JP2002304037A - 画像位置検出装置 - Google Patents

画像位置検出装置

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JP2002304037A
JP2002304037A JP2001106361A JP2001106361A JP2002304037A JP 2002304037 A JP2002304037 A JP 2002304037A JP 2001106361 A JP2001106361 A JP 2001106361A JP 2001106361 A JP2001106361 A JP 2001106361A JP 2002304037 A JP2002304037 A JP 2002304037A
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JP2001106361A
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Shinichiro Taga
慎一郎 多賀
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 差動アンプを用いて画像位置の検出を行う場
合でも画像位置の検出精度が劣化するのを防ぐことがで
きる画像位置検出装置を得る。 【解決手段】 フォトダイオード96A、96Bの出力
信号Da,Dbは、電流−電圧変換器102、112に
より利得IVga,IVgbで各々増幅されて差動入力
増幅器114に出力される。差動入力増幅器114は、
電流−電圧変換器102、112の出力信号の差分を増
幅して差動信号Diffとしてコンパレータ116へ出
力する。コンパレータ116は、閾値shと差動信号D
iffを比較し、差動信号が閾値shを越えた場合にハ
イレベルを出力する。利得IVga、IVgbは、(D
a×IVga−Db×IVgb)<0を満たすように各
々異なる値に設定されている。これにより閾値shとの
差が大きくなる方向にオフセット電圧が発生するため、
誤検出を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像位置検出装置
に係り、特に、複数の画像形成部によって転写体上に各
々形成された画像位置検出用パターンを検出する画像位
置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光体ドラム、感光体ドラム
を帯電させる帯電器、感光体ドラム上で光ビームを走査
させて静電潜像を形成する光学走査装置、静電潜像を現
像してトナー像を形成させる現像器を備えた画像形成部
を、無端の転写ベルトの移動方向に沿って複数配設し、
各画像形成部によって各感光体ドラム上に形成された互
いに異なる色のトナー像を転写ベルト上に順次転写し、
転写ベルト上に形成されたカラートナー像を記録材料に
一括転写することで記録材料上にカラー画像を形成す
る、所謂タンデム方式のカラー画像形成装置が知られて
いる。
【0003】タンデム方式のカラー画像形成装置は画像
形成部が各色毎に設けられているのでカラー画像を効率
良く形成できるが、転写べルト上への各色のトナー像の
転写位置を正確に一致させることが困難であり、微妙な
色ずれが生じて良好な画質が得られないことが多いとい
う問題がある。色ずれの原因としては、各感光体ドラム
の回転速度の誤差、転写ベルトの移動速度の誤差や蛇
行、各画像形成部の画像書き出しタイミングの誤差等の
装置固有の誤差が挙げられる。また、経時変化や環境変
化に起因する各画像形成部の相対位置の微小な変化や画
像形成部自体の変形、各制御タイミングの変動等も色ず
れの原因となっている。
【0004】装置固有の誤差に起因する色ずれについて
は、装置の出荷時等に各種の調整を行うことで許容範囲
内に抑制することが可能であるが、調整に時間及び手間
がかかるので装置コストの大幅な上昇に繋がる。また、
経時変化や環境変化に起因する色ずれは、装置出荷後に
日々発生し得るものであるので、安定的に色ずれのない
良好な画質を得ることは困難である。このため、各画像
形成部によって転写ベルト上に各々形成された画像位置
検出用のパターン像の位置を画像位置検出部によって各
々検出して各色のパターン像の形成位置のずれ量を演算
し、各画像形成部による転写ベルト上への画像形成位置
が演算したずれ量分だけ移動するように制御する色ずれ
補正を定期的に行うことが従来より提案されている(例
えば特開平6−118735号公報参照)。
【0005】しかし、上記の色ずれ補正によって良好な
画質の画像を得るためには、画像位置検出部によるパタ
ーン像の検出精度が極めて重要となってくる。一般に、
高品質なカラー画像における色ずれの許容量は最大でも
0.15mm程度である。これに対し、各種部品の寸法
誤差や補正量演算の誤差も色ずれ補正の精度に影響を与
えることを考慮すると、色ずれ量を許容値以下に抑制す
るためには、画像位置検出部が数μm〜数十μm以下の
検出精度でパターン像の位置を検出することが求められ
る。
【0006】これに対して画像位置検出部は、発光部
(光源)と、該発光部から射出され転写ベルトで反射さ
れた光を検出する検出部を備え、検出部における検出光
量の変化からパターン像を検出する構成(反射型)が採
用されることが多いが、発光部の発光光量のばらつきや
転写ベルトの振動によるベルトとの距離の変動等によっ
て検出精度が低下するので、パターン像の位置検出を安
定かつ正確に行うことは困難である。また、画像位置検
出部の出力は、装置を設置してからの使用期間が長期化
するに伴って転写ベルト上に付着した汚れや発光部に付
着したトナーや塵埃等によっても変化する。
【0007】画像位置検出部の検出部としては、例えば
図12(A)に示すような一対のフォトダイオード20
1A、201Bを使用したものがある。このような画像
検出部では、図12(B)に示すように、フォトダイオ
ード201Aの出力値(出力信号)Daとフォトダイオ
ード201Bの出力値(出力信号)Dbが等しくなる位
置202を検出することによって、図12(A)に示す
フォトダイオード201A,201B上に光学的に投影
された画像位置検出用パターン203の重心線204と
フォトダイオード201A,201Bの中心線205と
が一致したことを検出することができる。
【0008】そして、ここで使用されるフォトダイオー
ド201A,201Bは、半導体プロセスにより製造さ
れるので、フォトダイオード201A,201B間に
0.1mm程度のギャップを正確に作ることが可能であ
るため、画像位置検出用パターン203の位置を高精度
に検出することが可能となる。
【0009】また、画像位置検出用パターン203の重
心線204を正確に検出する必要がない場合には、図1
3に示すように、何も検出していないときのフォトダイ
オード201A,201Bの出力値Da,Dbに出力差
ΔAが生じるように設定し、Da<Dbとなったときに
検出信号206がハイレベルとなるようにすることによ
り、比較的簡単な構成で、決まった位置での画像位置検
出が可能となる。
【0010】しかしながら、フォトダイオード201
A,201Bの出力レベルを単純に比較する方法では、
フォトダイオード201A,201Bの出力波形の変動
がそのまま検出位置のばらつきに影響を与えるため、検
出精度が低くなってしまう場合がある。
【0011】また、画像位置検出部の発光部から射出さ
れた光の光量の変動によってフォトダイオード201
A,201Bの出力波形の振幅が変化してしまう場合に
も検出精度が低くなってしまう場合がある。このような
画像位置検出部の発光部には、LEDが用いられる場合
が多いが、LEDの光量のばらつきは比較的大きく、フ
ォトダイオードの出力信号の振幅を一定にするためには
LEDの電流値の調整が必要となり、製造単価を上昇す
る原因となる。
【0012】さらに、製造時等の初期の段階でLEDの
光量を調整してフォトダイオードの振幅を一定にしたと
しても、その後の汚れや経時劣化による光量低下により
フォトダイオードの出力信号の振幅が低下し、これに伴
なって検出精度が劣化していしまう、という問題があっ
た。
【0013】この問題を解決するため、フォトダイオー
ド201A,201Bの出力の差をとり、この差が所定
の閾値以上の場合を検出することにより画像位置検出用
パターンを検出することが考えられる。例えば、図11
(A)、(B)に示すように、フォトダイオード201
Aの出力値Daとフォトダイオード201Bの出力値D
bとの差動信号Diff(=Da−Db)が閾値(電
圧)shを越える点をコンパレータ等により検出して、
図11(C)に示すような差動信号Diffが閾値sh
を越えている期間はハイレベルとなる出力信号206を
出力することにより画像位置検出パターンを検出する。
【0014】このように、フォトダイオード201A,
201Bの出力値の差分を取ることにより、画像位置検
出用パターンの重心線204がフォトダイオード201
A,201Bの中心線205と重なる位置、すなわちフ
ォトダイオード201A,201Bの出力値Da,Db
が等しくなり、出力が略0Vとなる点(ゼロクロス点)
における差動信号Diffの変化率(dv/dt)、す
なわち傾きを大きくすることできるため、検出位置のば
らつきを抑えることができる。また、検出信号206を
出力するためのコンパレータに入力される比較電圧(閾
値)に安定化された直流電圧を使用することが出来るた
め、検出位置のばらつきを極めて小さくすることが可能
となる。
【0015】また、差動信号Diffの振幅が、予測さ
れる最小光量(発光部のLEDの初期特性の最悪値及び
汚れによる光量低下予測値)のときに要求精度が得られ
る振幅になるように、出力値Da、Dbの差分を取る差
動アンプのゲインを設定し、ダイナミックレンジ以上の
振幅分はクリップ回路によりクリップすることで差動信
号Diffの飽和を防ぐことによりLEDの電流調整を
不要にすることができると共に、経時劣化による精度劣
化も防止することができる。
【0016】また、差動信号Diffを用いることによ
りコモンモードノイズを相殺できるため、外来ノイズに
対しても有利になる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォトダイ
オードは1つのチップ上に極めて近接して位置している
ため感度のばらつきや暗電流の差などはほとんど無視で
きるが、未定着トナー像からの反射光は微小であり、フ
ォトダイオードの出力電流は数十ナノアンペア程度であ
るため信号処理回路の増幅率を大きくする必要があり、
その増幅率は例えば160dB前後の値になる。このた
め、差動アンプの前段に設けられる電流電圧変換アンプ
のゲインやDC電圧のわずかなばらつきでも差動アンプ
の出力に大きなオフセット電圧が重畳する。
【0018】このオフセット電圧の変動による影響は以
下のようなものである。例えば黒トナー像の検出は、ま
ず下地として黄色トナー像を形成し、その上を所望の位
置に画像位置検出パターンの形状をした窓が設けられた
黒トナー像で覆うことにより画像位置検出パターンの黄
色トナー像を露出させ、これを検出することで行うが、
このとき黒トナー像の下側に形成された下地の黄色トナ
ー像が透けてしまう場合がある。差動アンプの出力にオ
フセット電圧が重畳していると、透けた黄色トナー像に
よる反射光によりフォトダイオードの出力が増大するた
め、差動アンプのオフセット電圧が変化して閾値を越
え、誤検出してしまう場合がある。
【0019】差動アンプを用いた場合、閾値をゼロクロ
ス電圧に近い電圧に設定するほど検出精度は良好にな
る。レジストレーション制御に使用される画像位置検出
部には検出精度として数十μmの精度が要求されるた
め、閾値とゼロクロス電圧との差を例えば100mV程
度に設定しなければならないが、オフセット電圧の変動
をこのように微小な値に抑えるのは困難であり、調整回
路を設けたり、差動アンプに帰還ループを設けることに
よりオフセット電圧を抑えるようにすることもできる
が、回路の複雑化、コストの増大などの要因となる。
【0020】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
であり、差動アンプを用いて画像位置の検出を行う場合
でも画像位置の検出精度が劣化するのを防ぐことができ
る画像位置検出装置を得ることが目的である。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明に係る画像位置検出装置は、所定方向
へ移動されると共に複数の画像形成部によって互いに異
なる色の画像位置検出用パターンが各々形成される転写
体に光を照射する発光部と、前記所定方向に隣接して配
置され、かつ前記発光部から射出され前記転写体で反射
された光を各々検出する一対の光検出部と、前記一対の
光検出部から各々出力された検出信号を各々増幅する一
対の増幅器と、前記一対の増幅器から各々出力された増
幅信号の差動信号を増幅して出力する差動増幅器と、前
記差動増幅器から出力された差動信号と所定閾値との比
較結果に基づいて前記画像位置検出用パターンの検出結
果を出力する比較器と、を備えた画像位置検出装置にお
いて、前記差動増幅器からオフセット信号が出力される
場合に、前記オフセット信号と前記所定閾値との差が大
きくなるように、前記一対の増幅器の利得が異なる値に
設定されていることを特徴とする。
【0022】発光部は、所定方向へ移動されると共に複
数の画像形成部によって互いに異なる色の画像位置検出
用パターンが各々形成される転写体に光を照射する。各
色の画像位置検出用パターンは、前記所定方向に所定間
隔で転写体に形成される。この各色の画像位置検出用パ
ターンの間隔を検出することにより、複数の画像形成部
により形成される各色の画像の前記所定方向の位置ずれ
を検出することができる。なお、発光部には、例えばL
ED等を用いることができる。
【0023】一対の光検出部は、発光部から射出され転
写体で反射された光を各々検出する。また、一対の光検
出部は、前記所定方向に隣接して配置されており、例え
ば少なくとも画像位置検出用パターンの所定方向におけ
る幅よりも短い間隔で配置する。これにより、一対の光
検出部の各々で画像位置検出用パターンを検出する期間
が生じ、各々の光検出部の検出信号が一致した時を検出
することにより、画像位置検出用パターンを検出するこ
とができる。
【0024】画像位置検出用パターンは、例えばトナー
等により転写体に形成されるが、未定着トナーによる反
射率は微小であるため、一対の増幅器により、一対の光
検出部から各々出力された検出信号を各々増幅する。
【0025】差動増幅器は、一対の増幅器から各々出力
された増幅信号の差動信号を増幅して出力する。この差
動信号が略0になるゼロクロス点を検出すること、すな
わち各々の光検出部の検出信号が一致したときを検出す
ることにより、画像位置検出用パターンを検出すること
ができる。
【0026】比較器は、差動増幅器から出力された差動
信号と所定閾値との比較結果に基づいて画像位置検出用
パターンの検出結果を出力する。
【0027】所定閾値は、画像位置検出用パターンの検
出精度を劣化させないように、ゼロクロス点付近に設定
される。例えば、差動増幅器が、所定方向下流側に配置
された光検出器の検出信号から所定方向上流側に配置さ
れた光検出器の検出信号を減算した信号を差動信号とす
る場合は、所定閾値は正側に設定される。この場合、比
較器は、例えば差動信号が所定閾値を越えた場合に画像
位置検出用パターンを検出したことを示す信号を出力
し、差動信号が所定閾値以下の場合に画像位置検出用パ
ターンを検出していないことを示す信号を出力する。
【0028】一方、差動増幅器が、所定方向上流側に配
置された光検出器の検出信号(を増幅した信号)から所
定方向下流側に配置された光検出器の検出信号(を増幅
した信号)を減算した信号を差動信号とする場合は、所
定閾値は負側に設定される。この場合、比較器は、例え
ば差動信号が所定閾値よりも小さくなった場合に画像位
置検出用パターンを検出したことを示す信号を出力し、
差動信号が所定閾値以上の場合に画像位置検出用パター
ンを検出していないことを示す信号を出力する。
【0029】ところで、上記のように、一対の光検出部
から各々出力された検出信号は、一対の増幅器により各
々増幅されて差動増幅器に入力されるため、転写体の微
小な反射率の変動などによって差動増幅器からオフセッ
ト信号が出力される場合がある。
【0030】そこで、本発明では、差動増幅器からオフ
セット信号が出力される場合に、オフセット信号と所定
閾値との差が大きくなるように、一対の増幅器の利得が
異なる値に設定されている。
【0031】例えば、一対の増幅器のうち、所定方向下
流側に配置された光検出器(第1光検出器とする)の検
出信号(第1検出信号とする)を増幅する増幅器の利得
を第1利得とし、所定方向上流側に配置された光検出器
(第2光検出器とする)の検出信号(第2検出信号とす
る)を増幅する増幅器の利得を第2利得とした場合にお
いて、差動信号を、第1検出信号×第1利得−第2検出
信号×第2利得とした場合、すなわち、所定閾値が正側
に設定される場合には、第2利得が第1利得よりも大き
くなるように、一対の増幅器の回路定数を各々設定す
る。これにより、転写体の反射率の変動等により、一対
の光検出器からの微小な検出信号が各々増幅されて、差
動増幅器からオフセット信号が出力されるような場合で
も、オフセット信号は、負側に増幅される、すなわち所
定閾値との差が大きくなる方向に増幅されるため、オフ
セット信号が所定閾値を越えてしまうのを防ぐことがで
きる。従って、誤検出を抑えることができ検出精度を向
上させることができる。
【0032】一方、差動信号を、第2検出信号×第2利
得−第1検出信号×第1利得とした場合、すなわち、所
定閾値が負側に設定される場合にも、第2利得が第1利
得よりも大きくなるように、一対の増幅器の回路定数を
各々設定する。これにより、転写体の反射率の変動等に
より、一対の光検出器からの微小な検出信号が各々増幅
されて、差動増幅器からオフセット信号が出力されるよ
うな場合でも、オフセット信号は、正側に増幅される、
すなわち所定閾値との差が大きくなる方向に増幅される
ため、オフセット信号が所定閾値よりも小さくなってし
まうのを防ぐことができる。従って、誤検出を抑えるこ
とができ検出精度を向上させることができる。
【0033】また、請求項2にも記載したように、差動
増幅器は、一対の増幅器から各々出力された増幅信号を
クランプするためのクランプ回路を含むようにすること
が好ましい。このクランプ回路は、差動増幅器の動作範
囲を越えないように増幅信号を各々クランプする。これ
により、一対の増幅器の利得を高くすることができ、差
動信号のゼロクロス点付近における変化率、すなわち傾
きを大きくすることができる。これにより、発光部の光
量制御を厳密に行う必要がなくなると共に、検出精度の
ばらつきを抑えることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を詳細に説明する。なお、以下では本発明
に支障のない数値を用いて説明するが、本発明は以下に
記載した数値に限定されるものではない。
【0035】図2には本実施形態に係るカラー画像形成
装置10が示されている。カラー画像形成装置10は、
プラテンガラス14上の所定位置に載置された原稿16
を露光走査しCCDセンサ13により読み取って画像信
号に変換する原稿読取装置12と、原稿読取装置12に
よる読み取りによって得られた画像信号に基づいて、用
紙50上にカラー画像を形成する画像形成装置18と、
を備えている。
【0036】画像形成装置18は、CCDセンサ13に
よる読み取りによって得られた画像信号をY,M,C,
Bk各色のデジタル画像データに変換して蓄積する画像
蓄積部82と、CPU、ROM、RAM等を含んで構成
されカラー画像形成装置10における処理全般を制御す
る制御部80を備えている。カラー画像形成装置10の
上面には、メッセージ等を表示するディスプレイ84A
と、オペレータが各種コマンド等を入力するためのキー
ボード84Bとを含んで構成された操作部84が設けら
れている。操作部84は制御部80と接続されている
(図示省略)。
【0037】また、画像形成装置18は、駆動ローラ3
2、34、36、38に巻き掛けられた無端の中間転写
ベルト30を備えている。中間転写ベルト30は、トナ
ー像を静電転写するためにカーボンにより体積抵抗を調
整された誘電体であり、駆動ローラ32、34、36、
38によって所定方向(駆動ローラ32、38間では矢
印B方向)に周回搬送される。中間転写ベルト30は、
一例として周長が2111mm、搬送速度(プロセスス
ピード)が264mm/秒とすることができる。この場
合、中間転写ベルト30は一周8秒で周回する。中間転
写ベルト30は請求項1に記載の媒体、および請求項7
に記載の転写体に対応している。
【0038】中間転写ベルト30の上側には、矢印B方
向に沿って、中間転写ベルト30上にY色のトナー像を
形成する画像形成部20、中間転写ベルト30上にM色
のトナー像を形成する画像形成部22、中間転写ベルト
30上にC色のトナー像を形成する画像形成部24、中
間転写ベルト30上にBk色のトナー像を形成する画像
形成部26、及び画像検出部28(詳細は後述)が順に
設けられている。
【0039】画像形成部20は、略円筒状で軸線を中心
に矢印A方向に回転可能とされ中間転写ベルト30に外
周面が接するように配置された感光体20Cを備えてお
り、感光体20Cの外周には、感光体20Cの外周面を
所定の電位に帯電させる帯電器20Dが設けられてい
る。帯電器20Dの近傍には走査露光部20Aが設けら
れている。走査露光部20Aは、Yの画像データに従っ
てレーザ光を変調すると共に、変調したレーザ光をミラ
ー20Hを介して感光体20Cの外周面上で走査させる
ことで、感光体20Cの外周面上の帯電された部分に画
像のY色成分に対応した静電潜像を形成する。
【0040】感光体20Cの外周面へのレーザ光照射位
置よりも矢印A方向に沿って下流側には、現像装置20
B、転写装置20F及びクリーニング装置20Eが順に
設けられている。現像装置20Bは、トナー供給部20
GよりY色のトナーが供給され、走査露光部20Aによ
り形成された静電潜像をY色のトナーによって現像しY
色のトナー像を形成させる。また、転写装置20Fは中
間転写ベルト30を挟んで感光体20Cの外周面と対向
するように配置されており、感光体20Cの外周面に形
成されたY色のトナー像を中間転写ベルト30の外周面
に転写する。また、トナー像転写後に感光体20Cの外
周面に残存しているトナーはクリーニング装置20Eに
よって除去される。
【0041】なお、図2より明らかなように、画像形成
部22、24、26の構成は画像形成部20の構成と同
一である(但し、形成するトナー像の色は互いに異な
る)ので説明を省略する。画像形成部20、22、2
4、26は、各々が形成した各色のトナー像が中間転写
ベルト30の外周面上で互いに重なり合うようにトナー
像を転写させる。これにより、中間転写ベルト30の外
周面上にフルカラーのトナー像が形成される。
【0042】また、中間転写ベルト30の周回路に沿っ
て、画像形成部20よりも中間転写ベルト30の周回方
向上流側には、中間転写ベルト30のトナーの吸着性を
良好にするために中間転写ベルト30の表面電位を所定
電位に維持する吸着ローラ40、中間転写ベルト30か
らトナーを除去するクリーニング装置42、中間転写ベ
ルト30上の予め定められた基準位置(例えば光反射率
の高いシール等から成るマークが付されている)を検出
する基準位置検出センサ44が順に設けられている。
【0043】一方、中間転写ベルト30配設位置の下方
には、多数枚の用紙50を積層状態で収容するトレイ5
4が設けられている。トレイ54に収容されている用紙
50は、引出しローラ52の回転に伴ってトレイ54か
ら引出され、搬送ローラ対55、56、58によって転
写位置(駆動ローラ36及び転写ローラ60が配設され
ている位置)へ搬送される。転写ローラ60は中間転写
ベルト30を挟んで駆動ローラ36と対向するように配
置されており、転写位置へ搬送された用紙50は、転写
ローラ60と中間転写ベルト30とに挟持されることに
より、中間転写ベルト30の外周面上に形成されたフル
カラーのトナー像が転写される。トナー像が転写された
用紙50は、搬送ローラ対62により定着装置46へ搬
送され、定着装置46によって定着処理が施された後、
用紙トレイ64へ排出される。
【0044】次に、画像検出部28の構成について説明
する。図3に示すように、画像検出部28は3個の画像
検出ユニット90A,90B,90Cを備えている。こ
の画像検出ユニット90A〜90Cは、中間転写ベルト
30の幅方向に沿って中央及び両側(中間転写ベルト3
0の幅方向に沿って画像領域の中央及び両端に対応する
位置)の3カ所の上方に各々配置されている。なお、図
3は中間転写ベルト30の外周面上に画像位置検出用パ
ターン(詳細は後述)が形成されている状態が示されて
いる。画像検出ユニット90A〜90Cは互いに同一の
構成であるので、以下では画像検出ユニット90Aを例
に、図1及び図4を参照して構成を説明する。
【0045】図1に示すように、画像検出ユニット90
Aは一対の反射光量検出部92A,92Bを備えてい
る。なお、図1では反射光量検出部92Aに「D1」、
反射光量検出部92Bに「D2」の符号を付して各々を
区別している。反射光量検出部92Aは、単一のLED
94と、2個のフォトダイオード96A,96Bを備え
ており、同様に反射光量検出部92Bも単一のLED9
8と2個のフォトダイオード100A,100Bを備え
ている。
【0046】図4(B)に示すように、反射光量検出部
92A,92Bの計4個のフォトダイオード96A,9
6B,100A,100Bは、受光面が各々扁平な平行
四辺形状とされている。フォトダイオード96A,96
Bの受光面は互いの長辺同士が接することで単一の平行
四辺形状の受光面領域を形成しており、同様にフォトダ
イオード100A,100Bの受光面も互いの長辺同士
が接することで単一の平行四辺形状の受光面領域を形成
している。そして、フォトダイオード96A,96Bの
受光面領域とフォトダイオード100A,100Bの受
光面領域は、副走査方向、すなわち中間転写ベルト30
の移動方向を中心にして左右対象に例えば45度の角度
で単一の略L字状(略山型)の受光面領域を形成するよ
うに互いの短辺同士が接している。
【0047】フォトダイオード96A,96B,100
A,100Bによる中間転写ベルト30の外周面上での
検出範囲は、上記の受光面領域の形状に対応して略山型
(略L字状)になる(図5の個々の画像検出ユニットの
ブロックの中に、中間転写ベルト30の外周面上での検
出範囲を表す図形を示す)が、フォトダイオード96
A,96B,100A,100Bは、後述する画像位置
検出用パターンの形状に合わせて、中間転写ベルト30
の外周面上での検出範囲の略山型の頂部に相当する位置
が、中間転写ベルト30の移動方向に沿った最上流側に
位置するように各々配置されている。
【0048】これにより、中間転写ベルト30の外周面
上での反射光量検出部92Aのフォトダイオード96
A,96Bの検出範囲は、反射光量検出部92AのLE
D94の照射位置の軌跡を各々跨ぎ、かつ中間転写ベル
ト30の移動方向に沿って互いにずれた位置に位置する
ことになり、LED94から射出され中間転写ベルト3
0の外周面(又は外周面上に形成された画像)によって
反射された赤外域の波長の光はフォトダイオード96
A,96Bで各々受光される。
【0049】同様に、中間転写ベルト30の外周面上で
の反射光量検出部92Bのフォトダイオード100A,
100Bの検出範囲は、反射光量検出部92BのLED
98の照射位置の軌跡を各々跨ぎ、かつ中間転写ベルト
30の移動方向に沿って互いにずれた位置に位置するこ
とになり、LED98から射出され中間転写ベルト30
の外周面(又は外周面上に形成された画像)によって反
射された光はフォトダイオード100A,100Bで各
々受光(光量検出)される。
【0050】図1に示すように、フォトダイオード96
Aの出力端は電流−電圧変換器102、増幅器104、
A/D変換器106を介して制御部80のマイクロコン
ピュータ108に接続されており、フォトダイオード9
6Aから出力される受光量に応じた大きさの電流は、フ
ォトダイオード96Aの出力電圧を表すデジタルデータ
に変換されてマイクロコンピュータ108に入力され
る。マイクロコンピュータ108はLEDドライバ11
0を介してLED94に接続されている。
【0051】また、フォトダイオード96Bの出力端は
電流−電圧変換器112を介して差動入力増幅器114
の2個の入力端の一方に接続されており、2個の入力端
の他方には電流−電圧変換器102の出力端が接続され
ている。
【0052】電流−電圧変換器102は、フォトダイオ
ード96Aからの出力信号(検出信号:数ナノアンペア
程度)を所定の利得IVga(例えば120db程度)
で増幅した増幅信号を差動入力増幅器114へ出力する
(例えば数mV程度)。また、電流−電圧変換器112
は、フォトダイオード96Bからの出力信号(検出信
号:数ナノアンペア程度)を所定の利得IVgb(例え
ば120db程度)で増幅した増幅信号を差動入力増幅
器114へ出力する(例えば数mV程度)。
【0053】なお、電流−電圧変換器102、112に
含まれる図示しないオペアンプに含まれる帰還抵抗Rf
は、フォトダイオード96A,96Bの出力値Da、D
bと、要求される出力電圧により決定されるが、フォト
ダイオード96A,96Bと並列接続される図示しない
並列抵抗Rshよりも大きくなると、オペアンプの雑音
電圧や入力オフセット電圧が(1+Rf/Rsh)倍さ
れ、出力信号に重畳されてしまうため無制限には大きく
することは出来ない。
【0054】差動入力増幅器114は、図8に示すよう
に、クランプ回路122A,122B,差動増幅器12
4で構成されている。クランプ回路122A,122B
は、電流−電圧変換器102、112からの出力信号D
a,Dbを各々クランプする。すなわち、図10(A)
に示すように、所定レベル以上の電圧を予め定めた電圧
に固定する。差動増幅器124は、クランプ回路122
A,122Bからの信号の差分を所定の利得Dfg(例
えば40〜60db程度)で増幅して図10(B)に示
すような差動信号Diffとしてコンパレータ116へ
出力する。
【0055】このように、差動入力増幅器114にクラ
ンプ回路が設けられているため、差電流−電圧変換器1
02、112の利得が大きい場合でも、図10(B)に
示すように、差動増幅器124の動作電圧範囲をオーバ
ーすることなく、正常動作を維持することができる。
【0056】このように、差動入力増幅器114は、電
流−電圧変換器112,102から入力された信号の差
分(フォトダイオード96A,96Bの受光量差に相
当)を増幅して出力する。なお、図6には画像検出部2
8が画像位置検出用パターンを検出した際の差動入力増
幅器114の出力電圧のおおよその変化(パターン検出
波形)を、画像位置検出用パターン132と対応させて
示す。
【0057】すなわち、図10(A)に示すように、フ
ォトダイオード96Aの出力値をDa、フォトダイオー
ド96Bの出力値をDbとした場合、差動入力増幅器1
14は、図10(B)に示すように、出力値Daと出力
値Dbとの差分を増幅して差動信号Diffとしてコン
パレータ116へ出力する。なお、差動信号Diff
は、次式で表される。
【0058】 Diff=(Da×IVga−Db×IVgb)×Dfg …(1) 差動入力増幅器114の出力端はコンパレータ116、
バッファ118、カウンタ120を介してマイクロコン
ピュータ108に接続されている。コンパレータ116
は、差動入力増幅器114から入力された差動信号Di
ffのレベルを予め設定された閾値sh(所定閾値)と
比較し、差動信号Diffのレベルが閾値sh以上のと
き(Diff>sh)には出力信号をハイレベル(便宜
的に「ON」という)、信号のレベルが閾値sh未満の
ときには出力信号をローレベル(便宜的に「OFF」と
いう)に切替える。
【0059】すなわち、コンパレータ116は、例えば
図10(B)、(C)に示すように、差動信号Diff
が閾値shを越えている期間ハイレベルとなる出力信号
206を出力する。このコンパレータ116からの出力
信号は、バッファ118を介してカウンタ120へ入力
される。
【0060】カウンタ120は、入力された信号のレベ
ルが「OFF」から「ON」に切り替わるとカウントを
開始し、信号のレベルが「ON」から「OFF」に切り
替わった後に再度「OFF」から「ON」に切り替わる
と、それまでのカウント値をマイクロコンピュータ10
8へ出力すると共にカウント値をリセットし、次に信号
のレベルが「OFF」から「ON」に切り替わる迄の時
間をカウントすることを繰り返す。
【0061】マイクロコンピュータ108は、画像検出
部28が画像位置検出用パターンを検出した時に、カウ
ンタ120から入力されたカウント結果に基づいて画像
(画像位置検出用パターン)の位置を検出し、画像形成
部20、22、24、26による画像の形成位置を補正
する。
【0062】ところで、上記(1)式について、理想的
な状態の場合、すなわちLED94の汚れや経時劣化に
よる光量の低下がない場合を考えると、Diff=0と
なるが、実際にはフォトダイオード96A,96Bに並
列接続される並列抵抗、電流−電圧変換器の利得IVg
a、IVgbには必ずバラツキがあるため、(Da×I
Vga−Db×IVgb)≠0となり、これがオフセッ
ト電圧(オフセット信号)となって差動増幅器124で
Dfg(40〜60dB)倍されて出力される。また、
中間転写ベルト30の反射率の変動等によってもオフセ
ット電圧が発生する。このオフセット電圧をキャンセル
するためには帰還回路を設ける必要があるが、回路が複
雑となる。
【0063】また、検出精度を上げるには図10(B)
に示すように、閾値shを0V付近に設定する必要があ
る。しかしながら、前述したようなオフセット電圧の影
響により閾値shを越えてしまい、誤検出してしまう場
合がある。また、例えばY色トナーの上にBk色トナー
を重ねた画像位置検出用パターンを用いた場合に、Y色
トナー単色の部分とY色とBk色トナーとが重なった部
分とで差動信号Diffが変化してしまうため、閾値s
hを超えてしまい、誤検出してしまう可能性がある。
【0064】このため、本実施形態では、本来は同じ値
に設定すべき利得IVga、IVgbが、(Da×IV
ga−Db×IVgb)<0を満たすように各々異なる
値に設定している。すなわち、利得IVgbが利得IV
gaよりも大きくなるように、電流−電圧変換器10
2、112の回路定数を設定する。
【0065】なお、これは、閾値shが、上記のように
画像位置検出用パターンを未検出の場合の差動信号Di
ffの正常なレベル(この場合は0V)よりも高い電圧
(この場合は正の電圧)に設定されている場合である
が、例えば上記とは逆に、差動信号Diffを(Db×
IVgb−Da×IVga)×Dfgとし、閾値sh
が、画像位置検出用パターンを未検出の場合の差動信号
Diffの正常なレベル(この場合は0V)よりも低い
電圧(この場合は負の電圧)に設定されている場合も同
様に、利得IVga、IVgbが、(Db×IVgb−
Da×IVga)>0を満たすように、すなわち例えば
利得IVgbが利得IVgaよりも大きくなるように、
電流−電圧変換器102、112の回路定数を設定す
る。
【0066】これにより、中間転写ベルト30の反射率
が変動したような場合でも、閾値shとの差が大きくな
る方向にオフセット電圧が発生するため、差動信号Di
ffが閾値shを越えることがなく、誤検出を抑えるこ
とができる。
【0067】なお、反射光量検出部92Bのフォトダイ
オード100A,100Bにも反射光量検出部92Aと
同一構成の回路が接続されているので、接続されている
回路の各部に同一の符号を付し(図1)、説明を省略す
る。
【0068】次に、中間転写ベルト30の外周面上に形
成される画像位置検出用パターン、及び上述したLED
光量制御処理に続いて行われる前記画像位置検出用パタ
ーンの検出について説明する。
【0069】本実施形態では、図5に示すような画像位
置検出用パターン132が中間転写ベルト30の外周面
上に光量制御用パターン130と若干の間隔を空けて形
成されるように画像形成部20,22,24,26を制
御する。
【0070】本実施形態に係る画像位置検出用パターン
132は、図5に示すように、検出部の受光面の形状
(図4(B)参照)と略同様に略山型(略L字状)で、
山型の頂部に相当する位置が副走査方向に沿った最上流
側に位置するように形成されるパターン(以下、便宜的
に「山型パターン」と称する)を基本パターンとし、3
個の山型パターンが一定間隔毎に形成されて成るパター
ン群が、副走査方向に沿って多数形成されて構成されて
いる。
【0071】各山型パターンは、Y,M,C各色のトナ
ーのうちの少なくとも1色のトナーにより形成されるこ
とでY,M,C3色のうちの少なくとも1色を含んでい
ると共に、同一のパターン群に含まれる3個の山型パタ
ーンは、互いに他の山型パターンと少なくとも部分的に
異なる色で形成されている。
【0072】なお、Bk色トナーについては、山型パタ
ーンの下地として部分的に使用される。すなわち、Bk
色トナーの光反射率特性は低く、中間転写ベルト30と
Bk色トナーの光反射率の差異は小さいので、中間転写
ベルト30を下地としてBkトナーにより形成されたパ
ターンを精度良く検出することは困難である。
【0073】このため、本実施形態では、図5に示すよ
うに、一部のパターン群(図5において上から3番目の
パターン群)について、該パターン群を構成する3個の
山型パターンの間隙に、Bk色トナーによって下地領域
132Aを形成している。これにより、下地領域132
Aと、下地領域132Aと隣り合いY,M,C何れかの
色のトナーで形成される山型パターン(図5では一例と
してY色トナー又はC色トナーから成る山型パターン)
との光反射率の差異が大きくなるので、画像形成部26
によって形成される下地領域132Aの位置、すなわち
画像形成部26によるBk色トナー像の形成位置を精度
良く検出することが可能となる。
【0074】中間転写ベルト30に上記の画像位置検出
用パターン132が形成されると、画像検出部28によ
る画像位置検出用パターン132の検出が行われる。
【0075】ここで、中間転写ベルト30の外周面上で
のフォトダイオード96A,96Bによる検出範囲は副
走査方向にずれているため、画像位置検出用パターン1
32の検出時には、差動入力増幅器114からは、電流
−電圧変換器112,102から入力された信号の差分
(フォトダイオード96A,96Bの受光量差)に相当
する波形、すなわち図6に「パターン検出波形」として
示すように、中間転写ベルト30の外周面上でのフォト
ダイオード96A,96Bによる検出範囲を単一の山型
パターンが横切る毎に、出力信号のレベルが負方向及び
正方向にパルス状に変化する波形の信号が出力される。
【0076】差動入力増幅器114の出力信号はコンパ
レータ116に入力され、コンパレータ116によって
上記出力信号のレベルが予め設定された閾値(例えば
2.67[V])と比較される。コンパレータ116は、
入力された信号のレベルが閾値以上のときには出力信号
のレベルを「ON」(例えば5V)とし、入力された信
号のレベルが閾値未満のときには出力信号のレベルを
「OFF」(例えば0V)とする(図6に示す「最終出
力」参照)。コンパレータ116から出力された信号は
バッファ118を介してカウンタ120に入力され、信
号のレベルが「OFF」から「ON」に切り替わる時間
間隔が順次カウントされる。カウンタ120によるカウ
ント値はマイクロコンピュータ108に入力される。
【0077】マイクロコンピュータ108には、単一の
画像検出ユニット90当り2個(合計6個)のカウンタ
120からカウント値が各々入力される。コンパレータ
116から出力される信号において、レベルが「ON」
となっている期間は検出器が山型パターンを検出してい
る期間に相当し、レベルが「OFF」となっている期間
は検出器が山型パターンを検出していない期間(山型パ
ターンの間隙を検出している期間)に相当する。従っ
て、カウンタ120から入力されるカウント値は画像位
置検出用パターン132における山型パターンの形成間
隔を表している。
【0078】マイクロコンピュータ108は、各カウン
タ120から入力されるカウント値に基づいて、画像位
置検出用パターン132内の各部位における山型パター
ンの形成間隔を検知する。そしてマイクロコンピュータ
108は、単一の画像検出ユニット90から入力される
2個のカウント値を比較することで、画像位置検出用パ
ターン132のうち前記画像検出ユニット90に対応す
る位置に形成された各色のパターンの形成間隔のずれ量
(主走査方向及び副走査方向)を検知することを、画像
検出ユニット90A,90B,90Cについて各々行
う。
【0079】これにより、主走査方向に沿った各位置
(SOS(Start Of Scan)付近、COS(Center Of Sca
n)付近、及びEOS(End Of Scan)付近)における主走
査方向に沿った色ずれ量、及び副走査方向に沿った色ず
れ量が各々検知されることになる。そして、例えば主走
査方向に沿った色ずれ量に応じて、画像形成部20,2
2,24,26の各々の走査露光部によるレーザ光の1
走査内における変調期間を相対的に変化させたり、副走
査方向に沿った色ずれ量に応じて、画像形成部20,2
2,24,26の各々による画像形成開始タイミングを
相対的に変化させることで色ずれを解消することができ
る。
【0080】また、上記のようにカウンタ120から入
力されるカウント値に基づいて山型パターンの形成間隔
を検知することができるので、パターンの形成間隔を検
知するために、検出部として高価なCCDを用い、CC
Dが撮像することによって得られた画像のうち山型パタ
ーンに対応する部分を抽出する等の複雑な処理を行う必
要はなく、安価で周辺回路の構成も簡単なフォトダイオ
ードを検出部として用いることができる。
【0081】ところで、図6に示した「パターン検出波
形」は、画像検出部28が画像位置検出用パターン13
2を検出する際のLEDの発光光量が最適の場合(光量
検出値が最適値(例えば4[V])の場合)での差動入力
増幅器114の出力信号を示しているが、画像位置検出
用パターンを検出する際のLEDの発光光量が仮に最適
値よりも所定値以上低い場合には、例として図7に示す
ように「パターン検出波形」(差動入力増幅器114の
出力信号)の振幅が小さくなり(図7では例として光量
検出値が2[V]となる発光光量の場合を示す)、画像位
置検出用パターン132を精度良く検出することが困難
となる。
【0082】すなわち、画像位置検出用パターン132
を検出する際のLEDの発光光量が最適値の場合、「パ
ターン検出波形」は、図9に実線で示すように振幅が大
きくかつ変化の傾きが大きな波形となる。このように
「パターン検出波形」の変化の傾きが大きい場合、同一
の画像位置検出用パターンを繰り返し検出したときのコ
ンパレータ116による比較結果が切り替わるタイミン
グ(「OFF」→「ON」又は「ON」→「OFF」に
切り替わるタイミング)は、図9に実線で示す「最終出
力」のように常に一定になる。
【0083】一方、画像位置検出用パターン132を検
出する際のLEDの発光光量が最適値よりも所定値以上
低い場合には、「パターン検出波形」は図9に破線で示
すように振幅及び変化の傾きが小さな波形となる。この
ように「パターン検出波形」の変化の傾きが小さいと、
コンパレータ116による比較結果が切り替わるタイミ
ングは、同一の画像位置検出用パターンを繰り返し検出
したとしても、図9に破線で示す「最終出力」のように
ばらつくことになり、カウンタ120から出力されるカ
ウント値がばらつくことで画像位置検出用パターン13
2の検出精度の低下を招く。
【0084】このように、本実施形態に係る画像位置検
出用パターン132は、パターン検出時のLEDの発光
光量がパターン検出精度に大きな影響を与える。このた
め、本来は厳密にLEDの発光光量を制御する必要があ
るが、本実施形態では、前述したように、電流−電圧変
換器102、112でフォトダイオード96A,96B
からの出力信号Da,Dbを100db以上の利得IV
ga、IVgbで増幅し、これをクランプ回路122
A,122Bでクランプしているため、図10(B)に
示すように、差動信号Diffのゼロクロス点付近にお
ける傾きを大きくすることができ、検出位置のばらつき
を抑えることができると共に、動作電圧範囲をオーバー
し、差動入力増幅器114が飽和して正常動作しなくな
ってしまうのを防ぐことができる。従って、LEDの発
光光量の制御を行う際には、差動入力増幅器114の飽
和については考慮する必要がないため、調整精度の許容
値を格段に広げることができる。また、LEDの信頼性
にもよるが、LEDの駆動電流を、LEDの汚れや経時
劣化により光量が低下した時でも、フォトダイオード9
6A,96Bからの出力信号Da,Dbがクランプレベ
ル以上の信号となるような値に設定しておくことによ
り、LEDの発光光量の調整を不要にすることも可能と
なる。
【0085】また、フォトダイオード96A,96Bか
らの出力信号Da,Dbがクランプレベル以上の信号と
なるようにLEDの駆動電流を設定することにより、前
述したように差動信号Diffのゼロクロス点付近にお
ける変化率(傾き)を大きくすることができ、検出精度
を向上させることができる。
【0086】次に、LEDの駆動電流について説明す
る。
【0087】LEDの光量変動の要因には、例えば発光
効率の初期ばらつき、トナーによる汚れ、経時劣化等が
挙げられる。ここで、本実施形態では、発光効率の初期
ばらつきについては、例えば所定の電流を流したときの
光量の最大値が最小値の約2倍と仮定し、トナーによる
汚れの場合には、約50%程度光量が低下し、経時劣化
の場合は約20%程度光量が低下すると仮定してLED
の供給電流を設定する。
【0088】ここで、LEDの許容電流を100mA、
発光効率が最低のLEDを使用し、フォトダイオードの
出力をクランプレベルまで上げるために必要なLEDの
駆動電流を20mAとする。
【0089】この場合、LEDの発光光量が最低となる
条件は、初期ばらつきが最低のLEDを用いて、このL
EDがトナー等による汚れによって50%、経時劣化に
よって20%光量が低下したときであるから、これを補
償するための電流は、20(mA)/0.5/0.8=
50mAとなる。すなわち、差動入力増幅器114の出
力がクランプレベルに達していれば、画像検出器の検出
精度が保証されるため、発光効率が最低のLEDであっ
てもLEDの駆動電流を50mAに設定しておけば、汚
れ、経時劣化により光量が低下した場合でも検出精度が
低下するのを防ぐことができる。
【0090】以上のように、本実施形態では、閾値sh
との差が大きくなるような方向にオフセット電圧が発生
するように、電流−電圧変換器102、112の利得I
Vga、IVgbが各々異なる値に設定されており、ま
た、フォトダイオードの出力信号Da,Dbを増幅する
と共にクランプして差動信号Diffを出力するため、
LEDの光量制御を厳密に行うことなく画像位置検出用
パターン132を精度良く検出することができ、カラー
画像形成装置10によって形成されるフルカラー画像の
色ずれを精度良く補正することができる。
【0091】なお、上記では画像位置検出用パターンと
して、略L字形状のパターンを採用したが、これに限ら
れるものではなく、公知の種々のパターンを採用可能で
あることは言うまでもない。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像位置の検出精度が劣化するのを防ぐことができる、
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像検出ユニットの概略構成を示すブロック
図である。
【図2】 本実施形態に係るカラー画像形成装置の概略
構成図である。
【図3】 画像検出部の各画像検出ユニットの配置を示
す斜視図である。
【図4】 (A)は画像検出ユニットのLED及びフォ
トダイオードの配置を示す斜視図、(B)はフォトダイ
オードの受光部の形状を示す平面図である。
【図5】 中間転写ベルトの外周面上に形成された画像
位置検出用パターンの一例を示す平面図である。
【図6】 LEDの発光光量が最適値に制御されている
状態で画像検出部が画像位置検出用パターンを検出した
ときの検出波形の一例を示すタイミングチャートであ
る。
【図7】 LEDの発光光量が最適値よりも低い状態で
画像検出部が画像位置検出用パターンを検出したときの
検出波形の一例を示すタイミングチャートである。
【図8】 差動入力増幅器の概略ブロック図である。
【図9】 LEDの発光光量が変化したときの差動入力
増幅器及びコンパレータの出力の変化を示す線図であ
る。
【図10】 (A)は、2つのフォトダイオードの出力
信号がクランプされた後の信号を示す線図、(B)は、
差動入力増幅器の出力信号を示す線図、(C)は、コン
パレータの出力信号を示す線図である。
【図11】 (A)は、2つのフォトダイオードの出力
信号を示す線図、(B)は、差動入力増幅器の出力信号
を示す線図、(C)は、コンパレータの出力信号を示す
線図である。
【図12】 (A)は、2つのフォトダイオードで検出
パターンを検出する場合について説明するための図、
(B)は、2つのフォトダイオードの出力信号を示す線
図である。
【図13】 2つのフォトダイオードの出力信号及びコ
ンパレータの出力信号を示す線図である。
【符号の説明】
10 カラー画像形成装置 24 画像形成部 28 画像検出部 80 制御部 90 画像検出ユニット 94、98 LED(発光部) 96A,96B フォトダイオード(一対の光検出
部) 100A,100B フォトダイオード(一対の光検
出部) 102、112 電流−電圧変換器(一対の増幅器) 108 マイクロコンピュータ 114 差動入力増幅器(差動増幅器) 116 コンパレータ(比較器) 122A,122B クランプ回路 132 画像位置検出用パターン
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA14 AA56 BB02 DD03 FF42 GG07 GG15 HH12 HH14 JJ05 JJ09 JJ18 JJ26 MM03 QQ03 QQ07 QQ08 QQ23 QQ25 QQ54 2H027 DA09 DA20 DE02 DE07 DE10 EB04 EC03 EC06 2H030 AA01 AB02 AD16 AD17 BB42 BB56

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向へ移動されると共に複数の画像
    形成部によって互いに異なる色の画像位置検出用パター
    ンが各々形成される転写体に光を照射する発光部と、前
    記所定方向に隣接して配置され、かつ前記発光部から射
    出され前記転写体で反射された光を各々検出する一対の
    光検出部と、前記一対の光検出部から各々出力された検
    出信号を各々増幅する一対の増幅器と、前記一対の増幅
    器から各々出力された増幅信号の差動信号を増幅して出
    力する差動増幅器と、前記差動増幅器から出力された差
    動信号と所定閾値との比較結果に基づいて前記画像位置
    検出用パターンの検出結果を出力する比較器と、を備え
    た画像位置検出装置において、 前記差動増幅器からオフセット信号が出力される場合
    に、前記オフセット信号と前記所定閾値との差が大きく
    なるように、前記一対の増幅器の利得が異なる値に設定
    されていることを特徴とする画像位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記差動増幅器は、前記一対の増幅器か
    ら各々出力された増幅信号をクランプするためのクラン
    プ回路を含むことを特徴とする請求項1記載の画像位置
    検出装置。
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