JP2005170654A - エレベータのかご装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かごの昇降位置にかかわらず、常にかごの真の積載荷重を的確に検出することができるエレベータのかご装置を提供する。
【解決手段】メインロープ2を介して昇降路内に吊り下げられるエレベータのかご3を、外枠25と、この外枠25の内側に配置する内枠26と、この内枠26の内側に設置されるかご室27とで構成し、前記内枠26を前記外枠25に対して上下変位可能にスプリング38で支持し、前記外枠25を前記メインロープ2で昇降路内に吊り下げ、前記かご室27に乗客や荷物が積載されたときの積載荷重をその積載に応じて変位する前記内枠26の変位に基づいて荷重検出装置33により検出する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、巻上機で駆動されて昇降するエレベータのかご装置に関する。
エレベータは、図4に示すように、巻上機1を備え、この巻上機1にメインロープ2が巻き掛けられ、このメインロープ2の一端部にかご3が、他端部にカウンターウエイト4がそれぞれ連結され、巻上機1の駆動によりかご3およびカウンターウエイト4がつるべ式に昇降路内で昇降するようになっている。
そしてかご3の下部とカウンターウエイト4の下部との間には、かご3の昇降に応じるメインロープ2の重量配分の変動を補償するための補償索5が吊り下げられている。なお、一般に、メインロープ2はワイヤロープ、補償索5はワイヤロープやチエーンからなる。
このようなエレベータのかご3は、図5に示すように、かご枠8と、このかご枠8内に設置されたかご室9とで構成されている。そして昇降路内にはかご3の両側に位置して垂直にガイドレール10が設けられ、これらガイドレール10に沿ってかご3が昇降する。
かご3には、かご室9に乗り込んだ乗客や荷物の重量である積載荷重を検出する荷重検出装置13が設けられている。この荷重検出装置13の構成について説明すると、かご枠8の上梁8aの下面側に水平に一対の受板14a,14bが上下に互に離間して対向するように設けられている。
一方の受板14aは上梁8aの下面に固定され、他方の受板14bは複数のガイドピン15を介して上下に変位可能に支持され、これら受板14a,14b間に複数の圧縮スプリング16が介装され、前記メインロープ2の端部が前記上梁8a、受板14a,14bを順次摺動自在に貫通して受板14bの下方側に導出され、その導出側端部が緩衝用のコイルスプリング17を介して受板14bの下面に連結されている。
すなわち、かご枠8は受板14bの上にスプリング16を介して上下変位可能に支持されている。そして、受板14a,14bの相互間には、かご枠8の上下の変位に応じて支点18を中心に上下に揺動する秤部材19が設けられ、またかご枠8の上梁8aには前記秤部材19と接触可能な作動子21aを有する検出スイッチ21が取り付けられている。
かご枠8の下梁8bには前記補償索5の端部が連結されているとともに、さらにかご3に電気信号や電力を供給するテールコード23の端部が連結され、これら補償索5およびテールコード23がかご枠8の下方に垂れ下がるように支持されている。
かご室9内に乗客や荷物による積載荷重が加わったときには、その重量でかご枠8がスプリング16に抗して下方に変位し、この変位で秤部材19が支点18を中心に揺動し、積載荷重が所定の値を超過したときに秤部材19により検出スイッチ21の作動子21aが操作され、積載荷重の超過が検出される。
このように、かご3の積載荷重は荷重検出装置13により検出されるわけであるが、かご3の下側には補償索5やテールコード23が連結されているから、かご3の積載荷重には補償索5およびテールコード23のかご3から垂れ下がる長さ分の重量が加算され、これを荷重検出装置13がかご3の積載荷重として検出することになる。
ここで、かご3が最下階付近に位置するときにはかご3の下側に垂れ下がる補償索5およびテールコード23の長さ分が短く、その重量が小さいが、これに対しかご3が最上階付近に位置するときにはかご3の下側に垂れ下がる補償索5およびテールコード23の長さ分が長くなって重量が増す。
従来の荷重検出装置13では、かご3の下側に垂れ下がる補償索5およびテールコード23の長さ分の重量を加算してかご3の積載荷重を検出するが、上述のようにかご3の昇降位置により補償索5およびテールコード23の長さ分の重量が変動するため、荷重検出装置13が検出するかご3の積載荷重もかご3の昇降位置によって変動し、積載荷重の検出に誤差が生じてしまう。特にかご3の昇降行程が長大な高層ビル用のエレベータにおいてその誤差が大きくなる。
このため、例えばかご3が最下階付近に位置するときに、かご3に法定積載荷重限度ぎりぎりの積載物(乗客や荷物)が積載されたような場合には、かご3が最上階付近に達したときに、かご3の積載荷重が法定限度を超えるものとして検出されてしまうという問題が生じる不都合がある。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、かごの昇降位置にかかわらず、常にかごの真の積載荷重を的確に検出することができるエレベータのかご装置を提供することにある。
請求項1の発明は、メインロープを介して昇降路内に吊り下げられた外枠と、かご室を有し、前記外枠内に弾性体を介して上下変位可能に設けられた内枠とを備えるエレベータのかごと、前記かご室に積載される積載荷重を、前記外枠に対する前記内枠の上下の変位に基づいて検出する荷重検出装置とを具備することを特徴としている。
請求項2の発明は、前記内枠が前記外枠内に吊り体を介して上下変位可能に吊り下げられ、前記かご室の積載荷重が前記内枠の上下の変位に基づいて前記荷重検出装置により検出されることを特徴としている。
請求項3の発明は、前記内枠が前記外枠の下梁の上に上下変位可能に支持され、前記かご室の積載荷重が前記内枠の上下の変位に基づいて前記荷重検出装置により検出されることを特徴としている。
請求項4の発明は、前記荷重検出装置が、前記内枠の上部と下部のいずれか一方に設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、かごの昇降位置にかかわらず、常にかごの真の積載荷重を的確に検出することができる。
以下、この発明の実施形態について図1ないし図3を参照して説明する。なお、従来の構成と対応する部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図1には第1の実施形態を示してあり、かご3は外枠25と、この外枠25の内側に設けられた内枠26と、この内枠26の内側に設置されたかご室27とで構成されている。 内枠26は外枠25に対して上下動可能に設けられ、外枠25および内枠26の両側上下部にはそれぞれ案内装置29,30が取り付けられ、これら案内装置29,30がガイドレール10にそれぞれ摺動自在に係合し、これら案内装置29,30を介して外枠25および内枠26がガイドレール10に沿って昇降するようになっている。
外枠25の上梁25aにはメインロープ2の端部が緩衝用のスプリング32を介して連結され、このメインロープ2によりかご3が昇降路内に吊り下げられている。また、外枠25の下梁25bに補償索5およびテールコード23の端部がそれぞれ連結されている。
内枠26には、かご3の積載荷重を検出する荷重検出装置33が設けられており、この荷重検出装置33について説明すると、外枠25の上梁25aと内枠26の上梁26aとの間に複数の棒状の吊り体35が設けられているとともに、内枠26の上梁26aの下面側に水平に一対の受板37a,37bが上下に互に離間して対向するように設けられ、一方の受板37aが上梁26aの下面に固定されている。
前記各吊り体35は、上部が外枠25の上梁25aに固定され、下部側が内枠26の上梁26a、受板37a,37bを順次摺動自在に貫通して受板37bの下方側に導出され、その導出側端部が受板37bの下面に連結されている。そして互に対向した受板37a,37b間に弾性体としての複数の圧縮スプリング38が介装され、これによりかご室27を含む内枠26の全体が各吊り体35および各スプリング38を介して外枠25の内側に上下変位可能に吊り下げられている。
受板37a,37bの相互間には、外枠25に対する内枠26の上下の変位に応じて支点39を中心に上下に揺動する秤部材40が設けられているとともに、内枠26の上梁26aに前記秤部材40と接触可能な作動子42aを有する検出スイッチ42が取り付けられている。
このような構成において、かご室27内に乗客や荷物による積載荷重が加わったときには、その重量でかご室27を含む内枠26がスプリング38に抗して下方に変位し、この変位で秤部材40が支点39を中心に揺動し、積載荷重が所定の値を超過したときに秤部材40により検出スイッチ42の作動子42aが操作され、積載荷重の超過が検出される。
かご3の下側に垂れ下がる補償索5およびテールコード23は外枠25に連結され、内枠26とは重量的に切り離されており、したがってかご3の昇降位置に応じて補償索5およびテールコード23のかご3の下側に延びる長さ分が増減してその重量が変動しても、その変動は内枠26の重量つまりかご3の積載荷重には影響が及ぶことがなく、このためかご3の昇降位置にかかわらずかご3の真の積載荷重を荷重検出装置33により的確に検出することができる。
前記第1の実施形態においては、巻上機に巻き掛けたメインロープ2の端部にかご3を取り付けて吊り下げるいわゆる1:1ローピング方式のエレベータとしたが、図2に第2の実施形態として示すように2:1ローピング方式とすることも可能である。
この場合には、図2に示すように、外枠25の上梁25aの中間部にかごシーブ43が回転自在に取り付けられ、このかごシーブ43の下側に巻上機(図示せず)から導出されたメインロープ2の中間部が巻き掛けられ、そのメインロープ2の端部が昇降路の上部に係止される。他の部分は第1の実施形態の場合と同様の構成となっている。
このような2:1ローピング方式の吊り構造の場合であっても、前記第1の実施形態の場合と同様に、かご3の昇降位置にかかわらずかご3の真の積載荷重を荷重検出装置33により的確に検出することができる。
図3には第3の実施形態を示してある。この第3の実施形態の場合は荷重検出装置33がかご3の下部に設けられている。すなわち、外枠25の下梁25bと内枠26の下枠26bとに互に対向して受板44a,44bが取り付けられ、これら受板44a,44bの相互間に弾性体としての複数の圧縮スプリング45が介装され、これらスプリング45によりかご室27を含む内枠26の全体が上下変位可能に支持されている。なお、受板44a,44b間にはその上下動をガイドする複数のガイドピン46が貫挿されている。
そして、受板44a,44bの相互間に、外枠25に対する内枠26の上下の変位に応じて支点47を中心に上下に揺動する秤部材48が設けられているとともに、内枠26に前記秤部材48と接触可能な作動子49aを有する検出スイッチ49が取り付けられている。
この第3の実施形態の場合においても、かご室27内に乗客や荷物による積載荷重が加わったときに、その重量でかご室27を含む内枠26がスプリング45に抗して下方に変位し、この変位で秤部材48が支点47を中心に揺動し、積載荷重が所定の値を超過したときに秤部材48により検出スイッチ49の作動子49aが操作され、積載荷重の超過が検出される。
そして、かご3の下側に垂れ下がる補償索5およびテールコード23は外枠25に連結され、内枠26とは重量的に切り離されているから、かご3の昇降位置に応じて補償索5およびテールコード23のかご3の下側に延びる長さ分が増減してその重量が変動しても、その変動がかご3の積載荷重に及ぶことがなく、このためかご3の昇降位置にかかわらずかご3の真の積載荷重を荷重検出装置33により的確に検出することができる。
この発明の第1の実施形態に係るエレベータのかご装置を示す正面図。 この発明の第2の実施形態に係るエレベータのかご装置を示す正面図。 この発明の第3の実施形態に係るエレベータのかご装置を示す正面図。 エレベータの一般的な構造を概略的に示す構成図。 従来のエレベータのかご装置を示す正面図。
符号の説明
1…巻上機
2…メインロープ
3…かご
4…カウンターウエイト
5…補償索
25…外枠
26…内枠
27…かご室
33…荷重検出装置
35…吊り体
38…圧縮スプリング
39…支点
40…秤部材
42…検出スイッチ
45…圧縮スプリング
47…支点
48…秤部材
49…検出スイッチ

Claims (4)

  1. メインロープを介して昇降路内に吊り下げられた外枠と、かご室を有し、前記外枠内に弾性体を介して上下変位可能に設けられた内枠とを備えるエレベータのかごと、
    前記かご室に積載される積載荷重を、前記外枠に対する前記内枠の上下の変位に基づいて検出する荷重検出装置と、
    を具備することを特徴とするエレベータのかご装置。
  2. 前記内枠は前記外枠内に吊り体を介して上下変位可能に吊り下げられ、前記かご室の積載荷重が前記内枠の上下の変位に基づいて前記荷重検出装置により検出されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのかご装置。
  3. 前記内枠は前記外枠の下梁の上に上下変位可能に支持され、前記かご室の積載荷重が前記内枠の上下の変位に基づいて前記荷重検出装置により検出されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのかご装置。
  4. 前記荷重検出装置は、前記内枠の上部と下部のいずれか一方に設けられていることを特徴とする請求項1、2または3に記載のエレベータのかご装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101920875A (zh) * 2009-06-15 2010-12-22 东芝电梯株式会社 电梯的装载负载检测装置
CN108861979A (zh) * 2018-07-26 2018-11-23 凯斯博电梯有限公司 一种电梯减震轿厢

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