化を受光手段80が検出してシートの有無を検出するシート検出装置において、発光手段60を駆動するV/I変換回路50と、受光手段80からの出力信号でV/I変換回路50に負帰還を施し、発光手段60の光量を変化させる比較手段120と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光手段と受光手段により搬送通路を通過するシートの有無を検知するシート検出装置に関するものである。シート検出装置は、プリンタ等の画像形成装置、原稿搬送装置、用紙後処理装置に利用される。
図9は従来のシート検出装置を示すブロック図である。
従来のシート検出装置は、シートの搬送通路530を介して対向配置される発光手段510及び受光手段500と、シート検出装置の状態を制御するCPU600と、CPU600からの制御信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ602と、D/Aコンバータ602からの出力を電流に変換して発光手段510を発光させる駆動電流を発生させる電圧電流変換回路(V/I変換回路)603と、受光手段が発生する光電電流を電圧に変換する電流電圧変換回路(I/V変換回路)604と、I/V変換回路からの出力電圧をデジタル信号に変換してCPU600に送信するA/Dコンバータ605とで構成されていた。
このような従来のシート検出装置は、特許文献1に記載されたように対向配置される発光手段510と受光手段500との間をシートが遮ることによってシートの有無を検出していた。
特開2002−267767号公報
しかしながら、上記従来のシート検出装置では、発光手段や受光手段に紙粉等のゴミが付着して受光手段からの出力値が減少すると、シートが通過していないにも関わらずシートが通過したと誤認識するという問題があった。この場合に、誤認識を防止するためにシート検出装置の感度を高く設定してしまうと、薄いシートを通過させた際に光が透過してしまい検出できないという問題が発生していた。
また、受光手段からの出力信号を初期状態のデータとして取り出して記憶しておき、定期的に測定される受光手段からの出力信号と比較して、その比較信号に応じて発光手段の光量を調整して最適状態に維持する自動補正方法を備えたシート検出装置が提案されている。
しかしながら、このようなシート検出装置では、受光手段からの出力信号を監視するタイミングの設定が難しく、例えば、急激な温度変化や一時的なゴミの付着等突発的な原因に対して自動補正を適切に行うことができないおそれがあった。
本発明は、上記した従来のシート検出装置の問題点を解決し、受光手段からの光量が搬送通路を通過するシートを検出するのに最適となるように発光手段の発光光量を自動的に補正して誤検出を防止したシート検出装置を提供することを目的とする。更には、急激な温度変化や一時的なゴミの付着等の突発的な原因に対しても自動補正を追従させて適切に検出を行い誤検出を防止できるシート検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、発光手段と、前記発光手段から放出され
た光をシート搬送通路を介して受光する受光手段と、を備え、前記シート搬送通路を通過するシートが前記発光手段から放出される光を遮ることにより生じる前記発光手段からの光量の変化を前記受光手段が検出してシートの有無を検出するシート検出装置において、前記発光手段を駆動する駆動手段と、前記受光手段からの出力信号で前記駆動手段に負帰還を施し、前記発光手段の光量を変化させる比較手段と、を備えたことを特徴とする。
ここで、発光手段及び受光手段は、搬送通路を介して対向するように配置してもよい。また、搬送通路の一方のシート面側に発光手段及び受光手段を配置し、搬送通路の反対側に発光手段からの光りを受光手段に導くプリズム等や光ロッド等の導光手段を設けたものでもよい。
本発明によれば、比較手段により受光手段からの出力信号で駆動手段に直接負帰還を施すので、例えば、受光手段からの出力値が減少しても発光手段の光量を増加させるように調整し、搬送通路を通過するシートを検出するのに最適状態となるような自動補正が常に行われる。また、常時自動補正が行われているので、急激な測定環境の変化等に対しても自動補正が追従できる。
前記比較手段は、シート搬送通路にシートが通過していない時に前記受光手段で受光する前記発光手段からの光量が許容受光量を維持するように、前記駆動手段に負帰還を施すことが好適である。
前記発光手段から前記受光手段までの光路は、前記シート搬送通路を複数箇所でまたぐことが好適である。
前記発光手段と前記受光手段は、前記シート搬送路の一方のシート面側に配置され、前記シート搬送路の他方のシート面側には、前記発光手段からの光を前記受光手段へ導く導光手段が配置されたことが好適である。
本発明のシート検出装置では、受光手段からの光量が搬送通路を通過するシートを検出するのに最適となるように発光手段の発光光量を自動的に補正して誤検出を防止することができる。更には、急激な温度変化や一時的なゴミの付着等の突発的な原因に対しても自動補正を追従させて適切に検出を行い誤検出を防止することができる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は本発明の実施の形態に係るシート検出装置のブロック図である。
本実施の形態に係るシート検出装置は、シートの搬送通路130の一方のシート面側に配置されるLEDなどの発光手段60及びフォトトランジスタなどの受光手段80、シートの搬送通路130の他方のシート面側に配置され発光手段60からの光を反射により受光手段80に導く導光手段70、を備えている。
また、シート検出装置の状態を制御するCPU200、CPU200からの制御信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ20、D/Aコンバータ20からの出力を電流に変換して発光手段60を発光させる駆動電流を発生させる駆動手段であるところの電圧
電流変換回路(以下「V/I変換回路」という。)50、受光手段80が発生する光電電流を電圧に変換する電流電圧変換回路(以下「I/V変換回路」という。)90、I/V変換回路90からの出力電圧を増幅する増幅回路100、増幅回路100からの出力電圧を所定の電圧でクランプし出力電圧を制限するリミッタ回路105、D/Aコンバータ20から出力される所定の基準電圧とリミッタ回路105の出力電圧とを比較しその差電圧を増幅してV/I変換回路50に負帰還をかける比較手段120、リミッタ回路105からの出力電圧をデジタル信号に変換してCPU200に送信するA/Dコンバータ110、を備えている。
また、不揮発メモリ(EEPROM)300は、D/Aコンバータ20の設定値や、A/Dコンバータ110の出力の初期値を記憶している。
図2は本実施の形態に係るシート検出装置のセンサ部Sの配置図である。
同図において、センサ部Sは発光手段60、受光手段80及び導光手段70によって構成される。発光手段60及び受光手段80はプリント基板85に実装されている。75はプリント基板から突設されるセンサフードであり、発光手段60及び受光手段80を所定位置に位置決めするとともに、受光手段80に発光手段60以外からの光がノイズとなって受光されることを防止する。更にセンサフード75は導光手段70と受光手段80とのクロストーク(漏話)を防止する。
131及び132は、シートの搬送通路130を構成する搬送ガイドであり、搬送ガイド131,132が所定の間隔をもって対向配置され、その間に搬送通路130が形成される。また、搬送ガイド131,132には、シートの搬送方向の等位置に所定の間隔をおいて第1のスリット133及び第2のスリット134が穿孔されている。
導光手段70は反射面73,74を有するプリズムであり、発光手段60から出力された光は第1のスリット133を通過して導光手段70に入射し、反射面73で反射して導光手段70内を通過し、反射面74で再度反射して第2のスリット134を通過し、受光手段80に入射する。
図2において、搬送通路130を搬送されるシートは図中、紙面上方から紙面奥方へ通過し、発光手段60と導光手段70との間、及び導光手段70と受光手段80との間のそれぞれの光を同時に遮る。
図3は図2のA−A断面図である。搬送通路130上をシートは左から右に向かって進む。135,136は第2のスリット134のシート搬送方向でのエッジを示しており、シートの先端は、エッジ135、エッジ136の順番で第2のスリット134を通過していく。
比較手段120は、2つの入力を有する差動増幅回路であり具体的構成を図4に示す。比較手段120は、D/Aコンバータ20から出力される所定の基準電圧VとI/V変換回路90からの出力電圧Vとを用いて出力するVを増幅するもので、抵抗R,Rを備える。尚、I/V変換回路90からの出力電圧はリミッタ回路105が作動しない場合はVとなるが、リミッタ回路105が作動した場合にはV0LMとなる。ここでV0LMの値は、比較手段120の許容電圧やその他の回路の構成により任意に設定可能である。また、リミッタ回路105として増幅回路100の出力飽和を利用することも可能である。なお、以下では、V0LMは特に指し示さない場合にはVとして扱う。
この場合、比較手段120のゲインは、G=R/Rになる。従って、比較手段1
20の出力電圧は、
=(1+G)V−G×V(式1)
となる。
このように構成された本実施の形態によるシート検出装置によれば、発光手段60であるLEDから出た光は、搬送通路130にシートが搬送されない場合には、導光手段70により受光手段80であるフォトトランジスタに導かれ、受光手段80が受光量に応じた電流を出力する。そして、受光手段80からの出力電流は、I/V変換回路90で電圧に変換され、増幅回路100で適宜増幅される。そして、増幅回路100からの出力電圧は、リミッタ回路105を経た後に比較手段120に直接負帰還される。そして、比較手段120は、CPU200からの制御信号に応じてD/Aコンバータ20から出力される基準電圧Vを基準に増幅回路100からの出力電圧を比較増幅してV/I変換回路50に出力する。
このため、受光手段80からの出力電圧が初期状態での出力電圧と変わらない場合には、比較手段120からの出力電圧は増幅されないが、受光手段80からの出力電圧が低下すれば比較手段120は、出力電圧を基準電圧との比較において適宜増幅して、センサ部Sが搬送通路を通過するシートを検出するのに最適状態となるよう常に発光手段60の発光量が自動補正される。
尚、上記実施の形態ではCPU200からの出力信号をD/Aコンバータ20により変換して得られた出力電圧Vを基準電圧として用いた例を示したが、CPU200からの出力信号によらずに、CPUとは独立して設けられた電源により予め定められた基準電圧を発生させるようにしても良い。
ここで、V/I変換回路50の伝達関数をG、発光手段60の変換効率をG、発光手段60から受光手段80までの光量伝達度をηとした場合に受光手段80への入力光量i2は、
i2=V×G×G×η(式2)
となる。
また、受光手段80であるフォトトランジスタの変換効率をG、I/V変換回路90の伝達関数をG、増幅回路100の伝達関数をGとし、リミッタ回路105が作動していない場合のリミッタ回路105からの出力電圧V0LMは増幅回路100の出力電圧Vと等しくなるので、V0LMは、
0LM=V=G×G×G×i2(式3)
となる。
従って、上記式1、式2及び式3よりリミッタ回路105が作動していない場合のリミッタ回路105からの出力電圧V0LMは、
0LM=V=〔{K×η×(1+G)×G}/(1+K×η×G×G)〕×V(式4)
で示す特性を有することとなる。ただし、K=G×G×G×Gとする。
上記式4において、K、G、Gは定数であるので、増幅回路100からの出力電圧Vは、光量伝達度をη及び基準電圧Vにより決定されることとなる。また、増幅回路100の出力電圧Vがリミッタ回路105の上限値に達するとリミッタ回路105の上限電圧であるV0LM=Vに制限される。また、出力電圧Vがリミッタ回路105の下限値に達するとリミッタ回路105の下限電圧であるV0LM=Vに制限される。
また、発光手段60を駆動するための電流をJとすると、受光手段80への入力光量i2は、
i2=J×G×η(式5)
となる。
上記式3、式4及び式5より発光手段60を駆動するための電流Jは、
=〔(1+G)×G/(1+K×η×G×G)〕×V(式6)
で示す特性を有することとなる。
上記式4に示す発光手段60から受光手段80までの光量伝達度ηとリミッタ回路105からの出力電圧Vとの特性を図5の特性図に示す。図中V3.1、V2.7、V2.5、V2.2、はそれぞれ前記基準電圧Vが3.1V、2.7V、2.5V、2.2Vである場合の特性図を示す。また、図中V’3.1、V’2.7、V’2.5、V’2.2、はそれぞれ比較手段120を備えない場合のリミッタ回路105からの出力電圧V0LMの特性図をD/Aコンバータ20から出力電圧Vが3.1V、2.7V、2.5V、2.2Vである場合について示したものである。また、同図においてリミッタ回路105の上限電圧はV=V0LM=4.0V、リミッタ回路105の下限電圧はV=V0LM=0.7Vとした。
図中破線Lは搬送通路130に搬送されるシートによってセンサ部Sが遮光されない場合の光量伝達度を示し、このときの光量伝達度はη≒0.00009である。図5においては、破線Lで示した光量伝達度はセンサ部Sが紙粉等によって感度が低下していない初期光量伝達度η0を示すものである。
図中破線Lは搬送通路130に搬送されるシートが薄紙の場合であって、当該シートによって前記センサ部Sが遮光された場合の光量伝達度を示し、このときの光量伝達度はη≒0.000005である。
また、図中破線Lは前記センサ部Sがシートの有無を判定する場合の閾値を示し、本実施の形態ではリミッタ回路105の上限電圧V0LM=4.0Vの1/2である2.0Vに設定している。尚、閾値は任意に設定できる値である。
従って、図5に示す特性図によれば、センサ部Sが紙粉等によって感度が低下して光量伝達度が下がり、リミッタ回路105からの出力電圧Vが閾値Lと一致した場合の光量伝達度をηthとしてηthの値は、比較手段120を備えない場合のリミッタ回路105からの出力電圧V’3.1、V’2.7、V’2.5、V’2.2、と閾値Lとが一致する場合の光量伝達度ηth’の値に比べて小さくなる。このことから、本実施の形態に係るシート検出装置は、センサ部Sの感度が低下してもシートの有無を測定できるマージンが大きいことが判る。
ここで図6は、閾値を2.0Vとして、D/Aコンバータ20からの出力電圧Vが3.1V、2.7V、2.5V、2.2Vである場合のセンサ部Sがシートの有無を検出できる劣化マージンM=η0/ηthを示したものである。
図6から、例えば、D/Aコンバータ20からの出力電圧が2.7Vである場合には、劣化マージンMが9.0となり、このことは、発光手段60から受光手段80までの光量伝達度ηが、例えば発光手段60にゴミ等が付着することにより伝達度ηが1/9になってもセンサ部Sとしてシートの有無を検出できることを示している。
ここで、D/Aコンバータ20からの出力電圧Vは任意に設定できるが、Vの値が
大きすぎると、上記式6から明らかなように発光手段60を流れる電流Jが大きくなりすぎて発光手段60であるところのLEDの寿命低下を招いてしまう。従って、D/Aコンバータ20からの出力電圧Vは、発光手段60の許容電流を考慮して決定する必要がある。
また、搬送通路130に搬送されるシートによってセンサ部Sが遮光された場合には、受光手段80への入射光量i2は限りなくゼロに近づくためη≒0となり、上記式6から発光手段60を駆動するための電流Jは以下式7で表す最大値J1maxとなる。
1max=(1+G)×G×V(式7)
このため、D/Aコンバータ20からの出力電圧Vは、発光手段60の駆動電流の上限を満たすように決定する必要がある。
従って、D/Aコンバータ20からの出力電圧Vは、CPU200がリミッタ回路105からの出力電圧V0LMを監視しながら発光手段60の許容電流や駆動電流の上限値を考慮して最適化して決定される。
以上説明したように、D/Aコンバータ20からの出力電圧Vを初期設定時に最適な値に設定すれば、その後は、比較手段120がセンサ部Sの光量伝達度ηを維持するように働くので、定期的なセンサ調整が不要になる。
図7は図3に示す搬送通路130の一方の搬送ガイド132に設けられた第2のスリット134上をシートの先端が通過する状態を示した上視図である。本実施の形態に係るシート検出装置では、第2のスリット134は一辺が2mmの矩形とされる。図7において、第2のスリット134のシート搬送方向前後辺をそれぞれ−1mm及び+1mmとし、両辺の中心をゼロ点として座標が決定されている。
図8は、上記図7に示した第2のスリット134上をシートの先端が通過する場合において、リミッタ回路105の出力電圧V0LMの特性を示した特性図である。図8において横軸は図7に示した第2のスリット134のシート搬送方向の座標に対応している。また縦軸はリミッタ回路105からの出力電圧V0LMに対応している。即ちシートの先端が第2のスリット134上を図7において左側−1mmの位置から+1mmの位置に移動する場合のリミッタ回路105からの出力電圧V0LMの出力特性を示している。
図中破線Lはセンサ部Sがシートの有無を判定する場合の閾値を示し、本実施の形態では、リミッタ回路105の上限電圧V0LM=4.0Vの1/2である2.0Vに設定している。
図8から明らかなように、本実施の形態に係るシート検出装置は、比較手段120及びリミッタ回路105を備えているので、第2のスリット134において、センサ部Sがシートの有無を判定する位置は、スリット134の搬送方向下流側の辺(+1mm側)近傍にシートの先端が到達した場合に判定することとなる。
従って、第2のスリット134の搬送方向と垂直な方向の幅を広くしてもシートの検出位置は第2のスリット134の搬送方向下流側端辺近傍とすることができるので、センサ部Sの配置やシートの搬送状態に影響されずに、常にシートの検出精度を高めることが可能となる。従って、シートの検出精度を上げるためスリット幅を狭くする必要があった従来のシート検出装置に比べてスリット幅を広げることができ、また発光手段60及び受光手段80を結ぶ光軸のわずかなズレから生じるシートの誤検出の問題も解決できる。
図1は本発明の実施の形態に係るシート検出装置のブロック図である。 図2は本実施の形態に係るシート検出装置のセンサ部Sの配置図である。 図3は本実施の形態に係るシート検出装置の図2のA−A断面を示す断面図である。 図4は比較手段(差動増幅回路)の構成を示す図である。 図5は本実施の形態に係るシート検出装置の特性図である。 図6は本実施の形態に係るシート検出装置の劣化マージンを示す表図である。 図7はスリット上をシートの先端が通過する状態を示した上視図である。 図8はスリット上をシートの先端が通過する際の出力電圧V0LMの特性を示した特性図である。 図9は従来のシート検出装置のブロック図である。
符号の説明
50 V/I変換回路
60 発光手段(LED)
80 受光手段(フォトトランジスタ)
105 リミッタ手段
120 比較手段
130 搬送通路

Claims (4)

  1. 発光手段と、前記発光手段から放出された光をシート搬送通路を介して受光する受光手段と、を備え、
    前記シート搬送通路を通過するシートが前記発光手段から放出される光を遮ることにより生じる前記発光手段からの光量の変化を前記受光手段が検出してシートの有無を検出するシート検出装置において、
    前記発光手段を駆動する駆動手段と、
    前記受光手段からの出力信号で前記駆動手段に負帰還を施し、前記発光手段の光量を変化させる比較手段と、
    を備えたことを特徴とするシート検出装置。
  2. 前記比較手段は、シート搬送通路にシートが通過していない時に前記受光手段で受光する前記発光手段からの光量が許容受光量を維持するように、前記駆動手段に負帰還を施すことを特徴とする請求項1に記載のシート検出装置。
  3. 前記発光手段から前記受光手段までの光路は、前記シート搬送通路を複数箇所でまたぐことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート検出装置。
  4. 前記発光手段と前記受光手段は、前記シート搬送路の一方のシート面側に配置され、
    前記シート搬送路の他方のシート面側には、前記発光手段からの光を前記受光手段へ導く導光手段が配置されたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のシート検出装置。
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