JP2005168688A - マットレス装置 - Google Patents

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茂 池田
Yoshio Oguma
芳雄 小熊
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幸彦 高石
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Abstract

【課題】この発明は簡単な構造で利用者の頭部及び脚部を持ち上げることができるようにしたマットレス装置を提供することにある。
【解決手段】長手方向の一端部の上面に頭部を位置させ、長手方向の他端部の上面に脚部を位置させて利用者が利用するマットレス装置において、折り曲げ可能なスプリングユニット5と、このスプリングユニットの外周部の両側に一体的に設けられた直線的な固定かん状部材と、回動可能かつ所定の回動角度で保持可能に固定かん状部材の端部に取付けられたヒンジ機構13と、このヒンジ機構に連結されて上記クッション体の頭部側の一端部と脚部側の他端部の外周部に一体的に設けられ上記ヒンジ機構によって回動上昇させることで上記クッション体の頭部側の一端部と脚部側の他端部を屈曲させる一対のほぼコ字状の可動かん状部材12a,12bと、上記クッション体を被覆した外装地とを具備する。
【選択図】図4

Description

この発明はベッドなどに用いられるマットレス装置に関する。
たとえば、ベッドに用いられるマットレス装置は矩形板状に形成されたスプリングユニットや発泡弾性体などのクッション体を有し、このクッション体を外装地で被覆して構成されている。
マットレス上面に仰臥した利用者は、仰臥した姿勢で読書したり、テレビを見ることがある。その場合、頭部を水平状態よりも、わずかにも持ち上げた状態の方が楽に読書をしたり、テレビを見ることができる。また、脚の疲れを緩和するときにはマットレスの脚に対応する部分を上方に上げると利用者に楽な感触を与える。
従来のマットレス装置では、利用者の頭部や脚部を上げた状態で保持するということができないから、利用者が頭部や脚部を上げるためには、枕の下や脚部対応位置に座布団を折り畳んで挟むということを行なっていた。しかしながら、そのようにして頭部や脚部を持ち上げるようにしたのでは安定性が悪いため、疲れ易いということがある。
マットレス装置が用いられるベッドには、マットレス装置を載置した床板を複数に分割し、利用者の上半身や下半身に対応する部分を起伏駆動できるようにした、いわゆる起床式ベッドが知られている。起床式ベッドによれば、床板の一部を起上させて、利用者の上半身や下半身を起こすことが可能である。
しかしながら、起床式ベッドの場合、床板の一部を起伏駆動するために駆動機構が必要となるから、この駆動機構をベッドに組み込むためには構成の複雑化やコスト上昇、さらにはベッドの大型化などを招くということがある。
この発明は、簡単な構造で少なくとも利用者の頭部と脚部を持ち上げることができるようにしたマットレス装置を提供することにある。
本発明は、長手方向の一端部の上面に頭部を位置させ、他端部の上面に脚部を位置させて利用者が利用するマットレス装置において、
折り曲げ可能なクッション体と、
このクッション体の長さ寸法よりも短く形成され上記クッション体の幅方向両側に保持された一対の直線的な固定かん状部材と、
回動可能且つ所定の回動角度で保持可能に連結された一対の取付け部を有し、一方の取付け部が各固定かん状部材の両端部にそれぞれ取り付けられた複数のヒンジ機構と、
各ヒンジ機構の他方の取付け部に連結されるとともに上記上部クッション体の頭部側の一端部と脚部側の他端部との外周部に一体的に設けられ上記ヒンジ機構によって回動上昇させることで上記クッション体の頭部側の一端部と脚部側の他端部とをそれぞれ屈曲上昇させる一対のほぼコ字状の可動かん状部材と、
上記クッション体を被覆した外装地を具備したことを特徴とするマットレス装置にある。
上記クッション体の上記一対のほぼコ字状の可動かん状部材によって上方に屈曲される頭部側の一端部と脚部側の他端部とは異なる長さ寸法に設定されており、脚部側の他端部の長さ寸法は頭部側の一端部よりも大であることが好ましい。
上記クッション体はスプリングユニットであって、上記固定かん状部材と上記一対のほぼコ字状の可動かん状部材とは、上記スプリングユニットの外周部に位置するばね体のコイル部に保持手段によって一体的に保持されていることが好ましい。
上記保持手段は、上記スプリングユニットの下面若しくは上面に周辺部を上記スプリングユニットの周辺部から延出させて設けられた保持布であって、この保持布は周辺部が上記固定かん状部材及び一対のほぼコ字状の可動かん状部材に巻回されるとともに、その巻回部分が上記スプリングユニットの周辺部にクリップで連結されていることが好ましい。
上記ヒンジ機構によって連結された固定パイプ部材と一対のほぼコ字状の可動かん状部材は、上記スプリングユニットの平面形状よりも小さな矩形枠状をなしていて、これらのかん状部材は上記スプリングユニットの周辺部に位置するばね体のコイル部の巻き線間に挿入保持されていることが好ましい。
この発明は、長手方向の一端部の上面に頭部を位置させ、他端部の上面に脚部を位置させて利用者が利用するマットレス装置において、
折り曲げ可能なクッション体と、
このクッション体の長さ寸法よりも短く形成され上記クッション体の幅方向両側に保持された一対の直線的な固定かん状部材と、
回動可能且つ所定の回動角度で保持可能に連結された一対の取付け部を有し、一方の取付け部が各固定かん状部材の両端部にそれぞれ取り付けられた複数のヒンジ機構と、
各ヒンジ機構の他方の取付け部に連結されるとともに上記上部クッション体の一端部と他端部との外周部に一体的に設けられ上記ヒンジ機構によって回動上昇させることで上記クッション体の頭部側の一端部と脚部側の他端部とをそれぞれ屈曲上昇させる一対のほぼコ字状の可動かん状部材と、
上記クッション体を被覆した外装地を具備したから利用者の頭部と脚部を簡易な作業で上げることができる。
また、脚部側の他端部1bの長さ寸法を頭部側1aの一端部の長さ寸法よりも大にしたので利用者の脚部を長い寸法で楽に持ち上げて維持できる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
以下図面を参照しながらこの発明の一実施の形態を説明する。図1乃至図6はこの発明の第1の実施の形態を示す。図1はマットレス装置1をベッド2の床板3上に載置した状態を示す斜視図であって、このマットレス装置1は上記ベッド2のヘッドボード4側に位置する頭部側の一端部1a及び脚部側の他端部1bを所定の角度で上昇させて保持することができるようになっている。
上記マットレス装置1は、図2に示すようにクッション体としてのスプリングユニット5を有する。このスプリングユニット5は同図と図4(a)〜(c)に示すように鼓形状をなした多数のコイルスプリング6を行列状に配置することで、矩形板状をなしている。
スプリングユニット5の長手方向に沿って隣り合うコイルスプリング6は幅方向に沿って設けられたヘリカル線7によって上端面と下端面とが連結されている。なお、図4(a)では上端面を連結したヘリカル線7だけを示している。
上記スプリングユニット5の上下面の周縁部には枠線8が図示しないクリップによって取り付けられている。この枠線8はスプリングユニット5の幅方向両側の長手方向一端部で第1の部分8aと第2の部分8bと第3の部分8cとに分断されている。第2の部分8bと第3の部分8cとはそれぞれコ字状になっている。それによって、スプリングユニット5は枠線8が分断された箇所で折り曲げ可能になっている。
なお、上記ヘリカル線7はスプリングユニット5の長手方向に沿って設けるようにしてもよい。また枠線8の第1の部分8aと第2、第3の部分とに分断された箇所は軟質な合成樹脂やゴムなどによって形成された部材、たとえばチューブ状の部材などによって連結するようにしてもよい。
上記スプリングユニット5の外周部には、上記枠線8の第1の部分8aと対応する直線的な固定かん状部材11と、頭部側の第2の部分8bに対応するコ字状の可動かん状部材12aと、脚部側の第3の部分8cに対応する可動かん状部材12bとが後述する保持手段によって上記スプリングユニット5と一体的に設けられている。
上記固定かん状部材11とコ字状の可動かん状部材12aと12bはパイプ材によって形成されていて、これらの端部はそれぞれヒンジ機構13によって回動可能かつ所定の回動角度で保持可能に連結されているとともに、ほぼコ字状の可動かん部材の脚部側の可動かん状部材12bの長さ寸法は、頭部側の可動かん状部材12aの長さ寸法よりも大に設定してある。
ヒンジ機構13によって連結された上記固定かん状部材11とコ字状の可動かん状部材12a、12bとは、上記スプリングユニット5の平面形状よりもわずかに小さな矩形状をなしている。それによって、スプリングユニット5の外周部に設けられた固定かん状部11と可動かん状部材12aと12bとは、図2と図3に示すようにスプリングユニット5の周辺部に位置するコイルスプリング6のばね部の軸方向中途部、この実施の形態では下端部の螺旋状の巻き線6a間に入り込み、このスプリングユニト6に一体的に保持されている。
上記ヒンジ機構13は図6に示すように一端が枢軸16によって枢着された、取付け部としての第1のアーム17と第2のアーム18を有する。第1のアーム17の他端は上記可動かん状部材12a,12bの端部に嵌入固定され、第2のアーム18の端部は上記固定かん状部材11の端部に嵌入固定されている。
上記第1のアーム17の一端には歯19が形成され、第2のアーム18の一端には上記歯19に係合するストッパ21がピン22によって枢支されている。このストッパ21はばね23によって上記歯19に係合する方向に付勢されている。

上記枢軸16にはカム板24が回動可能に取り付けられている。このカム板24の外周面には周方向に所定の角度で凹部25と凸部26とが形成されている。上記凸部26の上記枢軸16からの半径寸法は、上記歯19の枢軸16からの半径寸法よりも大きく形成されている。上記第1のアーム17の一端には、上記歯19に上記ストッパ21が係合した状態において、上記凹部25に位置する係合体27が設けられている。
それによって、上記歯19と上記ストッパ21との係合によって第1のアーム17を第2のアーム18に対して所定の回動角度で保持することができる。上記第1のアーム17を図6に矢印で示す方向に回動させ、この回動にカム板24をその凹部25の一端に当接する係合体27によって連動させれば、このカム板24の凸部26に上記ストッパ21が乗り上げて歯19との係合が外れる。それによって、上記第1のアーム27を矢印と逆方向に自由に回動させることができる。
上記第1のアーム17と矢印と逆方向の回動は上記係合体27が凹部25の他端に当接してカム板を回動させ、上記ストッパ21がカム板24の凸部26から外れて歯19に係合するまで、すなわち第1のアーム17が第2のアーム18に対してほぼ水平な状態になるまで回動させることができる。
したがって、上記可動かん状部材12a,12bは、上記ヒンジ機構13により、上記固定かん状部材11に対して所定の角度で起立した状態で保持可能であるとともに、起立した状態から水平に倒伏させることができるようになっている。
図2と図5に示すように、上記スプリングユニット5の上下面の前面にはそれぞれフェルト31が設けられている。各フェルト31の周辺部は枠線8を巻き込むように折り曲げられ、その部分はクリップ32によって上記枠線8に保持されている。
上記スプリングユニット5の下面に設けられたフェルト31には保持手段を構成する保持布33が設けられている。この保持布33はスプリングユニット5の平面形状よりも十分に大きな矩形状に形成されていて、周辺部がスプリングユニット5の周辺部から外方へ延出されている。
上記保持布33のスプリングユニット5の周辺部から延出された周辺部は、図2と図3に示すようにスプリングユニット5の周辺部に設けられた固定かん状部材11と可動かん状部材12a,12bとにこれらの内周側から外周側に向かって巻かれ、スプリングユニット5の下面の周辺部に戻されている。
図5に示すように。上記保持布33の各かん状部材11,12a,12bの内周側に向かう部分は第1のクリップ34によって上記フェルト31のは端部とともに下側の枠線8に連結固定され、内周側から外周側に折り曲げられた部分は第2のクリップ35によって内周側の部分とともに上記枠線8に連結固定されている。それによって、固定かん状部材11と可動かん状部材12a,12bとは、上記保持布33の周辺部によってスプリングユニット5に一体的に保持されている。
固定かん状部材11と可動かん状部材12a,12bとがスプリングユニット5に一体的に保持されていることで、可動かん部12a,12bを固定かん部11に対して所定の角度で回動させれば、その回動にスプリングユニット5の可動かん状部材12a,12bに対応する部分を固定かん状部材11に対応する部分に対して所定の角度で屈曲させるこちができる。しかも、保持布33の周辺部が各かん状部材11,12a,12bに巻回されていることで、各かん状部材11,12a,12bとコイルスプリング6とがぶつかり合って金属音が発生するのが防止されている。
さらに、固定かん状部材11と可動かん状部材12a、12bとは、スプリングユニット5の四方を囲むほぼ矩形状となっている。そのため、スプリングユニット5は固定かん状部材11と可動かん状部材12a,12bとによって幅方向に捩れるのが防止される。とくに、可動かん状部材12a,12bを上昇させてスプリングユニット5の一端部を上方へ屈曲させた場合、スプリングユニット5の屈曲された部分は幅方向に捩れ易くなるが、上記可動かん状部材によって確実に防止することができる。
なお、固定かん状部材11と可動かん状部材12a,12bとはスプリングユニット5の周辺部に位置するコイルスプリング6の巻き線6a間に係合している。そのため、保持布33を用いなくても、これらかん状部材11,12a,12bはスプリングユニット5に一体的に係合保持されるから、スプリングユニット5の可動かん状部材12a,12bに対応する頭側の一端部と脚側の他端部を、可動かん状部材12a,12bの回動に連動させて折り曲げることは可能である。
上記スプリングユニット5の上面のフェルト31と、下面の保持布33にはそれぞれウレタンフォームなどによって形成された弾性シート36が積層されている。この積層体は外装地37によって被覆されている。
上記外装地37は、図2に示すように上記スプリングユニット5の上面を被覆した上部鏡地38と、下面を被覆した下部鏡地39及び外周面を被覆したまち地40とからなる。各鏡地38,39およびまち地40は表地と裏地との間に弾性シートを挟んだ3層構造となっていて、まち地40の上下端に各鏡地38,39の周辺部がテープエッジ41によって一体的に縫合されている。
各鏡地38,39の裏地の周辺部には帯状のフランジ布42の幅方向一端が縫合されている。このフランジ布42は上記弾性シート36の周辺部を巻き込んで幅方向の他端をスプリングユニット5の周辺部に位置するコイルスプリング6の巻き線6aにクリップ43によって連結している。それによって、外装地37がスプリングユニット5に対してずれ動くのが防止されている。
上記マットレス装置によれば、スプリングユニット5の外周部に、スプリングユニット5の外周部に、固定かん状部材11と可動かん状部材12a,12bとを、コイルスプリング5の外周部に、固定かん状部材12a,12bとを、コイルスプリング5の巻き線6a間に係合させて設け、これらのかん状部材11,12を保持布33によって上記スプリングユニット5を一体的に保持するようにした。上記固定かん状部材11と可動かん状部材12a,12bとはヒンジ機構13によって回動可能かつ所定の回動角度で保持可能に連結されている。
そのため、上記可動かん状部材12a,12bを固定かん状部材11に対して図4(c)に実線で示す状態から鎖線で示すように上昇方向に回動させて所定の角度で保持すれば、この可動かん状部材12a,12bの回動にスプリングユニット5の上記可動かん状部材12a,12bに対応する頭部側一端部と脚部側他端部を鎖線で示すように連動させ屈曲させることができる。
図1に示すように、、スプリングユニット5の頭部側の一端部を可動かん状部材12aによって屈曲させ、脚部側の他端部を可動かん部材12bによって屈曲させ、マットレス装置1の一端部1aと他端部1bを所定の角度で上昇させて保持することができる。また、上方に屈曲される可動かん状部材12の頭部側の一端部と脚部側の他端部とは異なる長さ寸法に設定されており、脚部側の他端部の長さ寸法L1は頭部側の一端部の長さ寸法L2よりも大であるようにしたから、利用者の脚部を長い寸法で持ち上げることができるので脚部を楽に保持することができる。
それによって、マットレス装置1の上面に仰臥した利用者は頭部を姿勢を楽に維持することができるから、仰臥した状態で読書したりテレビを見ることができ、また脚部をあげたときは脚の疲れを緩和することに寄与する。
利用者がマットレス装置上で枕を用いて横臥する場合、このマットレス装置の一端部1aを上昇させれば、その角度によって頭部が脊柱に対して曲がることがない姿勢をとることができるから首に負担をかけることなく横臥の姿勢を楽に維持するこちができる。
このように、マットレス装置1の頭部側の一端部1a及び脚部側の他端部1bを、可動かん状部材12a,12bによって所定の角度で上昇させて保持することができるようにした。そのため、マットレス装置の頭部側の一端部1aまたは脚部側の他端部1bを上昇させるために、ベッド2の床板3を起伏用の駆動機構によって起伏させる場合に比べ、簡単で、安価な構成とすることができる。
また、マットレス装置1は、スプリングユニット5が外装地37で被覆されており、しかもスプリングユニット5の一端部または他端部を屈曲させるための固定かん状部材11、可動かん状部材12a,12b或いはヒンジ機構が外観的に全く見えない。しかも各かん状部材11,12a,12bはスプリングユニット5の周辺部に位置するコイルスプリング6の巻き線6a間に挿入されているから、マットレス装置1の周辺部から外部に突出することがない。
そのため、このマットレス装置1は、一端部が折り曲げることができるようになっているにも係らず、外観的には通常のマットレス装置となんら変わることがないから、極めて体裁がよいばかりか、上下面のどちらの面を上にしてでも使用することができる。
以上のようにこの発明によれば、可動かん状部材を所定の角度で起立させれば、この可動かん状部材によってクッション体の頭部及び脚部が載置された部分を屈曲させることができるから、それによって利用者の頭部、脚部を持ち上げて保持することができる。すなわち、従来のようにベッドの床板を起伏駆動機構を用いて起伏させなくても、マットレス装置の頭部側の一端部、脚部側の他端部を起伏させることができるため、コスト的に有利である。
この発明のマットレス装置が用いられたベッドの斜視図である。 マットレス装置の一部分を示す断面図。 固定かん状部材と可動かん状部材とをスプリングユニットに保持する手段を拡大した断面図。 (a)はスプリングユニットの概略的構成を示す斜視図、(b)はスプリングユニットの側面図、(c)スプリングユニットの正面図。 固定かん状部材と可動かん状部材とをスプリングユニットに保持する構造を一部破断して示す斜視図。 ヒンジ機構の一部断面した側面図。
符号の説明
1:マットレス装置、1a:頭部側の一端部、1b:脚部側の他端部、2:ベッド、3:床板、4:ヘッドボード、
5:スプリングユニット、6:コイルスプリング、6a:巻き線、7:ヘリカル線、8:枠線、11:固定かん状部材、
12:可動かん状部材、13:ヒンジ機構、16:枢軸、17:第1のアーム、18:第2のアーム、19:歯、
21:ストッパ、22:ピン、23:ばね、24:カム板、25:凹部、26:凸部、27:係合体、31:フエルト、32:クリップ、33:保持布、34:第1のクリップ、35:第2のクリップ、36:弾性シート、37:外装地、38:上面鏡地,39:下面鏡地,40:まち地、41:テープエッジ、42:フランジ布、43:クリップ

Claims (5)

  1. 長手方向の一端部の上面に頭部を位置させ、他端部の上面に脚部を位置させて利用者が利用するマットレス装置において、
    折り曲げ可能なクッション体と、
    このクッション体の長さ寸法よりも短く形成され上記クッション体の幅方向両側に保持された一対の直線的な固定かん状部材と、
    回動可能且つ所定の回動角度で保持可能に連結された一対の取付け部を有し、一方の取付け部が各固定かん状部材の両端部にそれぞれ取り付けられた複数のヒンジ機構と、
    各ヒンジ機構の他方の取付け部に連結されるとともに上記上部クッション体の頭部側の一端部と脚部側の他端部との外周部に一体的に設けられ上記ヒンジ機構によって回動上昇させることで上記クッション体の頭部側の一端部と脚部側の他端部とをそれぞれ屈曲上昇させる一対のほぼコ字状の可動かん状部材と、
    上記クッション体を被覆した外装地を具備したことを特徴とするマットレス装置。
  2. 上記クッション体の上記一対のほぼコ字状の可動かん状部材によって上方に屈曲される頭部側の一端部と脚部側の他端部とは異なる長さ寸法に設定されており、脚部側の他端部の長さ寸法は頭部側の一端部の長さ寸法よりも大であることを特徴とする請求項1記載のマットレス装置。
  3. 上記クッション体はスプリングユニットであって、上記固定かん状部材と上記一対のほぼコ字状の可動かん状部材とは、上記スプリングユニットの外周部に位置するばね体のコイル部に保持手段によって一体的に保持されていることを特徴とする請求項2記載のマットレス装置。
  4. 上記保持手段は、上記スプリングユニットの下面若しくは上面に周辺部を上記スプリングユニットの周辺部から延出させて設けられた保持布であって、この保持布は周辺部が上記固定かん状部材及び一対のほぼコ字状の可動かん状部材に巻回されるとともに、その巻回部分が上記スプリングユニットの周辺部にクリップで連結されていることを特徴とする請求項3記載のマットレス装置。
  5. 上記ヒンジ機構によって連結された固定パイプ部材と一対のほぼコ字状の可動かん状部材は、上記スプリングユニットの平面形状よりも小さな矩形枠状をなしていて、これらのかん状部材は上記スプリングユニットの周辺部に位置するばね体のコイル部の巻き線間に挿入保持されていることを特徴とする請求項4記載のマットレス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009136628A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 France Bed Co Ltd マットレス装置及びベッド装置

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