JP2005169666A - インクジェット記録媒体 - Google Patents

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JP2005169666A JP2003409169A JP2003409169A JP2005169666A JP 2005169666 A JP2005169666 A JP 2005169666A JP 2003409169 A JP2003409169 A JP 2003409169A JP 2003409169 A JP2003409169 A JP 2003409169A JP 2005169666 A JP2005169666 A JP 2005169666A
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晃章 奥田
Noboru Kunimine
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Abstract

【課題】水性顔料インクを用いたインクジェット記録において、画像光沢ムラの無い高品位なインクの吸収性及び塗工膜の強度を損なうことなく、且つ、空気中に存在する微量のガス(特にオゾン)に対する画像堅牢性に優れたインクジェット記録媒体を提供すること。
【解決手段】基材上に非晶質シリカ及びバインダーとしてポリビニルアルコールを含む2層構成のインクジェット記録媒体であり、上層の非晶質シリカとバインダーとの比率P/Bが下層のP/Bよりも小さいことを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット用記録媒体に関する。
インクジェット法による画像形成に用いる記録媒体としてはこれまで種々の構成のものが知られており、コンピュータやネットワークにおける電子的な画像情報のアウトプットやデジタルカメラ、デジタルビデオ、スキャナ等で取り込んだ画像情報のアウトプット等へのインクジェット法による記録装置(プリンタ)の適用範囲の拡大や高機能化と共に、記録媒体の性能に対する要求も更に多種、多様に、或は高度なものになってきている。
上記のような出力画像の高精細化に伴い、インクジェットプリンタから記録媒体に印字されるインクの量は増える傾向にあり、多量のインクを受容できる高吸収型の記録媒体として、基材上にシリカやアルミナ等の無機多孔質粒子を主成分とし、水溶性樹脂等をバインダーとしたインク受容層を設け、上記無機多孔質粒子にインク中の染料を吸着させる構成の記録媒体が知られている(特許文献1等参照)。
その一方で、従来インクジェット用のインクとしては水溶性染料が広く用いられていたが、記録物の耐候性向上を目的とした場合には、色材として顔料を含む水性インクが用いられるようになってきている。
特許第2686619号公報
しかし、上記のような水性顔料インクを用いた記録物は紫外線等の光による褪色、及び画像出力のニーズが増えてゆく一方で、形成された画像の堅牢性、保存性に関しても、要求される特性が増えてきており、特に近年では大気雰囲気中に存在する微量のガス(特にオゾン)による画像の褪色に関しては非常に優れている。
しかし、顔料インクを用いた記録画像の場合、顔料インクの受容層への打ち込み量の多いベタパッチ等の画像では、受容層表面に留まった顔料インクが光沢性を持ち、打ち込み量の少ない部分との光沢の差が出てしまい、画像に不自然な光沢ムラを生じて画像品位が悪化してしまう場合があった。
上記のような、無機顔料を主成分とした従来のような高吸収型の記録媒体は、特に微量のガスに対して褪色し易いという問題があった。
一方、バインダー主体の記録媒体の場合には、近年要求されているインクの高速高吸収の要求を満たすことができず、高精細な画像を出力することは不可能であった。
従って、本発明の目的は、水性顔料インクを用いたインクジェット記録において、画像光沢ムラの無い高品位なインクの吸収性及び塗工膜の強度を損なうことなく、且つ、空気中に存在する微量のガス(特にオゾン)に対する画像堅牢性に優れたインクジェット記録媒体を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、基材上に非晶質シリカ及びバインダーとしてポリビニルアルコールを含む2層構成のインクジェット記録媒体であり、上層の非晶質シリカとバインダーとの比率P/Bが下層のP/Bよりも小さいことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、上層のP/B×100が100〜153であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記非晶質シリカが平均粒径5.0〜9.0μm、吸油量200mL/100g以上のシリカであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、上層の完全鹸化ポリビニルアルコールと部分鹸化ポリビニルアルコールとの含有量の比率が1:1〜1:4であることを特徴とする。
本発明によれば、水性顔料インクを用いたインクジェット記録において画像光沢ムラの無い高品位なインクジェット記録物を得ることができる。
又、インクの吸収性及び塗工膜の強度を損なうことなく、且つ、空気中に存在する微量のガス(特にオゾン)に対する画像堅牢性に優れたインクジェット記録媒体を得ることができる。
本発明による被記録媒体は、基材上に非晶質シリカ及びバインダーとしてポリビニルアルコールを用いた2層構成のインクジェット記録媒体であり、上層の非晶質シリカとバインダーとの比率P/Bが下層のP/Bよりも小さいことを特徴とするものである。
基材としては、紙又はプラスチックシートのものが使用され、紙としては上質紙、コート紙、バライタ紙、ラミネート紙等の紙材、プラスチックシートとしてはポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル等のプラスチックシートを挙げることができる。インク受容層に用いる気相法の非晶質シリカとしては平均一次粒径が15nm〜30nmのシリカを用いるのが好ましい。粒径がこれより大きい場合には、顔料インク粒子がインク受容層表面に留まらず、受容層内部にまで入り込んでしまい画像の発色性が悪化する。又、粒径がこれより小さい場合には、インクの溶媒成分の吸収が遅くなり、受像層表面で顔料インク粒子の定着性が遅くなり、画像にじみが発生してしまう。
又、インク受容層を構成する材料としては他にバインダーとして水溶性樹脂が必要である。水溶性のバインダーとしては、例えば、ポリビニルアルコール及びその変性物、酢酸ビニル、酸化デンプン、エーテル化デンプン、カゼイン、ゼラチン、カルボキシルセルロース、SBラテックス、NBラテックス、アクリルラテックス、エチレン酢酸ビニル系ラテックス、ポリウレタン、不飽和ポリエステル樹脂等が使用できる。インク吸収性と形成される受容層の強度の点から上記の中ではポリビニルアルコールが望ましく、その含有量は受容層の全固形分重量に対して5〜35%が望ましい。バインダーの量が少ないと受容層強度が不十分となり、多過ぎるとインク吸収性が悪化する。
本発明のインク受容層には、耐水化剤、顔料分散剤、増粘剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、蛍光染料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、界面活性剤、防腐剤等を発明の効果を損なわない範囲で適宜添加することができる。
上記インク受容層を塗工する基材としては、紙又はプラスチックシートのものが使用され、紙としては上質紙、コート紙、バライタ紙、等の紙材、プラスチックシートとしてはポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル等のプラスチックシートを挙げることができ、受容層を塗工した記録媒体の20度光沢を望ましいものにするためには、基材の光沢度は10以下が良い。
上層の形成に用いる非晶質シリカとしては、平均粒径5〜9μm、給油量200mL/100g以上のシリカを用いるのが好ましい。粒径がこれより小さい場合は、インクの吸収量が不足することがあり、又、これより大きい場合には形成された膜の強度が不足し、又、インクのにじみが悪化する。又、粒径が大きい場合でも、給油量が200mL/100g以下ではインクの吸収量が不足してしまう。
上層の非晶質シリカとバインダーとの比率の百分率(P/B)は100〜153が好ましく、下層のP/Bは上層よりも大きく、150〜300が好ましい。
上層のP/Bが100以下の場合、インクの吸収量が不足することがあり、又、153を超えると形成された膜の強度が不足する。
上層に用いるポリビニルアルコールとしては、水に対する膨潤性の高い、鹸化度78〜90%の部分鹸化ポリビニルアルコールを使用する。部分鹸化ポリビニルアルコールを用いることでインクの染料が樹脂内部に吸着されるため、オゾン等の酸化性ガスに染料がさらされることなく、印字された画像の堅牢性が向上する。上記部分鹸化のポリビニルアルコールの重合度は特に限定されるものではないが、重合度500以上5000以下が好ましい。重合度が500以下になると受容層の耐水性が悪化する場合があり、重合度5000以上の場合は塗工時の塗料の粘度が高くなり、塗工が困難になる場合がある。
上層の部分鹸化ポリビニルアルコールに更に非膨潤性若しくは膨潤性の低い樹脂を混合することで高温高湿環境下でのインク受容層の塗膜強度を向上することができる。使用可能なバインダー樹脂としては従来のインクジェット記録媒体に使用されている非膨潤性若しくは膨潤性の低い材料が使用可能であり、特に限定されない。鹸化度97%以上の完全鹸化ポリビニルアルコールやポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、SBR樹脂等が挙げられるが、これらの中でも、完全鹸化ポリビニルアルコールが部分鹸化ポリビニルアルコールとの塗工液の相溶性やインクの発色性等に優れており、好適である。
又、添加する完全鹸化ポリビニルアルコールの量は部分鹸化ポリビニルアルコールの重量に対して、インク受容層の塗膜強度を考えた場合25%以上が好ましく、オゾンに対する画像堅牢性を考慮すると部分鹸化ポリビニルアルコールの重量に対して100%以下が好ましい。
下層の受容層としては、上層の受容層よりも水に対する膨潤性の低い材料、構成とする。バインダーとしては鹸化度97%以上の完全鹸化ポリビニルアルコールが、上層や基材との密着性、高湿度環境での塗工膜の強度及び上層で吸収することができなかったインク溶媒の吸収性に優れており好適である。
又、オゾン等の酸化性ガスに対する更なる画像堅牢性向上のために、鹸化度78〜90%の部分鹸化ポリビニルアルコールを添加することもできる。
更に、上下のインク受容層には分散剤、蛍光染料、pH調整剤、潤滑剤、界面活性剤等の各種添加剤を必要に応じて添加することができる。
上下のインク受容層は、基材上に順次、塗工液を基材の表面に塗工し、乾燥させることにより得ることができる。塗工方法としては、ブレードコーティング法、ロールコーティング法、ロッドバーコーティング法、スロットダイコーティング法等を用いることができる。
本発明における顔料インクに関して説明する。
顔料を含有するインクを使用する場合には、更に水、水溶性有機溶剤及びその他の成分、例えば、粘度調整剤、pH調整剤、防腐剤、界面活性剤、酸化防止剤等が必要に応じて含まれるが、上記各種成分の他に、アニオン性の界面活性剤或はアニオン性の高分子物質等、アニオン性化合物を添加するのが好ましい。両性界面活性剤をその等電点以上のpHに調整して含有させることができる。この際に使用されるアニオン性界面活性剤の例としては、カルボン酸塩型、硫酸エステル型、スルホン酸塩型、燐酸エステル型等、一般に使用されているものを何れも好ましく使用することができる。又、アニオン性高分子の例としては、アルカリ可溶型の樹脂、具体的には、ポリアクリル酸ソーダ、或は高分子の一部にアクリル酸を共重合したもの等を挙げることができるが、勿論、これらに限定されない。
本発明で使用される水性顔料インクの顔料の量は、インク全重量に対して、重量比で1〜20重量%、好ましくは2〜12重量%の範囲で用いる。本発明において使用される顔料としては、具体的には、黒色のインクに使用されるものとしてカーボンブラックが挙げられるが、例えば、ファーネス法、チャネル法で製造されたカーボンブラックであって、一次粒子径が15〜40mμ、BET法による比表面積が50〜300m2/g、DBP吸油量が40〜150ml/100g、揮発分が0.5〜10%、pH値が2〜9等の特性を有するものが好ましく用いられる。このような特性を有する市販品としては、例えば、No.2300、No.900、MCF88、No.33、No.40、No.45、No.52、MA7、MA8、No.2200B(以上三菱化成製)、RAVEN1255(以上コロンビア製)、REGAL400R、REGAL330R、REGAL660R、MOGUL L(以上キャボット製)、ColorBlack FWl、COLOR Black FW18、Color Black S170、Color Black S150、Printex 35、Printex U(以上デグッサ製)等があり、何れも好ましく使用することができる。
又、イエローのインクに使用される顔料としては、例えば、C.I.Pigment Yellow 1、C.I.Pigment Yellow 2、C.I.Pigment Yellow 3、C.I.Pigment Yellow 13、C.I.Pigment Yellow 16、C.I.Pigment Yellow 83等が挙げられ、マゼンタのインクに使用される顔料としては、例えば、C.I.Pigment Red 5、C.I.Pigment Red 7、C.I.Pigment Red 12、C.I.Pigment Red 48(Ca)、C.I.Pigment Red 48(Mn)、C.I.Pigment Red 57(Ca)、C.I.PigmentRed 112、C.I.Pigment Red 122等が挙げられ、シアンのインクに使用される顔料としては、例えば、C.I.Pigment Blue 1、C.I.Pigment Blue 2、C.I.PigmentBlue 3、C.I.Pigment Blue 15:3、C.I.Pigment Blue 16、C.I.Pigment Blue 22、C.I.Vat Blue 4、C.I.Vat Blue 6等が挙げられるが、これらに限られるものではない。又、以上の他、本発明のために新たに製造された顔料も勿論使用することが可能である。
又、顔料を使用する場合にインク中に含有させる分散剤としては、水溶性樹脂ならどのようなものでも使用することができるが、重量平均分子量が1,000〜30,000の範囲のものが好ましく、更に好ましくは、3,000〜15,000の範囲のものが好ましく使用される。このような分散剤として、具体的には、スチレン、スチレン誘導体、ビニルナフタレン、ビニルナフタレン誘導体、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステル等、アクリル酸、アクリル酸誘導体、マレイン酸、マレイン酸誘導体、イタコン酸、イタコン酸誘導体、フマール酸、フマール酸誘導体、酢酸ビニル、ビニルピロリドン、アクリルアミド及びその誘導体等から選ばれた少なくとも2つ以上の単量体(このうち少なくとも1つは親水性単量体)から成るブロック共重合体、或はランダム共重合体、グラフト共重合体、又はこれらの塩等が挙げられる。或は、ロジン、シェラック、デンプン等の天然樹脂も好ましく使用することができる。これらの樹脂は、塩基を溶解させた水溶液に可溶であり、アルカリ可溶型樹脂である。尚、これらの顔料分散剤として用いられる水溶性樹脂は、インク全重量に対して0.1〜5重量%の範囲で含有させるのが好ましい。
更に、顔料含有インクの場合には、インク全体が中性又はアルカリ性に調整されていることが好ましい。このようにすれば、顔料分散剤として使用される水溶性樹脂の溶解性を向上させ、長期保存安定性に一層優れたインクとすることができるので好ましい。好ましくは7〜10のpH範囲とするのが望ましい。
この際に使用されるpH調整剤としては、例えば、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の各種有機アミン、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物等の無機アルカリ剤、有機酸や鉱酸等が挙げられる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
塗工液1の作製:
気相法により合成された非晶質シリカ(日本アエロジルMOX80:一次粒径30nm)をイオン交換水に攪拌しながら混合し、固形分20wt%のシリカ粗分散液を得た。更に、そのシリカ分散液をホモジナイザーにより分散処理を行い、シリカ分散液を得た。該シリカ分散液100重量部に対し、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ クラレポバールPVA−117)の10%水溶液を、24重量部、混合攪拌し、その後、イオン交換水で希釈し固形分15wt%の塗工液1を得た。
塗工液2の作製:
気相法により合成された非晶質シリカ(日本アエロジルMOX170:一次粒径15nm)をイオン交換水に攪拌しながら混合し、固形分20wt%のシリカ粗分散液を得た。更に、そのシリカ分散液をホモジナイザーにより分散処理を行い、シリカ分散液を得た。該シリカ分散液100重量部に対し、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ クラレポバールPVA−117)の10%水溶液を、24重量部、混合攪拌し、その後、イオン交換水で希釈し固形分15wt%の塗工液2を得た。
塗工液3の作製:
湿式法により合成された非晶質シリカ(トクヤマX−37)をイオン交換水に攪拌しながら混合し、固形分20wt%のシリカ分散液を得た。該シリカ分散液100重量部に対し、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ クラレポバールPVA−117)の10%水溶液を、67重量部混合攪拌し、その後、イオン交換水で希釈し固形分15wt%の塗工液3を得た。
塗工液4の作製:
気相法により合成された非晶質シリカ(日本アエロジル200:一次粒径12nm)をイオン交換水に攪拌しながら混合し、固形分20wt%のシリカ粗分散液を得た。更に、そのシリカ分散液をホモジナイザーにより分散処理を行い、シリカ分散液を得た。該シリカ分散液100重量部に対し、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ クラレポバールPVA−117)の10%水溶液を、24重量部、混合攪拌し、その後、イオン交換水で希釈し固形分15wt%の塗工液4を得た。
塗工液5の作製:
気相法により合成された非晶質シリカ(日本アエロジルOX50:一次粒径40nm)をイオン交換水に攪拌しながら混合し、固形分20wt%のシリカ粗分散液を得た。更に、そのシリカ分散液をホモジナイザーにより分散処理を行い、シリカ分散液を得た。該シリカ分散液100重量部に対し、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ クラレポバールPVA−117)の10%水溶液を、24重量部、混合攪拌し、その後、イオン交換水で希釈し固形分15wt%の塗工液5を得た。
基材としては坪量15005g/m2紙基体の片面上に硫酸バリウムを含む層を20g/m2塗工したバライタ紙(20度光沢2.0)を使用いた。その上に上記塗工液1を絶乾量20g/m2となるようにスロットダイコータで塗工し、乾燥させてインクジェット記録媒体を得た。上質紙を用い、下層の塗料A−1を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料B−1を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料A−1(P/B=175)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):175重量部
上層の塗料B−1(P/B=150)
部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA235、鹸化度88、重合度3500、株式会社クラレ製):66重量部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):34重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):150重量部
基材としては坪量105g/m2の上質紙(20度光沢0.8)を用い、その上に上記塗工液1を絶乾量20g/m2となるようにスロットダイコータで塗工し、乾燥させてインクジェット記録媒体を得た。下層の塗料A−1を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料B−2を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料A−2(P/B=175)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(カープレックスBS―312AM、平均粒径7.2μm、給油量225mL/100g、シオノギ製薬株式会社製):175重量部
上層の塗料B−2(P/B=133)
部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA235、鹸化度88%、重合度3500、株式会社クラレ製):66重量部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):34重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):133重量部
基材としては坪量150g/m2紙基体の片面上に硫酸バリウムを含む層を20g/m2塗工したバライタ紙(20度光沢2.0)を使用いた。その上に上記塗工液2を絶乾量20g/m2となるようにスロットダイコータで塗工し、乾燥させてインクジェット記録媒体を得た。
基材としては坪量105g/m2の上質紙を用い、下層の塗料A−3を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料B−3を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料A−3(P/B=150)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(カープレックスBS―312AM、平均粒径7.2μm、給油量225mL/100g、シオノギ製薬株式会社製):150重量部
上層の塗料B−3(P/B=113)
部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA235、鹸化度88%、重合度3500、株式会社クラレ製):50重量部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):50重量部
非晶質シリカ(カープレックスBS―312AM、平均粒径7.2μm、給油量225mL/100g、シオノギ製薬株式会社製):113重量部
<比較例1>
基材としては坪量105g/m2の印刷用キャスト紙(20度光沢25)を用上質紙を用い、その上に上記塗工液1を絶乾量20g/m2となるようにスロットダイコータで塗工し、乾燥させてインクジェット記録媒体を得た。下層の塗料A−3を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料B−3を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料A−3(P/B=150)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(カープレックスBS―312AM、平均粒径7.2μm、給油量225mL/100g、シオノギ製薬株式会社製):150重量部
上層の塗料B−4(P/B=113)
部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA235、鹸化度88%、重合度3500、株式会社クラレ製):80重量部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):20重量部
非晶質シリカ(カープレックスBS―312AM、平均粒径7.2μm、給油量225mL/100g、シオノギ製薬株式会社製):113重量部
<比較例2>
基材としては坪量105g/m2の上質紙を用い厚さ188μmの白色ポリエステルフィルム(東レ ルミラーE22)(20度光沢15)を用い、その上に上記塗工液1を絶乾量20g/m2となるようにスロットダイコータで塗工し、乾燥させてインクジェット記録媒体を得た。下層の塗料C−1を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料D−1を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料C−1(P/B=175)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−37B、平均粒径3.7μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):175重量部
上層の塗料D−1(P/B=150)
部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA235、鹸化度88%、重合度3500、株式会社クラレ製):66重量部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):34重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−37B、平均粒径3.7μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):150重量部
<比較例3>
基材としては坪量185g/m2の上質紙(20度光沢0.8)を用い、その上に上記塗工液3を絶乾量20g/m2となるようにスロットダイコータで塗工し、乾燥させてインクジェット記録媒体を得た。
基材としては坪量105g/m2の上質紙を用い、下層の塗料C―2を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料D―2を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料C−2(P/B=175)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(カープレックスBS―304N、平均粒径10.2μm、給油量171mL/100g、シオノギ製薬株式会社製):175重量部
上層の塗料D−2(P/B=150)
部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA235、鹸化度88%、重合度3500、株式会社クラレ製):66重量部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):34重量部
非晶質シリカ(カープレックスBS―304N、平均粒径10.2μm、給油量171mL/100g、シオノギ製薬株式会社製):150重量部
<比較例4>
基材としては坪量150g/m2紙基体の片面上に硫酸バリウムを含む層を20g/m2塗工したバライタ紙(20度光沢2.0)を使用いた。その上に上記塗工液4を絶乾量20g/m2となるようにスロットダイコータで塗工し、乾燥させてインクジェット記録媒体を得た。
<比較例5>
基材としては坪量150g/m2紙基体の片面上に硫酸バリウムを含む層を20g/m2塗工したバライタ紙(20度光沢2.0)を使用いた。その上に上記塗工液5を絶乾量20g/m2となるようにスロットダイコータで塗工し、乾燥させてインクジェット記録媒体を得た。
<比較例6>
インクジェット記録媒体としてキヤノン(株)製マットフォト紙MP−101を用いた。
<比較例7>
インクジェット記録媒体としてキヤノン(株)製フォト光沢紙GP−301を用いた。
基材としては坪量105g/m2の上質紙を用い、下層の塗料C―3を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料D―3を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料C−3(P/B=175)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(Mizukasil P78F、平均粒径12.5μm、給油量230mL/100g、水沢化学工業製):175重量部
上層の塗料D−3(P/B=150)
部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA235、鹸化度88%、重合度3500、株式会社クラレ製):66重量部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):34重量部
非晶質シリカ(Mizukasil P78F、平均粒径12.5μ、給油量230mL/100g、水沢化学工業製):150重量部
<比較例8>
基材としては坪量105g/m2の上質紙を用い、下層の塗料C―4を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料D―4を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料C―4(P/B=133)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):133重量部
上層の塗料D―4(P/B=133)
部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA235、鹸化度88%、重合度3500、株式会社クラレ製):66重量部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):34重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):133重量部
<比較例9>
基材としては坪量105g/m2の上質紙を用い、下層の塗料C―5を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料D―4を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料C―5(P/B=103)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):103重量部
上層の塗料D―4(P/B=133)
部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA235、鹸化度88%、重合度3500、株式会社クラレ製):66重量部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):34重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):133重量部
<比較例10>
基材としては坪量105g/m2の上質紙を用い、下層の塗料A―1を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料D―5を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料A―1(P/B=175)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):103重量部
上層の塗料D―5(P/B=175)
部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA235、鹸化度88%、重合度3500、株式会社クラレ製):66重量部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):34重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):175重量部
<比較例11>
基材としては坪量105g/m2の上質紙を用い、下層の塗料C―6を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料D―4を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料C―6(P/B=200)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):200重量部
上層の塗料D―6(P/B=175)
部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA235、鹸化度88%、重合度3500、株式会社クラレ製):66重量部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):34重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):175重量部
<比較例12>
基材としては坪量105g/m2の上質紙を用い、下層の塗料A−1を絶乾量10g/m2塗布、乾燥後その上に塗料D−7を絶乾量10g/m2塗布、乾燥し、インクジェット記録媒体を得た。
下層の塗料A−1(P/B=175)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):175重量部
上層の塗料D−7(P/B=150)
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、鹸化度98.5%、重合度1700、株式会社クラレ製):100重量部
非晶質シリカ(ファインシールX−60、平均粒径6.2μm、給油量240mL/100g、株式会社トクヤマ製):150重量部
顔料インクの調整
本発明においては、特登録2635235号、特登録2675956号に記載の方法に従って、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色の顔料インクを調整した。各色の顔料インクの平均粒子径はシアン;約100nm、マゼンダ;約90nm、イエロー;約80nm、ブラック;約90nmであった。
上記水性顔料インクを、キヤノン製インクジェットプリンター(商品名:BJ−F870)のインクタンクに充填し、印字を行った。
画像性、インク吸収性を評価するために下記の画像を用いた。
(1)画像の光沢度ムラ、画像濃度
シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック各色に関して、打ち込み量10〜100%のパッチ画像。
(2)吸収性評価
シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック4色による、打ち込み量100%〜300%の画像。打ち込み100%以上ではシアン、マゼンダ、イエローを等量打ち込み。つまり、250%画像ではブラック100%、シアン、マゼンダ、イエローが各色50%印字。
得られた各塗工印ジェット記録媒体に関して、下記の評価を行い、その結果を表1に示す。
(1) インク吸収性(にじみ)画像光沢ムラ評価
上記(1)で得られた画像の20度光沢を測定した結果を下に示す。
Figure 2005169666
Figure 2005169666
Figure 2005169666
Figure 2005169666
Figure 2005169666
Figure 2005169666
Figure 2005169666
Figure 2005169666
Figure 2005169666
Figure 2005169666
評価まとめ
画像光沢度ムラに関しては、白地光沢と上記各色パッチの最大光沢度との差を評価したところ20以下であれば光沢ムラは問題ないレベルであった。
画像濃度に関しては各色100%打ち込み部分を測定し、
各色の反射濃度が
全て2.0以上 :○
1.7〜2.0の色がある :×
全て1.7以下 :××
とした。
インク吸収に関しては、上記(2)の印字直後の画像に普通紙を押し当て、インク移りの有無で吸収性能を評価した。
300%までインク移りがない :○
200%までインク移りがない :△
200%以下でインク移り発生 :×
インクジェットプリンタ(BJF−870キヤノン製)を用い、シアン100%とマゼンタ100%の混色(ブルー)200%印字部分とイエロー100%印字部分との境界にじみを評価した。
○:にじみなく良好
△:若干にじみがあるが問題なし
×:不十分
(2)オゾンによる褪色
インクジェットプリンタ(BJF−870キヤノン製)を用い、シアン100%印字後、オゾンフェードメーターで2時間(3ppm)試験しその前後での画像濃度の残存率を測定した。
○:残存率90%以上
△:残存率80%以上
×:残存率80%以下
(3)塗工膜強度上記の評価結果を下の表にまとめる。
Figure 2005169666
塗工膜強度はインクジェット記録媒体を30℃、80%の高温高湿環境に24時間放置後、セロハンテープ(ニチバン製)剥離試験を行い、評価した。
○:剥がれ無し
△:若干剥がれがあるが問題なし
×:大きく剥がれ問題あり
本発明は、水性顔料インクを用いたインクジェット記録において、画像光沢ムラの無い高品位なインクジェット記録物を得ることができるインクジェット記録媒体に対して適用可能である。

Claims (4)

  1. 基材上に非晶質シリカ及びバインダーとしてポリビニルアルコールを含む2層構成のインクジェット記録媒体であり、上層の非晶質シリカとバインダーとの比率P/Bが下層のP/Bよりも小さいことを特徴とするインクジェット記録媒体。
  2. 上層のP/B×100が100〜153であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  3. 前記非晶質シリカが平均粒径5.0〜9.0μm、吸油量200mL/100g以上のシリカであることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェット記録媒体。
  4. 上層の完全鹸化ポリビニルアルコールと部分鹸化ポリビニルアルコールとの含有量の比率が1:1〜1:4であることを特徴とする請求項3記載のインクジェット記録媒体。
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